JPH1085827A - 横型の金属押出しプレス - Google Patents

横型の金属押出しプレス

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Publication number
JPH1085827A
JPH1085827A JP9198150A JP19815097A JPH1085827A JP H1085827 A JPH1085827 A JP H1085827A JP 9198150 A JP9198150 A JP 9198150A JP 19815097 A JP19815097 A JP 19815097A JP H1085827 A JPH1085827 A JP H1085827A
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JP
Japan
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press
piston
cross beam
main cylinder
cylinder
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Pending
Application number
JP9198150A
Other languages
English (en)
Inventor
Uwe Muschalik
ムシャリク ウーヴェ
Ekhard Dr Ing Siemer
ズィーマー エクハルト
Klaus Prof Dr Ing Teipel
タイペル クラウス
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SMS Group GmbH
Original Assignee
SMS Schloemann GmbH
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Publication date
Application filed by SMS Schloemann GmbH filed Critical SMS Schloemann GmbH
Publication of JPH1085827A publication Critical patent/JPH1085827A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C23/00Extruding metal; Impact extrusion
    • B21C23/21Presses specially adapted for extruding metal
    • B21C23/211Press driving devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Extrusion Of Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助ピストン−シリンダユニットが対抗横桁
と主シリンダ横桁との間の作業空間を狭めるという公知
技術の構造上の欠点を排除する。 【解決手段】 主シリンダ横桁21のアイドリングスト
ローク及び引戻し用の補助ピストン−シリンダユニット
34が前記主シリンダ横桁21と支持横桁37との間で
作用するように配置されており、かつ、主シリンダ23
から突出するピストン棒26の自由端部を同時に結合す
る前記支持横桁37がピストン棒25,26の伸びを補
償するためにプレス軸線の方向に可動に支持されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接プレス法又は
間接プレス法を実施するために構成された横型の金属押
出しプレスであって、プレス軸線に対して同心的に均等
配分して1つの主シリンダ横桁内に纏めて配置された2
基以上の主シリンダと、該主シリンダを両側へ向かって
貫通する等径のピストン棒を有していて前記主シリンダ
内を可動に配置されたするピストンとを備え、前記ピス
トン棒がアンカー止めされた定置の対抗横桁と結合され
ており、該対抗横桁が、一方のプレス工具つまり直接プ
レス法を実施する場合にはダイを有するインゴットコン
テナを支持し、また間接プレス法を実施する場合にはダ
イ付きラムを支持しているのに対して、プレス軸線の方
向で前記対抗横桁の方に向かってシフト可能な前記主シ
リンダ横桁は、他方のプレス工具つまり直接プレス法を
実施する場合にはプレスラムを支持し、また間接プレス
法を実施する場合には閉鎖円盤を有するインゴットコン
