JPH1084529A - 信号記録装置およびビデオカメラ装置 - Google Patents

信号記録装置およびビデオカメラ装置

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JPH1084529A
JPH1084529A JP8238842A JP23884296A JPH1084529A JP H1084529 A JPH1084529 A JP H1084529A JP 8238842 A JP8238842 A JP 8238842A JP 23884296 A JP23884296 A JP 23884296A JP H1084529 A JPH1084529 A JP H1084529A
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JP
Japan
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signal
recording
compression
unit
held
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JP8238842A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Takano
義明 高野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部から過度の衝撃や振動等が加わって記録動
作が一時中断されても信号を連続して記録可能とする。 【解決手段】信号VDを圧縮部20で第1の圧縮率で圧
縮し信号VDA-1としてメモリ部24に順次保持する。
保持された信号を順に読み出し信号VDBとして記録媒
体40に記録する。記録動作が中断された時、メモリ部
24からの信号読出を停止し、メモリ部24に所定分の
信号が保持される毎に信号CAで圧縮部20の圧縮率を
高め、信号VDを第2,第3の圧縮率で圧縮して信号V
DA-2,VDA-3として保持する。記録再開時には、メ
モリ部24からの信号読出を開始して信号VDBを高速
に記録する。信号VDA-2の読出時には信号CBで伸張
部26を制御し信号VDA-2を第1の圧縮率の信号に伸
張し、信号VDA-3の読出時には信号VDA-3を第1の
圧縮率の信号に伸張して信号VDBとする。記録動作が
一時中断されても信号を連続して記録できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は信号記録装置およ
びビデオカメラ装置に関する。詳しくは、信号記録手段
で信号の記録動作が一時中断されたときに、圧縮手段の
圧縮率を制御しながらメモリ手段に記録する信号を保持
させて、記録動作が再開されたときに、メモリ手段に保
持された信号を読み出すと共に、読み出される信号の圧
縮率に応じて伸張手段の伸張動作を制御して一定の圧縮
率の信号として信号記録手段に供給することにより、記
録動作が一時中断されても記録媒体に連続して信号を記
録することができるものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等のディスク状記録媒体を用
いた信号記録装置では、回転しているディスク状記録媒
体に対物レンズで集光された光ビームが照射されて信号
の記録が行われる。ここで、対物レンズとディスク状記
録媒体の記録層との距離を一定に保てないと、光ビーム
がディスク状記録媒体の信号の記録層に正しく集光され
ず、信号が記録できない場合が生ずる。また、光ビーム
がディスク状記録媒体の正しい記録トラック位置に照射
されないと、誤った位置に信号が記録されて、信号を正
しく再生することができない。このため、光ビームを正
しい記録トラック位置に集光できるように、フォーカス
サーボやトラッキングサーボ動作が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
信号記録装置を、例えば可搬型のビデオカメラ装置に設
けるものとして、ディスク状記録媒体にディジタルの撮
像信号を記録する場合、外部から過度の衝撃や振動が加
わると、フォーカスやトラッキングのサーボ範囲を外れ
て光ビームが正しい記録トラック位置に集光されず、撮
