JPH1084157A - モード選択機能付マイクロレーザーキャビティおよびマイクロレーザーならびにその製造方法 - Google Patents
モード選択機能付マイクロレーザーキャビティおよびマイクロレーザーならびにその製造方法Info
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- JPH1084157A JPH1084157A JP9200543A JP20054397A JPH1084157A JP H1084157 A JPH1084157 A JP H1084157A JP 9200543 A JP9200543 A JP 9200543A JP 20054397 A JP20054397 A JP 20054397A JP H1084157 A JPH1084157 A JP H1084157A
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- Optics & Photonics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のマイクロレーザーにおいては、単一モ
ードでの発振を得ることが困難であった。 【解決手段】 入力ミラー34、出力ミラー36、活性
レーザー媒質32を具備するマイクロレーザーキャビテ
ィであって、このキャビティがポンピングされる場合
に、キャビティの横方向モードのうちの1つまたはいく
つかを発振可能とし、かつ、それ以外の横方向モードの
発振を阻止するための、キャビティ横方向モード選択手
段(直径φ0 のディスクの形態とされた入力ミラー3
4)を具備している。
ードでの発振を得ることが困難であった。 【解決手段】 入力ミラー34、出力ミラー36、活性
レーザー媒質32を具備するマイクロレーザーキャビテ
ィであって、このキャビティがポンピングされる場合
に、キャビティの横方向モードのうちの1つまたはいく
つかを発振可能とし、かつ、それ以外の横方向モードの
発振を阻止するための、キャビティ横方向モード選択手
段(直径φ0 のディスクの形態とされた入力ミラー3
4)を具備している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活性媒質が固体で
あるような、マイクロレーザーまたはマイクロレーザー
キャビティの分野に関するものである。
あるような、マイクロレーザーまたはマイクロレーザー
キャビティの分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロレーザーは、車産業、環境、科
学計測、および、遠隔制御と同じくらい幅広い分野にお
いて、多数の応用を有している。
学計測、および、遠隔制御と同じくらい幅広い分野にお
いて、多数の応用を有している。
【0003】マイクロレーザーの構造は、多層の積層構
造である。活性レーザー媒質は、限られた厚さ(150
〜1000μm)および小さなサイズ(数mm2) の材
料により構成されている。この材料上には、直接的に、
誘電性キャビティミラーが成膜される。この活性媒質
は、マイクロレーザー上に直接組み付けられたあるいは
光ファイバによりマイクロレーザーに接続された III−
V レーザーダイオードにより、ポンピングすることがで
きる。マイクロエレクトロニクス的手段を使用した集中
生産が可能であることにより、そのようなマイクロレー
ザーを非常に低コストで大量生産することができる。
造である。活性レーザー媒質は、限られた厚さ(150
〜1000μm)および小さなサイズ(数mm2) の材
料により構成されている。この材料上には、直接的に、
誘電性キャビティミラーが成膜される。この活性媒質
は、マイクロレーザー上に直接組み付けられたあるいは
光ファイバによりマイクロレーザーに接続された III−
V レーザーダイオードにより、ポンピングすることがで
きる。マイクロエレクトロニクス的手段を使用した集中
生産が可能であることにより、そのようなマイクロレー
ザーを非常に低コストで大量生産することができる。
【0004】添付の図1および図2は、今日では従来技
術となったマイクロレーザーの構造を示している。図1
の構造は、平面−平面マイクロレーザーキャビティに対
応している。これに対して、図2の構造は、平凹マイク
ロレーザーキャビティに対応している。凹面−凹面マイ
クロレーザーキャビティを形成することも、また可能で
ある。これらすべての場合において、基本構造は、活性
レーザー媒質2と、入力ミラー4および出力ミラー6に
より制限されたマイクロレーザーキャビティと、から形
成されている。これらキャビティには、また、例えば欧
州特許第653824号(米国特許第5 495 494
号)に開示されているように薄膜の形態で成膜された可
飽和吸収体材料のような、他のキャビティ内素子を組み
込むことができる。
術となったマイクロレーザーの構造を示している。図1
の構造は、平面−平面マイクロレーザーキャビティに対
応している。これに対して、図2の構造は、平凹マイク
ロレーザーキャビティに対応している。凹面−凹面マイ
クロレーザーキャビティを形成することも、また可能で
ある。これらすべての場合において、基本構造は、活性
レーザー媒質2と、入力ミラー4および出力ミラー6に
より制限されたマイクロレーザーキャビティと、から形
成されている。これらキャビティには、また、例えば欧
州特許第653824号(米国特許第5 495 494
号)に開示されているように薄膜の形態で成膜された可
飽和吸収体材料のような、他のキャビティ内素子を組み
込むことができる。
【0005】レーザーキャビティの構造にかかわらず、
このようなタイプのレーザーキャビティ内においては、
複数の横方向モードあるいは長さ方向モードが振動する
ことができる。これらモードは、異なる周波数で共振す
る。そして、キャビティ内にいくつかのモードが存在す
ることにより、マイクロレーザーから放出されるビーム
のスペクトルが広がってしまい、広がりの程度がより大
きくなってしまうことになる。
このようなタイプのレーザーキャビティ内においては、
複数の横方向モードあるいは長さ方向モードが振動する
ことができる。これらモードは、異なる周波数で共振す
る。そして、キャビティ内にいくつかのモードが存在す
ることにより、マイクロレーザーから放出されるビーム
のスペクトルが広がってしまい、広がりの程度がより大
きくなってしまうことになる。
【0006】活性レーザー媒質2またはマイクロレーザ
ーキャビティの厚さを計算することができ、これによ
り、ただ1つだけの長さ方向モードを得ることができ
る。このような計算およびその例は、欧州特許第653
824号に与えられている。
ーキャビティの厚さを計算することができ、これによ
り、ただ1つだけの長さ方向モードを得ることができ
る。このような計算およびその例は、欧州特許第653
824号に与えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】レーザーダイオード
が、マイクロレーザーキャビティをポンピングするため
の従来手段をなすことを、上述した。しかしながら、レ
ーザーダイオードビームは、好ましくない形状特性を有
しており、マイクロレーザーキャビティの基本モード内
において、容易に焦点合わせすることができない。つま
り、図1および図2において、参照符号8は、直径がφ
l のレーザーダイオードからのポンピングビーム出力を
示している。これに対して、キャビティの基本モード
は、直径がφ0であり(図1)、また少なくともW0 で
ある(図2)。したがって、ポンピングビームは、通
常、マイクロレーザーキャビティの基本モードとは異な
る他の横方向モードを励振することにより領域内に吸収
される。ポンピングによりキャビティ内に生成されたゲ
インは、マイクロレーザーキャビティから放出されるレ
ーザービームにおいて高次の横方向モードの出現を喚起
してしまう。
が、マイクロレーザーキャビティをポンピングするため
の従来手段をなすことを、上述した。しかしながら、レ
ーザーダイオードビームは、好ましくない形状特性を有
しており、マイクロレーザーキャビティの基本モード内
において、容易に焦点合わせすることができない。つま
り、図1および図2において、参照符号8は、直径がφ
l のレーザーダイオードからのポンピングビーム出力を
示している。これに対して、キャビティの基本モード
は、直径がφ0であり(図1)、また少なくともW0 で
ある(図2)。したがって、ポンピングビームは、通
常、マイクロレーザーキャビティの基本モードとは異な
る他の横方向モードを励振することにより領域内に吸収
される。ポンピングによりキャビティ内に生成されたゲ
インは、マイクロレーザーキャビティから放出されるレ
ーザービームにおいて高次の横方向モードの出現を喚起
してしまう。
【0008】この現象は、平面−平面キャビティ(図
1)においてよりも、特に平凹キャビティ(図2)のよ
うな安定キャビティにおいて顕著である。というのは、
