JPH1083345A - フラッシュ・メモリのデータ更新装置 - Google Patents

フラッシュ・メモリのデータ更新装置

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JPH1083345A
JPH1083345A JP23760096A JP23760096A JPH1083345A JP H1083345 A JPH1083345 A JP H1083345A JP 23760096 A JP23760096 A JP 23760096A JP 23760096 A JP23760096 A JP 23760096A JP H1083345 A JPH1083345 A JP H1083345A
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data
flash memory
memory
control circuit
auxiliary
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JP23760096A
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Jinichi Yoshizawa
仁一 吉沢
Koichi Nara
宏一 奈良
Junichi Tamura
純一 田村
Masao Hayashi
真作雄 林
Akihiro Yasuo
明弘 安尾
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、フラッシュ・メモリのデータ更新装
置に関し、バス・マスタ等がソフトウェアで行っていた
フラッシュ・メモリのデータ更新処理を専用の制御回路
で行うことにより、ソフトウェアの処理負荷を軽減さ
せ、その処理時間を短縮することを目的とする。 【解決手段】フラッシュ・メモリと、補助メモリと、制
御回路と、バス・マスタとを備え、該バス・マスタが該
フラッシュ・メモリのデータを読み出す場合は、該フラ
ッシュ・メモリに直接にアクセスし、該バス・マスタが
フラッシュ・メモリのデータ更新を行う場合は、バス・
マスタは補助メモリ上においてデータ更新を行い、該制
御回路がフラッシュ・メモリの更新対象のブロックのイ
レースおよび補助メモリから該フラッシュ・メモリの当
該ブロックへのデータ転送を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPU等のバス・
マスタを備えフラッシュ・メモリを使用してデータのバ
ックアップを行うシステムにおいて、フラッシュ・メモ
リのデータ更新を行う装置に関するものである。
【0002】かかるシステムにおいては、フラッシュ・
メモリをデータ書換えするための処理時間を短縮し、そ
の処理を行うソフトウェアの負担を軽減することが必要
とされる。
【0003】
【従来の技術】MPUを使用した装置においては、同一
の装置で個別の設定をユーザが独自に行い、それに応じ
て動作を変えるような機能を要求された場合に、電源の
供給がない状態でも以前のデータを保持し、電源が再投
入された後には保持データに基づいて以前に動作してい
た状態と同じ状態に戻り、動作を行うような機能が要求
される。
【0004】このような場合に、プログラマブルな記憶
媒体を使用して、ユーザが設定したデータのバックアッ
プを行うことが必要となり、その記憶媒体はEEPRO
M、フラッシュ・メモリ、ハードディスク等が考えられ
る。
【0005】ハードディスクは機械的な動作により大容
量のデータの保持が可能であるが、衝撃に弱く、小型化
に不向きであり、消費電力も大きいことから、その使用
対象が限定される。一方、EEPROM、フラッシュ・
メモリは小型化、省電力化が可能であり、その使用用途
が拡大している。
【0006】このEEPROMとフラッシュ・メモリの
特性概要は以下のようになる。
【0007】〔EEPROM〕バイト単位でのデータ更
新が可能である。但し、データ更新時には更新のための
アクセス・フローが必要であり、データ書込みからその
内容がチップ内のセルに反映されるまでに数十μSかか
る。また、チップ内一括、またはセクタ単位でのイレー
スが可能である。データの読出しは揮発性メモリと同様
に行える。
【0008】〔フラッシュ・メモリ〕ビット内容“0”
から“1”への書込みは行えず、その際にはデータのイ
レースを行わなくてはならない。イレースはチップ一
括、セクタ単位で可能である。すなわち、図7に示され
るように、フラッシュ・メモリは複数のセクタ(データ
消去ブロック)からなり、データ更新時には、更新対象
セクタ内の全データを一旦読み出し、読出し後のセクタ
のイレースを行った後に、前記読み出したデータに更新
内容を反映させた値を再び対象セクタ(イレースしたセ
