JPH1090997A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1090997A
JPH1090997A JP18559897A JP18559897A JPH1090997A JP H1090997 A JPH1090997 A JP H1090997A JP 18559897 A JP18559897 A JP 18559897A JP 18559897 A JP18559897 A JP 18559897A JP H1090997 A JPH1090997 A JP H1090997A
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JP
Japan
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developing
roller
photosensitive drum
developing roller
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP18559897A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sako
裕之 迫
Hiroaki Shiba
裕昭 柴
Toru Ueno
徹 上野
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体ドラムを小径にして画像形成装置の小
型化を図りつつ、帯電部のコロナ放電によって生ずるオ
ゾンによる感光体ドラムの劣化に対処して長期にわたり
安定した画像を得ることができる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 単一層分散型感光体ドラムと、該感光体
ドラムの表面を特定極性に帯電する帯電器と、静電潜像
が形成された該感光体ドラムの表面に現像剤を搬送する
現像ローラとを具備する画像形成装置であって、感光体
ドラムと現像ローラとは互いに表面が接触するとともに
相互に逆方向に回転駆動されるように構成されている。
該感光体ドラムは直径が10乃至20mmに設定され、
該現像ローラは直径が感光体ドラムの直径に対し90乃
至110%に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ、ファクシミリ装置等
の画像形成装置においては、たとえばレーザスキャンユ
ニットによって感光体ドラム表面に画像データに基づく
静電潜像を形成する。感光体ドラムの周囲には現像ユニ
ットが隣接して設けられており、この現像ユニットによ
り感光体ドラム表面の静電潜像をトナー画像に顕像化す
る。ところで、感光体ドラムは、アルミニウム等の導電
性金属を円筒形状に形成したドラム素管の外周面に有機
感光体(OPC)等の感光層が形成されたものが用いら
れる場合がある。上記した感光体ドラムとして、電荷生
成層(CGL:Charge Carrier Generation Layer )と
電荷輸送層(CTL:Charge Carrier Transport Laye
r)とが分離積層された積層型感光体がよく知られてい
る。この積層型感光体は膜厚数μmのCGLの上面に膜
厚20μm〜30μm程度のCTLを積層したものであ
る。
【0003】この場合、レーザスキャンユニット等で照
射された光は、CGLで吸収されて電荷キャリアに変換
される。その後、CGLで生成された電荷キャリアはC
TL中に注入され、CTL中を移動して表面電荷を中和
し、表面に静電潜像を形成することとなる。このような
積層型感光体は、複数の層を積層するため、製造工程が
複雑となる。これに対し、電荷輸送材料(CTM:Char
ge Carrier Transport Material )を含む感光層中に電
荷生成材料(CGM:Charge Carrier Generation Mate
rial)を粒子として分散した感光体を用いた単一層分散
型の感光体ドラムが存在する。この単一層分散型の感光
体ドラムでは、製造工程が簡略化されるという利点があ
るが、表面にCGM粒子が露出して感光体ドラム表面が
粗くなり、また帯電器から発生するオゾンにより表面が
劣化しやすいという問題がある。
【0004】一方、感光体ドラムに隣接して設けられる
現像ユニットには、感光体ドラム表面に現像剤を転移さ
せてトナー画像を形成するための現像ローラが設けられ
る。現像ユニットの現像ローラと感光体ドラムとを含む
画像形成装置においては、現像ローラと感光体ドラムと
が接触する接触現像を適用するものと、現像ローラと感
光体ドラムとが非接触である非接触現像を適用するもの
とが存在する。非接触現像を適用するものにおいては、
用紙にトナー画像を転写した後の感光体ドラム表面に残
留したトナーを除去するために、感光体ドラム表面に接
触するクリーニングブレード等のクリーニング機構が必
要となる。これに対し、接触現像を適用するものでは、
現像ローラにより現像ユニットに残留トナーを回収して
再使用することが可能となり、クリーニング機構を省略
することができる。これにより、装置の小型化が可能と
なる。
【0005】このような画像形成装置において、小型化
を図る場合、感光体ドラムの直径を小さくすることが考
