JPH1084670A - Ac電源の調波歪みを防ぎ、整流器の複合調波電力要求を飽和させる反射器・ポンプ網 - Google Patents

Ac電源の調波歪みを防ぎ、整流器の複合調波電力要求を飽和させる反射器・ポンプ網

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JPH1084670A
JPH1084670A JP9114844A JP11484497A JPH1084670A JP H1084670 A JPH1084670 A JP H1084670A JP 9114844 A JP9114844 A JP 9114844A JP 11484497 A JP11484497 A JP 11484497A JP H1084670 A JPH1084670 A JP H1084670A
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    • H02M1/42Circuits or arrangements for compensating for or adjusting power factor in converters or inverters
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    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 航空機の400HzのAC電源などでAC/
DC変換器によりDC電力を生成するとき、発生する調
波雑音がAC電源に戻って他の計器などの誤動作の原因
になることのないよう防ぐ、受動装置を提供する。 【解決手段】 AC電源(12)とAC/DC変換器内
の全波整流器(18)の間に挿入する反射器・ポンプ網
(10)を提供する。全波整流過程が生成する複合調波
電流要求は、網内のポンプ(16)が飽和させる。さら
にこの複合調波電流要求は、網内の反射器(14)がA
C電源(12)から絶縁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電力分配回路に関
し、より特定すると、網に分散された各直流(DC)電
力負荷が発生する過度の調波電気雑音から交流(AC)
電源を保護するシステムと装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電源設計ではDC負荷にきれいな
DC出力を生成することに重点が置かれ、雑音が発生し
てAC電源に戻ることは全く無視されている。AC電源
を50Hzまたは60Hzで局所発電所から分岐送電線
と配電線と変圧器を経て配電する場合はこれは問題な
い。これらの装置は、広がった分散負荷を互いに絶縁す
る。しかし、航空機や船に搭載する種々の計器や機能的
サブシステムの電源として400HzのAC配電システ
ムを用いる場合は、事情がかなり異なる。
【0003】AC電源からDC電力を出す電源はよく知
られており、照明からパーソナルコンピュータまで、種
々の電力負荷に用いられている。これらの電源は一般
に、基本的なAC/DC変換を行う整流器と、パルス状
のDCを平滑化して滑らかなDC電力を供給する出力の
大きな蓄電コンデンサを備える。入力AC電源が実質的
に正弦電圧波形であるのに比べて、これらの回路へのA
C電流入力はピークが鋭く継続時間の短いパルスになり
やすい。まずいことにパルス入力電流は奇数調波に富む
ので、電源の入力での力率が悪くなる。
【0004】パルス入力電流の問題を解決するためにい
ろいろの種類の装置が開発されている。その多くは能動
回路、すなわち離散的または集中的な形式のトランジス
タ化した制御回路を備える。これらの回路は一般に入力
電流を監視し、パルス幅変調(PWM)などの種々の制
御方式を用いて、入力電流を整形して入力電圧に実質的
に整合させ、ほとんど100%の力率を、すなわちAC
電源に対して調波のない負荷を生成する。
【0005】従来の能動的制御装置は線の過渡現象に敏
感なので、能動回路を保護する手段を講じなければなら
ない。また、適当な大きさの電力要素を用いるために、
高周波で動作させることが多い。このため放射および伝
導雑音が発生して、線の絶縁問題を生じることがある。
