JPH1089689A - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

ガスタービン燃焼器

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JPH1089689A
JPH1089689A JP23817196A JP23817196A JPH1089689A JP H1089689 A JPH1089689 A JP H1089689A JP 23817196 A JP23817196 A JP 23817196A JP 23817196 A JP23817196 A JP 23817196A JP H1089689 A JPH1089689 A JP H1089689A
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JP
Japan
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stage
fuel
passage
gas turbine
combustion
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Application number
JP23817196A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Okamoto
浩明 岡本
Masao Ito
正雄 伊東
Yasunori Iwai
保憲 岩井
Toshiyuki Yoshine
俊行 芳根
Fukuo Maeda
福夫 前田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガスタービンの起動から定格負荷までの一連の
運転に対し、NOx濃度を公害防止規制値以下に抑える
ガスタービン燃焼器を提供する。 【解決手段】本発明に係るガスタービン燃焼器は、ガス
タービンの所定負荷まで燃焼室11に燃料を供給し、燃
焼ガスを生成する第1段燃焼用ノズル20と、ガスター
ビンの所定負荷以後、上記第1段燃焼用ノズル20から
噴出する燃料を少なくする一方、代って燃焼室11に噴
出する燃料を補充する第2段燃焼用ノズル21とを備え
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービン燃焼
器に係り、特にガスタービン排ガス中に含まれるNOx
濃度を低減させるガスタービン燃焼器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の火力発電プラントに適用するガス
タービン燃焼器は、NOx濃度の公害防止規制値をクリ
アするため、火炎(火種)を確保するための拡散燃と燃
料に空気を加えた希薄燃料を燃焼させ、その燃焼ガスを
ガスタービン作動流体(主流ガス)として確保するため
の予混合燃焼とを併用することが主流を占めるようにな
ってきた。
【0003】この拡散燃焼と予混合燃焼とを併用するガ
スタービン燃焼器は、図15に示すように、燃焼器ライ
ナ1の頭部側中央に第1段拡散燃焼用パイロットノズル
2を設置し、その外側を2重筒の第2段拡散燃焼用パイ
ロットノズル3で形成し、さらにその外側を空気通路4
および予混合燃焼用パイロットノズル5を設置する一
方、燃焼器ライナ1の外周側に予混合燃焼用メインノズ
ル6および予混合ダクト7を備え、ガスタービンの負荷
が発生するまで第1段拡散燃焼用パイロットノズル2の
燃料a1 により火炎を確保し、ガスタービンの負荷発生
が開始されると、第1段拡散燃焼用パイロットノズル2
の燃料a1 、第2段拡散燃焼用パイロットノズル2の燃
料a2 、空気通路4の空気bおよび予混合燃焼用パイロ
ットノズル5の燃料c1 を併用して燃焼ガスを生成し、
ガスタービンの負荷が所定負荷値になると、第1段拡散
燃焼用パイロットノズル2の燃料a1 を断ち、代って予
混合燃焼用メインノズル6の燃料c2 、第2段拡散燃焼
用パイロットノズル3の燃料a2 、予混合燃焼用パイロ
ットノズル5の燃料c1 の併用により燃焼ガスを生成し
たものである。
【0004】このように、従来のガスタービン燃焼器
は、拡散燃焼、予混合燃焼を併用することにより、安定
した燃焼ガスが生成でき、また低NOx濃度化に優れた
性能を発揮することができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近のガス