えられる。また、クリーニング機構を省略できる接触現
像を適用した画像形成装置を用いることで装置全体の小
型化を図ることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】感光体ドラムの帯電部
ではコロナ放電によりオゾンが発生する。小径の感光体
ドラムの場合には、帯電部もそれに応じて小さくするも
のではあるが、大径の感光体ドラムの場合と比較する
と、感光体ドラムに占める帯電部の割合が大きくなる。
それゆえに、小径の感光体ドラムを用いた場合には、大
径の感光体ドラムと比較して、感光体ドラム表面全体が
オゾン雰囲気に曝されやすい。さらに、感光体ドラム表
面積が小さいため複数の回転で1枚の画像形成を行うこ
と等に関連して、感光体ドラムのオゾン劣化が比較的短
い運転時間で生じるようになる。その結果、形成される
画像が不鮮明になるおそれがある。感光体ドラムとして
表面にCGM粒子が露出している単一層分散型のものを
用いた場合には、特にオゾンによる表面の劣化が問題と
なる。また、接触現像を適用した画像形成装置において
は、感光体ドラムの小型化により感光体ドラムと現像ロ
ーラとのニップ幅が小さくなってしまうという問題を内
包している。
【0007】接触現像を適用した場合、オゾンによって
劣化した感光体ドラムの表面を現像ローラによって適度
に削り、活性化させることが重要である。しかしなが
ら、現像ローラによる感光体の削り量が多いと、感光体
ドラムが早期に使用限界に達するという問題がある。
【0008】本発明は上記の事実に鑑みてなされたもの
で、その技術課題は、単一層分散型の感光体ドラムを用
い接触現像を適用した画像形成装置において、感光体ド
ラムを小径にして画像形成装置の小型化を図りつつ、帯
電部のコロナ放電によって生ずるオゾンによる感光体ド
ラムの劣化に対処して長期にわたり安定した画像を得る
ことができる画像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、小型化を
図るために小径の感光体ドラムに接触現像を適用した画
像形成装置において、オゾンによって劣化した感光体ド
ラムを適度に削り活性化しつつ所定の耐久性を得るため
に、互いに接触する感光体ドラムと現像ローラの回転方
向と、感光体ドラムと現像ローラの径の大きさに着目し
て実験を重ねつつ鋭意検討した。その結果、感光体ドラ
ムと現像ローラの回転方向は両者のニップ部における相
対速度差があまり大きくならないようにそれぞれ逆方向
に回転とし、感光体ドラムと現像ローラとの適度のニッ
プ幅が得られるように感光体ドラムと現像ローラの径を
所定の関係に設定した。
【0010】即ち、本発明によれば、回転自在に配設さ
れ帯電域、静電潜像形成域および現像域を順次に通る単
一層分散型感光体ドラムと、該帯電域に配設され該感光
体ドラムの表面を特定極性に帯電する帯電器と、該現像
域に配設され静電潜像形成域において静電潜像が形成さ
れた該感光体ドラムの表面に現像剤を搬送する現像ロー
ラとを具備する画像形成装置において、該感光体ドラム
と該現像ローラとは、互いに表面が接触するとともに、
相互に逆方向に回転駆動されるように構成されており、
該感光体ドラムは直径が10乃至20mmに設定され、
該現像ローラは直径が該感光体ドラムの直径に対し90
乃至110%に設定されている、ことを特徴とする画像
形成装置が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従って構成された画像形成装置の一実施形態を詳細
に説明する。なお、図示の実施形態においては、本発明
に従って構成された画像形成装置としてプリンタを例に
説明する。図1には、本発明に従って構成された画像形
成装置の一実施形態であるプリンタ2が概略的に示され
ている。プリンタ2は、この実施形態においては、ワー
ドプロセッサ等の印字装置として使用される小型低速の
レーザプリンタであって、合成樹脂によって成形された
機体ハウジング20を具備している。この機体ハウジン
グ20は、上方が開放した箱状のハウジング本体21
と、該ハウジング本体21の上部に配設された軸22に
旋回自在に装着されたカバー23とを含んでいる。この
ように構成された機体ハウジング20の略中央部には、
プロセスユニット4が着脱自在に装着されている。
【0012】プロセスユニット4は、図2に示すよう
に、感光体ユニット40と、該感光体ユニット40に支
持軸5を介して揺動可能に支持された現像ユニット50
とを備えている。感光体ユニット40は感光体支持手段
41を具備しており、この感光体支持手段41は前後方
向(紙面に垂直な方向)に間隔を置いて配置された一対
の側壁部材411(図2においては後側側壁部材のみが
示されている)と、該一対の側壁部材411の各々下部
を連結する連結部材412を備えている。このように構
成された感光体支持手段41は、合成樹脂によって一体
成形されている。感光体支持手段41を構成する一対の
側壁部材411の現像ユニット50側の上端部には、装
着穴414を備えた支持部413が各々設けられてい
る。この支持部413に設けられた装着穴414に上記
現像ユニット50の後述する現像ハウジングに配設され
た金属棒材からなる支持軸5を挿通することにより、感
光体ユニット40と現像ユニット50が相互に揺動可能
に支持される。
