JPH11153438A - 芯出治具及びそれを用いた測定装置 - Google Patents

芯出治具及びそれを用いた測定装置

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JPH11153438A
JPH11153438A JP33792797A JP33792797A JPH11153438A JP H11153438 A JPH11153438 A JP H11153438A JP 33792797 A JP33792797 A JP 33792797A JP 33792797 A JP33792797 A JP 33792797A JP H11153438 A JPH11153438 A JP H11153438A
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jig
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ターゲットの計測点を3次元位置計測器を用い
た計測に適切な位置に正確に設置できる芯出治具を提供
すること。 【解決手段】フランジ12の3個のボルト穴にそれぞれ
芯出治具22を設置することにより、ターゲット24の
計測点は各ボルト穴の芯上に自動的に配置される。この
計測点の位置を3次元位置計測器18により計測し、計
測したデータを演算器20に送り、フランジの位置と姿
勢を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円孔の芯出治具及
びそれを用いた測定装置に係り、特にフランジのフラン
ジ孔及びボルト孔の芯出治具及びそれを用いた測定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】設備における配管施工では、機器やタン
ク等の設置とそれらに接続する配管との間に、設置誤差
や製作誤差があることが多く、配管施工する前に機器や
タンク等の設置状況を正確に計測する必要がある。しか
し、設置状況の計測を金尺や下げ振り等の手回り工具を
用いて正確に行うのは困難なため、配管の現場に合わせ
て対処するのが現状である。即ち、機器やタンク等の設
置状況に合わせた配管を製作するのではなく、設置現場
で既成の配管を設置状況に合わせて切断し溶接すること
によって配管施工を行っている。しかし、このような方
法では、現場での作業が多くなるだけでなく、溶接部か
らのもれ等の問題が生じ、特に原子力発電所等では、重
大な事故を発生する要因になる。
【0003】このような背景から、機器やタンク等の設
置状況や製作誤差を正確に計測し、その計測値に基づい
て工場で配管を製作して、現場では、その配管の組付け
のみを行う、所謂プレハブ施工を行うことが望まれる。
そこで、配管施工に必要なフランジの位置と姿勢を求め
るために、フランジ孔中心、フランジ面角度、ボルト孔
振り角度を、3次元位置計測器を用いて計測する試みが
なされている。図11には、その計測状況が示されてい
る。同図に示されているように、フランジ2の外周部に
は、3次元位置計測器のターゲット3である反射プリズ
ムが配置されており、3次元位置計測器1は、ターゲッ
ト3の計測点Pに赤外線Lを照射して、ターゲット3の
計測点Pの座標を計測し、その計測点Pからフランジ中
心FO、フランジ面角度、ボルト孔中心BO等を求め
る。図12には、ターゲット3の設置状況が示され、タ
ーゲット3は6ヶ所に設置されている。図中ターゲット
3A〜3Cは、フランジ中心FO及びフランジ面角度を
算出するために設置したものであり、ターゲット3D〜
3Fは、フランジ締結用ボルト孔のボルト孔振り角度を
算出するためのボルト孔中心BOを算出するために設置
したものである。この際、ターゲット3A〜3Fは、フ
ランジ2にマグネットで取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マグネ
ットでフランジにターゲットを取り付ける方式は、フラ
ンジの計測位置に正確に位置合わせすることが大変難し
く、更に、フランジ孔中心とボルト孔中心をそれぞれ求
めるために大変手間がかかるという欠点があった。ま
た、非磁性のフランジには取り付けられないので、3次
元位置計測器を用いてフランジを計測することはできな
いという欠点があった。
【0005】また、従来の方法では、フランジ面上にタ
ーゲットを配置するので、フランジ面全体が目視できる
位置に3次元位置計測器を設置しなければならないとい