クタ)に書き込まなくてはならない。この書込みの際に
は、EEPROM同様、更新のためのアクセス・フロー
が必要である。データの読出しは揮発性メモリと同様で
ある。
【0009】このようにEEPROMはバイト単位での
データ更新が可能であり、小型であるが、その集積度が
小さく、より大量なデータを保持する要求に対して、多
くのチップを使用さぜるを得なくなり、大型化・高消費
電力化が避けられない。これに対して、フラッシュ・メ
モリは集積度が1桁以上向上する。
【0010】以上のことから、データのバックアップ記
憶媒体に不揮発性のメモリを使用してシステム内のMP
U等のバス・マスタでその制御を行う場合には、このバ
ックアップ記憶媒体としてその集積度/ハードウェア規
模からフラッシュ・メモリを使用するシステムが増えて
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一方、フラッシュ・メ
モリを使用した場合には、その特性からデータの更新に
シーケンシャルな制御を必要とし、その処理時間、ソフ
トウェアの負担が大きくなってしまう。
【0012】すなわち、MPU等のバス・マスタを使用
したシステムにおいて、フラッシュ・メモリを使用して
データのバックアップを行う場合には、一般的にバス・
マスタがフラッシュ・メモリの制御を直接に行ってい
た。この場合には、フラッシュ・メモリの特性(セル構
造)から、上記に示すように、ビット内容の“0”から
“1”への書換えを行うには、書換えビット部分を含む
セクタを一旦消去(書換え対象部分の内容をオール
“1”にする)しなくてはならず、また、消去はビット
単位で行えずにセクタ単位(複数バイト単位)でしか行
うことができない。よって、あるデータを書き換える際
には、そのデータが含まれるセクタのデータをセクタ単
位で一旦全て読み出し、読出し後の対象セクタの消去を
行ってから、消去前に読み出したデータから更新部分を
変更したデータを再び対象セクタ(イレース後のセク
タ)に書き込まなくてはならない。また、この消去/書
込みの際にも特別な書込みのフローが必要であり、かつ
それにかかる時間は読出しに比べ桁違いに長くかかり、
フラッシュ・メモリのデータ更新にはファームウェアの
処理負担、時間が大きい。
【0013】例えば図8に、1セクタ当り64kバイト
の容量を持ち8ビット幅のデータバス幅を持つフラッシ
ュ・メモリをMPUがデータ更新する場合の更新作業フ
ローを例示する。図1に示すように、データ更新(変
更)要求が発生すると、更新該当セクタ・データ読出
し、更新該当セクタ・データ消去、更新該当セクタ・デ
ータ書込みでファイル書換えを行い、その後に更新該当
セクタ・データ読出しを行ってベリファイを行い、デー
タ更新を終了する。図中、括弧内の数字は、1セクタが
64kbyteの場合のアクセス回数を示し、**で示すn
は更新のためのアクセス・フローに要するアクセス回数
で一般的にはn=4程度のものであり、***で示す終
了までに要する時間は消去で数Sec、書込みで数μSか
かる。
【0014】このため、MPUがフラッシュ・メモリの
1バイトのデータを更新する場合でも、フラッシュ・メ
モリに対しては400,000回前後アクセスしなくて
はならない。また、フラッシュ・メモリのデータ消去に
は前述のように最大で数秒の時間(消去起動からフラッ
シュ・メモリの内部セルが消去状態となるまで)かか
り、また消去後の書込みにも、データ書込みからその確
定まで最大で数msかかり、1バイトの更新には数秒を
要することになる。
【0015】このようなフラッシュ・メモリの特性を考
慮し、ソフトウェアの処理負荷を軽減するために、今ま
でに幾つかの提案がされており、シャドウ・メモリを使
用した方法として、例えば特開平6−95957号、特
開平7−114499号の方法も提案されている。
【0016】このように、従来はバス・マスタがフラッ
シュ・メモリのデータの書換えのチェックを行う場合に
は、そのソフトウェア処理負荷/時間が大きかった。
【0017】本発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
であり、バス・マスタ等がソフトウェアで行っていたフ
ラッシュ・メモリのデータ更新処理を専用の制御回路で
行うことにより、ソフトウェアの処理負荷を軽減させ、
その処理時間を短縮することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るフラッシュ・メモリのデータ更新回
路は、ブロック単位でデータ更新を行うフラッシュ・メ
モリと、少なくとも該ブロック一つ分の記憶容量を持ち
該フラッシュ・メモリのブロックよりも小さい単位でデ
ータの書換えが可能な補助メモリと、該フラッシュ・メ
モリのイレースおよび該フラッシュ・メモリと該補助メ