【0013】上記感光体ユニット40は、周表面に感光
層が形成された感光体ドラム42を具備している。この
感光体ドラム42は、その回転軸421が上記感光体支
持手段41を構成する一対の側壁部材411に回転自在
に支持され、図示しない駆動手段によって矢印で示す方
向、即ち上記現像ユニット50の後述する現像ローラと
の接触部(ニップ部)である現像域において下側から上
側に向けて回転駆動せしめられる。上記感光体支持手段
41の連結部材412には、感光体ドラム42の下側周
表面に対向する帯電域に帯電用コロナ放電器43が配設
されており、また、該帯電用コロナ放電器43より感光
体ドラム42の回転方向上流側に感光体ドラム42の周
表面に接触する紙粉除去ブラシ44が配設されている。
【0014】感光体ドラム42は、 メタルフリーフタロシアニン(電荷発生材料) 5重量部 N,N’−ビス(O,P−ジメチルフェニル)N,N’−ジフェニルベンジジ ン(正孔輸送材料) 40重量部 3,3’,5,5’−テトラフェニルジフェノキノン(電子輸送材料) 40重量部 ポリカーボネート(結着樹脂) 100重量部 ジクロロメタン(溶剤) 800重量部 の成分をボールミルにより混合分散し、作製した塗布液
をアルミニウム製のドラム素管上に浸漬塗工により塗布
した後、60℃で60分間熱風乾燥し膜厚30μmの単
1層分散型の有機感光体を構成している。
【0015】上記感光体支持手段41を構成する一対の
側壁部材411間には、図2において左斜め上方から給
送される転写紙を上記感光体ドラム42の周表面上の転
写域422に向けて案内する転写前案内板対45の一方
を構成する下側案内板451が配設されており、この下
側案内板451は一対の側壁部材411に一体成形され
ている。この下側案内板451の上面には、長手方向
(図2において紙面に垂直な方向)に間隔をおいて複数
個の案内リブ451aが一体成形されている。また、下
側案内板451は、下面にも長手方向(図2において紙
面に垂直な方向)に間隔をおいて複数個の補強リブ45
1bが上記支持軸5に当接するように構成されている。
従って、下側案内板451は、その上面に押圧力が作用
し撓もうとしても補強リブ451bが支持軸5に当接し
て撓みの発生を防止することができる。また、下側案内
板451は、感光体支持手段41を構成する一対の側壁
部材411における上部を相互に連結する連結部材とし
て機能し、感光体支持手段41の剛性強度を向上させる
ことができる。更に、図示の実施形態においては、下側
案内板451は一対の側壁部材411に一体成形されて
いるので、一対の側壁部材411に回転自在に支持され
る感光体ドラム42に対する位置関係を高精度に維持す
ることができる。
【0016】上記感光体支持手段41を構成する一対の
側壁部材411間には、上記転写域422において転写
された転写紙を後述する定着手段に案内する転写後案内
板46が配設されており、この転写後案内板46は一対
の側壁部材411に一体成形されている。従って、転写
後案内板46は、感光体支持手段41を構成する一対の
側壁部材411を相互に連結する連結部材として機能
し、感光体支持手段41の剛性強度を向上させることが
できる。
【0017】次に、静電潜像現像装置としての現像ユニ
ット50について説明する。図示の実施形態における現
像ユニット50は、一成分トナーからなる現像剤が収容
された現像ハウジング51を具備している。この現像ハ
ウジング51は、底壁511と、該底壁511の前後端
(図2において紙面に垂直な方向の端部)から上方に立
設して形成された前側壁および後側壁512(図2には
後側壁のみが示されている)と、左側壁513とからな
っており、これらは合成樹脂によって一体成形され、攪
拌室514と現像室515を規定している。現像ハウジ
ング51を構成する底壁511には、攪拌室514と現
像室515との間に前後方向(図2において紙面に垂直
な方向)に設けられた仕切り壁516が一体成形されて
いる。この仕切り壁516の左右両面は、円弧状の案内
面516aおよび516bに形成されている。現像ハウ
ジング51を構成する前後側壁512間には、現像室5
15側上部に配設された連結部材517が設けられ、前
後側壁512に一体形成されている。なお、現像ハウジ
ング51を構成する上記後側壁512にはトナー供給穴
518が形成されており、このトナー供給穴518にキ
ャップ519が嵌合されている。このように構成された
現像ハウジング51の現像室515側上端部には、前後
側壁512を貫通して上記支持軸5が配設されており、
この支持軸5の両端部に上記感光体ユニット40の感光
体支持手段41を構成する一対の側壁部材411の支持
部413に設けられた装着穴414を嵌合することによ
り、感光体ユニット40と現像ユニット50が相互に揺
動可能に支持される。なお、感光体ユニット40の感光
体支持手段41の下端部と現像ハウジング51の下端部
との間には、前端部および後端部にばね手段であるコイ
ルばね52が各々介在されており、該コイルばね52に
よって感光体支持手段41と現像ハウジング51は支持
軸5を支点として互いに引き寄せるように付勢されてい
る。なお、現像ハウジング51は、その上方および右
方、即ち感光体ユニット40側が開放されている。
【0018】上記現像ハウジング51内には、現像ロー
