JPH1091502A - 情報処理装置及び方法 - Google Patents

情報処理装置及び方法

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JPH1091502A
JPH1091502A JP8245097A JP24509796A JPH1091502A JP H1091502 A JPH1091502 A JP H1091502A JP 8245097 A JP8245097 A JP 8245097A JP 24509796 A JP24509796 A JP 24509796A JP H1091502 A JPH1091502 A JP H1091502A
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JP8245097A
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English (en)
Inventor
Kenji Hatori
健司 羽鳥
Hideo Takiguchi
英夫 滝口
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データに関連付けられた時間の順序で表示する
とともに、それらデータの時間間隔を把握可能に表示す
る。 【解決手段】複数のデータ項目を記憶媒体に格納し、こ
れら複数のデータ項目の各々について、データ項目が有
する時間情報を獲得する。表示画面上の表示ウインドウ
101には、所定の時間間隔の各時刻に対応する配置位
置を含む螺旋状の時間軸(スパイラル104)を表示す
る。上記複数のデータについて獲得した時間情報の各々
が示す時間に対応する配置位置に、当該データ項目を示
す情報(データアイコン102、105a、105b)
を表示する。なお、データアイコンの表示サイズは、ス
パイラル104の中心部へ向かって小さくすることで、
奥行感を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置及び
方法に関する。特に、データベースやファイルシステム
のように、複数のデータを各データに関連付けられたパ
ラメータ(日時等)で管理し、表示する情報処理装置及
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのファイル管理システム
や、データベースシステム等では、多数のデータを管理
する際の重要なパラメータとして、日時を用いている。
ファイル管理システムでは、そのファイルが作成された
日時、また修正した日時等が自動的にファイルの属性と
して付加される。
【0003】また、データベースシステムにおいても、
データ中のフィールドに日時フィールドを設けて、ここ
に記入された日時によってデータを管理することができ
る。図12は一般的な人事管理データベースのデータ構
成例を示す図である。図12に示す人事管理データベー
ス30のようなものでは、生年月日を日時フィールド3
1に記入して管理を行う。また予定表アプリケーション
ソフトウェア(以降、スケジューラと呼ぶ)において
も、予定自体が日時で管理されている。例えば、スケジ
ュールの内容が会議で、その会議に使う予定のドキュメ
ントファイルを登録しておけば、あとで何の資料を使っ
て、会議に臨んだのか確認することができ便利である。
【0004】そして、これら多数のデータから所望のデ
ータを探し出す際に、これら日時データは重要なパラメ
ータとなる。ファイル管理システムでは、ファイルを作
成日時順や、修正日時順に並べて表示することにより、
利用者のファイル作成、修正作業の記憶と合せて所望の
データを探し出すことができる。また、データベースシ
ステムにおいても、例えば人事管理データベースでは、
生年月日順に検索・表示するということは、通常よく行
われていることである。また、スケジューラにおいて
も、日時順にスケジュールの内容を見ていって、関連し
た所望のデータファイルを見つけることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】利用者にとって、記憶
の最も一般的な単位は日時順である。ファイルを作成し
た日付、または、修正した日付というものを、通常は漠
然といつ頃という感じで覚えていて、その記憶と、ファ
イル日付を照らし合わせれば、ファイル名を忘れた場合
でも所望のファイルを探し出すことが可能である。ま
た、スケジューラにおいても同様であり、いつ頃という
記憶に従って、所望の内容を得ることができる。データ
ベースシステムにおいても、例えば生年月日順に出すこ
とで、データの閲覧を順番に行うことができる。
【0006】しかし、ファイル管理システムにおいて、
リスト上に上下して隣接して表示されているファイル同
士が、非常に近い日時なのか、あるいは離れた時間なの
かは明示的にはわからない。これに対して、利用者はそ
れぞれの日時の表示を見て、ファイル相互の時間間隔が
近ければ近いなりに、遠ければ通りなりに、頭の中でそ
の時間間隔を想像し、かつ自分の記憶と照らし合わせな
がら、所望のファイルを探し出す作業を行う。図13は
一般的なファイル管理システムによるファイル表示例を
示す図である。
【0007】40は、ファイル管理システムによるファ
イル表示ウインドウであり、指定された41ディレクト
リ内のファイルが新しい日時順に並べて表示される。し
かし、どれぐらいの日時にデータが作成されたのか等の
把握は、各ファイルの日時表示欄42を一個一個参照し
なければならない。
【0008】データベースシステムでの表示でも、生年
月日順で表示されたある人のデータに対して、次のデー
タは、1歳しか違わなくても、10歳も違っても、やは
り次の順番ということで表示される。これに対して利用