平凹キャビティにおける基本モードのサイズが、平面−
平面キャビティにおける基本モードのサイズよりも小さ
いからである。同様に、キャビティ形状により導入され
た高次モードの比例損失は、平面−平面キャビティの場
合よりも、平凹キャビティの場合の方が弱い。しかしな
がら、どちらの場合においても、横方向モードの出現
は、マイクロレーザービームの空間的品質およびスペク
トル的品質を劣化させる。一般に、平凹マイクロレーザ
ーがパワーダイオードによりポンピングされたときに
は、横方向モードが発生するしきい値は、基本モードが
出現するしきい値に近い。したがって、このようなタイ
プのレーザーは、とりわけ、高パワーポンピングが行わ
れて、ポンピングビームが高次の横方向モードに対して
ゲインを生成する場合には、横方向に単一モードで動作
することはできない。
1)においてよりも、特に平凹キャビティ(図2)のよ
うな安定キャビティにおいて顕著である。というのは、
平凹キャビティにおける基本モードのサイズが、平面−
平面キャビティにおける基本モードのサイズよりも小さ
いからである。同様に、キャビティ形状により導入され
た高次モードの比例損失は、平面−平面キャビティの場
合よりも、平凹キャビティの場合の方が弱い。しかしな
がら、どちらの場合においても、横方向モードの出現
は、マイクロレーザービームの空間的品質およびスペク
トル的品質を劣化させる。一般に、平凹マイクロレーザ
ーがパワーダイオードによりポンピングされたときに
は、横方向モードが発生するしきい値は、基本モードが
出現するしきい値に近い。したがって、このようなタイ
プのレーザーは、とりわけ、高パワーポンピングが行わ
れて、ポンピングビームが高次の横方向モードに対して
ゲインを生成する場合には、横方向に単一モードで動作
することはできない。
【0009】したがって、原理的に、ポンピングビーム
がレーザービームよりも大きい場合(例えば、安定化キ
ャビティの場合)には、また、ポンピングパワーが非常
に大きい場合には、マイクロレーザーは、横方向の単一
モード状態で動作することができない。
がレーザービームよりも大きい場合(例えば、安定化キ
ャビティの場合)には、また、ポンピングパワーが非常
に大きい場合には、マイクロレーザーは、横方向の単一
モード状態で動作することができない。
【0010】一般に、キャビティ内のいくつかのモード
が共振可能でありかつそれ以外のモードが禁止されてい
る構造を有するマイクロレーザーは、知られていない。
が共振可能でありかつそれ以外のモードが禁止されてい
る構造を有するマイクロレーザーは、知られていない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決することを意図している。
決することを意図している。
【0012】つまり、本発明の目的は、入力ミラー、出
力ミラー、活性レーザー媒質、および、キャビティがポ
ンピングされる場合にキャビティ横方向モードを選択す
るための手段を具備する一体型マイクロレーザーキャビ
ティであり、これにより、キャビティの1つまたはいく
つかの横方向モードを発振可能とし、かつ、それ以外の
横方向モードの発振を阻止することができる。
力ミラー、活性レーザー媒質、および、キャビティがポ
ンピングされる場合にキャビティ横方向モードを選択す
るための手段を具備する一体型マイクロレーザーキャビ
ティであり、これにより、キャビティの1つまたはいく
つかの横方向モードを発振可能とし、かつ、それ以外の
横方向モードの発振を阻止することができる。
【0013】キャビティ横方向モード選択手段は、少な
くとも1つのキャビティ内ダイヤフラムを備えることが
でき、このダイヤフラムは、キャビティモードのうちの
1つまたはいくつかを発振可能とし、かつ、それ以外の
キャビティモードの発振を阻止するための円形または環
状開口を有している。変形例の1つとしては、ダイヤフ
ラムを、キャビティミラーの一方上に配置しても良い。
くとも1つのキャビティ内ダイヤフラムを備えることが
でき、このダイヤフラムは、キャビティモードのうちの
1つまたはいくつかを発振可能とし、かつ、それ以外の
キャビティモードの発振を阻止するための円形または環
状開口を有している。変形例の1つとしては、ダイヤフ
ラムを、キャビティミラーの一方上に配置しても良い。
【0014】本発明の他の目的は、入力ミラー、出力ミ
ラー、活性レーザー媒質を具備する一体型マイクロレー
ザーキャビティであって、この場合、2つのミラーのう
ち少なくとも一方が、1つまたはいくつかのキャビティ
横方向モードの発振を可能とし(あるいは可能な形状
に)、かつ、それ以外のキャビティ横方向モードの発振
を阻止するために、彫刻されているあるいは成膜されて
いる。
ラー、活性レーザー媒質を具備する一体型マイクロレー
ザーキャビティであって、この場合、2つのミラーのう
ち少なくとも一方が、1つまたはいくつかのキャビティ
横方向モードの発振を可能とし(あるいは可能な形状
に)、かつ、それ以外のキャビティ横方向モードの発振
を阻止するために、彫刻されているあるいは成膜されて
いる。
【0015】このような構造は、横方向モードの数を減
少させ、キャビティの1つまたはいくつかの特定の動作
モードを励起する。すべての場合において、いくつかの
横方向モードが出現するしきい値が増加し、他のモード
は禁止される。
少させ、キャビティの1つまたはいくつかの特定の動作
モードを励起する。すべての場合において、いくつかの
横方向モードが出現するしきい値が増加し、他のモード
は禁止される。
【0016】また、上記構造は、マイクロレーザーの製
造に使用されるマイクエレクトロニクス手段を利用し
た、大量生産方法に適している。
造に使用されるマイクエレクトロニクス手段を利用し
た、大量生産方法に適している。
【0017】すべての場合において、特に有効な実施形
態は、基本モードを発振可能とし、かつ、それ以外のモ
ードの発振を禁止することである。これにより、スペク
トル的にかつ空間的に良好な品質のマイクロレーザービ
ームが得られる。平面−平面マイクロレーザーキャビテ
ィの場合には、入力マイクロミラーまたは出力マイクロ
ミラーを、与えられたポンピングパワーに適するよう計
算された直径のディスクの形態とすることで、高次モー
ドの損失を増大させてこれら高次モードのレーザー効果
を阻止することができ、上記結果を得ることができる。
キャビティが(平凹キャビティの形態で)安定化されて
いる場合には、平面ディスク形状のミラーを、上記のよ
うに計算された直径とすることで、常に、基本モードだ
けの単一モード動作を得ることができる。平面ミラーに
おける基本モードの直径は、λをマイクロレーザー基本
モードの波長、nをキャビティ内材料の屈折率、Lをマ
イクロレーザーキャビティの長さ、Rを凹面ミラーの曲
率半径としたときに、
態は、基本モードを発振可能とし、かつ、それ以外のモ
ードの発振を禁止することである。これにより、スペク
トル的にかつ空間的に良好な品質のマイクロレーザービ
ームが得られる。平面−平面マイクロレーザーキャビテ
ィの場合には、入力マイクロミラーまたは出力マイクロ
ミラーを、与えられたポンピングパワーに適するよう計
算された直径のディスクの形態とすることで、高次モー
ドの損失を増大させてこれら高次モードのレーザー効果
を阻止することができ、上記結果を得ることができる。
キャビティが(平凹キャビティの形態で)安定化されて
いる場合には、平面ディスク形状のミラーを、上記のよ
うに計算された直径とすることで、常に、基本モードだ
けの単一モード動作を得ることができる。平面ミラーに
おける基本モードの直径は、λをマイクロレーザー基本
モードの波長、nをキャビティ内材料の屈折率、Lをマ
イクロレーザーキャビティの長さ、Rを凹面ミラーの曲
率半径としたときに、
【数5】 で与えられる。1つの変形例においては、凹面ミラーが
上記のように計算された直径とされている。この場合、
凹面ミラーのところにおける基本モードの直径は、上記
と同じ記号を使用して、
上記のように計算された直径とされている。この場合、
凹面ミラーのところにおける基本モードの直径は、上記
と同じ記号を使用して、
【数6】 で与えられる。
【0018】本発明の他の目的は、キャビティ横方向モ
ード選択手段の製造ステップを具備する一体型マイクロ
レーザーキャビティの製造方法である。
ード選択手段の製造ステップを具備する一体型マイクロ
レーザーキャビティの製造方法である。
【0019】さらに詳細には、キャビティ横方向モード
選択手段の製造ステップは、キャビティモードのうちの
1つまたはいくつかを発振可能としかつそれ以外のキャ
ビティモードの発振を阻止するための円形または環状開
口が形成されたダイヤフラム、あるいは、キャビティモ
ードのうちの1つまたはいくつかを発振可能としかつそ
れ以外のキャビティモードの発振を阻止し得る形状とさ
れたダイヤフラムの製造ステップを備えている。このタ
イプのダイヤフラムは、マイクロレーザーキャビティ内
において、キャビティミラーの一方上に配置することが
できる。
