JPH1085354A - 油圧駆動式消火ノズル装置 - Google Patents
油圧駆動式消火ノズル装置Info
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- JPH1085354A JPH1085354A JP26253296A JP26253296A JPH1085354A JP H1085354 A JPH1085354 A JP H1085354A JP 26253296 A JP26253296 A JP 26253296A JP 26253296 A JP26253296 A JP 26253296A JP H1085354 A JPH1085354 A JP H1085354A
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- Japan
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- hydraulic
- pipe
- nozzle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、消火液を放出するノズルを俯仰旋回
可能にそなえた油圧駆動式消火ノズル装置に関し、特に
ノズルの旋回を、全く自由に行なえるようにして、消火
機能を高めるようにした。 【解決手段】消火液入口管105に、L字管119,旋回軸と
しての鉛直管110および中継管107を介して連通する消火
液放出用ノズル106が、油圧源101から、鉛直管110の内
部に同心的に配設されたスイベル軸118内の油圧通路2
A,2Bおよびゴムホース1A,1Bを介して作動油の
供給排出を受ける油圧モーターで俯仰するようになって
おり、スイベル軸118が鉛直管110,ゴムホース1A,1
Bと一体に回転できるように、スイベル軸118の油圧通
路2A,2Bは油圧源101からの配管3A,3Bに接続
されたスイベルブロック117内の環状油溝にスイベルジ
ョイント方式で接続されている。
可能にそなえた油圧駆動式消火ノズル装置に関し、特に
ノズルの旋回を、全く自由に行なえるようにして、消火
機能を高めるようにした。 【解決手段】消火液入口管105に、L字管119,旋回軸と
しての鉛直管110および中継管107を介して連通する消火
液放出用ノズル106が、油圧源101から、鉛直管110の内
部に同心的に配設されたスイベル軸118内の油圧通路2
A,2Bおよびゴムホース1A,1Bを介して作動油の
供給排出を受ける油圧モーターで俯仰するようになって
おり、スイベル軸118が鉛直管110,ゴムホース1A,1
Bと一体に回転できるように、スイベル軸118の油圧通
路2A,2Bは油圧源101からの配管3A,3Bに接続
されたスイベルブロック117内の環状油溝にスイベルジ
ョイント方式で接続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水などの消火液を
放出するノズルを旋回俯仰可能にそなえた、放水銃とも
呼ばれる、油圧駆動式の消火ノズル装置に関する。
放出するノズルを旋回俯仰可能にそなえた、放水銃とも
呼ばれる、油圧駆動式の消火ノズル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧駆動式消火ノズル装置として
は図7(側面図)および図8(平面図)に示すようなも
のがあり、消火液の入口管105にL字管119を介し接続さ
れて同L字管119に対し回転可能に立設されたT字型鉛
直管110が、旋回軸としての機能を有している。そし
て、鉛直管110の頂部にU字形を形成するように接続固
定された中継管107に対し、Y字形中継管122を介し接続
された消火液放出用ノズル106が俯仰可能に設けられて
いる。
は図7(側面図)および図8(平面図)に示すようなも
のがあり、消火液の入口管105にL字管119を介し接続さ
れて同L字管119に対し回転可能に立設されたT字型鉛
直管110が、旋回軸としての機能を有している。そし
て、鉛直管110の頂部にU字形を形成するように接続固
定された中継管107に対し、Y字形中継管122を介し接続
された消火液放出用ノズル106が俯仰可能に設けられて
いる。
【0003】これらの配管105, 119, 110, 107, 122お
よびノズル106は支筒104に支持されており、鉛直管110
の旋回駆動は、支筒104内の油圧源101からの作動油で作
動する油圧モーター103によりギヤを介して行なわれ、
ノズル106およびY字管122の俯仰は、中継管107の外周
に取付けられた油圧モーター102によって行なわれるよ
うになっている。そして、俯仰用油圧モーター102への
作動油の供給は、油圧源101から支筒104の頂壁を貫通し
て上方へ延在する一対の高圧用ゴムホース1a,1bを
介して行なわれるようになっている。
よびノズル106は支筒104に支持されており、鉛直管110
の旋回駆動は、支筒104内の油圧源101からの作動油で作
