JPH1081775A - 改質ポリプロピレン系樹脂からなる発泡体およびその製法 - Google Patents

改質ポリプロピレン系樹脂からなる発泡体およびその製法

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JPH1081775A
JPH1081775A JP23494396A JP23494396A JPH1081775A JP H1081775 A JPH1081775 A JP H1081775A JP 23494396 A JP23494396 A JP 23494396A JP 23494396 A JP23494396 A JP 23494396A JP H1081775 A JPH1081775 A JP H1081775A
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JP
Japan
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polypropylene resin
modified polypropylene
monomer
foam
ether
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JP23494396A
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English (en)
Inventor
Haruo Tomita
春生 冨田
Osamu Miyama
治 三山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境に悪影響を与えることが少なく、かつ発
泡体物性が良好な改質ポリプロピレン系樹脂発泡体をう
る。 【解決手段】 ポリプロピレン系樹脂と、芳香族ビニル
単量体、イソプレンおよび1,3−ブタジエンよりなる
群から選ばれる少なくとも1種の単量体と、ラジカル重
合開始剤とからなる混合物を溶融混練し反応させてえら
れる改質ポリプロピレン系樹脂に、フッ素化炭化水素エ
ーテルを主成分とする発泡剤を加え押出機中で混練した
のち押出機外に吐出する改質ポリプロピレン系樹脂発泡
体の製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境に悪影響が少
ない発泡剤を用いた改質ポリプロピレン系樹脂からなる
良好な物性と外観を有する発泡体およびその発泡体の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂からなる発泡体は、軽量で
断熱性や緩衝性が良好であることから、断熱材、緩衝
材、芯材、食品容器等に幅広く利用されている。それら
の中でも、ポリプロピレン系樹脂の発泡体は、高い耐薬
品性や耐衝撃性、耐熱性を有しており、とくに緩衝材と
して有用である。
【0003】ポリプロピレン系樹脂からなる発泡体を製
造する方法は各種あるが、その中で、樹脂を押出機によ
り溶融させたのち、発泡剤である低沸点液体や気体を圧
入し、発泡に適した温度に冷却した後低圧領域に押し出
して発泡させるいわゆる押出発泡法が経済的に有利な方
法である。
【0004】しかしながら、ポリプロピレン系樹脂は溶
融粘度が低いためこの方法で良好な発泡体を製造するこ
とは一般に困難である。また、発泡剤として用いる低沸
点液体または気体としては、比較的発泡性が良好である
点から塩素原子含有フッ素化炭素(CFC)や部分的に
水素原子を含有する塩素原子含有フッ素化炭素(HCF
C)のようなフロン系ガスの使用が試みられている。し
かしながら、CFCはオゾン破壊係数が高く環境に悪影
響を与えるため使用が禁止されており、またHCFCも
オゾン破壊係数がゼロではないため好ましくない。また
オゾン破壊係数がゼロである水素化フッ化炭素(HF
C)も使用が検討されているが、HFCは地球温暖化係
数が高いという問題があり、必ずしも好ましくないとい
う現状がある。
【0005】従って現在では、環境に悪影響を与えるこ
となく、良好な発泡体特性を有するポリプロピレン系樹
脂からなる発泡体を製造する方法は見出されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、環境
面で問題点のない改質ポリプロピレン系樹脂からなる発
泡体をうるための方法を提供することにある。
【0007】本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意
検討を行なった結果、驚くべきことに、特定の方法で改
質したポリプロピレン系樹脂を用い、かつ発泡剤として
フッ素化炭化水素エーテルを主成分とする発泡剤を用い
ることにより、前記問題点が解決できること、すなわ
