JPH1089611A - 蒸気発生用蒸し器 - Google Patents
蒸気発生用蒸し器Info
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- JPH1089611A JPH1089611A JP24389396A JP24389396A JPH1089611A JP H1089611 A JPH1089611 A JP H1089611A JP 24389396 A JP24389396 A JP 24389396A JP 24389396 A JP24389396 A JP 24389396A JP H1089611 A JPH1089611 A JP H1089611A
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- Japan
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- water
- tank
- supplying
- water supply
- steam
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 蒸気の噴出速度が低下することを防止すると
共に、構造が簡単で製作コストを低減できる蒸気発生用
蒸し器を提供すること。 【解決手段】 貯水タンク10と、タンク10内の水位
を検知し得る水位検知センサー11と、タンク10内の
水を加温する熱源12と、タンク10内に水を供給し得
る給水電磁弁13aを備えた給水管18と、水位検知セ
ンサー11からの信号によって給水電磁弁13aを開閉
操作することにより、給水管18から所定量の水をタン
ク10内へ供給し得るよう制御する制御部と、を有する
蒸気発生用蒸し器。タンク10内に、給水管18に接続
された加温部2が配設され、加温部2の上部に加温部2
内の水をタンク10内へ供給し得る供給口28が設けら
れている。
共に、構造が簡単で製作コストを低減できる蒸気発生用
蒸し器を提供すること。 【解決手段】 貯水タンク10と、タンク10内の水位
を検知し得る水位検知センサー11と、タンク10内の
水を加温する熱源12と、タンク10内に水を供給し得
る給水電磁弁13aを備えた給水管18と、水位検知セ
ンサー11からの信号によって給水電磁弁13aを開閉
操作することにより、給水管18から所定量の水をタン
ク10内へ供給し得るよう制御する制御部と、を有する
蒸気発生用蒸し器。タンク10内に、給水管18に接続
された加温部2が配設され、加温部2の上部に加温部2
内の水をタンク10内へ供給し得る供給口28が設けら
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸気発生用蒸し器に
関し、詳しくは蒸気の発生にともなって水量が減少した
タンク内に水を追加する際に、蒸気噴出速度が低下する
現象(息つぎ現象)を防止した蒸気発生用蒸し器に関す
る。
関し、詳しくは蒸気の発生にともなって水量が減少した
タンク内に水を追加する際に、蒸気噴出速度が低下する
現象(息つぎ現象)を防止した蒸気発生用蒸し器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の蒸気発生用蒸し器は、図6に示す
ように、貯水タンク10と、該タンク10内の水位を検
知し得る水位検知センサー11と、該タンク10内の水
を加温する熱源12と、該タンク10内に水を供給し得
る給水電磁弁13aを備えた給水管18と、該水位検知
センサー11にて検知した水位が規定値より低いときに
該給水電磁弁13aに信号を送って該給水管18からタ
ンク10内へ給水し得るように制御する制御部(図示せ
ず)と、を有し、タンク10内に配設された熱源12で
水を加熱し、蒸気を蒸気発生管14より発生させる構成
となっていた。このような蒸気発生用蒸し器の上には、
せいろ等が載置される。なお、図中、15は天板、16
は排水バルブ、17は排水管である。
ように、貯水タンク10と、該タンク10内の水位を検
知し得る水位検知センサー11と、該タンク10内の水
を加温する熱源12と、該タンク10内に水を供給し得
る給水電磁弁13aを備えた給水管18と、該水位検知
センサー11にて検知した水位が規定値より低いときに
該給水電磁弁13aに信号を送って該給水管18からタ
ンク10内へ給水し得るように制御する制御部(図示せ
