JPH1092587A - トンネル照明制御装置 - Google Patents

トンネル照明制御装置

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JPH1092587A
JPH1092587A JP8242992A JP24299296A JPH1092587A JP H1092587 A JPH1092587 A JP H1092587A JP 8242992 A JP8242992 A JP 8242992A JP 24299296 A JP24299296 A JP 24299296A JP H1092587 A JPH1092587 A JP H1092587A
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JP
Japan
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lighting
tunnel
control
transmission
exit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8242992A
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English (en)
Inventor
Shoichi Hosoi
昌一 細井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トンネル内照明制御装置の故障等により発生す
る停電事故、それに起因する衝突事故を防ぎ、トンネル
内交通を安全にするトンネル照明制御装置を提供するこ
と。 【解決手段】道路トンネル内の入口側及び出口側にそれ
ぞれ基本部となる照明機器と増灯部となる照明機器を配
置し、伝送路を用いて照明機器を制御してトンネル内の
照明を監視するトンネル照明制御装置において、伝送路
または伝送装置またはそれらに付随する伝送機器の異常
または故障等が発生し、トンネル内の照明監視制御シス
テムが制御不能となった時に、トンネル内の基本部とな
る照明機器を点灯させるように構成しているので、トン
ネル内の交通の運用をより安全に、より最適に行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路トンネル内の照
明を監視するトンネル照明制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より高速道路、自動車専用道路、一
般道路等のトンネル内の照明制御を行うためにトンネル
照明制御システムが設けられている。このようなトンネ
ル照明制御システムは、トンネルの入口及び出口に設置
してある受光部(トンネル外の輝度を検出する装置)の
信号を基にトンネル内の照明機器を点灯・消灯させるこ
とにより、トンネル内の交通をスムーズに快適に行うた
めに設けられたものである。
【0003】通常、トンネル内の照明はトンネル外部と
の輝度のギャップが小さい状態に保つように制御され
る。つまり、トンネル外部の輝度が高ければ(昼間な
ど)照明機器を点灯し、低ければ(夜間など)消灯する
という制御を行っている。ただ、通常の照明制御におい
ては全照明機器消灯という状態は存在しない。
【0004】トンネル内照明制御としては、一般に照明
制御状態を輝度の高い順(トンネル内の明るい順、つま
り外部の明るい順)に、晴天、曇天、昼間、夜間、深夜
(それぞれがさらに分けられる場合もある)に分けら
れ、それぞれに対して調光制御(照明点灯状態の調節)
を行うものである。その制御方法は、深夜状態の最低限
(基本部)に現状の輝度を受光部にて検出した結果を、
それ以外の状態(増灯部)に追加してゆくものである。
【0005】このようにトンネル照明監視制御システム
は、トンネル内通行用照明を点灯・消灯するものであ
り、その条件として設置される照明制御盤、現場機器
(コントロールセンター)と道路交通の一括管理局であ
る遠方監視室に設置される遠方監視盤に大別される。
【0006】通常のトンネル照明の自動制御では、トン
ネルの入口と出口に設置される外部輝度受光部から照明
制御盤に外部輝度が入力され、照明制御盤内の自動調光
装置にてあらかじめ設定された輝度によりトンネル内照
明の点灯・消灯条件を判断し、現場機器に対して信号を
入力しトンネル照明を制御している。また、自動制御機
能が不能に陥った場合やトンネル内のメンテナンス時の
対応として、現場機器での各照明機器に対する手動制御
や遠方手動制御が可能なようにしている。ただ、手動制
御時は現場に操作員やメンテナンス員が出向く必要があ
り、また遠方に於ける手動制御時には現場の天候、輝度
が不鮮明のまま制御することになるので、労力やシステ
ム運用の信頼の面からも問題があるので通常は行われな
い。
【0007】ところで、従来は、トンネル照明監視制御
の電気室間のインターフェースにおいて、信号数分(約
