JPH1081560A - 成形体製造用組成物 - Google Patents
成形体製造用組成物Info
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- JPH1081560A JPH1081560A JP9188365A JP18836597A JPH1081560A JP H1081560 A JPH1081560 A JP H1081560A JP 9188365 A JP9188365 A JP 9188365A JP 18836597 A JP18836597 A JP 18836597A JP H1081560 A JPH1081560 A JP H1081560A
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- Japan
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- producing
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- molded products
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- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 セラミックス粉末および/または金属粉
末と有機質バインダーとからなり、該有機質バインダー
がポリアルキレンカーボネートと、分子中に1個以上の
エポキシ基を含む化合物とを必須成分として含むことを
特徴とする成形体製造用組成物。 【効果】 本発明に係る成形体製造用組成物では、有機
質バインダーとして、ポリアルキレンカーボネートとエ
ポキシ化合物とが併用されており、脱脂後に得られる成
形体はクラックなどの欠陥を含んでおらず、しかも短時
間で脱脂することができる。
末と有機質バインダーとからなり、該有機質バインダー
がポリアルキレンカーボネートと、分子中に1個以上の
エポキシ基を含む化合物とを必須成分として含むことを
特徴とする成形体製造用組成物。 【効果】 本発明に係る成形体製造用組成物では、有機
質バインダーとして、ポリアルキレンカーボネートとエ
ポキシ化合物とが併用されており、脱脂後に得られる成
形体はクラックなどの欠陥を含んでおらず、しかも短時
間で脱脂することができる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、高性能のセラミックス成
形体あるいは金属成形体を製造するための原料組成物に
関し、さらに詳しくは射出成形あるいは押出成形といっ
た可塑成形法によってセラミックス成形体あるいは金属
成形体を製造しうるような成形体製造用組成物に関す
る。
形体あるいは金属成形体を製造するための原料組成物に
関し、さらに詳しくは射出成形あるいは押出成形といっ
た可塑成形法によってセラミックス成形体あるいは金属
成形体を製造しうるような成形体製造用組成物に関す
る。
【0002】
【発明の技術的背景ならびにその問題点】セラミックス
成形体あるいは金属成形体の製造方法としては、従来よ
り種々の方法が提案されている。とくに近年になり、複
雑形状の成形体を高精度で多量に生産することのできる
射出成形法が注目を浴びている。
成形体あるいは金属成形体の製造方法としては、従来よ
り種々の方法が提案されている。とくに近年になり、複
雑形状の成形体を高精度で多量に生産することのできる
射出成形法が注目を浴びている。
【0003】セラミックス粉末あるいは金属粉末の射出
成形法とは、まずセラミックス粉末あるいは金属粉末を
含む成形体製造用組成物を射出成形機で所望形状に成形
し、次に得られた成形体を加熱して、原料中のセラミッ
クス粉末あるいは金属粉末以外の成分を分解揮発させて
脱脂し、さらに焼結することによって、所望形状の成形
体を得る方法である。このとき使用される成形体製造用
組成物は、通常、セラミックス粉末および/または金属
粉末に結合剤(以下バインダーと略称する)そして必要
に応じて滑剤等を混合してなるが、バインダーは射出成
形によって得られた成形体に強度を付与する役割を果し
ており、一般的に水溶性バインダーと合成樹脂バインダ
ーとのいずれかが用いられている。
成形法とは、まずセラミックス粉末あるいは金属粉末を
含む成形体製造用組成物を射出成形機で所望形状に成形