者は、データ毎の生年月日を数字で確認し、その離れ具
合を頭の中で想像する必要がある。そして、ある年代の
人が多くかたまっていて、ある年代の人はあまりいない
という全体の傾向を利用者が理解するための作業は、も
っと大変である。生年月日順をさらに年代別に分けて表
示して見たり、また、それをグラフ化してみたりする作
業を通して、やっと全体の傾向をつかむことができる。
【0009】以上のような課題に対して、もっと利用者
に直感的に時間というものを感覚的に把握させながらデ
ータを表示するシステムが望まれる。
【0010】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、データに関連付けられた時間の順序で表示すると
ともに、それらデータの時間間隔を容易に把握できるよ
うに表示することが可能な情報処理装置及び方法を提供
することを目的とする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の目的を達成する
ための本発明の情報処理装置は以下の構成を備えてい
る。即ち、複数のデータ項目を格納する格納手段と、前
記複数のデータ項目の各々について、データ項目が有す
る時間情報を獲得する獲得手段と、所定の時間間隔の各
時刻に対応する配置位置を含む時間軸上において、前記
獲得手段で獲得した時間情報が示す時間に対応する配置
位置に当該データ項目を示す情報を表示する表示手段と
を備える。
【0012】また、好ましくは、前記時間軸を螺旋状と
して表示する時間軸表示手段をさらに備える。時間的な
前後関係がより明瞭となるとともに、時間軸を螺旋状と
することによりより多くのデータ項目を表示できるから
である。
【0013】また、好ましくは、前記表示手段におい
て、データ項目を示す情報は当該データ項目を示すアイ
コン画像であり、前記螺旋の中心部に近づくにつれてア
イコン画像の表示サイズを小さくする。表示に奥行感を
与え、時間の前後関係をより直感的に把握できるからで
ある。
【0014】また、好ましくは、前記表示手段は、前記
螺旋を一定時間間隔で区切り、前記区切られた位置を配
置位置として、該配置位置に該一定時間間隔内の時刻を
示す時刻情報を有するデータ項目のアイコン画像を表示
する。
【0015】また、好ましくは、前記配置位置に、前記
一定時間間隔内の時刻を示す時刻情報を有するデータ項
目が複数あった場合には、当該区切られた範囲内に当該
複数のアイコン画像を順次表示する。
【0016】また、好ましくは、前記時間軸上の各配置
位置に割り当てられた時刻を、未来方向もしくは過去方
向へ所定の時間分一斉に変更する変更手段と、前記表示
手段で表示された前記配置位置上へのデータ項目を示す
情報の表示を、前記変更手段で変更された時刻に基づい
て更新する表示更新手段とをさらに備える。データ表示
の時間的範囲を容易に変更することが可能となり、操作
性が向上する。
【0017】また、好ましくは、前記変更手段における
変更量であるところの所定の時間を、変更指示操作の内
容に基づいて設定する設定手段を更に備える。
【0018】また、好ましくは、前記変更手段は、前記
時間軸の最新の時間が前記格納手段に格納された複数の
データ項目の有する時間情報の最新の時間よりも新しく
なった場合、該時間軸の最新の時間に対応する配置位置
に、該複数のデータ項目のうちの最古の時間情報を有す
るデータ項目を示す情報を表示するための時刻を設定す
る。また、好ましくは、前記変更手段は、前記時間軸の
最新の時間が前記格納手段に格納された複数のデータ項
目の有する時間情報の最古の時間よりも古くなった場
合、該時間軸の最新の時間に対応する配置位置に、該複
数のデータ項目のうちの最新の時間情報を有するデータ
項目を示す情報を表示するための時刻を設定する。この
様な構成により、データが登録されていない時間に時間
軸を移動させたような場合でも、データを途切れること
なく表示させることができる。
【0019】また、上記の目的を達成するための本発明
による情報処理方法は以下の工程を備える。即ち、記憶
媒体に格納された複数のデータ項目の各々について、デ
ータ項目が有する時間情報を獲得する獲得工程と、所定
の時間間隔の各時刻に対応する配置位置を含む時間軸上
において、前記獲得工程で獲得した時間情報が示す時間
に対応する配置位置に当該データ項目を示す情報を表示
する表示工程とを備える。
【0020】また、上記情報処理方法において、好まし
くは、前記時間軸上の各配置位置に割り当てられた時刻
を、未来方向もしくは過去方向へ所定の時間分一斉に変
更する変更工程と、前記表示工程で表示された前記配置
位置上へのデータ項目を示す情報の表示を、前記変更工
程で変更された時刻に基づいて更新する表示更新工程と
をさらに備える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0022】図1は本実施形態のデータ管理が実施され
るプラットフォームであるパーソナルコンピュータシス
テムの構成の例を示す図である。図1において、301
はコンピュータシステム本体、302はデータを表示す
るディスプレイである。303はポインティングデバイ
スとしてのマウス、304はマウス303のマウスボタ
ン、305はキーボードである。
【0023】図2はソフトウェアとハードウェアを含む
階層データ管理システムの構成を示すブロック図であ
る。図2において、509はハードウェア層であり、各
種機器で構成される。505はオペレーティングシステ
ム層(OS層)であり、ハードウェア層509の上で動
作する。504はOS505の上で動作するアプリケー
ションソフトウェアである。なおハードウェア層509
とOS層505を構成するブロックのうち構成要件とし
て当然含まれるが、本発明の実施形態を説明する上で直
接必要としないブロックに関しては、ここでは図示して