ラ53と、補給ローラ54と、攪拌手段55および現像
剤規制手段56が配設されている。現像ローラ53は、
現像ハウジング51の現像室515内に配設され、現像
ハウジング51を構成する上記前後側壁512に回転自
在に装着された回転軸531と、この回転軸531の外
周面に固着された中実合成ゴムローラ532とを含んで
いる。回転軸531はステンレス鋼の如き適宜の金属材
料から形成することができる。中実合成ゴムローラ53
2は比較的柔軟で且つ導電性を有する材料、例えばウレ
タンゴムの如き導電性中実合成ゴムによって構成されて
いる。図示の実施形態においては中実合成ゴムローラ5
32の周表面の面粗さ、即ちJISB 0601に規定
されている十点平均粗さRzが5.0〜12.0に設定
されている。また、中実合成ゴムローラ532の体積抵
抗は104 〜109 Ω・cm程度に設定されている。ま
た、中実合成ゴムローラ532のローラ硬度は、図示の
実施形態においてはアスカーC硬度で60〜80に設定
されている。このように構成された現像ローラ53のロ
ーラ532は、現像ハウジング51に形成されている右
側開口を通して露呈せしめられて上記感光体ドラム42
に対向して位置付けられる。そして、現像ローラ53を
構成するローラ532の周表面は、現像域において感光
体ドラム42の周表面に圧接せしめられ、この圧接され
たニップ部においてローラ532の周表面が若干弾性的
に圧縮せしめられている。現像ローラ53の回転軸53
1は、図示しない駆動手段によって矢印で示す方向、即
ちローラ532と上記感光体ドラム42との接触部であ
る現像域において下側から上側に向けて回転駆動せしめ
られる。回転軸531の上記回転によってローラ532
も矢印で示す方向、即ち感光体ドラム42の回転方向と
逆方向に回転駆動され、該ローラ532の周表面は現像
剤保持域533、現像剤規制域534および現像域53
5を順次に移動せしめられる。従って、現像域535に
おいて感光体ドラム42との接触部(ニップ部)におい
て下側から上側に向けて、即ち感光体ドラム42と順方
向に移動せしめられる。なお、図示の実施形態において
は、現像ローラ53の回転軸531には300Vの定電
圧が印加される。
【0019】上記補給ローラ54は、上記現像ハウジン
グ51の現像室515内に上記現像ローラ53と平行に
配設されており、現像ハウジング51を構成する上記前
後側壁512に回転自在に装着された回転軸541と、
この回転軸541の外周面に固着されたローラ542と
を含んでいる。回転軸541は上記現像ローラ53の回
転軸531と同様にステンレス鋼の如き適宜の金属材料
から形成することができる。ローラ542は発泡シリコ
ン或いは発泡ウレタンの如き発泡体から構成されてい
る。ローラ542は現像ローラ53とのニップ部である
現像剤保持域533において現像ローラ53のローラ5
32に圧接せしめられる。補給ローラ54のローラ54
2を構成している発泡体の硬度は、現像ローラ53を構
成するローラ532の硬度よりも相当小さく(例えばア
スカーC硬度で35程度)、ローラ542を現像ローラ
53のローラ532に圧接せしめることによってニップ
領域においてローラ542が0.1〜0.6mm程度弾
性的に圧縮せしめられるのが望ましい。また、ローラ5
42も導電性を有しており、その体積抵抗は102 〜1
6 Ω・cm程度に設定されている。補給ローラ54の
回転軸541は図示しない駆動手段によって矢印で示す
方向、即ちローラ542と上記現像ローラ53のローラ
532とのニップ部である現像剤保持域533において
上側から下側に向けて回転駆動せしめられる。回転軸5
41の上記回転によってローラ542も矢印で示す方向
に回転駆動される。なお、図示の実施形態においては、
補給ローラ54の回転軸541には上記現像ローラ53
への印可電圧より高い450Vの定電圧が印加される。
【0020】上記現像ハウジング51の攪拌室514に
は、攪拌手段55が配設されている。上記攪拌手段55
は、上記補給ローラ54と平行に配設されており、現像
ハウジング51を構成する上記前後側壁512に回転自
在に装着された回転軸551と、この回転軸551に固
定された攪拌部材552と、該攪拌部材552に装着さ
れた弾性を有する攪拌シート部材553を含んでいる。
攪拌部材552は、合成樹脂によって形成されており、
長手方向(図2において紙面に垂直な方向)に複数個の
開口を備えている。攪拌シート部材553は、可撓弾性
を有する例えばポリエチレンテレフタレート(PET
P)樹脂によって形成されており、攪拌部材552の先
端縁辺に接着剤等によって固着されている。このように
構成された攪拌手段55は、図示しない駆動手段によっ
て図2において矢印で示す方向に連続的に回転駆動せし
められる。
【0021】上記現像剤規制手段56は、上記現像ロー
ラ53を構成するローラ532の周表面に圧接せしめら
れる可撓弾性性を有するブレード561を具備してい
る。ブレード561は、例えば、厚さが0.1〜0.2
mm程度のステンレス鋼板またはばね鋼板によって構成
されており、現像ローラ53を構成するローラ532の
長さと略同じ長手方向寸法を有している。ブレード56
1は、その基端部が現像ハウジング51を構成する底壁
511の感光体ユニット40側開放端に設けられたブレ