像信号をディスク状記録媒体に連続して正しく記録する
ことができない。また、既に撮像信号が記録されたトラ
ック上に光ビームが照射されて、記録された撮像信号を
壊してしまう恐れがある。
【0004】そこで、この発明では、外部から過度の衝
撃や振動等が加わり記録動作が一時中断されても、信号
を連続して記録することができる信号記録装置およびそ
れを用いたビデオカメラ装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る信号記録
装置は、記録媒体に信号を記録する信号記録手段と、信
号のデータ量を圧縮する圧縮手段と、圧縮手段で圧縮さ
れた信号を保持するメモリ手段と、メモリ手段に保持さ
れた信号を伸張する伸張手段と、圧縮手段での圧縮動作
と伸張手段での伸張動作とメモリ手段での信号保持動作
を制御する制御手段とを有し、信号記録手段で信号の記
録が一時中断されたときには、制御手段によって圧縮手
段の圧縮率を制御しながらメモリ手段に信号を保持させ
るものとし、信号記録手段で信号の記録動作が再開され
たときには、制御手段によってメモリ手段に保持された
信号を読み出すと共に、読み出される信号の圧縮率に応
じて伸張手段の伸張動作を制御し、伸張手段で一定の圧
縮率とされた信号を信号記録手段に供給するものであ
る。
【0006】また、この発明に係るビデオカメラ装置
は、記録媒体に撮像信号を記録する信号記録手段と、撮
像信号のデータ量を圧縮する圧縮手段と、圧縮手段で圧
縮された撮像信号を保持するメモリ手段と、メモリ手段
に保持された撮像信号を伸張する伸張手段と、圧縮手段
での信号圧縮動作と伸張手段での信号伸張動作とメモリ
手段での撮像信号の保持動作を制御する制御手段とを有
し、撮影中に信号記録手段で撮像信号の記録が一時中断
されたときには、制御手段によって圧縮手段の圧縮率を
制御しながらメモリ手段に撮像信号を書き込むものと
し、信号記録手段で撮像信号の記録動作が再開されたと
きには、制御手段によってメモリ手段に保持された撮像
信号を読み出すと共に、読み出される撮像信号の圧縮率
に応じて伸張手段の伸張動作を制御し、伸張手段で一定
の圧縮率とされた撮像信号を信号記録手段に供給するも
のである。
【0007】この発明においては、信号記録手段で信号
の記録動作が一時中断されたときに、制御手段によって
圧縮手段の圧縮率が制御されてメモリ手段に信号が保持
される。その後、記録動作が再開されたときに、制御手
段によってメモリ手段に保持された信号が読み出される
と共に、読み出される信号の圧縮率に応じて伸張手段で
の伸張動作が制御されて、読み出された信号が一定の圧
縮率の信号とされて信号記録手段に供給されて記録媒体
に記録される。また、メモリ手段に保持された信号のデ
ータ量に応じて上記圧縮手段の圧縮率が高められるの
で、中断時間が長いものとされてもメモリ手段に信号を
保持させることが可能となる。さらに、記録が再開され
たときには、メモリ手段に保持された信号のデータ量に
基づく期間中、メモリ手段に保持された信号が記録媒体
に高速に記録されて、メモリ手段に保持される信号のデ
ータ量が減少される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係る信号記録装
置の実施の一形態について、例えばビデオカメラ装置に
用いた場合を説明する。
【0009】図1は信号記録装置を用いたビデオカメラ
装置の構成を示す。図1において、入射光はレンズ10
を介して撮像素子12に照射されて、この撮像素子12
の撮像面上に被写体像が結像される。撮像素子12で
は、被写体像に基づき例えば三原色信号Srgbが生成さ
れてカメラ信号処理部14に供給される。カメラ信号処
理部14では、クランプ処理やガンマ補正あるいはマト
リクス処理等が行われて撮像素子12からの三原色信号
Srgbからディジタルの撮像信号VDが生成される。こ
の撮像信号VDは、可変圧縮部20に供給される。
【0010】可変圧縮部20では、メモリ制御部22か
らの制御信号CAに基づき撮像信号VDのデータ量が圧
縮される。このデータ量が圧縮された撮像信号VDは撮
像信号VDAとして、バッファメモリ部24に保持され
る。また、バッファメモリ部24に保持された撮像信号
VDAは、読み出されて可変伸張部26に供給される。
【0011】このバッファメモリ部24に対しての撮像