いない。そのような図示していないブロックの例として
ハードウェアとしてはCPU、メモリ、OSとしてはメ
モリ管理システム等がある。
【0024】515はハードディスクであり、ファイル
やデータを物理的に格納する。508はOS層505を
構成するファイルシステムであり、アプリケーションソ
フトウェアがハードウェアを意識せずにファイルの入出
力が行えるようにする機能がある。514はファイルシ
ステム508がハードディスク515の読み書きを行う
ためのディスクIOインターフェースである。
【0025】507はOS層505を構成する描画管理
システムであり、アプリケーションソフトウェアがハー
ドウェアを意識せずに描画が行えるようにする機能があ
る。513は描画管理システム507がディスプレイ3
02に描画を行うためのビデオインターフェースであ
る。
【0026】506はOS層505を構成する入力デバ
イス管理システムであり、アプリケーションソフトウェ
アがハードウェアを意識せずにユーザの入力を受け取る
ことができるようにする機能がある。510は、入力デ
バイス管理システム506がキーボード305の入力を
受け取るためのキーボードインターフェースである。ま
た、512は、入力デバイス管理システム506がマウ
ス303からの入力を受け取ることができるようにする
ためのマウスインターフェースである。501はデータ
日時順表示システム(日時順データブラウザ)である。
502はデータを日時順で管理するための日時管理部で
ある。また、503は日時順で管理されたデータを、そ
の時間順、間隔で表示するデータ表示部である。
【0027】図3は本実施形態のコンピュータシステム
の概略のハードウエア構成を示すブロック図である。同
図において、11はCPUであり、ROM12やRAM
13に格納された制御プログラムを実行することで、種
々の制御を実現する。12はROMであり、コンピュー
タシステムのブート時においてCPU11が実行すべき
プログラムや、各種データを格納する。13はRAMで
あり、ハードディスク515よりオペレーティングシス
テムやアプリケーションプログラムをダウンロードして
格納する。また、RAM13はCPU11が各種の制御
を実行するに際しての作業領域を提供する。14はバス
であり、上記各構成や、ハードウエア層509の各構成
を接続する。
【0028】図4は、本実施形態によるデータ表示例を
示す図である。同図において、101はディスプレイ3
02に表示される表示ウインドウである。102、10
3、105a、105bは、画像データを示すデータア
イコンである。104は時間軸の一部を曲線状に描いた
ものであり、以下ではスパイラルと呼ぶ。スパイラル1
04上には、スパイラルの最も外側の端点が表す時刻よ
りも古い時刻において撮影あるいは作成されたデータ
が、時刻の新しいものから順にスパイラルの外側から内
側に向かって並べられている。
【0029】この例ではスパイラルの1周360度分
(例えば同図のデータアイコン105aから105bま
でのことであり、以下ではこれを周回と呼ぶ)に最大8
つのデータが配置されるようにしている。
【0030】スパイラル104の最も外側の端が表す時
刻は可変であり、ユーザが指定することができる。例え
ばユーザが現在見ているデータよりも新しい時間に撮影
あるいは作成されたデータを見たい場合には、マウス3
03の左ボタンを押すなどして、スパイラルの最も外側
の点が表す時刻を未来方向にシフトさせることができ
る。この場合、スパイラル104の一番外側には新しい
時刻のデータが出現し、代わりにスパイラルの一番内側
にある古い時刻のデータは表示されなくなる。また、他
のデータはスパイラル104上を内側に向かって(過去
の方向へ)順次場所を移動していく。逆に、ユーザが現
在見ているデータよりも古い時間に撮影あるいは作成さ
れたデータを見たい場合には、マウス303の右ボタン
を押すなどして、スパイラル104の最も外側の点が表
す時刻を過去方向にシフトさせることができる。この場
合、スパイラル104の一番内側には古い時刻のデータ
が出現し、代わりにスパイラル104の一番外側にある
新しい時刻のデータは表示されなくなる。また、他のデ
ータはスパイラル104上を外側に向かって徐々に移動
していく。
【0031】また、各データを示すデータアイコンの表
示の大きさは、データの場所によって異なり、スパイラ
ル104の一番外側の周回から内側の周回に向かってサ
イズが順次小さくなっていく。
【0032】次に、上記のようなデータ表示を行うため
に、本発明で使用するデータ構造を説明する。図5はス
パイラル104上に表示される画像などのデータを管理
するためのデータ構造の概念図である。同図において、
202は表示されるデータの各種の属性を格納するデー
タアイテムである。データアイテム202の中には、デ
ータがファイルシステム508上のどこに格納されてい
るかを示すデータのパス名206と、データの全体のイ
メージが分かる程度にデータを縮小して作成したデータ
アイコン205と、データの作成時間や撮影時間を示す
データ時間207が格納されている。データアイコン2
05はスパイラル上にデータを表示するために使われ、
データのパス名206はオリジナルのデータそのものを
表示する際に使用される。
【0033】データアイテム202はデータリストの中
に複数存在させることができ、その場合にはそれぞれの
データ時間207の新しい順にリストの先頭から配置さ
せる。後述するように、各データはこのリスト内の順序
に従ってスパイラル上に表示されることになる。
【0034】また、208は先頭のデータアイテム(こ
の例ではデータアイテム1)へのポインタであり、これ
はデータリストの一番最後に置かれる。データリスト内
の先頭からデータアイテムをたどっていき、最後のデー
タアイテムまでたどり着いた場合には、先頭のデータア