ず)と、を有し、タンク10内に配設された熱源12で
水を加熱し、蒸気を蒸気発生管14より発生させる構成
となっていた。このような蒸気発生用蒸し器の上には、
せいろ等が載置される。なお、図中、15は天板、16
は排水バルブ、17は排水管である。
【0003】しかし、このような構成の蒸気発生用蒸し
器を用いて蒸気を発生させる場合、水位が低下して給水
管18から水がタンク10内に入ると、タンク10内の
水温が急に低下して蒸気の発生量が一時的に低下すると
いう欠点があった。特に、冬場に蒸気を発生させる場合
には、供給された水温が低いために蒸気の噴出速度が低
下し、その結果、製品の品質に悪影響を及ぼすものであ
る。
器を用いて蒸気を発生させる場合、水位が低下して給水
管18から水がタンク10内に入ると、タンク10内の
水温が急に低下して蒸気の発生量が一時的に低下すると
いう欠点があった。特に、冬場に蒸気を発生させる場合
には、供給された水温が低いために蒸気の噴出速度が低
下し、その結果、製品の品質に悪影響を及ぼすものであ
る。
【0004】そこで、このような蒸気の噴出速度が低下
しないように、タンクの側壁の外側にヒータを備えた補
助タンクを設け、ヒータで一旦加温した温水をタンク内
へ供給することも考えられたが、このような蒸気発生用
蒸し器では構造が複雑となるため製作コストが高くなる
という欠点がある。
しないように、タンクの側壁の外側にヒータを備えた補
助タンクを設け、ヒータで一旦加温した温水をタンク内
へ供給することも考えられたが、このような蒸気発生用
蒸し器では構造が複雑となるため製作コストが高くなる
という欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
解消するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、蒸気の噴出速度が低下することを防止すると共
に、構造が簡単で製作コストを低減できる蒸気発生用蒸
し器を提供することにある。
解消するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、蒸気の噴出速度が低下することを防止すると共
に、構造が簡単で製作コストを低減できる蒸気発生用蒸
し器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の蒸気発生用蒸し
器は、貯水タンクと、該タンク内の水位を検知し得る水
位検知センサーと、該タンク内の水を加温する熱源と、
該タンク内に水を供給し得る給水電磁弁を備えた給水管
と、該水位検知センサーからの信号によって該給水電磁
弁を開閉操作することにより、該給水管から所定量の水
をタンク内へ供給し得るよう制御する制御部と、を有す
る蒸気発生用蒸し器であって、該タンク内に、該給水管
に接続された加温部が配設され、該加温部の上部に加温
部内の水をタンク内へ供給し得る供給口が設けられてお
り、そのことにより上記目的が達成される。
器は、貯水タンクと、該タンク内の水位を検知し得る水
位検知センサーと、該タンク内の水を加温する熱源と、
該タンク内に水を供給し得る給水電磁弁を備えた給水管
と、該水位検知センサーからの信号によって該給水電磁
弁を開閉操作することにより、該給水管から所定量の水
をタンク内へ供給し得るよう制御する制御部と、を有す
る蒸気発生用蒸し器であって、該タンク内に、該給水管
に接続された加温部が配設され、該加温部の上部に加温
部内の水をタンク内へ供給し得る供給口が設けられてお
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0007】好適な実施態様においては、前記加温部
は、タンクの側壁に固定された箱体を有し、該箱体内に
給水管の給水口が開口し、該箱体の上部に前記供給口が
設けられ、該箱体の内部に該給水口から箱体内へ供給さ
れた水を蛇行させる案内板が配設されている。
は、タンクの側壁に固定された箱体を有し、該箱体内に
給水管の給水口が開口し、該箱体の上部に前記供給口が
設けられ、該箱体の内部に該給水口から箱体内へ供給さ
れた水を蛇行させる案内板が配設されている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1および図3に示すように、本
発明の蒸気発生用蒸し器1は、貯水タンク10と、該タ
ンク10内の水位を検知し得る水位検知センサー11