タービンプラントでは、より一層高い出力を目指す研究
が進められており、これに伴ってガスタービン燃焼器の
燃焼ガス温度も従来の1300℃から1500℃以上に
なってくる。ガスタービン燃焼器の燃焼ガス温度が15
00℃以上になってくると、図1で示した構造のガスタ
ービン燃焼器では、NOx濃度の公害防止規制値をクリ
アすることが限界に達しており、新たな代替技術が必要
になってきている。特に、従来のガスタービン燃焼器
は、ガスタービンが負荷発生まで拡散燃焼を行っている
ので、この間NOxの発生量が多い。
【0006】このため、ガスタービン燃焼器は、ガスタ
ービンが負荷発生までも含めて全て予混合燃焼を行い、
NOx濃度の公害防止規制値をクリアさせることが必要
である。
【0007】しかし、予混合燃焼は、拡散燃焼に較べ安
定燃焼の幅が極めて狭いため、ガスタービン燃焼器の燃
料着火からガスタービン定格負荷に至るまでの全運転範
囲に亘ってNOx濃度の公害阻止規制性をクリアさせ、
かつ安定燃焼させるには、ガスタービン燃焼器に数多く
の予混合燃焼用ノズルが必要になる。
【0008】しかし、数多くの予混合燃焼用ノズルをガ
スタービン燃焼器に組み込むと、その使用方法は、例え
ばガスタービンの負荷発生まで第1段予混合燃焼用ノズ
ルを使用し、次にガスタービンの負荷の1/3まで第2
段予混合燃焼用ノズルを使用し、さらにガスタービンの
負荷の2/3まで第3段予混合燃焼用ノズルを使用し、
定格まで数段階に分けて別々の予混合燃焼用ノズルを使
用することになり、その使用によるガスタービン燃焼器
の燃料特性はガスタービン負荷上昇とともに鋸歯状に変
化する。
【0009】このように、ガスタービン燃焼器の燃料特
性が鋸歯状に変化すると、一つの予混合燃焼用ノズルか
ら別の予混合燃焼用ノズルに切り替える際、そのピーク
点で予混合燃料濃度が高くなるので必然的にNOx濃度
も増加し、公害防止規制値をオーバするおそれがある。
【0010】また、予混合燃料濃度が希薄であれば、N
Ox濃度も低く維持することができるが、ガスタービン
負荷の上昇とともに予混合燃料濃度も段階的に高める必
要が出、その高める瞬間においてNOxが多く発生し、
公害防止規制値をオーバするおそれがある。
【0011】また、ガスタービンが部分負荷運転を行う
場合、NOx濃度を公害防止規制値以内に維持するた
め、数多くの予混合燃焼用ノズルをその運転状態毎に応
じてきめ細かく制御する必要があるが、その場合、数多
くの予混合燃焼用ノズルをコントロールする制御装置が
大変複雑になり、その制御操作にミス操作が出易くな
り、ミス操作により燃焼ガスの吹き消えのおそれがある
等多くの問題が出る。
【0012】本発明は、このような問題点が出ることに
鑑みてなされたもので、予混合燃焼用ノズルを極力少な
い本数にしてその制御操作性を簡素化させる一方、ガス
タービンの起動から定格負荷までの一連の運転に対し、
公害防止規制値を常にクリアできるよう図ったガスター
ビン燃焼器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、請求項1に記載したように、ガスター
ビンの所定負荷まで燃焼室に燃料を供給し、燃焼ガスを
生成する第1段燃焼用ノズルと、ガスタービンの所定負
荷以後、上記第1段燃焼用ノズルから噴出する燃料を少
なくする一方、代って燃焼室に噴出する燃料を補充する
第2段燃焼用ノズルとを備えたものである。
【0014】本発明は、上記の目的を達成するために、
請求項2に記載したように、第2段燃焼用ノズルは、第
1段燃焼用ノズルと同芯的に取り囲むように設置したも
のである。
【0015】本発明は、上記の目的を達成するために、
請求項3に記載したように、第1段燃焼用ノズルを同芯
的に取り囲む第2段燃焼用ノズルの外側に、予混合ダク
トを組み合せた第3段燃焼用ノズルを備えたものであ
る。
【0016】本発明は、上記の目的を達成するために、
請求項4に記載したように、第2段燃焼用ノズルは、中
央に配設した第2段燃料通路を取り囲む第2段空気通路
を備える一方、上記第2段燃料通路からの燃料を第2段
予混合燃料通路に案内する燃料噴出口を備えたものであ
る。
【0017】本発明は、上記の目的を達成するために、
請求項5に記載したように、第2段予混合燃料通路は、
燃料噴出口から下流側に向って開口面積を絞る縮流通路
に形成したものである。
