JPH108756A - 立体駐車装置用パレット - Google Patents

立体駐車装置用パレット

Info

Publication number
JPH108756A
JPH108756A JP16715796A JP16715796A JPH108756A JP H108756 A JPH108756 A JP H108756A JP 16715796 A JP16715796 A JP 16715796A JP 16715796 A JP16715796 A JP 16715796A JP H108756 A JPH108756 A JP H108756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face plate
pallet
frame
parking device
rivets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16715796A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Matsuda
芳樹 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKIN ENG
SANKIN KK
Original Assignee
SANKIN ENG
SANKIN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANKIN ENG, SANKIN KK filed Critical SANKIN ENG
Priority to JP16715796A priority Critical patent/JPH108756A/ja
Publication of JPH108756A publication Critical patent/JPH108756A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pallets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、立体駐車装置において自動車を載
置するために配置される立体駐車装置用パレットに関
し、面板の板厚および錆の発生を従来より大幅に低減す
ることを目的とする。 【解決手段】 メッキ処理された金属製の角パイプを連
結して形成されるフレーム上に、メッキ処理された金属
製の面板を載置し、前記面板を前記フレームにステンレ
ス鋼製のリベットにより固定して構成する。また、前記
リベットにブラインドリベットを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体駐車装置にお
いて自動車を載置するために配置される立体駐車装置用
パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、二段駐車装置等の立体駐車装置
は、自動車を載置する複数のパレットを有している。従
来、このようなパレットは、例えば、図7に示すよう
に、鉄製の角パイプ1,2,3を連結して形成されるフ
レーム4上に、縞鋼板からなる面板5を載置し、この面
板5をフレーム4の角パイプ1,2,3に溶接Wした
後、面板5の上面を塗装することにより形成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパレットでは、面板5を角パイプ1,2,3
に溶接Wしており、面板5の板厚が薄いと溶接Wにより
面板5に撓みが発生するため、面板5の板厚を必要強度
以上の板厚にする必要があり、重量およびコストが増大
するという問題があった。
【0004】また、自動車のタイヤの移動による面板5
の溶接部Wへの繰り返し荷重により、面板5の溶接W部
に繰り返して歪みが発生するため、面板5の溶接W部の
塗装が剥げ易く、この部分に錆が発生する虞があるとい
う問題があった。本発明は、かかる従来の問題点を解決
するためになされたもので、面板の板厚および錆の発生
を従来より大幅に低減することができる立体駐車装置用
パレットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の立体駐車装置
用パレットは、メッキ処理された金属製の角パイプを連
結して形成されるフレーム上に、メッキ処理された金属
製の面板を載置し、前記面板を前記フレームにステンレ
ス鋼製のリベットにより固定してなることを特徴とす
る。
【0006】請求項2の立体駐車装置用パレットは、請
求項1記載の立体駐車装置用パレットにおいて、前記リ
ベットは、ブラインドリベットからなることを特徴とす
る。
【0007】(作用)請求項1の立体駐車装置用パレッ
トでは、メッキ処理された金属製の角パイプを連結して
フレームが形成され、このフレーム上にメッキ処理され
た金属製の面板が載置され、載置された面板がフレーム
にステンレス鋼製のリベットにより固定される。
【0008】請求項2の立体駐車装置用パレットでは、
リベットにブラインドリベットが使用される。このブラ
インドリベットは、リベット本体の一側に第1の頭部が
形成され、リベット本体の先端部に拡径部材が配置され
ている。この拡径部材は、第1の頭部およびリベット本
体を貫通するマンドレルの先端に連結されており、マン
ドレルを第1の頭部側に引き抜くことにより、拡径部材
がリベット本体側に侵入し、リベット本体の先端部の塑
性変形によりリベット本体の先端に第2の頭部が形成さ
れる。
【0009】そして、この立体駐車装置用パレットで
は、先ず、面板および角パイプの面板への当接辺に貫通
穴が形成され、この貫通穴に、面板側からブラインドリ
ベットのリベット本体が挿通され、リベット本体の一側
に形成される第1の頭部が面板の表面に当接される。次
に、所定の取付工具により、第1の頭部を面板の表面に
押圧した状態でマンドレルが第1の頭部側に引き抜か
れ、これにより第2の頭部が形成され、面板および角パ
イプの当接辺が第1の頭部および第2の頭部により挟持
固定される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1および図2は、本発明の立
体駐車装置用パレットの一実施形態を示しており、図3
は、図1の立体駐車装置用パレットが配置される立体駐
車装置を示している。
【0011】図3に示す立体駐車装置は、地下格納型の
二段式立体駐車装置であり、二点鎖線の部分が地下に収
容される。図3において、符号11は上段パレットを、
符号13は下段パレットを示している。上段パレット1
1と下段パレット13とからなる昇降体15は、4本の
パレット連結支柱17により連結されている。
【0012】地下には、下段パレット13の外側となる
位置に4本の柱19が立設されている。一側の2本の柱
19の上部には、駆動軸21が回動自在に、水平に橋設
