JP2002022171A - 旋回安定化ミキサで燃焼器排出物を減らす方法と装置 - Google Patents

旋回安定化ミキサで燃焼器排出物を減らす方法と装置

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JP2002022171A
JP2002022171A JP2001130610A JP2001130610A JP2002022171A JP 2002022171 A JP2002022171 A JP 2002022171A JP 2001130610 A JP2001130610 A JP 2001130610A JP 2001130610 A JP2001130610 A JP 2001130610A JP 2002022171 A JP2002022171 A JP 2002022171A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスタービンエンジン用の燃焼器を、エンジ
ンの低出力、中間出力および高出力運転中、高い燃焼効
率と、低い一酸化炭素および亜酸化窒素排出レベルで作
用させる。 【解決手段】 燃焼器は少なくとも二つの燃料段を含む
燃料送給装置と、少なくとも一つの捕捉渦空洞と、捕捉
渦空洞の半径方向内方にある少なくとも一つのミキサア
センブリとを備えている。両燃料段はパイロット燃料回
路と主燃料回路とを含み、パイロット燃料回路は燃料噴
射器アセンブリ(90)によって燃料を捕捉渦空洞に供
給し、そして主燃料回路も燃料噴射器アセンブリによっ
て燃料をミキサアセンブリに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は一般的には燃焼器に関し、特に
ガスタービン燃焼器に関する。
【0002】世界的な空気汚染の懸念に対して米国内で
も国際的にも比較的厳しい排出基準が定められている。
航空機は米国環境保護庁(EPA)と国際民間航空機関
(ICAO)の基準に従っている。これらの基準は、空
港付近における航空機からの窒素酸化物(NOx)と未
燃焼炭化水素(HC)と一酸化炭素(CO)の排出を規
制するものであり、これらの排出物は都市の光化学スモ
ッグ問題をひき起こす。ほとんどの航空機エンジンは、
過去50年間にわたるエンジン開発によって有用性が実
証されている燃焼器の技術と理論を用いることにより、
現今の排出基準に適合し得る。しかし、世界的な環境問
題はますます重大になりつつあるので、将来の排出基準
が現今の燃焼器技術の能力の範囲内に収まるという保証
はない。
【0003】一般に、エンジン排出物は2種類、すなわ
ち、高い火炎温度によって発生するもの(NOx)と、
燃料空気反応を不完全にする低い火炎温度によって発生
するもの(HCとCO)とに分類される。両種の汚染物
が最少になる小さな窓が存在する。しかし、この窓が有
効であるためには、反応物を良く混ぜなければならな
い。そうすれば、NOxが発生する高温スポットと、C
OとHCが発生する低温スポットなしに混合気全体にわ
たって均等な燃焼が発生する。高温スポットは、燃料と
空気の混合が、全ての燃料と空気が反応する時(すなわ
ち、生成物内に未燃の燃料と空気が存在しない時)の特
定比付近にあるところで発生する。この混合は化学量論
混合と呼ばれる。低温スポットは、過剰空気が存在する
場合(希薄燃焼と呼ばれる場合)か、あるいは過剰燃料
が存在する場合(濃密燃焼と呼ばれる場合)に発生し得
る。
【0004】最新のガスタービン燃焼器は、高速空気を
微細噴霧燃料と混ぜる10〜30個のミキサを備えてい
る。これらのミキサは通常、スワーラの中心に配置され
た単一燃料噴射器からなり、スワーラは流入空気を旋回
させて保炎性と混合を良くする。燃料噴射器とミキサは
燃焼器ドームに配置される。
【0005】一般に、ミキサ内の燃料空気比は濃密であ
る。ガスタービン燃焼器の全体的な燃焼器燃料空気比は
希薄であるから、追加空気が個別希釈孔を経て加えら
れ、その後燃焼器から流出する。噴射燃料の気化と混合
が燃焼前に必要であるドームと、空気が濃密ドーム混合
気に加えられる希釈孔の付近とで貧弱な混合と高温スポ
ットが発生する可能性がある。
【0006】適当に設計された濃密ドーム燃焼器は、広
範な可燃限界を有する非常に安定な装置であり、そして
少量のHCおよびCO排出物と、容認し得るNOx排出
物とを発生することができる。しかし、濃密ドーム燃焼
器には基本的な制限が存在する。なぜなら、濃密ドーム
混合気は化学量論的または最大NOx発生域を通過した
後燃焼器を出なければならないからである。これは特に
重要である。なぜなら、最新ガスタービンの運転圧力比
(OPR)はサイクル効率と密集性を改善すると増加す
るので、燃焼器入口温度および圧力がNOx発生率を顕
著に高めるからである。排出基準がより厳重になりそし
てOPRが増加するにつれ、伝統的な濃密ドーム燃焼器
がその要求に適合していけるとは思われない。