し、次に得られた成形体を加熱して、原料中のセラミッ
クス粉末あるいは金属粉末以外の成分を分解揮発させて
脱脂し、さらに焼結することによって、所望形状の成形
体を得る方法である。このとき使用される成形体製造用
組成物は、通常、セラミックス粉末および/または金属
粉末に結合剤(以下バインダーと略称する)そして必要
に応じて滑剤等を混合してなるが、バインダーは射出成
形によって得られた成形体に強度を付与する役割を果し
ており、一般的に水溶性バインダーと合成樹脂バインダ
ーとのいずれかが用いられている。
【0004】水溶性バインダーとしては、ポリビニルア
ルコール、ポリエチレングリコール、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース等が用いられ、この水溶
性バインダーは合成樹脂バインダーと比較して粘度が小
さく、セラミックス粉末粒子間あるいは金属粉末粒子間
によく浸透してゆくが、滑性が劣るため実際には水で希
釈して滑性を付与している。しかし、このような水溶性
バインダーを含む成形体製造用組成物を射出成形する
と、得られる予備成形体の強度は水分の蒸発によって徐
々に向上するが、成形直後の予備成形体の強度は非常に
弱く、したがって変形し易いという問題点がある。もち
ろん水溶性バインダーとともに用いられる希釈水の量を
減らし、得られる予備成形体の成形直後の強度を向上さ
せることも考えられるが、もし希釈水の量を減らすと、
成形体製造用組成物の流動性が低下し、このため射出成
形機の射出圧力が上昇したり、セラミックス粉末あるい
は金属粉末により成形機が摩耗したり、またそれに伴っ
て成形機が汚染されるという問題があり、現実には行な
われ難い。
ルコール、ポリエチレングリコール、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース等が用いられ、この水溶
性バインダーは合成樹脂バインダーと比較して粘度が小
さく、セラミックス粉末粒子間あるいは金属粉末粒子間
によく浸透してゆくが、滑性が劣るため実際には水で希
釈して滑性を付与している。しかし、このような水溶性
バインダーを含む成形体製造用組成物を射出成形する
と、得られる予備成形体の強度は水分の蒸発によって徐
々に向上するが、成形直後の予備成形体の強度は非常に
弱く、したがって変形し易いという問題点がある。もち
ろん水溶性バインダーとともに用いられる希釈水の量を
減らし、得られる予備成形体の成形直後の強度を向上さ
せることも考えられるが、もし希釈水の量を減らすと、
成形体製造用組成物の流動性が低下し、このため射出成
形機の射出圧力が上昇したり、セラミックス粉末あるい
は金属粉末により成形機が摩耗したり、またそれに伴っ
て成形機が汚染されるという問題があり、現実には行な
われ難い。
【0005】一方合成樹脂バインダーは、得られる予備
成形体に強度を水溶性バインダーよりも付与しうるた
め、成形体製造用組成物中にバインダーとしてよく用い
られている。しかし、この合成樹脂バインダーも低温で
の分解揮発性に劣り、また脱脂後の予備成形体の外観
(脱脂性)が劣るという問題点があった。このため合成
樹脂バインダーを用いて得られた予備成形体は、バイン
ダーを分解するため極めて高い温度まで加熱する必要が
あり、しかも脱脂性を高めるために徐々に昇温を行なわ
なければならなかった。
成形体に強度を水溶性バインダーよりも付与しうるた
め、成形体製造用組成物中にバインダーとしてよく用い
られている。しかし、この合成樹脂バインダーも低温で
の分解揮発性に劣り、また脱脂後の予備成形体の外観
(脱脂性)が劣るという問題点があった。このため合成
樹脂バインダーを用いて得られた予備成形体は、バイン
ダーを分解するため極めて高い温度まで加熱する必要が
あり、しかも脱脂性を高めるために徐々に昇温を行なわ
なければならなかった。
【0006】このような脱脂工程を短縮する一つの方法
として、比較的低温で急激に分解が進行するバインダー
を用いる方法が、特開昭62−21753号公報に提案
されおり、該公報にてバインダーとしてポリアルキレン
カーボネートが用いられている。
として、比較的低温で急激に分解が進行するバインダー
を用いる方法が、特開昭62−21753号公報に提案
されおり、該公報にてバインダーとしてポリアルキレン
カーボネートが用いられている。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記のような問題点を解決し