と、該タンク10内の水を加温する熱源12と、該タン
ク10内に水を供給し得る給水電磁弁13aを備えた給
水管18と、該水位検知センサー11からの信号によっ
て該給水電磁弁13aを開閉操作することにより、該給
水管18から所定量の水をタンク10内へ供給し得るよ
う制御する制御部(図示せず)とを有する。
発明の蒸気発生用蒸し器1は、貯水タンク10と、該タ
ンク10内の水位を検知し得る水位検知センサー11
と、該タンク10内の水を加温する熱源12と、該タン
ク10内に水を供給し得る給水電磁弁13aを備えた給
水管18と、該水位検知センサー11からの信号によっ
て該給水電磁弁13aを開閉操作することにより、該給
水管18から所定量の水をタンク10内へ供給し得るよ
う制御する制御部(図示せず)とを有する。
【0009】上記貯水タンク10は、上面が開口する箱
状に形成され、該タンク10の上面に蒸気発生管14が
設けられた天板15が配置され、その上に通常せいろ
(図示せず)が載置される。タンク10の側壁10aに
は給水電磁弁13aを有する給水管18が設けられ、該
給水管18を通してタンク10内へ給水される。タンク
10の底部10bには排水バルブ16を備えた排水管1
7が接続されている。
状に形成され、該タンク10の上面に蒸気発生管14が
設けられた天板15が配置され、その上に通常せいろ
(図示せず)が載置される。タンク10の側壁10aに
は給水電磁弁13aを有する給水管18が設けられ、該
給水管18を通してタンク10内へ給水される。タンク
10の底部10bには排水バルブ16を備えた排水管1
7が接続されている。
【0010】上記水位検知センサー11は、低位の水位
を検知し得る低位置水位検知センサー11bと、高位の
水位を検知し得る高位水位検知センサー11aとからな
り、それぞれタンク10内に配設されている。
を検知し得る低位置水位検知センサー11bと、高位の
水位を検知し得る高位水位検知センサー11aとからな
り、それぞれタンク10内に配設されている。
【0011】上記熱源12としては従来公知のものが使
用され、例えば、電熱ヒータ等を使用することができ
る。熱源12はタンク10内に配設されているが、タン
ク10の周囲にジャケットのように配設してもよい。
用され、例えば、電熱ヒータ等を使用することができ
る。熱源12はタンク10内に配設されているが、タン
ク10の周囲にジャケットのように配設してもよい。
【0012】上記給水管18は、水道管等に接続され、
給水管18に設けた給水電磁弁13aの開閉により水を
タンク10内へ供給もしくはその供給を停止する。この
供給電磁弁13aはマイクロコンピュータ等を有する制
御部に電気接続され、さらに該制御部は上記水位検知セ
ンサー11に電気接続されていて、タンク10内の水量
が所定量以下となったときには、低位置水位検知センサ
ー11bがそのことを検知して制御部へ信号を送り、給
水電磁弁13aを開くように構成されている。また、タ
ンク10内の水量が所定量以上となったときには、高位
水位検知センサー11aがそのことを検知して制御部へ
信号を送り、給水電磁弁13aを閉じるように構成され
ている。
給水管18に設けた給水電磁弁13aの開閉により水を
タンク10内へ供給もしくはその供給を停止する。この
供給電磁弁13aはマイクロコンピュータ等を有する制
御部に電気接続され、さらに該制御部は上記水位検知セ
ンサー11に電気接続されていて、タンク10内の水量
が所定量以下となったときには、低位置水位検知センサ
ー11bがそのことを検知して制御部へ信号を送り、給
水電磁弁13aを開くように構成されている。また、タ
ンク10内の水量が所定量以上となったときには、高位
水位検知センサー11aがそのことを検知して制御部へ
信号を送り、給水電磁弁13aを閉じるように構成され
ている。
【0013】タンク10内に配設される上記加温部2
は、図4に示すように、タンク10の側壁10aに固定
された上面が開口する箱体21を有する。該箱体21は
底面板22、前面板23、および両側面板24を有し、
箱体21内に案内板25が配設されている。この案内板
25は断面逆L字形に形成され、案内板25の一片25
aの一端部がタンク10の側壁10aに固定され、他片
25bが箱体21の前面板23とほぼ平行となるように
箱体21内に配設されている。従って、タンク10の側
壁10aと案内板25との間に水が流通する第1の通水