選択手段の製造ステップは、キャビティモードのうちの
1つまたはいくつかを発振可能としかつそれ以外のキャ
ビティモードの発振を阻止するための円形または環状開
口が形成されたダイヤフラム、あるいは、キャビティモ
ードのうちの1つまたはいくつかを発振可能としかつそ
れ以外のキャビティモードの発振を阻止し得る形状とさ
れたダイヤフラムの製造ステップを備えている。このタ
イプのダイヤフラムは、マイクロレーザーキャビティ内
において、キャビティミラーの一方上に配置することが
できる。
【0020】また、マイクロレーザーキャビティの入出
力ミラーの一方を彫刻することができる。例えば、彫刻
は、ミラー上へのマスクの形成後に、イオン衝撃、ある
いは、反応性イオンエッチング、あるいは、エッチング
により行うことができる。1つの変形例においては、彫
刻は、蒸発により行うことができる。
力ミラーの一方を彫刻することができる。例えば、彫刻
は、ミラー上へのマスクの形成後に、イオン衝撃、ある
いは、反応性イオンエッチング、あるいは、エッチング
により行うことができる。1つの変形例においては、彫
刻は、蒸発により行うことができる。
【0021】一方または双方のミラーを彫刻することに
代えて、キャビティミラーの少なくとも一方の面上にお
いて、選択成膜ステップを行うことができる。この場合
の成膜は、1つまたはいくつかのキャビティモードの反
射を可能とし、かつ、それ以外のキャビティモードを反
射しないような領域のみにおいて行われる。この成膜
は、マスクが形成されて、ミラー成膜領域におけるマス
クがエッチングされた後に行うことができる。
代えて、キャビティミラーの少なくとも一方の面上にお
いて、選択成膜ステップを行うことができる。この場合
の成膜は、1つまたはいくつかのキャビティモードの反
射を可能とし、かつ、それ以外のキャビティモードを反
射しないような領域のみにおいて行われる。この成膜
は、マスクが形成されて、ミラー成膜領域におけるマス
クがエッチングされた後に行うことができる。
【0022】本発明の他の目的は、上記のようなマイク
ロレーザーキャビティと、マイクロレーザーキャビティ
ポンピング手段と、を具備するマイクロレーザーであ
る。
ロレーザーキャビティと、マイクロレーザーキャビティ
ポンピング手段と、を具備するマイクロレーザーであ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴点および利点
は、単に例示のためのものであって本発明を何ら制限す
るものではなくまた添付図面を参照してなされる以下の
説明から明瞭に理解されるであろう。
は、単に例示のためのものであって本発明を何ら制限す
るものではなくまた添付図面を参照してなされる以下の
説明から明瞭に理解されるであろう。
【0024】図1および図2は、既に説明済みのもので
あって、従来技術によるマイクロレーザーキャビティを
示す図である。図3および図4は、本発明によるマイク
ロレーザーキャビティの第1実施形態およびその変形を
示す図である。図5(a)および図5(b)は、平面−
平面キャビティに対する本発明の他の実施形態を示す図
である。図6は、平凹キャビティに対する本発明の実施
形態の変形を示す図である。図7〜図9は、本発明によ
るマイクロレーザーキャビティを示す図であって、活性
レーザー媒質および他のキャビティ内素子を備えてい
る。図10(a)〜(c)は、本発明のマイクロレーザ
ーキャビティの製造ステップを示す図である。図11
(a)〜(d)は、本発明のマイクロレーザーキャビテ
ィの他の製造ステップを示す図である。図12(a)お
よび図12(b)は、本発明によるマイクロレーザーを
示す図である。図13(a)〜(e)は、本発明のマイ
クロレーザーキャビティを作るための、ミラーのエッチ
ングステップを示す図である。図14(a)〜(d)
は、本発明のマイクロレーザーキャビティを作るため
の、ミラーの選択成膜を行うためのステップを示す図で
ある。
あって、従来技術によるマイクロレーザーキャビティを
示す図である。図3および図4は、本発明によるマイク
ロレーザーキャビティの第1実施形態およびその変形を
示す図である。図5(a)および図5(b)は、平面−
平面キャビティに対する本発明の他の実施形態を示す図
である。図6は、平凹キャビティに対する本発明の実施
形態の変形を示す図である。図7〜図9は、本発明によ
るマイクロレーザーキャビティを示す図であって、活性
レーザー媒質および他のキャビティ内素子を備えてい
る。図10(a)〜(c)は、本発明のマイクロレーザ
ーキャビティの製造ステップを示す図である。図11
(a)〜(d)は、本発明のマイクロレーザーキャビテ
ィの他の製造ステップを示す図である。図12(a)お
よび図12(b)は、本発明によるマイクロレーザーを
示す図である。図13(a)〜(e)は、本発明のマイ
クロレーザーキャビティを作るための、ミラーのエッチ
ングステップを示す図である。図14(a)〜(d)
は、本発明のマイクロレーザーキャビティを作るため
の、ミラーの選択成膜を行うためのステップを示す図で
ある。
【0025】例えば図1に示すような不安定キャビティ
の場合には、基本モードは、例えば60μmといったよ
うに数十μmの程度の直径φ0 を有している。正確なサ
イズは、ビーム解析器および校正カメラを使用して決定
することができる。
の場合には、基本モードは、例えば60μmといったよ
うに数十μmの程度の直径φ0 を有している。正確なサ
イズは、ビーム解析器および校正カメラを使用して決定
することができる。
【0026】平面−平面キャビティの場合には、高次の
横方向モードは、基本モードよりも約1.5倍ほど大き
な直径を有している。
横方向モードは、基本モードよりも約1.5倍ほど大き
な直径を有している。
【0027】安定キャビティの場合には、特に図2に示
すような平凹キャビティの場合には、平面ミラー6のと
ころにおける基本モードの直径W0 は、
すような平凹キャビティの場合には、平面ミラー6のと
ころにおける基本モードの直径W0 は、
【数7】 により与えられる。ここで、λは基本モードの波長、n
はキャビティ内材料の屈折率(キャビティ内材料が複数
存在する場合には、基本モードの直径は、様々な媒質内
における伝搬を考慮して計算される)、Lはマイクロレ
ーザーキャビティの長さ、Rは凹面ミラーの曲率半径で
ある。
はキャビティ内材料の屈折率(キャビティ内材料が複数
存在する場合には、基本モードの直径は、様々な媒質内
における伝搬を考慮して計算される)、Lはマイクロレ
ーザーキャビティの長さ、Rは凹面ミラーの曲率半径で
ある。
【0028】凹面ミラーのところにおいては、モード直
径は、
径は、
【数8】 に等しい。
【0029】平凹構造の場合には、高次の横方向モード
の直径は、基本モードよりも、約1.5倍ほど大きい。
の直径は、基本モードよりも、約1.5倍ほど大きい。
【0030】したがって、キャビティの形状にかかわら
ず、すべての場合において、各モードの直径は、明瞭に
決定される。本発明は、”ダイヤフラム”を作るために
使用することができる。ダイヤフラムの形状特性は、ダ
イヤフラムがいくつかのキャビティモードのうちの1つ
だけを挿通させることができ、かつ、高次モードに対し
てはキャビティの特性を十分に低減させるよう、設定さ
れる。
ず、すべての場合において、各モードの直径は、明瞭に
決定される。本発明は、”ダイヤフラム”を作るために
使用することができる。ダイヤフラムの形状特性は、ダ
イヤフラムがいくつかのキャビティモードのうちの1つ
だけを挿通させることができ、かつ、高次モードに対し
てはキャビティの特性を十分に低減させるよう、設定さ
れる。
【0031】基本モードの場合には、キャビティの内部
に配置された(例えば金属製の)ダイヤフラムを作るこ
とができる。好ましくは、ダイヤフラムは、入力ミラー
上または出力ミラー上のいずれかに配置される。このダ
イヤフラムは、例えば円形であり、サイズが上記のよう
にして計算された開口を有している。
に配置された(例えば金属製の)ダイヤフラムを作るこ
とができる。好ましくは、ダイヤフラムは、入力ミラー
上または出力ミラー上のいずれかに配置される。このダ
イヤフラムは、例えば円形であり、サイズが上記のよう
にして計算された開口を有している。
【0032】つまり、図3において、マイクロレーザー
は、活性媒質12(および、存在する場合には他のキャ
ビティ内素子)とは別に、キャビティ入出力ミラー1
4、16およびダイヤフラム18(図3においては、キ
ャビティ内ダイヤフラム)を具備している。よって、マ
イクロレーザーキャビティ内においては、基本モードの
みが発振することができる。その結果、高品質のレーザ
ービームを得ることができる。この場合、レーザービー
ムの空間的およびスペクトル的特性は、単に、基本モー
ドの空間的およびスペクトル的特性にのみ依存する。
は、活性媒質12(および、存在する場合には他のキャ
ビティ内素子)とは別に、キャビティ入出力ミラー1
4、16およびダイヤフラム18(図3においては、キ
