JPH1082605A - 管接続部の角度測定治具 - Google Patents
管接続部の角度測定治具Info
- Publication number
- JPH1082605A JPH1082605A JP23805696A JP23805696A JPH1082605A JP H1082605 A JPH1082605 A JP H1082605A JP 23805696 A JP23805696 A JP 23805696A JP 23805696 A JP23805696 A JP 23805696A JP H1082605 A JPH1082605 A JP H1082605A
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- Japan
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- angle
- universal joint
- pipe
- joint pipe
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自在継手管に対して接続管を接続する際、接
続角度を正確かつ簡単に測定し調整することができる角
度測定治具を提供する。 【解決手段】 平板部２ａの下部を装着縁部２ｂとし、
平板部２ａの両側下部に取付片部２ｄを設け、平板部２
ａを自在継手管の開口端縁に当接合致すると平板部２ａ
が自在継手管の軸方向に対し垂直となるように取付支持
体２を形成し、この平板部２ａに対して分度器体の基準
線が直交するように角度測定部材３を固着すると共に、
帯状板部材の一側端部を指示部４ａとしてなる平行度測
定体４を角度測定部材３の分度器中心点に軸止した。こ
れより、自在継手管の開口端縁に取付ければ分度器体の
基準線が自在継手管軸方向に平行となるから、指示部４
ａを所定角度に合わせることにより平行度測定体４を所
定接続角度に傾斜させることができる。
続角度を正確かつ簡単に測定し調整することができる角
度測定治具を提供する。 【解決手段】 平板部２ａの下部を装着縁部２ｂとし、
平板部２ａの両側下部に取付片部２ｄを設け、平板部２
ａを自在継手管の開口端縁に当接合致すると平板部２ａ
が自在継手管の軸方向に対し垂直となるように取付支持
体２を形成し、この平板部２ａに対して分度器体の基準
線が直交するように角度測定部材３を固着すると共に、
帯状板部材の一側端部を指示部４ａとしてなる平行度測
定体４を角度測定部材３の分度器中心点に軸止した。こ
れより、自在継手管の開口端縁に取付ければ分度器体の
基準線が自在継手管軸方向に平行となるから、指示部４
ａを所定角度に合わせることにより平行度測定体４を所
定接続角度に傾斜させることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水管等の管の接
続、例えば自在継手管に管を接続する際に当該管の接続
角度を測定するための角度測定治具に関する。
続、例えば自在継手管に管を接続する際に当該管の接続
角度を測定するための角度測定治具に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図４に
示すように、マンホールＣから地中の排水管本体Ｄに配
管する場合、排水管本体Ｄの途中個所に自在継手管Ａを
取付け、この自在継手管Ａを介して接続管Ｂを連結し配
管するのが一般的であり、この場合、同図にも示すよう
に、接続管Ｂの接続角度を自在継手管Ａの軸方向Ｘに対
し正確に１５度に設定するのが好ましいことが明らかに
なってきた。１５度未満では接続管Ｂの自重及び土圧に
よって自在継手管Ａが破損するおそれがあり、又、１５
度より大きいと、自在継手管Ａの端縁部が変形するため
接続部の水密度を確保するのが困難となる。
示すように、マンホールＣから地中の排水管本体Ｄに配
管する場合、排水管本体Ｄの途中個所に自在継手管Ａを
取付け、この自在継手管Ａを介して接続管Ｂを連結し配
管するのが一般的であり、この場合、同図にも示すよう
に、接続管Ｂの接続角度を自在継手管Ａの軸方向Ｘに対
し正確に１５度に設定するのが好ましいことが明らかに
なってきた。１５度未満では接続管Ｂの自重及び土圧に
よって自在継手管Ａが破損するおそれがあり、又、１５
度より大きいと、自在継手管Ａの端縁部が変形するため
接続部の水密度を確保するのが困難となる。
【０００３】そこで従来は、自在継手管Ａに対し接続管
Ｂを接続する際、経験則によるか若しくは自在継手管Ａ
