JPH1089773A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JPH1089773A
JPH1089773A JP24675896A JP24675896A JPH1089773A JP H1089773 A JPH1089773 A JP H1089773A JP 24675896 A JP24675896 A JP 24675896A JP 24675896 A JP24675896 A JP 24675896A JP H1089773 A JPH1089773 A JP H1089773A
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JP
Japan
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combustion
combustion cylinder
space
heat shield
shield plate
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JP24675896A
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Masahiko Kikuchi
雅彦 菊池
Tetsuzo Yamanaka
鉄三 山中
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Hitachi Appliances Inc
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Hitachi Home Tech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼筒の温度上昇を防ぐことで、燃焼筒の耐
久性を向上させ、熱効率の向上に寄与する。 【解決手段】 筒状に構成された燃焼筒11内側に、そ
の燃焼筒11との間に空間を設けるように遮熱板17を
取付け、その遮熱板17と燃焼筒11との間に形成する
空間の燃焼用空気の流れ上流側を閉鎖し、遮熱板17の
燃焼用空気の流れ下流側は、一方を燃焼筒11とつなが
る開口部20とし、他方は燃焼筒11上部と接触し燃焼
ガスが流れない構成とし、燃焼ガスが遮熱板17の開口
部20から燃焼筒11と遮熱板17の間の空間を通り燃
焼筒11の排部に設ける連結口22に熱交換器12を連
結している構成とし、かつ前記空間内に空間の一部を分
割するように分割板21を取付けて構成するものとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で暖を採
る温風暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な温風暖房機は、例えば図
2および図3に示すとおり、燃焼用送風機3により給排
気筒1と、給気筒2を介して燃焼用空気4を燃焼筒下部
の空気室5に供給し、バーナーの混合室7で一次空気8
と燃料6を混合し、バーナー炎孔9で燃焼し、炎10を
形成する。
【0003】炎10は、燃焼筒11内で燃焼を完了し、
燃焼ガス14となり、送風機15よりの風16により熱
交換され、さらに熱交換器12を通り、送風機15より
の風16により熱交換され、温風18となり、室内に放
出されるとともに、排気ガス13は給排気筒1を介して
屋外に排出される。
【0004】この際、炎10がまだ燃焼ガスとなり、空
気と混合されていない高温の状態で燃焼筒11に接触す
ると、通常アルミメッキ鋼板等で構成される燃焼筒11
の温度が許容温度以上に上昇し、耐久的にもたないた
め、温度的に耐力の高いステンレス鋼板の遮熱板17を
燃焼筒11の熱交換器12内側に取付け、直接炎10が
燃焼筒11の表面に当たらないようにして、温度上昇を
防止する構成のものが一般に知られている。
【0005】(たとえば、特開平05−296420号
公報参照のこと)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例の構成の温風暖房機では、遮熱板は燃焼筒の温度上
昇を防止するためだけに用いられ、かつ遮熱板と燃焼筒
の空間には燃焼ガスが流れないことにより燃焼筒への熱
の伝達を阻害するように構成されているため、熱効率の
向上に弊害があり、ステンレス鋼板という高価な材料を
使っているにしては、充分に部品としての有効性を発揮
できないという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、筒状に構成された
燃焼筒内側に、その燃焼筒との間に空間を設けるように
遮熱板を取付け、その遮熱板と燃焼筒との間に形成する
空間の燃焼用空気の流れ上流側を閉鎖し、遮熱板の燃焼
用空気の流れ下流側は、一方を燃焼筒とつながる開口部
とし、他方は燃焼筒上部と接触し燃焼ガスが流れない構
成とし、燃焼ガスが遮熱板の開口部から燃焼筒と遮熱板
の間の空間を通り燃焼筒の排部に設ける連結口に熱交換
器を連結している構成とし、かつ前記空間内に空間の一
部を分割するように分割板を取付けて構成するものとし
た。
【0008】また、前記遮熱板の燃焼用空気の流れ下流
側の開口部を対流用送風機の風が出る上流側に設けたも
のとした。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、筒状に構成された燃焼
筒内側に、その燃焼筒との間に空間を設けるように遮熱
板を取付け、その遮熱板と燃焼筒との間に形成する空間
の燃焼用空気の流れ上流側を閉鎖し、遮熱板の燃焼用空
気の流れ下流側は、一方を燃焼筒とつながる開口部と
し、他方は燃焼筒上部と接触し燃焼ガスが流れない構成
とし、燃焼ガスが遮熱板の開口部から燃焼筒と遮熱板の
間の空間を通り燃焼筒の排部に設ける連結口に熱交換器
を連結している構成とし、かつ前記空間内に空間の一部
を分割するように分割板を取付けて構成することによ
り、炎は直接燃焼筒に接触することなく、燃焼筒の温度
を許容温度以上に上昇させることはない。
【0010】また、燃焼を完了した燃焼ガスは空気と混