ャビティ内ダイヤフラム)を具備している。よって、マ
イクロレーザーキャビティ内においては、基本モードの
みが発振することができる。その結果、高品質のレーザ
ービームを得ることができる。この場合、レーザービー
ムの空間的およびスペクトル的特性は、単に、基本モー
ドの空間的およびスペクトル的特性にのみ依存する。
【0033】図4は、安定な平凹マイクロレーザーキャ
ビティを示している。このキャビティは、活性媒質22
(および、存在する場合には他のキャビティ内素子)、
および、キャビティ入力ミラー24、出力ミラー26を
具備している。キャビティは、キャビティ内ダイヤフラ
ム27(図4)を具備している。図4の場合において
は、ダイヤフラム27は、上記のようにして計算された
直径を有する開口28を具備している。
ビティを示している。このキャビティは、活性媒質22
(および、存在する場合には他のキャビティ内素子)、
および、キャビティ入力ミラー24、出力ミラー26を
具備している。キャビティは、キャビティ内ダイヤフラ
ム27(図4)を具備している。図4の場合において
は、ダイヤフラム27は、上記のようにして計算された
直径を有する開口28を具備している。
【0034】図示しないある変形例においては、キャビ
ティ内ダイヤフラムは、また、上記のようにして計算さ
れた同一の開口形状特性をもって、ミラー24の内部に
成膜することもできる。
ティ内ダイヤフラムは、また、上記のようにして計算さ
れた同一の開口形状特性をもって、ミラー24の内部に
成膜することもできる。
【0035】本発明の他の実施形態について、図5〜図
6を参照して説明する。この実施形態においては、キャ
ビティにおける一方のミラーの形状が、モード選択のた
めに使用される。つまり、図5(a)および図5(b)
においては、マイクロレーザーは、活性レーザー媒質3
2(および、存在する場合には非線形タイプの他のキャ
ビティ内素子)、および、入力ミラー34、38、およ
び、出力ミラー36、40を具備している。ここで、入
出力ミラーのうちの一方を、例えば、上記のようにして
計算された直径を有するディスクの形態とすることがで
きる。例えばレーザーダイオードにより得られたポンピ
ングビーム44は、キャビティ内において、基本モード
よりも高次の横方向モードで発振することができない。
基本モードだけが、2つのミラー間において発振するこ
とができる。というのは、一方のミラーの横方向長さが
制限されているからである。
6を参照して説明する。この実施形態においては、キャ
ビティにおける一方のミラーの形状が、モード選択のた
めに使用される。つまり、図5(a)および図5(b)
においては、マイクロレーザーは、活性レーザー媒質3
2(および、存在する場合には非線形タイプの他のキャ
ビティ内素子)、および、入力ミラー34、38、およ
び、出力ミラー36、40を具備している。ここで、入
出力ミラーのうちの一方を、例えば、上記のようにして
計算された直径を有するディスクの形態とすることがで
きる。例えばレーザーダイオードにより得られたポンピ
ングビーム44は、キャビティ内において、基本モード
よりも高次の横方向モードで発振することができない。
基本モードだけが、2つのミラー間において発振するこ
とができる。というのは、一方のミラーの横方向長さが
制限されているからである。
【0036】例えば、平凹キャビティの場合には(図
6)、凹面ミラー46は、上記のようにして計算された
値または直径に制限された長さを有することができる。
変形例においては、出力ミラー48の横方向長さが制限
される。
6)、凹面ミラー46は、上記のようにして計算された
値または直径に制限された長さを有することができる。
変形例においては、出力ミラー48の横方向長さが制限
される。
【0037】図3〜図6に関連して例示されたマイクロ
レーザーキャビティ構造の例は、マイクロレーザーキャ
ビティの基本モードのみを維持して、他のすべての横方
向モードを除去する。モード選択手段として適切な形状
を使用することにより、すなわち、ダイヤフラムまたは
キャビティ入力ミラーまたはキャビティ出力ミラーの形
状を適切なものとすることにより、例えば基本モードを
除去して、他の横方向モードを選択することができる。
レーザーキャビティ構造の例は、マイクロレーザーキャ
ビティの基本モードのみを維持して、他のすべての横方
向モードを除去する。モード選択手段として適切な形状
を使用することにより、すなわち、ダイヤフラムまたは
キャビティ入力ミラーまたはキャビティ出力ミラーの形
状を適切なものとすることにより、例えば基本モードを
除去して、他の横方向モードを選択することができる。
【0038】考慮している実施形態にかかわらず、活性
レーザー材料は、本質的に、活性レーザーイオンがドー
ピングされたベース材料を備えている。
レーザー材料は、本質的に、活性レーザーイオンがドー
ピングされたベース材料を備えている。
【0039】ベース材料は、YAG(Y3Al5O12)、
LMA(LaMgAl11O19)、YVO4、 YSO(Y
2SiO5)、YLF(YLiF4)、 あるいは、 Gd
VO4 等のような材料から選択された1つの材料のよう
な、結晶性材料とすることができる。あるいは、ガラス
のようなタイプのものとすることができる。このような
材料のうちからのある材料あるいは他の材料の選択基準
は、欧州特許第653824号(米国特許第5 495
494号)に開示されている。この文献には、また、活
性レーザー媒質の厚さeの選択、とりわけ単一モードレ
ーザーを得るための活性レーザー媒質の厚さeの選択に
関する情報も開示されている。代表的には、活性媒質の
厚さは、おおよそ、 −YAG 活性媒質の場合には、750μmであり、 −YVO4活性媒質の場合には、500μmであり、 −LMA 活性媒質の場合には、150μmである。
LMA(LaMgAl11O19)、YVO4、 YSO(Y
2SiO5)、YLF(YLiF4)、 あるいは、 Gd
VO4 等のような材料から選択された1つの材料のよう
な、結晶性材料とすることができる。あるいは、ガラス
のようなタイプのものとすることができる。このような
材料のうちからのある材料あるいは他の材料の選択基準
は、欧州特許第653824号(米国特許第5 495
494号)に開示されている。この文献には、また、活
性レーザー媒質の厚さeの選択、とりわけ単一モードレ
ーザーを得るための活性レーザー媒質の厚さeの選択に
関する情報も開示されている。代表的には、活性媒質の
厚さは、おおよそ、 −YAG 活性媒質の場合には、750μmであり、 −YVO4活性媒質の場合には、500μmであり、 −LMA 活性媒質の場合には、150μmである。
【0040】ドーピングイオンに関しては、1.06μ
m付近のレーザー発光を得るためには、通常、ネオジウ
ム(Nd)が選択される。これに代えて、1.5μm付
近の発光を得るためには、エルビウム(Er)、また
は、エルビウム−イッテルビウムのコドーピング(Er
−Yb)を選択することができる。2μm付近の発光に
対しては、タリウム(Tm)、または、ホルミウム(H
o)、または、タリウム−ホルミウムのコドーピングが
選択される。イッテルビウムだけをドーピングすること
により、YAGにおいて、1.03μmの発光を得るこ
とができる。
m付近のレーザー発光を得るためには、通常、ネオジウ
ム(Nd)が選択される。これに代えて、1.5μm付
近の発光を得るためには、エルビウム(Er)、また
は、エルビウム−イッテルビウムのコドーピング(Er
−Yb)を選択することができる。2μm付近の発光に
対しては、タリウム(Tm)、または、ホルミウム(H
o)、または、タリウム−ホルミウムのコドーピングが
選択される。イッテルビウムだけをドーピングすること
により、YAGにおいて、1.03μmの発光を得るこ
とができる。
【0041】マイクロレーザーキャビティ内には、他の
素子を導入することができる。図7に示すように、可飽
和吸収体50を導入することができる。可飽和吸収体
を、固体活性媒質32上に直接的に成膜された可飽和吸
収体材料の薄い層とすることが、特に有利である。この
ような可飽和吸収体層のための1つの特に有利な実施形
態は、液相エピタキシーである。この場合、層50は、
固体活性媒質32を構成しているベース材料と同じベー
ス材料から構成され、可飽和吸収特性をもたらすような
イオン、例えばクロミウムイオン(Cr4+)あるいはエ
ルビウムイオン(Er3+)のようなイオンでドーピング
されている。したがって、可飽和吸収性層を、最大50
0μmの厚さで、活性レーザー媒質上に直接的に成膜す
ることができる。可飽和吸収性層を有するこのタイプの
実施形態の製造に関して必要なすべての情報は、欧州特
許第653 824号(米国特許第5 495 494
号)に与えられている。特に、活性レーザー媒質32の
両面に可飽和吸収体を成膜することができ、活性レーザ
ー媒質上に直接的に成膜された2つの可飽和吸収材料層
を備えるマイクロレーザーキャビティを得ることができ
る。
素子を導入することができる。図7に示すように、可飽
