JPH109111A - 機関停止装置付きcdi点火装置 - Google Patents
機関停止装置付きcdi点火装置Info
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- JPH109111A JPH109111A JP8161588A JP16158896A JPH109111A JP H109111 A JPH109111 A JP H109111A JP 8161588 A JP8161588 A JP 8161588A JP 16158896 A JP16158896 A JP 16158896A JP H109111 A JPH109111 A JP H109111A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 構成が簡単で、かつ、電流の漏洩等の問題を
生じない機関停止装置付きCDI点火装置を提供する。 【解決手段】 装置は、点火用発電コイル、チャージコ
ンデンサ13、点火回路15、点火プラグに火花放電を
発生させる点火コイルを備え、発電コイルとチャージコ
ンデンサとの間にチャージ電圧レギュレート手段Cを設
け、電圧レギュレート手段を、チャージ電圧を監視する
電圧検出手段23と、点火用発電コイルからの電流を短
絡させる短絡用半導体スイッチ素子25とで構成したC
DI点火装置において、機関停止用半導体スイッチ素子
と、同素子を作動させる非常停止スイッチ33と、点火
用発電コイル以外の電源とから成る装置を設け、機関停
止用半導体スイッチ素子を、チャージ電圧レギュレート
手段の短絡用半導体スイッチ素子に接続して、短絡用半
導体スイッチ素子を、電圧検出手段及び他の停止装置の
両方又は何れか一方で作動できる構成とした。
生じない機関停止装置付きCDI点火装置を提供する。 【解決手段】 装置は、点火用発電コイル、チャージコ
ンデンサ13、点火回路15、点火プラグに火花放電を
発生させる点火コイルを備え、発電コイルとチャージコ
ンデンサとの間にチャージ電圧レギュレート手段Cを設
け、電圧レギュレート手段を、チャージ電圧を監視する
電圧検出手段23と、点火用発電コイルからの電流を短
絡させる短絡用半導体スイッチ素子25とで構成したC
DI点火装置において、機関停止用半導体スイッチ素子
と、同素子を作動させる非常停止スイッチ33と、点火
用発電コイル以外の電源とから成る装置を設け、機関停
止用半導体スイッチ素子を、チャージ電圧レギュレート
手段の短絡用半導体スイッチ素子に接続して、短絡用半
導体スイッチ素子を、電圧検出手段及び他の停止装置の
両方又は何れか一方で作動できる構成とした。
Description
【0001】本発明は、機関を停止させる装置を備えた
CDI方式の点火装置の改良に関する。
CDI方式の点火装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、CDI方式の点火装置では、
チャージコイルからチャージコンデンサへ流れる電流を
短絡させる手段を設けて、点火を強制的に停止させるこ
とが行われている。上記した電流を短絡させる方法とし
ては、チャージコイルとチャージコンデンサとの間に短
絡線を設け、この短絡線に操作スイッチを設けて、操作
スイッチの開閉でチャージコイルからの電流を短絡させ
る方法が考えられるが、この方法では操作スイッチ部分
に高電圧がかかるため、例えば雨水や海水等が操作スイ
ッチや、この操作スイッチを操作する手等に付着した時
に漏洩電流により機関が誤って停止してしまうという問
題が生じる。上記した問題を解決するために、電流の短
絡を半導体スイッチ素子で行う機関の停止装置が実公平
3−18700号公報に開示されている。この機関の停
止装置は、CDI方式の点火装置において、チャージコ
イルとチャージコンデンサとの間に短絡線を設け、この
短絡線の途中にサイリスタを設け、かつ、サイリスタの
カソードと接地点との間にはストップスイッチを、ま
た、サイリスタのゲート側には定電圧回路を設けて構成
されており、これにより、ストップスイッチを閉成する
と、サイリスタのカソード側とゲート側に電圧差が生じ
て、サイリスタのゲート側からカソード側に、チャージ
コイルからの電流が僅かに流れてサイリスタが導通状態
になり、チャージコイルからの電流がサイリスタ及びス
トップスイッチを通って短絡される。また、この機関停
止装置は、接地不良や、誤接続によるストップスイッチ
からのバッテリ電流等の流入等により、前記定電圧回路
が破壊され装置が誤動作したり、またストップスイッチ
に高電圧がかかることを防止するために、短絡線及び定
電圧回路に電流阻止手段を設けている。
チャージコイルからチャージコンデンサへ流れる電流を
短絡させる手段を設けて、点火を強制的に停止させるこ
とが行われている。上記した電流を短絡させる方法とし
ては、チャージコイルとチャージコンデンサとの間に短
絡線を設け、この短絡線に操作スイッチを設けて、操作
スイッチの開閉でチャージコイルからの電流を短絡させ
る方法が考えられるが、この方法では操作スイッチ部分
に高電圧がかかるため、例えば雨水や海水等が操作スイ
