JPH1082233A - サッシ - Google Patents

サッシ

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Publication number
JPH1082233A
JPH1082233A JP23536396A JP23536396A JPH1082233A JP H1082233 A JPH1082233 A JP H1082233A JP 23536396 A JP23536396 A JP 23536396A JP 23536396 A JP23536396 A JP 23536396A JP H1082233 A JPH1082233 A JP H1082233A
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JP
Japan
Prior art keywords
stay
frame
window frame
shoji
friction
Prior art date
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Pending
Application number
JP23536396A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Shibazaki
崎 忠 男 柴
Yoichi Asai
井 洋 一 浅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tostem Corp
Original Assignee
Tostem Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tostem Corp filed Critical Tostem Corp
Priority to JP23536396A priority Critical patent/JPH1082233A/ja
Publication of JPH1082233A publication Critical patent/JPH1082233A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリクションステーのついた障子の取り付
け、取り外しを簡易に、単独の作業で行なえるようにす
る。 【解決手段】 室内外方向に支軸を中心に開閉される障
子を窓枠に対してフリクションステーによって開き角度
を保持可能なように連結し、前記フリクションステーの
ステー24の固定支点の反対側端部に当該ステー24の
回動とともに障子を構成する框または窓枠を摺動する摺
動部26を設け、この摺動部26が嵌合しこれを案内す
る案内部35a,35bを框または窓枠に一体的に設
け、前記摺動部26が案内部に対して弾性変形すること
により摺動部26を開口方向から挿着可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、障子の開閉される
出窓等のサッシに係り、特に、障子と窓枠を連結するフ
リクションステーの取付構造を改良したサッシに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近の住宅に採り入れられている出窓に
は、左右の側面枠に障子が開閉できるようになっている
ものがある。従来のこの種の障子の開閉機構には、フリ
クションステーが一般に利用されている。このフリクシ
ョンステーは、障子を開閉するときにステーが折れ曲る
ときの摩擦力を利用して障子の開き角度を保持すること
ができる。
【0003】従来の開き窓や、縦すべり窓の場合、障子
の上框、下框をそれぞれフリクションステーによって支
持している。このフリクションステーは、ステーの回動
の支点と、障子の開閉に伴って窓枠または框に対してス
ライドする摺動部材との間がリンクによって連結された
リンク機構を有するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フリクションステー及びアームの場合、開き窓を例にす
ると、ステーの支点側をねじで框に固定するとともに、
摺動部材の直線運動を案内するガイドを窓枠に取り付け
る必要があった。ステーやガイドの取付や、このガイド
に摺動部材を嵌める作業を障子の取り付けと同時に行な
うためには、少なくとも2人の作業員が必要であり、特
に、大型のサッシともなると障子自体もかなりの重量が
あり、煩雑で大変な作業となることが指摘されていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、フリクションステー及びアーム
のついた障子の取り付けや取り外しを簡易に行なえるよ
うに改良したサッシを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、室内外方向に支軸を中心に開閉される
障子を窓枠に対してフリクションステーによって開き角
度を保持可能なように連結し、前記フリクションステー
のステーの固定支点の反対側端部に当該ステーの回動と
ともに障子を構成する框または窓枠を摺動する摺動部を
設け、この摺動部が嵌合しこれを案内する案内部を前記
框または窓枠に一体的に設け、前記摺動部が案内部に対
して弾性変形することにより当該摺動部を開口方向から