内の接続アダプターの出具合を目測により判断し、接続
管Ｂの接続角度をできる限り１５度に近づけるようにし
ていた。
Ｂを接続する際、経験則によるか若しくは自在継手管Ａ
内の接続アダプターの出具合を目測により判断し、接続
管Ｂの接続角度をできる限り１５度に近づけるようにし
ていた。
【０００４】しかし、このような角度測定法による角度
調整では高い測定精度を得られず、結果的に１５度を越
えて自在継手管Ａの端縁部が変形し水漏れが生じたり、
この水漏れを防ぐために自在継手管Ａの周囲に覆いをし
なければならなかった。
調整では高い測定精度を得られず、結果的に１５度を越
えて自在継手管Ａの端縁部が変形し水漏れが生じたり、
この水漏れを防ぐために自在継手管Ａの周囲に覆いをし
なければならなかった。
【０００５】本発明は、かかる問題に鑑みて、排水管等
の管の接続に際し、接続角度を正確かつ簡単に所定角度
に調整することができる角度測定治具を提供せんとする
ものである。
の管の接続に際し、接続角度を正確かつ簡単に所定角度
に調整することができる角度測定治具を提供せんとする
ものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる目的達成のため、
本発明は、接続する一方の管端部に固定し得る取付部を
有する取付支持部と、これに連結して上記管の軸方向に
平行な基準線を有してなる角度測定部と、所定角度を指
示可能に角度測定部に軸止してなる平行度測定部とから
なる構成を有する管接続部の角度測定治具を提供する。
本発明は、接続する一方の管端部に固定し得る取付部を
有する取付支持部と、これに連結して上記管の軸方向に
平行な基準線を有してなる角度測定部と、所定角度を指
示可能に角度測定部に軸止してなる平行度測定部とから
なる構成を有する管接続部の角度測定治具を提供する。
【０００７】上記構成は、合成樹脂管端部に球状膨出部
を形成し、この球状膨出部内に半球状の接続管挿入アダ
プターを回転自在に嵌合してなる自在継手管に、接続管
を所定角度で接続するための治具として特に好適であ
る。
を形成し、この球状膨出部内に半球状の接続管挿入アダ
プターを回転自在に嵌合してなる自在継手管に、接続管
を所定角度で接続するための治具として特に好適であ
る。
【０００８】このような構成からなる角度測定治具によ
れば、例えば自在継手管の開口端縁に取付支持部を取付
けることにより、自在継手管の軸方向に対する垂直面及
びこれに対する垂直線、すなわち自在継手管の管軸と平
行線が設定できるので、角度測定部を所定角度に合わせ
ることにより接続管の接続角度を正確に示すことがで
き、接続管をこの角度測定部に平行に配管するだけでよ
い。
れば、例えば自在継手管の開口端縁に取付支持部を取付
けることにより、自在継手管の軸方向に対する垂直面及
びこれに対する垂直線、すなわち自在継手管の管軸と平
行線が設定できるので、角度測定部を所定角度に合わせ
ることにより接続管の接続角度を正確に示すことがで
き、接続管をこの角度測定部に平行に配管するだけでよ
い。
【０００９】更に、平行度測定部の少なくとも１か所、
好ましくは２か所に平行度測定部との距離を測定するた
めの測定部材を取付けるの好ましい。このようにすれ
ば、接続角度を一層正確かつ簡単に所定の角度に調整す
ることができる。
好ましくは２か所に平行度測定部との距離を測定するた
めの測定部材を取付けるの好ましい。このようにすれ
ば、接続角度を一層正確かつ簡単に所定の角度に調整す
ることができる。
【００１０】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を図面を用
いて説明する。角度測定治具１は、図１及び図２に示す
ように、取付支持体２、角度測定部材３及び平行度測定
体４からなり、自在継手管Ａに対して接続管Ｂを所定角
度（１５度）で接続するのに適した構成となっている。
いて説明する。角度測定治具１は、図１及び図２に示す
ように、取付支持体２、角度測定部材３及び平行度測定
体４からなり、自在継手管Ａに対して接続管Ｂを所定角
度（１５度）で接続するのに適した構成となっている。
【００１１】ここで、自在継手管Ａは、例えば図３に示
すように、合成樹脂管２０ａ端部に半球状膨出部２０ｂ
を形成し、端縁を管軸に対する直交面に合致する開口端
縁２０ｃを有してなる外殻部２０と、前記半球状膨出部
２０ｂ内にゴムリング２２を介して回転自在に収納して
なる接続管挿入用アダプター２１とからなり、前記接続