動する油圧モーター103によりギヤを介して行なわれ、
ノズル106およびY字管122の俯仰は、中継管107の外周
に取付けられた油圧モーター102によって行なわれるよ
うになっている。そして、俯仰用油圧モーター102への
作動油の供給は、油圧源101から支筒104の頂壁を貫通し
て上方へ延在する一対の高圧用ゴムホース1a,1bを
介して行なわれるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な従来の油圧駆動式消火ノズル装置では、支筒104の頂
壁を貫通してノズル俯仰用油圧モーター102へ到る一対
の高圧用ゴムホース1a,1bが存在するため、ノズル
106の旋回可能の範囲が、図8に矢印で示す範囲に限定
されるようになり、ノズル106の自由な旋回は行なえ
ず、したがって消火活動に支障をきたす恐れがある。
な従来の油圧駆動式消火ノズル装置では、支筒104の頂
壁を貫通してノズル俯仰用油圧モーター102へ到る一対
の高圧用ゴムホース1a,1bが存在するため、ノズル
106の旋回可能の範囲が、図8に矢印で示す範囲に限定
されるようになり、ノズル106の自由な旋回は行なえ
ず、したがって消火活動に支障をきたす恐れがある。
【0005】そこで 本発明は、ノズル俯仰用油圧モー
ターへの作動油の供給を、ノズルの旋回軸としての鉛直
管の内部に配置された油圧通路を有するスイベル軸を経
由して行なうことにより、同油圧通路の上端に接続され
てノズル俯仰用油圧モーターへ到る高圧用ゴムホース
が、上記のノズルや鉛直管と一体に旋回できるようにし
て、ノズルの旋回の自由化をはかった油圧駆動式消火ノ
ズル装置を提供することを課題としている。
ターへの作動油の供給を、ノズルの旋回軸としての鉛直
管の内部に配置された油圧通路を有するスイベル軸を経
由して行なうことにより、同油圧通路の上端に接続され
てノズル俯仰用油圧モーターへ到る高圧用ゴムホース
が、上記のノズルや鉛直管と一体に旋回できるようにし
て、ノズルの旋回の自由化をはかった油圧駆動式消火ノ
ズル装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明の油圧駆動式消火ノズル装置は、消火液の入
口管にL字管を介し接続されて同L字管に対し回転可能
に立設された旋回軸としての鉛直管と、油圧源から作動
油を受けて上記鉛直管を旋回させる油圧式旋回駆動機構
と、上記鉛直管の頂部に中継管を介して俯仰可能に接続
された消火液放出用ノズルと、同ノズルを俯仰させるべ
く上記中継管の外周部に装着された油圧モーターとをそ
なえ、同油圧モーターに対し作動油の供給排出を行なう
一対の油圧通路をそなえたスイベル軸が上記鉛直管の内
部に同心的に配設され、同スイベル軸が、上記鉛直管の
頂部で上記一対の油圧通路の上端を上記油圧モーター付
きの一対の高圧用ゴムホースに接続されるとともに、同
鉛直管の下方で上記L字管を液密に貫通し、同スイベル
軸の下端部が、上記L字管の下側に結合されたスイベル
ブロックに支承されて、油圧源に接続された上記スイベ
ルブロック内の2段の環状油溝に、上記スイベル軸の一
対の油圧通路がスイベルジョイント方式で接続されたこ
とを特徴としている。
め、本発明の油圧駆動式消火ノズル装置は、消火液の入
口管にL字管を介し接続されて同L字管に対し回転可能
に立設された旋回軸としての鉛直管と、油圧源から作動
油を受けて上記鉛直管を旋回させる油圧式旋回駆動機構
と、上記鉛直管の頂部に中継管を介して俯仰可能に接続
された消火液放出用ノズルと、同ノズルを俯仰させるべ
く上記中継管の外周部に装着された油圧モーターとをそ
なえ、同油圧モーターに対し作動油の供給排出を行なう
一対の油圧通路をそなえたスイベル軸が上記鉛直管の内
部に同心的に配設され、同スイベル軸が、上記鉛直管の
頂部で上記一対の油圧通路の上端を上記油圧モーター付
きの一対の高圧用ゴムホースに接続されるとともに、同
鉛直管の下方で上記L字管を液密に貫通し、同スイベル
軸の下端部が、上記L字管の下側に結合されたスイベル
ブロックに支承されて、油圧源に接続された上記スイベ
ルブロック内の2段の環状油溝に、上記スイベル軸の一
対の油圧通路がスイベルジョイント方式で接続されたこ
とを特徴としている。
【0007】上述の本発明の油圧駆動式消火ノズル装置
では、ノズル俯仰用油圧モーターへの作動油の供給が、
ノズルの旋回軸としての鉛直管の内部に同心的に配置さ
れたスイベル軸の内部の一対の油圧通路を経由して行な
われるので、同油圧通路の上端からノズル俯仰用油圧モ
ーターへ到る高圧用ゴムホースが、上記のノズルや鉛直
管と一体に旋回できるようになり、これによりノズルの
旋回が、従来のような高圧用ゴムホースの干渉を受ける
ことなく、全く自由に行なわれるようになる。
では、ノズル俯仰用油圧モーターへの作動油の供給が、
ノズルの旋回軸としての鉛直管の内部に同心的に配置さ
れたスイベル軸の内部の一対の油圧通路を経由して行な
われるので、同油圧通路の上端からノズル俯仰用油圧モ