ち、環境に悪影響を与えることなく、低い密度と高い独
立気泡率を有しかつ外観美麗なポリプロピレン系樹脂か
らなる発泡体が製造できることを見出し、本発明を完成
した。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ポリ
プロピレン系樹脂(A)と、芳香族ビニル単量体、イソ
プレン単量体および1,3−ブタジエン単量体よりなる
群から選ばれる少なくとも1種の単量体(B)と、ラジ
カル重合開始剤(C)とからなる混合物を溶融混練し反
応させてえられる改質ポリプロピレン系樹脂に、フッ素
化炭化水素エーテルを主成分とする発泡剤を加え押出機
中で混練したのち押出機外に吐出する改質ポリプロピレ
ン系樹脂の製法、およびその製法によりえられる発泡体
に関する。
【0009】発泡剤の主成分であるフッ素化炭化水素エ
ーテルとしては、ヘプタフルオロプロピルメチルエーテ
ル、ヘプタフルオロイソプロピルメチルエーテル、ペン
タフルオロエチルメチルエーテルまたはビス(ジフルオ
ロメチル)エーテルが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明においては、まず、ポリプ
ロピレン系樹脂(A)と前記単量体(B)とラジカル重
合開始剤(C)との混合物を溶融混練することにより反
応を生起させ、改質ポリプロピレン系樹脂をうる。
【0011】混合物の加熱温度は、原料のポリプロピレ
ン系樹脂(A)が溶融し、かつ熱分解しない温度で、ラ
ジカル重合開始剤の分解温度以上である。通常、130
〜400℃、好ましくは150〜250℃の範囲内で適
宜設定される。
【0012】本発明に用いうる原料ポリプロピレン系樹
脂(A)としては、プロピレンの単独重合体、プロピレ
ンと他の単量体とのランダム共重合体あるいはブロック
共重合体などの結晶性の重合体があげられる。ポリプロ
ピレン系樹脂が、プロピレンと他の単量体とのランダム
共重合体またはブロック共重合体であるばあい、ポリプ
ロピレン系樹脂の特徴である高結晶性、高い剛性および
良好な耐薬品性を保持する観点から、含有されるプロピ
レン単量体成分が全体の75重量%以上であることが好
ましく、全体の90%以上であることがさらに好まし
い。
【0013】前記原料ポリプロピレン系樹脂(A)にお
いて、プロピレンと共重合しうる他の単量体としては、
エチレン、α−オレフィン、環状オレフィン、ジエン系
単量体およびビニル系単量体よりなる群から選ばれた1
種または2種以上の単量体があげられる。
【0014】前記のプロピレンと共重合しうるα−オレ
フィンの例としては、ブテン−1、イソブテン、ペンテ
ン−1、3−メチルブテン−1、ヘキセン−1、3−メ
チルペンテン−1、4−メチルペンテン−1、3,4−
ジメチルブテン−1、オクテン−1、デセン−1などの
炭素数が4〜12のα−オレフィンがあげられる。ま
た、前記のプロピレンと共重合しうる環状オレフィンの
例としては、シクロペンテン、ノルボルネンなどがあげ
られる。また、前記のプロピレンと共重合しうるジエン
系単量体の例としては、5−メチレン−2−ノルボルネ
ン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、1,4−ヘキ
サジエン、メチル−1,4−ヘキサジエン、7−メチル
−1,6−オクタジエンなどがあげられる。また、前記
のプロピレンと共重合しうるビニル単量体の例として
は、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、
酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸メ
チル、無水マレイン酸などがあげられる。
【0015】これらの単量体のうち、安価である点から
エチレン、α−オレフィンまたはジエン系単量体が好ま
しく、さらにエチレンまたはブテン−1が好ましい。
【0016】前記原料ポリプロピレン系樹脂(A)の分
子量(重量平均分子量)は入手しやすいという点から、
5万〜200万の範囲内にあることが好ましく、安価で
あるという点から、10万〜100万の範囲内にあるこ
とがさらに好ましい。
【0017】原料ポリプロピレン系樹脂(A)には、必
要に応じて、他の樹脂またはゴムを本発明の効果を損な
わない範囲内で添加してもよい。前記他の樹脂またはゴ
ムとしては、たとえばポリエチレン;ポリブテン−1、
ポリイソブテン、ポリペンテン−1、ポリメチルペンテ
ン−1などのポリα−オレフィン;プロピレン含有量が
75重量%未満のエチレン/プロピレン共重合体、エチ
レン/ブテン−1共重合体、プロピレン含有量が75重
量%未満のプロピレン/ブテン−1共重合体などのエチ
レンまたはα−オレフィン/α−オレフィン共重合体;
プロピレン含有量が75重量%未満のエチレン/プロピ