このような雑音や線の絶縁の問題を解決するにはそのた
めの回路が必要になるので、装置の複雑さとコストが増
加する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】受動装置も用いられて
いるが、実質的に100%の力率を達成することは一般
にできない。しかし受動装置は確かに力率も負荷からの
調波雑音フィードバックも大幅に改善することができ
る。ほとんどの受動装置は誘導要素の線形性を利用して
いるようである。しかし低いAC電源周波数で高電力応
用に必要な線形性とインダクタンスを得るには、必要な
インダクタの物理的な寸法が非常に大きくなる。寸法と
重量がこのように大きいので、コンパクトな外装とでき
るだけ可搬的であることが必要な多くの応用には従来の
受動装置は望ましくない。
【0007】従来の受動装置は共振回路動作を含む。共
振回路はインダクタとコンデンサを選択して、AC電源
周波数の数倍の所定の周波数で共振させる。インダクタ
をAC電源および負荷に直列または並列に接続して、線
形的動作と正弦的動作を行う線形回路要素と位相分析に
よりモデル化する。
【0008】ビースレイ(Beasley) の米国特許第5,4
16,687号、1995年5月16日発行、の共振線
形装置の主な限界は、鋼製のインダクタが大きくて同調
する網のQが低いために訂正波形の制御性が悪いこと
と、大電流を通ししかも線形動作と低I2 R損失を保つ
線形インダクタが必要なためにインダクタの寸法が大き
くなることである。
【0009】ビースレイによる別の型の受動動作は通過
帯を制限する。「この技術でよく知られているように、
純正弦波以外の任意の波形は、位相と振幅の異なる他の
調波から成る」。AC入力電力の整流と濾波により発生
するパルス電流波は複合波である。通過帯制限装置はA
C電源からの電力の通過帯を制御して調波を阻止し、線
電流に歪みが生じるのを防ぐ。通過帯制限の主な限界
は、大型のインダクタが必要なことと、発生する有効D
C出力電圧が大幅に低下することである。所望の通過帯
制限を達成するには、何段かのフィルタも必要であろ
う。
【0010】従来の航空機の電源は400Hz電力を分
配するが、基本的な400Hz周波数以外の周波数によ
りしばしば質が低下する。たとえば、航空機や他の電源
で望ましい入力周波数が400Hzである場合、800
Hz、1200Hz、1600Hz、2000Hz、最
大3600Hzなどの奇数および偶数の調波が含まれる
ことが珍しくない。820Hzや1220Hzなどの別
の周波数も起こり得る。AC/DC電力変換器の400
Hz入力にこのようなスプリアス周波数があるときは、
それが3%から4%の量であっても、うなり周波数を生
成して航空機の室内蛍光灯に「ちらつき」を生じる可能
性がある。計器盤の計器や補助システムには、この他の
一層深刻な影響が見られる。またこのようなうなり周波
数は電力制御システムから電磁妨害として放射され、無
線および航行システムの誤動作の原因になる。
【0011】したがってボーイング・エアクラフト社は
仕様書D644588Wを発行し、その一部に次のよう
に述べている。「調波のない通常のAC電圧で付勢する
とき、負荷装置は、規格基本要素の30%を調波の次数
で割った値と、3アンペアを調波の次数で割った値の、
どちらか小さい方を越える奇数調波電流を要求してはな
らない」。また、「負荷装置は、規格基本要素の10%
を調波の次数で割った値と、1アンペアを調波の次数で
割った値の、どちらか小さい方を越える3の奇数倍(odd
triplets)(3、9、15、21など)の調波電流を要
求してはならない」。
【0012】この目的に対して、レブラン(Levran)他の
米国特許第5,491,624号、1996年2月13
日発行、は交流電流(AC)を直流電流(DC)に変換
する電力変換システムについて述べている。前記発明の
一実施態様は、「入力AC電力と、入力AC電力をDC
出力に選択的に変換できる一連の切り替え要素との間
に、インピーダンスを設ける」。このシステムは、入力
AC電力の任意の数の異なる位相に用いることができる
し、また固定周波数モードまたはヒステリシスモードで
動作させることができる。DC出力電圧を用いる純要求
や入力AC電力の瞬時位相に適合するように修正した要
求など、考えられるほとんどの応用においてフィードバ