【0007】当該技術の一つの希薄ドーム燃焼器は二重
環状燃焼器(DAC)と呼ばれる。なぜなら、それは各
燃料ノズルに2つの半径方向に重ね合わせたミキサを備
え、これらのミキサは、燃焼器の前から見ると、2つの
環状リングのように見えるからである。追加列のミキサ
は、相異なる状態での運転のための調整を可能にする。
緩速時には、外側ミキサに燃料供給がなされ、これは、
緩速状態で効率良く作用するように設計される。より高
い出力時には、両方のミキサに燃料供給がなされ、燃料
と空気の大部分が内側環状域に供給され、これは、比較
的高い出力で最も効率良くかつ少ない排出量で作用する
ように設計される。ミキサは各ドームでの最適作用に対
して調整されているので、ドーム間の境界は大きな区域
にわたってCO反応を抑制し、これによりこれらの設計
のCOは同様の濃密ドーム単一環状燃焼器(SAC)よ
り多くなる。このような燃焼器は低出力排出物と高出力
NOxとの妥協の産物である。
【0008】他の公知の設計は、希薄ドーム燃焼器の使
用により、上述の問題を軽減する。別々のドームにおい
てパイロット段と主段とを分けそしてその境界において
かなりのCO抑制域を設ける代わりに、ミキサが同装置
内に、同心ではあるが別々のパイロット空気流と主空気
流を発生する。しかし、低出力CO/HCおよび煙排出
の同時制御はこのような設計では困難である。なぜな
ら、燃料と空気の混合を増進すると、しばしば多量のC
O/HC排出物が発生するからである。旋回主空気は当
然パイロット火炎を同伴してそれを吹き消そうとする。
燃料噴霧が主空気に混入することを防ぐために、パイロ
ットは狭角噴霧を発生する。その結果、低旋回数流れに
特有の長い噴流火炎が生じる。このようなパイロット火
炎は多量の煙、一酸化炭素および炭化水素排出物を発生
しそして安定性が低い。
【0009】
【発明の概要】一実施例において、ガスタービンエンジ
ン用の燃焼器が、エンジンの低出力、中間出力および高
出力運転中、高い燃焼効率と、少ない一酸化炭素、亜酸
化窒素および煙排出量で作用する。燃焼器には燃料送給
装置が含まれ、少なくとも二つの燃料段と、少なくとも
一つの捕捉渦空洞と、捕捉渦空洞の半径方向内方にある
少なくとも一つのミキサアセンブリとを備えている。両
燃料段はパイロット燃料回路と主燃料回路とを含み、パ
イロット燃料回路は燃料噴射器アセンブリによって燃料
を捕捉渦空洞に供給し、そして主燃料回路も燃料噴射器
アセンブリによって燃料をミキサアセンブリに供給す
る。
【0010】低出力運転中、燃焼器はパイロット燃料回
路だけを用いて作用し、そして燃料は捕捉渦空洞に供給
される。捕捉渦空洞内に発生した燃焼ガスは旋回し、そ
して混合気が燃焼室に入る前に混合気を安定化する。混
合気は低出力運転中安定化するので、燃焼器作用効率が
維持されそして排出物が制御される。増大出力運転中、
燃焼器は主燃料回路を用いて作用し、そして燃料は捕捉
渦空洞とミキサアセンブリとに供給される。ミキサアセ
ンブリは燃料を燃焼器全体にわたって均等に分散し、従
って、燃焼室内の火炎温度を減らす。その結果、エンジ
ンの低出力、中間出力および高出力運転中、少ない一酸
化炭素、亜酸化窒素および煙排出量を制御し維持しなが
ら高い燃焼効率で作用する燃焼器が設けられる。
【0011】
【発明の詳述】図1はガスタービンエンジン10の概略
図であり、エンジン10は低圧圧縮機12と高圧圧縮機
14と燃焼器16を含み、さらに高圧タービン18と低
圧タービン20を含んでいる。
【0012】運転中、空気が低圧圧縮機12を通流しそ
して圧縮空気が低圧圧縮機12から高圧圧縮機14に供
給され、高度に圧縮された空気が燃焼器16に送給され
る。燃焼器16からの気流(図1に示してない)がター
ビン18、20を駆動する。
【0013】図2は図1に示したエンジン10のような
ガスタービンエンジン用の燃焼器30の断面図である。
一実施例において、ガスタービンエンジンは、オハイオ
州シンシナティのゼネラル・エレクトリック・カンパニ
イから市販されているGEF414エンジンである。燃
焼器30は環状外側ライナ40と、環状内側ライナ42
と、外側ライナ40と内側ライナ42との間に延在する
ドーム付き入口端44とを含んでいる。ドーム付き入口
端44は低面積比ディフューザの形状を有する。
【0014】外側ライナ40と内側ライナ42は燃焼器
ケーシング46から半径方向内方に隔てられそして燃焼
室48を画成している。燃焼器ケーシング46は概して
環状であり、そして圧縮機、例えば、図1に示した圧縮
機14の出口50から下流方向に延在する。燃焼室48
は概して環状でありそしてライナ40、42の半径方向
内側に配置されている。外側ライナ40と燃焼器ケーシ
ング46は外側通路52を画成し、そして内側ライナ4
2と燃焼器ケーシング46は内側通路54を画成してい
る。外側ライナ40と内側ライナ42は、ディフューザ
48の下流に配置されたタービン入口ノズル58まで延