レン/5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体など
のエチレンまたはα−オレフィン/α−オレフィン/ジ
エン系単量体共重合体;エチレン/塩化ビニル共重合
体、エチレン/塩化ビニリデン共重合体、エチレン/ア
クリロニトリル共重合体、エチレン/メタクリロニトリ
ル共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン
/アクリルアミド共重合体、エチレン/メタクリルアミ
ド共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体、エチレン
/メタクリル酸共重合体、エチレン/マレイン酸共重合
体、エチレン/アクリル酸エチル共重合体、エチレン/
アクリル酸ブチル共重合体、エチレン/メタクリル酸メ
チル共重合体、エチレン/無水マレイン酸共重合体、エ
チレン/アクリル酸金属塩共重合体、エチレン/メタク
リル酸金属塩共重合体、エチレン/スチレン共重合体、
エチレン/メチルスチレン共重合体,エチレン/ジビニ
ルベンゼン共重合体などのエチレンまたはα−オレフィ
ン/ビニル単量体共重合体;ポリイソブテン、ポリブタ
ジエン、ポリイソプレンなどのポリジエン系共重合体;
スチレン/ブタジエンランダム共重合体などのビニル単
量体/ジエン系単量体ランダム共重合体;スチレン/ブ
タジエン/スチレンブロック共重合体などのビニル単量
体/ジエン系単量体/ビニル単量体ブロック共重合体;
水素化(スチレン/ブタジエンランダム共重合体)など
の水素化(ビニル単量体/ジエン系単量体ランダム共重
合体);水素化(スチレン/ブタジエン/スチレンブロ
ック共重合体)などの水素化(ビニル単量体/ジエン系
単量体/ビニル単量体ブロック共重合体);アクリロニ
トリル/ブタジエン/スチレン共重合体、メタクリル酸
メチル/ブタジエン/スチレン共重合体などのビニル単
量体/ジエン系単量体/ビニル単量体グラフト共重合
体;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリ
ロニトリル、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エチル、
ポリアクリル酸ブチル、ポリメタクリル酸メチルなどの
ビニル重合体;塩化ビニル/アクリロニトリル共重合体
/塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル
/スチレン共重合体、メタクリル酸メチル/スチレン共
重合体などのビニル系共重合体などがあげられる。
【0018】原料ポリプロピレン系樹脂(A)に対する
これら他の樹脂またはゴムの添加量は、この樹脂の種類
またはゴムの種類により異なり、前記の本発明の効果を
損なわない範囲であればよいが、通常、原料ポリプロピ
レン系樹脂(A)100部(重量部、以下同様)に対し
25重量部程度以下であることが好ましい。
【0019】さらに、前記の原料ポリプロピレン系樹脂
(A)には必要に応じて、酸化防止剤、金属不活性剤、
燐系加工安定剤、紫外線吸収剤、紫外線安定剤、蛍光増
白剤、金属石鹸、制酸吸着剤などの安定剤または架橋
剤、連鎖移動剤、核剤、滑剤、可塑剤、充填材、強化
材、顔料、染料、難燃剤、帯電防止剤などの添加剤を本
発明の効果を損なわない範囲内で添加してもよい。
【0020】これら原料ポリプロピレン系樹脂(A)
(各種の添加材料を含むばあいもある)は粒子状のもの
であってもペレット状のものであってもよく、その大き
さや形はとくに制限されるものではない。
【0021】また、前記の添加材料(他の樹脂、ゴム、
安定剤および/または添加剤)を用いるばあいは、この
添加材料は予め原料ポリプロピレン系樹脂(A)に添加
されているものであっても、この原料ポリプロピレン系
樹脂(A)を溶融するときに添加されるものであっても
よく、また改質ポリプロピレン系樹脂組成物を製造した
のちに適宜の方法でこの改質ポリプロピレン系樹脂組成
物に添加されるものであってもよい。
【0022】本発明においては、前記ポリプロピレン系
樹脂(A)に、芳香族ビニル単量体、イソプレン単量体
および1,3−ブタジエン単量体よりなる群から選ばれ
る少なくとも1種の単量体(B)およびラジカル重合開
始剤(C)を配合し溶融混練してえられる改質ポリプロ
ピレン系樹脂を用いる。
【0023】本発明に用いうる芳香族ビニル単量体とし
ては、たとえばスチレン;o−メチルスチレン、m−メ
チルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレ
ン、β−メチルスチレン、ジメチルスチレン、トリメチ
ルスチレンなどのメチルスチレン;α−クロロスチレ
ン、β−クロロスチレン、o−クロロスチレン、m−ク