和吸収体50を導入することができる。可飽和吸収体
を、固体活性媒質32上に直接的に成膜された可飽和吸
収体材料の薄い層とすることが、特に有利である。この
ような可飽和吸収体層のための1つの特に有利な実施形
態は、液相エピタキシーである。この場合、層50は、
固体活性媒質32を構成しているベース材料と同じベー
ス材料から構成され、可飽和吸収特性をもたらすような
イオン、例えばクロミウムイオン(Cr4+)あるいはエ
ルビウムイオン(Er3+)のようなイオンでドーピング
されている。したがって、可飽和吸収性層を、最大50
0μmの厚さで、活性レーザー媒質上に直接的に成膜す
ることができる。可飽和吸収性層を有するこのタイプの
実施形態の製造に関して必要なすべての情報は、欧州特
許第653 824号(米国特許第5 495 494
号)に与えられている。特に、活性レーザー媒質32の
両面に可飽和吸収体を成膜することができ、活性レーザ
ー媒質上に直接的に成膜された2つの可飽和吸収材料層
を備えるマイクロレーザーキャビティを得ることができ
る。
【0042】また、活性レーザー材料32の表面上に、
マイクロミラー43を作ることができる。この場合に
も、このようなマイクロレンズの製造に関して必要なす
べての情報は、欧州特許第653 824号に与えられ
ている。このようなマイクロミラーは、マイクロレーザ
ーキャビティを安定化させることができる。
マイクロミラー43を作ることができる。この場合に
も、このようなマイクロレンズの製造に関して必要なす
べての情報は、欧州特許第653 824号に与えられ
ている。このようなマイクロミラーは、マイクロレーザ
ーキャビティを安定化させることができる。
【0043】マイクロレーザーキャビティの活性レーザ
ー材料は、さらに、キャビティ内に配置された能動型ト
リガー手段を備えることができる。この実施形態は、図
9に示されている。ここで、符号32は、先と同じく、
活性レーザー媒質を示している。そして、キャビティ
は、入力ミラー46および出力ミラー48により拘束さ
れている。実際、中間ミラー47が2つのキャビティに
区切っている。すなわち、第1共鳴キャビティは、活性
レーザー媒質により構成され、第2共鳴キャビティは、
外部擾乱の関数として屈折率を変化させ得る材料52に
より構成されている。この材料52は、例えばLiTa
O3 のような、電気光学材料とすることができる。材料
52には、2つの電極54、56を利用して電位差が印
加される。入力ミラー46には、ポンピングビーム58
が導入される。このミラーは、凹面であり、その寸法に
よって、本発明における情報に基づいて、モード選択す
ることができる。このミラーは、また、電気光学材料5
2内におけるレーザービームのサイズを減少させる。こ
のミラーの曲率半径に関する条件、および、図9の構造
の製造方法は、仏国特許出願第95 00767号(米
国特許出願第08 587 477号)に与えられてい
る。
ー材料は、さらに、キャビティ内に配置された能動型ト
リガー手段を備えることができる。この実施形態は、図
9に示されている。ここで、符号32は、先と同じく、
活性レーザー媒質を示している。そして、キャビティ
は、入力ミラー46および出力ミラー48により拘束さ
れている。実際、中間ミラー47が2つのキャビティに
区切っている。すなわち、第1共鳴キャビティは、活性
レーザー媒質により構成され、第2共鳴キャビティは、
外部擾乱の関数として屈折率を変化させ得る材料52に
より構成されている。この材料52は、例えばLiTa
O3 のような、電気光学材料とすることができる。材料
52には、2つの電極54、56を利用して電位差が印
加される。入力ミラー46には、ポンピングビーム58
が導入される。このミラーは、凹面であり、その寸法に
よって、本発明における情報に基づいて、モード選択す
ることができる。このミラーは、また、電気光学材料5
2内におけるレーザービームのサイズを減少させる。こ
のミラーの曲率半径に関する条件、および、図9の構造
の製造方法は、仏国特許出願第95 00767号(米
国特許出願第08 587 477号)に与えられてい
る。
【0044】上記図7〜図9に示す例は、モードがミラ
ー形状により選択される構造であるという点において関
心がある。しかしながら、可飽和吸収体50(例えば、
薄い層の形態で形成されている)、あるいは、マイクロ
ミラー43、あるいは、能動型キャビティトリガー手段
52が存在することは、キャビティ内ダイヤフラム1
8、27(図3および図4)と適合している。
ー形状により選択される構造であるという点において関
心がある。しかしながら、可飽和吸収体50(例えば、
薄い層の形態で形成されている)、あるいは、マイクロ
ミラー43、あるいは、能動型キャビティトリガー手段
52が存在することは、キャビティ内ダイヤフラム1
8、27(図3および図4)と適合している。
【0045】最後に、例えば光学的非線形素子(仏国特
許出願第95 05650号に記載されているような周
波数2倍化結晶または3倍化結晶、あるいは、仏国特許
出願第95 05654号に記載されているような光学
的パラメトリック発振器)のような、他のキャビティ内
素子を設けることもできる。
許出願第95 05650号に記載されているような周
波数2倍化結晶または3倍化結晶、あるいは、仏国特許
出願第95 05654号に記載されているような光学
的パラメトリック発振器)のような、他のキャビティ内
素子を設けることもできる。
【0046】図10(a)〜(c)は、本発明によるマ
イクロレーザーの製造ステップを示している。ここで、
キャビティ入出力ミラーの一方または双方を適切な形状
とすることにより、横方向モード選択手段が得られてい
る。
イクロレーザーの製造ステップを示している。ここで、
キャビティ入出力ミラーの一方または双方を適切な形状
とすることにより、横方向モード選択手段が得られてい
る。
【0047】第1ステップ(図10(a))において
は、活性レーザー材料が適切に選択されている。様々な
可能な材料については、上述されている。この材料は、
ストリップ60へと、例えば0.5〜5mmの厚さにス
ライスされる。その後、このストリップは、両面が研磨
される。
は、活性レーザー材料が適切に選択されている。様々な
可能な材料については、上述されている。この材料は、
ストリップ60へと、例えば0.5〜5mmの厚さにス
ライスされる。その後、このストリップは、両面が研磨
される。
【0048】図10(b)に示すように、その後、上記
ステップにおいて得られた部材の各面上に、入出力ミラ
ー62、64が成膜される。入出力ミラーは、通常、当
業者には周知なように、商業的に利用可能な誘電性複数
層の成膜により得られた二色性ミラーである。その後、
入力ミラーまたは出力ミラーを所望の形状として、本発
明のモード選択機能をもたらし得るように、ミラーのう
ちの少なくとも一方がエッチングされる。このエッチン
グステップに関しては、詳細に後述する。ある変形例に
おいては、ミラーが選択的に成膜され、これにより、反
射面が、レーザーキャビティの1つのモードを反射する
ことを意図した領域上にのみ成膜される。この変形例に
ついては、また、後述する。
ステップにおいて得られた部材の各面上に、入出力ミラ
ー62、64が成膜される。入出力ミラーは、通常、当
業者には周知なように、商業的に利用可能な誘電性複数
層の成膜により得られた二色性ミラーである。その後、
入力ミラーまたは出力ミラーを所望の形状として、本発
明のモード選択機能をもたらし得るように、ミラーのう
ちの少なくとも一方がエッチングされる。このエッチン
グステップに関しては、詳細に後述する。ある変形例に
おいては、ミラーが選択的に成膜され、これにより、反
射面が、レーザーキャビティの1つのモードを反射する
ことを意図した領域上にのみ成膜される。この変形例に
ついては、また、後述する。
【0049】図10(c)に示すように、得られた複数
層構造は、マイクロレーザーチップ66−1、66−
2、等を得るためにカットされる。このカットは、(シ
リコンチップにカットするためにマイクロエレクトロニ
クスにおいて使用されるタイプの)ダイヤモンドソーに
より行うことができる。得られたチップは、数平方ミリ
メートルの断面積とすることができる。
層構造は、マイクロレーザーチップ66−1、66−
2、等を得るためにカットされる。このカットは、(シ
リコンチップにカットするためにマイクロエレクトロニ
クスにおいて使用されるタイプの)ダイヤモンドソーに
より行うことができる。得られたチップは、数平方ミリ
メートルの断面積とすることができる。
【0050】得られた構造のどちらかの面上に、マイク
ロミラーのネットワークを形成することが要望された場
合には、付加的なステップを設けることができる。好ま
しくは、マイクロミラーは、マイクロエレクトロニクス
において周知の技術を利用して、レーザー材料上におい
て直接的にエッチングされる。
ロミラーのネットワークを形成することが要望された場