ようとするものであって、セラミックス成形体あるいは
金属成形体などの成形体(以下、これらをまとめてセラ
ミックス成形体または単に成形体ともいう。)を製造す
るためにバインダーとしてポリアルキレンカーボネート
とエポキシ化合物とを併用することにより、極めて速い
昇温速度で所望形状に成形された成形体製造用組成物を
脱脂しても、得られる成形体中に膨れやクラックなどの
破壊を一切起こさないようなバインダーを含む成形体製
造用組成物を提供することを目的としている。
ようとするものであって、セラミックス成形体あるいは
金属成形体などの成形体(以下、これらをまとめてセラ
ミックス成形体または単に成形体ともいう。)を製造す
るためにバインダーとしてポリアルキレンカーボネート
とエポキシ化合物とを併用することにより、極めて速い
昇温速度で所望形状に成形された成形体製造用組成物を
脱脂しても、得られる成形体中に膨れやクラックなどの
破壊を一切起こさないようなバインダーを含む成形体製
造用組成物を提供することを目的としている。
【0008】
【発明の概要】本発明に係る成形体製造用組成物は、セ
ラミックス粉末および/または金属粉末と有機質バイン
ダーとからなり、該有機質バインダー成分がポリアルキ
レンカーボネートと、分子中に1個以上のエポキシ基を
含む化合物とを必須成分として含むことを特徴としてい
る。
ラミックス粉末および/または金属粉末と有機質バイン
ダーとからなり、該有機質バインダー成分がポリアルキ
レンカーボネートと、分子中に1個以上のエポキシ基を
含む化合物とを必須成分として含むことを特徴としてい
る。
【0009】すなわち本発明によれば、セラミックス粉
末および/または金属粉末にポリアルキレンカーボネー
トをバインダーとして用いる系において、さらに分子中
にエポキシ基を含む化合物であって、好ましくは分子量
Mnが100〜20000である化合物が配合されてな
ることを特徴とする成形体製造用組成物が提供される。
末および/または金属粉末にポリアルキレンカーボネー
トをバインダーとして用いる系において、さらに分子中
にエポキシ基を含む化合物であって、好ましくは分子量
Mnが100〜20000である化合物が配合されてな
ることを特徴とする成形体製造用組成物が提供される。
【0010】
【発明の具体的説明】以下本発明に係る成形体製造用組
成物について具体的に説明する。本発明に係る成形体製
造用組成物は、有機質バインダーとして、ポリアルキレ
ンカーボネートと分子中に1個以上のエポキシ基を含む
化合物とが組合わされて用いられるが、以下各成分につ
いて説明する。
成物について具体的に説明する。本発明に係る成形体製
造用組成物は、有機質バインダーとして、ポリアルキレ
ンカーボネートと分子中に1個以上のエポキシ基を含む
化合物とが組合わされて用いられるが、以下各成分につ
いて説明する。
【0011】本発明で使用されるポリアルキレンカーボ
ネートは、セラミックス粉末および/または金属粉末の
結合剤の役目を果している。このポリアルキレンカーボ
ネートは、その優れた熱分解性を有し、より具体的に
は、たとえば空気中などの酸化雰囲気下およびたとえば
窒素中などの非酸化雰囲気下であっても、低温領域で迅
速に熱分解する。しかもこのポリアルキレンカーボネー
トは、セラミックス粉末あるいは金属粉末と組合せて用
いられていても、上記のような優れた熱分解性を示す。
これらの特性はポリアルキレンカーボネートに特有であ
って、同じポリカーボネート類であっても、芳香族系ポ
リカーボネートには見られない特性である。
ネートは、セラミックス粉末および/または金属粉末の
結合剤の役目を果している。このポリアルキレンカーボ
ネートは、その優れた熱分解性を有し、より具体的に
は、たとえば空気中などの酸化雰囲気下およびたとえば
窒素中などの非酸化雰囲気下であっても、低温領域で迅
速に熱分解する。しかもこのポリアルキレンカーボネー
トは、セラミックス粉末あるいは金属粉末と組合せて用
いられていても、上記のような優れた熱分解性を示す。
これらの特性はポリアルキレンカーボネートに特有であ
って、同じポリカーボネート類であっても、芳香族系ポ
リカーボネートには見られない特性である。
【0012】このようなポリアルキレンカーボネート
は、たとえばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、
ブテンオキシド、シクロヘキセンオキシドなどのアルキ
