JPH1088011A - 酸−アミンラテックスを含む組成物 - Google Patents
酸−アミンラテックスを含む組成物Info
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- JPH1088011A JPH1088011A JP9239076A JP23907697A JPH1088011A JP H1088011 A JPH1088011 A JP H1088011A JP 9239076 A JP9239076 A JP 9239076A JP 23907697 A JP23907697 A JP 23907697A JP H1088011 A JPH1088011 A JP H1088011A
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- C08F8/32—Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups by reaction with amines
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- C09G1/04—Aqueous dispersions
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低レベルの揮発有機化合物を含み、良好な耐
性と耐久性を有する乾燥フィルムを与え、本発明のラテ
ックス組成物は、表面摩耗抵抗性、耐スカッフマーク
性、および耐ブラックヒールマーク性のような特性が改
良された、ポリッシュ組成物およびコーティング組成物
の提供。 【解決手段】 アミン−ストリッパブルな、耐洗浄剤性
の、水性ポリッシュ組成物であって、自己架橋性、周囲
条件架橋性、フィルム形成性の酸−アミンラテックスを
含み、該ラテックスがモノマー総重量に基づいて0.5
から12.5重量%の総酸官能基と1.0から22.5
重量%の総アミン官能基を有する組成物。
性と耐久性を有する乾燥フィルムを与え、本発明のラテ
ックス組成物は、表面摩耗抵抗性、耐スカッフマーク
性、および耐ブラックヒールマーク性のような特性が改
良された、ポリッシュ組成物およびコーティング組成物
の提供。 【解決手段】 アミン−ストリッパブルな、耐洗浄剤性
の、水性ポリッシュ組成物であって、自己架橋性、周囲
条件架橋性、フィルム形成性の酸−アミンラテックスを
含み、該ラテックスがモノマー総重量に基づいて0.5
から12.5重量%の総酸官能基と1.0から22.5
重量%の総アミン官能基を有する組成物。
Description
【0001】本発明は、周囲条件架橋性(ambient curi
ng)で、フィルム形成性の酸−アミンラテックス組成物
に関する。これらのラテックス組成物は、低レベルの揮
発有機化合物を含み、良好な耐性と耐久性を有する乾燥
フィルムを与える。より詳細には、本発明のラテックス
組成物は、表面摩耗抵抗性(mar resistance)、耐スカ
ッフマーク性、および耐ブラックヒールマーク性のよう
な特性が改良された、ポリッシュ組成物およびコーティ
ング組成物に関する。更に、本発明のラテックス組成物
から得られるポリッシュ組成物およびコーティング組成
物は、従来の金属イオンで架橋された水性ポリマーと同
等の耐洗浄剤性と除去性を有する。
ng)で、フィルム形成性の酸−アミンラテックス組成物
に関する。これらのラテックス組成物は、低レベルの揮
発有機化合物を含み、良好な耐性と耐久性を有する乾燥
フィルムを与える。より詳細には、本発明のラテックス
組成物は、表面摩耗抵抗性(mar resistance)、耐スカ
ッフマーク性、および耐ブラックヒールマーク性のよう
な特性が改良された、ポリッシュ組成物およびコーティ
ング組成物に関する。更に、本発明のラテックス組成物
から得られるポリッシュ組成物およびコーティング組成
物は、従来の金属イオンで架橋された水性ポリマーと同
等の耐洗浄剤性と除去性を有する。
【0002】ポリッシュとコーティング用途において
は、耐久性、強靭性、および耐洗浄剤性が重要な特性で
あり、これらと除去容易性とのバランスをとらなければ
ならなかった。このバランスは、遷移金属錯体で架橋さ
れたポリマー(金属架橋ポリマー)を使用することによ
りとられていた。このタイプのポリマーは容易に単一包
装形態のポリッシュ剤とコーティング剤に配合すること
ができた。しかし、重金属架橋剤を使用することによる
環境上の問題、及びこれらのタイプのポリマーが配合さ
れるポリッシュおよびコーティング組成物には比較的多
量の揮発成分が必要とされるため、これらの金属架橋ポ
リマーの利点は相殺されてしまう。
は、耐久性、強靭性、および耐洗浄剤性が重要な特性で
あり、これらと除去容易性とのバランスをとらなければ
ならなかった。このバランスは、遷移金属錯体で架橋さ
れたポリマー(金属架橋ポリマー)を使用することによ
りとられていた。このタイプのポリマーは容易に単一包
装形態のポリッシュ剤とコーティング剤に配合すること
ができた。しかし、重金属架橋剤を使用することによる
環境上の問題、及びこれらのタイプのポリマーが配合さ
れるポリッシュおよびコーティング組成物には比較的多
量の揮発成分が必要とされるため、これらの金属架橋ポ
リマーの利点は相殺されてしまう。
【0003】これらの問題を解決するため、種々の非金
属架橋の水性ポリマーがポリッシュおよびコーティング
用途に開発されてきた。しかし、これらのポリマーのポ
リッシュおよびコーティング用途における全体的な特性
は、金属架橋されたポリマーよりも遥かに劣るものであ
った。唯一の例外は、非金属架橋ポリマーのある種の多
包装系であり、それは金属架橋ポリマーを使用したもの
と同等の特性を与える。しかし、最終ユーザーが少なく
とも2つの成分を使用前に混合しなければならないとい
う多包装系を使用する際の欠点に加え、得られたフィル
ムが十分な除去性を有していないので、これらの系は非
実用的なものであった。
属架橋の水性ポリマーがポリッシュおよびコーティング
用途に開発されてきた。しかし、これらのポリマーのポ
リッシュおよびコーティング用途における全体的な特性
は、金属架橋されたポリマーよりも遥かに劣るものであ
った。唯一の例外は、非金属架橋ポリマーのある種の多
包装系であり、それは金属架橋ポリマーを使用したもの
と同等の特性を与える。しかし、最終ユーザーが少なく
とも2つの成分を使用前に混合しなければならないとい
う多包装系を使用する際の欠点に加え、得られたフィル
ムが十分な除去性を有していないので、これらの系は非
実用的なものであった。
【0004】非金属架橋の単一包装水性ポリマーの耐洗
浄剤性と除去性に関する解決方法は、Tysakらの米
国特許5,428,107号に開示されている。この特
許では、開示されているコーティング組成物は、酸官能
性モノマーとアセトアセテート基を有し、アミノ官能性
シランで後処理されたポリマーを含む。この組成物は耐
久性の亜鉛非含有コーティングであって、良好な耐洗浄
剤性/除去性のバランスを有するが、依然として比較的
多い揮発性成分を含有している。
浄剤性と除去性に関する解決方法は、Tysakらの米
国特許5,428,107号に開示されている。この特
許では、開示されているコーティング組成物は、酸官能
性モノマーとアセトアセテート基を有し、アミノ官能性
シランで後処理されたポリマーを含む。この組成物は耐
久性の亜鉛非含有コーティングであって、良好な耐洗浄
剤性/除去性のバランスを有するが、依然として比較的
多い揮発性成分を含有している。
【0005】非金属架橋の単一包装水性ポリマーの耐洗
浄剤性と除去性に関する他の解決方法は、1996年2
月12日に出願された、Grayらの米国特許出願N
o.07/464,844号に示されている。Gray
らは、フィルム形成前に架橋され、選択的に膨潤される
エマルションポリマーを有する金属を含まないコーティ
ング組成物を開示する。この組成物も良好な耐洗浄剤性
/除去性のバランスを有するが、依然として比較的多い
揮発性成分を含有している。
浄剤性と除去性に関する他の解決方法は、1996年2
月12日に出願された、Grayらの米国特許出願N
o.07/464,844号に示されている。Gray
らは、フィルム形成前に架橋され、選択的に膨潤される
エマルションポリマーを有する金属を含まないコーティ
ング組成物を開示する。この組成物も良好な耐洗浄剤性
/除去性のバランスを有するが、依然として比較的多い
揮発性成分を含有している。
【0006】本発明は、アミン−ストリッパブルな、耐
洗浄剤性の、水性ポリッシュ組成物であって、自己架橋
性、周囲条件架橋性、フィルム形成性の酸−アミンラテ