信号VDAの書き込み処理および読み出し処理はメモリ
制御部22によって制御されると共に、メモリ制御部2
2ではバッファメモリ部24に対する撮像信号VDAの
書き込み量、例えば書き込み時間や書き込まれた撮像信
号VDAのデータ量に応じて制御信号CAが生成され
る。またメモリ制御部22では、撮像信号VDAの圧縮
率とバッファメモリ部24の記録位置等の情報が関係付
けられて保持される。さらにメモリ制御部22では、保
持されている情報に基づいて、読み出される撮像信号V
DAの圧縮率が検出されると共に、検出された圧縮率に
基づき制御信号CBが生成されて可変伸張部26に供給
される。
【0012】可変伸張部26では、制御信号CBに基づ
き伸張処理が行われて、読み出された圧縮率の異なる撮
像信号VDAが一定の圧縮率である撮像信号VDBとさ
れて変調部28に供給される。
【0013】変調部28では、可変伸張部26からの撮
像信号VDBが、ディスク状記録媒体40への記録に適
した記録信号WSに変換されてヘッド部30に供給され
る。
【0014】ヘッド部30では、この記録信号WSに基
づきヘッド部30のレーザ発光部(図示せず)が駆動さ
れて光ビームがディスク状記録媒体40に照射されて信
号の記録が行われる。
【0015】ディスク状記録媒体40に記録された信号
の再生時には、ヘッド部30からディスク状記録媒体4
0に光ビームが照射されて、ディスク状記録媒体40か
らの反射光に基づき読出信号RSがヘッド部30で生成
される。この読出信号RSは、高周波増幅器50で増幅
されて復調部52に供給される。
【0016】復調部52では、読出信号RSが復調され
て撮像信号VDCとされる。この復調部52で得られた
撮像信号VDCは、メモり制御部22によってバッファ
メモリ部24に保持される。また、バッファメモリ部2
4に保持された撮像信号VDCは、メモり制御部22に
よって読み出されて可変伸張部26に供給される。
【0017】可変伸張部26では、再生時に撮像信号V
DCが一定の伸張率で伸張されて、非圧縮状態に戻され
てディジタルの再生信号DVとして出力される。また、
再生信号DVはD/A変換部54によってアナログの再
生信号Svに変換されて出力される。
【0018】サーボ制御部60では、後述するシステム
制御部70からの制御信号CCに基づきモータ駆動信号
MDが生成される。このモータ駆動信号MDがディスク
回転モータ62に供給されることによって、ディスク状
記録媒体40が所定の速度で回転される。またサーボ制
御部60には、ヘッド部30からフォーカス誤差信号F
Eやトラッキング誤差信号TEが供給されており、この
フォーカス誤差信号FEやトラッキング誤差信号TEに
基づき、フォーカスサーボ動作やトラッキングサーボ動
作が行われる。
【0019】ここで、図2にヘッド部30の構成を示
す。ヘッド部30のレーザ発光素子31から出力される
光ビームは、ビームスプリッター(あるいはハーフミラ
ー)32を介しコリメータレンズ33に供給されて平行
光に変換される。平行光に変換された光ビームは、対物
レンズ34によって集光されてディスク状記録媒体40
の記録層に照射される。
【0020】ディスク状記録媒体40からの反射光は、
対物レンズ34およびコリメータレンズ33を介してビ
ームスプリッター32に供給される。ビームスプリッタ
ー32では、反射光が分光されて光検出器35に照射さ
れる。
【0021】この光検出器35では、ディスク状記録媒
体40からの反射光に基づきフォーカス誤差信号FEや
トラッキング誤差信号TEが生成されてサーボ制御部6
0に供給される。ここで、フォーカスエラー信号FE
は、対物レンズ34の焦平面とディスク状記録媒体40
の記録層との誤差を示す信号であり、トラッキングエラ
ー信号TEは、ディスク状記録媒体40の記録トラック
に対しての光ビームの照射位置の誤差を示す信号であ
る。
【0022】サーボ制御部60では、フォーカス誤差信
号FEやトラッキング誤差信号TEに基づきフォーカス
駆動信号FDやトラッキング駆動信号TDが生成され
る。このフォーカス駆動信号FDやトラッキング駆動信
号TDがヘッド部30の駆動コイル36に供給されて対
物レンズ34が駆動されることにより、フォーカスサー
ボ動作やトラッキングサーボ動作が行われる。すなわ
ち、回転しているディスク状記録媒体40に衝撃や振動