う欠点もある。これらの欠点により、3次元位置計測器
によるフランジ計測は、充分に実用化されていないのが
実情である。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、計測点を有するターゲットをフランジに簡単且
つ正確に取り付けることができ、3次元位置計測器でフ
ランジの位置や姿勢を精度良く測定することができると
共に、フランジと3次元位置計測器との間に障害物があ
る場合でも対応することのできる芯出治具及びそれを用
いた測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を解決
するために、表面と裏面とが互いに平行な両面を垂直に
貫通する円孔の芯を出すための芯出治具であって、前記
両面の一方面側に当接して該一方の面と平行な面を形成
する基準面設定部材と、前記基準面設定部材に、該基準
面に対して垂直に支持され、前記円孔の一方面側から他
方面側に挿通される棒状部材と、独楽形状をした独楽型
本体を前記円孔の両面の他方面側に配置し、前記独楽型
本体の円錐状面を前記基準面設定部材の基準面に対向配
置した状態で前記独楽型本体の中心線と前記棒状部材の
中心線とが一致するように前記棒状部材にスライド自在
に嵌通する独楽型部材と、前記基準面設定部材に支持さ
れ、前記棒状部材の中心線上に計測点が位置するターゲ
ット部材と、前記基準面設定部材と前記独楽型部材とで
前記円孔の両面を挟み付ける挟み付け手段と、から成る
ことを特徴とする。
【0008】また、本発明は前記目的を解決するため
に、タンク等の機器に取り付けられたフランジの位置と
姿勢を測定する測定装置において、前記フランジの3つ
のボルト孔にそれぞれ取り付ける請求項1記載の芯出治
具と、前記各芯出治具に設けられたターゲットの各計測
点の3次元座標を計測する3次元位置計測手段と、前記
3次元位置計測手段で計測された各計測点の3次元座標
に基づいて前記フランジの位置と姿勢を演算する演算手
段と、から成ることを特徴とする。
【0009】更に、本発明は前記目的を解決するため
に、タンク等の機器に取り付けられたフランジの位置と
姿勢を測定するために前記フランジに取り付けられる芯
出治具において、前記フランジのフランジ面に当接して
基準面を形成する基準面部と該基準面部に支持されて前
記フランジ面に平行な軸部とから成る治具本体と、前記
フランジのフランジ面に当接して基準面を形成する基準
面部と該基準面部に垂直な鉛直柱とから成り、前記治具
本体の軸部にスライド自在に支持されるスライド部材
と、前記治具本体と前記スライド部材の各基準面側にそ
れぞれ支持されると共に、その回転軸が各基準面に対し
て垂直な一対のローラ部材と、前記治具本体と前記スラ
イド部材にそれぞれ1つ設けられ、その計測点と前記一
対のローラ部材との位置関係が予め設定された一対のタ
ーゲットと、前記治具本体と前記スライド部材の何れか
一方に設けられ、その計測点が前記一対のターゲットの
計測点と共に空間上に平面を形成するターゲットと、前
記治具本体の軸部に沿って前記スライド部材をスライド
させるスライド手段と、から成り、前記フランジのフラ
ンジ孔中心を挟んで対向するフランジの一対のボルト孔
に前記一対のローラを挿入すると共に、前記スライド手
段で前記治具本体に前記スライド部材を近接させる方向
にスライドさせて前記一対のローラで前記一対のボルト
孔の間を挟持して前記フランジに取り付けることを特徴
とする。
【0010】更に、本発明は前記目的を解決するため
に、タンク等の機器に取り付けられたフランジの位置と
姿勢を測定する測定装置において、前記フランジに取り
付ける請求項3記載の芯出治具と、前記各芯出治具に設
けられたターゲットの各測定点の3次元座標を計測する
3次元位置計測手段と、前記3次元位置計測手段で計測
された各計測点の座標に基づいて前記フランジの位置と
姿勢を演算する演算手段と、から成ることを特徴とす
る。
【0011】本発明の請求項1の芯出治具によれば、円
孔の一方側面に配設した基準面設定部材の棒状部材を円
孔に挿通すると共に、該棒状部材に円孔の他方側面に配
設した独楽型部材の独楽型本体を嵌入し、基準面設定部
材と独楽型部材とで円孔の両面を挟み付けるだけで、タ
ーゲットの計測点は円孔の芯上に位置決めされる。本発
明の請求項2の芯出装置によれば、フランジの3つのボ
ルト孔にそれぞれ請求項1記載の芯出治具を設置し、該
芯出治具の各ターゲットの計測点の3次元座標を3次元
位置計測手段により計測し、各ターゲットの3次元座標
から演算手段によりフランジの位置と姿勢を算出する。
