JPH10920A - ビスカスヒータ - Google Patents

ビスカスヒータ

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JPH10920A
JPH10920A JP8155561A JP15556196A JPH10920A JP H10920 A JPH10920 A JP H10920A JP 8155561 A JP8155561 A JP 8155561A JP 15556196 A JP15556196 A JP 15556196A JP H10920 A JPH10920 A JP H10920A
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JP
Japan
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viscous
oil
rotor
viscous fluid
heat generating
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Pending
Application number
JP8155561A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ban
孝志 伴
Hidefumi Mori
英文 森
Satoshi Yagi
聖史 八木
Tatsuya Hirose
達也 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10920A publication Critical patent/JPH10920A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24VCOLLECTION, PRODUCTION OR USE OF HEAT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F24V40/00Production or use of heat resulting from internal friction of moving fluids or from friction between fluids and moving bodies

Abstract

(57)【要約】 【課題】ビスカスヒータにおけるシール材の破損やオイ
ル漏れを未然に防止してビスカスヒータの耐久性及び信
頼性を向上させる。 【解決手段】相互連結された前後ハウジング1,6内に
は発熱室7が形成されている。発熱室7内には、駆動軸
12の一部及びロータ13がオイルシール10と共に収
納され、また、粘性流体としてのオイルFが充填されて
いる。オイル充填率が発熱室7の実質内容積に対して5
0%〜70%の範囲となるように、オイルFの量が決め
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジング内に区
画された収納空間に粘性流体を収納すると共に、ロータ
の回動による当該粘性流体の剪断作用に基づいて発生し
た熱を放熱室の循環流体に熱交換するビスカスヒータに
関する。特に、本発明は、前記収納空間における粘性流
体の適正な充填率に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車載用の補助熱源として、自動車のエン
ジンの駆動力を利用するビスカスヒータが注目されてい
る。かかるビスカスヒータはそのハウジング内に、エン
ジンからの駆動力を伝達する駆動軸と、その駆動軸の一
端部に作動連結されたロータとを備えている。ハウジン
グ内には発熱室が区画され、当該発熱室内には前記駆動
軸の一端部と前記ロータとが収納される。そして、前記
発熱室に所要量の粘性流体(一般的にはシリコーンオイ
ル)を充填し、発熱室の内壁面とロータの外面との間隙
にシリコーンオイルを介在させている。この場合、発熱
室におけるオイルの充填率は、例えば80%以上と高く
設定されている。また、前記発熱室内において前記駆動
軸周りにはオイルシールが設けられ、発熱室を気密とし
て発熱室からのオイル漏れを防止している。
【0003】前記オイル充填率を80%以上としたの
は、ビスカスヒータと発熱原理を同じくするビスカスカ
ップリングの例に倣ったものである。ビスカスカップリ
ングでは、作動媒体としてのオイルの発熱に起因する容
積膨張を二つのクラッチプレートの相互圧着動作に利用
し、いわゆるハンプ現象を利用して入力側から出力側へ
のトルク伝達を制御している。このため、ビスカスカッ
プリングでは、両クラッチプレートの略直結状態を確実
にするため、オイル充填率を可能な限り高く設定する設
計が好まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、ビスカスヒータ
では、発熱室の内壁面とロータの外面との間隙に介在さ
れる粘性流体をロータで剪断することによって熱を発生
させている。この発熱による粘性流体の温度上昇に伴
い、発熱室内に閉じこめられた粘性流体及び空気が共に
膨張し、その膨張の程度に応じて発熱室の内部圧力が上
昇傾向を示す。