ックスを含み、該ラテックスがモノマー総重量に基づい
て0.5から12.5重量%の総酸官能基と1.0から
22.5重量%の総アミン官能基を有する組成物に関す
る。
洗浄剤性の、水性ポリッシュ組成物であって、自己架橋
性、周囲条件架橋性、フィルム形成性の酸−アミンラテ
ックスを含み、該ラテックスがモノマー総重量に基づい
て0.5から12.5重量%の総酸官能基と1.0から
22.5重量%の総アミン官能基を有する組成物に関す
る。
【0007】本発明の組成物は、好ましくは前記ラテッ
クスが本質的に多価金属イオン性の架橋剤を含まず、揮
発性有機化合物の量が8重量%以下であるものである。
クスが本質的に多価金属イオン性の架橋剤を含まず、揮
発性有機化合物の量が8重量%以下であるものである。
【0008】本発明はさらに、床基体の表面摩耗抵抗
性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマーク性、
および耐スクラッチ性を改良する方法であって、本発明
のアミン−ストリッパブルな、耐洗浄剤性の、水性ポリ
ッシュ組成物を基体に施し、組成物を硬化させ、床基体
の上に保護フィルムを形成させることを含む方法に関す
る。
性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマーク性、
および耐スクラッチ性を改良する方法であって、本発明
のアミン−ストリッパブルな、耐洗浄剤性の、水性ポリ
ッシュ組成物を基体に施し、組成物を硬化させ、床基体
の上に保護フィルムを形成させることを含む方法に関す
る。
【0009】本明細書において、特記のない限り用語は
以下の意味で使用される。「ラテックス」または「ラテ
ックス組成物」は、たとえばエマルション重合のような
公知の重合方法により調製することができる水不溶性の
ポリマーの分散体をいう。「樹脂」は、ラテックス中の
ポリマーをいう。「酸−アミンポリマー」または「酸お
よびアミン官能性ポリマー」は、酸およびアミン官能性
の両者を有するポリマーをいう。「酸−アミンラテック
ス」または「酸およびアミン官能性ラテックス」は、粒
子が酸およびアミン官能性の両者を有するラテックスを
いうが、それぞれのポリマー鎖が粒子を形成することは
必ずしも必要ではない。「ジアミン」は、少なくとも2
つのアミン基を含有する化合物であって、トリアミンな
ども包含する。「揮発性有機化合物」または「VOC」
は、大気圧下において250℃未満の沸点を有する全て
の有機化合物をいう。「フィルム形成性」コーティング
組成物は、周囲温度以下の最低造膜温度(MFFT:mi
nimum Film Forming Temperature)を有し、ポリマーが
連続フィルムを形成する組成物をいう。「ポリッシュ」
または「コーティング」は、特に注記のない限り、「ポ
リッシュ組成物」または「コーティング組成物」と同様
の意味で用いられる。また、本明細書においては、以下
の略号を使用する。mL=ミリリットル、g=グラム、
Tg=ガラス転移温度、eq=当量。数値範囲は特記の
ない限り当該数値を含む。
以下の意味で使用される。「ラテックス」または「ラテ
ックス組成物」は、たとえばエマルション重合のような
公知の重合方法により調製することができる水不溶性の
ポリマーの分散体をいう。「樹脂」は、ラテックス中の
ポリマーをいう。「酸−アミンポリマー」または「酸お
よびアミン官能性ポリマー」は、酸およびアミン官能性
の両者を有するポリマーをいう。「酸−アミンラテック
ス」または「酸およびアミン官能性ラテックス」は、粒
子が酸およびアミン官能性の両者を有するラテックスを
いうが、それぞれのポリマー鎖が粒子を形成することは
必ずしも必要ではない。「ジアミン」は、少なくとも2
つのアミン基を含有する化合物であって、トリアミンな
ども包含する。「揮発性有機化合物」または「VOC」
は、大気圧下において250℃未満の沸点を有する全て
の有機化合物をいう。「フィルム形成性」コーティング
組成物は、周囲温度以下の最低造膜温度(MFFT:mi
nimum Film Forming Temperature)を有し、ポリマーが
連続フィルムを形成する組成物をいう。「ポリッシュ」
または「コーティング」は、特に注記のない限り、「ポ
リッシュ組成物」または「コーティング組成物」と同様
の意味で用いられる。また、本明細書においては、以下
の略号を使用する。mL=ミリリットル、g=グラム、
Tg=ガラス転移温度、eq=当量。数値範囲は特記の
ない限り当該数値を含む。
【0010】本発明は、自己架橋性、周囲条件架橋性、
フィルム形成性の酸−アミンラテックスに関する。ポリ
ッシュ組成物を調製するために使用するときは、これら
の酸−アミンラテックスは改良された特性を示し、たと
えば耐洗浄剤性、表面摩耗抵抗性、耐スカッフマーク
性、耐ブラックヒールマーク性のような特性が改良され
る。これらの酸−アミンラテックスは、また良好な除去
特性を有するコーティング組成物を提供する。
フィルム形成性の酸−アミンラテックスに関する。ポリ
ッシュ組成物を調製するために使用するときは、これら
の酸−アミンラテックスは改良された特性を示し、たと
えば耐洗浄剤性、表面摩耗抵抗性、耐スカッフマーク
性、耐ブラックヒールマーク性のような特性が改良され
る。これらの酸−アミンラテックスは、また良好な除去
特性を有するコーティング組成物を提供する。
【0011】本発明のコーティングまたはポリッシュ組
成物に配合することのできる酸−アミンラテックスは、
フィルム形成性、水分散性のポリマーであって、分散さ
れたポリマー粒子内に酸およびアミン官能基の両者を有
するポリマーであればどのようなものでもよい。特定の
ポリマー鎖中に酸およびアミン官能基の両方がある酸−
アミンポリマーであることが好ましいが、これは必ずし
も必要ではなく、分散されたポリマー粒子が両方の官能
基を有する酸−アミンラテックスであればよい。そのよ
うな酸−アミンラテックスは、Snyderらの米国特
許第3,404,114およびDasの米国特許第4,
760,110号に開示されている。これらの特許は本
明細書の一部として参照される。
成物に配合することのできる酸−アミンラテックスは、
フィルム形成性、水分散性のポリマーであって、分散さ
れたポリマー粒子内に酸およびアミン官能基の両者を有
するポリマーであればどのようなものでもよい。特定の
ポリマー鎖中に酸およびアミン官能基の両方がある酸−
アミンポリマーであることが好ましいが、これは必ずし
も必要ではなく、分散されたポリマー粒子が両方の官能
基を有する酸−アミンラテックスであればよい。そのよ
うな酸−アミンラテックスは、Snyderらの米国特
許第3,404,114およびDasの米国特許第4,
760,110号に開示されている。これらの特許は本
明細書の一部として参照される。
【0012】酸−アミンラテックスの全体の酸官能基
は、モノマー総重量に基づいて一般には0.5から1
2.5重量%、好ましくは3から10重量%、最も好ま
しくは6.5から8.5重量%の範囲で存在する。酸−
アミンラテックスの全体のアミン官能基は、モノマー総
重量に基づいて典型的には1.0から22.5重量%、
好ましくは1.5から16重量%、最も好ましくは3か
ら6重量%の範囲で存在する。
は、モノマー総重量に基づいて一般には0.5から1
2.5重量%、好ましくは3から10重量%、最も好ま
しくは6.5から8.5重量%の範囲で存在する。酸−
アミンラテックスの全体のアミン官能基は、モノマー総
重量に基づいて典型的には1.0から22.5重量%、
好ましくは1.5から16重量%、最も好ましくは3か
ら6重量%の範囲で存在する。
【0013】本発明の酸−アミンラテックスは、1段階
または多段粒子であってよい。多段粒子は少なくとも2
つの互いに非相溶性のコポリマーであって、種々のモル
ホルジー構造を有することができ、たとえばコア/シェ
ル、シェル層が不完全にコアをカプセル化しているコア
/シェル、複数のコアを有するコア/シェル、相互侵入
網目構造などであって、粒子の表面の過半部分が少なく
とも1つの外側層で占められ、粒子の内部が少なくとも
1つの内側層でしめられている、複数のモルホロジー構
造を有するコポリマーを含む。
または多段粒子であってよい。多段粒子は少なくとも2
つの互いに非相溶性のコポリマーであって、種々のモル
ホルジー構造を有することができ、たとえばコア/シェ
ル、シェル層が不完全にコアをカプセル化しているコア
/シェル、複数のコアを有するコア/シェル、相互侵入
網目構造などであって、粒子の表面の過半部分が少なく
とも1つの外側層で占められ、粒子の内部が少なくとも
1つの内側層でしめられている、複数のモルホロジー構
造を有するコポリマーを含む。