モリ間のデータ転送を制御する制御回路と、バス・マス
タとを備え、該バス・マスタが該フラッシュ・メモリの
データを読み出す場合は、該フラッシュ・メモリに直接
にアクセスし、該バス・マスタがフラッシュ・メモリの
データ更新を行う場合は、バス・マスタは補助メモリ上
においてデータ更新を行い、該制御回路がフラッシュ・
メモリの更新対象のブロックのイレースおよび補助メモ
リから該フラッシュ・メモリの当該ブロックへのデータ
転送を行うように構成した。
【0019】このように構成することで、フラッシュ・
メモリの消去単位である一つのブロックと同容量のフラ
ッシュ・メモリ以外のメモリを補助メモリとして、バス
・マスタはフラッシュ・メモリのデータ更新を行う際に
はこの補助メモリ上でデータを更新し、制御回路にて補
助メモリからフラッシュ・メモリへのデータ転送を行う
ことにより、バス・マスタがフラッシュ・メモリのデー
タ更新時にそれにかかる処理負荷/時間を軽減させるこ
とができる。
【0020】また本発明に係るフラッシュ・メモリのデ
ータ更新装置は、上述の形態において、該補助メモリが
複数個備えられ、これら複数の補助メモリを時間的に交
互にデータ転送用と更新データ・セット用として使用す
るように構成することができる。補助メモリ/フラッシ
ュ・メモリ間でデータ転送を行っている間は、新たに発
生したフラッシュ・メモリのデータ更新要求に対して、
そのデータ転送が終了するまで新たなデータ更新作業が
補助メモリに対して行えないことになるが、上述のよう
に補助メモリを、フラッシュ・メモリのブロック容量を
1単位として複数単位用意することにより、一つの補助
メモリとフラッシュ・メモリ間でデータ転送を行ってい
る間に、他の補助メモリへはバス・マスタからのアクセ
スが可能となり、これを切り換えて使用することにより
高速にフラッシュ・メモリのデータ更新が可能となる。
【0021】また本発明に係るフラッシュ・メモリのデ
ータ更新装置は、上述の形態において、フラッシュ・メ
モリのデータ更新にあたっては、制御回路がフラッシュ
・メモリのデータをブロック単位で該補助メモリにデー
タ転送して、バス・マスタが該補助メモリのデータ転送
されたデータをデータ更新するように構成することがで
きる。このように構成することで、フラッシュ・メモリ
に既に記憶されているデータを利用してデータ更新を行
うことができる。
【0022】また本発明に係るフラッシュ・メモリのデ
ータ更新装置は、上述の形態において、該補助メモリは
フラッシュ・メモリ以外のデータ更新が可能な不揮発性
メモリで構成することができる。補助メモリに揮発性の
メモリを使用した場合には、データのバックアップ処理
は補助メモリからフラッシュ・メモリへのデータ更新
(転送)処理が終了しなければ完了しない。これは補助
メモリからフラッシュ・メモリへのデータ転送の間に電
源が切断された場合に、シャドウ・メモリが揮発性であ
るために電源断時に更新データの保持が行えず、電源が
再投入された時に更新前のデータで動作することになる
からである。これに対し外部に補助メモリを持つ構成と
して、補助メモリにフラッシュ・メモリ以外の不揮発性
メモリを使用する場合には、補助メモリ上でデータを更
新した時点でバックアップは完了し、フラッシュ・メモ
リ/補助メモリ間でデータ転送中に電源が切断されても
データ内容の保証ができる。これにより、データのバッ
クアップ作業が終了するまでの時間を短縮できる。
【0023】また本発明に係るフラッシュ・メモリのデ
ータ更新装置は、上述の形態において、該制御回路は、
フラッシュ・メモリへのデータ転送時に、フラッシュ・
メモリに書き込む前のデータと、データ書込み後に読み
出したデータとを比較することでベリファイを行う構成
とすることができる。フラッシュ・メモリのデータ更新
のためにハード・ロジック等の制御回路にてフラッシュ
・メモリ/補助メモリ間のデータ転送を行い、その動作
の正常性の確認にはバス・マスタからのソフトウェアに
よるフラッシュ・メモリに対するデータ転送後のベリフ
ァイ動作を行わなくてはならない場合には、このベリフ
ァイ動作のためにバス・マスタにかかる処理負担が大き
くなる。。これに対し、制御回路がフラッシュ・メモリ
/補助メモリ間でのデータ転送後にハードウェア等でベ
リファイを行うことで、ソフトウェアによるこれらの処
理が不要になり、ソフトウェアの処理負荷/時間の軽減
となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には本発明に係るフラッシュ・
メモリのデータ更新装置の一実施例が示される。図中、
2はフラッシュ・メモリであり、このフラッシュ・メモ
リ2はm〔byte)の容量であり、図7に示すように各々
n〔byte〕単位の複数のセクタ0〜jからなる。
【0025】3はシャドウ・メモリであり、このシャド