ーターへ到る高圧用ゴムホースが、上記のノズルや鉛直
管と一体に旋回できるようになり、これによりノズルの
旋回が、従来のような高圧用ゴムホースの干渉を受ける
ことなく、全く自由に行なわれるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態としての油圧駆動式消火ノズル装置について説明す
ると、図1はその側面図、図2はその平面図、図3は図
1のA−A断面拡大図、図4は図2のB−B断面拡大
図、図5は図4の一部を拡大して示す断面図、図6は図
5のC−C断面図である。
形態としての油圧駆動式消火ノズル装置について説明す
ると、図1はその側面図、図2はその平面図、図3は図
1のA−A断面拡大図、図4は図2のB−B断面拡大
図、図5は図4の一部を拡大して示す断面図、図6は図
5のC−C断面図である。
【0009】図1〜4に示すように、本実施形態の油圧
駆動式消火ノズル装置も、消火液の入口管105にL字管1
19を介し接続されて同L字管119に対し回転可能に立設
されたT字型鉛直管110が、旋回軸としての機能を有し
ている。
駆動式消火ノズル装置も、消火液の入口管105にL字管1
19を介し接続されて同L字管119に対し回転可能に立設
されたT字型鉛直管110が、旋回軸としての機能を有し
ている。
【0010】そして、鉛直管110の頂部にU字形を形成
するように接続固定された中継管107に対し、Y字形中
継管122を介し接続された消火液放出用ノズル106が俯仰
可能に設けられている。
するように接続固定された中継管107に対し、Y字形中
継管122を介し接続された消火液放出用ノズル106が俯仰
可能に設けられている。
【0011】これらの配管105, 119, 110, 107, 122お
よびノズル106は支筒104に支持されており、鉛直管110
の旋回駆動は、支筒104内の油圧源101からの作動油で作
動する油圧モーター103によりギヤ103a, 112を介して
行なわれ、ノズル106およびY字管122の俯仰は、中継管
107の外周に取付けられた油圧モーター102によって行な
われる。
よびノズル106は支筒104に支持されており、鉛直管110
の旋回駆動は、支筒104内の油圧源101からの作動油で作
動する油圧モーター103によりギヤ103a, 112を介して
行なわれ、ノズル106およびY字管122の俯仰は、中継管
107の外周に取付けられた油圧モーター102によって行な
われる。
【0012】図3および図4に示すように、ノズル俯仰
用油圧モーター102は、中継管107の外周部にボルト108
で固着されており、同モーター102は、連結軸109を回動
させ、同連結軸109とスプライン結合されたY字形中継
管122を介して、ノズル106を俯仰させるようになってい
る。
用油圧モーター102は、中継管107の外周部にボルト108
で固着されており、同モーター102は、連結軸109を回動
させ、同連結軸109とスプライン結合されたY字形中継
管122を介して、ノズル106を俯仰させるようになってい
る。
【0013】また、図4に示すように、L字管119に回
転可能に接続されて旋回軸となるT字形鉛直管110は、
上下2段のベアリング111, 111を介して支筒104の頂壁
に支持されている。
転可能に接続されて旋回軸となるT字形鉛直管110は、
上下2段のベアリング111, 111を介して支筒104の頂壁
に支持されている。
【0014】本実施形態の装置では、特にノズル俯仰用
油圧モーター102に作動油を供給するための油圧経路に
工夫を加えており、同油圧モーター102に対し作動油の
供給排出を行なう一対の油圧通路2A,2Bを穿設され
たスイベル軸118が、鉛直管110の内部に同心的に配設さ
れている。
油圧モーター102に作動油を供給するための油圧経路に
工夫を加えており、同油圧モーター102に対し作動油の
供給排出を行なう一対の油圧通路2A,2Bを穿設され
たスイベル軸118が、鉛直管110の内部に同心的に配設さ
れている。
【0015】そして、スイベル軸118は、T字形の鉛直
管110の頂部を貫通し、同スイベル軸118の上端フランジ
をボルト123により鉛直管110の頂部に固定されていて、
これによりスイベル軸118は鉛直管110と一体に回転する
ようになっている。
管110の頂部を貫通し、同スイベル軸118の上端フランジ
をボルト123により鉛直管110の頂部に固定されていて、
これによりスイベル軸118は鉛直管110と一体に回転する
ようになっている。
【0016】さらに、スイベル軸118に穿設された一対
の油圧通路2A、2Bの上端は一対の高圧用ゴムホース
1A,1Bの各一端にそれぞれ接続され、同ゴムホース
1A,1Bの各他端はノスル俯仰用油圧モーター102に
接続されている。
の油圧通路2A、2Bの上端は一対の高圧用ゴムホース
1A,1Bの各一端にそれぞれ接続され、同ゴムホース
1A,1Bの各他端はノスル俯仰用油圧モーター102に
接続されている。
