JPH1082517A - 焼却装置 - Google Patents

焼却装置

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Publication number
JPH1082517A
JPH1082517A JP23666096A JP23666096A JPH1082517A JP H1082517 A JPH1082517 A JP H1082517A JP 23666096 A JP23666096 A JP 23666096A JP 23666096 A JP23666096 A JP 23666096A JP H1082517 A JPH1082517 A JP H1082517A
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JP
Japan
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ash
incinerator
main body
pipe
ash collecting
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Pending
Application number
JP23666096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Kitamura
正史 北村
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全高を低く抑え得るようにする。 【解決手段】 灰回収管36を用いて焼却炉本体21の
灰回収部20から焼却灰を吸引させることにより、灰排
出弁42,43や灰回収容器44を焼却炉本体21の側
部へ配置させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼却装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】原子力施設などにおいて発生する低放射
性雑固体廃棄物などの難燃物や可燃物は、焼却装置で焼
却処理されている。
【0003】上記焼却装置は、図2に示すようなもので
ある。
【0004】上部に燃焼部1を有し下部に灰回収部2を
有する焼却炉本体3を設け、焼却炉本体3の燃焼部1上
部に、ダンパ4やコンベア5やダンパ6などを有して廃
棄物7を搬送及び装入する廃棄物装入路8を取付け、燃
焼部1上部に、燃焼部1で発生した燃焼ガス9を排出さ
せる燃焼ガス排出路10を取付け、燃焼部1下部に、空
気ファン11と空気予熱器12を備えた空気供給路1
3、及び、燃料供給路14を接続されたバーナ15を取
付け、焼却炉本体3の灰回収部2下部に、二重の灰排出
弁16,17を介して灰回収部2に溜まった焼却灰を回
収する灰回収容器18を取付ける。
【0005】かかる構成によれば、以下の作動が得られ
る。
【0006】先ず、ダンパ4,6を開き、コンベア5を
駆動して廃棄物7を廃棄物装入路8を介し焼却炉本体3
の燃焼部1へ装入する。同時に、空気ファン11を駆動
して空気を空気供給路13へ吸入すると共に途中空気予
熱器12で空気を予熱し、予熱された空気に燃料供給路
14からの燃料を混入してバーナ15へ送り、バーナ1
5で燃焼部1内部へ装入された廃棄物7を焼却させる。
【0007】すると、燃焼部1内部で焼却された廃棄物
7から、燃焼ガス9と焼却灰が発生され、燃焼ガス9は
燃焼ガス排出路10から排出される。
【0008】一方、焼却灰は、焼却炉本体3下部の灰回
収部2へ溜められるので、定期的に灰排出弁16,17
を開くことにより、焼却灰を灰回収容器18へ取り出す
ようにする。
【0009】尚、灰排出弁16,17は、焼却灰の取出
し時以外は閉じておくようにする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の焼却装置には、以下のような問題があった。
【0011】即ち、焼却炉本体3の灰回収部2下部に二
重の灰排出弁16,17を介して焼却灰を回収する灰回
収容器18を取付けるようにしていたので、装置の全高
が高くなるという問題があり、その分、装置を収容する
建屋の高さ寸法を大きくしなければならない。
【0012】本発明は、上述の実情に鑑み、全高を低く
抑え得るようにした焼却装置を提供することを目的とす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上部に燃焼部
を有し下部に灰回収部を有する焼却炉本体の灰回収部か
ら上方へ延びる灰回収管を設け、該灰回収管の上端を灰
分離装置へ接続し、灰分離装置のガス抜き部に真空ポン
プを備えた排気管を設けると共に、灰分離装置のホッパ
部に灰排出弁を介して焼却灰を回収する灰回収容器を取
付けたことを特徴とする焼却装置にかかるものである。
【0014】この場合において、焼却炉本体の灰回収部
にパージエア配管を設置するようにしても良い。