ッチや、この操作スイッチを操作する手等に付着した時
に漏洩電流により機関が誤って停止してしまうという問
題が生じる。上記した問題を解決するために、電流の短
絡を半導体スイッチ素子で行う機関の停止装置が実公平
3−18700号公報に開示されている。この機関の停
止装置は、CDI方式の点火装置において、チャージコ
イルとチャージコンデンサとの間に短絡線を設け、この
短絡線の途中にサイリスタを設け、かつ、サイリスタの
カソードと接地点との間にはストップスイッチを、ま
た、サイリスタのゲート側には定電圧回路を設けて構成
されており、これにより、ストップスイッチを閉成する
と、サイリスタのカソード側とゲート側に電圧差が生じ
て、サイリスタのゲート側からカソード側に、チャージ
コイルからの電流が僅かに流れてサイリスタが導通状態
になり、チャージコイルからの電流がサイリスタ及びス
トップスイッチを通って短絡される。また、この機関停
止装置は、接地不良や、誤接続によるストップスイッチ
からのバッテリ電流等の流入等により、前記定電圧回路
が破壊され装置が誤動作したり、またストップスイッチ
に高電圧がかかることを防止するために、短絡線及び定
電圧回路に電流阻止手段を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の機関の
停止装置は、サイリスタを介してチャージ電流を短絡さ
せているので、通常動作時にはストップスイッチの端子
に高電圧がかからず、また、短絡線及び定電圧回路に電
流阻止手段を設けて、電流の逆流を防止しているので、
定電圧回路等が破壊される等の心配がなくチャージ電流
を短絡することができるという利点を有するが、定電圧
回路を保護するために電流阻止手段を設けなければなら
ず、また、ストップスイッチによる点火停止のための専
用回路となるため、CDI点火装置において必要である
チャージ電圧レギュレート手段は別回路にて構成しなけ
ればならず、その結果、部品数が増加して、回路が複雑
になり、コストも高くなるという問題がある。
停止装置は、サイリスタを介してチャージ電流を短絡さ
せているので、通常動作時にはストップスイッチの端子
に高電圧がかからず、また、短絡線及び定電圧回路に電
流阻止手段を設けて、電流の逆流を防止しているので、
定電圧回路等が破壊される等の心配がなくチャージ電流
を短絡することができるという利点を有するが、定電圧
回路を保護するために電流阻止手段を設けなければなら
ず、また、ストップスイッチによる点火停止のための専
用回路となるため、CDI点火装置において必要である
チャージ電圧レギュレート手段は別回路にて構成しなけ
ればならず、その結果、部品数が増加して、回路が複雑
になり、コストも高くなるという問題がある。
【0004】本発明は、上記した従来の問題点に鑑み
て、従来のCDI点火装置より構成が簡単で部品点数も
少く、かつ、ストップスイッチからの電流の漏洩等の問
題を生じることなくチャージ電流を短絡させて、機関を
停止することのできる機関停止装置付きCDI点火装置
を提供することを目的としている。
て、従来のCDI点火装置より構成が簡単で部品点数も
少く、かつ、ストップスイッチからの電流の漏洩等の問
題を生じることなくチャージ電流を短絡させて、機関を
停止することのできる機関停止装置付きCDI点火装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る機関停止装置付きCDI点火装置
用は、点火用発電コイル、チャージコンデンサ、チャー
ジコンデンサを所定のタイミングで放電させる点火回
路、及び、チャージコンデンサの放電により点火プラグ
に火花放電を発生させる点火コイルを備え、前記点火用
発電コイルとチャージコンデンサとの間にチャージ電圧
レギュレート手段を設け、このチャージ電圧レギュレー
ト手段を、チャージコンデンサのチャージ電圧を監視す
る電圧検出手段と、チャージ電圧が所定値以上になった
時に前記電圧検出手段で作動され点火用発電コイルから
の電流を短絡させる短絡用半導体スイッチ素子とで構成
したCDI点火装置において、機関停止用半導体スイッ
チ素子と、機関停止用半導体スイッチ素子を作動させる
ための機関停止用操作スイッチと、前記機関停止用半導
体スイッチ素子を作動させる点火用発電コイル以外の電
源とから成る機関停止装置を設け、前記機関停止用半導
体スイッチ素子を、前記チャージ電圧レギュレート手段
における短絡用半導体スイッチ素子に接続して、前記短
絡用半導体スイッチ素子を、チャージ電圧レギュレート
手段における電圧検出手段及び前記機関停止装置の両方
又は何れか一方で作動できるように構成したことを特徴
とするものである。また、好ましくは、前記チャージ電
圧レギュレート手段は論理和回路を備え、電圧検出手段
及び機関停止用半導体スイッチ素子の出力が論理和回路
に入力され、当該論理和回路からの出力で短絡用半導体
スイッチ素子が駆動されるように構成され得る。
ために、本発明に係る機関停止装置付きCDI点火装置
用は、点火用発電コイル、チャージコンデンサ、チャー
ジコンデンサを所定のタイミングで放電させる点火回