ウ・メモリ3はn(byte)すなわちフラッシュ・メモリ
2の1セクタ分の記憶容量を持ち、バイト単位で読出し
/書込みが可能である。。シャドウ・メモリ3は揮発
性、不揮発性のいずれでもよい。揮発性メモリとしては
例えば通常のRAM等が、また不揮発性メモリとしては
例えばnvSRAM、EEPROM等が利用可能であ
る。
【0026】1はフラッシュ・メモリ・コントロール回
路であり、ハード・ロジック回路からなる。このフラッ
シュ・メモリ・コントロール回路1は、MPU4からの
指示に応答して、フラッシュ・メモリ2とシャドウ・メ
モリ3間でのデータ転送、フラッシュ・メモリ2のイレ
ース(データ消去)などを制御する。
【0027】なお、シャドウ・メモリ3はフラッシュ・
メモリ・コントロール回路1の外部に外部デバイスとし
て設けられているが、このフラッシュ・メモリ・コント
ロール回路1とシャドウ・メモリ3を1チップに収めた
構成とすることもできる。
【0028】4はバス・マスタとしてのMPU(マイク
ロ・プロセッシング・ユニット)であり、装置全体の制
御を司るとともに、後述するようにフラッシュ・メモリ
・コントロール回路1への指示、フラッシュ・メモリ2
からのデータ読出し、シャドウ・メモリ3のデータ更新
等を行うことができる。このMPU4にはMPUバス6
1が接続されており、バス62を介してフラッシュ・メ
モリ・コントロール回路1に接続されるとともに、バッ
ファゲート5を介してバス63に接続される。
【0029】バス63はフラッシュ・メモリ・コントロ
ール回路1、フラッシュ・メモリ2、シャドウ・メモリ
3を互いに接続するバスであり、バッファゲート5はバ
ス61、63間をオンの時に接続、オフの時に遮断する
回路である。このオン/オフはフラッシュ・メモリ・コ
ントロール回路1から制御される。
【0030】図2にはフラッシュ・メモリ・コントロー
ル回路1の詳細な構成例が示される。図示するように、
バス62と接続されるMPUインタフェース部10、内
部制御レジスタ部11、フラッシュ・イレース制御部1
2(以下、イレース制御部12と略す)、フラッシュ→
シャドウ・データ転送制御部13(以下、F/Sデータ
転送制御部13と略す)、シャドウ→フラッシュ・デー
タ転送制御部14(以下、S/Fデータ転送制御部14
と略す)、制御信号セレクト部15、アドレス・セレク
ト部16、データ・セレクト部17を含み構成される。
【0031】MPUインタフェース部10はバス62を
介してMPU4との間でデータ送受をインタフェースす
る回路である。内部制御レジスタ部11はMPUインタ
フェース部10を介してMPU4が受信した各種制御情
報を保持するレジスタを含む回路であり、この制御情報
としては例えば、制御対象アドレス、フラッシュ・メモ
リ書込み指示、シャドウ・メモリ書込み指示、フラッシ
ュ・メモリ・イレース指示などがあり、各制御情報はレ
ジスタに保持される。これらの制御情報のうち、制御対
象アドレスは制御部12〜14に共通に与えられ、フラ
ッシュ・メモリ書込み指示はS/Fデータ転送制御部1
4に、シャドウ・メモリ書込み指示はF/Sデータ転送
制御部13に、フラッシュ・メモリ・イレース指示はイ
レース制御部12にそれぞれ与えられる。
【0032】内部制御レジスタ部11はMPU4から、
制御(更新・イレース・読出し)の対象アドレスとその
制御指示を受けて、イレース制御部12、F/Sデータ
転送制御部13、S/Fデータ転送制御部14を起動す
る。
【0033】これを受けて、イレース制御部12は、内
部制御レジスタ部11の制御のもとで、フラッシュ・メ
モリ2の対象セクタ(制御対象アドレスに対応するも
の)のアドレスとイレース・コードを発生し、フラッシ
ュ・メモリ2の対象アドレス領域をイレースし、後にイ
レースの完了確認を行う。
【0034】またF/Sデータ転送制御部13は対象ア
ドレス領域データのフラッシュ・メモリ2からシャドウ
・メモリ3へのデータ転送を行う。すなわち、シャドウ
・メモリ3は、内部制御レジスタ部11の制御のもと
で、フラッシュ・メモリ2の対象セクタのデータを読み
出し、そのデータをシャドウ・メモリ3に書き込み、そ
の後にシャドウ・メモリ3から今書込みを行った書込み
番地のデータを読み出し、書込み値との比較(ベリファ
イ)を行ってその書込み処理の正当性を確認する。
【0035】またS/Fデータ転送制御部14は対象ア
ドレス領域データのシャドウ・メモリ3からフラッシュ
・メモリ2へのデータ転送を行う。すなわち、S/Fデ
ータ転送制御部14は、内部制御レジスタ部11の制御
のもとで、シャドウ・メモリ3の対象データを読み出
し、そのデータをフラッシュ・メモリ2の対象セクタに
書き込み、その後にフラッシュ・メモリ2から今書込み
を行った書込み番地のデータを読み出し、書込み値との
比較(ベリファイ)を行ってその書込み処理の正当性を