されている。駆動軸21の一側には、スプロケット2
3,25が間隔を置いて固定され、他側にはスプロケッ
ト27が固定されている。
【0013】駆動軸21の一側の柱19には、チェーン
巻き上げモータ29が配置されている。このチェーン巻
き上げモータ29の回転軸には、スプロケット31が固
定されており、このスプロケット31と駆動軸21のス
プロケット23には、駆動チェーン33が巻装されてい
る。
【0014】駆動軸21のスプロケット25,27に
は、吊り用のチェーン35の一側が巻装されている。チ
ェーン35は、下段パレット13の一側のスプロケット
37を介して、下段パレット13の底面に導かれ、底面
を通過した後、下段パレット13の他側のスプロケット
39を介して柱19の上端に導かれ固定されている。
【0015】なお、図3において、符号41は制御盤
を、符号43は操作盤を示している。また、符号45,
47は下限リミットスイッチおよび上限リミットスイッ
チを、符号49は停止用スイッチを、符号51はバラン
スチェーンを示している。上述した立体駐車装置では、
チェーン巻き上げモータ29を駆動すると、駆動チェー
ン33を介して駆動軸21が回転され、スプロケット2
5,27の回転により、チェーン35の巻き上げ,巻き
下ろしが行われ、下段パレット13および上段パレット
11が上下に昇降される。
【0016】図1および図2は、上述した上段パレット
11の詳細を示している。図において、符号53はフレ
ームを示している。このフレーム53は、角パイプ5
5,57,59を溶接により矩形状に連結して形成され
ている。各角パイプ55,57,59は、SS400等
の鉄材からなり、外表面が予め亜鉛メッキによりメッキ
処理されている。
【0017】このフレーム53の上面には、2枚の面板
61が載置されている。この面板61は、SS400等
の鉄材を用いた縞鋼板からなり、上下の表面が予め亜鉛
メッキによりメッキ処理されている。そして、面板61
がフレーム53にステンレス鋼製のリベット63により
固定されている。
【0018】なお、面板61の両側にはサイドガイド6
5が、面板61の前側にはタイヤ止め67および車止め
69がナットにより固定されている。図4は、面板61
とフレーム53の角パイプ55,57,59との連結部
の詳細を示している。この実施形態では、リベット63
には、ブラインドリベットが用いられている。
【0019】このようなブラインドリベットとして、例
えば、ポップリベット(ポップリベット・ファスナー株
式会社の商品名)が知られている。このリベット63
は、例えば図5に示すように、リベット本体63aの一
側に第1の頭部63bが形成され、リベット本体63a
の先端部に拡径部材63cが配置されている。
【0020】この拡径部材63cは、第1の頭部63b
およびリベット本体63aを貫通するマンドレル63d
の先端に連結されており、図6に示すように、マンドレ
ル63dを第1の頭部63b側に引くことにより、拡径
部材63cがリベット本体63a側に侵入し、リベット
本体63aの先端部の塑性変形によりリベット本体63
aの先端に第2の頭部63eが形成される。
【0021】すなわち、この実施形態の上段パレット1
1では、先ず、図5に示したように、面板61および角
パイプ55,57,59の面板61への当接辺55aに
貫通穴61a,55bが形成され、この貫通穴61a,
55bに、面板61側からリベット本体63aが挿通さ
れ、リベット本体63aの一側に形成される第1の頭部
63bが面板61の表面に当接される。
【0022】次に、図示しない所定の取付工具により、
第1の頭部63bを面板61の表面に押圧した状態でマ
ンドレル63dが第1の頭部63b側に引かれ、これに
より図6に示したように、第2の頭部63eが形成さ
れ、面板61および角パイプ55,57,59の当接辺
55aが第1の頭部63bおよび第2の頭部63eによ
り挟持固定される。
【0023】そして、マンドレル63dを取付工具によ
りさらに牽引すると、マンドレル63dがマンドレル6
3dの先端に形成される縮径部63fから切断され図4
に示した状態になる。なお、下段パレット13の面板と
フレームも上述した上段パレット11と同様にリベット
63により連結されているため詳細な説明を省略する。
【0024】以上のように構成された上段パレット11
および下段パレット13では、面板61をフレーム53
にリベット63により固定するようにしたので、面板6
1の板厚を薄くしても溶接により固定する場合のように
撓みが発生することがなくなるため、面板61の板厚を
従来より大幅に低減することができる。すなわち、面板
61とフレーム53とを溶接する従来のパレットでは、
溶接による面板61の撓みを防止するために、例えば面
板61の板厚を3.2mmにする必要があったが、上述し
た上段パレット11および下段パレット13では、面板
61の板厚を2.3mmにすることができた。
【0025】また、角パイプ55,57,59および面
板61に予めメッキ処理されたものを使用し、面板61
をフレーム53にステンレス鋼製のリベット63により
固定するようにしたので錆の発生を従来より大幅に低減
することができる。従って、特に、湿度が高い場所に配
置される地下格納型の二段式立体駐車装置の上段パレッ
ト11および下段パレット13に有効である。
【0026】さらに、上述した上段パレット11および
下段パレット13では、リベット63にブラインドリベ
ットを使用するようにしたので、面板61および角パイ
プ55,57,59の面板61への当接辺55aに貫通
穴61a,55bを形成するだけで、面板61と角パイ
プ55,57,59とを容易,確実に連結することがで
きる。
【0027】なお、上述した上段パレット11における
面板61および角パイプ55,57,59の面板61へ
の当接辺55aへの貫通穴61a,55bの形成は、例
えば門型多軸式自動穴明け装置を使用して行われ、この
ような穴明け装置を使用することにより、一列分6〜1
0の貫通穴61a,55bを同時加工することが容易に
可能になる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の立体駐車
装置用パレットでは、面板をフレームにリベットにより
固定するようにしたので、面板の板厚を薄くしても溶接
により固定する場合のように撓みが発生することがなく
なるため、面板の板厚を従来より大幅に低減することが
できる。
【0029】また、角パイプ,面板に予めメッキ処理さ
れたものを使用し、面板をフレームにステンレス鋼製の
リベットにより固定するようにしたので錆の発生を従来
より大幅に低減することができる。請求項2の立体駐車
装置用パレットでは、リベットにブラインドリベットを
使用するようにしたので、面板および角パイプの面板へ
の当接辺に貫通穴を形成するだけで、面板と角パイプと