路26が形成され、案内板25と箱体21との間に第2
の通水路27が形成されている。この前面板23の上端
部には供給口28が形成される。上記給水管18はその
第1通水路26に接続されており、給水管18からの水
は第1通水路26、第2通水路27を通って前面板23
の上端の供給口28を乗り越えてタンク10内へ注入さ
れる。前面板23の上端部は、通常、高位水位検知セン
サー11aの下端よりも高い位置に配置するのがよい
が、両水位検知センサー11a、11bの下端間、ある
いはそれより低い位置であってもよい。また、箱体21
の上面開口の供給口28をカバー等で閉鎖して落下物が
箱体21内へ入ることを防止し、前面板23の上部に穿
孔して供給口28を設けてもよい。
は、図4に示すように、タンク10の側壁10aに固定
された上面が開口する箱体21を有する。該箱体21は
底面板22、前面板23、および両側面板24を有し、
箱体21内に案内板25が配設されている。この案内板
25は断面逆L字形に形成され、案内板25の一片25
aの一端部がタンク10の側壁10aに固定され、他片
25bが箱体21の前面板23とほぼ平行となるように
箱体21内に配設されている。従って、タンク10の側
壁10aと案内板25との間に水が流通する第1の通水
路26が形成され、案内板25と箱体21との間に第2
の通水路27が形成されている。この前面板23の上端
部には供給口28が形成される。上記給水管18はその
第1通水路26に接続されており、給水管18からの水
は第1通水路26、第2通水路27を通って前面板23
の上端の供給口28を乗り越えてタンク10内へ注入さ
れる。前面板23の上端部は、通常、高位水位検知セン
サー11aの下端よりも高い位置に配置するのがよい
が、両水位検知センサー11a、11bの下端間、ある
いはそれより低い位置であってもよい。また、箱体21
の上面開口の供給口28をカバー等で閉鎖して落下物が
箱体21内へ入ることを防止し、前面板23の上部に穿
孔して供給口28を設けてもよい。
【0014】次に、本発明の蒸気発生用蒸し器の作用を
説明する。
説明する。
【0015】蒸気発生用蒸し器1に接続されている制御
部が設けられている操作基板の運転スイッチを押すと、
水位検知センサー11にてタンク10内の水位を検知
し、水位が設定水位より低い場合には、該水位検知セン
サー11から制御部に信号を送り、給水電磁弁13aを
開け初期注水を行う。次に、水位検知センサー11が規
定の水位まで注水されたことを確認すると、給水電磁弁
13aを閉じると同時に熱源12を動作させ、タンク1
0内の水を加熱し蒸気発生管14から蒸気を発生させ
る。
部が設けられている操作基板の運転スイッチを押すと、
水位検知センサー11にてタンク10内の水位を検知
し、水位が設定水位より低い場合には、該水位検知セン
サー11から制御部に信号を送り、給水電磁弁13aを
開け初期注水を行う。次に、水位検知センサー11が規
定の水位まで注水されたことを確認すると、給水電磁弁
13aを閉じると同時に熱源12を動作させ、タンク1
0内の水を加熱し蒸気発生管14から蒸気を発生させ
る。
【0016】蒸気発生中、タンク10内の水位が設定水
位より低くなると、これを水位検知センサー11が検知
し給水電磁弁13aを開け、所定水位まで給水を行う。
ここで、タンク10内へ供給される水は、加温部2にて
一旦加温された温水であるため、タンク10内の水と混
合されてもタンク10内の水の温度が大きく低下すると
いうことがない。従って、蒸気の噴出速度が低下するこ
とがない。
位より低くなると、これを水位検知センサー11が検知
し給水電磁弁13aを開け、所定水位まで給水を行う。
ここで、タンク10内へ供給される水は、加温部2にて
一旦加温された温水であるため、タンク10内の水と混
合されてもタンク10内の水の温度が大きく低下すると
いうことがない。従って、蒸気の噴出速度が低下するこ
とがない。
【0017】特に、加温部2内に案内板25を配設して
蛇行した水路を形成することにより、加温部2の壁面を
通してタンク10内の温水の熱が伝達するために、給水
管18から加温部2内へ供給された水を効果的に加温
し、その温水を順次タンク10内へ注入することができ
る。
蛇行した水路を形成することにより、加温部2の壁面を
通してタンク10内の温水の熱が伝達するために、給水
管18から加温部2内へ供給された水を効果的に加温