イテムへのポインタ208を参照することで、再びデー
タアイテム1に戻ることができる。これによって、後述
するように、スパイラル上の途中で一番古いデータアイ
テムのデータアイコンが表示された場合に、その後ろに
最も新しいデータアイテム(データアイテム1)から順
にデータアイコンを表示できる。この結果、全てのデー
タを途切れることなくスパイラル上に表示していくこと
ができる。
【0035】図6はデータアイコンをスパイラル上に表
示する位置を管理するためのデータ配置例を示す図であ
る。また、図7は、データアイコンをスパイラル上に表
示する位置を管理するためのデータ構造を説明する図で
ある。図6において、611は表示ウインドウ、605
はスパイラルであり、それぞれ図4の表示ウインドウ1
01及びスパイラル104と等価である。401〜40
6で示した線分は、表示されるデータアイコンの中心が
その線分とスパイラルとの交点に配置されることを示す
ものである。参照番号の付されていない線分も同様であ
る。スパイラル605上にデータアイコンを配置するこ
とが可能な位置を、以下ではデータ配置位置と呼ぶ。説
明の都合上、データ配置位置を線分405より中心へ向
かうスパイラル上では間引いて示してある。よって、例
えば線分405から線分406の間にも、実際には2つ
のデータアイコンを配置することができる。
【0036】図7において、601はデータ配置位置を
管理するためのデータ構造(データ配置位置リスト)を
図示したものである。データ配置位置リストにおいて、
612はスパイラル上に存在する全てのデータ配置位置
の数を示す総データ配置位置数である。本実施形態では
この数を72とする。つまり、スパイラル605におい
て、データ配置位置606から内側に向かって72個の
データ配置位置が存在することになる。
【0037】データ配置位置時間間隔613は、隣り合
ったデータ配置位置が表わす時間間隔であり、本実施形
態では1時間とする。つまり、スパイラル605を例に
とると、線分401、402及び403で示されるデー
タ配置位置は、時間軸を1時間ごとに区切っていること
になる。また、スパイラル上のデータアイコンを1つ内
側のデータ配置位置に移動させるということは、スパイ
ラルの一番外側の端点が表す時刻を1時間未来方向にシ
フトさせるということである。
【0038】使用データ配置位置間隔614は、いくつ
ごとのデータ配置位置にデータを実際に表示するかを表
している。一度に全てのデータ配置位置にデータを表示
するためには、データのサイズを小さくしなければなら
ず見にくくなるため、本実施形態では一定の間隔を開け
てデータを表示させる。なお、本実施形態ではこの値を
3としている。つまり、3つごと(2つ抜き)のデータ
配置位置を使用してデータを表示する。例えば、線分4
01のデータ配置位置にデータアイコンが表示される
と、次のデータ配置位置は、線分404で示されるデー
タ配置位置となる。
【0039】表示データ時間間隔615は、データが実
際に表示されるデータ配置位置の時間間隔を表すもので
ある。本実施形態では、3つのデータ配置位置毎にデー
タが表示され、また隣り合うデータ配置位置の時間間隔
は1時間であるので、表示データ時間間隔は3時間であ
る。表示データ時間間隔は、データ配置時間間隔613
と使用データ配置位置関係614の積になる。
【0040】602はそれぞれのデータ配置位置の属性
を格納するデータ配置位置属性であり、その中に格納さ
れているデータ配置位置番号603は、リスト中に格納
されているデータ配置位置の通し番号であり1番から順
に割り振られている。表示座標604は表示ウインドウ
611における各データ配置位置の座標を示すものであ
る。表示座標604は、例えばデータ配置位置の四角形
の左上の座標と右下の座標によって表現され、データア
イコン表示位置を示すとともに、その表示サイズをも規
定する。この表示サイズは、図4で既に示したように、
スパイラルの一番外側の周囲から、内側に向かって徐々
に小さくなるようになっている。これによって、スパイ
ラルに奥行き感を出すことができる。
【0041】これらのデータ配置位置属性はリストの先
頭から末尾に向かって、スパイラル上の一番外側から内
側のデータ配置位置に、1対1に対応している。図6と
図7の例で言えば、リストの一番先頭にあるデータ配置
位置属性1は線分401で示されるデータ配置位置に、
次のデータ配置位置属性2は線分402で示されるデー
タ配置位置607に、更にその次のデータ配置位置属性
3は線分403で示されるデータ配置位置に、それぞれ
対応している。
【0042】次に本実施形態におけるデータ表示のアル
ゴリズムを説明する。先ず、初期状態の表示を行う際の
アルゴリズムに関して述べる。大まかに述べると、デー
タ配置位置を1ずつ取り出し、各データの持つ時間を基
準にして、その位置に表示すべきデータを選び、実際に
表示を行っていく。
【0043】図8は本実施形態によるデータアイコンの
表示手順を説明するフローチャートである。なお、本フ
ローチャートで示される制御手順を実現するための制御
プログラムは、例えばフロッピーディスクやCDROM
(いずれも不図示)に格納され、RAM13にロードさ
れて、CPU11によって実行される。また、図9は、
本実施形態におけるスパイラル上へのデータアイコンの
配置例を示す図である。以下、図9を参照しながら、図
8のフローチャートで示された制御手順を説明する。
【0044】先ず、ステップS701において現在の日
時あるいはユーザが指定した日時を取得し、そこからス
パイラル日時を計算する。スパイラル日時とは、スパイ
ラルの一番外側の端点、言い換えれば一番外側のデータ
配置位置901が指し示している日時である。スパイラ
ル日時は、取得した現在日時あるいはユーザが指定した