確認する。
【0036】制御信号セレクト部15、アドレス・セレ
クト部16、データ・セレクト部17はバス63の制御
信号線、アドレス線、データ線をそれぞれ制御部12〜
14のうちの一つに選択的に接続するものであり、内部
制御レジスタ部11の制御のもと、フラッシュ・メモリ
2、シャドウ・メモリ3、S/Fデータ転送制御部14
が各々生成する各信号を選択して外部(バス63)との
インタフェースを行う。
【0037】図3にはイレース制御部12の詳細な構成
例が示される。図示のように、制御信号発生部121、
フラッシュ・イレース・チェック部122、フラッシュ
・イレース・コード生成部123、アドレス生成カウン
タ124を含み構成される。これらの回路121〜12
4には内部制御レジスタ部11からのフラッシュ・イレ
ース起動指示が入力されており、制御信号発生部121
の制御信号は制御信号セレクト部15に出力され、フラ
ッシュ・イレース・チェック部122にはデータ・セレ
クト部17からのデータが入力され、フラッシュ・イレ
ース・コード生成部123の出力コードはデータ・セレ
クト部17に入力され、アドレス生成カウンタ124の
出力アドレスはアドレス・セレクト部16に入力され
る。このアドレス生成カウンタ124は、入力された制
御対象アドレスに基づいて、フラッシュ消去対象セクタ
のイレース・アドレスを順次に発生する。
【0038】このイレース制御部12では、内部制御レ
ジスタ部11を通してフラッシュ・イレース起動指示を
受けると、フラッシュ消去対象セクタのイレース・アド
レスとコード(データ)をアドレス生成カウンタ124
とフラッシュ・イレースコード生成部123から出力
し、1アドレス毎にデータが“1”となるまで読み出し
を繰り返す。対象セクタの全アドレスの消去がフラッシ
ュ・イレース・チェック部122で確認されて、イレー
スの終了となる。
【0039】図4にはF/Sデータ転送制御部13の詳
細な構成例が示される。図示のように、制御信号発生部
131、データ・バッファ部132、アドレス生成カウ
ンタ133を含み構成される。これらの回路131〜1
33には内部制御レジスタ部11からのシャドウ書込み
指示(フラッシュ→シャドウ・データ転送起動指示)が
入力されており、制御信号発生部131の制御信号は制
御信号セレクト部15に出力され、データ・バッファ部
132のバッファ・データはデータ・セレクト部17に
接続され、アドレス生成カウンタ133の出力アドレス
はアドレス・セレクト部16に入力される。このアドレ
ス生成カウンタ133は、入力された制御対象アドレス
に基づいて、データ転送元のアドレス(フラッシュ・メ
モリ2の対象セクタのアドレス)とデータ転送先のアド
レス(シャドウ・メモリ3のアドレス)を順次に発生す
る。
【0040】このF/Sデータ転送制御部13では、内
部制御レジスタ部11を通してフラッシュ書込み指示を
受けると、1アドレス毎に、フラッシュ・メモリ2から
読み出したデータをデータ・バッファ部132に保持し
次にはその保持データをシャドウ・メモリ3に書き込む
処理を行い、これをフラッシュ・メモリ2の対象セクタ
分だけ繰り返す。データ転送時のベリファイを行う場合
は、1アドレス毎に、シャドウ・メモリ3への書込み後
に、いま書き込んだアドレスから読出しを行い、その読
出しデータをデータ・バッファ部132に保持されてい
るデータ(書込みデータ)と比較して、データ転送の正
当性を確認する。
【0041】図5にはS/Fデータ転送制御部14の詳
細な構成例が示される。図示のように、制御信号発生部
141、フラッシュ書込みコード生成部142、データ
・バッファ部143、アドレス生成カウンタ144を含
み構成される。これらの回路141〜144には内部制
御レジスタ部11からのフラッシュ書込み指示(シャド
ウ→フラッシュ・データ転送起動指示)が入力されてお
り、制御信号発生部141の制御信号は制御信号セレク
ト部15に出力され、フラッシュ書込みコード生成部1
42のコードはデータ・セレクト部17に入力され、デ
ータ・バッファ部143のバッファ・データはデータ・
セレクト部17に接続され、アドレス生成カウンタ14
4の出力アドレスはアドレス・セレクト部16に入力さ
れる。このアドレス生成カウンタ124は、入力された
制御対象アドレスに基づいて、転送元のシャドウ・メモ
リ3のアドレスおよび転送先のフラッシュ・メモリ2の
対象セクタのアドレスを順次に発生する。
【0042】このS/Fデータ転送制御部14では、内
部制御レジスタ部11を通してフラッシュ書込み指示を
受けると、1アドレス毎に、フラッシュ・メモリ2から
読み出したデータをデータ・バッファ部143に保持
し、そのデータをフラッシュ・メモリ2に書き込む処理
を行い、これをフラッシュ・メモリ2の1セクタ分だけ
繰り返す。フラッシュ・メモリ2へのデータ書込みの際