在する。
【0015】捕捉渦空洞70がドーム付き入口端44の
すぐ下流において外側ライナ40の一部分72の内側に
設けられている。捕捉渦空洞70は長方形断面輪郭を有
し、そして捕捉渦空洞70は燃焼室48内に開いている
ので、空洞70は後壁74と、上流壁76と、後壁74
と上流壁76との間に延在する外壁78だけを備えてい
る。代替実施例では、捕捉渦空洞70は長方形でない断
面輪郭を有する。別の代替実施例では、捕捉渦空洞70
は丸み付きコーナを有する。外壁78は外側ライナ40
とほぼ平行であり、そして外側ライナ40から距離80
だけ半径方向外方に離れている。コーナブラケット82
が捕捉渦空洞後壁74と燃焼器外側ライナ40との間に
延在しそして後壁74を外側ライナ40に固定してい
る。捕捉渦空洞の上流壁76と後壁74と外壁78はそ
れぞれ複数の通路(図示せず)と複数の開口(図示せ
ず)を有し、空気を捕捉渦空洞70に入れることができ
る。
【0016】捕捉渦空洞上流壁76はまた、燃料噴射器
アセンブリ90を受入れるような寸法の開口86を有す
る。燃料噴射器アセンブリ90は、燃焼室48を画成し
ている燃焼室上流壁92の上流で燃焼器ケーシング46
を半径方向内方に貫通している。燃焼室上流壁92は燃
焼器内側ライナ42と捕捉渦空洞上流壁76との間に延
在しそして開口94を有する。燃焼室上流壁92は捕捉
渦空洞上流壁76と実質的に同平面にありそして燃焼器
内側ライナ42に対してほぼ垂直である。
【0017】燃焼器上流壁開口94はミキサアセンブリ
96を受入れるような寸法を有する。ミキサアセンブリ
96は燃焼室上流壁92に取付けられ、ミキサアセンブ
リの対称軸線98が燃焼室48の対称軸線99とほぼ同
軸であるようになっている。ミキサアセンブリ96は概
して筒形であって環状断面輪郭(図示せず)を有しそし
て外壁100を備え、この外壁は上流部分102と下流
部分104を有する。
【0018】ミキサアセンブリ外壁上流部分102は実
質的に筒形であり、燃料噴射器アセンブリ90を受入れ
るように定められた直径106を有する。ミキサアセン
ブリ外壁下流部分104は上流部分102から燃焼器上
流壁開口94まで延在しそしてミキサアセンブリ対称軸
線98に向かって先細になっている。従って、上流壁開
口94の直径110は上流部分直径106より小さい。
【0019】ミキサアセンブリ96はスワーラ112を
含み、このスワーラはミキサアセンブリ96内に周方向
に延在する。スワーラ112は取入れ側114と出口側
116とを有する。スワーラ112はミキサアセンブリ
外壁上流部分102の内面118に隣接して配置され、
スワーラ取入れ側114がミキサアセンブリ外壁上流部
分102の前縁120と実質的に同平面にあるようにな
っている。スワーラ112は、燃料噴射器アセンブリ9
0を受入れるように定められた内径122を有する。一
実施例において、スワーラ112は単一軸流スワーラで
ある。代替実施例において、スワーラ112は半径方向
スワーラである。
【0020】燃料噴射器アセンブリ90は、燃焼器ケー
シング46の開口130を通って燃焼器30内に半径方
向内方に延在する。燃料噴射器アセンブリ90はドーム
付き入口端44とミキサアセンブリ96との間に配置さ
れそしてパイロット燃料噴射器140と主燃料噴射器1
42とを含んでいる。主燃料噴射器142はパイロット
燃料噴射器140の半径方向内方にありそしてミキサア
センブリ96内に配置されており、主燃料噴射器対称軸
線144がミキサアセンブリ対称軸線98と実質的に同
軸であるようになっている。詳述すると、主燃料噴射器
142は次のように、すなわち、主燃料噴射器142の
取入れ側146がミキサアセンブリ96の上流にありそ
して主燃料噴射器142の後端部148がスワーラ11
2の半径方向内側でミキサアセンブリ96を貫通して燃
焼器上流壁開口94に向かって延在するように配置され
ている。従って、主燃料噴射器142は、スワーラ内径
122よりわずかに小さな直径150を有する。
【0021】パイロット燃料噴射器140は主燃料噴射
器142の半径方向外方にありそして捕捉渦空洞上流壁
開口86の上流に配置されている。詳述すると、パイロ
ット燃料噴射器140は、パイロット燃料噴射器140
の後端154が開口86に近接するように配置されてい
る。
【0022】燃料送給装置160が燃料を燃焼器30に
供給し、そしてパイロット燃料回路162と主燃料回路
164とを含み、燃焼器30内で発生する亜酸化窒素排
出物を制御する。パイロット燃料回路162は燃料噴射
器アセンブリ90により燃料を捕捉渦空洞70に供給
し、そして主燃料回路164は燃料噴射器アセンブリ9
0により燃料をミキサアセンブリ96に供給する。運転
中、ガスタービンエンジン10が始動されそして緩速運
転状態で運転されると、燃料と空気が燃焼器30に供給
される。ガスタービン緩速運転状態中、燃焼器30は運
転のためにパイロット燃料段だけを用いる。パイロット