路、及び、チャージコンデンサの放電により点火プラグ
に火花放電を発生させる点火コイルを備え、前記点火用
発電コイルとチャージコンデンサとの間にチャージ電圧
レギュレート手段を設け、このチャージ電圧レギュレー
ト手段を、チャージコンデンサのチャージ電圧を監視す
る電圧検出手段と、チャージ電圧が所定値以上になった
時に前記電圧検出手段で作動され点火用発電コイルから
の電流を短絡させる短絡用半導体スイッチ素子とで構成
したCDI点火装置において、機関停止用半導体スイッ
チ素子と、機関停止用半導体スイッチ素子を作動させる
ための機関停止用操作スイッチと、前記機関停止用半導
体スイッチ素子を作動させる点火用発電コイル以外の電
源とから成る機関停止装置を設け、前記機関停止用半導
体スイッチ素子を、前記チャージ電圧レギュレート手段
における短絡用半導体スイッチ素子に接続して、前記短
絡用半導体スイッチ素子を、チャージ電圧レギュレート
手段における電圧検出手段及び前記機関停止装置の両方
又は何れか一方で作動できるように構成したことを特徴
とするものである。また、好ましくは、前記チャージ電
圧レギュレート手段は論理和回路を備え、電圧検出手段
及び機関停止用半導体スイッチ素子の出力が論理和回路
に入力され、当該論理和回路からの出力で短絡用半導体
スイッチ素子が駆動されるように構成され得る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る機関停止装置付きCDI点火装置の一実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の機関停止装置付きCD
I点火装置を備えた船舶の斜視図である。この船舶1
は、船尾に船外機2を備えており、前記船外機2は、エ
ンジン3及びエンジン3の出力軸にクラッチ(図示せ
ず)を介して連結されたプロペラ4を有し、前記エンジ
ン3はエンジン制御ユニット10で制御されている。
に係る機関停止装置付きCDI点火装置の一実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の機関停止装置付きCD
I点火装置を備えた船舶の斜視図である。この船舶1
は、船尾に船外機2を備えており、前記船外機2は、エ
ンジン3及びエンジン3の出力軸にクラッチ(図示せ
ず)を介して連結されたプロペラ4を有し、前記エンジ
ン3はエンジン制御ユニット10で制御されている。
【0007】図2は、エンジン制御ユニット10の回路
図である。このエンジン制御ユニット10は、点火用発
電コイルからのチャージ電流を整流する整流手段11、
整流手段を介して流れるチャージ電流を充電するチャー
ジコンデンサ13、及びチャージコンデンサ13を演算
回路17からの信号に基づいて放電させる点火回路15
からなるCDI方式の点火制御系Aと、演算回路17か
らの信号に基づいて燃料噴射装置(図示せず)へ作動信
号を出力する燃料噴射制御回路50と、演算回路17
と、演算回路17の電源回路19とから構成されてい
る。前記CDI点火制御系Aにおいては、チャージコン
デンサレギュレート手段C、チャージコンデンサ13、
及び点火制御回路15が並列に整流手段11に結線され
る。整流手段11の反アース側端子からの電路からレギ
ュレート手段Cが分岐した後、ダイオード51を介して
チャージコンデンサ13及び点火制御回路15が連結さ
れる。このレギュレート手段Cは、チャージコンデンサ
13のチャージ電圧を検出する電圧検出手段23と、電
圧検出手段23の出力に応じて動作する短絡用半導体ス
イッチ素子25と、通常時にレギュレート手段Cへのチ
ャージ電流の流入を制限する電流制限手段27とを備え
ており、チャージコンデンサ13のチャージ電圧が所定
の値(例えば、200V)を越えた場合に、電圧検出手
段23で短絡用半導体スイッチ素子25を導通させて、
点火用発電コイルからのチャージ電流を短絡させて、チ
ャージコンデンサ13のチャージ電圧を一定の値に保つ
ように構成されている。ところで、前記レギュレート手
段Cにおける電圧検出手段23と短絡用半導体スイッチ
素子25との間には論理和回路29が設けられており、
電圧検出手段23はこの論理和回路29の一方の入力端
子に接続され、短絡用半導体スイッチ素子25は、実際
にはこの論理和回路29の出力で動作している。
図である。このエンジン制御ユニット10は、点火用発
電コイルからのチャージ電流を整流する整流手段11、
整流手段を介して流れるチャージ電流を充電するチャー
ジコンデンサ13、及びチャージコンデンサ13を演算
回路17からの信号に基づいて放電させる点火回路15
からなるCDI方式の点火制御系Aと、演算回路17か
らの信号に基づいて燃料噴射装置(図示せず)へ作動信
号を出力する燃料噴射制御回路50と、演算回路17
と、演算回路17の電源回路19とから構成されてい
る。前記CDI点火制御系Aにおいては、チャージコン
デンサレギュレート手段C、チャージコンデンサ13、
及び点火制御回路15が並列に整流手段11に結線され
る。整流手段11の反アース側端子からの電路からレギ