【0018】本発明は、上記の目的を達成するために、
請求項6に記載したように、第1段燃焼用ノズルは、中
央に配設した第1段燃料通路を取り囲む第1段空気通路
と、この第1段空気通路に連通し、上記第1段空気通路
の第1段燃料噴射口から噴出する燃料を案内する第1段
予混合燃料通路と、上記第1段燃料噴射口から噴出する
燃料をバイパスさせて燃焼室に噴出させる第1段予混合
燃料バイパス通路とを備えたものである。
【0019】本発明は、上記の目的を達成するために、
請求項7に記載したように、第1段燃料通路は、下流端
に拡開通路を形成し、この拡開通路に第1段燃料噴射口
を穿設したものである。
【0020】本発明は、上記の目的を達成するために、
請求項8に記載したように、第1段予混合燃料バイパス
通路は、第1段予混合燃料通路を介して第1段燃料噴射
口に対峙させたものである。
【0021】本発明は、上記の目的を達成するために、
請求項9に記載したように、第1段予混合燃料通路の出
口に凹みを形成したものである。
【0022】本発明は、上記の目的を達成するために、
請求項10に記載したように、第1段予混合燃料通路の
上流側に邪魔板を設置したものである。
【0023】本発明は、上記の目的を達成するために、
請求項11に記載したように、第1段予混合燃料通路に
混合促進体を設けたものである。
【0024】本発明は、上記の目的を達成するために、
請求項12に記載したように、第1段空気通路に、空気
をバイパスさせて第1段予混合燃料通路に案内する空気
導入通路を設けたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスタービン
燃焼器の一実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0026】図1は、本発明に係るガスタービン燃焼器
の第1実施形態を示す概略図である。
【0027】ガスタービン燃焼器8は、外筒9内に燃焼
器ライナ10が内筒として収容される。燃焼器ライナ1
0内には燃焼室11が形成され、燃焼器ライナ10と外
筒9との間にはスリーブ状の空気通路13が形成され
る。また、燃焼器ライナ10の後流側は、ガスタービン
翼14と連通するトラジションピース15に接続し、ト
ラジションピース15を覆設するケーシング16により
空気圧縮機17からの高圧空気12を空気通路13に案
内するようになっている。
【0028】また、燃焼器ライナ10の頭部側の中央に
は、第1段燃料入口18aを介して第1段燃料系19a
に接続する第1段燃焼用ノズル20が設置されており、
この第1段燃焼用ノズル20により第1段燃料系19a
の燃料を燃焼室11に噴射させるようになっている。
【0029】また、第1段燃焼用ノズル20の外側に
は、第2段燃料入口18bを介して第2段燃料系19b
に接続する第2段燃焼用ノズル21が設けられる。この
第2段燃焼用ノズル21はヘッダ22を備え、第1段燃
焼用ノズル20とともに、外筒9の開口端を覆設するヘ
ッドプレート23に固設される。
【0030】第1段燃焼用ノズル20は、図2に示すよ
うに、同芯状の2重筒構造に形成され、中心側に第1段
燃料系19aの燃料19a1 を案内する第1段燃料通路
24とこの第1段燃料通路24を取り囲む第1段空気通
路25とを備える。
【0031】第1段燃料通路24は、下流端側を拡開通
路26に形成するとともに、この拡開通路26に放射状
に穿設した第1段燃料噴射口27を備えており、拡開通
路26で燃料19a1 の圧力を一旦回復させてから第1
段空気通路25に向って噴出させるようになっている。
【0032】また、第1段空気通路25は、高圧空気1
2を案内する空気取入れ口28と、高圧空気12に旋回
流を与える旋回羽根29と、旋回流が与えられた高圧空
気12に第1段燃料噴射口27からの燃料19a1 を混
合させ、その予混合燃料19a2 を燃焼室11に噴出さ
せる第1段予混合燃料通路30とから構成される。また
第1段予混合燃料通路30は、拡開通路26の第1段燃
料噴射口27に対峙し、かつ放射状に延びる予混合燃料
バイパス通路31を備えており、ここから燃焼室11に
向って燃料19a3 を拡散させるようになっている。
【0033】一方、第2段燃焼用ノズル21も、同芯状
の2重筒構造に形成され、中心側に第2段燃料系19b
の燃料19b1 を案内する第2段燃料通路32と、この
第2段燃料通路32を取り囲む第2段空気通路33とを