テナを支持しており、かつ前記主シリンダ横桁のアイド
リングストローク及び引戻し用の補助ピストン−シリン
ダユニットが設けられている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来公知の金属押出しプレスは概ね枠型
プレスとして構成されており、かつ1つのシリンダ横桁
と1つの対抗横桁と、前記のシリンダ横桁と対抗横桁と
を結合して1つのフレーム(枠)を形成する複数本の抗
張アンカー(抗張コラム)と、シリンダ横桁のシリンダ
内を摺動するピストンによって前記フレーム内において
可動の移動横桁とから成っている。直接プレス法の場合
には、インゴットをプレス成形するためのダイ及びイン
ゴットコンテナは対抗横桁に支持されているのに対し
て、インゴットを押出すプレスラムは移動横桁と共にピ
ストンによって動かされる。間接プレス法の場合には、
対抗横桁にダイ付きラムが支持されているのに対して、
閉鎖円盤を有するインゴットコンテナは、プレス成形す
べきインゴットを収容しかつ移動横桁と共にピストンに
よって動かされる。ピストンとしては概ねプランジャピ
ストンが設けられており、かつ該プランジャピストンに
は、シリンダ横桁と移動横桁との間で作用するところ
の、引戻しストローク用のピストン−シリンダユニット
もしくは複動式に構成された引戻しストローク及びアイ
ドリングストローク又は早送りストローク用のピストン
−シリンダユニットが配設されている。しかし又、前記
引戻しストローク用のピストン−シリンダユニットを省
いて差動ピストンを使用することも公知である( Ernst
Mueller:”Hydraulische Pressen und Druckfluessigk
eitsanlagen ”, Dritter Band , S.64-67 ,Abb.57 , 1
959 , Springer-Verlag , Berlin / Goettingen / Heid
elberg 参照)。
【0003】金属押出しプレスの高い利用度を達成する
ためには遊び時間を最低限に抑える必要がある。それ故
にアイドリングストロークと引戻しストロークは可能な
限り高い速度で運転されねばならない。しかも主シリン
ダとオイルタンクとの間の大きな体積流は高い流動速度
で克服されねばならず、その場合乱流が発生し、その結
果、オイル中に空気を巻込んだり泡沫が形成されたりす
る虞れが多分にあるので、これに対処するためにオイル
導管をできるだけ短くし、該オイル導管並びに弁の横断
面を大きくし(僅かなΔp)かつフィルタも大きく設計
するなどの対策が講ぜられた。オイル導管を短くするこ
とができるようにするために、オイルタンク、駆動装置
及び制御装置はできるだけプレスシリンダの近傍に、し
かも横型の金属押出しプレスの場合にはプレスシリンダ
の上位に配置されたが、この配置形式は、所要スペース
が僅かになるという利点を有するものの、必ずしも所望
されることではない。
【0004】米国特許第4155300号明細書に基づ
いて公知になっている高い流動速度で大きな体積流を克
服するための別の解決手段は、主シリンダを両側へ向か
って貫通する等径のピストン棒をピストンに装備し、か
つ両側のピストン棒を主シリンダに対して封隙して、ピ
ストン両側に位置するシリンダ室の作用面を等しくし、
両シリンダ室を、作業ストローク時には切換え可能な遮
断弁によって閉鎖可能な短絡導管によって互いに接続し
ている点にある。ピストン両側のシリンダ室を接続する
短絡導管を介してオイルは、僅かな流動抵抗でもつて一
方のシリンダ室から他方のシリンダ室へ迅速に移行する
ことが可能になり、しかも短絡導管及び該短絡導管に内
設された切換え可能な遮断弁の相応の寸法を、困難なく
維持することが可能になる。この場合しかし、短絡導管
内の流動速度は8m/secを、また遮断弁における流
動速度は12m/secを限度とした。
【0005】直接プレス法のためにも間接プレス法のた
めにも適した金属押出しプレスにおいて、プレス力の大
きさの点から見れば必ずしも必要ではないが主プレスピ
ストン及び主シリンダを2つ又はそれ以上に分割し、し
かも該主プレスピストンに、在来の枠型構造の場合の抗
張アンカー(抗張コラム)に代わるピストン棒を設け
て、該ピストン棒を対抗横桁と結合することによって、
在来構造のコストを低下させる試みがなされた。それと
いうのは、この構成手段により特別に移動横桁を設ける
必要が無くなり、かつ金属押出しプレスの構造長がそれ
相応に短縮できるからである( Ernst Mueller:”Hydra