【0012】本発明の請求項3の芯出治具によれば、フ
ランジのフランジ孔中心を通って対向するフランジの一
対のボルト孔に、治具本体とスライド部材の一対のロー
ラ部材を挿入すると共に、スライド手段で治具本体にス
ライド部材を近接させる方向にスライドさせて一対のロ
ーラで一対のボルト孔の間を挟持して芯出治具をフラン
ジに取り付けるだけで、3つのターゲットの計測点は、
フランジの位置と姿勢を計測するのに適切な位置に位置
決めされる。
【0013】本発明の請求項4の芯出装置によれば、フ
ランジに請求項3記載の芯出治具を取り付け、該芯出治
具の各ターゲットの計測点の3次元座標を3次元位置計
測手段により計測し、各ターゲットの3次元座標から演
算手段によりフランジの位置と姿勢を算出する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る芯出治具及びそれを用いた測定装置の好ましい実施の
形態を詳説する。図1は、本発明に係る測定装置の第1
の実施の形態の全体構成を説明する説明図である。
【0015】同図に示すように、測定装置10は、主と
して、フランジ12にターゲット24を設置する3個の
芯出治具22と、前記ターゲット24の各計測点24P
の3次元座標を計測する3次元位置計測器18と、計測
された各計測点24Pの3次元座標からフランジの位置
と姿勢を算出する演算器20と、から構成される。3次
元位置計測器18は、反射プリズムであるターゲット2
4に光線Lを発射して、ターゲット24により反射した
光線の波長を測定することによりターゲット24までの
距離を求めると共に、発射した光線の水平角度及び垂直
角度を求めることによりターゲット24の3次元座標を
計測する公知の装置である。
【0016】図2は、芯出治具22の構造を説明する説
明図である。同図に示すように、芯出治具22は、基準
面設定部材26と独楽型部材40とから構成され、基準
面設定部材26の面受け板28には、フランジ面12a
と当接する基準面28aが円形状に形成される。基準面
28aは、滑らかな面になっており、フランジ面12a
の面粗度が小さい場合には、当接したまま基準面設定部
材26を動かすことができる。また、この基準面28a
上には、回転自在なベアリングが先端に設けられた当接
補助部材32が、着脱可能となっている。即ち、フラン
ジ面12aの面粗度が大きい場合には、3つの当接補助
部材32を基準面12aに取り付け、ベアリングをフラ
ンジ面12aに当接する。これにより、基準面28aは
フランジ面12aと平行に設定されると共に、フランジ
面12aとの摩擦力が小さいのでフランジ面12aに対
して基準面設定部材26を滑らかに平行移動することが
できる。
【0017】また、面受け板28の基準面28aの中心
には、円柱状の棒状部材38が基準面28aと垂直方向
に設置され、周面には雄ねじが設けられている。面受け
板28の基準面28aの反対側には、ターゲット24が
支持部材30を介して設置され、計測点24Pが棒状部
材38の中心線36の延長上に形成される。ターゲット
24は、軸受30cにより軸支されると共に、軸受30
cを設置した土台30bが支持柱30aにより軸支され
る。これにより、ターゲット24は、あらゆる方向に向
けることができ、即ち、3次元位置計測器18の光線を
確実に該3次元位置計測器18に反射することができ
る。また、支持柱30aは、伸縮自在であり、基準面2
8aからターゲット24の計測点24Pまでの距離L
(図3参照)を状況に合わせて設定することができる。
即ち、障害物等により直接3次元位置計測器18から計
測点24Pを目視できない場合には、目視できる位置ま
で支持柱30aを伸長する。
【0018】一方、独楽型部材40は、円筒状の軸部材
42の外周面側に形成された雄ねじ42aを、独楽型本
体44と円錐コロ軸受46を介して、ナット部材48の
内側の雌ねじと螺合することにより形成される。軸部材
42の内周面側には、前記基準面設定部材26の棒状部
材38の雄ねじと螺合する雌ねじが設けられている。独
楽型本体44は、その一部が円錐台の形状をしており、
円錐コロ軸受46によって、軸部材42及びナット部材
48に対し回転自在に支持される。また、円錐コロ軸受
46の作用によって、独楽型本体44、軸部材42、円
錐コロ軸受46及びナット部材48の中心線は確実に一
致するように形成される。これにより、棒状部材38と
軸部材42を螺合した際、即ち、基準面設定部材26を
独楽型部材40で固定した際に、独楽型本体44の中心
線が棒状部材38の中心線36と一致する。