ード取付部511aに装着される。即ち、ブレード56
1の基端部は、ブレード取付部511aと押さえ板56
2によって挟持されビス563によって固定される。ブ
レード561の先端部は屈曲形成されており、この屈曲
部が現像剤規制域534において現像ローラ53を構成
するローラ532の周表面に圧接せしめられるように構
成されている。
【0022】上記現像ハウジング51には、開放された
上部を覆う蓋57が装着されている。蓋57は合成樹脂
によって構成されており、現像ハウジング51を構成す
る前側壁および後側壁512と左側壁513および連結
部材517の上面に接着剤によって固着されている。こ
の蓋57の内面には、上記補給ローラ54と対向する位
置に前後方向(図2において紙面に垂直な方向)に延設
され現像室515側に突出する規制部571が一体成形
されている。なお、規制部571の下端と上記補給ロー
ラ54を構成するローラ542の外周面との間には所定
の間隔が設けられる。図示の実施形態においては、現像
ハウジング51を構成する連結部材517には、シート
状シール部材58が装着されている。このシート状シー
ル部材58は、例えばポリエチレンテレフタレート(P
ETP)樹脂等の可撓弾性を有するシート部材によって
構成されており、上記現像ローラ53を構成するローラ
532の軸方向長さと略同一長さを有している。シート
状シール部材58は、その一端部が上記連結部材517
に接着剤等の固着手段によって固着されており、その他
端部が湾曲されて現像ローラ53を構成するローラ53
2の周表面に弾性的に接触せしめられている。このよう
に構成されたシート状シール部材58は、上記現像剤規
制手段56のブレード561とともに現像ハウジング5
1の感光体ユニット40側開口からの現像剤の飛散を防
止する。
【0023】以上のように構成されたプロセスユニット
4は、図1に示すように、プリンタ2の機体ハウジング
20に着脱可能に装着される。即ち、プリンタ2の機体
ハウジング20を構成するカバー23を軸22回りに図
1において反時計方向に旋回させることにより、機体ハ
ウジング20を構成するハウジング本体21の上方が開
放される。次いでプロセスユニット4を上方からハウジ
ング本体21内に装着する。なお、ハウジング本体21
内には、プロセスユニット4の感光体ユニット40を所
定の位置に載置しうる位置決め手段(図示せず)が設け
られている。プロセスユニット4を機体ハウジング20
のハウジング本体21に装着したら、カバー22を軸2
2回りに図1において時計方向に旋回させることによ
り、その上方が閉じられる。
【0024】図1に示すように、プリンタ2の機体ハウ
ジング20を構成するハウジング本体21の下部には、
レーザユニット24が配設されている。このレーザユニ
ット24は、プリンタ2に接続された例えばワードプロ
セッサからの印字データに対応したレーザ光をプロセス
ユニット4の露光域423において上記感光体ドラム4
2の感光層に照射し、静電潜像を形成する。また、プリ
ンタ2の機体ハウジング20を構成するハウジング本体
21には、上記転写後案内板46の下流側に定着ローラ
対25が配設され、該定着ローラ対25の下流側には排
出ローラ対26が配設されている。更に、排出ローラ対
26の下流側には排紙トレイ27が配設されている。
【0025】プリンタ2の機体ハウジング20を構成す
るカバー23には、図2において左方上部に転写用紙を
載置する給紙トレイ28が配設されている。この給紙ト
レイ28の下流側に給紙ローラ29が配設されており、
該給紙ローラ29は図示しない駆動手段によって図2に
おいて矢印で示す方向に回転駆動せしめられる。この給
紙ローラ29に対向して用紙分離用の摩擦パッド30が
配設されている。また、上記転写域422において感光
体ドラム42と対向して非接触式の転写ローラ31が配
設されている。この転写ローラ31は導電性の発泡ウレ
タンによって形成されており、カバー23に回転自在に
支持されている。転写ローラ31は、その両端部に転写
ローラ31より大きい外径を有する合成樹脂等の絶縁材
からなる図示しないカラーが各々装着され、該カラーが
感光体ドラム42の周表面に接触して配設されており、
従って、転写ローラ31は感光体ドラム42の回転に伴
い滑りつつ従動せしめられる。なお、転写ローラ31の
周表面と感光体ドラム42の周表面との隙間は0.5m
m程度に設定されている。このように構成された転写ロ
ーラ31には、例えば10μAの定電流が印加される。
また、カバー23には、上記転写前案内板対45の他方
を構成する上側案内板452が配設されている。
【0026】図示の実施形態におけるプリンタ2は以上
のように構成されており、以下その作用について説明す
る。図示しないワードプロセッサ等から印字指令に基づ
いて上記各部材が作動を開始し、帯電用コロナ放電器4
3によって感光体ドラム42の表面感光層が特定極性に
実質上均一に帯電される。次に帯電された感光体ドラム
42の感光層の表面に、レーザユニット24からワード
プロセッサ等からの印字データに対応したレーザ光が照
射され、静電潜像が形成される。このようにして感光体
ドラム42の感光層に形成された静電潜像は、上記現像
ユニット50による現像作用によってトナー像に現像さ
れる。なお、現像ユニット50の現像作用については、