ulische Pressen und Druckfluessigkeitsanlagen ”,
Dritter Band , S.93-95 , Abb.83-84 , 1959 , Spring
er-Verlag, Berlin / Goettingen / Heidelberg 参
照)。当該公知の金属押出しプレスのピストンは差動プ
ランジャとして構成されている。しかしながら前掲の米
国特許第4155300号明細書に基づいて公知になっ
ているピストン構成つまりシリンダを両側へ向かって貫
通する等径のピストン棒を有するピストンの構成が、無
枠型構造の金属押出しプレスに適用するためには特に適
しているのは明らかである。それというのは、この公知
の構成手段は、大きな体積流を克服する独自の可能性以
外に、シリンダを両側で貫通する両ピストン棒によっ
て、シリンダを装備したシリンダ横桁における安定した
案内も保証するからである。
【0006】アイドリングストロークと戻しストローク
とによって必要になる補助ピストン−シリンダユニット
は、無枠型構造の公知の金属押出しプレスでは対抗横桁
とシリンダ横桁との間に配置されているが、この点にこ
そ構造上の欠点が存在する。それというのは、この配置
によって作業空間が狭められているからである。前掲の
米国特許第4155300号明細書に基づいて公知にな
っているような、移動横桁とプレス枠との間に補助駆動
装置を配置することは無枠型構造の場合には土台不可能
なことである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、補助
ピストン−シリンダユニットが対抗横桁と主シリンダ横
桁との間の作業空間を狭めるという公知技術の構造上の
欠点を排除することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、請求項1に発明の上位概念とし
て記載した形式の横型の金属押出しプレスにおいて、主
シリンダ横桁のアイドリングストローク及び引戻し用の
補助ピストン−シリンダユニットが前記主シリンダ横桁
と支持横桁との間で作用するように配置されており、か
つ、主シリンダから突出するピストン棒の自由端部を同
時に結合する前記支持横桁がピストン棒の伸びを補償す
るためにプレス軸線の方向に可動に支持されている点に
ある。
【0009】なお支持横桁をすでに開示している米国特
許第3818801号明細書を従来技術として参照すれ
ば、この公知の支持横桁はピストン棒の自由端部を結合
するのではなくて、補助ピストン−シリンダユニット用
の対応受けとして設けられているにすぎない。
【0010】本発明の有利な実施形態では、支持横桁
は、プレス軸線に整合して配置されたピストン−シリン
ダユニットを支持しており、該ピストン−シリンダユニ
ットのピストン棒は、前記支持横桁と主シリンダ横桁と
の間でプレス軸線に整合されて前記主シリンダ横桁中心
の開口を通ってインゴットコンテナ内へ装填されるプレ
スインゴット用のプッシャロッドとして構成されてい
る。
【0011】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0012】図1に示した無枠型の金属押出しプレスは
主シリンダ横桁21と対抗横桁22とを有している。プ
レス軸線の方向に可動に支持された主シリンダ横桁21
内には、原理図では主シリンダ23が直径方向でプレス
軸線に対して等間隔をおいて2基配置されており、或い
は主シリンダが3基以上の場合には、該主シリンダはプ
レス軸線に対して同心的に均等配分して配置されてい
る。主シリンダ23内でガイドされるピストン24は両
側にピストン棒25,26を有し、しかも一方のピスト
ン棒25は、定置に配置された対抗横桁22と結合され
ている。主シリンダ23はシリンダボトム又はシリンダ
カバーによって、等径のピストン棒25,26に対して
密封されており、従ってピストン24の両側には、等し
い作用面のシリンダ室23a,23bが生じる。シリン
ダ室23a内に給圧してピストン24を負荷することに
よって、主シリンダ横桁21は定置の対抗横桁22の方
に向かって移動させられる。主シリンダ横桁21によっ
て支持されたプレスラム27によってインゴットは、イ
ンゴットコンテナ28からダイ29を通って押出されて
ストランド(例えばビレット)にプレス成形される。前
記ダイ29は対抗横桁22に支持されているが、該対抗
横桁は、複数基の補助ピストン−シリンダユニット30
を支持するためにも使用され、該補助ピストン−シリン
ダユニットのピストン棒30aはインゴットコンテナ2
8と結合されている。補助ピストン−シリンダユニット