【0019】次に上記の如く構成された本発明に係る測
定装置の第1の実施の形態の作用について説明する。図
3は、本発明に係る測定装置の第1の実施の形態の作用
を説明する説明図であり、芯出治具22をフランジ12
のボルト孔16に設置した様子を示している。同図は、
フランジ面12aの面粗度が大きい場合であり、当接補
助部材32を用いてフランジ面12aに当接している。
【0020】先ず、基準面設定部材26の棒状部材38
をフランジ面12a側からボルト孔16に挿通し、当接
補助部材32のベアリングをフランジ面12aに当接さ
せる。これにより、基準面28aはフランジ面12aと
平行に設定されると共に、棒状部材38の中心線36
は、フランジ面12aと垂直に形成される。次に、基準
面設定部材26を、フランジ12の裏面12b側から独
楽型部材40によって固定する。即ち、ボルト孔16を
挿通した棒状部材38の雄ねじを、独楽型部材40の軸
受42の雌ねじに螺入する。螺入することにより、基準
面設定部材26がフランジ面12aに対し滑らかに平行
移動し、独楽型本体44の円錐台部分の周面44aが、
裏面12b上にボルト孔16が形成する円とその円周全
体において当接する。独楽型本体44は軸受42及びナ
ット部材48に回転自在に支持されているので、周面4
4aが当接した後も更に螺入して、基準面設定部材26
と独楽型部材40とでボルト孔16の両面を挟み付ける
ことができる。この挟み付けにおいて、独楽型本体44
の円錐台部分の作用により、棒状部材38の中心線36
とボルト孔16の芯は確実に一致し、ターゲット24の
計測点24Pはボルト孔16の芯上に配置される。
【0021】同様にして、3つのボルト孔16にそれぞ
れ芯出治具22を設置することにより、3つのボルト孔
16の芯上にそれぞれターゲット24の計測点24Pを
配置する。このようにして配置した各ターゲット24の
計測点24Pの3次元座標を3次元位置計測器18を用
いて計測する。計測されたデータは演算器20に送ら
れ、配管施工に必要なフランジ12の位置と姿勢が算出
される。即ち、計測点24Pは、ボルト孔16の芯上の
点であるので、3つの計測点24Pを通る平面を算出す
ることにより、計測点24PからL(図3参照)だけ離
れたボルト孔中心16aを求めることができる。更に、
3つのボルト孔中心16aの位置から、フランジ孔中心
を簡単に算出される。
【0022】このように、本発明に係る第1の実施の形
態によれば、芯出治具22をボルト孔16に設置するだ
けで、自動的にターゲット24の計測点24Pをボルト
孔16の芯上に位置決めできる。このため、ターゲット
24の取り付け作業を簡単に行えると共に、ターゲット
24の計測点24Pを確実に計測位置に設置することが
できる。従って、3次元位置計測器18によってターゲ
ット24の計測点24Pの3次元座標を計測することに
より、配管等の設置状況を正確に測定することができ
る。また、3次元位置計測器18からフランジ面12a
全体が確認できない場合には、支持柱30aを計測点2
4Pが確認できる位置まで伸長することにより、フラン
ジの位置と姿勢を計測することができる。
【0023】尚、上述した実施の形態では、ターゲット
24を棒状部材38の中心線36上に1個配置したがこ
れに限定するものではなく、ボルト孔中心16aとの位
置関係が分かるものならば、面受け板28に対し何処に
配置してもよく、また、何個配置してもよい。更に、タ
ーゲット24を棒状部材38の中心線上の2点、若しく
は、ターゲット24を1個の治具に3個配置することに
より、芯出治具を1個設置するだけで、設置した円孔の
芯を求めることができる。
【0024】また、上記の第1の実施の形態では、測定
装置及び芯出治具を、配管のフランジの設置状況を測定
するために用いたが、円孔の芯を求める様々な状況にお
いて用いることができる。例えば、図4は、第1の実施
の形態の変形例を説明する説明図である。同図では、配
管52を通すためのスリーブ50が、コンクリート等の
壁材を流す前の壁枠56に支持部材54により仮設され
ている様子を示している。尚、スリーブ50の芯出に用
いる芯出治具は、第一の実施の形態で用いた芯出治具2
2と同様であるので、芯出治具22の説明は省略する。
【0025】スリーブ50は、配管52が通るような円
筒状に形成され、各スリーブ50、50、…の芯が同一
方向を向くように仮設されている。スリーブ50の中空
部に当接補助部材32を取り外した芯出治具22を第1
の実施の形態と同様に設置する。これにより、各ターゲ