【0014】好ましい酸−アミンポリマーは、ある種の
ジアミンと、エマルションポリマー中の当量の酸無水物
ポリマーとを反応させ、エマルションポリマー中に酸基
とアミド−アミン基の両方を生成させたポリマーであ
る。ジアミンには、1級アミンまたはヒンダーされてい
ない2級アミンである第1のアミン、および3級アミン
またはヒンダーされた2級アミンである第2のアミンが
含まれる。アミド−アミン部位のアミド部分は、ジアミ
ンの1級アミンまたはヒンダーされていない2級アミン
末端をエマルションポリマーの酸無水物官能基と反応さ
せることにより生成される。ジアミンの3級アミンまた
はヒンダーされた2級アミン部分は、酸無水物基と非反
応性であるので、そのまま残される。そのため、酸官能
基とアミン官能基の両方を有するエマルションポリマー
が生成される。そのような好ましい酸−アミンポリマー
は、本願と同時に出願されたマンドル(Mandle)
の、「酸およびアミン官能基を有するポリマー組成物の
製造方法」の特許出願に、より詳細に記載されており、
以下、これに記載されている酸−アミンポリマーをマン
ドルの酸−アミンポリマーと称する。
ジアミンと、エマルションポリマー中の当量の酸無水物
ポリマーとを反応させ、エマルションポリマー中に酸基
とアミド−アミン基の両方を生成させたポリマーであ
る。ジアミンには、1級アミンまたはヒンダーされてい
ない2級アミンである第1のアミン、および3級アミン
またはヒンダーされた2級アミンである第2のアミンが
含まれる。アミド−アミン部位のアミド部分は、ジアミ
ンの1級アミンまたはヒンダーされていない2級アミン
末端をエマルションポリマーの酸無水物官能基と反応さ
せることにより生成される。ジアミンの3級アミンまた
はヒンダーされた2級アミン部分は、酸無水物基と非反
応性であるので、そのまま残される。そのため、酸官能
基とアミン官能基の両方を有するエマルションポリマー
が生成される。そのような好ましい酸−アミンポリマー
は、本願と同時に出願されたマンドル(Mandle)
の、「酸およびアミン官能基を有するポリマー組成物の
製造方法」の特許出願に、より詳細に記載されており、
以下、これに記載されている酸−アミンポリマーをマン
ドルの酸−アミンポリマーと称する。
【0015】一般に、マンドルの酸−アミンポリマー
は、フリーラジカル開始付加重合により調製される。重
合は好ましくは水性媒体中で行われるが、極性または非
極性有機溶媒中、またはこれらの混合物中でも行うこと
ができる。そのような重合方法は公知であるので詳しい
説明は省略するが、以下に本発明方法において加えられ
る修正点について説明する。第1に、酸無水物モノマー
は、エチレン性不飽和モノマーと、酸無水物ポリマーを
形成するのに適当な媒体中で共重合される。このとき、
塩基を重合系に加え、ついで直ちにジアミンを加え、成
分を反応させる。媒体中に水または極性溶媒が存在する
系では、酸無水物ポリマーが媒体と反応するので、酸無
水物ポリマーが著しく分解する前に塩基とジアミンを加
えなければならない。
は、フリーラジカル開始付加重合により調製される。重
合は好ましくは水性媒体中で行われるが、極性または非
極性有機溶媒中、またはこれらの混合物中でも行うこと
ができる。そのような重合方法は公知であるので詳しい
説明は省略するが、以下に本発明方法において加えられ
る修正点について説明する。第1に、酸無水物モノマー
は、エチレン性不飽和モノマーと、酸無水物ポリマーを
形成するのに適当な媒体中で共重合される。このとき、
塩基を重合系に加え、ついで直ちにジアミンを加え、成
分を反応させる。媒体中に水または極性溶媒が存在する
系では、酸無水物ポリマーが媒体と反応するので、酸無
水物ポリマーが著しく分解する前に塩基とジアミンを加
えなければならない。
【0016】マンドルの酸−アミンラテックスを調製す
る際、最も好ましいジアミンとしては、N,N−ジメチ
ルエチレンジアミン、アミノプロピルモルホリン、3−
ジメチルアミノプロピルアミン、トリアセトンジアミ
ン、およびN−ブチルトリアセトンジアミンが挙げられ
る。ジアミンの酸無水物基に対するモル比は、酸無水物
1モルに対しジアミンが0.001から2モルである。
好ましい酸無水物モノマーはアクリル酸無水物およびメ
タクリル酸無水物である。重合中に使用される酸無水物
モノマーの量は、モノマー総重量に基づいて0.1から
50.0重量%である。
る際、最も好ましいジアミンとしては、N,N−ジメチ
ルエチレンジアミン、アミノプロピルモルホリン、3−
ジメチルアミノプロピルアミン、トリアセトンジアミ
ン、およびN−ブチルトリアセトンジアミンが挙げられ
る。ジアミンの酸無水物基に対するモル比は、酸無水物
1モルに対しジアミンが0.001から2モルである。
好ましい酸無水物モノマーはアクリル酸無水物およびメ
タクリル酸無水物である。重合中に使用される酸無水物
モノマーの量は、モノマー総重量に基づいて0.1から
50.0重量%である。
【0017】本発明の他の態様においては、ポリマー中
の酸無水物基と反応することができる1級アミン部位を
有するアミノ官能性シラン化合物を、自己架橋性、周囲
環境硬化性、フィルム形成性のラテックスを生成するた
めに使用することができる。このタイプのポリマーの製
造は、マンドルの酸−アミンポリマーについて開示され
ている方法と同様の方法によって行うことができる。
の酸無水物基と反応することができる1級アミン部位を
有するアミノ官能性シラン化合物を、自己架橋性、周囲
環境硬化性、フィルム形成性のラテックスを生成するた
めに使用することができる。このタイプのポリマーの製
造は、マンドルの酸−アミンポリマーについて開示され
ている方法と同様の方法によって行うことができる。
【0018】本発明の酸−アミンラテックスは、当業者
に公知である方法によって所望の最終用途のために配合
することができる。たとえば、使用成分、比率、添加方
法などは適宜決定できる。増粘剤、分散剤、顔料、増量
剤、フィラー、凍結防止剤、可塑剤、接着促進剤、造膜
助剤、湿潤剤、消泡剤、着色剤、非アルデヒドベースの
殺生物剤、石鹸およびスリップ剤などを、一般的な実施
態様に従って本発明の組成物に加えることができる。
に公知である方法によって所望の最終用途のために配合
することができる。たとえば、使用成分、比率、添加方
法などは適宜決定できる。増粘剤、分散剤、顔料、増量
剤、フィラー、凍結防止剤、可塑剤、接着促進剤、造膜
助剤、湿潤剤、消泡剤、着色剤、非アルデヒドベースの
殺生物剤、石鹸およびスリップ剤などを、一般的な実施
態様に従って本発明の組成物に加えることができる。
【0019】試験方法 本発明のポリッシュ組成物の性能を、対照と比較して、
フロアポリッシュの業界における標準的な試験方法によ
り試験した。全ての試験において使用された基体はビニ
ルタイルである。
フロアポリッシュの業界における標準的な試験方法によ
り試験した。全ての試験において使用された基体はビニ
ルタイルである。
【0020】耐ブラックヒールマーク性および耐スカッ
フ性 Chemical Specialty Manufactures Association Bullet
in No. 9-73 に記載されている耐ブラックヒールマーク
性および耐スカッフ性の試験方法を使用した。ただし、
推奨されている5.08cm(2インチ)のゴムキュー
ブの代わりに市販のゴム靴かかとを使用した。さらに、
被覆した基体を主観的に評価するのでなく、ブラックヒ
ールまたはスカッフマークのついた被覆基体の6.45
cm2(1平方インチ)あたりのマークの数を測定し
た。ブラックヒールマークは、被覆上または被覆中に実
際にゴムが付着したものをいい、スカッフマークは光沢
の減少した領域として認められる被覆の物理的な移動の
結果である。ブラックヒールマークおよびスカッフマー
クは、基体にヒールが衝撃を与えた場所で同時に生じう
る。すなわち、ブラックヒールマークを取り除いた後に
スカッフマークが存在する場合がある。
フ性 Chemical Specialty Manufactures Association Bullet
in No. 9-73 に記載されている耐ブラックヒールマーク
性および耐スカッフ性の試験方法を使用した。ただし、
推奨されている5.08cm(2インチ)のゴムキュー
ブの代わりに市販のゴム靴かかとを使用した。さらに、
被覆した基体を主観的に評価するのでなく、ブラックヒ
ールまたはスカッフマークのついた被覆基体の6.45
cm2(1平方インチ)あたりのマークの数を測定し
た。ブラックヒールマークは、被覆上または被覆中に実
際にゴムが付着したものをいい、スカッフマークは光沢
の減少した領域として認められる被覆の物理的な移動の
結果である。ブラックヒールマークおよびスカッフマー