に、フラッシュ書込みコード生成部142のデータ転送
時のベリファイを行う場合は、1アドレス毎に、フラッ
シュ・メモリ2への書込み後に、いま書き込んだアドレ
スからデータの読出しを行い、この読出しデータをデー
タ・バッファ部143の保持データ(書込みデータ)と
比較して、データ転送の正当性の確認を行う。
【0043】以下、本実施例装置の動作を説明する。 (1)MPU4がフラッシュ・メモリ2のデータを読み
出す場合 MPU4がフラッシュ・メモリ2から直接にデータの読
出しを行う時、MPU4はフラッシュ・メモリ・コント
ロール回路1がデータ転送動作を行っているか否かをバ
ス62を介して確認する。データ転送動作中の場合に
は、MPU4はフラッシュ・メモリ2にアクセスできな
いので、そのデータ転送動作の終了を待つ。また、フラ
ッシュ・メモリ・コントロール回路1はフラッシュ・メ
モリ2/シャドウ・メモリ3間でデータ転送を行ってい
る状態では、MPU4がフラッシュ・メモリ2にアクセ
スするとバス63にてデータが衝突するので、バッファ
ゲート5を制御することにより、MPU4からのフラッ
シュ・メモリ2に対するアクセスを切断する。
【0044】このように、フラッシュ・メモリ2のデー
タを読み出す際に、シャドウ・メモリ3を介さずに直接
にフラッシュ・メモリ2にアクセスすることにより、フ
ラッシュ・メモリ2のデータ読出し時のフラッシュ・メ
モリ2/シャドウ・メモリ3間でのデータ転送時間を無
くし、高速にアクセスすることが可能になる。
【0045】フラッシュ・メモリ・コントロール回路1
がフラッシュ・メモリ2/シャドウ・メモリ3間でデー
タ転送を行っていない時には、MPU4はフラッシュ・
メモリ2に対しアクセス可能であり、データの読出しは
直接にバス61にてバッファゲート5を介してフラッシ
ュ・メモリ2にアクセスする。
【0046】(2)MPU4がフラッシュ・メモリ2の
データを書き換える場合 MPU4がフラッシュ・メモリ2のデータ更新を行う場
合には、直接、フラッシュ・メモリ2にアクセスせず
に、書換えデータをシャドウ・メモリ3に書き込み、フ
ラッシュ・メモリ・コントロール回路1にてフラッシュ
・メモリ2/シャドウ・メモリ3間のデータ転送を行
う。
【0047】MPU4はフラッシュ・メモリ・コントロ
ール回路1がデータ転送動作を行っているか否かをバス
62で確認する。データ転送動作中の場合には、そのデ
ータ転送動作の終了を待つ。
【0048】フラッシュ・メモリ・コントロール回路1
がデータ転送動作中でない時、MPU4はフラッシュ・
メモリ・コントロール回路1に対しフラッシュ・メモリ
2の書換え対象領域のセクタからシャドウ・メモリ3へ
のデータ転送を指示し、それを受けたフラッシュ・メモ
リ・コントロール回路1は、F/Sデータ転送制御部1
3を起動して、フラッシュ・メモリ2からシャドウ・メ
モリ3に対象セクタのデータを転送する。データの転送
が終了した後、MPU4はシャドウ・メモリ3上で転送
データにおける書換え対象番地のデータを更新し、後に
フラッシュ・メモリ・コントロール回路1に対し、シャ
ドウ・メモリ3からフラッシュ・メモリ2へのデータ転
送を指示する。それを受けたフラッシュ・メモリ・コン
トロール回路1は、フラッシュ・メモリ2を起動して、
フラッシュ・メモリ2の対象セクタの消去を行い、後に
S/Fデータ転送制御部14を起動して、シャドウ・メ
モリ3からフラッシュ・メモリ2の対象セクタに更新済
データのデータ転送を行う。
【0049】このような方法でデータ更新を行えば、複
数のデータ更新を行う場合でも、それら複数のデータ更
新部分がフラッシュ・メモリ2の同一セクタ内であるな
らば、1回のシーケンスにてデータ更新を行える。
【0050】なお上述の態様の他、フラッシュ・メモリ
2のデータ更新にあたり、フラッシュ・メモリ・コント
ロール回路1がフラッシュ・メモリ2からシャドウ・メ
モリ3への対象セクタのデータ転送を行わずに、MPU
4がシャドウ・メモリ3上において対象セクタの更新デ
ータを直接に作成し、これをフラッシュ・メモリ・コン
トロール回路1がシャドウ・メモリ3からフラッシュ・
メモリ2に転送するようにしてもよい。
【0051】図6には本発明の他の実施例が示される。
この実施例はシャドウ・メモリ3をセクタ単位に複数使
用した場合のものであり、この例ではシャドウ・メモリ
3をセクタ容量の2倍としている。上述の図1の実施例
では、バッファゲート5を制御してバス63をMPU4
から切断している間は、MPU4はシャドウ・メモリ3
へのアクセスを行えなかったため、フラッシュ・メモリ
2/シャドウ・メモリ3間でのデータ転送とシャドウ・
メモリ3上でのデータ更新を同時に行えず、時間的な効
率が悪かった。この図6の実施例ではシャドウ・メモリ
3をセクタの容量の複数倍にし、図6のような接続構成