ュレート手段Cが分岐した後、ダイオード51を介して
チャージコンデンサ13及び点火制御回路15が連結さ
れる。このレギュレート手段Cは、チャージコンデンサ
13のチャージ電圧を検出する電圧検出手段23と、電
圧検出手段23の出力に応じて動作する短絡用半導体ス
イッチ素子25と、通常時にレギュレート手段Cへのチ
ャージ電流の流入を制限する電流制限手段27とを備え
ており、チャージコンデンサ13のチャージ電圧が所定
の値(例えば、200V)を越えた場合に、電圧検出手
段23で短絡用半導体スイッチ素子25を導通させて、
点火用発電コイルからのチャージ電流を短絡させて、チ
ャージコンデンサ13のチャージ電圧を一定の値に保つ
ように構成されている。ところで、前記レギュレート手
段Cにおける電圧検出手段23と短絡用半導体スイッチ
素子25との間には論理和回路29が設けられており、
電圧検出手段23はこの論理和回路29の一方の入力端
子に接続され、短絡用半導体スイッチ素子25は、実際
にはこの論理和回路29の出力で動作している。
【0008】論理和回路29の他方の入力端子には、機
関停止用半導体スイッチ回路31の出力が接続されてい
る。前記機関停止用半導体スイッチ回路31は、後述す
るように例えば、PNPトランジスタのような半導体ス
イッチ素子31Aと接地線52とを備え、接地線52に
設けられた非常停止スイッチ33若しくはメインスイッ
チ連動停止スイッチ35の何れかを閉成するか、又は接
地線に接続された演算回路17を介して接地されると、
半導体スイッチ素子が作動し(例えば、PNPトランジ
スタの場合、端子間(エミッタとベース間)に電圧差が
生じてベースに電流が流れ、エミッタとコレクタ間が導
通し)、バッテリ37からの電流を所定の電流値で論理
和回路29の入力に流すように構成されている。
関停止用半導体スイッチ回路31の出力が接続されてい
る。前記機関停止用半導体スイッチ回路31は、後述す
るように例えば、PNPトランジスタのような半導体ス
イッチ素子31Aと接地線52とを備え、接地線52に
設けられた非常停止スイッチ33若しくはメインスイッ
チ連動停止スイッチ35の何れかを閉成するか、又は接
地線に接続された演算回路17を介して接地されると、
半導体スイッチ素子が作動し(例えば、PNPトランジ
スタの場合、端子間(エミッタとベース間)に電圧差が
生じてベースに電流が流れ、エミッタとコレクタ間が導
通し)、バッテリ37からの電流を所定の電流値で論理
和回路29の入力に流すように構成されている。
【0009】前記メインスイッチ連動停止スイッチ35
は、メインスイッチ39と連動して、スイッチ35が開
となる時スイッチ39が閉となり、また、スイッチ35
が閉となる時スイッチ39が開となるように構成されて
いる。メインスイッチ39が開放している時は、エンジ
ン制御ユニット10の電源回路19、回転計、及び警告
ランプ類へはバッテリ37からの電流は供給されず、メ
インスイッチ連動停止スイッチ35は閉じている。尚、
燃料噴射装置や燃料ポンプ装置等は、バッテリ37に常
時接続されており、エンジン制御ユニット10でON/
OFFがコントロールされる。又、メインスイッチ39
が閉成されると、エンジン制御ユニット10、回転計、
及び警告ランプ類にバッテリ37からの電流が供給され
て、各システムが作動し、メインスイッチ連動停止スイ
ッチ35は開く。なお、バッテリ37は発電コイル及び
整流/電圧制御回路101により充電される。整流/電
圧制御回路101は発電コイルで発生した交流電流を直
流に整流し、かつ設定電圧(例えば、14.5V)を越
えないようにレギュレートする。また、演算回路17に
は、回転数検出センサ、クランク位置センサ、スロット
ル開度センサ、エンジン温度センサ等のセンサ群102
が連結され、エンジン回転数やエンジン負荷等の様々な
運転状態の情報と、必要に応じてエンジンの運転環境変
化の情報等を入力し、これらに基づいてエンジン3の点
火時期や燃料噴射時期を決定し、点火回路15及び燃料
噴射制御系Bに信号を出力する。点火回路15は、図3
に示すように、サイリスタ等の半導体スイッチ素子15
Aを備え、演算回路17からの信号で半導体スイッチ素
子15Aが導通して、チャージコンデンサ13の電荷を
点火コイル53を通して放電させ、点火プラグ54に火
花を発生させるように構成されている。半導体スイッチ
素子15Aへのゲート電流は、演算回路17から点火時
期に合わせて流される。尚、図中符号15Bはゲート電
流のバイパス抵抗である。
は、メインスイッチ39と連動して、スイッチ35が開
となる時スイッチ39が閉となり、また、スイッチ35
が閉となる時スイッチ39が開となるように構成されて
いる。メインスイッチ39が開放している時は、エンジ
ン制御ユニット10の電源回路19、回転計、及び警告
ランプ類へはバッテリ37からの電流は供給されず、メ
インスイッチ連動停止スイッチ35は閉じている。尚、
燃料噴射装置や燃料ポンプ装置等は、バッテリ37に常
時接続されており、エンジン制御ユニット10でON/
OFFがコントロールされる。又、メインスイッチ39
が閉成されると、エンジン制御ユニット10、回転計、