を容易,確実に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体駐車装置用パレットの一実施形態
を示す上面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の立体駐車装置用パレットが配置される立
体駐車装置を示す斜視図である。
【図4】図1の立体駐車装置用パレットの面板とフレー
ムとの連結部の詳細を示す断面図である。
【図5】面板および角パイプの貫通穴にリベットを挿入
した状態を示す断面図である。
【図6】図5の状態からマンドレルを引いた状態を示す
断面図である。
【図7】従来の立体駐車装置用パレットを示す横断面図
である。
【符号の説明】
11 上段パレット 53 フレーム 55 角パイプ 61 面板 63 リベット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッキ処理された金属製の角パイプを連
    結して形成されるフレーム上に、メッキ処理された金属
    製の面板を載置し、前記面板を前記フレームにステンレ
    ス鋼製のリベットにより固定してなることを特徴とする
    立体駐車装置用パレット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の立体駐車装置用パレット
    において、 前記リベットは、ブラインドリベットからなることを特
    徴とする立体駐車装置用パレット。
JP16715796A 1996-06-27 1996-06-27 立体駐車装置用パレット Pending JPH108756A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16715796A JPH108756A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 立体駐車装置用パレット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16715796A JPH108756A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 立体駐車装置用パレット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH108756A true JPH108756A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15844486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16715796A Pending JPH108756A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 立体駐車装置用パレット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH108756A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077550A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Tokyu Car Corp 立体駐車装置
JP2013151820A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Tokyo Engineering Systems Corp パレット、立体駐車装置、及びパレットの製造方法
JP2013155565A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Tokyo Engineering Systems Corp パレット及び立体駐車装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077550A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Tokyu Car Corp 立体駐車装置
JP4620989B2 (ja) * 2004-09-13 2011-01-26 東急車輛製造株式会社 立体駐車装置
JP2013151820A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Tokyo Engineering Systems Corp パレット、立体駐車装置、及びパレットの製造方法
JP2013155565A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Tokyo Engineering Systems Corp パレット及び立体駐車装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4690599A (en) Self-piercing nut
US7007368B2 (en) Hem construction for vehicular closure structure
JPH108756A (ja) 立体駐車装置用パレット
US3928905A (en) Method of assembly for knock-down storage frame
JP2002036071A (ja) 積層型ロボットライン
JPH09111892A (ja) 接合部材
JP3337812B2 (ja) 物品の組立方法およびその装置
JP2767411B2 (ja) 溶接スラグ取り装置及び方法
CA2319970A1 (en) Die post assembly
JPH074120A (ja) 骨組みがチューブで構成された建物およびその構築方法
JPH10316332A (ja) エレベータのかご
JP3871410B2 (ja) カーポート付きユニット式建物
CN211919097U (zh) 一种冷轧带钢成品卷包装置
CN217150834U (zh) 用于幕墙框架钢柱防外露铝板外包结构
CN211163613U (zh) 一种钢结构生产固定夹具
JP2770645B2 (ja) 支柱間へのカバー取り付け構造
JPH0683180U (ja) 鉄板の溶接用位置合わせ装置
CN2206834Y (zh) 横向移动卷帘
JPH0711201Y2 (ja) 多角形断面トラス構造物
JP3041116U (ja) 鉄骨建造物の接合構造
JP3307203B2 (ja) 閉断面柱材のボルト接合方法
JPH11348672A (ja) 車両のルーフ構造
JPH0762887A (ja) 柱梁の据付構造における梁の保持構造
JP2866509B2 (ja) パネルの接合方法
JPH0719412U (ja) L型金物