管挿入用アダプター２１は、合成樹脂からなる球状体の
両端部を平行面として切除し、平行面中央部に最奥部に
接続管ストッパー２１ｂを有する受口孔２１ａを設け、
外周面にゴムリング装着用溝２１ｃを設けてなるもので
ある。
すように、合成樹脂管２０ａ端部に半球状膨出部２０ｂ
を形成し、端縁を管軸に対する直交面に合致する開口端
縁２０ｃを有してなる外殻部２０と、前記半球状膨出部
２０ｂ内にゴムリング２２を介して回転自在に収納して
なる接続管挿入用アダプター２１とからなり、前記接続
管挿入用アダプター２１は、合成樹脂からなる球状体の
両端部を平行面として切除し、平行面中央部に最奥部に
接続管ストッパー２１ｂを有する受口孔２１ａを設け、
外周面にゴムリング装着用溝２１ｃを設けてなるもので
ある。
【００１２】取付支持体２は、板状部の下部を、自在継
手管Ａの接続管挿入用アダプター２１に跨がって外殻部
２０の開口端縁２０ｃに当接合致するように、半円状に
切除して装着縁部２ｂを形成してなる平板部２ａを有
し、装着縁部２ｂの中央上方部に前方に垂直に支持片部
２ｃを立設すると共に、平板部２ａを自在継手管Ａの軸
方向Ｘに対し垂直に固定し得るように、平板部２ａの両
側下部を裏側に垂直に折曲して取付片部２ｄを設け、こ
の取付片部２ｄにボルト挿通孔５を穿設してなってい
る。
手管Ａの接続管挿入用アダプター２１に跨がって外殻部
２０の開口端縁２０ｃに当接合致するように、半円状に
切除して装着縁部２ｂを形成してなる平板部２ａを有
し、装着縁部２ｂの中央上方部に前方に垂直に支持片部
２ｃを立設すると共に、平板部２ａを自在継手管Ａの軸
方向Ｘに対し垂直に固定し得るように、平板部２ａの両
側下部を裏側に垂直に折曲して取付片部２ｄを設け、こ
の取付片部２ｄにボルト挿通孔５を穿設してなってい
る。
【００１３】角度測定部材３は、半円形状を呈する分度
器体であって、外周縁部に沿って０度から１８０度の角
度目盛３ａ（少なくとも分度器基準線に対して１５度の
角度目盛としてもよい）を記載し、この角度目盛３ａの
０度と１８０度とを結ぶ直線（分度器基準線）の中央部
（分度器中心点）に軸孔６を穿設し、角度目盛３ａに沿
って内側内方部に円弧状の溝部７を形成してなってお
り、前記分度器基準線が上記平板部２ａに対して垂直と
なるように、上記取付支持体２の支持片部２ｃに（図で
は２か所を）ビス等の締付具８により固着し固定してあ
る。
器体であって、外周縁部に沿って０度から１８０度の角
度目盛３ａ（少なくとも分度器基準線に対して１５度の
角度目盛としてもよい）を記載し、この角度目盛３ａの
０度と１８０度とを結ぶ直線（分度器基準線）の中央部
（分度器中心点）に軸孔６を穿設し、角度目盛３ａに沿
って内側内方部に円弧状の溝部７を形成してなってお
り、前記分度器基準線が上記平板部２ａに対して垂直と
なるように、上記取付支持体２の支持片部２ｃに（図で
は２か所を）ビス等の締付具８により固着し固定してあ
る。
【００１４】平行度測定体４は、帯板状部の一側端部を
尖状に形成して指示部４ａとし、中央より適宜一側寄り
部位に軸孔９を穿設し、この軸孔９よりも適宜一側寄り
部位に固定ネジ部材１０を取付けてなっており、固定ネ
ジ部材１０を上記溝部７に嵌入すると共に、前記軸孔６
にビス等１１の軸部を挿通して回転可能に軸止してあ
る。なお、図示はしてないが、平行度測定体４の少なく
とも１か所、好ましくは２か所に、平行度測定体４との
距離を測定するためのゲージを直交状に取付けてもよ
い。
尖状に形成して指示部４ａとし、中央より適宜一側寄り
部位に軸孔９を穿設し、この軸孔９よりも適宜一側寄り
部位に固定ネジ部材１０を取付けてなっており、固定ネ
ジ部材１０を上記溝部７に嵌入すると共に、前記軸孔６
にビス等１１の軸部を挿通して回転可能に軸止してあ
る。なお、図示はしてないが、平行度測定体４の少なく
とも１か所、好ましくは２か所に、平行度測定体４との
距離を測定するためのゲージを直交状に取付けてもよ
い。
【００１５】以下、上記角度測定治具１の使用方法、す
なわち角度測定治具１を使用して接続管Ｂを自在継手管
Ａに対して所定角度（１５度）に接続する方法について
説明する。先ず、所定個所に自在継手管Ａを取り付け固
定しておく。
なわち角度測定治具１を使用して接続管Ｂを自在継手管
Ａに対して所定角度（１５度）に接続する方法について
説明する。先ず、所定個所に自在継手管Ａを取り付け固
定しておく。
【００１６】次に、図２及び図３に示すように、自在継
手管Ａの接続管挿入アダプター２１に接続管Ｂの一側端