【0005】しかし、発熱室内における粘性流体の占有
体積が空気の占有体積に比して相当程度大きい場合(即
ち、オイル充填率が高い場合)、両者の熱膨張係数の相
違により、発熱室の内圧がオイルシールの耐圧(最大許
容圧力)を超えて過度に高まるおそれがある。このよう
な過度な内圧の高まりは、オイルシールの破損やオイル
漏れの原因となる。
【0006】本発明の目的は、ビスカスヒータに用いら
れたシール材の破損やオイル漏れを未然に防止して、耐
久性及び信頼性に優れたビスカスヒータを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジング内
に区画された収納空間に粘性流体を収納し、ロータの回
動による当該粘性流体の剪断作用に基づいて発生した熱
を放熱室の循環流体に熱交換するビスカスヒータにあっ
て、前記収納空間における粘性流体の充填率を50%〜
70%の範囲内に設定することをその要旨とする。
【0008】この発明によれば、粘性流体が所期の発熱
温度に達したときでも、粘性流体その他の内容物の熱膨
張に基づく内圧の高まりを、ビスカスヒータに用いられ
たシール材の耐圧範囲内に抑えることが可能となる。
尚、粘性流体の充填率が70%を超える場合、前記粘性
流体等の熱膨張に基づく内圧の高まりを前記シール材の
耐圧範囲内に抑えることが困難となり、ビスカスヒータ
の気密性を損なって流体漏れ等の不都合を生ずるおそれ
がある。一方、粘性流体の充填率を50%未満とする
と、ロータの剪断作用を受ける粘性流体の絶対量が不足
し、ヒータの発熱性能を低下させるおそれがある。
【0009】前記粘性流体の収納空間は、前記ロータが
収納されると共に該ロータを作動連結する駆動軸の一部
が収納され、シール材によって気密化された発熱室を含
んでなることは好ましい。
【0010】発熱室内にロータを収納すると共にそのロ
ータを駆動軸に作動連結する必要から、駆動軸の外周面
に沿った流体漏れを防止するためのシール材が必要とな
る。このシール材を、過度な内圧の高まりによる損傷や
磨耗から保護することがビスカスヒータの耐久性向上に
直接的につながるためである。
【0011】前記粘性流体の収納空間における内部雰囲
気、即ち、当該収納空間において粘性流体が占有しない
空間を非酸化性ガスで満たすことは好ましい。これによ
り粘性流体の収納空間から酸素が排除され、粘性流体の
酸化による劣化が未然に防止される。このことは、ビス
カスヒータの発熱性能を長期にわたり安定化させる。
尚、この目的にかなう非酸化性ガスとしては、窒素、炭
酸ガス及び希ガスがあげられる。希ガスとしては、ヘリ
ウム(He)、ネオン(Ne)又はアルゴン(Ar)が
あげられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両の暖房装置に
組み込まれるビスカスヒータに具体化した実施形態を図
面を参照しつつ詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の実施形態に従うビスカスヒ
ータを示す。前部ハウジング1、区画プレート2及び後
部ハウジング本体3が、区画プレート2と後部ハウジン
グ本体3との間にガスケット4を介しつつ、各々積層さ
れた状態で複数本のボルト5(1本のみ図示)により締
結されている。区画プレート2及び後部ハウジング本体
3は、後部ハウジング6を構成する。
【0014】前部ハウジング1の後端に設けられた凹部
は、区画プレート2の平坦な前端面と共に発熱室7を形
成している。一方、区画プレート2の後端面と後部ハウ
ジング本体3の内壁面とによって、発熱室7に隣接する
放熱室としてのウォータジャケット8が形成されてい
る。後部ハウジング本体3の後部外側には、車両内に設
けられた暖房回路(図示略)からジャケット8に、循環
流体としての循環水を取り入れる入水ポート9と、当該
ジャケット8から循環水を暖房回路に送り出す出水ポー
ト(図示略)とが並設されている。
【0015】区画プレート2の中央部後端には短円柱状
の凸部2aが突設され、また、プレート2の後端面には
入水ポート9と出水ポートとの間において凸部2aから
一径方向に延在する隔壁2bが突設されている。更に、
プレート2の後端面には、入水ポート9近傍から出水ポ
ート近傍にわたり凸部2a周りに円弧状に延在する複数
条のフィン2c〜2fが突設されている。これらの凸部
2a、隔壁2b及びフィン2c〜2fの先端は後部ハウ
ジング本体3の内壁面に当接され、ウォータジャケット
8内における循環水の循環経路を形成している。
【0016】前部ハウジング1には、発熱室7に隣接し
て軸受装置11が設けられ、この軸受装置11を介して
駆動軸12が回動可能に支承されている。駆動軸12の
後端部には、その軸方向に平行に延びる外スプライン1
2aが形成されている。駆動軸12上には、発熱室7内
に収納される円板形のロータ13が装着されており、そ
のロータ13の中心部に穿設されたハブ孔内には、前記
外スプライン12aに対応する内スプライン13aが形
成されている。内外スプライン12a,13aの係合関
係に基づき、ロータ13は駆動軸12に対して相対回動
不能かつその軸芯方向(スラスト方向)に変位可能に嵌
合されている。また、発熱室7の前端側において駆動軸
