JPH1088002A - 米ヌカ利用の生分解性プラスチック - Google Patents
米ヌカ利用の生分解性プラスチックInfo
- Publication number
- JPH1088002A JPH1088002A JP28452696A JP28452696A JPH1088002A JP H1088002 A JPH1088002 A JP H1088002A JP 28452696 A JP28452696 A JP 28452696A JP 28452696 A JP28452696 A JP 28452696A JP H1088002 A JPH1088002 A JP H1088002A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- biodegradable plastic
- rice bran
- product
- plasticizer
- starch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
従来廃物としていた、酒造時に出る米ヌカを利用し、生
分解性プラスチックの成分として従来使用されていた、
対価のあるコーンデンプン等の代替品として使用し、最
大70%にまで混合させることで、廃棄物再利用と同時
に生分解性プラスチックのコスト高の解決にもなる発明
であり、製品利用として多目的に使用できる安定した物
品でありながら土中バクテリアで全分解する生分解性プ
ラスチック製品の成分としての混合の発見と発明であ
る。 【目的】 廃棄物としての米ヌカの利用と良好な特性
で、従来のコスト高の改良にもつながることを目的とす
る。これにより1kg当たり2000円であったコスト
が1kg当たり800円となった。 【構成】 生分解性プラスチック基本材に対しデンプン
の連結特性を活かし、均質化させることで強度を増す。
分解性プラスチックの成分として従来使用されていた、
対価のあるコーンデンプン等の代替品として使用し、最
大70%にまで混合させることで、廃棄物再利用と同時
に生分解性プラスチックのコスト高の解決にもなる発明
であり、製品利用として多目的に使用できる安定した物
品でありながら土中バクテリアで全分解する生分解性プ
ラスチック製品の成分としての混合の発見と発明であ
る。 【目的】 廃棄物としての米ヌカの利用と良好な特性
で、従来のコスト高の改良にもつながることを目的とす
る。これにより1kg当たり2000円であったコスト
が1kg当たり800円となった。 【構成】 生分解性プラスチック基本材に対しデンプン
の連結特性を活かし、均質化させることで強度を増す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、従来廃棄物とされた
米ヌカを多量に成分として利用した生分解性プラスチッ
ク製品における、その利用と製造に関するものである。
米ヌカを多量に成分として利用した生分解性プラスチッ
ク製品における、その利用と製造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生分解性プラスチックの成分とし
て、イモデンプン、とうもろこしデンプンの混合があっ
た。
て、イモデンプン、とうもろこしデンプンの混合があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。いずれのデンプンにしても、一物質として対
価のある製品であった。国外からの輸入が主でありコス
ト高で問題があった。
があった。いずれのデンプンにしても、一物質として対
価のある製品であった。国外からの輸入が主でありコス
ト高で問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】日本酒の製造時に廃物と
して出る米ヌカを生分解性プラスチックの成分として利
用した、廃棄物再利用にもなる製品である。
して出る米ヌカを生分解性プラスチックの成分として利
用した、廃棄物再利用にもなる製品である。
【0005】
【製造に関する方法】あらゆる種類の米ヌカを利用し、
従来より製造可能な生分解性プラスチックの基本成分
(ポリビニールアルコール、酢酸ビニール系)等に最大
70%のヌカを混合できる方法で以下の通り技術を述べ
る。 (イ)基本成分に対し最大70%のヌカを、100°C
前後の化学的低温範囲にて、2軸か3軸の回転式ニーダ
(練合わせ機)にて13〜14%の水を加え、30分か
ら40分練り合わせ、β−デンプンをα化し、最終的に
保水量9%〜9.5%に保つ。 (ロ)製品目的、仕様により可塑剤を混合する。 (ハ)射出成型器等にかけ各々の製品とする。
従来より製造可能な生分解性プラスチックの基本成分
(ポリビニールアルコール、酢酸ビニール系)等に最大
70%のヌカを混合できる方法で以下の通り技術を述べ
る。 (イ)基本成分に対し最大70%のヌカを、100°C
前後の化学的低温範囲にて、2軸か3軸の回転式ニーダ
(練合わせ機)にて13〜14%の水を加え、30分か
ら40分練り合わせ、β−デンプンをα化し、最終的に
保水量9%〜9.5%に保つ。 (ロ)製品目的、仕様により可塑剤を混合する。 (ハ)射出成型器等にかけ各々の製品とする。
【0006】
【発明の効果】一般デンプンの良質品に比べ、粗悪品で
ある米ヌカは成型上良好な強度をもち一般デンプンの強
度を上回るのである。廃物の米ヌカの利用は処理等での
従来の方法を一転し、最も良い利用法となる。
ある米ヌカは成型上良好な強度をもち一般デンプンの強
度を上回るのである。廃物の米ヌカの利用は処理等での
従来の方法を一転し、最も良い利用法となる。
【図 】本発明の製造方法である。
Claims (1)
- 【請求項1】 酒造時に多量に出る精米カスであるヌカ
を生分解性プラスチックの成分として利用する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28452696A JPH1088002A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 米ヌカ利用の生分解性プラスチック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28452696A JPH1088002A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 米ヌカ利用の生分解性プラスチック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1088002A true JPH1088002A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17679627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28452696A Pending JPH1088002A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 米ヌカ利用の生分解性プラスチック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1088002A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030012482A (ko) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | 장길남 | 옥수수전분과 천연고분자화합물을 함유한 생분해성플라스틱용기 제조방법 및 상기 방법으로 제조된 생분해성플라스틱용기 |
WO2004018555A1 (ja) * | 2002-08-22 | 2004-03-04 | Kazuko Itabashi | 生分解性樹脂組成物 |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP28452696A patent/JPH1088002A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030012482A (ko) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | 장길남 | 옥수수전분과 천연고분자화합물을 함유한 생분해성플라스틱용기 제조방법 및 상기 방법으로 제조된 생분해성플라스틱용기 |
WO2004018555A1 (ja) * | 2002-08-22 | 2004-03-04 | Kazuko Itabashi | 生分解性樹脂組成物 |
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