燃料回路162はパイロット燃料噴射器140によって
燃料を燃焼器捕捉渦空洞70内に噴射する。同時に、空
気流が後壁と上流壁と外壁それぞれの空気通路を経て捕
捉渦空洞70に入り、またスワーラ112を経てミキサ
アセンブリ96に入る。捕捉渦空洞空気通路によって集
合したシート状の空気が形成され、噴射された燃料と急
速に混合し、そして燃料が後壁74、上流壁76または
外壁78に沿って境界層を形成することを防止する。
【0023】捕捉渦空洞70内で発生した燃焼ガス18
0が反時計方向運動をなすように旋回し、そして燃焼室
48に入る空燃混合気用の連続的な点火および安定化の
源となる。ミキサアセンブリスワーラ112を通って燃
焼室48に入る空気流182は空燃混合率を増大して、
実質的に近化学量論的な火炎域(図示せず)が燃焼室4
8内で短い在留時間で伝搬することを可能にする。混合
増大と、燃焼室48内の短いバルク在留時間との結果、
燃焼室48内に発生する亜酸化窒素排出物が減少する。
【0024】パイロット燃料段だけを利用すると、燃焼
器30は低出力運転の効率を保つことができ、そしてエ
ンジン低出力運転中に燃焼器30を出る排出物を制御し
て最少にすることができる。パイロット火炎は、ガスタ
ービン始動状態から全般的に燃料供給を受ける噴霧拡散
火炎である。ガスタービンエンジン10が緩速運転状態
から増大出力運転状態に加速されるにつれ、追加燃料と
追加空気が燃焼器30内に導かれる。パイロット燃料段
に加えて、増大出力運転状態中、ミキサアセンブリ96
が燃料噴射器アセンブリ90と主燃料回路164とによ
って主燃料段で燃料を供給される。
【0025】ミキサアセンブリスワーラ112から燃焼
室48に入る空気流182は、燃焼室48内に噴射され
た燃料の周囲を旋回して空燃混合気の完全混合を可能に
する。旋回空気流182は、ミキサアセンブリ96を経
て燃焼室48に入る燃料と空気と、捕捉渦空洞70を経
て燃焼室48に入る燃料と空気の空燃混合率を増大す
る。増大した空燃混合率の結果、燃焼が改善され、そし
て燃焼器30は、他の公知の燃焼器より少ない燃料噴射
器アセンブリ90を用いて働かせることができる。さら
に、燃焼が改善されそしてミキサアセンブリ96が燃料
を燃焼器30全体にわたって均等に分布させるので、燃
焼室48内の火炎温度が低下し、従って、燃焼器30内
に発生する亜酸化窒素の量が減少する。また、捕捉渦空
洞火炎がミキサ火炎の点火と安定化に役立つ。従って、
ミキサアセンブリ96は希薄燃料空気比で作用し得る。
その結果、ミキサアセンブリ96内の火炎温度と亜酸化
窒素の発生が低減し、そしてミキサアセンブリ96は希
薄燃料空気比装置として燃料供給を受けることができ
る。
【0026】図3は、ガスタービンエンジン、例えば、
図1に示したエンジン10で用い得る燃焼器の代替実施
例200の断面図である。燃焼器200は図2に示した
燃焼器30とほぼ同様であり、そして燃焼器30の構成
部と同等である燃焼器200の構成部は、図3では、図
2で用いた符号と同じ符号で表されている。従って、燃
焼器200はライナ40、42と、ドーム付き入口端4
4と、捕捉渦空洞70と、ミキサアセンブリ96を含ん
でいる。燃焼器200はまた第2捕捉渦空洞202と燃
料噴射器アセンブリ204と燃料送給装置206を含ん
でいる。
【0027】捕捉渦空洞202はドーム付き入口端44
のすぐ下流において内側ライナ42の一部分に設けられ
ている。捕捉渦空洞202は捕捉渦空洞70とほぼ同様
であり、長方形断面輪郭を有する。代替実施例では、捕
捉渦空洞202は長方形でない断面輪郭を有する。別の
代替実施例では、捕捉渦空洞202は丸み付きコーナを
有する。捕捉渦空洞202は燃焼室48内に開いている
ので、空洞202は後壁212と、上流壁214と、後
壁212と上流壁214との間に延在する外壁216だ
けを備えている。外壁216は内側ライナ42とほぼ平
行であり、そして内側ライナ42から距離220だけ半
径方向外方に離れている。コーナブラケット222が捕
捉渦空洞後壁212と燃焼器内側ライナ42との間に延
在しそして後壁212を内側ライナ42に固定してい
る。捕捉渦空洞上流壁214と後壁212と外壁216
はそれぞれ複数の通路(図示せず)と複数の開口(図示
せず)を有し、空気を捕捉渦空洞202に入れることが
できる。
【0028】捕捉渦空洞上流壁214はまた、燃料噴射
器アセンブリ204を受入れるような寸法の開口224
を有する。燃料噴射器アセンブリ204は燃料噴射器ア
センブリ90(図2参照)とほぼ同様であり、パイロッ
ト燃料噴射器140と主燃料噴射器142とを含んでい
る。燃料噴射器アセンブリ204はまた、主燃料噴射器
142の半径方向内方にある第2パイロット燃料噴射器
230を含んでいる。第2パイロット燃料噴射器230
は第1パイロット燃料噴射器140とほぼ同様であり、
そして捕捉渦空洞上流壁開口224の上流に配置されて
いる。詳述すると、第2パイロット燃料噴射器230は