ックが必要である。この回路の利点は、電源周波数に比
べて比較的高い周波数で切り替えることにより、AC電
源の調波歪みが小さいことである。他の方式ではDC出
力に電力を供給するのに大型の変圧器が必要であるが、
この場合はそれを用いないので、回路の寸法と重量は減
ると考えられる。
【0013】エドウイン・J・シャイレス(Shires)の米
国特許第5,311,419号、1994年5月10日
発行、は航空機の1個以上の負荷に対して、多相AC電
力をDC電力に変換する必要があることを示している。
航空機が地上にいる間に、地上電源車が供給する多相4
00HzのAC電力を計器盤の負荷用のDC電力に変換
する。このようなAC/DC電力変換は、ブリッジ構成
に接続した多数の整流器で行う。しかし得られる電流は
正弦波でなく、高レベルの低次の調波を含むはずであ
る。このような調波電流は、許容できないほどひどい電
圧波形歪みをAC電源に生じる可能性がある。
【0014】従来の技術では、変換器の入力側の調波電
流を減らすのに普通のAC入力調波フィルタを用いる。
また、安全のために変換器の入力と出力を絶縁する必要
から、多数のブリッジ整流器と絶縁変圧器を用いた整流
器構成が試みられている。しかし要素を追加すると変換
器全体の寸法と重量がかなり増加するので、航空機のよ
うに寸法と重量をできるだけ小さくしなければならない
応用では、この方法の有用性には限界がある。
【0015】別の従来の方法では、制御されないダイオ
ードではなく制御可能な切り替え装置を用いて多相AC
電力を整流する。この方法を用いる変換器の一例は位相
制御整流器ブリッジである。しかし自然転流により制御
されるサイリスタの整流器ブリッジはAC電源の入力力
率を悪くする可能性があるので、大きなAC入力電源を
用いる必要がある。制御可能な切り替え装置を用いるA
C/DC変換器の一例がブルースタ(Brewster)他の米国
特許第4,143,414号に示されている。3相電圧
源が作る相間電圧を受けるのに、3個の別々の単相AC
/DC変換器を用いる。
【0016】各AC/DC変換器は相間AC電圧をDC
電圧に変換する第1全波整流器と、前記第1全波整流器
に結合するHブリッジ変換器を備える。Hブリッジ変換
器は、交互に動作しかつ絶縁変圧器の一次巻線に結合す
る第1対と第2対のサイリスタを備える。絶縁変圧器の
二次巻線は第2全波整流器ブリッジに結合する。AC/
DC変換器の第2全波整流器ブリッジは共に並列に接続
して全変換器の出力を形成する。ブルースタ他の特許に
示す変換器の1つの欠点は、サイリスタが自己転流しな
いので、正しく動作させるために共振転流回路が必要な
ことである。この共振転流回路を設けると全変換器の寸
法と重量が増加し、また3個の変換器が独立して動作す
るのでそれぞれへの供給電流の整合が保証されない。し
たがって3倍調波を完全には相殺しない。
【0017】シャイレスは制御調波を完全に相殺し、簡
単で効率的に入力力率と出力電圧を制御するAC/DC
電力変換器について述べている。シャイレスは、第1周
波数においてN個の相間入力AC波形の入力AC電力を
全出力DC電力に変換する電力変換器について述べてい
る。Nは2より大きい整数である。N個の相間AC/D
C変換器はそれぞれ相間波形を受け、出力は直列に接続
する。各AC/DC変換器は相間波形を整流して中間D
C電力を得る。変換器を整流器に接続して、第1周波数
より大きい第2周波数において中間DC電力を中間AC
電力に変換する。第2整流器を中間AC電力に接続し
て、変換器出力DC電力を得る。変換器出力DC電力を
結合して全出力DC電力を作り、N個の相間AC/DC
変換器を制御してAC入力力率と調波を管理する。
【0018】本発明者スチーブ・スミスは以前の2つの
特許において、DC負荷の調波電流をそのAC電源から
絶縁する網を説明した。米国特許第5,251,120
号、1993年10月5日発行、と、第5,113,3
35号、1992年5月12発行、を参照していただき
たい。たとえば’335号特許は、AC入力電源に接続
するDCブリッジ整流器の各端子に直列に接続する並列
接続のインダクタおよびコンデンサと、前記ブリッジ整
流器の各入力に並列に接続する直列接続のインダクタお
よびコンデンサを備える、3相網を図示する。この網