及び警告ランプ類にバッテリ37からの電流が供給され
て、各システムが作動し、メインスイッチ連動停止スイ
ッチ35は開く。なお、バッテリ37は発電コイル及び
整流/電圧制御回路101により充電される。整流/電
圧制御回路101は発電コイルで発生した交流電流を直
流に整流し、かつ設定電圧(例えば、14.5V)を越
えないようにレギュレートする。また、演算回路17に
は、回転数検出センサ、クランク位置センサ、スロット
ル開度センサ、エンジン温度センサ等のセンサ群102
が連結され、エンジン回転数やエンジン負荷等の様々な
運転状態の情報と、必要に応じてエンジンの運転環境変
化の情報等を入力し、これらに基づいてエンジン3の点
火時期や燃料噴射時期を決定し、点火回路15及び燃料
噴射制御系Bに信号を出力する。点火回路15は、図3
に示すように、サイリスタ等の半導体スイッチ素子15
Aを備え、演算回路17からの信号で半導体スイッチ素
子15Aが導通して、チャージコンデンサ13の電荷を
点火コイル53を通して放電させ、点火プラグ54に火
花を発生させるように構成されている。半導体スイッチ
素子15Aへのゲート電流は、演算回路17から点火時
期に合わせて流される。尚、図中符号15Bはゲート電
流のバイパス抵抗である。
【0010】尚、前記非常停止スイッチ33、メインス
イッチ連動停止スイッチ35、及びメインスイッチ39
は、図1に符号40で示すスイッチボックス内に収納さ
れている。図4は、レギュレート手段Cと機関停止用半
導体スイッチ回路31の詳細回路図である。電流制限手
段27は抵抗27Aを有し、短絡用半導体スイッチ素子
25へ流れる電流を制限する。短絡用半導体スイッチ素
子25は、サイリスタ25Aを有する。このサイリスタ
25Aは、論理和回路29からゲート電流が入力される
と、アノード及びカソード間を導通させ、電流制限手段
27を通る点火用発電コイルの発生電流を短絡する。
尚、図中符号25Bはゲート保護用のゲート電流バイパ
ス抵抗である。論理和回路29は、2つのダイオードを
備え、一方のダイオードの入力端子には電圧検出手段2
3の出力が接続され、また、他方のダイオードの入力端
子には機関停止用半導体スイッチ回路31の出力が接続
されている。電圧検出手段23は、直列に接続された抵
抗23B及び23Cと、これらの抵抗23B及び23C
間と前記論理和回路29の入力とを結ぶ電路に設けられ
たツェナーダイオード23Aとを有し、電流制限手段2
7の抵抗27Aと抵抗23B,23Cとで分圧された点
火用発電コイルの発生電圧が接点Yにおいてツェナーダ
イオード23Aのツェナー電圧を越えた時に論理和回路
29に電流を流す。機関停止用半導体スイッチ回路31
は、PNP型トランジスタ31Aを備え、非常停止スイ
ッチ33又はメインスイッチ連動停止スイッチ35の何
れかを閉成することにより、トランジスタ31Aのベー
スに電流が流れるとエミッタ及びコレクタ間を導通さ
せ、バッテリ37からの電流を論理和回路29に流す。
符号31Bで示すツェナーダイオードは、前記停止スイ
ッチ33,35への海水等の付着により停止スイッチ3
3,35の端子間抵抗値が相当低くなり、停止スイッチ
33,35を閉成していないのに、その端子間抵抗値が
0に近くなるような場合でも、機関停止用半導体スイッ
チ回路31が誤ってONしないようにするためのもので
ある。尚、符号31Cは抵抗を示しており、この抵抗3
1Cは、停止スイッチ33,35が閉成した時にある程
度の電流を流すためにバイパス抵抗である。
イッチ連動停止スイッチ35、及びメインスイッチ39
は、図1に符号40で示すスイッチボックス内に収納さ
れている。図4は、レギュレート手段Cと機関停止用半
導体スイッチ回路31の詳細回路図である。電流制限手
段27は抵抗27Aを有し、短絡用半導体スイッチ素子
25へ流れる電流を制限する。短絡用半導体スイッチ素
子25は、サイリスタ25Aを有する。このサイリスタ
25Aは、論理和回路29からゲート電流が入力される
と、アノード及びカソード間を導通させ、電流制限手段
27を通る点火用発電コイルの発生電流を短絡する。
尚、図中符号25Bはゲート保護用のゲート電流バイパ
ス抵抗である。論理和回路29は、2つのダイオードを
備え、一方のダイオードの入力端子には電圧検出手段2
3の出力が接続され、また、他方のダイオードの入力端
子には機関停止用半導体スイッチ回路31の出力が接続
されている。電圧検出手段23は、直列に接続された抵
抗23B及び23Cと、これらの抵抗23B及び23C
間と前記論理和回路29の入力とを結ぶ電路に設けられ
たツェナーダイオード23Aとを有し、電流制限手段2
7の抵抗27Aと抵抗23B,23Cとで分圧された点
火用発電コイルの発生電圧が接点Yにおいてツェナーダ
イオード23Aのツェナー電圧を越えた時に論理和回路
29に電流を流す。機関停止用半導体スイッチ回路31
は、PNP型トランジスタ31Aを備え、非常停止スイ
ッチ33又はメインスイッチ連動停止スイッチ35の何
れかを閉成することにより、トランジスタ31Aのベー
スに電流が流れるとエミッタ及びコレクタ間を導通さ