日時を、データ配置位置時間間隔613の時間間隔単位
で切り捨てることによって計算する。上述の様に、本実
施形態ではデータ配置位置時間間隔613が1時間であ
るから、例えば、取得した現在日時が1990年1月1
日18:25分であった場合には、1時間単位で切り捨
てて、スパイラル日時は1990年1月1日18:00
分となる。
【0045】ただし、取得した現在日時あるいはユーザ
が指定した日時が、データリストの先頭のデータ時間
と、最後尾のデータ時間との間でない場合、つまり、対
応するデータが存在する時間範囲外の時間が指定された
場合は、スパイラル日時は、データリストの先頭のデー
タの持つデータ時間を、データ配置位置時間間隔単位で
切り捨てた時間とする。これによってスパイラル日時
は、常にデータが存在する時間の範囲にあることにな
る。
【0046】次にステップS702では、最初のデータ
の表示に用いるデータ配置位置を決定する。これは、次
の手順で行われる。まず、データリストにおいて、デー
タ時間がスパイラル日時よりも過去で最新のデータアイ
テムを検索し、データ配置位置時間間隔613の時間間
隔で切り捨てる。例えば、スパイラル日時が1990年
1月1日18:00という上記の例において、これより
も過去で最新のデータアイテムのデータ時間207が1
990年1月1日16:40であった場合は、1990
年1月1日16:00が獲得される。
【0047】そして、本例の場合、16:00という時
間に相当するデータ配置位置は位置903となる。即
ち、1990年1月1日16:00を示す2番目のデー
タ配置位置903が、最初のデータが表示される箇所と
なる。また、本実施形態では、表示データ時間間隔は3
時間であるため、データアイコンの表示位置は、線分4
03で示されるデータ配置位置から3つ目毎(位置90
6、位置909、位置912、位置915…)に設定さ
れる。
【0048】次にステップS703では、ステップS7
02で得られたデータ配置位置に対応する日時を注目日
時の初期値として設定する。上の例で言えば、1990
年1月1日13:00である。
【0049】次にステップS704では、データ配置位
置リスト601から、注目日時に対応するデータ配置位
置属性を1つ取り出す。もし、全てのデータ配置位置属
性を取り出してしまって取得できない場合は、スパイラ
ル上の処理を終了し、そうでない場合にはステップS7
04に進む。最初の時点では、ステップS702で決定
した位置のデータ配置位置(位置903)を取得する。
それ以降は、後述のステップS708の処理により、前
回取得したデータ配置位置属性から数えて、使用データ
配置位置間隔614の間隔(本実施形態では3個)目の
データ配置位置属性を取得していく。これによって、本
実施形態では72個あるデータ配置位置を3個ずつ選ん
でいくことになり、各表示データ時間間隔に1つのデー
タが存在すれば、24個のデータがスパイラル上に表示
されることになる。
【0050】次のステップS705では、注目時間から
表示データ時間間隔615の分を戻した時間との間に作
成(例えば、撮影等によって得られたイメージデータ)
されたデータ、具体的にはデータ時間207がその時間
内に含まれるデータアイテムをデータリストから探す。
例えば、注目日時が1990年1月1日16:00であ
る時には、データ時間が1990年1月1日16:00
から1990年1月1日13:00まで(ただし199
0年1月1日13:00は含まない)のデータを探す。
もし1つ以上あった場合には、ステップS705に進
み、1つもなかったあるいはデータリストの最後まで探
した場合にはステップS707に進む。
【0051】ステップS706では、ステップS705
で探したデータ(複数あった場合にはその内の1つ)を
取得し、ステップS703で取得したデータ配置位置属
性の表示座標604の位置に、そのデータを表示する。
表示を行う際には、データアイテム中のデータアイコン
205の大きさを取得して、表示するサイズ(表示座標
604から得られる)との比較を行い、表示するサイズ
の方が大きい場合には補間処理によって拡大し、小さい
場合には間引き処理によって縮小を行う。
【0052】次のステップS707では、当該注目日時
において表示すべきデータを全て表示したかを判定し、
もし全てを表示していればステップS708に進む。一
方、当該注目日時においてみ表示のデータアイコンがあ
れば、ステップS704に戻って、データを全て表示す
るために、前述した手順で別のデータ配置位置属性の取
得と、その場所へのデータの表示を繰り返す。ここで、
一つの注目日時に複数の表示すべきデータアイコンが存
在する場合は、ステップS704において、すぐ隣のデ
ータ配置位置が取得される。例えば、図8に示すよう
に、位置903に対応する注目日時に2つの表示すべき
データアイコンがある場合は、位置903、位置904
に表示される。
【0053】ただし、一つの注目日時に対して表示する
べきデータアイコンが3つを越えると、次の注目日時に
対応するデータ配置位置と重なってしまう。例えば、注
目日時16:00に、表示すべきデータアイコンが4つ
ある場合、4つ目のデータアイコンは位置906に来て
しまう。従って、この様な場合は、表示データ時間間隔
が不適当である。よって、ステップS704でデータ配
置属性を取得できなかったとして処理を終了する。な
お、このとき、データ表示時間間隔が不適当である旨を
表示し、使用者に設定の変更を促してもよい。この表示
をみた使用者は、例えば、データ配置位置時間間隔を1
時間から0.5時間へ変更する等して、全データを表示
できる様にする。
【0054】また、ステップS707で探したデータの
表示が全て完了した場合には、ステップS708に進
み、注目日時を表示データ時間間隔だけ戻す。例えば、
注目日時が1990年1月1日16:00である時に