は、DC電源の入力に並列に接続する少なくとも1個の
「共振器」と、DC電源の入力をAC電力線に結合する
少なくとも1個の「反射器」の組み合せを用いる。各共
振器はインダクタとコンデンサの直列接続を備える。少
なくとも一部の反射器はインダクタとコンデンサの並列
接続を備える。
【0019】’120号特許の図2に示す単独の共振器
はインダクタ170とコンデンサ172を備える。2個
の反射器の一方はインダクタ150とコンデンサ152
を備える。共振器は、正しい動作のためにDC電源が必
要とする調波電流を提供する。反射器は調波エネルギー
を反射して電源に戻す。高次の調波電流のレベルを減衰
させるために、或る実施態様では、少なくとも1個のイ
ンダクタと1個の抵抗器を備える反射器を用いる。再び
図2において、このような反射器はインダクタ140と
抵抗器144を備える。共振器の数と反射器の数は応用
によって変わる。多くの応用で必要なのは、1個の共振
器と1個の反射器だけである。しかし全ての応用におい
て、それぞれは少なくとも1個は必要である。
【0020】これらの回路の動作がよく理解されたの
で、今後は共振器をポンプと呼ぶ。それは、整流器のダ
イオードとの相互作用によりポンプ内のエネルギーレベ
ルがポンプアップされ、このエネルギーが整流器を通し
て負荷に移るからである。反射器の機能は、整流器を通
してこのエネルギーを負荷に反射することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】したがってこの発明の目
的は、優れた調波雑音除去網を提供することである。
【0022】この発明の別の目的は、厳しい工業要件を
満たすことのできる網を提供することである。
【0023】簡単に述べるとこの発明の一実施態様は、
AC電源とAC/DC電力変換器内の全波整流器の間に
挿入する反射器・ポンプ網を備える。全波整流過程から
生じる複合調波電流要求は、網内のポンプが飽和させ
る。さらにこのような複合調波電流要求は、網内の反射
器によりAC電源から絶縁される。
【0024】この発明の主な利点は、ポンプまたは任意
の反射器が同調する、最高の調波を越える調波でも、従
来の技術にくらべて調波レベルを大幅に減らす、優れた
調波雑音除去網を提供することである。またポンプまた
は任意の反射器が同調する、最高の調波を越える調波で
も、調波の3の奇数倍の選好減衰が得られる。
【0025】この発明の利点は、調波の広いスペクトル
を減少させ、しかも非常に多くの調波のそれぞれに同調
する回路要素を用いない、優れた調波雑音除去網を提供
することである。
【0026】この発明の別の利点は、より高い調波に同
調する回路要素を用いない、したがって製造性と実施態
様の安定性を高める優れた調波雑音除去網を提供するこ
とである。
【0027】この発明の別の利点は、調波雑音の制御の
ための最も困難な工業標準を満たしまたは越える網を提
供することである。
【0028】この発明のこれらの目的と利点は、種々の
図面に示す好ましい実施態様の以下の詳細な説明を読め
ば、当業者に明らかになる。
【0029】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1はこの発明の反射器・ポンプ網の一実施
態様で、一般に数字10で示す。網10は単相AC電源
12に2端子接続を行う。単相AC電源12は航空機電
源構成における、一般に400Hzで動作する固定周波
数電源である。2端子反射器14はAC電源の一端子に
直列に接続し、2端子ポンプ16はAC/DC整流器1
8に並列に接続する。たとえばAC/DC整流器18
は、最終的にDC電力を負荷19に供給するAC/DC
電力変換器の全波シリコンダイオード整流器ブリッジを
備える。一般にAC/DC整流器18は、AC電源12
から複合調波電流要求を生成する。
【0030】2端子反射器14は、関連する構成周波数
に依存する通過電流に複合応答を与える。一般に2端子
反射器14は、AC/DC整流器18が作る複合調波電
流要求に対して高いインピーダンスを与える。考え方と
して、このような複合調波電流は反射してAC/DC整
流器18に戻り、循環してAC電源12に流れるのが阻
止される。
【0031】2端子ポンプ16は、関連する構成周波数
に依存して両端に現れる電圧に複合応答を与える。一般