12周りには、シール材としての環状のオイルシール1
0が設けられている。こうして、発熱室7は、駆動軸1
2の後端部、ロータ13及びオイルシール10を収容し
つつ気密状態に保たれている。
【0017】このビスカスヒータの製造過程において、
発熱室7には、粘性流体としてのシリコーンオイルFが
充填される。オイルシール10、駆動軸12及びロータ
13の組み付け後でオイル充填前の発熱室7の実質内容
積をVt1とした場合、前記シリコーンオイルの充填容量
VF は、Vt1の50%〜70%の範囲(本実施形態では
約60%)となるように設定されている。この場合、粘
性流体の収納空間としての発熱室7におけるオイル充填
率Rは、VF /Vt1で計算される。即ち、本実施形態で
は、R=0.60に設定されている。
【0018】オイルの充填容量VF は実質内容積Vt1に
対して相当程度低いが、発熱室7の内壁面とロータ13
の外面との間のクリアランスはかなり狭いため、ひとた
びロータ13が回転されるや、発熱室7の内壁面とロー
タ13の外面との対向間隙には表面張力に基づいてシリ
コーンオイルが満遍なく介在される。故に、シリコーン
オイルの充填容量VF を前記範囲に設定する限り、オイ
ル充填率Rを従来の慣行よりも低く設定したことで発熱
性能が低下することを危惧する必要はない。
【0019】オイル充填後の発熱室7の残余空間(本実
施形態ではVt1の約40%の体積を占める)には、大気
圧相当の空気が充填されたままでもよいが、空気の代わ
りに非酸化性ガスを封入することは更に好ましい。非酸
化性ガスとしては、窒素ガス、炭酸ガス及び希ガス(ヘ
リウム、ネオン、アルゴン等)があげられる。尚、発熱
室7内に充填される空気又は非酸化性ガスは、大気圧
(通常1気圧)以下の低圧とされてもよい。
【0020】駆動軸12の前端部にはボルト14によっ
てプーリ15が固着されている。当該プーリ15はその
外周部にかけられるベルト(図示略)を介して、外部駆
動源としての車両のエンジンと駆動連結される。従っ
て、プーリ15を介してエンジンの駆動力によって駆動
軸12が回転され、ロータ13が一体回転される。これ
に伴い、シリコーンオイルが発熱室内壁面とロータ外面
との間隙で剪断されて発熱する。この熱はウォータジャ
ケット8内の循環水に熱交換される。加熱された循環水
は暖房回路(図示略)を介して車室内の暖房に供され
る。
【0021】図2のグラフは、粘性流体の発熱温度ごと
に、オイル充填率Rと発熱室7内の内部圧力Pとの関係
を実測した結果を示す。発熱温度としては、150℃、
200℃及び250℃の3種類が選ばれた。このビスカ
スヒータが補助熱源として実用に供されるためには、そ
の発熱温度が200℃〜250℃程度であることが好ま
しい。粘性流体の温度が150℃未満では、ウォータジ
ャケット(放熱室)8内の循環水が高温となった場合
に、発熱室7とウォータジャケット8との間において十
分な温度勾配を得ることができず、循環水に対して十分
な熱交換を行うことができなくなるおそれがある。一
方、250℃を超える温度に耐えるシリコーンオイルは
入手が難しく、又、入手できても極めて高価となるた
め、発熱温度を250℃以上とする設計は現実性を欠
く。
【0022】図2のグラフからわかるように、粘性流体
の温度が250℃の場合でも、オイル充填率Rを0.7
以下に設定する限り、内部圧力Pが3kgf/cm2 を
超えることがない。3kgf/cm2 という値は、一般
に汎用されているオイルシールの最大許容圧力(耐圧)
に相当する。
【0023】以下に、この実施形態の効果を列挙する。 (イ)オイル充填率Rを0.7(70%)以下に設定
し、ロータ13の回転により粘性流体Fが発熱・膨張し
ても、発熱室7の内部圧力Pが3kgf/cm2を超え
ないようにした。このため、オイルシールの破損を危惧
することなく、平均的な耐圧(3kgf/cm2 )を持
つ汎用のシール材を本件ヒータのオイルシール10とし
て使用することができる。
【0024】(ロ)オイルシールは一般に、封止領域の
内部圧力の上昇に応じて磨耗の程度が大きくなるが、本
実施形態のビスカスヒータでは、発熱室7の内部圧力P
を適正な低い値に維持することができるため、オイルシ
ール10自体の寿命を延ばすことができる。
【0025】(ハ)オイルシールの耐圧を向上させる最
も安易な手法は、シール材の肉厚を増し、あるいは、高
耐圧規格のシール材を用いることであるが、いずれもビ
スカスヒータの製造コストを増加させる。これに対し、
本実施形態によれば、上述のように、比較的安価な汎用
シール材を用いることができる。即ち、製造コストの増
加を招来せずにビスカスヒータの耐久性及び信頼性を改
善することが可能となる。
【0026】(ニ)発熱室7内の残余空間(内部雰囲
気)を窒素ガス等の非酸化性ガスで満たした場合、シリ
コーンオイルの高温酸化による劣化を効果的に防止する
ことができる。従って、シリコーンオイルの所期の特性
を長期にわたり維持することができ、この点で、ビスカ
スヒータの発熱効率の低下を防止することができる。
【0027】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、例えば次のような態様にて実施することも