が加わって図2の矢印で示すように上下方向や左右方向
に揺れを生じても、ディスク状記録媒体40の記録層の
位置が図3に示す焦点深度範囲内とされて、記録層で光
ビームが焦点を結ぶように対物レンズ34が制御され
る。また、光ビームが記録層の所望のトラック上に正し
く照射されるように対物レンズ34が制御される。
【0023】ここで、過度の衝撃や振動が加わり、フォ
ーカスやトラッキングのサーボ動作範囲を越えたときに
は、図1に示すようにサーボ制御部60からシステム制
御部70にサーボ範囲を超えていることを示す信号ER
が供給される。
【0024】システム制御部70では、サーボ制御部6
0からの信号ERに基づき制御信号CDが生成される。
また、図示しない操作部からの操作信号PCに基づい
て、制御信号CC,CD,CE,CFが生成される。こ
の制御信号CCによってサーボ制御部60の動作が制御
される。また制御信号CE,CFによって変調部28や
復調部52の動作が制御される。さらに制御信号CDに
よってメモリ制御部22の動作が制御されると共に、メ
モリ制御部22からは、バッファメモリ部24への撮像
信号VDAの書き込みや読み出し制御に関する情報等を
示す信号CMがシステム制御部70に供給される。
【0025】次に、動作について説明する。図4は記録
時の動作状態を図示したものである。まず、記録動作中
に過度の衝撃や振動が加わらずフォーカスやトラッキン
グのサーボ動作が正しく行われている場合、可変圧縮部
20では制御信号CAによって撮像信号VDが第1の圧
縮率で圧縮されて撮像信号VDA-1とされると共に、シ
ステム制御部70からの制御信号CDに基づきメモリ制
御部22によって、撮像信号VDA-1はバッファメモリ
部24に保持される。
【0026】バッファメモリ部24に保持された撮像信
号VDA-1はメモリ制御部22によって順次読み出され
て可変伸張部26に供給される。可変伸張部26はメモ
リ制御部22からの制御信号CBに基づき制御されて、
撮像信号VDA-1は伸張されることなく撮像信号VDB
として出力される。この撮像信号VDBに基づき記録信
号WSが生成されてディスク状記録媒体40に記録され
る。
【0027】ここで、記録動作中に過度の衝撃や振動が
加わりフォーカスやトラッキングのサーボ動作範囲を越
えると、所定のトラックに正しく信号を記録できなくな
るため、バッファメモリ部24から撮像信号VDAの読
み出しを停止し記録動作が一時中断されると共に、図5
に示すフローチャートの処理動作が開始される。なお、
記録動作が一時中断されても、撮像信号VDは可変圧縮
部20で第1の圧縮率で圧縮されて、撮像信号VDA-1
としてバッファメモリ部24に引き続き保持される。
【0028】図5のステップST1では、フォーカスや
トラッキングのサーボ動作範囲を越えてから所定時間T
aが経過したか否かが判別される。ここで、所定時間Ta
が経過していない場合にステップST5に進み、所定時
間Taが経過しているときにはステップST2に進む。
【0029】ステップST2では、可変圧縮部20の圧
縮率が第1の圧縮率よりも高い第2の圧縮率とされてい
るか否かが判別されて、第2の圧縮率とされているとき
にはステップST5に進み、第2の圧縮率とされていな
いときにはステップST3に進む。
【0030】ステップST3では、図4の可変圧縮部2
0の圧縮率が制御信号CAによって第2の圧縮率に変更
されて、撮像信号VDは第2の圧縮率で圧縮されて撮像
信号VDA-2としてバッファメモリ部24に保持され
る。
【0031】ステップST4では、撮像信号VDA-2が
保持されたバッファメモリ部24の位置情報と、撮像信
号VDA-2が第2の圧縮率で圧縮された信号であること
を示す圧縮情報とがメモり制御部22に保持されてステ
ップST5に進む。
【0032】ステップST5では、サーボ動作範囲を越
えてから所定時間Taよりも長い所定時間Tbが経過した
か否かが判別される。ここで、所定時間Tbが経過して
いない場合は、この処理動作が終了される。また、所定
時間Tbが経過しているときにはステップST6に進
む。
【0033】ステップST6では、可変圧縮部20の圧
縮率が第2の圧縮率よりも高い第3の圧縮率とされてい
るか否かが判別されて、第3の圧縮率とされているとき