備える。
【0034】第2段燃料通路32には、下流側に燃料1
9b1 を第2段空気通路33に転向させる燃料噴出口3
4が設けられる。
【0035】また、第2段空気通路33には、高圧空気
12を案内する空気取入れ口35と、高圧空気12に旋
回流を与える旋回羽根36と、旋回流が与えられた高圧
空気12に燃料噴出口34からの燃料19b1 を混合さ
せ、その予混合燃料19b2を燃焼室11に噴出させる
第2段予混合燃料通路37とが設けられる。この第2段
予混合燃料通路37は、燃料噴出口34からその下流側
の燃焼室11に向って開口断面を徐々に絞る縮流通路に
形成される。
【0036】なお、燃焼室11は、その一側に火炎伝播
管38を備え、この火炎伝播管38により燃焼室11で
生成した燃焼ガスの一部を火炎(火種)として別のガス
タービン燃焼器(図示せず)に供給するようになってい
る。
【0037】次にガスタービン燃焼器8の作用を説明す
る。
【0038】ガスタービン燃焼器8は、燃料着火により
燃料供給が開始されると、図2に示すように、第1段燃
料系19aの燃料19a1 を第1段燃料通路24、拡開
通路26を介して第1段燃料噴射口27に案内し、ここ
から燃焼室11に噴出させる。この場合、第1段燃料噴
射口27から噴出する燃料19a1 は、まだ低流量であ
るため、図3に示すように、第1段空気通路25の旋回
羽根29により旋回流を伴う高圧空気12に誘引され、
予混合燃料19a2 として第1段予混合燃料通路30を
経て燃焼室11に噴出され、第1段予混合燃料バイパス
通路31には高圧空気12の一部だけが流れるにとどま
っている。
【0039】ガスタービンの負荷発生が開始されると、
ガスタービン燃焼器8は、燃料19a1 を増加させ、そ
の増加に伴って第1段燃料噴射口27から噴出する燃料
19a1 の運動量(噴出力)が高まってくる。このた
め、今迄、高圧空気12のエジェクタ効果により第1段
予混合燃料通路30に誘引されていた燃料19a1 は、
その誘引力に打ち勝って、図4に示すように、第1段予
混合燃料バイパス通路31にも噴出するようになり、や
がて第1段予混合燃料バイパス通路31への燃料19a
1 の噴出量の増加とともに、図示破線で示すように、第
1段予混合燃料通路30への燃料19a1 が減ってく
る。なお、燃料19a1 の第1段予混合燃料通路30へ
の噴出量と第1段予混合燃料バイパス通路31への噴出
量との割合は、燃料19a1 の濃度、圧力等を観察して
NOx濃度公害防止規制値以内に収まるよう、第1段予
混合燃料通路30、第1段予混合燃料バイパス通路31
のそれぞれの開口面積が設定される。
【0040】一方、ガスタービンが所定負荷に達する
と、ガスタービン燃焼器8は、図5に示すように、今
迄、第1段燃焼用ノズルに供給していた燃料19a1 を
絞り始め、代って第2段燃焼用ノズル21への燃料19
b1 の供給を開始し、その後、定格負荷まで第2段燃焼
用ノズル21への燃料19b1 の供給量を増加させ、燃
焼用ノズル20への燃料19a1 の供給量を所定量まで
減らすようにしており、これに伴って第1段予混合燃料
通路30および第1段予混合燃料バイパス通路31のそ
れぞれに噴出する燃料19a1 も図示の実線と破線で示
すように減少する。
【0041】このような、ガスタービン燃焼器8の燃料
供給方法において、ガスタービン負荷とNOx濃度との
関係は、図6に示すように、燃料着火からガスタービン
初負荷までの間、第1段燃焼用ノズル20に供給された
燃料19a1 が第1段予混合燃料通路30に噴出すると
き、第1段空気通路25からの旋回流を伴った高圧空気
12と混合し、燃料濃度希薄状態の予混合燃料として燃
焼室11に噴出するので、NOx濃度の公害防止規制値
よりも低く抑えることができる。
【0042】また、ガスタービンの負荷が上昇し、所定
負荷に至るまでの間、燃料19a1の増加に伴ってその
運動量(噴出力)が増し、このため、今迄、第1段予混
合燃料通路30だけしか噴出していなかった燃料19a
1 が第1段予構造混合燃料バイパス通路31にも分流す
るので、図示の二点鎖線で示すように、第1段予混合燃
料バイパス通路31が存在しない場合に較べ、大幅にN
Ox濃度を低く抑えることができ、NOx濃度の公害防
止規制値以下の範囲に収めることができる。このよう
に、NOx濃度を公害防止規制値よりも低く抑えること
ができるのは、燃料19a1 の分流化により分流燃料の
