JPH1088152A - 炭化水素油の水素化精製方法 - Google Patents
炭化水素油の水素化精製方法Info
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Abstract
せるとともに、精製油中の硫黄分や窒素分等を十分に低
減させて安定性等に優れた製品としうる精製油を得るこ
とができる水素化精製方法を提供すること。 【解決手段】 炭化水素油を、水素加圧下に、周期律表
第6族金属成分を金属換算で6〜20重量%、ニッケル
を金属換算で1〜6重量%およびリンを元素換算で1〜
6重量%含有する第1の水素化精製触媒と接触させ、次
いで、周期律表第6B族金属成分を金属換算で6〜20
重量%、コバルト金属換算で1〜6重量%およびリンを
元素換算で1〜6重量%含有する第2の水素化精製触媒
と接触させ、好ましくは全触媒容量に占める第1の水素
化精製触媒の容量を15〜85%とすることからなる炭
化水素油、特に熱分解油または接触分解油を含む炭化水
素油の水素化精製方法。
Description
は、熱分解油または接触分解油等の不飽和分、窒素分や
芳香族分に富む炭化水素油を含むナフサ留分、灯油留
分、軽油留分または減圧軽油留分等の炭化水素油から硫
黄分や窒素分等の不純物を低減させる水素化精製方法に
関する。
製品中の硫黄分や窒素分等の不純物を高度に除去するこ
とが求められており、各種の石油留分において、過酷な
条件での水素化精製の検討が進められている。かかる石
油留分の中で熱分解油または接触分解油等は不飽和分を
多く含んでおり、これらの炭化水素油を過酷な条件で水
素化精製を行うと、炭化水素油がアスファルテン分を含
まなくても、コークスの生成が顕著となり、触媒の不活
性化を増長させる。
製においては、このようなコークスの生成による触媒の
劣化を抑制し、触媒寿命を延長させるための種々の方法
が試みられている。そのような水素化精製方法の例とし
て、反応器の上部区域に周期律表第VIB族、第VIII族の
金属、金属酸化物、金属硫化物のうちから選ばれた成分
と燐の酸化物および/または硫化物とを含む水素化精製
触媒を、下部区域には周期律表VIB族、第VIII族の金
属、金属酸化物、金属硫化物のうちから選ばれた成分と
燐含有量が0.5重量%未満である水素化精製触媒を使
用する方法(特開昭61−266490号公報)が提案
されている。この方法では、下部区域に使用する触媒に
は、燐を実質的に含まないものを用いることが特徴とし
て挙げられ、その理由として燐を実質的に含有しない触
媒を用いることによってコークス生成による触媒の不活
性化が起こりにくことを挙げている。
製方法では、下部区域での脱硫活性、脱窒素活性および
水素付加活性が不十分で、精製油中の硫黄分、窒素分や
不安定性成分等の不純物が満足できる程度に低減され
ず、特に脱窒素活性が低く、それ自身の品質が劣るのみ
ならず、これが原因で、製品の安定性等を悪化させると
いう問題もあった。
決するもので、本発明の目的はコークスの生成を抑制
し、触媒寿命を延長させるとともに、精製油中の硫黄分
や窒素分等を十分に低減させて安定性等に優れた製品と
しうる精製油を得ることができる水素化精製方法を提供
することにある。
解決するために、鋭意研究を進めた結果、驚くべきこと
に、炭化水素油を、先ず、第6族金属成分(IUPA
C,18族型元素周期表による、以下同じ)とニッケル
およびリンとを含有する第1の触媒と接触させ、つい
で、第6族金属成分とコバルトおよびリンとを含有する
第2の触媒と接触させると、それぞれ単独で触媒を用い
る方法やその他の組合せによる方法に比べて、触媒の寿
命を長く保つことができ、しかも高い脱硫率や脱窒素率
等が得られることを見いだした。
触媒を用いる方法と比較すると、高い脱硫率や脱窒素率
等が得られるのみならず、リンを含有させても、コーク
スの生成による触媒の劣化は少なく、触媒寿命の点でも
充分満足すべきものが得られることがわかった。
で、本発明は、炭化水素油を、水素加圧下に、周期律表