にはこの処理動作が終了され、第3の圧縮率とされてい
ないときにはステップST7に進む。
【0034】ステップST7では、図4の可変圧縮部2
0の圧縮率が第3の圧縮率に変更されて、撮像信号VD
は第3の圧縮率で圧縮されて撮像信号VDA-3としてバ
ッファメモリ部24に保持される。
【0035】ステップST8では、撮像信号VDA-3が
保持されたバッファメモリ部24の位置情報と、撮像信
号VDA3が第3の圧縮率で圧縮された信号であること
を示す圧縮情報とが例えばメモり制御部22に保持され
てこの処理動作が終了する。
【0036】この図5に示す処理動作は、フォーカスサ
ーボ動作とトラッキングサーボ動作の両方が復帰される
まで繰り返し行われる。このため、図4に示すように、
バッファメモリ部24には記録動作が中断されから所定
時間Taまでは、撮像信号VDが撮像信号VDA-1とさ
れて保持される。また所定時間Ta〜Tbまでは、撮像
信号VDが撮像信号VDA−2とされて保持されると共
に、所定時間Tb以降は撮像信号VDが撮像信号VDA
−3とされて保持される。
【0037】なお、上述のステップST1およびステッ
プST5では、記録動作が中断されてから所定時間T
a,Tbが経過したか否かを判別して、ステップST2
およびステップST6で圧縮率を切り替えるものとした
が、バッファメモリ部24に保持された撮像信号VDA
のデータ量に応じて圧縮率を切り替えるものとしてもよ
い。
【0038】このように、撮像信号VDは圧縮率が切り
替えられてバッファメモリ部24に保持されるので、中
断時間が長くなっても撮像信号VDを保持することが出
来る。また、圧縮率が切り替えられるので圧縮率を高め
て一定とした場合よりも良好な再生画像を得ることがで
きる。
【0039】ここで、図5に示す処理動作が繰り返され
ている途中で、フォーカスおよびトラッキングサーボ動
作が復帰されて記録動作が再開されると、図5に示す処
理動作が終了されて図6に示す高速記録動作が開始され
る。
【0040】図6のステップST11では、図4に示す
可変圧縮部20の圧縮率が第1の圧縮率に戻されてステ
ップST12に進む。
【0041】ステップST12では、バッファメモリ部
24に保持された撮像信号VDAが読み出されて可変伸
張部26に供給されると共に、メモり制御部22に保持
された位置情報と圧縮情報に基づき撮像信号VDAが可
変伸張部26で伸張されて、高速でディスク状記録媒体
40に記録される。
【0042】すなわち、可変伸張部26では、バッファ
メモリ部24から読み出された撮像信号VDAが第1の
圧縮率で圧縮されている撮像信号VDA−1であるとき
には、信号の伸張処理が行われることなく撮像信号VD
A−1が撮像信号VDBとして出力される。その後、第
2の圧縮率で圧縮された撮像信号VDA−2が撮像信号
VDAとして読み出されたときには、撮像信号VDA−
2が伸張されて第1の圧縮率の信号とされて撮像信号V
DBとして出力される。また第3の圧縮率で圧縮された
撮像信号VDA−3が読み出されたときには、第1の圧
縮率の信号に伸張されて撮像信号VDBとして出力され
る。このようにして、バッファメモリ部24に保持され
た圧縮率の異なる撮像信号VDA−1,VDA−2,VD
A−3は、圧縮率の等しい撮像信号VDBに変換され
る。
【0043】また、ディスク状記録媒体40が高速回転
されて撮像信号VDBの記録が高速に行われる。その
後、例えばバッファメモリ部24に保持されている撮像
信号VDAが無くなった場合、あるいは保持されている
撮像信号VDAが所定のデータ量以下とされたときに、
ディスク状記録媒体40の回転速度が標準速度に変更さ
れて、標準速度で信号の記録が行われる。
【0044】このように、記録動作が再開されたときに
は、バッファメモリ部24に保持された撮像信号VDA
に基づく撮像信号VDBが高速にディスク状記録媒体4
0に記録されて、バッファメモリ部24に保持される撮
像信号VDAのデータ量が減少されるため、再び記録動
作が中断した場合にもバッファメモリ部24を有効に利
用することができる。また、バッファメモリ部24に保
持された圧縮率の異なる撮像信号VDAが一定の圧縮率
の撮像信号VDBとされて記録されるので、ディスク状
記録媒体40に記録された信号を再生する場合には信号
の伸張処理が容易とされる。