は、3時間戻して、注目日時を1990年7月1日1
3:00とし、ステップS704からの動作を繰り返
す。これによって、さらに古いデータ時間を持つデータ
を探し出し、それを表示することができる。このとき、
データ配置位置は、位置906になることは上述の通り
である。
【0055】ステップS705において、条件を満たす
データが無い場合には、ステップS709に進む。ステ
ップS709では、データリストの最後までサーチした
か否かを判定する。データリストの最後までサーチした
場合には、ステップS710に進む。
【0056】ステップS710では、先ずデータリスト
の最後尾に格納されている先頭のデータアイテムへのポ
インタ208を参照して、先頭のデータアイテム(即
ち、最新のデータアイテム)のデータ時間を取得する。
そして、その時間をデータ配置位置時間間隔(本実施形
態では1時間)単位で切り捨てた時間を求め、その時間
より未来方向で、かつ表示データ時間間隔(図7の61
5)の倍数である時刻を、注目日時に設定して、ステッ
プS703からの動作を繰り返す。例えば、データリス
トの先頭のデータの時間が1995年4月1日19:2
5であった場合には、注目時間は1995年4月1日2
2:00に設定する。この時間に注目時間を設定すれ
ば、次回のステップS705が実行される時に、データ
リストの先頭のデータが取得されることになる。これに
よって、データリストの中で最も新しい時間を持つデー
タが、最も古い時間を持つデータの後に表示されること
になる。この結果、全てのデータをスパイラル上にくり
返し表示することが可能になる。
【0057】ステップS709において、まだデータリ
ストの最後まで表示されていない場合は、ステップS7
05の条件を満たすデータがないということである。即
ち、当該注目日時に表示すべきデータアイコンは存在し
ないということなので、ステップS704で取得したデ
ータ配置位置に対してはデータの表示を行なわずに、別
の新たな注目日時とデータ配置位置を取得するためにス
テップS708へ処理を進める。
【0058】次に、データアイコンをスパイラル上で移
動させる際の動作に関して説明する。図10は、本実施
形態における、データアイコンの表示位置を移動させる
ための制御手順を示すフローチャートである。
【0059】先ず、ユーザがマウス303のボタンを1
回押した場合、ステップS801でデータを移動させる
方向と移動する速度を求める。本実施形態では左ボタン
を押した場合には、過去方向にデータを移動させるの
で、データはスパイラルを内側方向(中心部ヘ向かっ
て)に移動することになり、逆に右ボタンを押した場合
には、未来方向つまり外側方向に移動する。データを移
動する速度は、データを1度に、データ配置位置の幾つ
分移動させるかによって決まる。この値が大きいほど、
データは長い距離を一度に移動することになり、ユーザ
にとっては早く移動しているように見える。
【0060】本実施形態では、表示画面上のどの位置で
マウスのボタンを押したかによってデータアイコンの移
動量を決定する。ボタン操作を行う位置が表示ウインド
ウ611(図6)の中心(スパイラル605の中心)に
近いほどデータの移動ステップ数が大きくなる。具体的
には、カーソル位置の表示ウインドウ611の中心から
の距離をdとしたとき、 ステップ数=8−int((d/中心から端までの距
離)*8) で求める。これによって、最大8ステップ移動すること
になる。
【0061】次にステップS802では、データの移動
によって変化したスパイラル日時を再計算する。例えば
ステップS801で、データの移動ステップ数が「外側
方向に3」であった場合には、3時間分過去の方向に時
間軸がシフトしたことになり、従ってスパイラル日時を
3時間過去方向に戻す。図9の場合、新たなスパイラル
日時は15:00となる。
【0062】ただし、スパイラル日時がデータリスト中
の最後尾のデータ時間より過去になった場合には、デー
タリストの先頭のデータアイテムのデータ時間をデータ
配置位置時間間隔単位で切り捨てた時間を獲得し、これ
をスパイラル日時としてセットする。これによって、以
降のステップでは、データリストの先頭のデータアイテ
ムからデータが検索されて表示されることになる。
【0063】逆に、スパイラル日時が、データリストの
先頭のデータ時間より未来になった場合には、データリ
ストの最後尾のデータアイテムのデータ時間をデータ配
置位置時間間隔単位で切り捨てた時間を獲得し、これを
スパイラル日時としてセットする。この処理によって、
以降のステップでは、まずデータリストの最後尾のデー
タが検索され、スパイラルの最も外側のデータ配置位置
に表示され、その後データリストの先頭のデータアイテ
ム(最新のデータアイテム)から順に表示されることに
なる。このように本実施形態では、データを移動させる
場合に、一番新しいデータ時間を持つデータと古い時間
を持つデータが連続してつながっているように、繰り返
し表示させることができる。
【0064】以降のステップS803〜S811におい
て、データ配置位置を選択しながらデータをその位置に
表示していくのであるが、その処理は、図8のステップ
S702〜S710の処理と共通であるので、ここでは
説明を省略する。ただし、ステップS805において、
データ配置位置を取得できなかった場合は、次のデータ
アイコンの移動指示(マウス303のボタン操作)を待
つべく、イベント待ち状態へ移行する。
【0065】以上述べたように、上記実施形態によれ
ば、データを日時順に、時間間隔を考慮してスパイラル
上に並べ、更にそれを外側方向(未来方向)や内側方向
(過去方向)に動かすことを可能としたので、データを
時間軸と関連づけて容易に検索・管理することができ
る。
【0066】また、データリストの最後のデータを表示
し終わったら、再び先頭のデータを表示するので、すべ