ット24の計測点24Pは、各スリーブ50の芯上に設
置される。この計測点24Pを3次元位置計測器18に
より計測して、各計測点24Pの位置を演算器20で算
出することにより、各計測点24Pが直線上に並んでい
るかを判断する。全ての計測点24Pを直線上に配置す
ることにより、各スリーブ50を正確に直線上に仮設す
ることができる。
【0026】図5は、本発明にかかる測定装置の第2の
実施の形態の全体構成を説明する説明図である。同図で
示すように、第2の実施の形態を示す測定装置60は、
3個のターゲット64をフランジ12の外側に配置する
芯出治具62と、各ターゲット64の計測点70の3次
元座標を計測する3次元位置計測器18と、計測された
計測点70の3次元座標からフランジ12の位置と姿勢
を算出する演算器20とから構成される。
【0027】図6は、芯出治具62の構成を説明する説
明図である。尚、図5では、計測点70A、70B、7
0Cをフランジ面12aと平行な平面上に配置した例で
説明したが、図6では、各計測点70A、70B、70
Cを基準面66aと垂直な平面上に配置した例で説明す
る。図6で示すように、芯出治具62の治具本体66
は、フランジ12のフランジ面12aに当接して基準面
67aを形成する基準面部67と、該基準面部67に基
準面67aと平行に支持された軸部68とで形成され
る。軸部68には、スライド部材76が軸部68の中心
線80方向にスライド自在となるように支持され、軸部
68のネジ部68aに螺合したナット部材69と係合す
る。これにより、ナット部材69を締め込むことによっ
て、スライド部材76をスライドさせることができる。
スライド部材76は、基準面77aを形成する基準面部
77と、該基準面部77に基準面77aと垂直に支持さ
れた鉛直柱78とで形成される。スライド部材76の基
準面77aは、治具本体66の基準面67aと同一平面
上にあり、基準面67aと共にフランジ面12aに当接
する。
【0028】また、治具本体66の基準面67a及びス
ライド部材76の基準面77aには、軸部68の中心線
80上に、一対のローラ74A、74Bが回転自在に支
持される。軸部68の先端及び鉛直柱78下端部には、
それぞれターゲット64A、64Bが設けられ、各ター
ゲットの計測点70A、70Bを通る直線は中心線80
と平行な直線を形成する。これにより、スライド部材7
6をスライドさせた際の各ターゲットの計測点70A、
70B間の距離の変化量は、一対のローラ74A、74
B間の距離の変化量に比例する。従って、ローラ74
A、74Bの回転軸がそれぞれ基準面66A、66Bに
交差する点84A、84Bの中点84P(図8参照)
と、計測点70A、70Bの中点70P(図8参照)と
の位置関係は常に等しくなる。また、ターゲット64C
は、スライド部材76の鉛直柱78上端部に設けられ、
ターゲット64Cの計測点70Cとターゲット64Bの
計測点70Bを通る直線は基準面67a、77aの法線
を形成する。尚、各ターゲットは、第1の実施の形態と
同様にあらゆる方向に向けることができるように設置さ
れる。
【0029】次に上記のように構成された芯出治具を用
いた測定装置の作用について説明する。図7及び図8
は、芯出装置の第2の実施の形態の作用を説明する説明
図である。図7は、上面図であり、図8は、フランジの
みを断面図で示した側面図である。
【0030】先ず、ローラ74A、74Bを、フランジ
中心14Pを挟んで対向するボルト孔16A、16Bに
フランジ面12a側から挿入して、治具本体66の基準
面67a及びスライド部材76の基準面77aをフラン
ジ面12aに当接する。ナット部材69を回してスライ
ド部材76をスライドさせ、ローラ74A、74Bで各
ボルト穴の周面82A、82Bを挟持する。これによ
り、芯出治具62は、フランジ12に取り付けられる。
この取り付けにおいて、ローラ74A、74Bは回転自
在に支持されているので、ローラ74A、74Bと周面
82A、82Bとの摩擦抵抗は減少し、確実にローラ7
4A、74Bと接する周面82A、82Bの距離が最も
小さくなるようにフランジ12を挟持する。従って、芯
出治具62は、軸部の中心線80がボルト孔16A、1
6Bの芯及びフランジ孔14の芯を通るように設置さ
れ、84A、84Bの中点84Pとフランジ孔中心14
Pが一致する。
【0031】次に、フランジ12に配置された各ターゲ
ットの計測点70A、70B、70Cの位置を3次元位
置計測器18を用いて計測する。計測されたデータは演
算器20に送られ、フランジ12の位置と姿勢を算出す