とすることにより、一つのセクタ容量に相当するシャド
ウ・メモリ3をデータ転送用としてMPU4からのアク
セスを切断し、他のシャドウ・メモリ3を書換えデータ
・セット用(更新用)としてMPU4からのアクセスを
可能にすることにより、シャドウ・メモリ3/フラッシ
ュ・メモリ2間でのデータ転送中でも次のフラッシュ・
メモリの書換えのためのシャドウ・メモリ3に対するM
PU4のアクセスを可能にしている。
【0052】図6において、シャドウ・メモリはシャド
ウ・メモリ31 と32 の二つを用意し、一方をデータ転
送用としている時は他方をデータ更新用とする。バッフ
ァゲートは都合6つ設ける。すなわち、バス61とシャ
ドウ・メモリ31 、32 間を接続/切断するためのバッ
ファゲート51 、52 、フラッシュ・メモリ2とシャド
ウ・メモリ31 、32 間を接続/切断するためのバッフ
ァゲート52 、55 、フラッシュ・メモリ・コントロー
ル回路1とシャドウ・メモリ31 、32 間を接続/切断
するためのバッファゲート53 、56 とする。バッファ
ゲート51 、5 5 、56 は同期してオン/オフされ、バ
ッファゲート54 、52 、53 はバッファゲート51
5 、56 と逆位相で同期してオン/オフされる。
【0053】以下、この実施例装置の動作を説明する。
前述の(2)に示す手順の中で、MPU4がフラッシュ
・メモリ2のデータを書き換えるにあたり、シャドウ・
メモリ31 を使用してデータの書換えを行う場合には、
フラッシュ・メモリ・コントロール回路1がバッファゲ
ート51 、55 、56 をオフとし、バッファゲート
2 、53 、54 をオンになるように制御して、シャド
ウ・メモリ31 /フラッシュ・メモリ2間を導通させて
その間でデータ転送を行う。その間、MPU4はシャド
ウ・メモリ32 にはバッファゲート54 を介してアクセ
ス可能であるので、次のフラッシュ・メモリ2の書換え
のためのシャドウ・メモリに対する更新データのセット
をシャドウ・メモリ32 に対して行う。
【0054】シャドウ・メモリ32 によるフラッシュ・
メモリ2のデータ書換えが終了したなら、MPU4はフ
ラッシュ・メモリ・コントロール回路1にバッファゲー
ト5 1 〜56 の制御をそれぞれ反転し、シャドウ・メモ
リ32 をデータ転送用、シャドウ・メモリ31 を書換え
データ・セット用にすることにより、既にシャドウ・メ
モリ32 に書換えデータがセット完了なら直ちにフラッ
シュ・メモリ2/シャドウ・メモリ32 間のデータ転送
指示をかけることができる。
【0055】この実施例はシャドウ・メモリ3を2セク
タ単位分設けたものであるが、さらに シャドウ・メモ
リをセクタ単位に2以上使用した場合にも上記と同様の
フラッシュ・メモリの書換え制御が行える。なお、シャ
ドウ・メモリ3は物理的に二つ以上のデバイスに分かれ
ているものである必要はなく、例えばデュアル・ポート
・メモリのように読出しと書込みが同時に行えるもので
あれば、2セクタ単位以上の記憶容量を持つ物理的には
一つのデバイスからなるものであってもよい。すなわち
論理的に二つの記憶機能を持つものであればよい。
【0056】上述の各実施例において、シャドウ・メモ
リにフラッシュ・メモリ以外の不揮発性メモリ(例えば
nvSRAM、EEPROM)を使用した場合、次のよ
うな利点がある。すなわち、上述のデータ更新手順にお
いて、シャドウ・メモリ31、32 にフラッシュ・メモ
リ以外の不揮発性メモリを使用し、フラッシュ・メモリ
・コントロール回路1がMPU4から指示されるフラッ
シュ・メモリ2の書換え対象のセクタ情報を不揮発性の
メモリに保持した場合、フラッシュ・メモリ2のデータ
書換えフローの中でフラッシュ・メモリ・コントロール
回路1によりフラッシュ・メモリ2からシャドウ・メモ
リ31 若しくは32 に書換え対象セクタのデータを転送
し更にその後MPU4がシャドウ・メモリ31 若しくは
2 に書換えデータをセットした時点でバックアップは
完了する。もしこの時点で電源が切断された場合には、
その後の電源が再投入された際に、フラッシュ・メモリ
・コントロール回路1は内部に保持しているフラッシュ
・メモリ2の書換え対象セクタ情報をもとに、シャドウ
・メモリ31 若しくは32 のデータをフラッシュ・メモ
リ2に転送する。これにより、バックアップ・データの
更新作業の完了までの時間を短縮できる。
【0057】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
バス・マスタ等がソフトウェアで行っていたフラッシュ
・メモリのデータ更新処理を専用の制御回路で行うこと
により、ソフトウェアの処理負荷を軽減させ、その処理
時間を短縮することができる。かかるデータ更新装置
は、フラッシュ・メモリをデータのバックアップ媒体に