せ、バッテリ37からの電流を論理和回路29に流す。
符号31Bで示すツェナーダイオードは、前記停止スイ
ッチ33,35への海水等の付着により停止スイッチ3
3,35の端子間抵抗値が相当低くなり、停止スイッチ
33,35を閉成していないのに、その端子間抵抗値が
0に近くなるような場合でも、機関停止用半導体スイッ
チ回路31が誤ってONしないようにするためのもので
ある。尚、符号31Cは抵抗を示しており、この抵抗3
1Cは、停止スイッチ33,35が閉成した時にある程
度の電流を流すためにバイパス抵抗である。
【0011】以下、上記したエンジン制御ユニット10
の作用について簡単に説明する。使用者がエンジンを作
動させると、図2に実線矢印で示すように、点火用発電
コイルから、整流手段11を介して電流が供給され、チ
ャージコンデンサ13が充電を始め、演算回路17から
の点火信号に基づいて、点火回路15が所定のタイミン
グでチャージコンデンサ13を放電させて、点火コイル
の一次コイル(図示せず)に電流を流し、点火コイルの
二次コイル(図示せず)が点火プラグ(図示せず)に花
火放電を発生させる。レギュレート手段Cにおける電圧
検出手段23は、チャージコンデンサ13におけるチャ
ージ電圧を監視し、このチャージ電圧が所定の値(例え
ば200V)を越えた時に、論理和回路29に信号を出
力する(実際には、所定値の電流を流す。)。論理和回
路29は、電圧検出手段23からの信号が入力される
と、その出力側から短絡用半導体スイッチ素子25に信
号を出力して、短絡用半導体スイッチ素子25を作動さ
せて、図2に一点鎖線矢印で示すようにチャージコイル
からのチャージ電流を短絡させる。尚、前記短絡用半導
体スイッチ素子25は、例えば、サイリスタで構成され
得る。短絡用半導体スイッチ素子25が前記したように
サイリスタで構成されている場合は、論理和回路29の
出力をサイリスタのゲートに接続し、論理和回路29か
らゲートに電流が流された時に、カソード及びアノード
間が導通してチャージ電流を図2に破線矢印で示すよう
に短絡させように構成され得る。また、例えば、船舶の
転覆や、乗員の転落等により非常停止スイッチ33が作
動して(即ち、閉成して、)、機関停止用半導体スイッ
チ回路31の接地線が接地されると、バッテリ37の電
圧で機関停止用半導体スイッチ回路31が作動して、バ
ッテリ37からの電流が論理和回路29に流れる。論理
和回路29は、機関停止用半導体スイッチ回路31から
電流が流されると、電圧検出手段23の場合と同様、短
絡用半導体スイッチ素子25に信号を出力して短絡用半
導体スイッチ素子25を作動させ、チャージ電流を短絡
させる。メインスイッチ連動停止スイッチ35がメイン
スイッチ39の操作に連動して閉成した時、及び演算回
路17で機関停止用半導体スイッチ回路31の接地線を
強制的に接地させた時も、上記した非常停止スイッチ3
3が閉成した時と同様、論理和回路29を介して半導体
スイッチ素子25が作動され、チャージ電流を短絡す
る。
の作用について簡単に説明する。使用者がエンジンを作
動させると、図2に実線矢印で示すように、点火用発電
コイルから、整流手段11を介して電流が供給され、チ
ャージコンデンサ13が充電を始め、演算回路17から
の点火信号に基づいて、点火回路15が所定のタイミン
グでチャージコンデンサ13を放電させて、点火コイル
の一次コイル(図示せず)に電流を流し、点火コイルの
二次コイル(図示せず)が点火プラグ(図示せず)に花
火放電を発生させる。レギュレート手段Cにおける電圧
検出手段23は、チャージコンデンサ13におけるチャ
ージ電圧を監視し、このチャージ電圧が所定の値(例え
ば200V)を越えた時に、論理和回路29に信号を出
力する(実際には、所定値の電流を流す。)。論理和回
路29は、電圧検出手段23からの信号が入力される
と、その出力側から短絡用半導体スイッチ素子25に信
号を出力して、短絡用半導体スイッチ素子25を作動さ
せて、図2に一点鎖線矢印で示すようにチャージコイル
からのチャージ電流を短絡させる。尚、前記短絡用半導
体スイッチ素子25は、例えば、サイリスタで構成され
得る。短絡用半導体スイッチ素子25が前記したように
サイリスタで構成されている場合は、論理和回路29の
出力をサイリスタのゲートに接続し、論理和回路29か
らゲートに電流が流された時に、カソード及びアノード
間が導通してチャージ電流を図2に破線矢印で示すよう
に短絡させように構成され得る。また、例えば、船舶の
転覆や、乗員の転落等により非常停止スイッチ33が作
動して(即ち、閉成して、)、機関停止用半導体スイッ
チ回路31の接地線が接地されると、バッテリ37の電
圧で機関停止用半導体スイッチ回路31が作動して、バ
ッテリ37からの電流が論理和回路29に流れる。論理
和回路29は、機関停止用半導体スイッチ回路31から
電流が流されると、電圧検出手段23の場合と同様、短
絡用半導体スイッチ素子25に信号を出力して短絡用半
導体スイッチ素子25を作動させ、チャージ電流を短絡
させる。メインスイッチ連動停止スイッチ35がメイン
スイッチ39の操作に連動して閉成した時、及び演算回