てのデータが繰り返してスパイラル上に表示されること
になり、データの存在する時間軸のみを表示することが
できる。
【0067】なお、上記実施形態では、データを新しい
ものから順にスパイラルの外側から内側に並べた場合に
関して説明しているが、これはもちろん古い順に並べて
も良く、その実現方法は本実施形態より明らかである。
【0068】また、上記実施形態では、データアイコン
を表示するが、ファイル名を示す情報(ファイル名文字
列等)を表示してもよい。また、データアイコンを表示
するにしても、ファイル名を表示するにしても、各ファ
イルに対応する表示の大きさを一定としてもよい。この
ような場合でも、スパイラル上における表示位置の間隔
によって、時間の隔たりを把握することができるからで
ある。また、上記実施形態では、時間軸をスパイラルで
表しているが、時間軸の形状はこれに限らない。例え
ば、時間軸を画面上方より蛇行する形状等、種々の変形
が可能である。更に上記実施形態では、データファイル
に付加されたタイムスタンプに基づいてデータアイコン
の配置を行うがこれに限らない。例えば、データベース
中の所定のデータフィールドに含まれる時間情報(例え
ば、生年月日等)に基づいて、各データレコードを示す
データアイコンを配置するようにしてもよい。
【0069】なお、本発明は、複数の機器(例えば複数
のコンピュータによるネットワークシステム,インタフ
ェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシ
ステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例え
ば、スタンドアローン型のコンピュータ,複写機,ファ
クシミリ装置など)に適用することも可能である。
【0070】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0071】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0072】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0073】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0074】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0075】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図11のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。
【0076】すなわち、少なくとも「獲得処理モジュー
ル」「表示処理モジュール」の各モジュールのプログラ
ムコードを記憶媒体に格納する。また、好ましくは、
「変更処理モジュール」と「表示更新処理モジュール」
を格納する。
【0077】なお、獲得処理モジュールは、記憶媒体に
格納された複数のデータ項目の各々について、データ項
目が有する時間情報を獲得する獲得処理を行う。また、
表示処理モジュールは、所定の時間間隔の各時刻に対応
する配置位置を含む時間軸上において、前記獲得処理で
獲得した時間情報が示す時間に対応する配置位置に当該
データ項目を示す情報を表示する表示処理を行う。
【0078】更に、変更処理モジュールは、前記時間軸
上の各配置位置に割り当てられた時刻を、未来方向もし
くは過去方向へ所定の時間分一斉に変更する変更処理を
行い、表示更新処理モジュールは、前記表示処理で表示
された前記配置位置上へのデータ項目を示す情報の表示
を、前記変更処理で変更された時刻に基づいて更新する
表示更新処理を行う。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データに関連付けられた時間の順序で表示するととも
に、それらデータの時間間隔を極めて容易に把握できる
ように表示することが可能となる。
【0080】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のデータ管理が実施されるプラット
フォームであるパーソナルコンピュータシステムの構成
の例を示す図である。
【図2】ソフトウェアとハードウェアを含む階層データ
管理システムの構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態のコンピュータシステムの概略のハ
ードウエア構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態によるデータ表示例を示す図であ
る。
【図5】スパイラル104上に表示される画像などのデ
ータを管理するためのデータ構造の概念図である。
【図6】データアイコンをスパイラル上に表示する位置
を管理するためのデータ配置例を示す図である。
【図7】データアイコンをスパイラル上に表示する位置
を管理するためのデータ構造を説明する図である。
【図8】本実施形態によるデータアイコンの表示手順を
説明するフローチャートである。
【図9】本実施形態におけるスパイラル上へのでーアイ
コンの配置例を示す図である。
【図10】本実施形態における、データアイコンの表示
位置を移動させるための制御手順を示すフローチャート
である。
【図11】本発明に係る制御プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップ例を示す図である。
【図12】一般的な人事管理データベースのデータ構成
例を示す図である。
【図13】一般的なファイル管理システムによるファイ
ル表示例を示す図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ項目を格納する格納手段