次のように、すなわち、第2パイロット燃料噴射器23
0の取入れ側152がミキサアセンブリ96の上流にあ
りそして第2パイロット燃料噴射器230の後端154
が開口224に近接するように配置されている。
【0029】燃料送給装置206は燃料を燃焼器200
に供給し、そしてパイロット燃料回路240と主燃料回
路242とを含んでいる。パイロット燃料回路240は
燃料噴射器アセンブリ204により燃料を捕捉渦空洞7
0、202に供給し、そして主燃料回路242は燃料噴
射器アセンブリ204により燃料をミキサアセンブリ9
6に供給する。また、燃料送給装置206にはパイロッ
ト燃料段と主燃料段が含まれ、燃焼器200内で発生す
る亜酸化窒素排出物の制御に用いられる。
【0030】運転中、ガスタービンエンジン10が始動
されそして緩速運転状態で運転されると、燃料と空気が
燃焼器200に供給される。ガスタービン緩速運転状態
中、燃焼器200は運転のためにパイロット燃料段だけ
を用いる。パイロット燃料回路240はパイロット燃料
噴射器140、230によって燃料を燃焼器捕捉渦空洞
70、202それぞれに噴射する。同時に、空気流が後
壁と上流壁と外壁それぞれの空気通路を経て捕捉渦空洞
70、202に入り、またスワーラ112を経てミキサ
アセンブリ96に入る。捕捉渦空洞空気通路によって集
合したシート状の空気が形成され、噴射された燃料と急
速に混合し、そして燃料が捕捉渦空洞70、202内に
境界層を形成することを防止する。
【0031】捕捉渦空洞70、202内で発生した燃焼
ガス180が反時計方向運動をなすように旋回し、そし
て燃焼室48に入る空燃混合気用の連続的な点火および
安定化の源となる。ミキサアセンブリスワーラ112を
通って燃焼室48に入る空気流182は空燃混合率を増
大して、実質的に近化学量論的な火炎域(図示せず)が
燃焼室48内で短い在留時間で伝搬することを可能にす
る。混合増大と、燃焼室48内の短いバルク在留時間と
の結果、燃焼室48内に発生する亜酸化窒素排出物が減
少する。
【0032】パイロット燃料段だけを利用すると、燃焼
器200は低出力運転の効率を保つことができ、そして
エンジン低出力運転中に燃焼器200を出る排出物を制
御して最少にすることができる。パイロット火炎は、ガ
スタービン始動状態から全般的に燃料供給を受ける噴霧
拡散火炎である。ガスタービンエンジン10が緩速運転
状態から増大出力運転状態に加速されるにつれ、追加燃
料と追加空気が燃焼器200内に導かれる。パイロット
燃料段に加えて、増大出力運転状態中、ミキサアセンブ
リ96が燃料噴射器アセンブリ204と主燃料回路24
2とによって主燃料段で燃料を供給される。
【0033】ミキサアセンブリスワーラ112から燃焼
室48に入る空気流182は、燃焼室48内に噴射され
た燃料の周囲を旋回して空燃混合気の完全混合を可能に
する。旋回空気流182は、ミキサアセンブリ96を経
て燃焼室48に入る燃料と空気と、捕捉渦空洞70、2
02を経て燃焼室48に入る燃料と空気の空燃混合率を
増大する。増大した空燃混合率の結果、燃焼が改善さ
れ、そして燃焼器200は、他の公知の燃焼器より少な
い燃料噴射器アセンブリ204を用いて働かせることが
できる。さらに、燃焼が改善されそしてミキサアセンブ
リ96が燃料を燃焼器200全体にわたって均等に分布
させるので、燃焼室48内の火炎温度が低下し、従っ
て、燃焼器200内に発生する亜酸化窒素の量が減少す
る。また、捕捉渦空洞火炎がミキサ火炎の点火と安定化
に役立つ。従って、ミキサアセンブリ96は希薄燃料空
気比で作用し得る。その結果、ミキサアセンブリ96内
の火炎温度と亜酸化窒素の発生が低減し、そしてミキサ
アセンブリ96は希薄燃料空気比装置として燃料供給を
受けることができる。
【0034】図4は、ガスタービンエンジン、例えば、
図1に示したエンジン10で用い得る燃焼器の代替実施
例300の断面図である。燃焼器300は図3に示した
燃焼器200とほぼ同様であり、そして燃焼器200の
構成部と同等である燃焼器300の構成部は、図4で
は、図3で用いた符号と同じ符号で表されている。従っ
て、燃焼器300はライナ40、42と、ドーム付き入
口端44と、捕捉渦空洞70を含んでいる。燃焼器30
0はまた第2捕捉渦空洞202と、燃料噴射器アセンブ
リ304と、燃料送給装置306と、第1ミキサアセン
ブリ308と、第2ミキサアセンブリ310を含んでい
る。
【0035】燃焼器上流壁開口94はミキサアセンブリ
308、310を受入れるような寸法を有する。ミキサ
アセンブリ308、310はミキサアセンブリ96(図
3、図4参照)とほぼ同様であり、各ミキサアセンブリ
は前縁320と、後縁322と、対称軸線324とを含
んでいる。ミキサアセンブリ308、310は、前縁3
20が実質的に同平面にありそして後縁322も実質的
に同平面にあるように配置されている。加えて、ミキサ
アセンブリ308、310は、両ミキサアセンブリが燃