【0017】このようにして、ノズル106,Y字形中継
管122,中継管107および鉛直管110と、同鉛直管110の内
部で油圧通路2A,2Bを有するスイベル軸118および
高圧用ゴムホース1A、1Bとは、ノズル旋回用油圧モ
ーター103の作動に応じ一体となって旋回するように構
成されている。
管122,中継管107および鉛直管110と、同鉛直管110の内
部で油圧通路2A,2Bを有するスイベル軸118および
高圧用ゴムホース1A、1Bとは、ノズル旋回用油圧モ
ーター103の作動に応じ一体となって旋回するように構
成されている。
【0018】そして、油圧源101からスイベル軸118の一
対の油圧通路2A,2Bに対し作動油の給排を行なう一
対の油圧配管3A,3Bと、スイベル軸118の下端部と
の間には、図4に示すようにスイベルブロック117が設
けられている。
対の油圧通路2A,2Bに対し作動油の給排を行なう一
対の油圧配管3A,3Bと、スイベル軸118の下端部と
の間には、図4に示すようにスイベルブロック117が設
けられている。
【0019】スイベルブロック117は、図5に示すよう
に、ボルト121でL字管119の下端部に固定されており、
スイベルブロック117に軸受120を介し貫挿されたスイベ
ル軸118の回転を許容しながら、同スイベル軸118の一対
の油圧通路2A,2Bを油圧源からの油圧配管3A,3
Bと接続できるように、スイベルブロック117の内部に
形成されて油圧配管3A,3Bと接続された2段の環状
油溝131, 132に、一対の油圧通路2A,2Bがスイベル
ジョイント方式で接続されている。
に、ボルト121でL字管119の下端部に固定されており、
スイベルブロック117に軸受120を介し貫挿されたスイベ
ル軸118の回転を許容しながら、同スイベル軸118の一対
の油圧通路2A,2Bを油圧源からの油圧配管3A,3
Bと接続できるように、スイベルブロック117の内部に
形成されて油圧配管3A,3Bと接続された2段の環状
油溝131, 132に、一対の油圧通路2A,2Bがスイベル
ジョイント方式で接続されている。
【0020】このようにして、本実施形態の油圧駆動式
消火ノズル装置では、ノズル俯仰用油圧モーター102へ
の作動油の供給が、ノズル106の旋回軸としての鉛直管1
10の内部に同心的に配置されたスイベル軸118の内部の
一対の油圧通路2A,2Bを経由して行なわれるので、
同油圧通路2A,2Bの上端からノズル俯仰用油圧モー
ター102へ到る高圧用ゴムホース1A,1Bが、ノズル1
06や鉛直管110と一体に旋回できるようになり、これに
よりノズル106の旋回が、従来のような高圧用ゴムホー
ス1a,1b(図7,8参照)の干渉を受けることな
く、全く自由に行なわれるようになる。したがって、本
装置によれば、ノズル106を自由に旋回させながら、消
火活動を機敏に且つ的確に行なえるようになり、消火機
能の大幅な向上が期待される。
消火ノズル装置では、ノズル俯仰用油圧モーター102へ
の作動油の供給が、ノズル106の旋回軸としての鉛直管1
10の内部に同心的に配置されたスイベル軸118の内部の
一対の油圧通路2A,2Bを経由して行なわれるので、
同油圧通路2A,2Bの上端からノズル俯仰用油圧モー
ター102へ到る高圧用ゴムホース1A,1Bが、ノズル1
06や鉛直管110と一体に旋回できるようになり、これに
よりノズル106の旋回が、従来のような高圧用ゴムホー
ス1a,1b(図7,8参照)の干渉を受けることな
く、全く自由に行なわれるようになる。したがって、本
装置によれば、ノズル106を自由に旋回させながら、消
火活動を機敏に且つ的確に行なえるようになり、消火機
能の大幅な向上が期待される。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の油圧駆動
式消火ノズル装置によれば、次のような効果が得られ
る。 (1) ノズル俯仰用油圧モーターへの作動油の供給が、ノ
ズルの旋回軸としての鉛直管の内部に同心的に配置され
たスイベル軸の内部の一対の油圧通路を経由して行なわ
れるので、同油圧通路の上端からノズル俯仰用油圧モー
ターへ到る高圧用ゴムホースが、上記のノズルや鉛直管
と一体に旋回できるようになり、これによりノズルの旋
回が、従来のような高圧用ゴムホースの干渉を受けるこ
となく、全く自由に行なわれるようになる。 (2) 上記(1)項により、消火液を放出するノズルを自由
に旋回させながら、消火活動を機敏に且つ的確に行なえ
るようになり、消火機能の大幅な向上が期待される。
式消火ノズル装置によれば、次のような効果が得られ
る。 (1) ノズル俯仰用油圧モーターへの作動油の供給が、ノ
ズルの旋回軸としての鉛直管の内部に同心的に配置され
たスイベル軸の内部の一対の油圧通路を経由して行なわ
れるので、同油圧通路の上端からノズル俯仰用油圧モー
ターへ到る高圧用ゴムホースが、上記のノズルや鉛直管
と一体に旋回できるようになり、これによりノズルの旋
回が、従来のような高圧用ゴムホースの干渉を受けるこ