挿着可能になしたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるサッシの一実
施形態について添付の図面を参照して説明する。図1
は、本発明を出窓に適用した一実施形態による出窓を室
外側から見た外観を示す。正面枠に対して側面枠が鈍角
をなすように角度方立を用いた出窓の場合、縦枠(図示
されず)、方立2の上下両端部に側面の横枠をなす上枠
3、下枠4を接合して側面枠を組み立て、左右両方立
2、2の上下両端で、正面の枠をなす上枠5、下枠6を
接合して出窓の枠組みを作っている。
【0008】障子8は、それぞれ側面枠に対して開閉で
きるように取り付けられている。この障子8は、上框
9、下框10に縦框11a、11bを四方組みしてなる
もので、室内側の縦框11aの上下端部がピボット軸に
よって室内外方向に回動自在に支承された形の開き窓で
ある。尚、縦框11aは縦枠(図示されず)側でも方立
2側でもかまわない。
【0009】この開き窓の場合、障子8の開き角度を保
持できるように、障子8の上框9と上枠3との間はフリ
クションステー12によって連結されている。
【0010】図2は、障子8の下側の支軸の支持構造を
示すもので、下枠11bの下端部には、下部ピボット軸
14が固着されている。この下部ピボット軸14に対し
て、下枠4には下部ピボット受座15が取り付けられて
おり、この下部ピボット受座15には、下部ピボット軸
14の先端部を受容する軸孔16が形成されている。
【0011】一方、図3に示すように、上側の支軸も同
じようにピボット軸を利用したもので、上部ピボット軸
18は、コイルスプリング19の弾発力によって、縦枠
11bの上端部から突出する方向に付勢されるようにし
て取り付けられており、この上部ピボット軸18の先端
部をその軸孔21に受容する上部ピボット受座20が上
枠3に固定されている。上部ピボット軸18の下端部に
は、ノブ部22がちょうど上部ピボット軸18を収納す
るフレームに開口する窓23からのぞくようになってい
て、このノブ部22に例えばマイナスのドライバの先を
係合させて下側に引くことにより、上部ピボット軸18
を引っ込ませることができる。
【0012】次に、図4、図5はフリクションステー1
2の構成を示す。図4は、フリクションステー12の摺
動部が上枠3の案内部に嵌合している状態を示す図、図
5は、当該フリクションステー12の平面図である。
【0013】このフリクションステー12は、ステー2
4と、その一端部の固定支点となる取付座25と、摺動
部としてのスライダ26とから構成される。
【0014】ステー24は、取付座25と皿ばね、ナイ
ロンワッシャ等を間に介装してピン27をかしめること
によって接合されており、ステー24をピン27を中心
として回動させるときの皿ばね、ナイロンワッシャの間
に発生する比較的大きな摩擦力、すなわち、障子8の開
き角度を保持するのに必要な摩擦力が得られるようにな
っている。
【0015】これに対して、ステー24の他端部には、
シャフト28を介して樹脂製の駒形のスライダ26が回
動自在に連結されている。このスライダ26には、その
長手方向の両側面からそれぞれ爪部30a、30bが突
出するストッパ30が内蔵されている。この場合、爪部
30a、30bが互い違いになるように配列されてお
り、これにより、後述する上枠3の案内部としてのリブ
35a、35bに無理な力が作用しないように工夫され
ている。
【0016】このストッパ30は、スライダ26の内部
に組込まれたスプリング31によって、爪30a、30
bが突き出るように付勢されるとともに、ストッパ30
自体がスライダ26かに抜け出ないように、抜け止め部
32が形成されている。
【0017】また、爪部30a、30bには、窓の開口
する側で下から上に向ってスライダ26を上枠3の案内
部に押し込むと爪部30a、30bがスライダ26の内
部に引っ込むように傾斜するテーパ33が形成され、こ
れにより、スライダ26は弾性的に変形してこれを案内
部にワンタッチで取り付けることができる。なお、この
実施形態では、爪部30a,30bはスライダ26とは
別体のものとなっているが、一体として爪の部分が変形
して案内部にワンタッチで係合できるように構成するこ
とも可能である。34は、つば部を示し、このつば部3
4は、上枠3の案内部としてのリブ35a、35bを爪
30a、30bとの間で挟むようになっている。
【0018】次に、図6は、上枠3の案内部の構成を示
す図である。前記上枠の案内部としてのリブ35a、3
5bの間に架け渡されるようにしてスライダの移動を規
制するストッパブロック36が固定されている。このス
トッパブロック36の取付位置から上部ピボット受座2
0側にかけて幅広の切欠き37が形成されており、この
切欠き37からストッパブロック36及びスライダ26
の取り付け、取り外しをすることができる。
【0019】次に、以上のような実施形態において、障
子8の取り付けの順序について説明する。フリクション
ステー12は、障子8の上框9の上面に取付座25が予
め固定される。最初は、図1に示すように障子8が窓枠
に対して90度程度角度をなすようにして、わずかに室
外側に障子8の上部を傾けるようにして、下部ピボット
軸14を下枠4の下部ピボット受座15に入れておく。
【0020】そうしておいて、この下部ピボット受け座
15を支点して支えるようにして、上部ピボット軸18
の先端部を手で押しスプリング19を引っ込めながら上
部ピボット受座20の軸穴21に挿入させる。