数百本)の直引きケーブルを用いていたため、コストお
よび工期の面でもインターフェースを伝送路の使用に置
き換えるシステムを構築していた。したがって、トンネ
ル照明を制御する場合、トンネル各端にある電気室が長
距離にわたって存在する場合、それぞれの制御用のイン
ターフェースが発生するので、伝送路によるインターフ
ェースの信頼性、つまりフェールセーフ機能に対する十
分な検討が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】通常、トンネル照明監
視制御を行う際、電気室間の照明制御盤の制御・監視信
号インターフェースにおいて、直引きケーブルの代わり
に伝送路を用いた場合はインターフェース関連工事費及
び工期の大幅短縮が図れる反面、直引きケーブルと比較
してソフト機能に対する依存度を高めるため、システム
停止の可能性が高くなる。それ故、照明制御信号が伝送
路異常、伝送装置故障、またはそれらに付随する伝送機
器の故障により停止、つまり照明監視制御システムにお
いてはトンネル内照明の全消灯という状態が発生する恐
れがある。
【0009】本発明は、上記状況に鑑みてなされたもの
で、その目的はトンネル内照明制御装置に故障が発生し
ても照明制御システム停止を防止することにより停電事
故、それに起因する衝突事故を防ぎ、トンネル内交通を
より安全に、より最適に行うことのできるトンネル照明
制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、道路トンネル内の入口側及び
出口側にそれぞれ基本部となる照明機器と増灯部となる
照明機器を配置し、伝送路を用いて前記照明機器を制御
して当該トンネル内の照明を監視するトンネル照明制御
装置において、前記伝送路または伝送装置またはそれら
に付随する伝送機器の異常または故障等が発生し、前記
トンネル内の照明監視制御システムが制御不能となった
時に、当該トンネル内の前記基本部となる照明機器を点
灯させるように構成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例であるトン
ネル照明制御装置の構成図である。同図において、11
は外部輝度測定装置を有する入口側受光部、12は上り
用照明制御盤であり、入口側自動調光装置13と入口側
伝送機器14とを備えている。15は入口側現場機器、
161は増灯部をなす入口側上り照明機器、162は基
本部をなす入口側上り照明機器、171は増灯部をなす
入口側下り照明機器、172は基本部をなす入口側下り
照明機器である。また、21は外部輝度測定装置を有す
る出口側受光部、22は下り用照明制御盤であり、出口
側自動調光装置23と出口側伝送機器24とを備えてい
る。25は出口側現場機器、261は増灯部をなす出口
側上り照明機器、262は基本部をなす出口側上り照明
機器、271は増灯部をなす出口側下り照明機器、27
2は基本部をなす出口側下り照明機器であり、31は照
明制御盤間の伝送路である。
【0012】ところで、上記のように構成されたトンネ
ル照明制御装置において、トンネル入口側では入口側受
光部11から照明制御盤12内の自動調光装置13に対
して現状の外部輝度を入力し、自動調光装置13にて現
状の輝度に対する最適な照明制御信号を出力し、また、
トンネル出口側では出口側受光部21から照明制御盤2
2内の自動調光装置23に対して現状の外部輝度を入力
し、自動調光装置23にて現状の輝度に対する最適な照
明制御信号を出力するものである。
【0013】ただ、照明制御盤12は上り用であるた
め、制御対象照明機器は入口側上り照明機器(増灯部)
161、入口側上り照明機器(基本部)162、出口側
上り照明機器(増灯部)261、出口側上り照明機器
(基本部)262であり、一方、下り用照明制御盤22
は下り用であるため、制御対象照明機器は入口側下り照
明機器(増灯部)171、入口側下り照明機器(基本
部)172、出口側下り照明機器(増灯部)271、出
口側下り照明機器(基本部)272となる。
【0014】しかし、トンネル照明監視制御の最適な状
態を実施するためには、外部輝度の状態を入口側と出口
側とに分割し制御を行うため、入口側受光部11による
入力は入口側上り照明機器161,162と入口側下り
照明機器171,172を制御するためのものであり、
また出口側受光部21による入力は出口側上り照明機器
261,262と出口側下り照明機器271,272を
制御するためのものである。
【0015】さらに、自動調光装置13は入口側伝送機
器14と入口側現場機器15に機器制御信号を出力し、
入口側現場機器15は照明機器161,162,17
1,172へ制御信号を出力する。また、自動調光装置
23は出口側伝送機器24と出口側現場機器25に機器
制御信号を出力し、出口側現場機器25は機器261,
262,271,272へ制御信号を出力する。
【0016】入口側伝送機器14と出口側伝送機器24
へ出力された信号は、伝送路31を経由して互いに信号