焼室対称軸線99に関して対称的であるように、燃焼室
上流壁92に取付けられている。
【0036】各ミキサアセンブリ308、310はまた
スワーラ330とベンチュリ332を含んでいる。スワ
ーラ330はスワーラ112(図2と図3参照)とほぼ
同様であり、そして燃料噴射器アセンブリ304を受入
れるように定められた内径334を有する。スワーラ3
30はミキサアセンブリベンチュリ332に隣接してい
る。一実施例において、スワーラ330は単一軸流スワ
ーラである。代替実施例において、スワーラ330は半
径方向スワーラである。スワーラ330により、ミキサ
アセンブリ308、310を通流する空気が旋回し、こ
れにより燃料と空気が完全に混合した後燃焼室48に入
る。一実施例において、スワーラ330は空気流を反時
計方向に旋回させる。他の実施例において、スワーラ3
30は空気流を時計方向に旋回させる。さらに別の実施
例では、スワーラ330は空気流を反時計方向と時計方
向に旋回させる。
【0037】ベンチュリ332は環状でありそしてスワ
ーラ330の半径方向外方にある。ベンチュリ332は
平坦部分340と先細部分342と末広部分344とを
有する。平坦部分340はスワーラ330の半径方向外
側にあり同スワーラに隣接している。先細部分342は
平坦部分340からベンチュリ頂部346まで半径方向
内方に延在する。末広部分344はベンチュリ頂部34
6からベンチュリ332の後縁350まで半径方向外方
に延在する。代替実施例では、ベンチュリ332は先細
部分342だけを含み、末広部分344を含まない。
【0038】燃料噴射器アセンブリ304は燃料噴射器
アセンブリ204(図3参照)とほぼ同様であり、パイ
ロット燃料噴射器140と主燃料噴射器142と第2パ
イロット燃料噴射器230を含んでいる。また、燃料噴
射器アセンブリ304には第2主燃料噴射器360が含
まれ、主燃料噴射器142の半径方向内方にそして主燃
料噴射器142と第2パイロット燃料噴射器230との
間に存在する。
【0039】第2主燃料噴射器360は第1主燃料噴射
器142と同等でありそして燃焼器上流壁開口94の上
流に配置されており、第2主燃料噴射器360はミキサ
アセンブリ対称軸線324と実質的に同軸である。詳述
すると、第2主燃料噴射器360は次のように、すなわ
ち、第2主燃料噴射器360の取入れ側147がミキサ
アセンブリ310の上流にありそして第2主燃料噴射器
360の後端部148がスワーラ330の半径方向内側
でミキサアセンブリ310を貫通して燃焼器上流壁開口
94に向かって延在するように配置されている。
【0040】第1主燃料噴射器142は燃焼器上流壁開
口94の上流に配置されており、ミキサアセンブリ対称
軸線324と実質的に同軸である。詳述すると、第1主
燃料噴射器142は次のように、すなわち、第1主燃料
噴射器142の取入れ側146がミキサアセンブリ30
8の上流にありそして第1主燃料噴射器142の後端部
148がスワーラ330の半径方向内側でミキサアセン
ブリ308を貫通して燃焼器上流壁開口94に向かって
延在するように配置されている。
【0041】燃料送給装置306は燃料を燃焼器300
に供給し、そしてパイロット燃料回路370と主燃料回
路372とを含んでいる。パイロット燃料回路370は
燃料噴射器アセンブリ304により燃料を捕捉渦空洞7
0、202に供給し、そして主燃料回路372は燃料噴
射器アセンブリ304により燃料をミキサアセンブリ3
08、310に供給する。また、燃料送給装置306に
はパイロット燃料段と主燃料段が含まれ、燃焼器300
内で発生する亜酸化窒素排出物の制御に用いられる。
【0042】上述の燃焼器は費用削減に有効でありそし
て信頼性が高い。この燃焼器は少なくとも一つのミキサ
アセンブリと、少なくとも一つの捕捉渦空洞と、少なく
とも二つの燃料回路を含む燃料送給装置とを含んでい
る。緩速出力運転状態中、燃焼器は、燃料を捕捉渦空洞
に供給する一つの燃料回路だけで作用する。パイロット
燃料段により、燃焼器は排出物を最少にしながら低出力
運転効率を維持することができる。増大出力運転状態中
は、燃焼器は両燃料回路を使用し、そして燃料が燃焼器
全体にわたって均等に分散される。その結果、火炎温度
が低下しそして燃焼が改善される。従って、燃焼器は燃
焼効率が高く、そして一酸化炭素、亜酸化窒素および煙
排出物が少ない。
【0043】本発明を様々な特定実施例に関して説明し
たが、本発明の実施に当たり、本発明の範囲内で改変が
可能であることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃焼器を含むガスタービンエンジンの概略図で
ある。
【図2】図1に示したガスタービンエンジンで用いる燃
焼器の断面図である。
【図3】図2に示した燃焼器の代替実施例の断面図であ
る。
【図4】図2に示した燃焼器の第2代替実施例の断面図
である。
【符号の説明】