し、その温水を順次タンク10内へ注入することができ
る。
【0018】なお、運転モードを切り替え可能とし、通
常運転と保温運転ができるようにしてもよい。すなわ
ち、操作基板の保温スイッチを押すと、出力切り替えリ
レーおよびサイクルコントロールユニットにより熱源1
2の運転出力を20%まで低下させ保温状態にできるよ
うにしてもよい。再度保温スイッチを押すと通常運転に
戻る。また、運転動作を停止するには、機器運転中に操
作基板の終了スイッチを押すことにより機器の運転が停
止する。また、渇水の検出はヒータ加熱運転中に、水位
が水位検知センサー11の低位置より下がった場合に、
渇水ランプが点灯し、ブザーを鳴らし異常を知らせる。
このとき、熱源の加熱は停止する。運転中に水位検知セ
ンサー11による渇水検出後の復帰は、渇水の原因を取
り除いた後、渇水解除スイッチを押すと、復帰する。
常運転と保温運転ができるようにしてもよい。すなわ
ち、操作基板の保温スイッチを押すと、出力切り替えリ
レーおよびサイクルコントロールユニットにより熱源1
2の運転出力を20%まで低下させ保温状態にできるよ
うにしてもよい。再度保温スイッチを押すと通常運転に
戻る。また、運転動作を停止するには、機器運転中に操
作基板の終了スイッチを押すことにより機器の運転が停
止する。また、渇水の検出はヒータ加熱運転中に、水位
が水位検知センサー11の低位置より下がった場合に、
渇水ランプが点灯し、ブザーを鳴らし異常を知らせる。
このとき、熱源の加熱は停止する。運転中に水位検知セ
ンサー11による渇水検出後の復帰は、渇水の原因を取
り除いた後、渇水解除スイッチを押すと、復帰する。
【0019】なお、箱体21内に配設した案内板25は
複数設けてもよく、また例えば、水平方向に配設して下
側の部分上側の部分へ温水が流れるようにしたり、側壁
10aと直交する方向に案内板25を配設して一側部か
ら他側部へ温水が流れるようにしてもよい。
複数設けてもよく、また例えば、水平方向に配設して下
側の部分上側の部分へ温水が流れるようにしたり、側壁
10aと直交する方向に案内板25を配設して一側部か
ら他側部へ温水が流れるようにしてもよい。
【0020】加温部2としてはコイルで構成してもよ
く、給水管18に該コイルの基部を接続し、コイルの先
端部を水位検知センサー11の近傍位置、例えば、高位
水位検知センサー11aの下端より上方位置に配置させ
てもよい。該コイルの口径は所望とする水量に応じて設
定すればよい。
く、給水管18に該コイルの基部を接続し、コイルの先
端部を水位検知センサー11の近傍位置、例えば、高位
水位検知センサー11aの下端より上方位置に配置させ
てもよい。該コイルの口径は所望とする水量に応じて設
定すればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、タンク内に加温部が配
設され、該加温部の上部に給水管から送られた水をタン
ク内へ供給し得る供給口が設けられているので、加温部
はその隔壁を介してタンク内の水によって加熱される。
従って、給水管から加温部へ送られた水はここで加温さ
れ、そして温水がタンク内へ供給されることにより、タ
ンク内の温水温度が大きく低下することがなく、蒸気の
噴出速度が低下しない状態で連続して所定の蒸気を噴出
することができる。さらに、加温部内の水はタンクの熱
源を利用して加温されることにより、従来のように加温
部内の水を加温するための補助ヒータを特別に設ける必
要もなく、よって製作コストを低減でき、また大型化す
ることもなく、従来に比べて広い設置スペースが必要と
なることもない。
設され、該加温部の上部に給水管から送られた水をタン
ク内へ供給し得る供給口が設けられているので、加温部
はその隔壁を介してタンク内の水によって加熱される。
従って、給水管から加温部へ送られた水はここで加温さ
れ、そして温水がタンク内へ供給されることにより、タ
ンク内の温水温度が大きく低下することがなく、蒸気の
噴出速度が低下しない状態で連続して所定の蒸気を噴出
することができる。さらに、加温部内の水はタンクの熱
源を利用して加温されることにより、従来のように加温
部内の水を加温するための補助ヒータを特別に設ける必
要もなく、よって製作コストを低減でき、また大型化す
ることもなく、従来に比べて広い設置スペースが必要と
なることもない。
【0022】また、加温部を箱体で構成し、箱体内に水