【0021】これにより、障子8は、上下のピボット軸
14、18により窓枠に対して簡単に支持される。
【0022】そして、図6に示すように、フリクション
ステー12のスライダ26を面内開口方向の下から上に
向けて上枠3の案内部であるリブ35a、35bの隙間
に押し込むと、爪30a、30bが引っ込んでワンタッ
チで挿着することができる。
【0023】以上のようにして、下側ピボット軸14の
嵌め込みにより障子重量をささえる事ができ、次いで、
上側のピボット軸18、最後にフリクションステー12
のスライダ26というように、ワンタッチで取り付けら
れ、しかも一人でも十分対応することができる。
【0024】また障子8の取り外しに関してはストッパ
ブロック36を外す事によりスライダー26を切り欠き
37から外し上部ピボット軸18を引っ込ませる事によ
り簡単に取り外す事ができる。
【0025】以上、本発明について、障子が開き窓形の
出窓サッシを例にして説明したが、本発明は、この他、
縦すべり、横滑り形の障子をフリクションステーによっ
て取り付ける場合にも適用することができる。その場
合、案内部を障子側に設けるようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、室内外方向に支軸を中心に開閉される障子を
窓枠に対してフリクションステーによって開き角度を保
持可能なように連結し、前記フリクションステーのステ
ーの固定支点の反対側端部に当該ステーの回動とともに
障子を構成する框または窓枠を摺動する摺動部を設け、
この摺動部が嵌合しこれを案内する案内部を前記框また
は窓枠に一体的に設け、前記摺動部が案内部に対して弾
性変形することにより摺動部を開口方向から挿着可能に
しているので、フリクションステーのついた障子の窓枠
への取り付け、取外しを簡易に、しかも単独で行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサッシを出窓に適用した一実施形
態を示す斜視図。
【図2】同実施形態において、障子の下部の支軸である
ピボット軸を示す図。
【図3】同実施形態において、障子の上部の支軸である
ピボット軸を示す図。
【図4】フリクションステーの摺動部であるスライダが
上枠の案内部に嵌合している状態を示す図。
【図5】フリクションステーの平面図。
【図6】上枠の案内部へのフリクションステーの取付を
説明する図。
【符号の説明】
2 方立 3、5 上枠 4、6 下枠 8 障子 9 上框 10 下框 12 フリクションステー 14 下部ピボット軸 15 下部ピボット受座 18 上部ピボット軸 20 上部ピボット受座 24 ステー 25 取付座 26 スライダ(摺動部) 30a、30b 爪部 35a、35b 案内リブ(案内部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内外方向に支軸を中心に開閉される障子
    を窓枠に対してフリクションステーによって開き角度を
    保持可能なように連結し、前記フリクションステーのス
    テーの固定支点の反対側端部に当該ステーの回動ととも
    に障子を構成する框または窓枠を摺動する摺動部を設
    け、この摺動部が嵌合しこれを案内する案内部を前記框
    または窓枠に一体的に設け、前記摺動部が案内部に対し
    て弾性変形することにより当該摺動部を開口方向から挿
    着可能になしたことを特徴とするサッシ。
JP23536396A 1996-09-05 1996-09-05 サッシ Pending JPH1082233A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23536396A JPH1082233A (ja) 1996-09-05 1996-09-05 サッシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23536396A JPH1082233A (ja) 1996-09-05 1996-09-05 サッシ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1082233A true JPH1082233A (ja) 1998-03-31

Family

ID=16984985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23536396A Pending JPH1082233A (ja) 1996-09-05 1996-09-05 サッシ

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JP (1) JPH1082233A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101412839B1 (ko) * 2009-02-27 2014-06-27 스가쓰네 고우교 가부시키가이샤 문 개폐용 스테이

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101412839B1 (ko) * 2009-02-27 2014-06-27 스가쓰네 고우교 가부시키가이샤 문 개폐용 스테이

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