【0045】次に、ディスク状記録媒体40に記録され
た信号を再生する場合について図7を使用して説明す
る。ディスク状記録媒体40を再生して復調部52から
得られる撮像信号VDCは、メモリ制御部22によって
バッファメモリ部24に保持される。このバッファメモ
リ部24に保持された撮像信号VDCは、メモリ制御部
22によって順次読み出されて可変伸張部26に供給さ
れる。可変伸張部26では、制御信号CBに基づき信号
再生時には撮像信号VDCの伸張処理が行われて、一定
の圧縮率で圧縮されている撮像信号VDCが非圧縮状態
の信号とされる。この非圧縮状態の信号は再生信号DV
として出力される。
【0046】また再生時には、バッファメモリ部24に
保持される撮像信号VCDのデータ量は多いものとされ
て、このバッファメモリ部24に保持されている撮像信
号VCDを読み出すことにより、ディスク状記録媒体4
0の再生動作が一時中断されても連続した再生信号DV
を得ることができる。
【0047】このように、上述の実施の形態よれば、記
録が一時中断されているときには、圧縮率を可変して撮
像信号が圧縮されると共に、この圧縮された撮像信号が
バッファメモリ部24に保持されるので、記録が再開さ
れたときにバッファメモリ部24に保持された撮像信号
を読み出すことにより、撮像信号を連続して記録するこ
とができる。またバッファメモリ部24から読み出され
た圧縮率の異なる撮像信号は、圧縮率が一定とされてか
らディスク状記録媒体40に記録されるので、ディスク
状記録媒体40の再生時に信号の伸張処理を容易とする
ことができる。また記録が再開されたときには、バッフ
ァメモリ部24に保持された撮像信号が高速に記録され
るので、バッファメモリ部24に保持される撮像信号の
データ量を減少させることができ、再び記録動作が中断
されてもバッファメモリ部24を有効に利用することが
できる。さらに、このバッファメモリ部24および可変
伸張部26は、信号の記録時と再生時で共用されるの
で、装置の構成を簡易とすることができる。
【0048】なお、上述の実施の形態よれば、撮像信号
VDを第1の圧縮率である撮像信号VDBとして記録す
るものとしたが、バッファメモリ部24に保持された撮
像信号を非圧縮状態の信号に戻して記録することも可能
であるが、信号を圧縮して記録媒体に記録することで多
くの撮像信号を記録することができる。また記録媒体に
記録される信号は撮像信号だけでなく音声信号やデータ
信号等であってもよいことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、記録が一時中断され
ると、圧縮手段で信号が圧縮されてからメモリ手段に保
持されると共に、制御手段によって圧縮手段での圧縮率
が制御される。また、記録が再開されたときには、メモ
リ手段に保持された信号が読み出されると共に、伸張手
段によって読み出された信号は圧縮率が一定とされて信
号記録手段に供給される。このため、外部から過度の衝
撃や振動等が加わって記録動作が一時中断されても信号
を記録媒体に連続して記録することができる。また、圧
縮率が一定とされているので再生時の信号処理を容易と
することができる。
【0050】更に、記録が再開されたときには、メモリ
手段に保持された信号が記録媒体に高速に記録されるの
で、メモリ手段に保持される信号のデータ量が減少され
て、再び記録動作が中断されても、メモリ手段を有効に
利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るビデオカメラ装置の構成を示す
図である。
【図2】ヘッド部30の構造を示す図である。
【図3】焦点深度を示す図である。
【図4】ビデオカメラ装置の記録時の動作状態を示す図
である。
【図5】記録動作が中断されたときの処理を示すフロー
チャートである。
【図6】記録動作が再開されたときの処理を示すフロー
チャートである。
【図7】ビデオカメラ装置の再生時の動作状態を示す図
である。
【符号の説明】
12・・・撮像素子、14・・・カメラ信号処理部、2
0・・・可変圧縮部、22・・・メモリ制御部、24・
・・バッファメモリ部、26・・・可変伸張部、28・
・・変調部、30・・・ヘッド部、40・・・ディスク
状記録媒体、50・・・高周波増幅器、52・・・復調
部、54・・・D/A変換部、60・・・サーボ制御