10 ガスタービンエンジン 16 燃焼器 30 燃焼器 40 外側ライナ 42 内側ライナ 70 捕捉渦空洞 90 燃料噴射器アセンブリ 96 ミキサアセンブリ 112 スワーラ 140 パイロット燃料噴射器 142 主燃料噴射器 160 燃料送給装置 162 パイロット燃料回路 164 主燃料回路 200 燃焼器 202 第2捕捉渦空洞 204 燃料噴射器アセンブリ 206 燃料送給装置 230 第2パイロット燃料噴射器 240 パイロット燃料回路 242 主燃料回路 300 燃焼器 304 燃料噴射器アセンブリ 306 燃料送給装置 308 第1ミキサアセンブリ 310 第2ミキサアセンブリ 330 スワーラ 332 ベンチュリ 360 第2主燃料噴射器 370 パイロット燃料回路 372 主燃料回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・アンドリュー・ウェード アメリカ合衆国、ミシガン州、ディアボー ン、ロング・ブールヴァール、22204番 (72)発明者 ヒュカム・チャンド・モンギア アメリカ合衆国、オハイオ州、ウエスト・ チェスター、キングフィッシャー・レー ン、8006番 (72)発明者 デビッド・ルイ・ブルス アメリカ合衆国、オハイオ州、シンシナテ ィ、ブランディワイン・レーン、10652番

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの捕捉渦空洞(70)
    と、少なくとも一つのミキサアセンブリ(96)とを含
    む燃焼器(16)を用いてガスタービンエンジン(1
    0)からの排出物の量を減らす方法であって、少なくと
    も二つの燃料段を含む燃料装置(160)を用いて燃料
    を前記燃焼器内に噴射する段階と、空気流を前記燃焼器
    内に導き、前記空気流の一部分が前記ミキサアセンブリ
    に供給されそして前記空気流の一部分が前記捕捉渦空洞
    に供給されるようにする段階とからなる方法。
  2. 【請求項2】 前記燃料装置(160)はパイロット燃
    料段(162)と、主燃料段(164)と、前記パイロ
    ット燃料段と前記主燃料段とに連通する燃料噴射器(9
    0)とを含み、前記パイロット燃料段は前記主燃料段の
    半径方向内方にあり、前記燃料噴射段階は、前記パイロ
    ット燃料段だけを用いて燃料を前記燃焼器(16)内に
    噴射する段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記二つの燃料段はパイロット燃料段
    (162)と、主燃料段(164)と、前記パイロット
    燃料段と前記主燃料段とに連通する燃料噴射器(90)
    とを含み、前記パイロット燃料段は前記主燃料段の半径
    方向内方にあり、前記燃料噴射段階は、前記パイロット
    燃料段と前記主燃料段とを用いて燃料を前記燃焼器(1
    6)内に噴射する段階をさらに含む、請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記燃焼器(16)は少なくとも二つの
    捕捉渦空洞(70、202)を含み、前記燃料噴射段階
    はさらに、エンジン緩速出力運転状態中燃料を前記両捕
    捉渦空洞内だけに噴射する段階と、エンジン(10)増
    大出力運転状態中燃料を前記ミキサアセンブリ(96)
    内と前記両捕捉渦空洞内とに噴射する段階とを含む、請
    求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記燃焼器(16)は少なくとも二つの
    捕捉渦空洞(70、202)と少なくとも二つのミキサ
    アセンブリ(308、310)とを含み、前記両捕捉渦
    空洞は前記両ミキサアセンブリの半径方向外方にあり、
    前記燃料噴射段階はさらに、エンジン(10)緩速出力
    運転中燃料を前記両捕捉渦空洞内に噴射する段階を含
    む、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 燃料を前記燃焼器(16)内に噴射する
    前記段階は、さらに、燃料を前記両ミキサアセンブリ
    (308、310)内と前記両捕捉渦空洞(70、20
    2)内に噴射する段階を含む、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも二つの燃料段を含む燃料装置
    (160)と、少なくとも一つの捕捉渦空洞(70)で
    あって、前記両燃料段の第1段が燃料を該捕捉渦空洞に
    供給するように構成されている捕捉渦空洞(70)と、
    前記捕捉渦空洞の半径方向内方にある少なくとも一つの
    ミキサアセンブリ(96)であって、前記両燃料段の第
    2段が燃料を該ミキサアセンブリに供給するように構成