濃度が低くなったことによるものと考えられる。なお、
第1段予混合燃料バイパス通路31から燃焼室11に噴
出する燃料19a1 は、燃料濃度の希薄化が低い状態の
予混合燃料19a3 として燃焼室11に拡散燃焼する
が、第2段燃焼用ノズル21からの旋回流を伴った高圧
空気12によりその濃度が希薄化されるので、燃焼の
際、NOx濃度を低く抑えることができる。
【0043】また、ガスタービンが所定負荷に達する
と、ガスタービン燃焼器8は、第1段燃焼用ノズル20
に供給していた燃料19a1 を絞り、代って第2段燃焼
用ノズル21へ燃料19b1 が供給される。この場合、
第1段予混合燃料通路30、第1段予混合燃料バイパス
通路31のそれぞれに噴出していた各燃料19a1 も少
なくなるので図示の実線と破線で示すように、NOx濃
度も少なくなる。また、第2段燃焼用ノズル21に供給
された燃料19b1 は、第2段予混合燃料通路37から
燃焼室11に噴出するとき、第2段空気通路33の旋回
流を伴った高圧空気12と混合し、燃料濃度が希薄化さ
れているので、図示の三点鎖線で示すように、NOx濃
度を公害防止規制値よりも低く抑えることかできる。
【0044】このように、本実施形態は、ガスタービン
燃焼器8の第1段燃焼用ノズル20に、その燃料19a
1 を予混合燃料19a2 ,19a3 として区分けする第
1段予混合燃料通路30、第1段予混合燃料バイパス通
路31をそれぞれ設けるとともに、ガスタービンの所定
負荷時、第1段燃焼用ノズル20の燃料19a1 で生成
していた燃焼ガスを切り替えて新たな燃料19b1 で燃
焼ガスを生成する第2段燃焼用ノズル21を設け、ガス
タービンの燃料着火からその定格までの一連の運転に対
し、第1段燃焼用ノズル20、第2段燃焼用ノズル21
に供給される燃料19a1 ,19b1 を全て予混合化し
たので、その燃料19a1 ,19b1 により生成される
燃焼ガスをNOx濃度公害防止規制値よりも確実に低く
抑えることができる。
【0045】図7は、本発明に係るガスタービン燃焼器
の第1実施形態における第1実施例を示す概略図であ
る。なお、第1実施形態の構成部品と同一部分には同一
符号を付し、その重複説明を省略する。
【0046】本実施例は、ヘッドプレート23から突き
出た燃料供給外筒39を設け、さらに、この燃料供給外
筒39の端部に第2段燃焼用ノズル21に燃料19b1
を供給するヘッダ40を備えるカバープレート41を設
けることにより、第2段燃焼用ノズル21を第1段燃焼
用ノズル20に同芯的に取り囲むことができるようにし
たものである。
【0047】また、本実施例は、第2段燃焼用ノズル2
1の第2段予混合燃料通路37を、その上流側から下流
側の燃焼室11に向って開口面積を徐々に小さくする縮
流通路に形成したものである。
【0048】このように本実施例は、第2段燃焼用ノズ
ル21を第1段燃焼用ノズル20に同芯的に取り囲むよ
うにすることにより、第1段燃焼用ノズル20の第1段
予混合燃料バイパス通路31の出口を、第2段燃焼用ノ
ズル21の第2段予混合燃料通路37の出口よりも上流
側に連通させることができるから、図8に示すように、
第2段予混合燃料通路37を通過する旋回流を伴った高
圧空気12または燃料希薄な予混合燃料19b2 により
第1段予混合燃料バイパス通路31から噴出する比較的
燃料濃度の高い予混合燃料19a3 をより一層燃料希薄
化させることができる。
【0049】したがって、本実施例では、第1段予混合
燃料バイパス通路31から噴出する比較的燃料濃度の高
い予混合燃料19a3 をより一層燃料希薄化させること
ができるので、その予混合燃料19a3 の拡散燃焼の際
でもNOx濃度をより低く抑えることができる。
【0050】また、本実施例では、第1段予混合燃料バ
イパス通路31の出口を、第2段予混合燃料通路37の
出口よりも上流側に連通させたから、ここから生成され
る燃焼ガスが火炎伝播管38とより近くなり、このため
別の燃焼室への火炎(火種)移りを早めることができ
る。
【0051】また、本実施例では、第2段予混合燃料通
路37を縮流通路に形成したので、ここから燃焼室11
に向う予混合燃料19b2 の流速を高めることができ、
その結果、燃焼室11からの逆火防止を図ることができ
る。
【0052】図9は、本発明に係るガスタービン燃焼器
の第1実施形態における第2実施例を概略的に示す部分