合には、付加的なステップを設けることができる。好ま
しくは、マイクロミラーは、マイクロエレクトロニクス
において周知の技術を利用して、レーザー材料上におい
て直接的にエッチングされる。
【0051】ダイヤフラムによってモード選択がなされ
ている場合には(図3および図4の場合)、本発明によ
るマイクロレーザーの製造ステップは、以下のようにし
て行われる(図11(a)〜(d))。
ている場合には(図3および図4の場合)、本発明によ
るマイクロレーザーの製造ステップは、以下のようにし
て行われる(図11(a)〜(d))。
【0052】第1ステップは、図10(a)に関して説
明した上記ステップと同じである。
明した上記ステップと同じである。
【0053】次に、例えば金属材料製の材料層61が成
膜される(図11(b))。この材料層61は、ダイヤ
フラムを作るために使用されることとなる。この成膜
は、例えばマイクロレーザーチップの各々において開口
19、28(図3および図4)を形成するために、選択
的成膜とすることができる。この場合、ダイヤフラム
は、即座に得られる。あるいは、連続層61を成膜し
て、その後、所望形状の円形または環状開口を形成する
ようにエッチングすることができる。
膜される(図11(b))。この材料層61は、ダイヤ
フラムを作るために使用されることとなる。この成膜
は、例えばマイクロレーザーチップの各々において開口
19、28(図3および図4)を形成するために、選択
的成膜とすることができる。この場合、ダイヤフラム
は、即座に得られる。あるいは、連続層61を成膜し
て、その後、所望形状の円形または環状開口を形成する
ようにエッチングすることができる。
【0054】以降のステップ(図11(c)に示すよう
な、ミラーを形成するための誘電性層の成膜、さらに、
図11(d)に示すような、基本的なマイクロレーザー
チップへのカット)は、図10(b)および図10
(c)に関して説明したステップと同じである。
な、ミラーを形成するための誘電性層の成膜、さらに、
図11(d)に示すような、基本的なマイクロレーザー
チップへのカット)は、図10(b)および図10
(c)に関して説明したステップと同じである。
【0055】すべての場合において、得られた構造は、
様々な部材が同時に光学的に軸合わせされている必要は
ない。さらに、いかなる光学的接着剤をも必要としな
い。
様々な部材が同時に光学的に軸合わせされている必要は
ない。さらに、いかなる光学的接着剤をも必要としな
い。
【0056】キャビティは、好ましくは、光学的ポンピ
ングによりポンピングされる。よって、III−Vレーザー
ダイオードが、マイクロレーザーキャビティをポンピン
グするするのに特に好適である。
ングによりポンピングされる。よって、III−Vレーザー
ダイオードが、マイクロレーザーキャビティをポンピン
グするするのに特に好適である。
【0057】図12(a)に示すように、上記のように
して得られたマイクロレーザーキャビティ68は、ポン
ピング用レーザーダイオード72を含有して構成された
機械ボックス70内に搭載することができる。符号74
は、得られた連続レーザービームあるいはパルス状レー
ザービームを示している。他の実施形態においては、2
つの分離したパッケージ70−1、70−2を設けるこ
とができる。パッケージの一方は、マイクロレーザーキ
ャビティ68を含有するためのものであり、他方は、ポ
ンピング用レーザーダイオード72を保持するためのも
のである。2つのパッケージは、パッケージの各々に設
けられたコネクタ76−1、76−2を利用して、光フ
ァイバ74を介して互いに接続されている。
して得られたマイクロレーザーキャビティ68は、ポン
ピング用レーザーダイオード72を含有して構成された
機械ボックス70内に搭載することができる。符号74
は、得られた連続レーザービームあるいはパルス状レー
ザービームを示している。他の実施形態においては、2
つの分離したパッケージ70−1、70−2を設けるこ
とができる。パッケージの一方は、マイクロレーザーキ
ャビティ68を含有するためのものであり、他方は、ポ
ンピング用レーザーダイオード72を保持するためのも
のである。2つのパッケージは、パッケージの各々に設
けられたコネクタ76−1、76−2を利用して、光フ
ァイバ74を介して互いに接続されている。
【0058】ポンピングビームは、レーザービームより
も大きな寸法を有することができる(これは、ダイオー
ドによりポンピングされる安定化キャビティの場合であ
る)。あるいは、ポンピングパワーを大きくすることが
できる。本発明によるマイクロレーザーの構造は、必要
な(1つまたは複数の)横方向モードだけを選択するこ
とができる。
も大きな寸法を有することができる(これは、ダイオー
ドによりポンピングされる安定化キャビティの場合であ
る)。あるいは、ポンピングパワーを大きくすることが
できる。本発明によるマイクロレーザーの構造は、必要
な(1つまたは複数の)横方向モードだけを選択するこ
とができる。
【0059】次に、モード選択のための適切な形状を得
るために、選択的成膜により形成されたミラー、あるい
は、エッチングにより形成されたミラーの詳細な実施形
態について説明する。
るために、選択的成膜により形成されたミラー、あるい
は、エッチングにより形成されたミラーの詳細な実施形
態について説明する。
【0060】図13(a)〜(e)は、活性レーザー媒
質60のストリップ上に、直径がφとされたミラー64
の層を成膜するためのステップを示している。目的は、
例えば基本モードのような1つのモードを選択し得るキ
ャビティを製造することである。
質60のストリップ上に、直径がφとされたミラー64
の層を成膜するためのステップを示している。目的は、
例えば基本モードのような1つのモードを選択し得るキ
ャビティを製造することである。
【0061】ミラー層64を成膜した(図13(a))
後に、樹脂層80が、広げられる(図13(b))。マ
スクをかけて光リソグラフィーを行うことにより、ミラ
ー64を残したい箇所に、樹脂のパッチ82が残される
(図13(c))。そして、ミラー表面が、イオン衝撃
あるいは反応性イオンエッチングによりアタックされる
(図13(d))。樹脂パッチ82が残された領域にお
いては、ミラーが残ることとなる。これに対して、他の
領域においては、ミラーは、アタックされる。さらに、
ミラー63がそのまま残った領域から、樹脂が除去され
る(図13(e))。
後に、樹脂層80が、広げられる(図13(b))。マ
スクをかけて光リソグラフィーを行うことにより、ミラ
ー64を残したい箇所に、樹脂のパッチ82が残される
(図13(c))。そして、ミラー表面が、イオン衝撃
あるいは反応性イオンエッチングによりアタックされる
(図13(d))。樹脂パッチ82が残された領域にお
いては、ミラーが残ることとなる。これに対して、他の
領域においては、ミラーは、アタックされる。さらに、
ミラー63がそのまま残った領域から、樹脂が除去され
る(図13(e))。
【0062】ミラーを選択的に成膜するステップは、図
14(a)〜(d)に示されている。感光性樹脂84の
層が、レーザー材料60のストリップ上に広げられる
(図14(a))。樹脂層は、その後、樹脂層の露光お
よびエッチングにより、ミラーが成膜されるべき領域8
6において除去される(図14(b))。そして、上記
と同様にして、ミラー層64が、薄い層として成膜され
る。これにより、例えば基本モードのようなモードを選
択するために作られるべきダイヤフラムの寸法に対応し
た寸法の領域においてのみ、ミラー層が得られる(図1
4(c))。さらに、例えばマイクロエレクトロニクス
において周知の”リフト−オフ”プロセスを利用して、
樹脂が、ミラー領域の外部へと除去される(図14
(d))。
14(a)〜(d)に示されている。感光性樹脂84の
層が、レーザー材料60のストリップ上に広げられる
(図14(a))。樹脂層は、その後、樹脂層の露光お
よびエッチングにより、ミラーが成膜されるべき領域8
6において除去される(図14(b))。そして、上記
と同様にして、ミラー層64が、薄い層として成膜され
る。これにより、例えば基本モードのようなモードを選
択するために作られるべきダイヤフラムの寸法に対応し
た寸法の領域においてのみ、ミラー層が得られる(図1
4(c))。さらに、例えばマイクロエレクトロニクス
において周知の”リフト−オフ”プロセスを利用して、
樹脂が、ミラー領域の外部へと除去される(図14
(d))。
【0063】図示しないものの、第3方法においては、
((図13(a)に示すようにして)活性レーザー材料
のストリップ上にミラー層を作り、次に、蒸発による成
膜後にミラーを機械的にアタックすることである。ミラ
ーが除去されるべき領域は、回転刃により、アタックす
ることができる。
((図13(a)に示すようにして)活性レーザー材料
のストリップ上にミラー層を作り、次に、蒸発による成
膜後にミラーを機械的にアタックすることである。ミラ
ーが除去されるべき領域は、回転刃により、アタックす