路17で機関停止用半導体スイッチ回路31の接地線を
強制的に接地させた時も、上記した非常停止スイッチ3
3が閉成した時と同様、論理和回路29を介して半導体
スイッチ素子25が作動され、チャージ電流を短絡す
る。
【0012】以上説明したエンジン制御ユニットによれ
ば、レギュレート手段Cの短絡用半導体スイッチ素子2
5を、論理和回路29の出力で作動するように構成し、
前記論理和回路29に、レギュレート手段Cの電圧検出
手段23の出力と、機関停止用半導体スイッチ回路31
の出力との両方を入力して、短絡用半導体スイッチ素子
25を、通常のレギュレート手段Cの作用の他に、機関
停止用の短絡用半導体スイッチ素子としても作用するよ
うに構成しているので、機関停止のための短絡用半導体
スイッチ素子を別個に設ける必要がないという効果を奏
する。また、上記エンジン制御ユニットによれば、論理
和回路29を介して短絡用半導体スイッチ素子25を作
動させる機関停止用半導体スイッチ回路31を、エンジ
ン作動中は常に電圧が安定しているバッテリ37の電圧
で作動するように構成しているので、点火用発電コイル
からの電圧で作動する場合のように、定電圧回路を別個
に設ける必要がなく、構成が簡単で、部品点数も少なく
てすむという効果を奏する。さらに、機関停止用半導体
スイッチ回路31をバッテリ37で作動させているの
で、機関停止用半導体スイッチ回路31の接地線に設け
られた非常停止スイッチ33及びメインスイッチ連動停
止スイッチ35に最大で10〜20V程度の電圧しかか
からず、その結果、図1に示すように比較的、雨水や海
水等によって濡れやすい位置にスイッチボックス40が
配置されていても、過度の漏洩電流が生じることがない
という効果を奏する。
ば、レギュレート手段Cの短絡用半導体スイッチ素子2
5を、論理和回路29の出力で作動するように構成し、
前記論理和回路29に、レギュレート手段Cの電圧検出
手段23の出力と、機関停止用半導体スイッチ回路31
の出力との両方を入力して、短絡用半導体スイッチ素子
25を、通常のレギュレート手段Cの作用の他に、機関
停止用の短絡用半導体スイッチ素子としても作用するよ
うに構成しているので、機関停止のための短絡用半導体
スイッチ素子を別個に設ける必要がないという効果を奏
する。また、上記エンジン制御ユニットによれば、論理
和回路29を介して短絡用半導体スイッチ素子25を作
動させる機関停止用半導体スイッチ回路31を、エンジ
ン作動中は常に電圧が安定しているバッテリ37の電圧
で作動するように構成しているので、点火用発電コイル
からの電圧で作動する場合のように、定電圧回路を別個
に設ける必要がなく、構成が簡単で、部品点数も少なく
てすむという効果を奏する。さらに、機関停止用半導体
スイッチ回路31をバッテリ37で作動させているの
で、機関停止用半導体スイッチ回路31の接地線に設け
られた非常停止スイッチ33及びメインスイッチ連動停
止スイッチ35に最大で10〜20V程度の電圧しかか
からず、その結果、図1に示すように比較的、雨水や海
水等によって濡れやすい位置にスイッチボックス40が
配置されていても、過度の漏洩電流が生じることがない
という効果を奏する。
【0013】
【発明の効果】以上説明した、本発明にかかる機関停止
用CDI点火装置によれば、機関停止用操作スイッチに
よって点火用発電コイル以外の電源で作動される機関停
止用半導体スイッチ素子を設け、この機関停止用半導体
スイッチ素子で、チャージ電圧レギュレート手段の短絡
用半導体スイッチ素子を作動できるように構成し、チャ
ージ電圧レギュレート手段の短絡用半導体スイッチ素子
を、レギュレート用と機関停止用の両方で使用できるよ
うにしているので、機関停止のための短絡用半導体スイ
ッチ素子を別個に設ける必要がないという効果を奏す
る。また、機関停止用半導体スイッチ素子を点火用発電
コイル以外の電源で作動するように構成しているので、
点火用発電コイルを使用する時のように、定電圧回路等
を設ける必要がないという効果を奏し、さらに、特に電
流阻止手段等を別個に設けなくても、機関停止用操作ス
イッチに点火用発電コイルからの高電圧がかかったり、
過電流が流れたりすることがないので、機関停止用操作
スイッチにおける過度の漏洩電流による装置の誤動作の
心配はないという効果を奏する。
用CDI点火装置によれば、機関停止用操作スイッチに
よって点火用発電コイル以外の電源で作動される機関停
止用半導体スイッチ素子を設け、この機関停止用半導体
スイッチ素子で、チャージ電圧レギュレート手段の短絡
用半導体スイッチ素子を作動できるように構成し、チャ
ージ電圧レギュレート手段の短絡用半導体スイッチ素子
を、レギュレート用と機関停止用の両方で使用できるよ
うにしているので、機関停止のための短絡用半導体スイ
ッチ素子を別個に設ける必要がないという効果を奏す
る。また、機関停止用半導体スイッチ素子を点火用発電
コイル以外の電源で作動するように構成しているので、
点火用発電コイルを使用する時のように、定電圧回路等
を設ける必要がないという効果を奏し、さらに、特に電
流阻止手段等を別個に設けなくても、機関停止用操作ス