クは、基体にヒールが衝撃を与えた場所で同時に生じう
る。すなわち、ブラックヒールマークを取り除いた後に
スカッフマークが存在する場合がある。
【0021】光沢 ポリッシュ組成物の光沢の測定方法は、”Annual Book
of ASTM Standards”Section 15, Volume 15.04 試験
方法 ASTM D 1455 に記載されている。 再塗布性(recoatability) 水性エマルションフロアポリッシュの再塗布性の試験方
法は、”Annual Bookof ASTM Standards” Section 15,
Volume 15.04 試験方法 ASTM D 3153 に記載されて
いる。
of ASTM Standards”Section 15, Volume 15.04 試験
方法 ASTM D 1455 に記載されている。 再塗布性(recoatability) 水性エマルションフロアポリッシュの再塗布性の試験方
法は、”Annual Bookof ASTM Standards” Section 15,
Volume 15.04 試験方法 ASTM D 3153 に記載されて
いる。
【0022】耐水性 ポリッシュ組成物の耐水性の試験方法は、”Annual Boo
k of ASTM Standards” Section 15, Volume 15.04 試
験方法 ASTM D 1793 に記載されている。コーティング
組成物の耐水性の評価に際しては以下の段階が使用され
た。 秀 被覆にウォーターマークも損傷も認められない 優 かすかに水の輪郭が認められる 良 若干フィルムが白化している 並 フィルムが白化し、 ブリスターとリフティングがいくらか認められる 劣 光沢がなく白化し、接着が損なわれ、完全にフィルムが 破壊されている
k of ASTM Standards” Section 15, Volume 15.04 試
験方法 ASTM D 1793 に記載されている。コーティング
組成物の耐水性の評価に際しては以下の段階が使用され
た。 秀 被覆にウォーターマークも損傷も認められない 優 かすかに水の輪郭が認められる 良 若干フィルムが白化している 並 フィルムが白化し、 ブリスターとリフティングがいくらか認められる 劣 光沢がなく白化し、接着が損なわれ、完全にフィルムが 破壊されている
【0023】耐洗浄剤性 耐洗浄剤性の試験方法は、”Annual Book of ASTM Stan
dards” Section 15,Volume 15.04 試験方法 ASTM D 3
207 に記載されている。ただし、試験洗浄剤溶液とし
て1/20希釈の Forward (Johnson and Sons 社製)
水溶液を使用した。 除去性 ポリッシュの除去性の試験方法は、”Annual Book of A
STM Standards” Section 15, Volume 15.04 試験方法
ASTM D 1792 に記載されている。
dards” Section 15,Volume 15.04 試験方法 ASTM D 3
207 に記載されている。ただし、試験洗浄剤溶液とし
て1/20希釈の Forward (Johnson and Sons 社製)
水溶液を使用した。 除去性 ポリッシュの除去性の試験方法は、”Annual Book of A
STM Standards” Section 15, Volume 15.04 試験方法
ASTM D 1792 に記載されている。
【0024】表面摩耗抵抗性 この試験は硬い物質で乾燥被覆を浅い角度で叩くもので
ある。実施例では試験者の指の爪で叩いた。この試験は
被覆が、被覆の光沢の減少をもたらす表面摩擦に対して
どの程度の抵抗性があるかを示す。被覆を基体に塗布し
て硬化した後、被覆された基体をテーブルのようなしっ
かりした表面の上に置き、試験者の指の爪で叩く。指の
爪は被覆表面と平衡に保たれ、打撃角は表面の垂線と4
5度以上とし、被覆の表面摩擦との類似性を高める。被
覆を比較する際、同じ試験者が試験を行うことが重要で
ある。この試験は相対的な比較を行うためのものであ
る。評価は以下の段階によって行った。 1 被覆の傷付きは視認できない 2 非常に少しの傷付きがあり、いくつかの角度でのみ視認できる 3 少しの傷付きがあり、どの角度からでも見える 4 視認できる傷付きが多くある 5 被覆が簡単にさける
ある。実施例では試験者の指の爪で叩いた。この試験は
被覆が、被覆の光沢の減少をもたらす表面摩擦に対して
どの程度の抵抗性があるかを示す。被覆を基体に塗布し
て硬化した後、被覆された基体をテーブルのようなしっ
かりした表面の上に置き、試験者の指の爪で叩く。指の
爪は被覆表面と平衡に保たれ、打撃角は表面の垂線と4
5度以上とし、被覆の表面摩擦との類似性を高める。被
覆を比較する際、同じ試験者が試験を行うことが重要で
ある。この試験は相対的な比較を行うためのものであ
る。評価は以下の段階によって行った。 1 被覆の傷付きは視認できない 2 非常に少しの傷付きがあり、いくつかの角度でのみ視認できる 3 少しの傷付きがあり、どの角度からでも見える 4 視認できる傷付きが多くある 5 被覆が簡単にさける
【0025】VOC有機化合物の量は、コーティング組
成物に加えられた有機造膜助剤の重量%により示され
た。
成物に加えられた有機造膜助剤の重量%により示され
た。
【0026】フィルム形成性 ASTM D 1436 で指定された0.02cm(0.008イ
ンチ)のクリアランスの幅5.08cm(2インチ)の
ブレードで、0.4mLのコーティング組成物を、長さ
10.16cm(4インチ)で、ビニルタイル上に塗布
した。ポリッシュ材の塗布後ただちに、タイルを10℃
の冷蔵庫中に水平においた。乾燥フィルムを以下のよう
に評価した。 秀 クレージングなし 優 端部が若干クレージングしている 良 端部が明確にクレージングしている 並 端部が明確にクレージングしており、 中心部がごく若干クレージングしている 劣 端部及び中心部が完全にクレージングしている
ンチ)のクリアランスの幅5.08cm(2インチ)の
ブレードで、0.4mLのコーティング組成物を、長さ
10.16cm(4インチ)で、ビニルタイル上に塗布
した。ポリッシュ材の塗布後ただちに、タイルを10℃
の冷蔵庫中に水平においた。乾燥フィルムを以下のよう
に評価した。 秀 クレージングなし 優 端部が若干クレージングしている 良 端部が明確にクレージングしている 並 端部が明確にクレージングしており、 中心部がごく若干クレージングしている 劣 端部及び中心部が完全にクレージングしている
【0027】ガラス転移温度 実施例における全てのガラス転移温度は、示差走査熱量
計(DSC)により、毎分20℃の加熱速度において測
定された。ガラス転移温度は転移の中点として測定され
た。
計(DSC)により、毎分20℃の加熱速度において測
定された。ガラス転移温度は転移の中点として測定され
た。
【0028】以下の実施例はあくまでも例示であり、本
発明の範囲を何ら制限するものではない。特記のない限
り、%は総固形分に基づく重量%である。また、以下の
略号が使用される。 BA=ブチルアクリレート MMA=メチルメタクリレート MAA=メタクリル酸 ALMA=アリルメタクリレート STY=スチレン MAAn=メタクリル酸無水物 DMAEMA=ジメチルアミノエチルメタクリレート DMAPMA=ジメチルアミノプロピルメタクリレート
発明の範囲を何ら制限するものではない。特記のない限
り、%は総固形分に基づく重量%である。また、以下の
略号が使用される。 BA=ブチルアクリレート MMA=メチルメタクリレート MAA=メタクリル酸 ALMA=アリルメタクリレート STY=スチレン MAAn=メタクリル酸無水物 DMAEMA=ジメチルアミノエチルメタクリレート DMAPMA=ジメチルアミノプロピルメタクリレート
【0029】実施例6,9,14,17,20および2
3−25のコーティング組成物について、以下の一般的
な配合が使用された。水の量は、固形分を20%にし、
それぞれのラテックスの固形分の差と造膜助剤の量の差
を補償するために調整された。以下の成分を示した順序
で加えた。
3−25のコーティング組成物について、以下の一般的
な配合が使用された。水の量は、固形分を20%にし、
それぞれのラテックスの固形分の差と造膜助剤の量の差
を補償するために調整された。以下の成分を示した順序
で加えた。
【0030】