後で詳細に説明する。他方、給紙トレイ28に載置され
た転写紙は、給紙ローラ29と摩擦パッド30との作用
により1枚づつ送給される。そして転写紙は、転写前案
内板対45に案内され感光体ドラム42と転写ローラ3
1との間に搬送され、その表面に感光体ドラム42に形
成されたトナー像が転写される。トナー像が転写された
転写紙は、転写後案内板46に案内されて定着ローラ対
25に搬送される。定着ローラ対25によりトナー像が
加熱定着された転写紙は、排出ローラ対26によって排
紙トレイ27上に排出される。
【0027】次に、上記現像ユニット50の現像作用に
ついて説明する。現像ユニット50の作動開始により、
上記現像ローラ53、補給ローラ54および攪拌手段5
5が図示しない駆動手段によって各々矢印で示す方向に
回転駆動される。攪拌手段55を構成する攪拌部材55
2および攪拌シート部材553が矢印で示す方向に回転
することにより、攪拌室514に収容された現像剤は攪
拌されつつ仕切り壁516を乗り越えて補給ローラ54
の上方から現像室515内に供給される。なお、このと
き、蓋57の内面に形成された規制部571によって、
現像室515内に供給される現像剤の量が過多にならな
いように制限される。このように攪拌手段55によって
供給された現像剤は、補給ローラ54のローラ542上
に乗って現像ローラ53のローラ532との現像剤保持
域533であるニップ部に搬送される。なお、補給ロー
ラ54と現像ローラ53とは上記のようにニップ部であ
る現像剤保持域533において共に上側から下側に同方
向に回転するため、補給ローラ54から現像ローラ53
への現像剤の供給が十分に行われ、現像剤不足を防止す
ることができる。また、補給ローラ54と現像ローラ5
3とは上記のようにニップ部である現像剤保持域533
において同方向に回転するため、大きな駆動力を要する
ことなく確実に駆動することができる。
【0028】上述のようにして、補給ローラ54と現像
ローラ53のニップ部である現像剤保持域533に搬送
された現像剤は、現像ローラ53を構成するローラ53
2の周表面に保持されて現像剤規制域534に向けて搬
送される。このとき、補給ローラ54と現像ローラ53
とが上記のようにニップ部である現像剤保持域533に
おいて共に上側から下側に同方向に回転するため、現像
剤は両者のニップ部を通って現像ローラ53に保持され
て現像剤規制域534および現像域535に搬送される
ので、ニップ部を通過するときに互いに擦られて十分に
帯電され、従って、所謂カブリの発生が防止される。
【0029】現像剤規制域534においては、現像剤規
制手段56のブレード561が現像ローラ53のローラ
532の周表面に保持されている現像剤に作用して、ロ
ーラ532の周表面に保持される現像剤を所要量に規制
して薄層に形成せしめる。なお、現像剤規制域534に
おいて現像剤規制手段56のブレード561によって規
制され、現像ハウジング51の底壁511上に掻き落と
された現像剤は、補給ローラ54が矢印で示す方向に回
転せしめられているため、留まることなく仕切り壁51
6の案内面516bに沿って搬送される。上述したよう
に、現像剤保持域533において現像ローラ53を構成
するローラ532の周表面に保持され、現像剤規制域5
34において現像剤規制手段56のブレード561の作
用によって薄層に形成せしめられた現像剤は、矢印方向
の回転に伴って現像域535に搬送される。
【0030】現像域535においては、感光体ドラム4
2の周表面に配設されている静電感光体上の静電潜像に
現像剤が施されて、静電潜像がトナー像に現像される。
例えば、静電潜像は+600V程度に帯電せしめられた
非画像領域と+120V程度に帯電せしめられた画像領
域とを有し、画像領域に現像剤としてのトナーが付着せ
しめられる(所謂反転現像)。感光体ドラム42と現像
ローラ53は図2において矢印で示す方向に回転駆動せ
しめられ、従って、現像域535において感光体ドラム
42の周表面と現像ローラ53を構成するローラ532
の周表面とは共に下方から上方に同方向に移動せしめら
れる。
【0031】次に、実験例を示す。 <実験例>5種類の感光体ドラム42(φ10,16,
20,8,22mm)に対し、連続して500枚の用紙
に画像形成を行った後60分休止し、続いて連続して5
00枚の用紙に画像形成う行うことを繰り返して、30
00枚の用紙に印刷を行った場合の500枚目毎の画像
を目視で評価した結果を表1〜表5に示す。なお、表中
(A),(B),(C),(D),(E)は現像ローラ
53の直径(Y)を感光体ドラム42の直径(X)に対
し80,90,100,110,120%に設定したも
のを表す。本実験では、5種類の感光体ドラム42(φ
10,16,20,8,22mm)に対し、開口幅がそ
れぞれ(3.4,5.5,6.9,2.8,7.6m
m)の帯電用コロナ放電器43を採用している。なお、
実験には、三田工業株式会社製LDC−650の改造機
を使用した。
【0032】
【表1】
【0033】※1 多少かすれた画像になっている。 ※2 ドラム軸方向に、オゾン曝露により、局所的にカ
ブリが発生している。 ※3 感光体削れにより、カブリが発生している。
【0034】
【表2】
【0035】※2 ドラム軸方向に、オゾン曝露によ
り、局所的にカブリが発生している。 ※3 感光体削れにより、カブリが発生している。