【0015】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0016】先ず、廃棄物の焼却時には、廃棄物を焼却
炉本体の燃焼部へ装入し、バーナで燃焼部内部へ装入さ
れた廃棄物を焼却させる。
【0017】すると、燃焼部内部で焼却された廃棄物か
ら、燃焼ガスと焼却灰が発生され、燃焼ガスは燃焼ガス
排出路から排出され、焼却灰は焼却炉本体の灰回収部に
溜められる。
【0018】尚、廃棄物の焼却時には、灰回収管途中の
弁と、排気管途中の弁、及び、灰排出弁は閉じた状態と
なっている。
【0019】そして、焼却灰の回収時には、灰回収管途
中の弁と、排気管途中の弁を開き、排気管途中の真空ポ
ンプを駆動するようにする。
【0020】すると、焼却炉本体の灰回収部に溜まった
焼却灰は、灰回収管を介して灰分離装置へ吸引され、灰
分離装置で分離されて灰回収ホッパへ落とされる。
【0021】この際、必要に応じて、パージエア配管か
ら焼却炉本体の灰回収部へエアをパージさせて、灰回収
部からの焼却灰の吸引を補助させるようにする。この時
パージされたエアは、灰分離装置で焼却灰を分離され、
焼却灰を除去されつつ排気管から排出される。
【0022】上記のようにして、灰回収ホッパへ焼却灰
が集められたら、次に、灰排出弁を開くことにより、焼
却灰を灰回収容器へ取り出すようにする。
【0023】本発明によれば、灰排出弁や灰回収容器
を、焼却炉本体の下部ではなく、側部や上部に配置する
ことができるので、装置の全高が低くなり、装置を収容
する建屋の高さ寸法を低く抑えることが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0025】図1は、本発明の実施の形態の一例であ
る。
【0026】上部に燃焼部19を有し下部に灰回収部2
0を有する焼却炉本体21を設ける。
【0027】焼却炉本体21の燃焼部19上部に、ダン
パ22やコンベア23やダンパ24などを有して廃棄物
25を搬送及び装入する廃棄物装入路26を取付け、燃
焼部19上部に、燃焼部19で発生した燃焼ガス27を
サイクロン28やセラミックフィルタ装置29などの灰
分離機器を介して排出させる燃焼ガス排出路30を取付
け、燃焼部19下部に、空気ファン31と空気予熱器3
2を備えた空気供給路33、及び、燃料供給路34を接
続されたバーナ35を取付ける。
【0028】そして、本発明では、焼却炉本体21の灰
回収部20に下端を挿入されて、上方へ延びる灰回収管
36を設け、該灰回収管36の上端をサイクロンなどの
灰分離装置37の側部ガス導入部へ接続する。
【0029】更に、該灰分離装置37の上部ガス抜き部
にフィルタ38や真空ポンプ39を有する排気管40を
取付け、排気管40の上部ガス抜き部を前記セラミック
フィルタ装置29の側部ガス導入部に接続する。
【0030】更に又、灰分離装置37の下部ホッパ部に
灰回収ホッパ41を取付け、灰回収ホッパ41の下端に
二重の灰排出弁42,43を介して焼却灰を回収する灰
回収容器44を取付けることにより、二重の灰排出弁4
2,43や灰回収容器44を焼却炉本体21の側部や上
部(図では側部となっているが、上部としても良い)へ
配置可能とする。
【0031】又、サイクロン28やセラミックフィルタ
装置29の下部ホッパ部から延びる灰排出管45,46
を前記灰回収ホッパ41へ接続する。
【0032】尚、図中、47,48は灰回収管36や排
気管40の途中に設けられた弁、49,50はサイクロ
ン28やセラミックフィルタ装置29からの灰排出管4
5,46の途中に設けられた弁、51は焼却炉本体21
の灰回収部20に挿入配置されたパージエア配管、52
はセラミックフィルタである。
【0033】次に、作動について説明する。
【0034】先ず、廃棄物25の焼却時には、ダンパ2
2,24を開き、コンベア23を駆動して廃棄物25を
廃棄物装入路26を介し焼却炉本体21の燃焼部19へ
装入する。同時に、空気ファン31を駆動して空気を空
気供給路33へ吸入すると共に途中空気予熱器32で空
気を予熱し、予熱された空気に燃料供給路34からの燃
料を混入してバーナ35へ送り、バーナ35で燃焼部1
9内部へ装入された廃棄物25を焼却させる。
【0035】すると、燃焼部19内部で焼却された廃棄
物25から、燃焼ガス27と焼却灰が発生され、燃焼ガ
ス27は燃焼ガス排出路30からサイクロン28やセラ
ミックフィルタ装置29を介して排出され、焼却灰は焼
却炉本体21の灰回収部20に溜められる。
【0036】尚、廃棄物25の焼却時には、サイクロン
28やセラミックフィルタ装置29の下部ホッパ部に接
続された灰排出管45,46は、弁49,50によって
開かれており、燃焼ガス27に同伴された焼却灰は、サ
イクロン28やセラミックフィルタ装置29で分離さ
れ、焼却灰は灰排出管45,46を通って灰回収ホッパ
41へ落とされる。又、上記廃棄物25の焼却時には、
灰回収管36途中の弁47と、排気管40途中の弁4