【表1】成分 作用 量(wt%) 水 希釈 40.78 FC-129(1%)1 湿潤剤 1.07 ケーソンCG/ICP(1.5%)2 殺生物剤 0.03 SWS-2113 消泡剤 0.02 ジエチレングリコールエチルエーテル 造膜助剤 可変6 トリブトキシエチルホスフェート レベリング剤 1.65 ラテックスポリマー(38%) ビヒクル 43.52 AC-325N(35%)4 ポリエチレン 2.63 ワックスエマルション Epolene E-43N(40%)5 ポリプロピレン 2.30 ワックスエマルション組成 ポリマー/ワックス比 90/10 組成物の固形分 20wt%
【0031】1 : 3M社製2 : ローム アンド ハース カンパニー製3 : バッカーシリコン社製4 : アライド−シグナル社製5 : イーストマンケミカル社製6 : 組成物に応じ、0から8の範囲で変化させた
【0032】実施例1 非金属架橋された水性ラテック
ス(比較例) 脱イオン水2600g中のラウリル硫酸ナトリウム(S
LS)の28%溶液、77gの溶液に、撹拌下、以下の
モノマーを順番にゆっくりと加え、エマルションモノマ
ー混合物を調製した。重量%はモノマー総重量基準であ
る。 モノマー 重量(g) 重量% BA 1981 28.00 MMA 2441 34.25 MAA 849 12.00 STY 1769 25.00 ALMA 53 0.75
ス(比較例) 脱イオン水2600g中のラウリル硫酸ナトリウム(S
LS)の28%溶液、77gの溶液に、撹拌下、以下の
モノマーを順番にゆっくりと加え、エマルションモノマ
ー混合物を調製した。重量%はモノマー総重量基準であ
る。 モノマー 重量(g) 重量% BA 1981 28.00 MMA 2441 34.25 MAA 849 12.00 STY 1769 25.00 ALMA 53 0.75
【0033】温度計、凝縮器、撹拌機を備えた適当な反
応容器中で、28%SLS溶液176gと脱イオン水5
150gの溶液を80−85℃に加熱した。上記のモノ
マーエマルションの164gを、1度に反応容器に加
え、温度を80−82℃にした。200gの水に過硫酸
アンモニウム(APS)41.5gを溶解した触媒溶液
を、1度に容器に投入した。約5分以内に、温度が3−
5℃上昇し、反応混合物の外観(色と不透明性)が変化
し、重合の開始が示された。発熱終了後、残りのモノマ
ー混合物とコフィードされる触媒溶液(脱イオン水60
0g中APS20.7g)をゆっくりと反応容器に加え
た。添加速度は、冷却により重合反応の熱を除去できる
よう選択された(2−3時間)。必要に応じ冷却し、重
合反応温度は80−84℃に維持された。添加終了後、
モノマー混合物、触媒容器、およびフィードラインを水
ですすぎ、反応容器に加えた。系を周囲温度まで冷却
し、固形分を38%に調整し、pHを調節し、貯蔵し
た。貯蔵の間のエマルションの粘度安定性と、エマルシ
ョンポリマーをコーティング組成物中に配合した際の他
の成分との相溶性を改良するため、pHはアンモニア/
炭酸水素アンモニウム水溶液でpH7.0から8.0に
調節した。
応容器中で、28%SLS溶液176gと脱イオン水5
150gの溶液を80−85℃に加熱した。上記のモノ
マーエマルションの164gを、1度に反応容器に加
え、温度を80−82℃にした。200gの水に過硫酸
アンモニウム(APS)41.5gを溶解した触媒溶液
を、1度に容器に投入した。約5分以内に、温度が3−
5℃上昇し、反応混合物の外観(色と不透明性)が変化
し、重合の開始が示された。発熱終了後、残りのモノマ
ー混合物とコフィードされる触媒溶液(脱イオン水60
0g中APS20.7g)をゆっくりと反応容器に加え
た。添加速度は、冷却により重合反応の熱を除去できる
よう選択された(2−3時間)。必要に応じ冷却し、重
合反応温度は80−84℃に維持された。添加終了後、
モノマー混合物、触媒容器、およびフィードラインを水
ですすぎ、反応容器に加えた。系を周囲温度まで冷却
し、固形分を38%に調整し、pHを調節し、貯蔵し
た。貯蔵の間のエマルションの粘度安定性と、エマルシ
ョンポリマーをコーティング組成物中に配合した際の他
の成分との相溶性を改良するため、pHはアンモニア/
炭酸水素アンモニウム水溶液でpH7.0から8.0に
調節した。
【0034】実施例2 金属架橋された水性ラテックス
(比較例) ALMAを使用せず、得られたポリマーを固形分38%
に希釈しないこと以外は、実施例1と同じ手順でラテッ
クスを調製した。亜鉛(0.5当量)を以下の手順で2
価イオンとして加えた。実施例1のラテックス1000
gを2Lのガラス容器に入れ、50℃に加熱した。加熱
したラテックスにポリオキシエチレン(23)ラウリル
エーテル50gと、市販の亜鉛架橋/錯体試薬(15%
ZnO)36.7gを加え、混合物を50℃で30分
撹拌した。ラテックスを次いで冷却し、濾過し、亜鉛
0.5当量で変性されたラテックスを得た。得られた金
属架橋されたポリマーは、pH8.8を有し、固形分は
38%に調整された。
(比較例) ALMAを使用せず、得られたポリマーを固形分38%
に希釈しないこと以外は、実施例1と同じ手順でラテッ
クスを調製した。亜鉛(0.5当量)を以下の手順で2
価イオンとして加えた。実施例1のラテックス1000
gを2Lのガラス容器に入れ、50℃に加熱した。加熱
したラテックスにポリオキシエチレン(23)ラウリル
エーテル50gと、市販の亜鉛架橋/錯体試薬(15%
ZnO)36.7gを加え、混合物を50℃で30分
撹拌した。ラテックスを次いで冷却し、濾過し、亜鉛
0.5当量で変性されたラテックスを得た。得られた金
属架橋されたポリマーは、pH8.8を有し、固形分は
38%に調整された。
【0035】実施例3 アミン官能性を有しない酸無水
物基含有ラテックス(比較例) 脱イオン水2600g中のラウリル硫酸ナトリウム(S
LS)の28%溶液、77gの溶液に、撹拌下、以下の
モノマーを順番にゆっくりと加え、エマルションモノマ
ー混合物を調製した。重量%はモノマー総重量基準であ
る。 モノマー 重量(g) 重量% BA 3688 52.0 MMA 2979 42.0 MAA 71 1.0 MAAn 355 5.0
物基含有ラテックス(比較例) 脱イオン水2600g中のラウリル硫酸ナトリウム(S
LS)の28%溶液、77gの溶液に、撹拌下、以下の
モノマーを順番にゆっくりと加え、エマルションモノマ
ー混合物を調製した。重量%はモノマー総重量基準であ
る。 モノマー 重量(g) 重量% BA 3688 52.0 MMA 2979 42.0 MAA 71 1.0 MAAn 355 5.0
【0036】温度計、凝縮器、撹拌機を備えた適当な反
応容器中で、28%SLS溶液176gと脱イオン水5
150gの溶液を85℃に加熱した。上記のモノマーエ
マルションの164gを、1度に反応容器に加えた。2
00gの水に過硫酸アンモニウム(APS)41.5g
を溶解した触媒溶液を、1度に容器に投入した。約5分
以内に、温度が3−5℃上昇し、反応混合物の外観(色
と不透明性)が変化し、重合の開始が示された。発熱終
了後、残りのモノマー混合物とコフィードされる触媒溶
液(脱イオン水600g中APS20.7g)をゆっく
りと反応容器に加えた。添加速度は、冷却により重合反
応の熱を除去できるよう選択された(2−3時間)。必
要に応じ冷却し、重合反応温度は80−85℃に維持さ
れた。添加終了後、モノマー混合物、触媒容器、および
フィードラインを水ですすぎ、反応容器に加えた。系を
45℃まで冷却し、貯蔵の間のエマルションの粘度安定
性と、エマルションポリマーをコーティング組成物中に
配合した際の他の成分との相溶性を改良するため、pH
はアンモニア/炭酸水素アンモニウム水溶液でpH7.
0に調節した。エマルションは固形分46%を有し、測
定Tgは21℃であった。その後エマルションは周囲温
度に冷却された。
応容器中で、28%SLS溶液176gと脱イオン水5
150gの溶液を85℃に加熱した。上記のモノマーエ
マルションの164gを、1度に反応容器に加えた。2
00gの水に過硫酸アンモニウム(APS)41.5g
を溶解した触媒溶液を、1度に容器に投入した。約5分
以内に、温度が3−5℃上昇し、反応混合物の外観(色
と不透明性)が変化し、重合の開始が示された。発熱終
了後、残りのモノマー混合物とコフィードされる触媒溶
液(脱イオン水600g中APS20.7g)をゆっく
りと反応容器に加えた。添加速度は、冷却により重合反
応の熱を除去できるよう選択された(2−3時間)。必
要に応じ冷却し、重合反応温度は80−85℃に維持さ
れた。添加終了後、モノマー混合物、触媒容器、および
フィードラインを水ですすぎ、反応容器に加えた。系を
45℃まで冷却し、貯蔵の間のエマルションの粘度安定
性と、エマルションポリマーをコーティング組成物中に
配合した際の他の成分との相溶性を改良するため、pH
はアンモニア/炭酸水素アンモニウム水溶液でpH7.
