JPH108545A - 住宅の構造 - Google Patents
住宅の構造Info
- Publication number
- JPH108545A JPH108545A JP15983296A JP15983296A JPH108545A JP H108545 A JPH108545 A JP H108545A JP 15983296 A JP15983296 A JP 15983296A JP 15983296 A JP15983296 A JP 15983296A JP H108545 A JPH108545 A JP H108545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room
- entrance
- floor
- toilet
- bathroom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高齢者や障害者にとって安心して住み続ける
ことができ、自立して生活できる住宅構造と間取りを提
供する。 【解決手段】 一階住居は玄関、寝室、キッチン、浴
室、トイレ及び居間を含み、該玄関以外の床面は同一高
さに維持設定され、該寝室には浴室及びトイレが接して
配置され、該寝室の付近に車庫があることを特徴とす
る。
ことができ、自立して生活できる住宅構造と間取りを提
供する。 【解決手段】 一階住居は玄関、寝室、キッチン、浴
室、トイレ及び居間を含み、該玄関以外の床面は同一高
さに維持設定され、該寝室には浴室及びトイレが接して
配置され、該寝室の付近に車庫があることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者向けに居住
空間を配置された住宅構造と間取りに関する。
空間を配置された住宅構造と間取りに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の住宅構造や間取りは一般に若年
者、健常者を主眼においたものとなっており、高齢者、
障害者の生活への対応はなされていなかった。ところが
人口構成が45歳からの高齢準備者や高齢者が多くなろ
うとしており、高齢者のみの世帯や高齢者と同居予定、
または将来同居のある子世帯が急速に増加している。
者、健常者を主眼においたものとなっており、高齢者、
障害者の生活への対応はなされていなかった。ところが
人口構成が45歳からの高齢準備者や高齢者が多くなろ
うとしており、高齢者のみの世帯や高齢者と同居予定、
または将来同居のある子世帯が急速に増加している。
【0003】高齢者は足腰、視力、聴力、柔軟性、敏捷
性、持久力、体温調節機能等の身体機能が衰え、そのた
めに住宅内の段差や突起物、部屋の配置や水回りの設備
などが障壁となって日常生活の行動が阻まれる。また、
新しい物や環境への適応性が弱くなり、自宅で過ごす時
間が長くなり閉じこもりやすくなるので益々身体機能の
衰えを招くこととなる。
性、持久力、体温調節機能等の身体機能が衰え、そのた
めに住宅内の段差や突起物、部屋の配置や水回りの設備
などが障壁となって日常生活の行動が阻まれる。また、
新しい物や環境への適応性が弱くなり、自宅で過ごす時
間が長くなり閉じこもりやすくなるので益々身体機能の
衰えを招くこととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、身体機能が
衰え閉じこもりやすくなった高齢者は階段、浴室、居
間、寝室、廊下等で転倒して寝た切りにつながる怪我を
負うことが多い。更に、寝室から離れた位置にあるトイ
レや浴室は高齢者にとって使いにくく、いざという時、
排泄や入浴といった最も基本的な自立さえ確保できな
い。
衰え閉じこもりやすくなった高齢者は階段、浴室、居
間、寝室、廊下等で転倒して寝た切りにつながる怪我を
負うことが多い。更に、寝室から離れた位置にあるトイ
レや浴室は高齢者にとって使いにくく、いざという時、
排泄や入浴といった最も基本的な自立さえ確保できな
い。
【0005】そこで本発明の目的は、高齢者や障害者に
とって安心して住み続けることができ、自立して生活で
きる住宅構造と間取りを提供することにある。
とって安心して住み続けることができ、自立して生活で
きる住宅構造と間取りを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、一階住居は玄関、寝室、キッチン、浴室、
トイレ及び居間を含み、該玄関以外の床面は同一高さに
維持設定され、該寝室には浴室及びトイレが接して配置
され、該寝室の付近に車庫があることを特徴とする。
に本発明は、一階住居は玄関、寝室、キッチン、浴室、
トイレ及び居間を含み、該玄関以外の床面は同一高さに
維持設定され、該寝室には浴室及びトイレが接して配置
され、該寝室の付近に車庫があることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の住宅は一般住宅であり基
本的には一階建てでも多層階建てでも差し支えない。一
階には玄関、寝室、キッチン、浴室及び居間を含むが他
に応接室、納戸、多目的用サービスヤード等を含むこと
が出来る。玄関以外の部屋並びに廊下等の床面の高さは
同一でなければならない。特に車椅子等で住居内を移動
する場合に障壁となる凹凸がないようにする必要があ
る。例えば浴室の洗い場の床高さは廊下や脱衣場の床面
と同一とすることが肝要であり、その為には湯水が脱衣
場等へ流入しないように浴室と脱衣場との境にはグレー
チング等を設けて排水が容易になされるような工夫をす
る必要がある。
本的には一階建てでも多層階建てでも差し支えない。一
階には玄関、寝室、キッチン、浴室及び居間を含むが他
に応接室、納戸、多目的用サービスヤード等を含むこと
が出来る。玄関以外の部屋並びに廊下等の床面の高さは
同一でなければならない。特に車椅子等で住居内を移動
する場合に障壁となる凹凸がないようにする必要があ