第6族金属成分を金属換算で6〜20重量%、ニッケル
を金属換算で1〜6重量%およびリンを元素換算で1〜
6重量%含有する第1の水素化精製触媒と接触させ、次
いで、周期律表第6族金属成分を金属換算で6〜20重
量%、コバルトを金属換算で1〜6重量%およびリンを
元素換算で1〜6重量%含有する第2の水素化精製触媒
と接触させることからなる炭化水素油の水素化精製方法
である。
に特に制限はなく、各種の石油留分、常圧蒸留残渣油、
減圧蒸留残渣油、あるいはシェールオイル、コールター
ル油、石油液化油から得られる各種留分や残渣油等のい
ずれも支障なく用いることができるが、ナフサ留分、灯
油留分、軽油留分または減圧軽油留分等が好適である。
特には、原油を蒸留して得られるいわゆる直留油よりも
多量の窒素化合物や不飽和化合物を含有する熱分解油ま
たは接触分解油を含む前記の各種留分を用いることが、
本発明の効果を顕著に発揮できるため好ましい。本発明
の方法においては、窒素化合物をコーク前駆体とするこ
となしに除去できるため、特には、熱分解油または接触
分解油を含む留分で、灯油留分にあっては40ppm以
上の、軽油留分にあっては300ppm以上の、窒素分
を含むものが、さらに好適である。
周期律表第6族金属成分とニッケルおよびリンを含有す
る慣用の水素化精製触媒を用いることができる。この触
媒は、一般に、周期律表第6族とニッケルの金属、金属
酸化物、金属硫化物および/またはその混合物のうちか
ら選択された成分および酸化リンおよび/または硫化リ
ン成分とからなり、通常はこれを担体に担持または混練
させて使用する。
ム、モリブデン、タングステンのいずれでも良いが、特
には、モリブデンが高活性を示すため好ましい。触媒
(担体を含む)中の周期律表第6族の金属または金属化
合物の含有量は、水素化精製活性を高く保持するため、
金属換算で6〜20重量%、好ましくは8〜16重量%
とする。また、同様に、触媒中のニッケル含有量は金属
換算で1〜6重量%、好ましくは2〜4重量%、リンの
含有量は元素換算で1〜6重量%、好ましくは2〜4重
量%である。
媒担体として用いられている多孔質の無機酸化物から調
製されるのであれば何れでも支障無く、例えば、周期律
表第2、第4、第13、第14族元素の酸化物からなる
ものが挙げられる。特に、シリカ、アルミナ、マグネシ
ア、ジルコニア、ボリア、カルシア等の酸化物の少なく
とも1種類を使用できる。このうち、アルミナ(α、
γ、δ、η、χ等の各結晶構造)、シリカ−アルミナ、
シリカ、アルミナ−マグネシア、シリカ−マグネシア、
アルミナ−シリカ−マグネシア等からなるものが好適に
用いられる。
るいはこれに所望により、シリカ、マグネシア、カルシ
ア、チタニア、酸化亜鉛等を、水、および硝酸等の解膠
剤とともに混練した後、成形、乾燥、焼成して担体とし
て、これに周期律表第6族金属成分とニッケルおよびリ
ンを、通常用いられる含浸法、例えば、pore−fi
lling法、加熱含浸法、真空含浸法や浸漬法等で担
持するか、あるいは前記アルミナ等の混練の際に、周期
律表第6族金属成分とニッケルおよびリンを添加して混
練する方法で調製することができる。
比表面積が50〜500m2 /g、より好ましくは10
0〜300m2 /g、平均細孔容積が0.1〜1cc/
g、より好ましくは0.3〜0.7cc/g、平均細孔
径が20〜200オングストローム、より好ましくは5
0〜150オングストロームの範囲のものが特に好まし
い。また、触媒の形状は、球状、円柱状、三葉型または
四葉型等のいかなる形状でも使用に支障はない。
精製反応は、反応温度が200〜500℃、好ましくは
300〜450℃、反応圧力が、水素圧として20〜2
50kg/cm2 、好ましくは30〜200kg/cm
2 、液空間速度(LHSV)が0.05〜7hr-1、好
ましくは0.1〜4hr-1、水素ガスと原料油の供給割
合(H2 /Oil)が100〜3000Nm3 /kl、
好ましくは160〜1500Nm3 /klの条件下で、
炭化水素油と接触させることが好ましい。
期律表第6族金属成分とコバルトおよびリンを含有する