    されているミキサアセンブリ(96)とを含むガスター
    ビン(10)用燃焼器(16)。
  8. 【請求項8】 前記燃料装置(160)と連通する少な
    くとも一つの燃料噴射器(90)をさらに含み、前記燃
    料噴射器は燃料を前記捕捉渦空洞(70)と前記ミキサ
    アセンブリ(96)とに供給するように構成されてい
    る、請求項7記載の燃焼器(16)。
  9. 【請求項9】 前記ガスタービンエンジン(10)は定
    格出力を有し、前記燃料装置(160)は、さらに、前
    記ガスタービンエンジンが定格エンジン出力の所定割合
    以下で作動する時、燃料を前記捕捉渦空洞(70)にだ
    け供給するように構成されている、請求項7記載の燃焼
    器(16)。
  10. 【請求項10】 前記燃料装置(160)は、さらに、
    前記ガスタービンエンジン(10)が定格エンジン出力
    の所定割合以上で作動する時、燃料を前記ミキサアセン
    ブリ(96)と前記捕捉渦空洞(70)とに供給するよ
    うに構成されている、請求項9記載の燃焼器(16)。
  11. 【請求項11】 少なくとも二つの捕捉渦空洞(70、
    202)をさらに含み、該両燃料段の第1段が燃料を前
    記両捕捉渦空洞に供給するように構成されている、請求
    項7記載の燃焼器(16)。
  12. 【請求項12】 少なくとも二つのミキサアセンブリ
    (308、310)と少なくとも二つの捕捉渦空洞(7
    0、202)とをさらに含み、前記両ミキサアセンブリ
    は前記両渦空洞の半径方向内方にある、請求項7記載の
    燃焼器(16)。
  13. 【請求項13】 前記の少なくとも一つのミキサアセン
    ブリ(96)の半径方向外方にある燃焼器ライナをさら
    に含み、前記燃焼器ライナは外側ライナ(40)と内側
    ライナ(42)とからなる、請求項7記載の燃焼器(1
    6)。
  14. 【請求項14】 前記の少なくとも一つの捕捉渦空洞
    (70)は前記燃焼器外側ライナ(40)の一部分(7
    2)によって画成されている、請求項13記載の燃焼器
    (16)。
  15. 【請求項15】 燃焼器(16)を含み、この燃焼器は
    燃料装置(160)と、少なくとも一つの捕捉渦空洞
    (70)と、少なくとも一つのミキサアセンブリ(9
    6)とを含み、前記燃料装置は少なくとも第1段と第2
    段を含み、前記第1段は燃料を前記捕捉渦空洞に供給す
    るように構成されており、前記第2段は燃料を前記ミキ
    サアセンブリに供給するように構成されている、ガスタ
    ービンエンジン(10)。
  16. 【請求項16】 前記燃料装置(160)は、さらに、
    燃料を前記捕捉渦空洞(70)と前記ミキサアセンブリ
    (96)とに供給するように構成されている少なくとも
    一つの燃料噴射器(90)を含む、請求項15記載のガ
    スタービンエンジン(10)。
  17. 【請求項17】 前記ガスタービンエンジン(10)は
    定格出力を有し、前記燃料装置(160)は、さらに、
    前記ガスタービンエンジンが定格エンジン出力の所定割
    合以下で作動する時、燃料を前記捕捉渦空洞(70)に
    だけ供給するように構成されており、前記燃料装置は、
    さらに、前記ガスタービンエンジンが定格エンジン出力
    の所定割合以上で作動する時、燃料を前記ミキサアセン
    ブリ(96)と前記捕捉渦空洞とに供給するように構成
    されている、請求項15記載のガスタービンエンジン
    (10)。
  18. 【請求項18】 前記燃焼器(16)はさらに、少なく
    とも二つの捕捉渦空洞(70、202)を含み、前記燃
    料装置第1段は前記両捕捉渦空洞に燃料を供給するよう
    に構成されている、請求項15記載のガスタービンエン
    ジン(10)。
  19. 【請求項19】 前記燃焼器(16)は、さらに、少な
    くとも二つのミキサアセンブリ(308、310)と、
    少なくとも二つの捕捉渦空洞(70、202)とを含
    み、前記両ミキサアセンブリは前記両渦空洞の半径方向
    内方にある、請求項15記載のガスタービンエンジン
    (10)。
  20. 【請求項20】 前記燃焼器(16)は、さらに、前記
    の少なくとも一つのミキサアセンブリ(96)の半径方
    向外方にある燃焼器ライナを含み、前記燃焼器ライナは
    外側ライナ(40)と内側ライナ(42)とからなり、
    前記の少なくとも一つの捕捉渦空洞(70)は前記燃焼
    器外側ライナの一部分によって画成されている、請求項
    15記載のガスタービンエンジン(10)。
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