イッチに点火用発電コイルからの高電圧がかかったり、
過電流が流れたりすることがないので、機関停止用操作
スイッチにおける過度の漏洩電流による装置の誤動作の
心配はないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の機関停止用CDI点火装置を備えた
船舶の斜視図である。
船舶の斜視図である。
【図2】 エンジン制御ユニット10の回路図である。
【図3】 点火回路の詳細回路図である。
【図4】 レギュレート手段Cと機関停止用半導体スイ
ッチ回路31の詳細回路図である。
ッチ回路31の詳細回路図である。
1 船舶 2 船外機 3 エンジン 4 プロペラ 10 エンジン制御ユニット 11 整流手段 13 チャージコンデンサ 15 点火回路 17 演算回路 19 電源回路 23 電圧検出手段 25 短絡用半導体スイッチ素子 27 電流制限手段 29 論理和回路 31 機関停止用半導体スイッチ回路 33 非常停止スイッチ 35 メインスイッチ連動停止スイッチ 37 バッテリ 39 メインスイッチ 40 スイッチボックス A 点火制御系 B 燃料噴射制御系 C レギュレート手段
Claims (2)
- 【請求項1】 点火用発電コイル、チャージコンデン
サ、チャージコンデンサを所定のタイミングで放電させ
る点火回路、及び、チャージコンデンサの放電により点
火プラグに火花放電を発生させる点火コイルを備え、 前記点火用発電コイルとチャージコンデンサとの間にチ
ャージ電圧レギュレート手段を設け、 このチャージ電圧レギュレート手段を、チャージコンデ
ンサのチャージ電圧を監視する電圧検出手段と、チャー
ジ電圧が所定値以上になった時に前記電圧検出手段で作
動され点火用発電コイルからの電流を短絡させる短絡用
半導体スイッチ素子とで構成したCDI点火装置におい
て、 機関停止用半導体スイッチ素子と、 機関停止用半導体スイッチ素子を作動させるための機関
停止用操作スイッチと、 前記機関停止用半導体スイッチ素子を作動させる点火用
発電コイル以外の電源とから成る機関停止装置を設け、 前記機関停止用半導体スイッチ素子を、前記チャージ電
圧レギュレート手段における短絡用半導体スイッチ素子
に接続して、 前記短絡用半導体スイッチ素子を、チャージ電圧レギュ
レート手段における電圧検出手段及び前記機関停止装置
の両方又は何れか一方で作動できるように構成したこと
を特徴とする機関停止装置付きCDI点火装置。 - 【請求項2】 前記チャージ電圧レギュレート手段が論
理和回路を備え、 電圧検出手段及び機関停止用半導体スイッチ素子の出力
が論理和回路に入力され、 当該論理和回路からの出力で短絡用半導体スイッチ素子
が駆動されるように構成したことを特徴とする請求項1
に記載の機関停止装置付きCDI点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8161588A JPH109111A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 機関停止装置付きcdi点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8161588A JPH109111A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 機関停止装置付きcdi点火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109111A true JPH109111A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15737992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8161588A Pending JPH109111A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 機関停止装置付きcdi点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH109111A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003940A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Denso Corp | 内燃機関用点火装置 |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP8161588A patent/JPH109111A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003940A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Denso Corp | 内燃機関用点火装置 |
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