【0036】
【表3】
【0037】※2 ドラム軸方向に、オゾン曝露によ
り、局所的にカブリが発生している。 ※3 感光体削れにより、カブリが発生している。
【0038】
【表4】
【0039】※1 多少かすれた画像になっている。 ※2 ドラム軸方向に、オゾン曝露により、局所的にカ
ブリが発生している。 ※3 感光体削れにより、カブリが発生している。
【0040】
【表5】
【0041】※2 ドラム軸方向に、オゾン曝露によ
り、局所的にカブリが発生している。 ※3 感光体削れにより、カブリが発生している。
【0042】次に、各表に示す実験結果における、問題
点について考察する。表1から感光体ドラム42の直径
が10mmの場合、直径が8mm(80%)の現像ロー
ラ53との組み合わせにおいて、ニップ幅不足による画
像のかすれやオゾン曝露によるカブリが認められた。こ
れは、ニップ幅が不足すると十分な現像が行われず画像
がかすれてしまうためである。また、オゾン曝露により
感光体ドラムが劣化すると、帯電の際、十分に電位が上
がらず、反転現像を採用していることから、劣化した部
分にトナーがのりやすくなり、カブリが発生してしまう
ためであり、この場合、劣化した感光体を適度に削り活
性化すればよいが、ニップ幅が不足すると適度な削り作
用が得られないからである。一方、直径が12mm(1
20%)の現像ローラ53との組み合わせにおいては、
2500枚以上で感光体削れによるカブリが認められ
た。これは、現像ローラ53の直径が大きくなることに
よりニップ幅が増大し、現像ローラ53による感光体の
削り量が増大して感光体が寿命に達したものと考えられ
る。
【0043】表2から感光体ドラム42の直径が16m
mの場合、直径が12.8mm(80%)の現像ローラ
53との組み合わせにおいて、オゾン曝露によるカブリ
が認められた。これは、表1に示す実験例における直径
が10mmの感光体ドラム42と直径が11mmの現像
ローラ53との組み合わせよりニップ幅は大きいので、
感光体の削り作用は十分に行われ感光体を活性化するこ
とができると思われるが、実際には劣化した部分の感光
体を十分に活性化させることができない。つまり、劣化
した部分を適度に削りとることができていないと思われ
る。この理由は、次のように考えられる。通常、小径の
感光体ドラムを採用すると、それに応じて帯電用コロナ
放電器の開口幅(感光体ドラム回転方向の開口幅)も小
さいものを採用する。大径の感光体ドラムでは多少ドラ
ムの直径が代わっても同じ開口幅の帯電用コロナ放電器
を使用することがあるが、小径の感光体ドラムでは、感
光体ドラムに対して帯電用コロナ放電器の開口幅の占め
る割合が大きいため、感光体ドラムの直径に応じて小さ
くする傾向にある。従って、オゾン曝露による局所的な
感光体劣化は感光体ドラムの直径が大きいものほど劣化
範囲は大きくなる。このため、感光体ドラムの直径に対
して現像ローラが小さくなっていくと、即ち感光体ドラ
ムの直径に対するニップ幅の割合が小さいと、ニップ幅
は十分でも劣化した部分を有効に削ることができないた
めと思われる。一方、直径が19.2mm(120%)
の現像ローラ53との組み合わせにおいては、2500
枚以上で感光体削れによるカブリが認められた。これ
は、ニップ幅の増大により現像ローラ53による感光体
の削り量が増大して感光体が寿命に達したものと考えら
れる。
【0044】表3から感光体ドラム42の直径が20m
mの場合、直径が16mm(80%)の現像ローラ53
との組み合わせにおいて、オゾン曝露による局所的なカ
ブリが発生し、画質の低下が認められた。また、直径が
24mm(120%)の現像ローラ53との組み合わせ
においては、2500枚以上で感光体削れによるカブリ
が認められた。
【0045】表4から感光体ドラム42の直径が8mm
の場合、どの現像ローラ53においても、画像のかすれ
が認められた。また、直径が6.4mm(80%)およ
び7.2mm(90%)の各現像ローラ53との組み合
わせにおいては、いずれもオゾン曝露によるカブリも認
められた。更に、直径が9.6mm(120%)の現像
ローラ53との組み合わせにおいては、感光体削れによ
るカブリも認められた。
【0046】表5から感光体ドラム42の直径が22m
mの場合、直径が17.6mm(80%)の現像ローラ
53との組み合わせにおいて、オゾン曝露によるカブリ
が認められた。また、直径が22mm(100%),2
4.2mm(110%)および26.4mm(120
%)の各現像ローラ53との組み合わせにおいては、感
光体削れによるカブリが発生し、画質の低下が認められ
た。
【0047】表1,表2,表3に示す実験例では、感光
体ドラム42の直径に対する現像ローラ53の直径の比
率が100%、110%の組み合わせのものにおいて、
良好な画像が得られていたが、表5に示す実験例におい
て感光体ドラム42の直径が22mmの場合に感光体削
れが生じたのは、ニップ幅が大きすぎたためであると考
えられる。
【0048】次に、現像ローラ53の回転方向を感光体
ドラム42と同方向(感光体ドラム42と現像ローラ5
3はニップ部において互いに逆方向に移動する)にし
て、上記と同様の実験を感光体ドラム42の直径が16
mmのものにおいて行った。
【0049】
【表6】