ることができる。
【0064】本発明による一体型マイクロレーザーキャ
ビティの構造は、伝搬モードの数を低減することによ
り、また、伝搬モードのいくつかを選択することによ
り、レーザービームの空間的およびスペクトル的品質を
向上させることができる。特に、本発明は、TEM00動
作、あるいは、基本横方向モードにおける動作に対して
有効に適用することができる。本発明によるマイクロレ
ーザーキャビティの構造は、横方向モードが出現するし
きい値を、さらには、これら横方向モードを示すしきい
値さえも、増大させることができる。さらに、本発明の
構造は、マイクロレーザーの集中的な生産工程に適して
いる。マイクロエレクトロニクスにおける技術を使用す
ることができる。よって、非常に低コストでの大量生産
を行うことができる。
ビティの構造は、伝搬モードの数を低減することによ
り、また、伝搬モードのいくつかを選択することによ
り、レーザービームの空間的およびスペクトル的品質を
向上させることができる。特に、本発明は、TEM00動
作、あるいは、基本横方向モードにおける動作に対して
有効に適用することができる。本発明によるマイクロレ
ーザーキャビティの構造は、横方向モードが出現するし
きい値を、さらには、これら横方向モードを示すしきい
値さえも、増大させることができる。さらに、本発明の
構造は、マイクロレーザーの集中的な生産工程に適して
いる。マイクロエレクトロニクスにおける技術を使用す
ることができる。よって、非常に低コストでの大量生産
を行うことができる。
【図1】 従来技術によるマイクロレーザーキャビティ
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 従来技術によるマイクロレーザーキャビティ
を示す図である。
を示す図である。
【図3】 本発明によるマイクロレーザーキャビティの
第1実施形態を示す図である。
第1実施形態を示す図である。
【図4】 本発明によるマイクロレーザーキャビティの
第1実施形態の変形を示す図である。
第1実施形態の変形を示す図である。
【図5】 平面−平面キャビティに対する本発明の他の
実施形態を示す図である。
実施形態を示す図である。
【図6】 平凹キャビティに対する本発明の実施形態の
変形を示す図である。
変形を示す図である。
【図7】 本発明によるマイクロレーザーキャビティを
示す図であって、活性レーザー媒質および他のキャビテ
ィ内素子を備えている。
示す図であって、活性レーザー媒質および他のキャビテ
ィ内素子を備えている。
【図8】 本発明によるマイクロレーザーキャビティを
示す図であって、活性レーザー媒質および他のキャビテ
ィ内素子を備えている。
示す図であって、活性レーザー媒質および他のキャビテ
ィ内素子を備えている。
【図9】 本発明によるマイクロレーザーキャビティを
示す図であって、活性レーザー媒質および他のキャビテ
ィ内素子を備えている。
示す図であって、活性レーザー媒質および他のキャビテ
ィ内素子を備えている。
【図10】 本発明のマイクロレーザーキャビティの製
造ステップを示す図である。
造ステップを示す図である。
【図11】 本発明のマイクロレーザーキャビティの他
の製造ステップを示す図である。
の製造ステップを示す図である。
【図12】 本発明によるマイクロレーザーを示す図で
ある。
ある。
【図13】 本発明のマイクロレーザーキャビティを作
るための、ミラーのエッチングステップを示す図であ
る。
るための、ミラーのエッチングステップを示す図であ
る。
【図14】 本発明のマイクロレーザーキャビティを作
るための、ミラーの選択成膜を行うためのステップを示
す図である。
るための、ミラーの選択成膜を行うためのステップを示
す図である。
12、22、32、60 活性レーザー媒質 14、24、34、38、46、62 入力ミラー 16、26、36、40、48、64 出力ミラー 18、27 ダイヤフラム 19、28 開口 68 マイクロレーザーキャビティ
Claims (30)
- 【請求項1】 入力ミラー、出力ミラー、活性レーザー
媒質を具備するマイクロレーザーキャビティであって、 前記キャビティがポンピングされる場合に、前記キャビ
ティの横方向モードのうちの1つまたはいくつかを発振
可能とし、かつ、それ以外の前記横方向モードの発振を
阻止するための、キャビティ横方向モード選択手段を具
備することを特徴とするマイクロレーザーキャビティ。 - 【請求項2】 前記キャビティモード選択手段は、少な
くとも1つのキャビティ内ダイヤフラムを備え、 該ダイヤフラムは、キャビティモードのうちの1つまた
はいくつかを発振可能とし、かつ、それ以外のキャビテ
ィモードの発振を阻止するための円形または環状開口を
有していることを特徴とする請求項1記載のマイクロレ
ーザーキャビティ。 - 【請求項3】 前記キャビティモード選択手段は、前記
ミラーの一方上に成膜された少なくとも1つのダイヤフ
ラムを備え、 該ダイヤフラムは、キャビティモードのうちの1つまた
はいくつかを発振可能とし、かつ、それ以外のキャビテ
ィモードの発振を阻止するための円形または環状開口を
有していることを特徴とする請求項1記載のマイクロレ
ーザーキャビティ。 - 【請求項4】 前記キャビティモード選択手段は、基本
モードの発振を可能とし、かつ、それ以外のモードの発
振を阻止することを特徴とする請求項1、2、または3
記載のマイクロレーザーキャビティ。 - 【請求項5】 前記キャビティが、平面−平面キャビテ
ィであることを特徴とする請求項1記載のマイクロレー
ザーキャビティ。 - 【請求項6】 前記キャビティが、安定化されているこ
とを特徴とする請求項1記載のマイクロレーザーキャビ
ティ。 - 【請求項7】 入力ミラー、出力ミラー、活性レーザー
媒質を具備するマイクロレーザーキャビティであって、 前記2つのミラーのうち少なくとも一方が、1つまたは
いくつかのキャビティモードの発振を可能とし、かつ、
それ以外のキャビティモードの発振を阻止するために、
彫刻されているあるいは成膜されていることを特徴とす
るマイクロレーザーキャビティ。 - 【請求項8】 前記ミラーは、キャビティ基本モードの
発振を可能とし、かつ、それ以外のキャビティモードの
発振を阻止するために、彫刻されているあるいは成膜さ
れていることを特徴とする請求項7記載のマイクロレー
ザーキャビティ。 - 【請求項9】 前記キャビティが、平面−平面キャビテ
ィであることを特徴とする請求項7または8記載のマイ
クロレーザーキャビティ。 - 【請求項10】 前記ミラーの少なくとも一方は、前記
基本モードの直径(φ0) 以下の直径を有するディスク
の形態であることを特徴とする請求項8または9記載の
マイクロレーザーキャビティ。 - 【請求項11】 前記キャビティが、安定化されている
ことを特徴とする請求項7または8記載のキャビティ。 - 【請求項12】 前記キャビティは、平凹キャビティで
あり、 平面ミラーは、λをマイクロレーザー基本モードの波
長、nをレーザー材料の屈折率、Lをマイクロレーザー
キャビティの長さ、Rを凹面ミラーの曲率半径としたと
きに、 【数1】 以下の直径とされたディスクの形態であることを特徴と
する請求項8または11記載のキャビティ。 - 【請求項13】 前記キャビティは、平凹キャビティで
あり、 凹面ミラーは、λをマイクロレーザー基本モードの波
長、nをレーザー材料の屈折率、Lをマイクロレーザー
キャビティの長さ、Rを凹面ミラーの曲率半径としたと
きに、 【数2】 以下の直径を有していることを特徴とする請求項8また
は11記載のキャビティ。 - 【請求項14】 キャビティ横方向モード選択手段の製
造ステップを具備することを特徴とするマイクロレーザ
ーキャビティの製造方法。 - 【請求項15】 前記キャビティ横方向モード選択手段
の製造ステップは、キャビティモードのうちの1つまた
はいくつかを発振可能としかつそれ以外のキャビティモ
ードの発振を阻止するための円形または環状開口が形成
されたダイヤフラムの製造ステップを備えていることを
特徴とする請求項14記載の方法。 - 【請求項16】 前記ダイヤフラムは、前記マイクロレ
ーザーキャビティの内部に配置されていることを特徴と
する請求項15記載の方法。 - 【請求項17】 前記マイクロレーザーキャビティは、
出力ミラーおよび入力ミラーを具備し、 前記ダイヤフラムは、前記ミラーの一方上に配置されて
いることを特徴とする請求項15記載の方法。 - 【請求項18】 1つまたはいくつかのキャビティモー
ドの発振を可能とし、かつ、それ以外のキャビティモー
ドの発振を阻止するために、キャビティ入力ミラーある
いは出力ミラーのいずれかを彫刻するステップを具備す
ることを特徴とするマイクロレーザーキャビティの製造
方法。 - 【請求項19】 前記ミラーは、前記ミラー上へのマス
クの形成後に彫刻されることを特徴とする請求項18記
載の方法。 - 【請求項20】 前記彫刻は、イオン衝撃、あるいは、
反応性イオンエッチング、あるいは、エッチングにより