る。例えば浴室の洗い場の床高さは廊下や脱衣場の床面
と同一とすることが肝要であり、その為には湯水が脱衣
場等へ流入しないように浴室と脱衣場との境にはグレー
チング等を設けて排水が容易になされるような工夫をす
る必要がある。
【0008】寝室には浴室及びトイレが接して設けられ
ねばならない。特に一階の寝室を老人あるいは障害者が
使用する頻度が高いので、寝室から浴室あるいはトイレ
に行きやすいように接近して配置する必要がある。更に
同様の目的から外出時に車を使いやすくするため車庫は
寝室付近に設けておく必要がある。
ねばならない。特に一階の寝室を老人あるいは障害者が
使用する頻度が高いので、寝室から浴室あるいはトイレ
に行きやすいように接近して配置する必要がある。更に
同様の目的から外出時に車を使いやすくするため車庫は
寝室付近に設けておく必要がある。
【0009】
【実施例】図1に本発明の1実施例を示す。図中一階住
居20に於いて玄関1と寝室2とキッチン3と浴室4と
居間・食堂5と洗面・トイレ6を含み、他に応接室7、
車庫8、サービスヤード9と納戸11を含むものであ
る。敷地内には倉庫10がある。寝室2は老夫婦2人用
になっており、直ぐ隣の洗面・トイレ6を通じて浴室4
へ行けるようになっている。またこの寝室2からはキッ
チン3や居間・食堂5へも戸を開ければ直ぐに行けるよ
うになっている。車庫8へは裏戸12を経て簡単に行く
ことが出来る。一方玄関を除く部屋の床面は全て同一高
さになっていて段差のない構造となっている。浴室4と
洗面・トイレ6の間にはグレーチング(図示せず)が施
され排水が容易な構造となっている。サービスヤード9
は一階住居と車庫8の間にあり天井が設けてあるので雨
の日でも作業が可能である。応接室7は玄関1と居間・
食堂5に隣接しており家人と客とが集いやすい配置とな
っている。
居20に於いて玄関1と寝室2とキッチン3と浴室4と
居間・食堂5と洗面・トイレ6を含み、他に応接室7、
車庫8、サービスヤード9と納戸11を含むものであ
る。敷地内には倉庫10がある。寝室2は老夫婦2人用
になっており、直ぐ隣の洗面・トイレ6を通じて浴室4
へ行けるようになっている。またこの寝室2からはキッ
チン3や居間・食堂5へも戸を開ければ直ぐに行けるよ
うになっている。車庫8へは裏戸12を経て簡単に行く
ことが出来る。一方玄関を除く部屋の床面は全て同一高
さになっていて段差のない構造となっている。浴室4と
洗面・トイレ6の間にはグレーチング(図示せず)が施
され排水が容易な構造となっている。サービスヤード9
は一階住居と車庫8の間にあり天井が設けてあるので雨
の日でも作業が可能である。応接室7は玄関1と居間・
食堂5に隣接しており家人と客とが集いやすい配置とな
っている。
【0010】
【発明の効果】本発明を実施することにより、高齢者や
障害者が生活する上で、住宅内を容易に移動したり、入
浴したり、トイレを使用したり、車への乗車が楽に行え
るなど、安心し、自立して住むことができる。
障害者が生活する上で、住宅内を容易に移動したり、入
浴したり、トイレを使用したり、車への乗車が楽に行え
るなど、安心し、自立して住むことができる。
【図1】本発明の住居の間取り図を示す。
1 玄関 2 寝室 3 キッチン 4 浴室 5 居間・食堂 6 洗面・トイレ 7 応接室 8 車庫 9 サービスヤード 10 倉庫 11 納戸 12 裏戸
Claims (1)
- 【請求項1】 一階住居は玄関、寝室、キッチン、浴
室、トイレ及び居間を含み、該玄関以外の床面は同一高
さに維持設定され、該寝室には浴室及びトイレが接して
配置され、該寝室の付近に車庫があることを特徴とする
住宅の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15983296A JPH108545A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 住宅の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15983296A JPH108545A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 住宅の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH108545A true JPH108545A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15702229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15983296A Pending JPH108545A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 住宅の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH108545A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007039093A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Oji Paper Co Ltd | 容器用紙蓋 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP15983296A patent/JPH108545A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007039093A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Oji Paper Co Ltd | 容器用紙蓋 |
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