ロロスチレン、p−クロロスチレン、ジクロロスチレ
ン、トリクロロスチレンなどのクロロスチレン;o−ブ
ロモスチレン、m−ブロモスチレン、p−ブロモスチレ
ン、ジブロモスチレン、トリブロモスチレンなどのブロ
モスチレン;o−フルオロスチレン、m−フルオロスチ
レン、p−フルオロスチレン、ジフルオロスチレン、ト
リフルオロスチレンなどのフルオロスチレン;o−ニト
ロスチレン、m−ニトロスチレン、p−ニトロスチレ
ン、ジニトロスチレン、トリニトロスチレンなどのニト
ロスチレン;o−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロキシ
スチレン、p−ヒドロキシスチレン、ジヒドロキシスチ
レン、トリヒドロキシスチレンなどのビニルフェノー
ル;o−ジビニルベンゼン、m−ジビニルベンゼン、p
−ジビニルベンゼンなどのジビニルベンゼン;o−ジイ
ソプロペニルベンゼン、m−ジイソプロペニルベンゼ
ン、p−ジイソプロペニルベンゼンなどのイソプロペニ
ルスチレンなどの1種または2種以上があげられる。こ
れらのうちスチレン、α−メチルスチレン、p−メチル
スチレンなどのメチルスチレン、ジビニルベンゼンまた
はジビニルベンゼン異性体混合物が安価であるという点
で好ましい。
【0024】前記芳香族ビニル単量体、イソプレン単量
体および1,3−ブタジエン単量体を2種以上使用する
ときの使用比率は任意である。これらの合計量の添加量
としては、原料ポリプロピレン系樹脂(A)100部に
対して、0.1〜50部、とくに0.1〜30部である
ことが、改質ポリプロピレン系樹脂組成物において、発
泡性の改良効果が顕著になる点で好ましい。
【0025】前記単量体(B)には、これらの単量体と
共重合可能な他のビニル単量体が併用されてもよい。
【0026】前記単量体(B)に共重合可能なほかのビ
ニル単量体としては、たとえば塩化ビニル、塩化ビニリ
デン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、酢酸ビニル、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、アク
リル酸金属塩、メタクリル酸金属塩、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル
酸グリシルなどのアクリル酸エステル;メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリ
ル、メタクリル酸グリシルなどのメタクリル酸エステル
などがあげられる。
【0027】前記単量体(B)と、該単量体(B)に共
重合可能な他のビニル単量体とが併用されるばあい、単
量体(B)の合計量100部に対して、他のビニル単量
体が100部未満で併用されることが好ましく、75部
未満で併用されることがさらに好ましい。単量体(B)
に共重合可能な他のビニル単量体の量が、前記の範囲を
超えると、好適な形状や外観を有する発泡体をうること
ができない傾向がある。
【0028】前記ラジカル重合開始剤(C)としては、
一般に過酸化物またはアゾ化合物などがあげられるが、
本発明においては、ポリプロピレン系樹脂のポリマー分
子に対し、水素引き抜き能を有するラジカル重合開始剤
の存在が必要である。
【0029】このラジカル重合開始剤(C)としては、
一般に過酸化物、アゾ化合物などがあげられ、具体的に
は、メチルエチルケトンパーオキサイド、メチルアセト
アセテートパーオキサイドなどのケトンパーオキサイ
ド;1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,
5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)シクロヘキサン、n−ブチル−4,4
−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート、2,2−
ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタンなどのパーオキシ
ケタール;パーメタンハイドロパーオキサイド、1,
1,3,3−テトラメチルブチルハイドロパーオキサイ
ド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド、
クメンハイドロパーオキサイドなどのハイドロパーオキ
サイド;ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、α,α
´−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)
ベンゼン、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−t−
ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3などのジアルキ
ルパーオキサイド;ベンゾイルパーオキサイドなどのジ
アシルパーオキサイド;ジ(3−メチル−3−メトキシ
ブチル)パーオキシジカーボネート、ジ(2−メトキシ
ブチル)パーオキシジカーボネートなどのパーオキシジ
カーボネート;t−ブチルパーオキシオクテート、t−
ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキ
シラウレート、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−ト
リメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソプ
ロピルカーボネート、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオ
キシアセテート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、
ジ−t−ブチルパーオキシイソフタレートなどのパーオ
キシエステルなどの有機過酸化物があげられる。これら
のうち、とくに水素引き抜き能が高いものが好ましく、
たとえば1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t
−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、n−ブチル−
4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレレート、
2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタンなどのパ
ーオキシケタール;ジクミルパーオキサイド、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ン、α,α´−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソ
プロピル)ベンゼン、t−ブチルクミルパーオキサイ
ド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3な
どのジアルキルパーオキサイド;ベンゾイルパーオキサ
イドなどのジアシルパーオキサイド;t−ブチルパーオ
キシオクテート、t−ブチルパーオキシイソブチレー
ト、t−ブチルパーオキシラウレート、t−ブチルパー
オキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−
ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサ
ン、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパー
オキシベンゾエート、ジ−t−ブチルパーオキシイソフ
タレートなどのパーオキシエステルなどの1種または2
種以上があげられる。
【0030】前記ラジカル重合開始剤(C)の添加量
は、改質ポリプロピレン系樹脂組成物の溶融粘度が過度
に低下せず、かつ経済的であるという点から、原料ポリ
プロピレン系樹脂(A)100部に対して0.01〜5
部の範囲内にあることが好ましく、0.1〜1部の範囲
内にあることがさらに好ましい。前記ラジカル重合開始
剤の添加量が、前記の範囲より少ないばあい、改質効果
を充分にえられない傾向があり、一方前記の範囲より多
いばあい、好適な形状や外観を有する発泡体がえられな
い傾向がある。
【0031】また、前記原料ポリプロピレン系樹脂
(A)、前記単量体(B)、ラジカル重合開始剤(C)
および必要に応じて添加されるそのほかの添加材料の混
合方法および溶融混練方法はとくに制限されるものでは
なく、たとえば、原料ポリプロピレン系樹脂(A)、前
記単量体(B)、ラジカル重合開始剤(C)および必要
に応じて添加されるその他の添加材料を混合したのち溶
融混練してもよいし、原料ポリプロピレン系樹脂(A)
を溶融混練したのち、これに前記単量体(B)、、ラジ
カル重合開始剤(C)および必要似応じて添加されるそ
の他の添加材料を、同時あるいは別々に、一括してある
いは分割して混合し、溶融混練してもよい。
【0032】また、溶融混練時の加熱温度が130〜4
00℃であることが、原料ポリプロピレン系樹脂が充分
に溶融し、かつ熱分解しにくいという点で好ましく、と
くに150〜250℃が好ましい。また溶融混練の時間
は、一般に1〜60分間である。
【0033】前記の溶融混練の装置としては、ロール、
コニーダー、バンバリーミキサー、ブラベンダーなどの
混練機、単軸押出機または二軸押出機などの混練押出