レンオキシドの少なくとも1種と二酸化炭素(CO2)
とを有機亜鉛系触媒によって共重合することによって得
られる。得られる共重合体は鎖状の高分子であるが、ア
ルキレン基とカーボネート基とが交互に含まれている
か、あるいはアルキレン基がエーテル結合によって連鎖
を構成している。また必要に応じ、これらのポリアルキ
レンカーボネートは、不飽和カルボン酸等で変性処理さ
れていてもよい。このようなポリアルキレンカーボネー
トの分子量は、通常Mnで1万〜10万、好ましくは2
万〜5万程度である。
は、たとえばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、
ブテンオキシド、シクロヘキセンオキシドなどのアルキ
レンオキシドの少なくとも1種と二酸化炭素(CO2)
とを有機亜鉛系触媒によって共重合することによって得
られる。得られる共重合体は鎖状の高分子であるが、ア
ルキレン基とカーボネート基とが交互に含まれている
か、あるいはアルキレン基がエーテル結合によって連鎖
を構成している。また必要に応じ、これらのポリアルキ
レンカーボネートは、不飽和カルボン酸等で変性処理さ
れていてもよい。このようなポリアルキレンカーボネー
トの分子量は、通常Mnで1万〜10万、好ましくは2
万〜5万程度である。
【0013】本発明においては、基本的にいかなるポリ
アルキレンカーボネートでも用いることができるが、と
くにアルキレン基の炭素原子数は2〜6程度であること
が好ましく、具体的には、ポリエチレンカーボネート、
ポリプロピレンカーボネートが好ましく用いられる。
アルキレンカーボネートでも用いることができるが、と
くにアルキレン基の炭素原子数は2〜6程度であること
が好ましく、具体的には、ポリエチレンカーボネート、
ポリプロピレンカーボネートが好ましく用いられる。
【0014】本発明においては、上記のようなポリアル
キレンカーボネートとともに、分子内に1個以上のエポ
キシ基を有する化合物がバインダーとして用いられる。
このような分子内に1個以上のエポキシを有する化合物
をポリアルキレンカーボネートと併用して成形体製造用
バインダーとして用いると、予備成形体を加熱して脱脂
した場合に、単に加熱減量が滑らかになるだけでなく、
次のような効果が得られることが明確となった。すなわ
ち、脱脂時の昇温速度を速くしても、脱脂時に成形体に
膨れあるいはクラックが発生することなく、極めて良好
な脱脂体を得ることが可能となる。このことによって、
脱脂時間の短縮および成形体の歩留りの向上がもたらさ
れる。
キレンカーボネートとともに、分子内に1個以上のエポ
キシ基を有する化合物がバインダーとして用いられる。
このような分子内に1個以上のエポキシを有する化合物
をポリアルキレンカーボネートと併用して成形体製造用
バインダーとして用いると、予備成形体を加熱して脱脂
した場合に、単に加熱減量が滑らかになるだけでなく、
次のような効果が得られることが明確となった。すなわ
ち、脱脂時の昇温速度を速くしても、脱脂時に成形体に
膨れあるいはクラックが発生することなく、極めて良好
な脱脂体を得ることが可能となる。このことによって、
脱脂時間の短縮および成形体の歩留りの向上がもたらさ
れる。
【0015】このような分子中に1個以上のエポキシ基
を有する化合物としては、具体的には以下のような化合
物が用いられる。ビスフェノールA、2,2-ビス(4-ヒド
ロキシフェニルブタン)(ビスフェノールBと略記する
ことがある)、1,1'- ビス(4-ヒドロキシフェニル)エ
タン(ビスフェノールADと略称することがある)、ビ
ス(4-ヒドロキシフェニル)メタン(ビスフェノールF
と略記することがある)、1,1,2,2-テトラキス(4-ヒド
ロキシフェニル)エタン、4-ヒドロキシフェニルエーテ
ル、P-(4-ヒドロキシ)フェノール等のポリフェノール
類化合物のグリシジルエーテル系エポキシ化合物。
を有する化合物としては、具体的には以下のような化合
物が用いられる。ビスフェノールA、2,2-ビス(4-ヒド
ロキシフェニルブタン)(ビスフェノールBと略記する
ことがある)、1,1'- ビス(4-ヒドロキシフェニル)エ
タン(ビスフェノールADと略称することがある)、ビ
ス(4-ヒドロキシフェニル)メタン(ビスフェノールF
と略記することがある)、1,1,2,2-テトラキス(4-ヒド
ロキシフェニル)エタン、4-ヒドロキシフェニルエーテ