る。即ち、計測点70A、70Bから中点70Pの位置
を求め、計測点70B、70Cを通る直線方向にL1移
動し、計測点70A、70Bを通る直線方向にL2移動
した点が中点84P、即ちフランジ穴中心14Pとな
る。また、計測点70B、70Cを通る直線は、フラン
ジ面12aの法線であるので、フランジ12の面角度を
求めることができる。
【0032】このように、本発明に係る第2の実施の形
態によれば、芯出治具62をフランジ12に取り付ける
だけで、各ターゲットの計測点70A、70B、70C
がフランジ12の位置と姿勢を求めるのに適した位置に
自動的に位置決めされる。また、フランジ面12aの外
側に集中してターゲットを配置できるので、3次元位置
計測器18からフランジ面12a全体が確認できない狭
所においても、フランジ12の位置と姿勢を計測するこ
とができる。
【0033】尚、上述した実施の形態において、ターゲ
ット64A、64B、64Cの設置位置は、変更するこ
とも可能である。例えば、ターゲット64A、64Bの
設置位置に関しては、そのターゲットの計測点70A、
70Bの変化量が、一対のローラ74A、74B間の距
離の変化量に対応するように設置するならば何処でもよ
い。また、ターゲット64Cは、ターゲット64A、6
4Bと共に、基準面67a、77aと関係が明らかな平
面を形成するならば何処に設置してもよい。
【0034】また、上述した実施の形態では、一対のロ
ーラ74でボルト穴16を挟持することにより、芯出治
具62をフランジ12に設置したが、これに限定するも
のではなく、軸部68の中心線80がボルト穴16A、
16Bの芯を通るように確実に設置できるのならば、ど
のような方法で設置してもよい。また、上述した実施の
形態では、測定装置60を、配管のフランジ12の設置
状況を測定するために用いたが、3次元位置計測器18
から計測点が目視できない様々な状況において利用する
ことができる。例えば、図9は、第2の実施の形態の変
形例を説明する説明図であり、タンク等の障害物88で
計測点が3次元位置計測器18から目視できない場合の
様子を示している。また、図10は、図9の変形例で使
用する計測治具の構造概略図である。
【0035】図10に示すように、計測治具90は、治
具本体92とスライド部材94とで構成され、治具本体
92の一方端にはターゲット96Aが設置され、他方端
には支持針98Aが設けられている。スライド部材94
も同様に、ターゲット96A側の先端にターゲット96
Bが設置され、他端に支持針98Bが設けられている。
また、各ターゲットの計測点97A、97Bは、支持針
98A、98Bの先端99A、99Bを結ぶ直線上に配
置される。これにより、スライド部材94をスライドさ
せた際の計測点97A、97Bの距離の変化量は、指示
針98A、98Bの先端の距離の変化量に比例する。従
って、計測したい2点にそれぞれ支持針99A、99B
の先端を当て、計測点97A、97Bの位置を3次元位
置計測器で測定することにより、演算器20で障害物に
隠れている2点の位置、及び2点間の距離を算出するこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る芯出
治具及びそれを用いた測定装置によれば、ターゲットが
支持された芯出治具を、フランジに取り付けるだけで、
ターゲットの計測点が計測に適した位置に自動的に位置
決めされる。これにより、ターゲットの取り付け作業が
迅速に行えると共に、3次元位置計測器による正確な計
測を行うことができる。また、フランジの材質に関係な
く芯出治具を取り付けることができる。更に、3次元位
置計測器からフランジ面全体が確認できないような狭所
の計測作業も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明に係る測定装置の第1の実施の形態の全体
構成図
【図2】本発明に係る第1の実施の形態の芯出治具の構
成図
【図3】本発明に係る測定装置の第1の実施の形態の作
用を説明する説明図
【図4】本発明に係る第1の実施の形態の変形例を説明
する説明図
【図5】本発明に係る測定装置の第2の実施の形態の全
体構成図
【図6】本発明に係る第2の実施の形態の芯出治具の構
成図
【図7】本発明に係る測定装置の第2の実施の形態の作
用を説明する説明図(上面図)
【図8】本発明に係る測定装置の第2の実施の形態の作
用を説明する説明図(側面図)
【図9】本発明に係る第2の実施の形態の変形例を示す
全体構成図
【図10】図9における芯出治具の全体構成図
【図11】従来技術の測定装置の説明図