【0050】※3 感光体削れにより、カブリが発生し
ている。 全体的に感光体削れによるカブリが認められた。また、
直径が12.8mmの現像ローラ53との組み合わせに
において、オゾン曝露によるカブリが認められなかっ
た。これらは、現像ローラ53の回転方向を感光体ドラ
ム42と同方向にすると、ニップ部における相対速度差
が大きく、現像ローラ53により感光体を削る作用が強
すぎるものと考えられる。以上より、感光体ドラム42
の直径が10〜20mmであって、現像ローラ53の直
径を感光体ドラムの直径に対し90〜110%に設定す
ると、3000枚以上にわたり良好な画像が得られるこ
とがわかった。これは、ニップ幅が十分にとれており、
オゾン曝露された部分の感光体を削り過ぎることなく、
微量だけ適度に削り作用が行われた結果であると考えら
れる。
【0051】以上、本発明による画像形成装置をプリン
タに適用した実施形態に基づいて説明したが、本発明は
図示の実施形態に限定されるものではなく、例えば複写
機に適用することもでき、本発明の技術思想の範囲を逸
脱することなく種々の変形あるいは修正が可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明による画像形成装置は以上のよう
に構成されているので、以下の作用効果を奏する。即
ち、本発明によれば、感光体ドラムと現像ローラとは互
いに表面が接触するとともに相互に逆方向に回転駆動さ
れるように構成されており、感光体ドラムは直径が10
乃至20mmに設定され、現像ローラは直径が感光体ド
ラムの直径に対し90乃至110%に設定されているの
で、オゾン曝露された部分の感光体を削り過ぎることな
く、微量だけ適度に削り作用が行われるため、画像のか
すれや濃度が低下することのない良好な画像が長期にわ
たって得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された画像形成装置の一実
施形態であるプリンタを概略的に示す正面図。
【図2】図1のプリンタの断面図。
【符号の説明】
2:プリンタ 4:プロセスユニット 5:支持軸 20:機体ハウジング 21:ハウジング本体 23:カバー 24:レーザユニット 25:定着ローラ対 26:排出ローラ対 27:排紙トレイ 28:給紙トレイ 29:給紙ローラ 30:摩擦パッド 31:転写ローラ 40:感光体ユニット 41:感光体支持手段 42:感光体ドラム 43:帯電用コロナ放電器 44:紙粉除去ブラシ 45:転写前案内板対 46:転写後案内板 50:現像ユニット 51:現像ハウジング 52:コイルばね 53:現像ローラ 54:補給ローラ 55:攪拌手段 56:現像剤規制手段 57:蓋 58:シート状シール部材 411:感光体支持手段の側壁部材 412:感光体支持手段の連結部材 422:転写域 423:露光域 514:攪拌室 515:現像室 517:現像ハウジングの連結部材 533:現像剤保持域 534:現像剤規制域 535:現像域 561:現像剤規制手段のブレード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に配設され帯電域、静電潜像形
    成域および現像域を順次に通る単一層分散型感光体ドラ
    ムと、該帯電域に配設され該感光体ドラムの表面を特定
    極性に帯電する帯電器と、該現像域に配設され静電潜像
    形成域において静電潜像が形成された該感光体ドラムの
    表面に現像剤を搬送する現像ローラとを具備する画像形
    成装置において、 該感光体ドラムと該現像ローラとは、互いに表面が接触
    するとともに、相互に逆方向に回転駆動されるように構
    成されており、 該感光体ドラムは直径が10乃至20mmに設定され、
    該現像ローラは直径が該感光体ドラムの直径に対し90
    乃至110%に設定されている、ことを特徴とする画像
    形成装置。
JP18559897A 1996-07-25 1997-07-11 画像形成装置 Pending JPH1090997A (ja)

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JP19514296 1996-07-25
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002351113A (ja) * 2001-03-23 2002-12-04 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体並びにそれを用いた画像形成方法及び画像形成装置
JP2016180846A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 正帯電単層型電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002351113A (ja) * 2001-03-23 2002-12-04 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体並びにそれを用いた画像形成方法及び画像形成装置
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