8、及び、灰排出弁42,43は閉じた状態となってい
る。
【0037】そして、焼却灰の回収時には、先ず、サイ
クロン28やセラミックフィルタ装置29の灰排出管4
5,46途中に設けられた弁49,50を閉じて、灰回
収管36途中の弁47と、排気管40途中の弁48を開
き、排気管40途中の真空ポンプ39を駆動するように
する。
【0038】すると、焼却炉本体21の灰回収部20に
溜まった焼却灰は、灰回収管36を介してサイクロンな
どの灰分離装置37へ吸引され、灰分離装置37で遠心
分離されて灰回収ホッパ41へ落とされる。
【0039】この際、必要に応じて、パージエア配管5
1から焼却炉本体21の灰回収部20へエアをパージさ
せて、灰回収部20からの焼却灰の吸引を補助させるよ
うにする。この時パージされたエアは、灰分離装置37
で焼却灰を遠心分離され、更に、フィルタ38で焼却灰
を除去されつつ排気管40からセラミックフィルタ装置
29へと送られ、セラミックフィルタ装置29から排出
される。
【0040】上記のようにして、灰回収ホッパ41へ焼
却灰が集められたら、次に、灰排出弁42,43を開く
ことにより、焼却灰を灰回収容器44へ取り出すように
する。
【0041】本発明によれば、灰排出弁42,43や灰
回収容器44を、焼却炉本体21の下部ではなく、側部
や上部に配置することができるので、装置の全高が低く
なり、装置を収容する建屋の高さ寸法を低く抑えること
が可能となる。
【0042】尚、本発明は、上述の実施の形態にのみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の焼却装置
によれば、全高を低く抑えることができるという優れた
効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の全体概略説明図で
ある。
【図2】従来例の全体概略説明図である。
【符号の説明】
19 燃焼部 20 灰回収部 21 焼却炉本体 36 灰回収管 37 灰分離装置 39 真空ポンプ 40 排気管 42,43 灰排出弁 44 灰回収容器 51 パージエア配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に燃焼部を有し下部に灰回収部を有
    する焼却炉本体の灰回収部から上方へ延びる灰回収管を
    設け、該灰回収管の上端を灰分離装置へ接続し、灰分離
    装置のガス抜き部に真空ポンプを備えた排気管を設ける
    と共に、灰分離装置のホッパ部に灰排出弁を介して焼却
    灰を回収する灰回収容器を取付けたことを特徴とする焼
    却装置。
  2. 【請求項2】 焼却炉本体の灰回収部にパージエア配管
    を設置した請求項1記載の焼却装置。
JP23666096A 1996-09-06 1996-09-06 焼却装置 Pending JPH1082517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23666096A JPH1082517A (ja) 1996-09-06 1996-09-06 焼却装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP23666096A JPH1082517A (ja) 1996-09-06 1996-09-06 焼却装置

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JPH1082517A true JPH1082517A (ja) 1998-03-31

Family

ID=17003908

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JP23666096A Pending JPH1082517A (ja) 1996-09-06 1996-09-06 焼却装置

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JP (1) JPH1082517A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013224831A (ja) * 2012-04-19 2013-10-31 Tokyo Metropolitan Univ 閉鎖系排煙処理システム
JP2014152973A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Ube Machinery Corporation Ltd 移動式焼却設備

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013224831A (ja) * 2012-04-19 2013-10-31 Tokyo Metropolitan Univ 閉鎖系排煙処理システム
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