に2端子ポンプ16は、AC/DC整流器18が作る複
合調波電流要求を飽和させる電流発生器として動作す
る。考え方として、AC/DC整流器18が作るほとん
どの複合調波電流要求はポンプ16が保持する蓄積エネ
ルギーにより満たされるので、AC電源12に現れるの
が阻止される。ポンプを第5調波のすぐ上、たとえば線
周波数の5.3−5.5倍に同調させると、エネルギー
は効率よく電源から整流器を通って負荷に移るようであ
る。
【0032】図2はこの発明の反射器・ポンプ網の一実
施態様で、一般に数字20で示す。網20は単相AC電
源22に2端子接続を行う。単相AC電源22は航空機
電源構成における、一般に400Hzで動作する固定周
波数電源である。第1の2端子反射器24はAC電源の
一端子に直列に接続し、第2の2端子反射器25は他方
の端子に直列に接続し、2端子ポンプ26はAC/DC
整流器28に並列に接続する。たとえばAC/DC整流
器28は、最終的にDC電力を負荷29に供給するAC
/DC電力変換器の全波シリコンダイオード整流器ブリ
ッジを備える。一般にAC/DC整流器28は、AC電
源22から複合調波電流要求を生成する。
【0033】2端子反射器24と25は、関連する構成
周波数に依存する通過電流に複合応答を与える。一般に
2端子反射器24と25は、AC/DC整流器28が作
る複合調波電流要求に対して高いインピーダンスを与え
る。考え方として、このような複合調波電流は反射して
AC/DC整流器28に戻るので、AC電源22に現れ
るのが阻止される。
【0034】2端子ポンプ26は、関連する構成周波数
に依存して両端に現れる電圧に複合応答を与える。一般
に2端子ポンプ26は、AC/DC整流器28が作る複
合調波電流要求を飽和させる電流発生器として動作す
る。考え方として、AC/DC整流器28が作るほとん
どの複合調波電流要求はポンプ26が保持する蓄積エネ
ルギーにより満たされるので、AC電源22に現れるの
が阻止される。
【0035】図3はこの発明の反射器・ポンプ網の一実
施態様で、一般に数字30で示す。網30は3相AC電
源32に3端子接続を行う。3相AC電源32は航空機
電源構成における、一般に400Hzで動作する固定周
波数電源である。第1の2端子反射器34はAC電源の
第1端子に直列に接続し、第2の2端子反射器35はそ
の第2端子に直列に接続し、第3の2端子反射器36は
その第3端子に直列に接続する。3個一組の2端子ポン
プ37−39はAC/DC整流器40の各対のコネクタ
に並列に接続する。たとえばAC/DC整流器40は、
最終的にDC電力を負荷41に供給するAC/DC電力
変換器の全波シリコンダイオード整流器ブリッジを備え
る。一般にAC/DC整流器40は、AC電源32から
の複合調波電流要求を生成する。
【0036】図3はデルタ型の3相構成を示す。この発
明はY型の3相構成でもよい。
【0037】2端子反射器34−36は、関連する構成
周波数に依存する通過電流にそれぞれ複合応答を与え
る。一般に2端子反射器34−36は、AC/DC整流
器40が作る複合調波電流要求に対して高いインピーダ
ンスを与える。考え方として、このような複合調波電流
は全て反射してAC/DC整流器40に戻り、AC電源
32に現れるのが阻止される。
【0038】2端子ポンプ37−39は、関連する構成
周波数に依存してそれぞれ両端に現れる電圧に複合応答
を与える。一般に2端子ポンプ37−39は、AC/D
C整流器40が作る複合調波電流要求の一部をそれぞれ
飽和させる電流発生器として動作する。考え方として、
AC/DC整流器40が作るほとんどの複合調波電流要
求はポンプ37−39が保持する蓄積エネルギーにより
満たされるので、AC電源32に現れるのが阻止され
る。
【0039】各反射器14、24、25、34−36と
ポンプ16、26、37−39は関連するAC電源1
2、22、32からたとえば400Hzでエネルギーを
受け、周波数に依存する振幅でその一部を戻す。たとえ
ば、共振周波数1200Hzのインダクタとコンデンサ
の組を400Hz入力で励磁すると1200Hzの出力
が戻る。好ましくは、反射器14、24、25、34−
36とポンプ16、26、37−39によるエネルギー
の戻しを調波の内容と振幅に同調させて、AC/DC整