0に調節した。エマルションは固形分46%を有し、測
定Tgは21℃であった。その後エマルションは周囲温
度に冷却された。
【0037】実施例4 酸−アミンポリマー(0.5当
量アミノプロピルモルホリン) 実施例におけるアミン官能性化合物の全ての量は、酸無
水物官能基の当量当たりの1級/2級アミノ部分の当量
に基づいている。実施例3のラテックス100gを20
0mLの容器に入れ、45℃に加熱した。加熱したラテ
ックスに界面活性剤であるトライトンX−405(70
%)(ユニオンカーバイド社製)1.43gを加えた。
この混合物を5分間静置し、ついで1.08gのアミノ
プロピルモルホリンを容器に入れた。必要に応じて加熱
して温度を45℃に保ちながら、反応混合物を1時間撹
拌した。反応混合物をついで冷却し、濾過し、水で希釈
して固形分38%のエマルションを得た。
量アミノプロピルモルホリン) 実施例におけるアミン官能性化合物の全ての量は、酸無
水物官能基の当量当たりの1級/2級アミノ部分の当量
に基づいている。実施例3のラテックス100gを20
0mLの容器に入れ、45℃に加熱した。加熱したラテ
ックスに界面活性剤であるトライトンX−405(70
%)(ユニオンカーバイド社製)1.43gを加えた。
この混合物を5分間静置し、ついで1.08gのアミノ
プロピルモルホリンを容器に入れた。必要に応じて加熱
して温度を45℃に保ちながら、反応混合物を1時間撹
拌した。反応混合物をついで冷却し、濾過し、水で希釈
して固形分38%のエマルションを得た。
【0038】実施例5 酸−アミンポリマー(1.0当
量アミノプロピルモルホリン) 2.15gのアミノプロピルモルホリンを実施例3のラ
テックス100gに加えたことを除き、実施例4の操作
を繰り返した。
量アミノプロピルモルホリン) 2.15gのアミノプロピルモルホリンを実施例3のラ
テックス100gに加えたことを除き、実施例4の操作
を繰り返した。
【0039】実施例6 実施例1−5のポリマーを使用して調製されたコーティ
ング組成物について、被覆の耐久性と耐性が比較され
た。
ング組成物について、被覆の耐久性と耐性が比較され
た。
【0040】
【表2】特性 実施例1* 実施例2* 実施例3* 実施例4 実施例5 VOC 8 8 0 0 0 フィルム形成性 秀 秀 秀 秀 秀 光沢 60°/20° 68/32 69/34 66/27 68/30 68/30 再塗布性 良 良 良 良 良 耐水性 良 優 優 優 優 耐洗浄剤性 並 優 秀 優 優 除去性 秀 並 劣 劣 並 表面摩耗抵抗性 3 3 5 4 3 耐ブラックヒール 0.5 0.6 1.5 0.4 0.2 マーク性 耐スカッフマーク性 0.7 0.7 1.2 0.85 0.7 * 比較例
【0041】上記の結果は、本発明の酸−アミンポリマ
ーを使用して調製されたコーティング組成物は、アミン
官能基を有しない化合物を使用した同じ組成のものと比
較して、優れた表面摩耗抵抗性、耐スカッフマーク性、
耐ブラックヒールマーク性を有することを示している。
ーを使用して調製されたコーティング組成物は、アミン
官能基を有しない化合物を使用した同じ組成のものと比
較して、優れた表面摩耗抵抗性、耐スカッフマーク性、
耐ブラックヒールマーク性を有することを示している。
【0042】実施例7 アミン官能性を有しない酸無水
物基含有ラテックス(比較例) モノマー組成を47BA/42MMA/10MAAn/
1MAAとし、実施例3の操作を繰り返した。Tg36
℃のポリマーが得られた。 実施例8 酸−アミンポリマー(1.0当量アミノプロ
ピルモルホリン) 実施例8のコーティング組成物は1.0当量のアミノプ
ロピルモルホリンを含有する。4.29gのアミノプロ
ピルモルホリンを実施例7のラテックス100gに加え
たことを除き、実施例4と同じ操作を繰り返した。
物基含有ラテックス(比較例) モノマー組成を47BA/42MMA/10MAAn/
1MAAとし、実施例3の操作を繰り返した。Tg36
℃のポリマーが得られた。 実施例8 酸−アミンポリマー(1.0当量アミノプロ
ピルモルホリン) 実施例8のコーティング組成物は1.0当量のアミノプ
ロピルモルホリンを含有する。4.29gのアミノプロ
ピルモルホリンを実施例7のラテックス100gに加え
たことを除き、実施例4と同じ操作を繰り返した。
【0043】実施例9 実施例7−8の組成物について、耐久性と耐性が試験さ
れた。実施例7−8は実施例3−6よりも多くの酸無水
物官能性モノマーを有するポリマーを使用した場合の、
耐久性と耐性の改良を示している。
れた。実施例7−8は実施例3−6よりも多くの酸無水
物官能性モノマーを有するポリマーを使用した場合の、
耐久性と耐性の改良を示している。
【0044】
【表3】特性 実施例1* 実施例2* 実施例7 実施例8 VOC 8 8 0 0 フィルム形成性 秀 秀 優 秀 光沢 60°/20° 68/32 69/34 67/31 66/27 再塗布性 良 良 良 良 耐水性 良 優 優 優 耐洗浄剤性 並 秀−優 優 良 除去性 秀 並 劣 良 表面摩耗抵抗性 3 3 4 3 耐スカッフマーク性 0.7 0.7 1.0 0.7 耐ブラックヒールマーク性 0.5 0.6 0.85 0 * 比較例
【0045】上記の結果は、酸無水物基とアミン官能基
を有する本発明の化合物は、アミン官能基を有しない化
合物を使用した同じ組成のものと比較して、優れた表面
摩耗抵抗性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマ
ーク性を有することを示している。
を有する本発明の化合物は、アミン官能基を有しない化
合物を使用した同じ組成のものと比較して、優れた表面
摩耗抵抗性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマ
ーク性を有することを示している。
【0046】実施例10 酸−アミンポリマー(1.0
当量 3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン) 実施例10のコーティング組成物は1.0当量の3−ア
ミノプロピルメチルジエトキシシランを含有する。2.
85gの3−アミノプロピルメチルジエトキシシランを
実施例7のラテックス100gに加えたことを除き、実
施例4と同じ操作を繰り返した。
当量 3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン) 実施例10のコーティング組成物は1.0当量の3−ア
ミノプロピルメチルジエトキシシランを含有する。2.
85gの3−アミノプロピルメチルジエトキシシランを
実施例7のラテックス100gに加えたことを除き、実
施例4と同じ操作を繰り返した。
【0047】実施例11 酸−アミンポリマー(1.0
当量 ピペラジン) 実施例11のコーティング組成物は1.0当量のピペラ
ジンを含有する。0.64gのピペラジンを実施例7の
ラテックス100gに加えたことを除き、実施例4と同
じ操作を繰り返した。
当量 ピペラジン) 実施例11のコーティング組成物は1.0当量のピペラ
ジンを含有する。0.64gのピペラジンを実施例7の
ラテックス100gに加えたことを除き、実施例4と同
じ操作を繰り返した。
【0048】実施例12 酸−アミンポリマー(1.0
当量 トリエチレングリコールジアミン) 実施例12のコーティング組成物は1.0当量のトリエ
チレングリコールジアミンを含有する。1.1gのトリ
エチレングリコールジアミンを実施例7のラテックス1
00gに加えたことを除き、実施例4と同じ操作を繰り
返した。
当量 トリエチレングリコールジアミン) 実施例12のコーティング組成物は1.0当量のトリエ
チレングリコールジアミンを含有する。1.1gのトリ
エチレングリコールジアミンを実施例7のラテックス1
00gに加えたことを除き、実施例4と同じ操作を繰り
返した。
【0049】実施例13 酸−アミンポリマー(1.0
当量 リシン) 実施例13のコーティング組成物は1.0当量のリシン
を含有する。1.09gのリシンを実施例7のラテック
ス100gに加えたことを除き、実施例4と同じ操作を
繰り返した。
当量 リシン) 実施例13のコーティング組成物は1.0当量のリシン
を含有する。1.09gのリシンを実施例7のラテック
ス100gに加えたことを除き、実施例4と同じ操作を
繰り返した。
【0050】実施例14 実施例10−13の組成物について、耐久性と耐性が試
験された。実施例10−13は4種の異なるアミン官能
性化合物によって後反応させた酸無水物ポリマーを使用
した場合の、耐久性と耐性の改良を示している。
験された。実施例10−13は4種の異なるアミン官能
性化合物によって後反応させた酸無水物ポリマーを使用
した場合の、耐久性と耐性の改良を示している。
【0051】
【表4】特性 実施 実施 実施 実施 実施 実施 実施 例1* 例2* 例3* 例10 例11 例12 例13 VOC 8 8 0 2 2 2 2 フィルム形成性 秀 秀 秀 優 優 優 優 光沢 60°/20° 68/32 69/34 66/27 65/29 66/32 70/30 65/28 再塗布性 良 良 良 良 良 良 良 耐水性 良 優 優 優 優 優 優 耐洗浄剤性 並 優 秀 秀 優 優 優 除去性 秀 並 劣 並 並 並 並 表面摩耗抵抗性 3 3 5 3 4 4 4 耐スカッフ 0.7 0.7 1.2 0.5 0.7 0.8 0.65 マーク性 耐ブラック 0.5 0.6 1.5 0.6 0.85 0.75 0.7 ヒールマーク性 * 比較例
【0052】上記の結果は、揮発性有機化合物を使用し
ない、酸無水物基とアミン官能基を有する本発明の化合
物を使用したコーティングにおいては、表面摩耗抵抗
性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマーク性が
向上することを示している。
ない、酸無水物基とアミン官能基を有する本発明の化合
物を使用したコーティングにおいては、表面摩耗抵抗
性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマーク性が
向上することを示している。
【0053】実施例15 アミン官能性を有しない酸無
水物基含有ラテックス(比較例) モノマー組成を47BA/21STY/21MMA/1
0MAAn/1MAAとし、実施例3の操作を繰り返し
た。Tg37℃のポリマーが得られた。
水物基含有ラテックス(比較例) モノマー組成を47BA/21STY/21MMA/1