機、二軸表面更新機または二軸多円板装置などの横型撹
拌機もしくはダブルヘリカルリボン撹拌機などの縦型撹
拌機など高分子材料を適宜の温度に加熱しえ、適宜の剪
断応力を与えながら混練しうる装置があげられる。これ
らのうち、とくに押出機が生産性の点から好ましい。ま
た、各々の材料を充分に均一に混合するために前記溶融
混練を複数回繰返してもよい。
【0034】かくしてえられた改質ポリプロピレン系樹
脂に、フッ素化炭化水素エーテルを主成分とする発泡剤
を溶解または分散させ、発泡させることにより、目的と
する発泡体がえられる。発泡の具体的な方法としては、
たとえば、まず改質ポリプロピレン系樹脂を、たとえば
単軸押出機、二軸押出機、タンデム型押出機などの押出
機中で通常130〜400℃、好ましくは150〜25
0℃にて溶融させ、つぎに溶融させた状態の改質ポリプ
ロピレン系樹脂に前記発泡剤を圧入し、これを高圧に保
持しつつ、混練し、そののちダイより吐出させて押出発
泡させる方法がある。
【0035】本発明においては、発泡剤として、環境に
与える悪影響の少ないフッ素化炭化水素エーテルを主成
分とする発泡剤を用いる。発泡剤は、フッ素化炭化水素
エーテル単独でもよく、また他の化合物を併用すること
もできる。
【0036】本発明に用いられるフッ素化炭化水素エー
テル類としては、たとえば1,1,2,2,2−ペンタ
フルオロエチル−2,2,3,3−テトラフルオロプロ
ピルエーテル、2,2−ジフルオロエチル−1,1,
2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピルエーテ
ル、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロ
ピル−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルエ
ーテル、ヘプタフルオロプロピルメチルエーテル、ヘプ
タフルオロイソプロピルメチルエーテル、ペンタフルオ
ロエチルメチルエーテル、ビス(ジフルオロメチル)エ
ーテル、1,1,1−トリフルオロメチル−1,1,
2,2−テトラフルオロエチルエーテル、1,1−ジフ
ルオロメチルペンタフルオロエチルエーテル、1,1,
1−トリフルオロメチル−1,2,2,2−テトラフル
オロエチルエーテル、1,1,1−トリフルオロメチル
−2,2,2−トリフルオロエチルエーテル、ヘキサフ
ルオロジメチルエーテル、ペンタフルオロジメチルエー
テル、1,1,1−トリフルオロメチルメチルエーテ
ル、ペルフルオロオキセタン、2,2,4,4,5,5
−ヘキサフルオロ−1,3−ジオキソラン、ペルフルオ
ロメチルエチルエーテル、2,2,3,4,4−ペンタ
フルオロオキセタン、2,2,4,4−テトラフルオロ
オキセタン、2,2,3,3−テトラフルオロオキセタ
ン、1,1−ジフルオロメチル−1,1,2,2−テト
ラフルオロエチルエーテル、1,1−ジフルオロメチル
−テトラフルオロエチルエーテル、1,1−ジフルオロ
メチル−2,2,2−トリフルオロエチルエーテルなど
の塩素原子を含有しないフッ素化炭化水素エーテルがあ
げられ、これらは単独でまたは2種以上混合して用いる
ことができる。好ましくは発泡倍率、独立気泡率が高い
という点から、ヘプタフルオロプロピルメチルエーテ
ル、ヘプタフルオロイソプロピルメチルエーテル、ペン
タフルオロエチルメチルエーテルおよびビス(ジフルオ
ロメチル)エーテルである。
【0037】前記発泡剤に併用して用いることのできる
他の発泡剤としては、たとえばプロパン、ブタン、ペン
タン、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素類;シ
クロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサンなどの脂
環式炭化水素類;クロロジフルオロメタン、ジフルオロ
メタン、トリフルオロメタン、トリクロロフルオロメタ
ン、ジクロロメタン、ジクロロフルオロメタン、ジクロ
ロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、クロ
ロメタン、クロロエタン、ジクロロトリフルオロエタ
ン、ジクロロフルオロエタン、クロロジフルオロエタ
ン、ジクロロペンタフルオロエタン、テトラフルオロエ
タン、ジフルオロエタン、ペンタフルオロエタン、トリ
フルオロエタン、ジクロロテトラフルオロエタン、トリ
クロロトリフルオロエタン、テトラクロロジフルオロエ
タン、クロロペンタフルオロエタン、パーフルオロシク
ロブタンなどのハロゲン化炭化水素類;二酸化炭素、チ
ッ素、空気などの無機ガス;水などの1種または2種以
上があげられる。これらを併用するばあい、他の発泡剤
の配合量はフッ素化炭化水素エーテル100部あたり1