流器18、28、40の複合調波電流要求を飽和させ、
AC電源12、22、32にスプリアス雑音が現れるの
を防ぐ。
【0040】図4Aは、反射器14、24、25、34
−36のどれにでも用いられる反射器50の第1実施態
様を示す。コンデンサ54と抵抗器56の直列接続にイ
ンダクタ52を並列に接続する。一実施態様では、イン
ダクタ52は0.010ヘンリー、抵抗器56は27オ
ーム、コンデンサ54は0.1マイクロファラッドであ
った。
【0041】または反射器50は図4Bに例を示す直列
接続段たとえばカスケードのいくつかのL−R−Cの組
を備えてよい。たとえば良い結果を示した実際の原型の
3段は表1に示す次の要素値を備える。
【表1】
【0042】図5は、任意のポンプ16、26、37−
39に用いてよい第1実施態様のポンプ60を示す。コ
ンデンサ64と抵抗器66に直列にインダクタ62を接
続する。この接続全体に並列にコンデンサ68を接続す
る。一実施態様では、インダクタ62は0.0114ヘ
ンリー、抵抗器66は27オーム、コンデンサ64は
0.44マイクロファラッド、コンデンサ66は0.0
1マイクロファラッドであった。
【0043】本発明者スチーブ・スミスの米国特許第
5,113,335号、1992年5月12日発行、に
示すものはこれに非常に似ている。この特許を引例とし
てここに挿入する。しかしインダクタ70(’335号
の図1)とコンデンサ72に直列の抵抗器がなく、イン
ダクタ70とコンデンサ72の直列接続に並列のコンデ
ンサもない。
【0044】本発明者が種々の実験を行ったところ、下
流の整流器の複合調波電流要求を飽和させるポンプ60
の能力に関して驚異的な結果が得られた。この結果が驚
異的である理由は、データによるとポンプ60を流れる
電流は不連続でなく、理論的に予想された抵抗器66に
よるL−C−Rの減衰動作が起こらないからである。実
験的に分かったのは抵抗器66には最適値があること
で、これはたとえばポンプ60の回路のQが約1のとき
は負荷インピーダンスの約20%である。詳しく言う
と、抵抗器66を最適値にすると3の奇数倍の調波のエ
ネルギーが劇的に減少することが観測された。抵抗器6
6の値を27オームにして行った実験では、調波振幅が
平均72%減少し、3の奇数倍の調波、たとえば第3、
第6、第9などが81%減少した。一般に抵抗器66の
抵抗は、インダクタ62の付随的な巻線抵抗と意図的に
挿入した直列抵抗との和より非常に大きくしなければな
らない。
【0045】その場合でも、実験で抵抗器66を加えた
だけでは、前に述べたボーイングの仕様書を十分満足し
なかった。仮説によると、整流過程で要求される厄介な
調波の広いスペクトル源を整流器入力に使用できる場合
は、このような調波は電力線に流れない。驚いたのは、
抵抗器66がある場合もない場合も、3の奇数倍が優先
して改善されたことである。したがってコンデンサ68
が必要である。
【0046】コンデンサ68には好ましい範囲があり、
小さ過ぎては役に立たず、コンデンサ64と同程度の大
き過ぎる値にするとポンプ60の基本的な機能がなくな
る。したがって0<C68< C64である。コンデンサ64
を0.44マイクロファラッドにした試験回路では、コ
ンデンサ68を0.10マイクロファラッドに選んだ。
【0047】たとえば図1−図3にどの反射器50とポ
ンプ60の組み合わせを用いても、全ての反射器を直列
に接続すると、基本周波数においてAC電源に対する負
荷インピーダンスが少なくとも10%増加することが好
ましい。非常に低インピーダンスのAC主エネルギー源
により実質的に短絡された場合は、ポンプは正しく動作
しない。
【0048】特に注意しなければならないのは、この発
明の実施態様は、抑制する必要がある任意のまたは全て
の高次の調波周波数に同調する回路要素を用いることに
は関係がないことであって、整流過程の特定の調波電流
要求は、ポンプが飽和させまた反射器がAC電源から絶
縁する。
【0049】この発明について好ましい実施態様を用い
て説明したが、この開示を制限的に解釈してはならな
い。この開示を読めば、当業者には種々の変更や修正が
明らかになる。したがって、この発明の真の精神と範囲
内にある変更や修正は、全て特許請求の範囲がカバーす