30は、インゴットの押出しプレス時にインゴットコン
テナ28をダイ29に圧着するため、プレス残部の分離
時にインゴットコンテナ28をダイ29から離すため
に、かつ又、相応の設計によってインゴットコンテナ2
8を更にシフトするために使用される。
【0013】作業ストロークのための主シリンダ横桁2
1のシフトは、ストランドへのインゴットのプレス成形
に相応して、圧力オイル供給導管31を介してシリンダ
室23aからピストン24を比較的ゆっくり負荷するこ
とによって行われる一方、シリンダ室23bから押出さ
れたオイルは排出導管32を介してオイルタンク33へ
導出される。主シリンダ横桁21を迅速に引戻すため、
又は早送りするためには、複動式に負荷可能な複数基の
補助ピストン−シリンダユニット34が設けられてい
る。主シリンダ横桁21の早戻り運動時又は早送り運動
時には主シリンダ23から多量のオイルが押出されねば
ならず、この場合主シリンダ23のシリンダ室23aと
23bとの間に容積交換が行われ、このために両シリン
ダ室は短絡導管35を介して接続されており、該短絡導
管内には、切換え可能な遮断弁(遮断解除可能な逆止
弁)36が配置されている。短絡導管35及び遮断弁3
6は、両シリンダ室23aと23bとの間の迅速な容積
交換を可能にする横断面寸法を有している。補助ピスト
ン−シリンダユニット34を支持するために支持横桁3
7が設けられており、この支持横桁は、該支持横桁によ
って支持されるピストン棒26と結合されている。支持
横桁37は、ピストン棒25,26の伸びを補償するた
めにプレス軸線の方向に可動に支持されている。
【0014】図1に原理図で示した金属押出しプレスの
細部は図2乃至図16に詳細に図示されている。但し図
2乃至図9に示した金属押出しプレスを構成する装置は
直接押出しプレス法を実施するために、また図10乃至
図16に示した金属押出しプレスを構成する装置は間接
押出しプレス法を実施するために装備されている。これ
らの実施例では金属押出しプレスは1つの主シリンダ横
桁21内に4基の主シリンダ23を装備している。特に
図2及び図10から判るように、主シリンダ23は両端
部に、等径のピストン棒25及び26のためのガイドブ
シュ38及びパッキンリング39を装備し、これによっ
て主シリンダ23の両端におけるガイドブシュ38の所
定間隔に相応してピストン24並びにピストン棒25,
26の安定した案内が得られ、従って該ピストン棒は、
プレスの在来のフレーム構造の抗張アンカー(抗張コラ
ム)に代わるものとして極めて適している。
【0015】金属押出しプレスを直接プレス法で操業す
るために(図2乃至図9)主シリンダ横桁21は、ガイ
ド部材40内をプレス軸線に対して直角な横方向に摺動
可能なスライダ41を備え、該スライダはピストン−シ
リンダユニット42によって作動される。スライダ41
はプレスラム27を保持し、かつ、ラム受容部に対して
摺動方向にずらして貫通孔43を有し、該貫通孔はプレ
スラム27と交互にプレス軸線内へもたらされ、従って
図8及び図9に示したように、該貫通孔43を通してプ
レスインゴットを装填することが可能である。対抗横桁
22は、プレス軸線に対して直角な横方向に摺動可能な
ダイ交換装置44を装備し、該ダイ交換装置は、交換す
べきダイ29用の受容部45を有している。プレスイン
ゴットのプレス成形中、インゴットコンテナ28は補助
ピストン−シリンダユニット30によって前記ダイ29
に固定的に圧着されている。プレス工程の終了後、イン
ゴットコンテナ28は補助ピストン−シリンダユニット
30によって、図8に示したようにインゴットコンテナ
28とダイ29との間でプレス残部を分離できる程度に
ダイ29から離間される。
【0016】更に図8には、プレス成形のために待機し
ているプレスインゴットの装填をプレス残部の分離と同
時に行わせるようにした装填態様が図示されている。こ
のインゴット装填ためにスライダ41は、貫通孔43が
プレス軸線に整合する位置へシフトされている。図示を
省いた昇降装置によってブリッジ部材46がインゴット
コンテナ28とスライダ41内の貫通孔43との間に挿
入されている。インゴット搬送装置47によって、プレ
ス成形すべきインゴットが、主シリンダ横桁21と支持
横桁37との間の空間内へプレス軸線に整合するまで移
送されている。支持横桁37内にプレス軸線に整合する
ように固定されたピストン−シリンダユニット49の、
プッシュロッドとして構成されたピストン棒48が、装
填すべきプレスインゴットを主シリンダ横桁21内の開
口50とスライダ41内の貫通孔43とを通しかつブリ