    と、 前記複数のデータ項目の各々について、データ項目が有
    する時間情報を獲得する獲得手段と、 所定の時間間隔の各時刻に対応する配置位置を含む時間
    軸上において、前記獲得手段で獲得した時間情報が示す
    時間に対応する配置位置に当該データ項目を示す情報を
    表示する表示手段とを備えることを特徴とする情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記時間軸を螺旋状として表示する時間
    軸表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段において、データ項目を示
    す情報は当該データ項目を示すアイコン画像であり、前
    記螺旋の中心部に近づくにつれてアイコン画像の表示サ
    イズを小さくすることを特徴とする請求項2に記載の情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記螺旋を一定時間間
    隔で区切り、前記区切られた位置を配置位置として、該
    配置位置に該一定時間間隔内の時刻を示す時刻情報を有
    するデータ項目のアイコン画像を表示することを特徴と
    する請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記配置位置に、前記一定時間間隔内の
    時刻を示す時刻情報を有するデータ項目が複数あった場
    合には、当該区切られた範囲内に当該複数のアイコン画
    像を順次表示することを特徴とする請求項4に記載の情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記時間軸上の各配置位置に割り当てら
    れた時刻を、未来方向もしくは過去方向へ所定の時間分
    一斉に変更する変更手段と、 前記表示手段で表示された前記配置位置上へのデータ項
    目を示す情報の表示を、前記変更手段で変更された時刻
    に基づいて更新する表示更新手段とをさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記変更手段における変更量である所定
    の時間を、変更指示操作の内容に基づいて設定する設定
    手段を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の情
    報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記変更手段は、前記時間軸の最新の時
    間が前記格納手段に格納された複数のデータ項目の有す
    る時間情報の最新の時間よりも新しくなった場合、該時
    間軸の最新の時間に対応する配置位置に、該複数のデー
    タ項目のうちの最古の時間情報を有するデータ項目を示
    す情報を表示するための時刻を設定することを特徴とす
    る請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記変更手段は、前記時間軸の最新の時
    間が前記格納手段に格納された複数のデータ項目の有す
    る時間情報の最古の時間よりも古くなった場合、該時間
    軸の最新の時間に対応する配置位置に、該複数のデータ
    項目のうちの最新の時間情報を有するデータ項目を示す
    情報を表示するための時刻を設定することを特徴とする
    請求項6に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 記憶媒体に格納された複数のデータ項
    目の各々について、データ項目が有する時間情報を獲得
    する獲得工程と、 所定の時間間隔の各時刻に対応する配置位置を含む時間
    軸上において、前記獲得工程で獲得した時間情報が示す
    時間に対応する配置位置に当該データ項目を示す情報を
    表示する表示工程とを備えることを特徴とする情報処理
    方法。
  11. 【請求項11】 前記時間軸上の各配置位置に割り当て
    られた時刻を、未来方向もしくは過去方向へ所定の時間
    分一斉に変更する変更工程と、 前記表示工程で表示された前記配置位置上へのデータ項
    目を示す情報の表示を、前記変更工程で変更された時刻
    に基づいて更新する表示更新工程とをさらに備えること
    を特徴とする請求項10に記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 記憶媒体に格納された複数のデータ項
    目を示す情報を表示するための制御プログラムを格納し
    たコンピュータ可読メモリであって、 記憶媒体に格納された複数のデータ項目の各々につい
    て、データ項目が有する時間情報を獲得する獲得工程の
    コードと、 所定の時間間隔の各時刻に対応する配置位置を含む時間
    軸上において、前記獲得工程で獲得した時間情報が示す
    時間に対応する配置位置に当該データ項目を示す情報を
    表示する表示工程のコードとを備えることを特徴とする
    コンピュータ可読メモリ。
  13. 【請求項13】 前記時間軸上の各配置位置に割り当て
    られた時刻を、未来方向もしくは過去方向へ所定の時間
    分一斉に変更する変更工程と、 前記表示工程で表示された前記配置位置上へのデータ項
    目を示す情報の表示を、前記変更工程で変更された時刻
    に基づいて更新する表示更新工程とをさらに備えること
    を特徴とする請求項12に記載のコンピュータ可読メモ
    リ。
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