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】単相AC電源からの奇数調波電流要求を防ぐ、
この発明の第1実施態様の反射器・ポンプ網のブロック
図。
【図2】単相AC電源からの奇数調波電流要求を防ぐ、
この発明の第2実施態様の反射器・ポンプ網のブロック
図。
【図3】3相AC電源からの奇数調波電流要求を防ぐ、
この発明の第3実施態様の反射器・ポンプ網のブロック
図。
【図4】Aは図1−図3の網に有用な代表的な反射器回
路の略図。Bは図1−図3の網に有用なカスケード反射
器回路の略図。
【図5】図1−図3の網に有用な代表的なポンプ回路の
略図。
【符号の説明】
10 反射器・ポンプ網 12 AC電源 14 反射器 16 ポンプ 18 AC/DC整流器 19 負荷

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射器・ポンプ網であって、 固定周波数の単相交流電源に接続する1対の入力端子
    と、 複合調波電流要求を生成する整流器に接続する1対の出
    力端子と、ただし前記複合調波電流要求は前記固定周波
    数の単相交流電力の基本周波数の少なくとも3の奇数倍
    の調波を含むもの、 前記入力端子と出力端子の間に接続して前記複合調波電
    流要求を前記入力端子から絶縁する少なくとも1個の反
    射器と、 前記出力端子の両端に接続して前記複合調波電流要求に
    対して電源を飽和させる少なくとも1個のポンプ、を備
    え、 前記反射器は前記基本周波数においてAC電源に対する
    負荷インピーダンスを少なくとも10%増加させ、 前記ポンプと反射器は協同して、前記少なくとも3の奇
    数倍の調波に含まれる周波数において前記入力端子と出
    力端子の間の信号を絶縁する、反射器・ポンプ網。
  2. 【請求項2】 前記各反射器は直列接続のコンデンサと
    抵抗器に並列に接続するインダクタを備え、それぞれ前
    記少なくとも3の奇数倍の調波の周波数に依存する限界
    値を持つ、請求項1記載の反射器・ポンプ網。
  3. 【請求項3】 前記各反射器はカスケード直列を持ち、
    前記直列内の少なくとも1段は直列接続のコンデンサと
    抵抗器にインダクタを並列に接続したものであり、それ
    ぞれ前記少なくとも3の奇数倍の調波の周波数に依存す
    る限界値を持つ、請求項1記載の反射器・ポンプ網。
  4. 【請求項4】 前記ポンプは第2コンデンサと抵抗器と
    インダクタの直列接続に対して並列の第1コンデンサを
    備え、それぞれ前記少なくとも3の奇数倍の調波の周波
    数に依存する限界値を持ち、 前記第1コンデンサの容量は前記第2コンデンサの容量
    より小さい、請求項1記載の反射器・ポンプ網。
  5. 【請求項5】 固定周波数の単相交流電源に接続する1
    対の入力端子と、複合調波電流要求を生成する整流器に
    接続する1対の出力端子を備える、改善された反射器・
    ポンプ網であって、改善点は、 前記入力端子と出力端子の間に接続して前記複合調波電
    流要求を前記入力端子から絶縁する少なくとも1個の反
    射器と、ただし前記反射器は直列接続のコンデンサと抵
    抗器に並列に接続するインダクタを備え、また前記反射
    器は前記固定周波数の単相交流電力の基本周波数におい
    てAC電源に対する前記負荷インピーダンスを少なくと
    も10%増加させるもの、 前記出力端子の両端に接続して前記複合調波電流要求に
    対して電源を飽和させる少なくとも1個のポンプ、ただ
    し前記ポンプは第2コンデンサと抵抗器とインダクタの
    直列接続に対して並列の第1コンデンサを備え、また前
    記第1コンデンサの容量は前記第2コンデンサの容量よ
    り小さいもの、であり、 前記整流器の調波電流要求を、3の奇数倍の調波を含む
    広い周波数スペクトルにわたって、前記ポンプにより飽
    和させまた前記反射器により阻止する、改善された反射
    器・ポンプ網。
  6. 【請求項6】 前記各反射器はカスケード直列を持ち、
    前記直列の少なくとも1段は直列接続のコンデンサと抵
    抗器にインダクタを並列に接続したものであり、それぞ