部、62・・・ディスク回転モータ、70・・・システ
ム制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に信号を記録する信号記録手段
    と、 信号のデータ量を圧縮する圧縮手段と、 上記圧縮手段でデータ量が圧縮された信号を保持するメ
    モリ手段と、 上記メモリ手段に保持された信号のデータ量を伸張する
    伸張手段と、 上記圧縮手段での圧縮動作と上記伸張手段での伸張動作
    と上記メモリ手段での信号保持動作を制御する制御手段
    とを有し、 上記信号記録手段で信号の記録が一時中断されたときに
    は、上記制御手段によって上記圧縮手段の圧縮率を制御
    しながら上記メモリ手段に信号を保持させるものとし、
    上記信号記録手段で信号の記録動作が再開されたときに
    は、上記制御手段によって上記メモリ手段に保持された
    信号を読み出すと共に、読み出される信号の圧縮率に応
    じて上記伸張手段の伸張動作を制御し、上記伸張手段で
    一定の圧縮率とされた信号を上記信号記録手段に供給す
    ることを特徴とする信号記録装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段では、上記信号の記録が一
    時中断されたときに、上記メモリ手段に保持された信号
    のデータ量に応じて上記圧縮手段の圧縮率を高めること
    を特徴とする請求項1記載の信号記録装置。
  3. 【請求項3】 上記信号記録手段では、上記信号の記録
    が再開されたときに、上記メモリ手段に保持された信号
    のデータ量に基づく期間中、上記記録媒体に上記伸張手
    段で一定の圧縮率とされた信号を高速に記録することを
    特徴とする請求項1記載の信号記録装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体に撮像信号を記録する信号記録
    手段と、 撮像信号をデータ量を圧縮する圧縮手段と、 上記圧縮手段で圧縮された撮像信号を保持するメモリ手
    段と、 上記メモリ手段に保持された撮像信号を伸張する伸張手
    段と、 上記圧縮手段での信号圧縮動作と上記伸張手段での信号
    伸張動作と上記メモリ手段での撮像信号の保持動作を制
    御する制御手段とを有し、 撮影中に上記信号記録手段で撮像信号の記録が一時中断
    されたときには、上記制御手段によって上記圧縮手段の
    圧縮率を制御しながら上記メモリ手段に撮像信号を保持
    させるものとし、上記信号記録手段で撮像信号の記録動
    作が再開されたときには、上記制御手段によって上記メ
    モリ手段に保持された撮像信号を読み出すと共に、読み
    出される撮像信号の圧縮率に応じて上記伸張手段の伸張
    動作を制御し、上記伸張手段で一定の圧縮率とされた撮
    像信号を上記信号記録手段に供給することを特徴とする
    ビデオカメラ装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段では、撮影中に上記撮像信
    号の記録が一時中断されたときに、上記メモリ手段に保
    持された撮像信号のデータ量に応じて上記圧縮手段での
    圧縮率を高めることを特徴とする請求項4記載のビデオ
    カメラ装置。
  6. 【請求項6】 上記データ記録手段では、上記撮像信号
    の記録が再開されたときに、上記メモリ手段に保持され
    た撮像信号のデータ量に基づく期間中、上記記録媒体に
    撮像信号を高速で記録することを特徴とする請求項4記
    載のビデオカメラ装置。
  7. 【請求項7】 上記記録媒体は、ディスク状記録媒体で
    あることを特徴とする請求項4記載のビデオカメラ装
    置。
  8. 【請求項8】 上記記録媒体を再生して得られた撮像信
    号を上記メモリ手段に保持するものとし、上記再生して
    得られた撮像信号が圧縮された信号であるときには、こ
    の撮像信号を上記伸張手段で伸張して出力することを特
    徴とする請求項4記載のビデオカメラ装置。
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