0MAAn/1MAAとし、実施例3の操作を繰り返し
た。Tg37℃のポリマーが得られた。
【0054】実施例16 酸無水物ポリマー(1.0当
量アミノプロピルモルホリン) このラテックスは1当量のアミノプロピルモルホリンを
含有する。4.29gのアミノプロピルモルホリンを実
施例15のラテックス100gに加えたことを除き、実
施例4と同じ操作を繰り返した。
量アミノプロピルモルホリン) このラテックスは1当量のアミノプロピルモルホリンを
含有する。4.29gのアミノプロピルモルホリンを実
施例15のラテックス100gに加えたことを除き、実
施例4と同じ操作を繰り返した。
【0055】実施例17 実施例15−16の組成物について、耐久性と耐性が試
験された。実施例15−16は多量の酸無水物官能性モ
ノマーとスチレンを有するポリマーを使用した場合の、
耐久性と耐性の改良を示している。実施例15のコーテ
ィング組成物は、アミンを含まない比較例である。
験された。実施例15−16は多量の酸無水物官能性モ
ノマーとスチレンを有するポリマーを使用した場合の、
耐久性と耐性の改良を示している。実施例15のコーテ
ィング組成物は、アミンを含まない比較例である。
【0056】
【表5】特性 実施例1* 実施例2* 実施例15* 実施例16 VOC 8 8 3 3 フィルム形成性 秀 秀 優 秀 光沢 60°/20° 68/32 69/34 70/37 70/42 再塗布性 良 良 良 良 耐水性 良 優 優 優 耐洗浄剤性 並 優 秀 優 除去性 秀 並 劣 良 表面摩耗抵抗性 3 3 5 3 耐スカッフマーク性 0.7 0.7 1.2 0.7 耐ブラックヒールマーク性 0.5 0.6 0.8 0.11 * 比較例
【0057】上記の結果は、少量の揮発性有機化合物を
含有する、酸無水物基とアミン官能基を有する本発明の
化合物を使用したコーティングにおいては、表面摩耗抵
抗性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマーク性
が向上することを示している。
含有する、酸無水物基とアミン官能基を有する本発明の
化合物を使用したコーティングにおいては、表面摩耗抵
抗性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマーク性
が向上することを示している。
【0058】実施例18 アミン官能性を有しない酸無
水物基含有ラテックス(比較例) モノマー組成を27BA/21STY/41MMA/1
0MAAn/1MAAとし、実施例3の操作を繰り返し
た。Tg80℃のポリマーが得られた。
水物基含有ラテックス(比較例) モノマー組成を27BA/21STY/41MMA/1
0MAAn/1MAAとし、実施例3の操作を繰り返し
た。Tg80℃のポリマーが得られた。
【0059】実施例19 酸無水物ポリマー(1.0当
量アミノプロピルモルホリン) このラテックスは1当量のアミノプロピルモルホリンを
含有する。4.29gのアミノプロピルモルホリンを実
施例18のラテックス100gに加えたことを除き、実
施例4と同じ操作を繰り返した。
量アミノプロピルモルホリン) このラテックスは1当量のアミノプロピルモルホリンを
含有する。4.29gのアミノプロピルモルホリンを実
施例18のラテックス100gに加えたことを除き、実
施例4と同じ操作を繰り返した。
【0060】実施例20 実施例18−19の組成物について、耐久性と耐性が試
験された。実施例18−19は多量の酸無水物官能性モ
ノマーとその他の実施例に比較して高いTgを有するポ
リマーを使用した場合の、耐久性と耐性の改良を示して
いる。実施例18のコーティング組成物は、アミンを含
まない比較例である。
験された。実施例18−19は多量の酸無水物官能性モ
ノマーとその他の実施例に比較して高いTgを有するポ
リマーを使用した場合の、耐久性と耐性の改良を示して
いる。実施例18のコーティング組成物は、アミンを含
まない比較例である。
【0061】
【表6】特性 実施例1* 実施例2* 実施例18* 実施例19 VOC 8 8 4 4 フィルム形成性 秀 秀 秀 秀 光沢 60°/20° 68/32 69/34 68/30 70/34 再塗布性 良 良 良 良 耐水性 良 優 優 優 耐洗浄剤性 並 優 良 良 除去性 秀 並 並 並 表面摩耗抵抗性 3 3 4 3 耐スカッフマーク性 0.5 0.7 0.7 0.35 耐ブラックヒールマーク性 0.6 0.5 0.7 0.05 * 比較例
【0062】上記の結果は、少量の揮発性有機化合物を
含有する、酸無水物基とアミン官能基を有する本発明の
化合物を使用したコーティングにおいては、表面摩耗抵
抗性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマーク性
が向上することを示している。
含有する、酸無水物基とアミン官能基を有する本発明の
化合物を使用したコーティングにおいては、表面摩耗抵
抗性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマーク性
が向上することを示している。
【0063】実施例21 アミン官能性を有しない酸無
水物基含有ラテックス(比較例) モノマー組成を27BA/21STY/41MMA/1
0MAAn/1MAAとし、実施例3の操作を繰り返し
た。4gのジエチレングリコールエチルエーテルを使用
したことを除き、実施例19に記載したようにこのラテ
ックスを試験化合物に配合した。
水物基含有ラテックス(比較例) モノマー組成を27BA/21STY/41MMA/1
0MAAn/1MAAとし、実施例3の操作を繰り返し
た。4gのジエチレングリコールエチルエーテルを使用
したことを除き、実施例19に記載したようにこのラテ
ックスを試験化合物に配合した。
【0064】実施例22 酸−アミンポリマー(1.0
当量N,N−ジメチルエチレンジアミン) このラテックスは1当量のN,N−ジメチルエチレンジ
アミンを含有する。2.29gのN,N−ジメチルエチ
レンジアミンを実施例21のラテックス100gに加え
たことを除き、実施例4と同じ操作を繰り返した。
当量N,N−ジメチルエチレンジアミン) このラテックスは1当量のN,N−ジメチルエチレンジ
アミンを含有する。2.29gのN,N−ジメチルエチ
レンジアミンを実施例21のラテックス100gに加え
たことを除き、実施例4と同じ操作を繰り返した。
【0065】実施例23 実施例21−22の組成物について、耐久性と耐性が試
験された。実施例21−22は酸無水物官能性モノマー
を有し、アミン官能性化合物で後処理されたポリマーを
使用した場合の、耐久性と耐性の改良を示している。実
施例21のコーティング組成物は、アミンを含まない比
較例である。
験された。実施例21−22は酸無水物官能性モノマー
を有し、アミン官能性化合物で後処理されたポリマーを
使用した場合の、耐久性と耐性の改良を示している。実
施例21のコーティング組成物は、アミンを含まない比
較例である。
【0066】
【表7】特性 実施例1* 実施例2* 実施例21* 実施例22 VOC 8 8 4 4 フィルム形成性 秀 秀 秀 秀 光沢 60°/20° 68/32 69/34 68/30 70/30 再塗布性 良 良 良 良 耐水性 良 優 優 優 耐洗浄剤性 並 優 良 良 除去性 秀 並 並 劣 表面摩耗抵抗性 3 3 4 3 耐スカッフマーク性 0.5 0.7 0.7 0.4 耐ブラックヒールマーク性 0.6 0.5 0.7 0.08 * 比較例
【0067】上記の結果は、少量の揮発性有機化合物を
含有する、酸無水物基とアミン官能基を有する本発明の
化合物を使用したコーティングにおいては、表面摩耗抵
抗性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマーク性
が向上することを示している。
含有する、酸無水物基とアミン官能基を有する本発明の
化合物を使用したコーティングにおいては、表面摩耗抵
抗性、耐スカッフマーク性、耐ブラックヒールマーク性
が向上することを示している。
【0068】実施例24 実施例24のコーティング組成物は、Dasの米国特許
第4,760,110によって教示されている、金属非
含有、単一包装の水性ポリマーを示す。50(32BA
/53MMA/15MAA)//50(15BA/75
STY/10DMAEMA)(ジメチルアミノエチルメ
タクリレート)のモノマー組成でポリマーラテックスを
調製した。このラテックスを8gのジエチレングリコー
ルエチルエーテルを使用したことを除き、実施例22に
記載した方法で試験組成物に配合した。実施例24の組
成物について、耐久性と耐性が試験された。結果を以下
に示す。
第4,760,110によって教示されている、金属非
含有、単一包装の水性ポリマーを示す。50(32BA
/53MMA/15MAA)//50(15BA/75
STY/10DMAEMA)(ジメチルアミノエチルメ
タクリレート)のモノマー組成でポリマーラテックスを
調製した。このラテックスを8gのジエチレングリコー
ルエチルエーテルを使用したことを除き、実施例22に
記載した方法で試験組成物に配合した。実施例24の組
成物について、耐久性と耐性が試験された。結果を以下
に示す。
【0069】
【表8】特性 実施例1* 実施例2* 実施例24 VOC 8 8 8 フィルム形成性 秀 秀 秀 光沢 60°/20° 68/32 69/34 70/32 再塗布性 良 良 良 耐水性 良 優 優 耐洗浄剤性 並 優 優 除去性 秀 並 並 表面摩耗抵抗性 3 3 3 耐ブラックヒールマーク性 0.5 0.6 0.35 耐スカッフマーク性 0.7 0.7 0.4 * 比較例
【0070】実施例25 実施例25のコーティング組成物は、Synderらの
米国特許第3,404,114によって教示されてい
る、金属非含有、単一包装の水性ポリマーを示す。22
BA/62.5MMA/10MAA/5DMAPMA)
(ジメチルアミノプロピルメタクリレート)のモノマー
組成でポリマーラテックスを調製した。このラテックス
を8gのジエチレングリコールエチルエーテルを使用し
たことを除き、実施例24に記載した方法で試験組成物
に配合した。実施例25の組成物について、耐久性と耐
性が試験された。結果を以下に示す。
米国特許第3,404,114によって教示されてい
る、金属非含有、単一包装の水性ポリマーを示す。22
BA/62.5MMA/10MAA/5DMAPMA)