となく、全く自由に行なわれるようになる。 (2) 上記(1)項により、消火液を放出するノズルを自由
に旋回させながら、消火活動を機敏に且つ的確に行なえ
るようになり、消火機能の大幅な向上が期待される。
【図1】本発明の一実施形態としての油圧駆動式消火ノ
ズル装置を示す側面図である。
ズル装置を示す側面図である。
【図2】図1の装置の平面図である。
【図3】図1のA−A断面拡大図である。
【図4】図2のB−B断面拡大図である。
【図5】図4の一部を拡大して示す断面図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】従来の油圧駆動式消火ノズル装置の側面図であ
る。
る。
【図8】図7の装置の平面図である。
1A,1B 高圧用ゴムホース 2A,2B 油圧通路 3A,3B 油圧配管 101 油圧源 102 ノズル俯仰用油圧モーター 103 ノズル旋回用油圧モーター 103a ギヤ 104 支筒 105 消火液入口管 106 消火液放出用ノズル 107 中継管 108 ボルト 109 連結軸 110 鉛直管 111 ベアリング 112 ギヤ 117 スイベルブロック 118 スイベル軸 119 L字管 120 軸受 121 ボルト 122 Y字形中継管 123 ボルト 131, 132 環状油溝
Claims (1)
- 【請求項1】 消火液の入口管にL字管を介し接続され
て同L字管に対し回転可能に立設された旋回軸としての
鉛直管と、油圧源から作動油を受けて上記鉛直管を旋回
させる油圧式旋回駆動機構と、上記鉛直管の頂部に中継
管を介して俯仰可能に接続された消火液放出用ノズル
と、同ノズルを俯仰させるべく上記中継管の外周部に装
着された油圧モーターとをそなえ、同油圧モーターに対
し作動油の供給排出を行なう一対の油圧通路をそなえた
スイベル軸が上記鉛直管の内部に同心的に配設され、同
スイベル軸が、上記鉛直管の頂部で上記一対の油圧通路
の上端を上記油圧モーター付きの一対の高圧用ゴムホー
スに接続されるとともに、同鉛直管の下方で上記L字管
を液密に貫通し、同スイベル軸の下端部が、上記L字管
の下側に結合されたスイベルブロックに支承されて、油
圧源に接続された上記スイベルブロック内の2段の環状
油溝に、上記スイベル軸の一対の油圧通路がスイベルジ
ョイント方式で接続されたことを特徴とする、油圧駆動
式消火ノズル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26253296A JPH1085354A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 油圧駆動式消火ノズル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26253296A JPH1085354A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 油圧駆動式消火ノズル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1085354A true JPH1085354A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17377113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26253296A Withdrawn JPH1085354A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 油圧駆動式消火ノズル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1085354A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010074527A3 (en) * | 2008-12-26 | 2010-10-14 | Nk Co., Ltd. | Foam ejector for a ship |
CN104941093A (zh) * | 2014-03-26 | 2015-09-30 | 西华大学 | 一种预置区域自摆式自动灭火消防炮 |
KR101589404B1 (ko) * | 2015-03-30 | 2016-01-27 | 정호동 | 화재진압용 소화액 방사기 |
-
1996
- 1996-09-11 JP JP26253296A patent/JPH1085354A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010074527A3 (en) * | 2008-12-26 | 2010-10-14 | Nk Co., Ltd. | Foam ejector for a ship |
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