00部以下、好ましくは0.1〜75部である。
【0038】前記フッ素化炭化水素エーテルを主成分と
する発泡剤の量には特に制限はないが、通常改質ポリプ
ロピレン系樹脂100部に対して3〜40部の範囲にあ
ることが好ましい。
【0039】本発明においては、必要に応じて、発泡体
の製造において知られている各種の添加剤を使用するこ
とは可能である。たとえば、気泡の微細化のための気泡
核形成剤や安定剤、難燃剤などを添加してもよい。
【0040】また、発泡体の収縮防止の補助のため、必
要に応じて公知の収縮抑制剤を併用してもよい。収縮防
止剤としては脂肪酸とポリオールの部分エステル、脂肪
酸アミドなどがあげられる。必要に応じて用いられる収
縮防止剤の使用量は樹脂100部に対して0.1〜5部
とすることが好ましい。
【0041】本発明における発泡体は、軽量性、断熱
性、外部応力の緩衝性、圧縮強度などの特性が好適であ
るという点から、その見掛け密度が10〜500kg/
3の範囲にあることが好ましく、15〜300kg/
3の範囲内にあることがさらに好ましい。また断熱
性、緩衝性、圧縮強度などの特性が好適であるという点
から、その独立気泡率が50%以上であることが好まし
く、70%以上であることがさらに好ましい。
【0042】本発明の効果は、どのような形状の発泡体
に対しても発揮できる。たとえば、シート状、ブロック
状、ボード状、棒状、パイプ状、ビーズ状の発泡体とす
ることができる。これらはさらに二次成形し所望の形状
に加工することもできる。
【0043】
【実施例】以下本発明を実施例にて具体的に例示する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。
【0044】実施例1 プロピレン単独重合体(住友化学工業(株)製のノーブ
レンD501。230℃でのメルトフローインデックス
0.4g/10分)100部とスチレン単量体10部と
ラジカル重合開始剤としてα、α´−ビス(t−ブチル
パーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼン(日本油脂
(株)製のパーブチルP。1分間半減期温度175℃)
1部とを、(株)日本製鋼所製の二軸押出機(LAVO
TEX)を用いて溶融混練し、溶融押出しすることによ
り、直径4mmのロッド状の改質ポリプロピレン系樹脂
組成物の成形物をえた。このロッド状の改質ポリプロピ
レン系樹脂組成物の成形物を3mmの厚さに細断するこ
とにより改質ポリプロピレン系樹脂組成物のペレットを
えた。
【0045】前記二軸押出機は、同方向二軸タイプであ
り、シリンダーの孔径が32mmφであり、最大スクリ
ュー有効長(L/D)が25.5であった。この二軸押
出機のシリンダー部の設定温度を200℃とし、フィー
ド部の設定温度を160℃にして加熱し、スクリューの
回転速度は100rpmに設定した。
【0046】この改質ポリプロピレン系樹脂組成物のペ
レットを用いて、つぎの方法により丸棒状の発泡体を作
製した。
【0047】改質ポリプロピレン系樹脂組成物のペレッ
ト100部、ブレンドオイル(越谷化学工業(株)製の
スーパーイーズ)0.05部、および発泡核剤として重
炭酸ナトリウム−クエン酸(永和化成(株)製のセルボ
ンSG/IC)0.1部をリボンブレンダーを用いて1
5分間混合した。この混合物をタンデム型押出機(第1
段押出機シリンダー径が40mmφ、第2段押出機シリ
ンダー径が50mmφ)に供給し、第1段押出機内に
て、230℃で溶融したのち、発泡剤としてヘプタフル
オロプロピルメチルエーテル(HFE347)を改質ポ
リプロピレン系樹脂組成物100部に対して30部圧入
して混練し、これを第2段押出機内で樹脂温度が150
℃になるように冷却し、オリフィスが6mmφ×25m
mの円形ダイより押し出し、丸棒状の発泡体にした。
【0048】えられた丸棒状発泡体の密度および独立気
泡率をつぎの方法により測定し、外観を目視でつぎの評
価基準により評価した。
【0049】発泡体の密度:重合と水没法により求めた
体積とから算出した。
【0050】独立気泡率:マルチピクノメータ(製品
名、湯浅アイオニクス(株)製を用い、ASTM D−
2856に準じて測定した。
【0051】外観の評価基準: ○:未発泡部位やケバ、シワが見られない。
【0052】×:未発泡部位やケバ、シワが見られる。
【0053】その結果、密度が0.027g/cm3
あり、独立気泡率が88%であり、外観の評価が○であ
った。
【0054】実施例2〜10 二軸押出機へ供給するポリプロピレン系樹脂、単量体の
種類と量、およびラジカル重合開始剤の量を表1に示す
とおりに代えたほかは実施例1と同様の方法で改質ポリ
プロピレン系樹脂組成物のペレットをえた。
【0055】この改質ポリプロピレン系樹脂組成物のペ