(ジメチルアミノプロピルメタクリレート)のモノマー
組成でポリマーラテックスを調製した。このラテックス
を8gのジエチレングリコールエチルエーテルを使用し
たことを除き、実施例24に記載した方法で試験組成物
に配合した。実施例25の組成物について、耐久性と耐
性が試験された。結果を以下に示す。
【0071】
【表9】特性 実施例1* 実施例2* 実施例25 VOC 8 8 8 フィルム形成性 秀 秀 秀 光沢 60°/20° 68/32 69/34 65/28 再塗布性 良 良 良 耐水性 良 優 良 耐洗浄剤性 並 優 良 除去性 秀 並 良 表面摩耗抵抗性 3 3 2 耐ブラックヒールマーク性 0.5 0.6 0.3 耐スカッフマーク性 0.7 0.7 0.4 * 比較例
Claims (8)
- 【請求項1】 アミン−ストリッパブルな、耐洗浄剤性
の、水性ポリッシュ組成物であって、自己架橋性、周囲
条件架橋性、フィルム形成性の酸−アミンラテックスを
含み、該ラテックスがモノマー総重量に基づいて0.5
から12.5重量%の総酸官能基と1.0から22.5
重量%の総アミン官能基を有する組成物。 - 【請求項2】 前記ラテックスが、モノマー総重量に基
づいて3から10重量%の総酸官能基と1.5から16
重量%の総アミン官能基を有する、請求項1記載の組成
物。 - 【請求項3】 前記ラテックスが、モノマー総重量に基
づいて6.5から8.5重量%の総酸官能基と3から6
重量%の総アミン官能基を有する、請求項1記載の組成
物。 - 【請求項4】 (a) 最初に酸無水物モノマーとエチ
レン性不飽和モノマーを、酸無水物モノマーがモノマー
総重量の0.1から50.0重量%の量で共重合させ
て、酸無水物ポリマーを調製し、(b) 塩基を添加
し、(c) すぐに酸無水基1モル当たり0.001か
ら2.0モルのジアミンを添加し、(d) 成分を反応
させる工程を含むフリーラジカル開始重合により調製さ
れた酸およびアミン官能性ポリマーを、酸−アミンラテ
ックスが含む、請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】 ラテックスが本質的に多官能金属イオン
性の架橋剤およびそれらの残基を含まない、請求項1記
載の組成物。 - 【請求項6】 組成物の総重量に基づいて、揮発性有機
化合物の重量が8重量%以下である、請求項1記載の組
成物。 - 【請求項7】 揮発性有機化合物の重量が4重量%未満
である、請求項6記載の組成物。 - 【請求項8】 床基体の表面摩耗抵抗性、耐スカッフマ
ーク性、耐ブラックヒールマーク性を改良する方法であ
って、請求項1記載のアミン−ストリッパブルな、耐洗
浄剤性の、水性ポリッシュ組成物を基体に施し、組成物
を硬化させ、床基体の上に保護フィルムを形成させるこ
とを含む方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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US024,423 | 1996-08-20 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1088011A true JPH1088011A (ja) | 1998-04-07 |
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---|---|---|---|
JP9239076A Withdrawn JPH1088011A (ja) | 1996-08-20 | 1997-08-20 | 酸−アミンラテックスを含む組成物 |
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JP (1) | JPH1088011A (ja) |
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DE602004004734T2 (de) * | 2003-12-22 | 2007-10-31 | Rohm And Haas Co. | Wässriger Nagellack mit Schnelltrocknungseigenschaften |
US20060198801A1 (en) * | 2005-03-03 | 2006-09-07 | Yves Duccini | Aqueous nail varnish with improved film properties |
US20060205865A1 (en) * | 2005-03-10 | 2006-09-14 | Omnova Solutions, Inc. | High solids latex for dry-bright floor polish compositions |
WO2008050304A2 (en) * | 2006-10-24 | 2008-05-02 | Ecolab Inc. | System and method for treating floors |
WO2013134120A1 (en) | 2012-03-06 | 2013-09-12 | Valspar Sourcing, Inc. | Latex polymer for improved paint washability |
BR112019004592B1 (pt) | 2016-10-05 | 2023-03-21 | Rohm And Haas Company | Composição de revestimento de piso compreendendo polímero acrílico |
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US3984299A (en) | 1970-06-19 | 1976-10-05 | Ppg Industries, Inc. | Process for electrodepositing cationic compositions |
DE2417172A1 (de) * | 1973-04-13 | 1974-10-31 | Procter & Gamble | Polier- und reinigungsmittel |
DE2732851A1 (de) | 1977-07-21 | 1979-02-08 | Bayer Ag | Verwendung von polyimidaminsalzen als kationisches oberflaechenleimungsmittel fuer papier |
US4166882A (en) | 1978-04-26 | 1979-09-04 | Ppg Industries, Inc. | Method of coating with aqueous thermosetting acrylic polymer latex of uniform particle size |
US4414360A (en) * | 1981-04-13 | 1983-11-08 | Purex Corporation | Spray buff reactant and application thereof |
US4760110A (en) * | 1987-04-06 | 1988-07-26 | Ppg Industries, Inc. | Process for preparing anionic acrylic latex compositions |
DE4133123A1 (de) | 1991-10-05 | 1993-04-08 | Basf Ag | Verwendung von copolymerisaten aus langkettigen olefinen und maleinsaeureanhydrid in form der halbamide mit morpholin als leimungsmittel fuer papier |
US5391624A (en) * | 1992-02-10 | 1995-02-21 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Thermosettable compositions |
AT396934B (de) * | 1992-02-14 | 1993-12-27 | Vianova Kunstharz Ag | Verfahren zur herstellung von wässrigen, selbstvernetzenden polymerdispersionen und ihre verwendung als bindemittel für lagerstabile einkomponentenlacke |
US5428107A (en) * | 1993-10-29 | 1995-06-27 | Rohm And Haas Company | Silane-modified floor finish vehicles |
EP0758673B1 (en) * | 1995-07-21 | 1999-10-06 | Rohm And Haas Company | Method for improving drying speed in printing process and fast dry printing ink used therein |
US5693732A (en) * | 1996-01-08 | 1997-12-02 | Gencorp. Inc. | Latex binder for paper coating formulations having improved strength and blister resistance |
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- 1997-08-13 ZA ZA9707244A patent/ZA977244B/xx unknown
- 1997-08-14 KR KR1019970038878A patent/KR19980018696A/ko not_active Application Discontinuation
- 1997-08-15 US US08/911,974 patent/US6319977B1/en not_active Expired - Fee Related
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