ッジ部材46を介してインゴットコンテナ28の装填孔
内に押込める。ピストン棒48を後退させ、ブリッジ部
材46を降下させ、かつプレスラム27をプレス軸線内
へ戻りシフトさせた後に次の押出しプレス工程を開始す
ることが可能である(図2に示した初期位置)。諸運動
プロセスは、可能な限り時間的にオーバーラップするよ
うに制御されている。
【0017】図9には、プレス成形のために待機してい
るインゴットの異なった装填態様が図示されている。図
8では昇降可能なブリッジ部材は省かれているが、この
場合前以てプレスラム27をインゴットコンテナ28の
走行領域外に位置させかつスライダ41内の貫通孔43
をプレス軸線に整合させるように前記プレスラム27を
スライダ41によって側方にシフトさせた後に、インゴ
ットコンテナ28を補助ピストン−シリンダユニット3
0によってスライダ41の直前までシフトさせることが
可能である。インゴット搬送装置47によって主シリン
ダ横桁21と支持横桁37との間の空間内へ挿入されて
プレス軸線に整合されたプレスインゴットはピストン−
シリンダユニット49の押込み用のピストン棒48によ
って、主シリンダ横桁21内の開口50とスライダ41
内の貫通孔43とを通ってインゴットコンテナ28の装
填孔内に押込まれる。
【0018】間接プレス法で金属押出しプレスを操業す
る場合には(図10乃至図16)主シリンダ横桁21の
ガイド部材40内を、スライダ51がプレス軸線に対し
て直角な横方向に摺動可能であり、該スライダは閉鎖円
盤52と貫通孔53とを有している。インゴットをプレ
ス成形する場合主シリンダ横桁21は閉鎖円盤52を介
してインゴットコンテナ28を対抗横桁22の方に向か
って押圧する。該対抗横桁22には、直接プレス法のた
めのダイ交換装置に代えて取り替えられたスライダ54
が支持されており、該スライダはガイド部材55内でプ
レス軸線に対して直角な横方向に摺動可能であり、かつ
ダイ付きラム56を保持しており、該ダイ付きラムにイ
ンゴットコンテナ28が被せ嵌められ、その際にインゴ
ットはインゴットコンテナ28から押出されてストラン
ドにプレス成形される。プレス工程の終期には、ダイ付
きラム56とインゴットコンテナ28は、図15に示し
た位置に達する。次いで主シリンダ横桁21は後退させ
られて、閉鎖円盤52がインゴットコンテナ28から解
離されるので、スライダ51は、貫通孔53をプレス軸
線に整合させるようにシフトすることができる。主シリ
ンダ横桁21に続いてインゴットコンテナ28が初期位
置(図16参照)へ戻される。インゴット搬送装置47
によって主シリンダ横桁21と支持横桁37との間の空
間内へプレス軸線に整合するように移送されたプレスイ
ンゴットは、ピストン−シリンダユニット49の押込み
用のピストン棒48によって、主シリンダ横桁21内の
開口50とスライダ51内の貫通孔53とを通ってイン
ゴットコンテナ28の装填孔内に押込まれるので、金属
押出しプレスは次のプレス工程のための準備態勢をと
る。勿論またプレス工程内に、例えばダイ付きラム56
に代えて交換可能な掃除プランジャ57(図13参照)
によるインゴットコンテナの掃除並びにプレス残部の分
離のような中間操作を、インゴットコンテナ28のシフ
ト中に間挿することも可能である。このためにダイ付き
ラム56と掃除プランジャ57はスライダ54上に固定
されており、かつ交互にプレス軸線に整合するようにシ
フトされ、しかも該プレス軸線にその都度不整合の状態
にあるダイ付きラム56又は掃除プランジャ57はイン
ゴットコンテナ28の走行領域外に位置している。
【図面の簡単な説明】
【図1】無枠型多シリンダ構造の本発明による金属押出
しプレスの構成原理図である。
【図2】図1に示した構成原理に基づいて直接押出しプ
レス法を実施するために装備され押出しプレス工程の開
始前の状態で示した金属押出しプレスの側面図である。
【図3】図2に示した金属押出しプレスの平面図であ
る。
【図4】図2に示した金属押出しプレスの端面図であ
る。
【図5】図3に示したd−d断面線に沿った金属押出し
プレスの断面図である。
【図6】図3に示したe−e断面線に沿った金属押出し
プレスの断面図である。
【図7】図2と同一の金属押出しプレスを一部破断して
押出しプレス工程の終期状態を示した側面図である。
【図8】図2と同一の金属押出しプレスを一部破断して
プレスインゴッドの装填中の状態を示した側面図であ
る。
【図9】変化実施形態の側面図である。
【図10】間接押出しプレス法を実施するために装備さ
れ押出しプレス工程の開始前の状態で示した金属押出し
プレスの側面図である。
【図11】図10に示した金属押出しプレスの平面図で