のインターフェースを行う。出口側伝送機器24から伝
送にて信号を入力した入口側伝送機器14は、自動調光
装置13と入口側現場機器15を通して照明機器16
1,162,171,172へ信号を出力する。また入
口側伝送機器14から伝送にて信号を入力した出口側伝
送機器24は、自動調光装置23と出口側現場機器25
を通して照明機器261,262,271,272へ信
号を出力する。
【0017】次に、本実施例のトンネル照明制御装置の
動作を図2のフローチャートを参照して説明する。トン
ネル照明制御制御の際に、入口側伝送機器14または出
口側伝送機器24または伝送路31にて異常や故障が発
生した場合、それぞれ入口側照明制御盤12または入口
側照明制御盤22にて検出して、入口側現場機器15ま
たは出口側現場機器25を経由にて照明機器162,2
62,172,272へ現状の状態に関わらず点灯信号
の出力を行う。その場合、異常、故障中の伝送機器14
または出口側伝送機器24または伝送路31経由の制御
信号はすべて無視することとし、照明機器162,26
2,172,272の点灯状態を現状維持にてロックす
ることとする。
【0018】そして、万一、伝送路異常、伝送装置故障
またはそれらに付随する伝送機器の故障が発生してもト
ンネル内照明は、照明機器162,262,172,2
72の点灯状態を現状維持にてロックしているので、全
消灯するようなシステム停止をすることはなくなる。次
に、伝送路異常、伝送装置故障またはそれらに付随する
伝送機器の故障が復旧すると、ロック信号出力リセット
及び故障表示出力リセットして正常状態となる。上記し
たように、本実施例のトンネル照明制御装置によると、
トンネル内の交通を安全に運用することが可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるトン
ネル照明制御装置においては、電気室間のインターフェ
ースを伝送路を用いた場合でも、伝送異常に関する制御
システムの運用の妨げになる要因を排除することが可能
となるため、トンネル内の交通の運用をより安全に、よ
り最適に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図。
【図2】図1の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
11…入口側受光部、12…上り用照明制御盤、13…
入口側自動調光装置、14…入口側伝送機器、15…入
口側現場機器、161…入口側上り照明機器(増灯
部)、162…入口側上り照明機器(基本部)、171
…入口側下り照明機器(増灯部)、172…入口側下り
照明機器(基本部)、21…出口側受光部、22…下り
用照明制御盤、23…出口側自動調光装置、24…出口
側伝送機器、25…出口側現場機器、261…出口側上
り照明機器(増灯部)、262…出口側上り照明機器
(基本部)、271…出口側下り照明機器(増灯部)、
272…出口側下り照明機器(基本部)31…伝送路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路トンネル内の入口側及び出口側にそ
    れぞれ基本部となる照明機器と増灯部となる照明機器を
    配置し、伝送路を用いて前記照明機器を制御して当該ト
    ンネル内の照明を監視するトンネル照明制御装置におい
    て、前記伝送路または伝送装置またはそれらに付随する
    伝送機器の異常または故障等が発生し、前記トンネル内
    の照明監視制御システムが制御不能となった時に、当該
    トンネル内の前記基本部となる照明機器を点灯させるよ
    うに構成したことを特徴とするトンネル照明制御装置。
JP8242992A 1996-09-13 1996-09-13 トンネル照明制御装置 Pending JPH1092587A (ja)

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JP8242992A JPH1092587A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 トンネル照明制御装置

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JPH1092587A true JPH1092587A (ja) 1998-04-10

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014003372A1 (ko) * 2012-06-25 2014-01-03 주식회사 플레넷 엘이디 터널등 디밍 제어시스템 및 방법
CN111753246A (zh) * 2020-06-28 2020-10-09 华南理工大学 一种消除隧道出口眩光现象的方法

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