可能である。 (a)プーリ15と駆動軸12との間に電磁クラッチ機
構を採用し、エンジンの駆動力をビスカスヒータの駆動
軸12に断続的に伝達可能とすること。
【0028】(b)図3に示すように、発熱室7に隣接
して副オイル室としてのオイル貯留室20を設けたビス
カスヒータに本発明が適用されてもよい。即ち、区画プ
レート2の後端面と後部ハウジング本体6との間の空間
をオイル貯留室20として区画する。そのオイル貯留室
20の周囲に、入水ポート21及び出水ポート22につ
ながれたウォータジャケット23を配置する。そして、
区画プレート2には、それを貫通するオイル回収通路2
4と、オイル供給通路25とを形成し、両通路24,2
5を介して発熱室7とオイル貯留室20とを連通させ
る。従って、このビスカスヒータにおいては、発熱室7
及びオイル貯留室20によって粘性流体Fの収納空間が
構成される。
【0029】ここで、オイルシール10、駆動軸12及
びロータ13の組み付け後でオイル充填前の発熱室7の
実質内容積をVt1とし、オイル充填前におけるオイル貯
留室20、通路24及び25の内容積の合計をVt2と
し、発熱室7及びオイル貯留室20へのシリコーンオイ
ルFの充填容量をVF2とする。すると、この場合のオイ
ル充填率Rは、VF2/(Vt1+Vt2)で計算される。こ
の場合でも、オイル充填率Rが0.5〜0.7の範囲と
なるようにシリコーンオイルFの充填容量VF2が設定さ
れる限り、前記(イ)〜(ニ)と同様の効果を奏するこ
とができる。
【0030】尚、本明細書で言う「粘性流体」とは、ロ
ータの剪断作用を受けて流体摩擦に基づく熱を発生する
あらゆる媒体を意味するものであり、高粘度の液体や半
流動体に限定されず、ましてやシリコーンオイルに限定
されるものではない。
【0031】また、「粘性流体の収納空間」とは、ビス
カスヒータ内にあって粘性流体が収納され又は移動し得
る空間、部屋、通路、キャビティー等の全領域を意味す
るものであり、発熱室7やオイル貯留室20に限定され
るものではない。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、各請求項に記載の
ビスカスヒータによれば、粘性流体の充填率を適正に設
定することで、粘性流体の収納空間における内部圧力の
高まりをビスカスヒータに用いられるシール材の耐圧範
囲内に抑えることができる。このため、シール材の破損
やオイル漏れを未然に防止して、ビスカスヒータの耐久
性及び信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に従うビスカスヒータの縦断
面図。
【図2】オイル充填率と内部圧力との関係を示すグラ
フ。
【図3】本発明に従うビスカスヒータの別例の縦断面
図。
【符号の説明】
1…前部ハウジング、6…後部ハウジング、7…発熱室
(ハウジング内において粘性流体の収納空間の一部を区
画する)、8…放熱室としてのウォータジャケット、1
0…シール材としてのオイルシール、12…駆動軸、1
3…ロータ、20…オイル貯留室(ハウジング内におい
て粘性流体の収納空間の一部を区画する)、F…粘性流
体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 達也 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に区画された収納空間に粘
    性流体を収納し、ロータの回動による当該粘性流体の剪
    断作用に基づいて発生した熱を放熱室の循環流体に熱交
    換するビスカスヒータにおいて、前記収納空間における
    粘性流体の充填率を50%〜70%の範囲内に設定した
    ビスカスヒータ。
  2. 【請求項2】 前記粘性流体の収納空間は、前記ロータ
    が収納されると共に該ロータを作動連結する駆動軸の一
    部が収納され、シール材によって気密化された発熱室を
    含んでなる請求項1に記載のビスカスヒータ。
  3. 【請求項3】 前記粘性流体の収納空間の内部雰囲気を
    非酸化性ガスで満たした請求項1又は2に記載のビスカ
    スヒータ。
JP8155561A 1996-06-17 1996-06-17 ビスカスヒータ Pending JPH10920A (ja)

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JP8155561A JPH10920A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 ビスカスヒータ
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DE19725500A DE19725500C2 (de) 1996-06-17 1997-06-17 Mit einer eingestellten Menge eines viskosen Fluids gefüllter Wärmegenerator vom Viskosfluid-Typ

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