図である。なお、第1実施形態の構成部品と同一部分に
は同一符号を付す。
【0053】本実施例は、第1段燃焼用ノズル20の第
1段予混合燃料通路30の出口に凹み42を設けたもの
である。
【0054】本実施例は、第1段予混合燃料通路30の
出口に凹み42を設けたから、この凹み42により予混
合燃料19a3 に循環流43を発生させることができ
る。このため、燃焼室11内の火炎は安定化し、吹き消
え現象を防止することができる。
【0055】図10は、本発明に係るガスタービン燃焼
器の第1実施形態における第3実施例を概略的に示す部
分図である。なお、第1実施形態の構成部分と同一部分
には同一符号を付す。
【0056】本実施例は、第1段燃料噴射口27から第
1段予混合燃料通路30または第1段予混合燃料バイパ
ス通路31に噴出する燃料19a1 のその第1段予混合
燃料通路30の上流側にじゃま板44を設けたものであ
る。
【0057】本実施例は、第1段予混合燃料通路30の
上流側にじゃま板44を設けることにより、図11に示
すように、旋回羽根29により与えられた旋回流を伴っ
た高圧空気12がさらに流れを乱す。このため、第1段
燃料噴射口27から噴出する燃料19a1 は、その流量
が多くなっても流れの乱れの大きい高圧空気12により
その濃度が良好に希薄化され、予混合燃料19a2 ,1
9a3 として第1段予混合燃料通路30、第1段予混合
燃料バイパス通路31に、より多く流すことができる。
【0058】このように、本実施例では、第1段予混合
燃料通路30の上流側にじゃま板44を設け、このじゃ
ま板44により高圧空気12により多く乱れを与え、第
1段燃料噴射口27から噴出する燃料19a1 の濃度希
薄化を促進させたので、第1段予混合燃料通路30、第
1段予混合燃料バイパス通路31の長さを短かくでき、
しいては第1段燃焼用ノズル20のコンパクト化につな
がる。
【0059】また、本実施例に係るじゃま板44は、断
面三角形にしてあるが、その断面形状は任意に選択でき
る。なお、本実施例でも、第1段予混合燃料通路30の
出口に凹み42を設け、第1段予混合燃料通路30から
噴出する予混合燃料19a2に循環流を与えるようにし
てある。
【0060】図12は、本発明に係るガスタービン燃焼
器の第1実施形態における第4実施例を概略的に示す部
分図である。なお、第1実施例の構成部品と同一部分に
は同一符号を付す。
【0061】本実施例は、第1段予混合燃料通路30
に、第1段燃料噴射口27から噴出する燃料19a1 の
流れに乱れを与えて燃料濃度を希薄化させる予混合燃料
19a2 として燃焼室11に噴出させる混合促進体45
を設けたものである。この混合促進体45は、例えば旋
回羽根、柱状突起物、ねじ板等が考えられる。
【0062】このように、本実施例は、第1段予混合燃
料通路30に混合促進体45を設けているので、第1段
燃料噴射口27から噴出する燃料19a1 の濃度を高圧
空気12でより均一に希薄化させることができる。した
がって、第1段予混合燃料通路30から燃焼室11に噴
出する予混合燃料19a2 は、その濃度が均一に希薄化
されているので、燃焼ガス生成の際、NOx濃度をより
低く抑えることができる。
【0063】図13は、本発明に係るガスタービン燃焼
器の第1実施形態における第5実施例を概略的に示す部
分図である。なお、第1実施形態の構成部品と同一部分
には同一符号を付す。
【0064】本実施例は、第1段空気通路25をバイパ
スして第1段予混合燃料通路30に連通させる空気導入
通路46を設けたものである。
【0065】このように、本実施例では、空気導入通路
46を設けることにより、第1段燃料噴射口27から第
1段予混合燃料通路30に流れる燃料19a1 に高圧空
気12が加わり、その濃度を均一に希薄化させ、予混合
燃料19a2 として燃焼室11に噴出させることができ
る。したがって、第1段予混合燃料通路30から燃焼室
11に噴出する予混合燃料19a2 は、その濃度が均一
に希薄化されているので、燃焼ガス生成の際、NOx濃
度をより低く抑えることができる。
【0066】図14は、本発明に係るガスタービン燃焼
器の第2実施形態を示す概略図である。なお、第1実施
形態における第1実施例の構成部品と同一部分には同一
符号を付し、その重複説明を省略する。
【0067】本実施形態は、第1実施形態の第1実施例
に、第3段燃料系47の燃料47aを燃焼室11に供給