レットを用い、実施例1と同様の方法で丸棒状発泡体を
えた(ただし発泡剤種は表1に示すものを用いた)。
【0056】この丸棒状発泡体の密度、独立気泡率およ
び外観を実施例1と同様の方法で評価した。結果を表1
に示す。
【0057】なお、表1(後述する表2も同じ)中の各
化合物の略号はつぎのとおりである。
【0058】ホモPD:ホモポリプロピレン(住友化学
工業(株)製のノーブレンD501、メルトフローイン
デックス(230℃)0.4g/10分) 共重合PP:エチレンプロピレンランダム共重合体(エ
チレン成分含有量3重量%、メルトフローインデックス
(230℃)0.5g/10分) パーブチルP:α,α´−ビス(t−ブチルパーオキシ
−m−イソプロピル)ベンゼン(日本油脂(株)製のパ
ーブチルP、1分間半減期温度175℃) HFE347:ヘプタフルオロプロピルメチルエーテル HFE347i:ヘプタフルオロイソプロピルメチルエ
ーテル HFE245:ペンタフルオロエチルメチルエーテル
【0059】
【表1】
【0060】比較例1〜5 プロピレン系樹脂の改質の条件を表2に示す条件で行な
い、改質ポリプロピレン系樹脂を製造した。この改質ポ
リプロピレン系樹脂を用いて、実施例1と同様の方法
で、丸棒状発泡体を作製した。
【0061】この丸棒状発泡体の密度、独立気泡率およ
び外観を実施例1と同様の方法で評価した。結果を表2
に示す。
【0062】
【表2】
【0063】比較例6 スチレン単量体を添加しないほかは、実施例1と同様に
して溶融混練したところ、樹脂の溶融温度が極度に低下
し、ストランドにすることができず、また発泡体の製造
もできなかった。
【0064】
【発明の効果】本発明の製法によるときは、環境に与え
る悪影響が少なく、しかも低い密度と大きな独立気泡率
を有する外観に優れた発泡体がえられる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレン系樹脂と、芳香族ビニル
    単量体、イソプレン単量体および1,3−ブタジエン単
    量体よりなる群から選ばれる少なくとも1種の単量体
    と、ラジカル重合開始剤とからなる混合物を溶融混練し
    反応させてえられる改質ポリプロピレン系樹脂に、フッ
    素化炭化水素エーテルを主成分とする発泡剤を加え押出
    機中で混練したのち押出機外に吐出する改質ポリプロピ
    レン系樹脂発泡体の製法。
  2. 【請求項2】 前記フッ素化炭化水素エーテルが、ヘプ
    タフルオロプロピルメチルエーテル、ヘプタフルオロイ
    ソプロピルメチルエーテル、ペンタフルオロエチルメチ
    ルエーテルまたはビス(ジフルオロメチル)エーテルで
    ある請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の製法によりえら
    れうる改質ポリプロピレン系樹脂発泡体。
JP23494396A 1996-09-05 1996-09-05 改質ポリプロピレン系樹脂からなる発泡体およびその製法 Pending JPH1081775A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016067814A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 積水化成品工業株式会社 改質ポリプロピレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂発泡シート、発泡樹脂製容器、及び、改質ポリプロピレン系樹脂の製造方法
JP2016089143A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 積水化成品工業株式会社 改質ポリプロピレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂発泡シート、発泡樹脂製容器、及び、改質ポリプロピレン系樹脂の製造方法

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US10308747B2 (en) 2014-10-30 2019-06-04 Sekisui Plastics Co., Ltd. Modified polypropylene-based resin, polypropylene-based resin expanded sheet, expanded resin-made container, and method for producing modified polypropylene-based resin

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