    れ前記少なくとも3の奇数倍の調波の周波数に依存する
    限界値を持つ、請求項5記載の反射器・ポンプ網。
  7. 【請求項7】 反射器・ポンプ網であって、 固定周波数の3相交流電源に接続する1組の3入力端子
    と、 複合調波電流要求を生成する整流器に接続する1組の3
    出力端子と、ただし前記複合調波電流要求は3の奇数倍
    の調波を含むもの、 各対応する入力端子と出力端子の対の間に接続して前記
    複合調波電流要求を前記入力端子から絶縁する少なくと
    も1個の反射器と、 前記出力端子の各対の両端に接続して前記複合調波電流
    要求に対して電源を飽和させる少なくとも1個のポン
    プ、を備える反射器・ポンプ網。
  8. 【請求項8】 前記各反射器は直列接続のコンデンサと
    抵抗器に並列に接続するインダクタを備え、それぞれ前
    記少なくとも3の奇数倍の調波の周波数に依存する限界
    値を持つ、請求項7記載の反射器・ポンプ網。
  9. 【請求項9】 前記各反射器はカスケード直列を持ち、
    前記直列内の少なくとも1段は直列接続のコンデンサと
    抵抗器にインダクタを並列に接続したものであり、それ
    ぞれ前記少なくとも3の奇数倍の調波の周波数に依存す
    る限界値を持つ、請求項7記載の反射器・ポンプ網。
  10. 【請求項10】 前記ポンプはコンデンサに直列接続の
    インダクタに対して並列のコンデンサを備え、それぞれ
    前記少なくとも3の奇数倍の調波の周波数に依存する限
    界値を持つ、請求項7記載の反射器・ポンプ網。
  11. 【請求項11】 固定周波数の3相交流電源に接続する
    1組の3入力端子と、複合調波電流要求を生成する全波
    整流器にデルタまたはY接続する1組の3出力端子、た
    だし前記複合調波電流要求は3の倍数の調波を含むも
    の、を備える、改善された反射器・ポンプ網であって、
    改善点は、 各対応する入力端子と出力端子の間に接続して前記複合
    調波電流要求を前記入力端子から絶縁する少なくとも1
    個の反射器と、ただし前記各反射器は直列接続のコンデ
    ンサと抵抗器に並列に接続するインダクタを備え、また
    前記反射器は前記固定周波数の3相交流電力の基本周波
    数においてAC電源に対する負荷インピーダンスを少な
    くとも10%増加させるもの、 前記出力端子の各対の間に接続して前記複合調波電流要
    求に対して電源を飽和させる少なくとも1個のポンプ、
    ただし前記ポンプは第2コンデンサと抵抗器とインダク
    タの直列接続に対して並列の第1コンデンサを備え、ま
    た前記第1コンデンサの容量は前記第2コンデンサの容
    量より小さいもの、であり、 前記整流器の調波電流要求を、高次の調波を含む広い周
    波数スペクトルにわたって、前記ポンプにより飽和させ
    また前記反射器により阻止する、改善された反射器・ポ
    ンプ網。
  12. 【請求項12】 前記各反射器はカスケード直列を持
    ち、前記直列内の少なくとも1段は直列接続のコンデン
    サと抵抗器にインダクタを並列に接続したものであり、
    それぞれ前記少なくとも3の奇数倍の調波の周波数に依
    存する限界値を持つ、請求項11記載の反射器・ポンプ
    網。
JP9114844A 1996-05-03 1997-05-02 Ac電源の調波歪みを防ぎ、整流器の複合調波電力要求を飽和させる反射器・ポンプ網 Pending JPH1084670A (ja)

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US08/642,414 US5691577A (en) 1996-05-03 1996-05-03 Reflector-pump network for preempting AC power supply harmonic distortion and for satiating the complex harmonic power demand of a rectifier

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