する第3段燃焼用ノズル48と予混合ダクト49を追加
したものである。
【0068】第3段燃焼用ノズル48は、第3段燃料系
47からヘッドプレート23のヘッダ40を介して供給
される燃料47aを、予混合ダクト49に噴出させる
際、高圧空気12と混合させ、その濃度を希薄化させる
ようになっている。また、燃料濃度が希薄化された予混
合燃料47aは、予混合ダクト出口50を経て燃焼室1
1に噴出し、第1段燃焼用ノズル20、第2段燃焼用ノ
ズル21から生成される燃焼ガスを火炎(火種)として
ガスタービン(図示せず)の作動流体として供給する燃
焼ガスを生成するようになっている。
【0069】本実施形態は、第3段燃料系47の燃料4
7aを、予混合化した燃焼室11に供給する第3段燃焼
用ノズル48と予混合ダクト49とを設けたので、第2
段燃焼用ノズル21の負荷を軽減させることができ、第
2段燃焼用ノズル21に供給する高圧空気12の流量を
減少させることができる。
【0070】したがって、本実施形態では、第1段燃焼
用ノズル20の単独運転から第2段燃焼用ノズル21の
切り替えを低い負荷運転の範囲で行うことができ、その
後第3段燃焼用ノズル48で運転を行えば、燃料着火か
ら定格負荷までの一連の広い運転範囲で燃料の予混合化
を実現でき、NOx濃度の低い運転範囲を拡大すること
ができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るガス
タービン燃焼器は、燃焼室に第1段燃焼用ノズル、第2
段燃焼用ノズルをそれぞれ設け、第1段燃焼用ノズル、
第2段燃焼用ノズルから噴出する燃料の全てを空気を加
えてそれらの濃度を希薄化させたので、燃焼ガスのNO
x濃度を低く抑えることができ、NOx濃度の公害防止
規制値以下に確実に維持させることができる。
【0072】また、本発明に係るガスタービン燃焼器
は、燃焼室に第1段燃焼用ノズル、第2段燃焼用ノズル
をそれぞれ設け、第2段燃焼用ノズルを第1段燃焼用ノ
ズルに同芯的に取り囲むように設置したので、第1段燃
焼用ノズルの第1段予混合燃料バイパス通路から噴出す
る燃料で拡散燃焼させても、より低いNOx濃度で運転
させることができる。
【0073】また、本発明に係るガスタービン燃焼器
は、第1段燃焼用ノズル、第2段燃焼用ノズルに、第3
段燃焼用ノズルを追加し、第2段燃焼用ノズルの負荷を
軽減させたので、燃料着火から定格負荷までの一連の広
い運転範囲に亘ってNOx濃度の低い運転を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスタービン燃焼器の第1実施形
態を示す概略図。
【図2】図1の第1段燃焼用ノズル、第2段燃焼用ノズ
ルの部分拡大図。
【図3】図1の第1段燃焼用ノズルの部分拡大図。
【図4】図1の第1段燃焼用ノズルの第1段予混合燃料
通路、第1段予混合燃料バイパス通路に分配される燃料
の配分を示すグラフ。
【図5】図1の第1段燃焼用ノズルと第2段燃焼用ノズ
ルとの燃料供給配分を示すグラフ。
【図6】本発明に係るガスタービン燃焼器のガスタービ
ン負荷とNOx濃度との関係を示すグラフ。
【図7】本発明に係るガスタービン燃焼器の第1実施形
態における第1実施例を示す概略図。
【図8】図7の第1段燃焼用ノズル、第2段燃焼用ノズ
ルの部分拡大図。
【図9】本発明に係るガスタービン燃焼器の第1実施形
態における第2実施例を示す概略図。
【図10】本発明に係るガスタービン燃焼器の第1実施
形態における第3実施例を示す概略図。
【図11】図10のA−A矢視方向切断断面図。
【図12】本発明に係るガスタービン燃焼器の第1実施
形態における第4実施例を示す概略図。
【図13】本発明に係るガスタービン燃焼器の第1実施
形態における第5実施例を示す概略図。
【図14】本発明に係るガスタービン燃焼器の第2実施
形態を示す概略図。
【図15】従来のガスタービン燃焼器を示す概略図。
【符号の説明】