使用するシステムに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのフラッシュ・メモリ
のデータ更新装置を示すブロック図である。
【図2】実施例装置におけるフラッシュ・メモリ・コン
トロール回路の詳細な構成例を示す図である。
【図3】実施例装置のフラッシュ・メモリ・コントロー
ル回路内のイレース制御部の詳細な構成例を示す図であ
る。
【図4】実施例装置のフラッシュ・メモリ・コントロー
ル回路内のF/Sデータ転送制御部の詳細な構成例を示
す図である。
【図5】実施例装置のフラッシュ・メモリ・コントロー
ル回路内のS/Fデータ転送制御部の詳細な構成例を示
す図である。
【図6】本発明の他の実施例としてのフラッシュ・メモ
リのデータ更新装置を示すブロック図である。
【図7】フラッシュ・メモリのデータ消去ブロックの構
成例を示す図である。
【図8】従来のMPU処理によるフラッシュ・メモリを
使用した場合のデータ更新作業の手順を示す図である。
【符号の説明】
1 フラッシュ・メモリ・コントロール回路 2 フラッシュ・メモリ 3 シャドウ・メモリ 4 MPU(マイクロ・プロセッシング・ユニット) 5 バッファゲート 10 MPUインタフェース部 11 内部制御レジスタ部 12 イレース制御部 13 F/Sデータ転送制御部 14 S/Fデータ転送制御部 15 制御信号セレクト部 16 アドレス・セレクト部 17 データ・セレクト部 61〜63 バス 121、131、141 制御信号発生部 122 フラッシュ・イレース・チェック部 123 フラッシュ・イレース・コード生成部 124、133、144 アドレス生成部 132、143 データ・バッファ部 142 フラッシュ・ライト・コード生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 純一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 林 真作雄 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 安尾 明弘 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロック単位でデータ更新を行うフラッシ
    ュ・メモリと、少なくとも該ブロック一つ分の記憶容量
    を持ち該フラッシュ・メモリのブロックよりも小さい単
    位でデータの書換えが可能な補助メモリと、該フラッシ
    ュ・メモリのイレースおよび該フラッシュ・メモリと該
    補助メモリ間のデータ転送を制御する制御回路と、バス
    ・マスタとを備え、該バス・マスタが該フラッシュ・メ
    モリのデータを読み出す場合は、該フラッシュ・メモリ
    に直接にアクセスし、該バス・マスタがフラッシュ・メ
    モリのデータ更新を行う場合は、バス・マスタは補助メ
    モリ上においてデータ更新を行い、該制御回路がフラッ
    シュ・メモリの更新対象のブロックのイレースおよび補
    助メモリから該フラッシュ・メモリの当該ブロックへの
    データ転送を行うように構成したフラッシュ・メモリの
    データ更新装置。
  2. 【請求項2】該補助メモリが複数個備えられ、これら複
    数の補助メモリを時間的に交互にデータ転送用と更新デ
    ータ・セット用として使用するように構成した請求項2
    記載のフラッシュ・メモリのデータ更新装置。
  3. 【請求項3】フラッシュ・メモリのデータ更新にあたっ
    ては、制御回路がフラッシュ・メモリのデータをブロッ
    ク単位で該補助メモリにデータ転送して、バス・マスタ
    が該補助メモリのデータ転送されたデータをデータ更新
    するように構成した請求項1または2記載のフラッシュ
    ・メモリのデータ更新装置。
  4. 【請求項4】該補助メモリはフラッシュ・メモリ以外の
    データ更新が可能な不揮発性メモリで構成した請求項1
    〜3のいずれかに記載のフラッシュ・メモリのデータ更
    新装置。
  5. 【請求項5】該制御回路は、フラッシュ・メモリへのデ
    ータ転送時に、フラッシュ・メモリに書き込む前のデー
    タと、データ書込み後に読み出したデータとを比較する
    ことでベリファイを行う請求項1〜4のいずれかに記載
    のフラッシュ・メモリのデータ更新装置。
  6. 【請求項6】該制御回路はハードウェア・ロジック回路
    で構成した請求項1〜5のいずれかに記載のフラッシュ
    ・メモリのデータ更新装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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