部を挿入し、この状態で自在継手管Ａの半球状膨出部２
０ｂの開口端縁２０ｃに角度測定治具１を取付ける。す
なわち、装着縁部２ｂを自在継手管Ａのアダプター２１
に跨がせ、平板部２ａを開口端縁２０ｃに当接合致さ
せ、取付片部２ｄを当該外周面に沿わせ、この取付片部
２ｄをボルト挿通孔５を介してボルト１２で当該外周面
に固着することにより平板部２ａを自在継手管Ａの軸方
向Ｘに対し垂直に固定し、角度測定部材３の分度器基準
線を当該軸方向Ｘと平行とする。
手管Ａの接続管挿入アダプター２１に接続管Ｂの一側端
部を挿入し、この状態で自在継手管Ａの半球状膨出部２
０ｂの開口端縁２０ｃに角度測定治具１を取付ける。す
なわち、装着縁部２ｂを自在継手管Ａのアダプター２１
に跨がせ、平板部２ａを開口端縁２０ｃに当接合致さ
せ、取付片部２ｄを当該外周面に沿わせ、この取付片部
２ｄをボルト挿通孔５を介してボルト１２で当該外周面
に固着することにより平板部２ａを自在継手管Ａの軸方
向Ｘに対し垂直に固定し、角度測定部材３の分度器基準
線を当該軸方向Ｘと平行とする。
【００１７】次に、平行度測定体４の指示部４ａを角度
目盛３ａの所定角度（１５度）に合わせ、この位置に固
定ネジ部材１０により平行度測定体４を固定する。そし
て、接続管Ｂの角度を平行度測定体４と平行になるよう
に、目測若しくは平行度測定体４に設けたゲージにより
調整すればよい。
目盛３ａの所定角度（１５度）に合わせ、この位置に固
定ネジ部材１０により平行度測定体４を固定する。そし
て、接続管Ｂの角度を平行度測定体４と平行になるよう
に、目測若しくは平行度測定体４に設けたゲージにより
調整すればよい。
【図１】本発明の一実施例である角度測定治具を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】図１の角度測定治具の使用状態を示す側面図で
ある。
ある。
【図３】自在継手管の構造例を示す断面図である。
【図４】自在継手管と接続管の一般的な使用状態を示し
た説明図である。
た説明図である。
１ 角度測定治具 ２ 取付支持体 ３ 角度測定部材 ４ 平行度測定体 ５ ボルト挿通孔 ６ 軸孔 ７ 溝部 ８ 締付具 ９ 軸孔 10 固定ネジ部材 11 ビス等
Claims (1)
- 【請求項１】 接続する一方の管端部に固定し得る取付
部を有する取付支持部と、これに連結して上記管の軸方
向に平行な基準線を有してなる角度測定部と、所定角度
を指示可能に角度測定部に軸止してなる平行度測定部と
からなる構成を有する管接続部の角度測定治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23805696A JP3465214B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 管接続部の角度測定治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23805696A JP3465214B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 管接続部の角度測定治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1082605A true JPH1082605A (ja) | 1998-03-31 |
| JP3465214B2 JP3465214B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=17024515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23805696A Expired - Fee Related JP3465214B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 管接続部の角度測定治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3465214B2 (ja) |
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-09-09 JP JP23805696A patent/JP3465214B2/ja not_active Expired - Fee Related
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