【図12】従来技術の測定装置の説明図
【符号の説明】 12…フランジ 12a…フランジ面 14…フランジ孔 16…ボルト孔 18…3次元位置計測器 20…演算器 22…芯出治具(第1の実施の形態) 24…ターゲット(第1の実施の形態) 24P…計測点(第1の実施の形態) 26…基準面設定部材 28a…基準面(第1の実施の形態) 38…棒状部材 40…独楽型部材 44a…円錐の周面 62…芯出治具(第2の実施の形態) 64…ターゲット(第2の実施の形態) 66…治具本体 67…基準面部 67a…基準面(第2の実施の形態) 68…軸部 70…計測点 74…ローラ 76…スライド部材 77…基準面部 77a…基準面(第2の実施の形態) 78…鉛直柱

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面と裏面とが互いに平行な両面を垂直に
    貫通する円孔の芯を出すための芯出治具であって前記両
    面の一方面側に当接して該一方の面と平行な面を形成す
    る基準面設定部材と、 前記基準面設定部材に、該基準面に対して垂直に支持さ
    れ、前記円孔の一方面側から他方面側に挿通される棒状
    部材と、 独楽形状をした独楽型本体を前記円孔の両面の他方面側
    に配置し、前記独楽型本体の円錐状面を前記基準面設定
    部材の基準面に対向配置した状態で前記独楽型本体の中
    心線と前記棒状部材の中心線とが一致するように前記棒
    状部材にスライド自在に嵌通する独楽型部材と、 前記基準面設定部材に支持され、前記棒状部材の中心線
    上に計測点が位置するターゲット部材と、 前記基準面設定部材と前記独楽型部材とで前記円孔の両
    面を挟み付ける挟み付け手段と、 から成ることを特徴とする芯出治具。
  2. 【請求項2】タンク等の機器に取り付けられたフランジ
    の位置と姿勢を測定する測定装置において、 前記フランジの3つのボルト孔にそれぞれ取り付ける請
    求項1記載の芯出治具と、 前記各芯出治具に設けられたターゲットの各計測点の3
    次元座標を計測する3次元位置計測手段と、 前記3次元位置計測手段で計測された各計測点の3次元
    座標に基づいて前記フランジの位置と姿勢を演算する演
    算手段と、 から成ることを特徴とする測定装置。
  3. 【請求項3】タンク等の機器に取り付けられたフランジ
    の位置と姿勢を測定するために前記フランジに取り付け
    られる芯出治具において、 前記フランジのフランジ面に当接して基準面を形成する
    基準面部と該基準面部に支持されて前記フランジ面に平
    行な軸部とから成る治具本体と、 前記フランジのフランジ面に当接して基準面を形成する
    基準面部と該基準面部に垂直な鉛直柱とから成り、前記
    治具本体の軸部にスライド自在に支持されるスライド部
    材と、 前記治具本体と前記スライド部材の各基準面側にそれぞ
    れ支持されると共に、その回転軸が各基準面に対して垂
    直な一対のローラ部材と、 前記治具本体と前記スライド部材にそれぞれ1つ設けら
    れ、その計測点と前記一対のローラ部材との位置関係が
    予め設定された一対のターゲットと、 前記治具本体と前記スライド部材の何れか一方に設けら
    れ、その計測点が前記一対のターゲットの計測点と共に
    空間上に平面を形成するターゲットと、 前記治具本体の軸部に沿って前記スライド部材をスライ
    ドさせるスライド手段と、 から成り、前記フランジのフランジ孔中心を挟んで対向
    するフランジの一対のボルト孔に前記一対のローラを挿
    入すると共に、前記スライド手段で前記治具本体に前記
    スライド部材を近接させる方向にスライドさせて前記一
    対のローラで前記一対のボルト孔の間を挟持して前記フ
    ランジに取り付けることを特徴とする芯出治具。
  4. 【請求項4】タンク等の機器に取り付けられたフランジ
    の位置と姿勢を測定する測定装置において、 前記フランジに取り付ける請求項3記載の芯出治具と前
    記各芯出治具に設けられたターゲットの各測定点の3次
    元座標を計測する3次元位置計測手段と、 前記3次元位置計測手段で計測された各計測点の座標に
    基づいて前記フランジの位置と姿勢を演算する演算手段
    と、 から成ることを特徴とする測定装置。
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