ある。
【図12】図10に示した金属押出しプレスの端面図で
ある。
【図13】図11に示したD−D断面線に沿った金属押
出しプレスの断面図である。
【図14】図11に示したE−E断面線に沿った金属押
出しプレスの断面図である。
【図15】図10と同一の金属押出しプレスを一部破断
して押出しプレス工程の終期状態を示した側面図であ
る。
【図16】図10と同一の金属押出しプレスを一部破断
して間接押出しプレス法におけるプレスインゴッドの装
填中の状態を示した側面図である。
【符号の説明】
21 主シリンダ横桁、 22 対抗横桁、 23
主シリンダ、 23a,23b シリンダ室、
24 ピストン、 25,26 ピストン棒、 2
7 プレスラム、 28 インゴットコンテナ、
29 ダイ、30 補助ピストン−シリンダユニッ
ト、 31 圧力オイル供給導管、32 排出導
管、 33 オイルタンク、 34 補助ピストン
−シリンダユニット、 35 短絡導管、 36
遮断弁又は逆止弁、 37支持横桁、 38 ガイド
ブシュ、 39 パッキンリング、 40 ガイド
部材、 41 スライダ、 42 ピストン−シリ
ンダユニット、 43 貫通孔、 44 ダイ交換
装置、 45 受容部、 46 ブリッジ部材、
47 インゴット搬送装置、 48 プッシャロッ
ドとして構成されたピストン棒、 49 ピストン−
シリンダユニット、 50 開口、51 スライ
ダ、 52 閉鎖円盤、 53 貫通孔、 54
スライダ、 55 ガイド部材、 56 ダイ付
きラム、 57 掃除プランジャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス タイペル ドイツ連邦共和国 レーファークーゼン グローネンボルナー ヴェーク 10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接プレス法又は間接プレス法を実施す
    るために構成された横型の金属押出しプレスであって、
    プレス軸線に対して同心的に均等配分して1つの主シリ
    ンダ横桁(21)内に纏めて配置された2基以上の主シ
    リンダ(23)と、該主シリンダを両側へ向かって貫通
    する等径のピストン棒(25,26)を有していて前記
    主シリンダ内を可動に配置されたするピストン(24)
    とを備え、前記ピストン棒(25)がアンカー止めされ
    た定置の対抗横桁(22)と結合されており、該対抗横
    桁(22)が、一方のプレス工具つまり直接プレス法を
    実施する場合にはダイ(29)を有するインゴットコン
    テナ(28)を支持し、また間接プレス法を実施する場
    合にはダイ付きラム(56)を支持しているのに対し
    て、プレス軸線の方向で前記対抗横桁(22)の方に向
    かってシフト可能な前記主シリンダ横桁(21)は、他
    方のプレス工具つまり直接プレス法を実施する場合には
    プレスラム(27)を支持し、また間接プレス法を実施
    する場合には閉鎖円盤(52)を有するインゴットコン
    テナ(28)を支持しており、かつ前記主シリンダ横桁
    (21)のアイドリングストローク及び引戻し用の補助
    ピストン−シリンダユニット(34)が設けられている
    形式のものにおいて、主シリンダ横桁(21)のアイド
    リングストローク及び引戻し用の補助ピストン−シリン
    ダユニット(34)が前記主シリンダ横桁(21)と支
    持横桁(37)との間で作用するように配置されてお
    り、かつ、主シリンダ(23)から突出するピストン棒
    (26)の自由端部を同時に結合する前記支持横桁(3
    7)がピストン棒(25,26)の伸びを補償するため
    にプレス軸線の方向に可動に支持されていることを特徴
    とする、横型の金属押出しプレス。
  2. 【請求項2】 支持横桁(37)が、プレス軸線に整合
    して配置されたピストン−シリンダユニット(49)を
    支持しており、該ピストン−シリンダユニットのピスト
    ン棒が、前記支持横桁(37)と主シリンダ横桁(2
    1)との間でプレス軸線に整合されて前記主シリンダ横
    桁(21)中心の開口(50)を通ってインゴットコン
    テナ(28)内へ装填されるプレスインゴット用のプッ
    シャロッド(48)として構成されている、請求項1記
    載の金属押出しプレス。
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