1 燃焼器ライナ 2 第1段拡散燃焼用パイロットノズル 3 第2段拡散燃焼用パイロットノズル 4 空気通路 5 予混合燃焼用パイロットノズル 6 予混合燃焼用メインノズル 7 予混合ダクト 8 ガスタービン燃焼器 9 外筒 10 燃焼器ライナ 11 燃焼室 12 高圧空気 13 空気通路 14 ガスタービン翼 15 トラジションピース 16 ケーシング 17 空気圧縮機 18a 第1段燃料入口 18b 第2段燃料入口 19a 第1段燃料系 19b 第2段燃料系 20 第1段燃焼用ノズル 21 第2段燃焼用ノズル 22 ヘッダ 23 ヘッドプレート 24 第1段燃料通路 25 第1段空気通路 26 拡開通路 27 第1段燃料噴射口 28 空気取入れ口 29 旋回羽根 30 第1段予混合燃料通路 31 予混合燃料バイパス通路 32 第2段燃料通路 33 第2段空気通路 34 燃料噴出口 35 空気取入れ口 36 旋回羽根 37 第2段予混合燃料通路 38 火炎伝播管 39 燃料供給外筒 40 ヘッダ 41 カバープレート 42 凹み 43 循環流 44 じゃま板 45 混合促進体 46 空気導入通路 47 第3段燃料系 48 第3段燃焼用ノズル 49 予混合ダクト 50 予混合ダクト出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芳根 俊行 神奈川県横浜市鶴見区末広町2の4 株式 会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 前田 福夫 神奈川県横浜市鶴見区末広町2の4 株式 会社東芝京浜事業所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンの所定負荷まで燃焼室に燃
    料を供給し、燃焼ガスを生成する第1段燃焼用ノズル
    と、ガスタービンの所定負荷以後、上記第1段燃焼用ノ
    ズルから噴出する燃料を少なくする一方、代って燃焼室
    に噴出する燃料を補充する第2段燃焼用ノズルとを備え
    たことを特徴とするガスタービン燃焼器。
  2. 【請求項2】 第2段燃焼用ノズルは、第1段燃焼用ノ
    ズルと同芯的に取り囲むように設置したことを特徴とす
    る請求項1に記載のガスタービン燃焼器。
  3. 【請求項3】 第1段燃焼用ノズルを同芯的に取り囲む
    第2段燃焼用ノズルの外側に、予混合ダクトを組み合せ
    た第3段燃焼用ノズルを備えたことを特徴とするガスタ
    ービン燃焼器。
  4. 【請求項4】 第2段燃焼用ノズルは、中央に配設した
    第2段燃料通路を取り囲む第2段空気通路を備える一
    方、上記第2段燃料通路からの燃料を第2段予混合燃料
    通路に案内する燃料噴出口を備えたことを特徴とする請
    求項1に記載のガスタービン燃焼器。
  5. 【請求項5】 第2段予混合燃料通路は、燃料噴出口か
    ら下流側に向って開口面積を絞る縮流通路に形成したこ
    とを特徴とする請求項4に記載のガスタービン燃焼器。
  6. 【請求項6】 第1段燃焼用ノズルは、中央に配設した
    第1段燃料通路を取り囲む第1段空気通路と、この第1
    段空気通路に連通し、上記第1段空気通路の第1段燃料
    噴射口から噴出する燃料を案内する第1段予混合燃料通
    路と、上記第1段燃料噴射口から噴出する燃料をバイパ
    スさせて燃焼室に噴出させる第1段予混合燃料バイパス
    通路とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記
    載のガスタービン燃焼器。
  7. 【請求項7】 第1段燃料通路は、下流端に拡開通路を
    形成し、この拡開通路に第1段燃料噴射口を穿設したこ
    とを特徴とする請求項6に記載のガスタービン燃焼器。
  8. 【請求項8】 第1段予混合燃料バイパス通路は、第1
    段予混合燃料通路を介して第1段燃料噴射口に対峙させ
    たことを特徴とする請求項6に記載のガスタービン燃焼
    器。
  9. 【請求項9】 第1段予混合燃料通路の出口に凹みを形
    成したことを特徴とする請求項6に記載のガスタービン
    燃焼器。
  10. 【請求項10】 第1段予混合燃料通路の上流側に邪魔
    板を設置したことを特徴とする請求項6に記載のガスタ
    ービン燃焼器。
  11. 【請求項11】 第1段予混合燃料通路に混合促進体を
    設けたことを特徴とする請求項6に記載のガスタービン
    燃焼器。
  12. 【請求項12】 第1段空気通路に、空気をバイパスさ
    せて第1段予混合燃料通路に案内する空気導入通路を設
    けたことを特徴とする請求項6に記載のガスタービン燃
    焼器。
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