慣用の水素化精製触媒を用いることができる。この触媒
も、第1の水素化精製触媒と同様に、一般に、周期律表
第6族とコバルトの金属、金属酸化物、金属硫化物およ
び/またはその混合物のうちから選択された成分および
酸化リン酸および/または硫化リン成分とからなり、こ
れを担体に担持させたものである。
ム、モリブデン、タングステンのいずれでも良いが、特
には、モリブデンが高活性を示すため好ましい。第2の
水素化精製触媒における周期律表第6族の金属または金
属化合物の含有量は、水素化精製活性を高く保持するた
め、触媒中、金属換算で6〜20重量%、好ましくは8
〜16重量%であり、同様に、コバルト含有量は金属換
算で1〜6重量%、好ましくは2〜4重量%である。
は必須成分であり、その含有量は元素換算で1〜6重量
%、好ましくは1〜3重量%である。リン含有量がこの
範囲よりも少ないと水素化精製活性が不充分であり、一
方これよりも多くなると、コークスの生成による触媒の
不活性化が起こりやすくなる。
積や細孔容積等の物性、形状等は、上記第1の触媒と同
じとすることができる。
圧下に上記第1の水素化精製触媒と接触させ、次いで、
第2の水素化精製触媒と接触させることにより炭化水素
油を水素化精製するので、原料炭化水素油を流通させる
反応装置の上流に第1の触媒層を、下流に第2の触媒層
を配置した反応装置であれば、いずれの形式のものも使
用することができ、例えば1つの反応装置中に触媒層を
2段もうけたもの、あるいは一方に第1の触媒を、他方
に第2の触媒を充填した2つの反応装置を直列に連結し
原料油を流通させる方法等を用いることができる。
第1の水素化精製触媒の条件と同様の条件で接触させる
ことができ、特には、第1の水素化精製触媒と接触して
得られた精製油から水素等の分離を行うことなく、その
まま、全留分を第2の水素化精製触媒と接触させること
が好ましい。
精製触媒量の割合は、上記第1の水素化精製触媒量を全
触媒容量に占める割合の15〜85%、好ましくは30
〜70%とすることが好ましい。第2の水素化精製触媒
の使用割合が少ないと、水素化精製の活性が低下する傾
向があり、また第1の水素化精製触媒の使用割合が少な
いと、触媒寿命が低下する。
ニッケル、リン酸の水溶液を、γ−アルミナに含浸担持
して、モリブデン12重量%、ニッケル3重量%、リン
2.5重量%を含む触媒Aを調製した。この触媒は、比
表面積が170m2 /g、平均細孔容積が0.39cc
/g、平均細孔径が79オングストロームであった。
トを使用して、γ−アルミナに含浸担持してモリブデン
11重量%、コバルト3重量%、リン2重量%を含む触
媒Bを調製した。この触媒は、比表面積が180m2 /
g、平均細孔容積が0.40cc/g、平均細孔径が8
0オングストームであった。
ウムおよび硝酸コバルトのみで、リンを含まない含浸液
を用いて上記と同様にして、モリブデン11重量%、コ
バルト3重量%を含む触媒Cを調製した。この触媒は、
比表面積が180m2 /g、平均細孔容積0.4cc/
g、平均細孔径が80オングストロームであった。
て、反応器上流に触媒Aを50ml、反応器下流に触媒
Bを50ml充填した。これに、熱分解コーカ軽油60
容量%と直留軽油40容量%とを混合して得られた原料
油 Iを用いて、水素圧力50kg/cm2 、反応温度3
50℃、液空間速度(LHSV)2h-1、H2 /Oil
比250 l/lの条件下に水素化精製を行った。原料
油 Iの性状は表1のとおりである。
0ml充填した場合(比較例1)、触媒Bのみを100
ml充填した場合(比較例2)、反応器上流に触媒Bを
50ml、反応器下流に触媒Aを50ml充填した場合
(比較例3)、反応器上流に触媒Aを50ml、反応器
下流に触媒Cを50ml充填した場合(比較例4)につ
いて、それぞれ実施例1と同じ条件で水素化精製を行っ
た。
測定し、硫黄分の測定値から反応速度次数を1.5とし
て脱硫反応速度定数を、また窒素分の測定値から反応速
度次数を1.0として脱窒素反応速度定数を求め、触媒