行われることを特徴とする請求項19記載の方法。 - 【請求項21】 前記彫刻は、蒸発により行われること
を特徴とする請求項18記載の方法。 - 【請求項22】 マイクロレーザーキャビティの製造方
法であって、 マイクロレーザーキャビティ内におけるミラーの少なく
とも一方を利用した選択成膜ステップを具備し、 前記成膜は、1つまたはいくつかのキャビティモードの
反射を可能とし、かつ、それ以外のキャビティモードを
反射しないような領域のみにおいて行われることを特徴
とする方法。 - 【請求項23】 前記ミラーの前記成膜は、マスクが形
成されて、ミラー成膜領域におけるマスクがアタックさ
れた後に行われることを特徴とする請求項22記載の方
法。 - 【請求項24】 前記1つまたは複数のミラーは、キャ
ビティ基本モードの発振を可能とし、かつ、それ以外の
キャビティモードの発振を阻止するために、形成される
ことを特徴とする請求項18または22記載の方法。 - 【請求項25】 前記キャビティが、平面−平面キャビ
ティであることを特徴とする請求項14、18または2
2記載の方法。 - 【請求項26】 前記ミラーの少なくとも一方は、前記
マイクロレーザーキャビティの前記基本モードの直径
(φ0) 以下の直径を有するディスクの形態に形成され
ることを特徴とする請求項24または25記載の方法。 - 【請求項27】 前記キャビティが、安定化されている
ことを特徴とする請求項14、18または22記載の方
法。 - 【請求項28】 前記キャビティは、平凹キャビティで
あり、 平面ミラーは、λをマイクロレーザー基本モードの波
長、nをレーザー材料の屈折率、Lをマイクロレーザー
キャビティの長さ、Rを凹面ミラーの曲率半径としたと
きに、 【数3】 以下の直径とされたディスクの形態に形成されることを
特徴とする請求項24または25記載の方法。 - 【請求項29】 前記キャビティは、平凹キャビティで
あり、 凹面ミラーは、λをマイクロレーザーの動作波長の1
つ、nをレーザー材料の屈折率、Lをマイクロレーザー
キャビティの長さ、Rを凹面ミラーの曲率半径としたと
きに、 【数4】 以下の直径(φ4) に形成されていることを特徴とする
請求項24または25記載の方法。 - 【請求項30】 請求項1ないし7のいずれかに記載の
マイクロレーザーキャビティと、該マイクロレーザーキ
ャビティのポンピング手段と、を具備することを特徴と
するマイクロレーザー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9609436 | 1996-07-26 | ||
FR9609436A FR2751795B1 (fr) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | Cavite microlaser et microlaser a selection de mode, et procedes de fabrication |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1084157A true JPH1084157A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=9494519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9200543A Withdrawn JPH1084157A (ja) | 1996-07-26 | 1997-07-25 | モード選択機能付マイクロレーザーキャビティおよびマイクロレーザーならびにその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5963578A (ja) |
EP (1) | EP0821452A1 (ja) |
JP (1) | JPH1084157A (ja) |
FR (1) | FR2751795B1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2004296706A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Sony Corp | 光共振器及びレーザ発振器 |
WO2013168587A1 (ja) * | 2012-05-09 | 2013-11-14 | 三菱電機株式会社 | 受動qスイッチ素子および受動qスイッチレーザ装置 |
JP2014135421A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Hamamatsu Photonics Kk | 固体レーザデバイス及びその製造方法 |
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US6810062B2 (en) * | 2001-04-11 | 2004-10-26 | Axsun Technologies, Inc. | Passive optical resonator with mirror structure suppressing higher order transverse spatial modes |
US20070002922A1 (en) * | 2005-06-30 | 2007-01-04 | Intel Corporation | Retro-reflecting lens for external cavity optics |
DE102013214219B4 (de) * | 2013-07-19 | 2017-02-23 | Trumpf Laser Gmbh | Laseranordnung zum Erzeugen frequenzkonvertierter Laserstrahlung |
US11594859B2 (en) * | 2017-07-18 | 2023-02-28 | Sony Corporation | Light emitting element and light emitting element array |
JP6771442B2 (ja) * | 2017-09-20 | 2020-10-21 | 株式会社東芝 | 光学素子 |
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KR910008990B1 (ko) * | 1987-06-03 | 1991-10-26 | 미츠비시 덴키 가부시키가이샤 | 레이저장치 |
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GB9404053D0 (en) * | 1994-03-03 | 1994-04-20 | Univ St Andrews | High efficiency laser |
US5461637A (en) * | 1994-03-16 | 1995-10-24 | Micracor, Inc. | High brightness, vertical cavity semiconductor lasers |
CA2154726A1 (en) * | 1994-07-27 | 1996-01-28 | Robert M. Curran | Laser etching of transverse mode discrimination apertures on ring laser gyro mirrors |
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-
1996
- 1996-07-26 FR FR9609436A patent/FR2751795B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-07-15 US US08/893,176 patent/US5963578A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-24 EP EP97401788A patent/EP0821452A1/fr not_active Withdrawn
- 1997-07-25 JP JP9200543A patent/JPH1084157A/ja not_active Withdrawn
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0821452A1 (fr) | 1998-01-28 |
FR2751795A1 (fr) | 1998-01-30 |
US5963578A (en) | 1999-10-05 |
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---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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