合され、ある程度温度が低下した状態で、遮熱板の開口
部より燃焼筒と遮熱板の間の空間に流れ、分割板によ
り、開口部より入った燃焼ガスは燃焼筒に接触しなが
ら、燃焼筒と遮熱板の間の空間に流れ、分割板を迂回し
て、燃焼筒に接触しながら、燃焼筒を通り、連結されて
いる熱交換器へ流れ、送風フアンの風により熱交換さ
れ、温風となり、室内に放出されるとともに、排気ガス
は給排気筒を介して屋外に排出される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図面に従って
説明する。
【0012】図において、11は筒状に構成された燃焼
筒であり、17は遮熱板であり、前記燃焼筒11内側に
その燃焼筒11との間に空間を設けるように遮熱板17
を取付け、その遮熱板17と燃焼筒11との間に形成す
る空間の燃焼用空気の流れ上流側を閉鎖し、遮熱板17
の燃焼用空気の流れ下流側は、一方を燃焼筒11とつな
がる開口部20とし、他方は燃焼筒11上部と接触し燃
焼ガスが流れない構成とし、燃焼ガスが遮熱板の開口部
20から燃焼筒11と遮熱板17の間の空間を通り燃焼
筒11の排部に設ける連結口22に熱交換器12を連結
している構成とし、かつ前記空間内に空間の一部を分割
するように分割板21を取付けて構成している。
【0013】また、前記遮熱板17の燃焼用空気の流れ
下流側の開口部20を対流用送風機の風が出る上流側に
設けた構成にしている。
【0014】19は遮熱板17下部の閉塞板である。
【0015】20は遮熱板上部の開口部であり、他端は
燃焼筒上部と接触しており、燃焼ガスは流れないように
なっている。
【0016】21は、遮熱板17と燃焼筒11の間の空
間を分割する分割板である。
【0017】22は燃焼ガスを連結された熱交換器12
に流すための連結口である。
【0018】次に、前記構成における作用を説明する。
【0019】燃焼筒11内部で燃焼を完了した燃焼ガス
14は、空気と混合され、遮熱板17上部の開口部20
より遮熱板17と燃焼筒11の間の空間に流れ、分割板
21を迂回して、燃焼筒11表面に接触しながら燃焼筒
11下流に流れ、更に燃焼筒11上部に流れ、熱交換器
12への連結口22へと流れる。
【0020】この間、燃焼ガス14は、送風フアン15
よりの風16により熱交換される。
【0021】前記遮熱板17は燃焼筒11へ燃焼の完了
していない高温の炎を直接あてることなく、燃焼筒11
の温度上昇を防止し、耐久性の劣化を防止することが出
来る。
【0022】かつ、燃焼が完了し燃焼ガス14となり、
空気と混合され、ある程度温度が低下した燃焼ガス14
を遮熱板17上部の開口部20より取り入れ、遮熱板1
7と燃焼筒11の間の空間下部に流し、更に分割板21
で燃焼ガス14を迂回し、遮熱板17上部の連結口22
に流すことにより、燃焼ガス14を充分に燃焼筒11に
接触させることで熱通過率を向上でき、燃焼筒11に送
風フアン15よりの風を当てることで、高い熱効率を得
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、筒
状に構成された燃焼筒内側に、その燃焼筒との間に空間
を設けるように遮熱板を取付け、その遮熱板と燃焼筒と
の間に形成する空間の燃焼用空気の流れ上流側を閉鎖
し、遮熱板の燃焼用空気の流れ下流側は、一方を燃焼筒
とつながる開口部とし、他方は燃焼筒上部と接触し燃焼
ガスが流れない構成とし、燃焼ガスが遮熱板の開口部か
ら燃焼筒と遮熱板の間の空間を通り燃焼筒の排部に設け
る連結口に熱交換器を連結している構成とし、かつ前記
空間内に空間の一部を分割するように分割板を取付けて
構成することにより、遮熱板は燃焼筒へ燃焼の完了して
いない高温の炎を直接あてることなく、燃焼筒の温度上
昇を防止し、耐久性の劣化を防止することが出来、かつ
燃焼が完了し燃焼ガスとなり、空気と混合され、ある程
度温度が低下した燃焼ガスを遮熱板上部の開口部より取
り入れ、遮熱板と燃焼筒の間の空間下部に流し、更に分
割板で燃焼ガスを迂回し、遮熱板上部の連結口に流すこ
とにより、燃焼ガスを充分に燃焼筒に接触させることで
熱通過率を向上でき、燃焼筒に送風フアンよりの風を当
てることで、高い熱効率を得ることができる。
【0024】遮熱板を燃焼筒の温度上昇防止のみに使う
のではなく、この遮熱板を有効に使うことで熱効率の向
上にも寄与でき、遮熱と熱効率向上等有益な温風暖房機
を提供できるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す温風暖房機の要部を示
す斜視図である。
【図2】従来例を示す温風暖房機の断面図である。
【図3】従来例を示す温風暖房機の平面断面図である。
【符号の説明】
11 燃焼筒 12 熱交換器 14 燃焼ガス 16 風 17 遮熱板 20 開口部 21 分割板 22 連結口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に構成された燃焼筒(11)内側
    に、その燃焼筒(11)との間に空間を設けるように遮
    熱板(17)を取付け、その遮熱板(17)と燃焼筒
    (11)との間に形成する空間の燃焼用空気の流れ上流
    側を閉鎖し、遮熱板(17)の燃焼用空気の流れ下流側
    は、一方を燃焼筒(11)とつながる開口部(20)と
    し、他方は燃焼筒(11)上部と接触し燃焼ガスが流れ
    ない構成とし、燃焼ガスが遮熱板(17)の開口部(2
    0)から燃焼筒(11)と遮熱板(17)の間の空間を
    通り燃焼筒(11)の排部に設ける連結口(22)に熱
    交換器(12)を連結している構成とし、かつ前記空間
    内に空間の一部を分割するように分割板(21)を取付
    けて構成することを特徴とする温風暖房機。
  2. 【請求項2】 前記遮熱板(17)の燃焼用空気の流れ
    下流側の開口部(20)を対流用送風機(15)の風が
    出る上流側に設けたことを特徴とする請求項1記載の温
    風暖房機。
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