Aのみを充填した比較例1の場合の脱硫および脱窒素の
反応速度定数を100とした初期活性の相対比較値を求
めた。これらの結果を表2に示した。
で充填した本発明の実施例1のものおよび触媒Bのみを
充填した比較例2のものが優れた初期脱硫活性を示し、
また脱窒素活性についても、特に下流にリンを含まない
触媒Cを用いた比較例4の触媒に比べて、精製油中の窒
素分が大幅に減少し、製品とした場合、安定性に優れて
いることが分かる。
が優れている上記実施例1と比較例2の触媒を充填した
ケースについて、触媒寿命試験を行った。
を50ml、反応器下流に触媒Bを50ml充填したも
の(実施例2)および比較例2と同様に触媒Bのみを1
00ml充填したもの(比較例5)について、コーカ重
質軽油30容量%と減圧軽油70重量%とを混合して得
られた原料油IIを用いて、水素圧力70kg/cm2 、
反応温度400℃、液空間速度(LHSV)4h-1、H
2 /Oil比290 l/lの加速された反応条件下
に、水素化精製を行った。原料油IIの性状は表1のとお
りである。
化速度定数を求めた。この劣化速度定数は、脱硫反応劣
化速度を反応次数1.3次で計算して得られた反応速度
定数(k)と運転時間(t)との間に得られる関係、k
=A・exp(−α・t)におけるαの値として求めら
れるものである。また、脱硫反応の活性化エネルギーを
32kcal/molとして、前記関係式より運転初期
反応温度(℃)を求め、これらの結果を表3に示した。
活性及び脱窒素活性においては本発明の触媒とほぼ同等
の優れた結果を示す触媒Bのみを充填した比較例5のも
のも、コークスの生成により触媒の劣化が起こり、触媒
寿命の点では充分とは言えないのに対し、本発明の触媒
は、触媒Bのみを用いた場合に較べて、コークスの生成
が抑制され、約2倍の触媒寿命を有する。
して第6族金属成分とニッケルおよびリンを含有する触
媒を用い、第2の水素化精製触媒として、第6族金属成
分とコバルトおよびリンを触媒を用いて、水素化精製を
行うと、運転初期の反応温度は脱硫活性の高い触媒Bの
みを使用した場合とほぼ同等の性能が得られる上に、触
媒寿命が長く、炭化水素油の水素化精製触媒として優れ
たものであることが分かる。
生成を抑制し、触媒寿命を延長させるとともに、精製油
中の硫黄分や窒素分、不安定性成分を十分に低減させて
安定性等に優れた製品としうる精製油を得ることができ
るという格別の効果を奏する。
Claims (3)
- 【請求項1】 炭化水素油を、水素加圧下に、周期律表
第6族金属成分を金属換算で6〜20重量%、ニッケル
を金属換算で1〜6重量%およびリンを元素換算で1〜
6重量%含有する第1の水素化精製触媒と接触させ、次
いで、周期律表第6族金属成分を金属換算で6〜20重
量%、コバルトを金属換算で1〜6重量%およびリンを
元素換算で1〜6重量%含有する第2の水素化精製触媒
と接触させることを特徴とする炭化水素油の水素化精製
方法。 - 【請求項2】 全触媒容量に占める第1の水素化精製触
媒の容量が15〜85%であることを特徴とする請求項
1記載の炭化水素油の水素化精製方法。 - 【請求項3】 炭化水素油が熱分解油または接触分解油
を含むナフサ留分、灯油留分、軽油留分または減圧軽油
留分であることを特徴とする請求項1または2に記載の
炭化水素油の水素化精製方法。
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JP23911796A JP3544603B2 (ja) | 1996-09-10 | 1996-09-10 | 炭化水素油の水素化精製方法 |
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-
1996
- 1996-09-10 JP JP23911796A patent/JP3544603B2/ja not_active Expired - Fee Related
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