を蛇行させるための案内板を配設すると、温水の必要な
容量を確保できる上に効果的に加温された温水を順次タ
ンク内へ流入させることができる。
を蛇行させるための案内板を配設すると、温水の必要な
容量を確保できる上に効果的に加温された温水を順次タ
ンク内へ流入させることができる。
【0023】さらに、給水管が給水電磁弁を有し、制御
部からの電気信号により所定時間該給水電磁弁を開くこ
とにより所定量の水をタンク内へ給水するように構成す
ることにより、自動的にタンクへの給水操作が行われる
ために、電源スイッチを入れるだけで常時一定速度の蒸
気噴出が得られる。
部からの電気信号により所定時間該給水電磁弁を開くこ
とにより所定量の水をタンク内へ給水するように構成す
ることにより、自動的にタンクへの給水操作が行われる
ために、電源スイッチを入れるだけで常時一定速度の蒸
気噴出が得られる。
【図1】本発明の蒸気発生用蒸し器の一実施例を示す概
略図である。
略図である。
【図2】図1に示す蒸気発生用蒸し器の要部説明図であ
る。
る。
【図3】図1に示す蒸気発生用蒸し器の一部切欠正面図
である。
である。
【図4】図1に示す蒸気発生用蒸し器の一部切欠側面図
である。
である。
【図5】図1に示す蒸気発生用蒸し器の説明図である。
【図6】従来の蒸気発生用蒸し器の概略図である。
1 蒸気発生用蒸し器 2 加温部 11 水位検知センサー 12 熱源 13a 給水電磁弁 18 給水管
Claims (2)
- 【請求項1】 貯水タンクと、該タンク内の水位を検知
し得る水位検知センサーと、該タンク内の水を加温する
熱源と、該タンク内に水を供給し得る給水電磁弁を備え
た給水管と、該水位検知センサーからの信号によって該
給水電磁弁を開閉操作することにより、該給水管から所
定量の水をタンク内へ供給し得るよう制御する制御部
と、を有する蒸気発生用蒸し器であって、 該タンク内に、該給水管に接続された加温部が配設さ
れ、該加温部の上部に加温部内の水をタンク内へ供給し
得る供給口が設けられている蒸気発生用蒸し器。 - 【請求項2】 前記加温部は、タンクの側壁に固定され
た箱体を有し、該箱体内に給水管の給水口が開口し、該
箱体の上部に前記供給口が設けられ、該箱体の内部に該
給水口から箱体内へ供給された水を蛇行させる案内板が
配設されている、請求項1に記載の蒸気発生用蒸し器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24389396A JPH1089611A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 蒸気発生用蒸し器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24389396A JPH1089611A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 蒸気発生用蒸し器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1089611A true JPH1089611A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17110570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24389396A Pending JPH1089611A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 蒸気発生用蒸し器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1089611A (ja) |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
KR100655145B1 (ko) | 2005-12-09 | 2006-12-13 | 조차환 | 스팀보일러 |
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1996
- 1996-09-13 JP JP24389396A patent/JPH1089611A/ja active Pending
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