ル、P-(4-ヒドロキシ)フェノール等のポリフェノール
類化合物のグリシジルエーテル系エポキシ化合物。
【0016】前記ポリフェノール類化合物の核水素化物
のグリシジルエーテル系エポキシ化合物。カテコール、
レゾルシン、ヒドロキノン、フロログルシン等の多価フ
ェノール類のグリシジルエーテル系エポキシ化合物。
のグリシジルエーテル系エポキシ化合物。カテコール、
レゾルシン、ヒドロキノン、フロログルシン等の多価フ
ェノール類のグリシジルエーテル系エポキシ化合物。
【0017】エチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ブタンジオール、グリセロール、エリスリトー
ル、ポリオキシアルキレングリコール等の多価アルコー
ル類のグリシジルエーテル系エポキシ化合物。
コール、ブタンジオール、グリセロール、エリスリトー
ル、ポリオキシアルキレングリコール等の多価アルコー
ル類のグリシジルエーテル系エポキシ化合物。
【0018】ノボラック型エポキシ化合物。ビニルシク
ロヘキセンジオキシド、リモネンジオキシド、ジシクロ
ペンタジエンオキシド等の脂環族系エポキシ化合物。
ロヘキセンジオキシド、リモネンジオキシド、ジシクロ
ペンタジエンオキシド等の脂環族系エポキシ化合物。
【0019】フタル酸、シクロヘキサン-1,2-ジカルボ
ン酸等のポリカルボン酸のエステル縮合物のポリグリシ
ジルエステル系エポキシ化合物。ポリグリシジルアミン
系エポキシ化合物。
ン酸等のポリカルボン酸のエステル縮合物のポリグリシ
ジルエステル系エポキシ化合物。ポリグリシジルアミン
系エポキシ化合物。
【0020】メチルエピクロ型エポキシ化合物。また、
これらエポキシ化合物の分子量Mn は、100〜200
00好ましくは100〜3000さらに好ましくは30
0〜1000であることが望ましい。
これらエポキシ化合物の分子量Mn は、100〜200
00好ましくは100〜3000さらに好ましくは30
0〜1000であることが望ましい。
【0021】本発明では、上記のようなポリアルキレン
カーボネートおよびエポキシ化合物からなる有機質バイ
ンダーは、成形体製造用組成物中に、20〜65体積%
好ましくは35〜60体積%の量で存在している。ま
た、本発明で用いられる有機質バインダーでは、ポリア
ルキレンカーボネートが10〜80体積%好ましくは2
0〜60体積%の量で、またエポキシ化合物は90〜2
0体積%好ましくは80〜40体積%の量で含まれてい
る。なお、ここで体積量は重量を密度で除して求めたも
のである。
カーボネートおよびエポキシ化合物からなる有機質バイ
ンダーは、成形体製造用組成物中に、20〜65体積%
好ましくは35〜60体積%の量で存在している。ま
た、本発明で用いられる有機質バインダーでは、ポリア
ルキレンカーボネートが10〜80体積%好ましくは2
0〜60体積%の量で、またエポキシ化合物は90〜2
0体積%好ましくは80〜40体積%の量で含まれてい
る。なお、ここで体積量は重量を密度で除して求めたも
のである。
【0022】このような有機質バインダー中には、通常
成形体製造用組成物に配合される各種添加剤たとえば可
塑剤、滑剤、湿潤剤、解こう剤、界面活性剤等が配合さ
れていてもよい。このような添加剤としては、具体的に
は、ジエチルフタレート、ジオクチルフタレートなどの
可塑剤、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸などの脂肪酸あるいはこれらのエステル、金
属塩などの滑剤が用いられる。
成形体製造用組成物に配合される各種添加剤たとえば可
塑剤、滑剤、湿潤剤、解こう剤、界面活性剤等が配合さ
れていてもよい。このような添加剤としては、具体的に
は、ジエチルフタレート、ジオクチルフタレートなどの
可塑剤、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸などの脂肪酸あるいはこれらのエステル、金
属塩などの滑剤が用いられる。
【0023】本発明で使用できるセラミックス粉末ある
いは金属粉末は、公知の種々のものが広く使用でき、と
くに制限されるものではないが、具体的には、以下のよ
うな粉末が用いられる。 (1) 金属粉末 アルミニウム、シリコン、スカンジウム、イットリウ
ム、ランタニド、アクチニド、チタン、ジルコニウム、
ハフニウム、トリウム、バナジウム、ニオブ、タンタ
ル、クロム、モリブテン、タングステン、マンガン、テ
クネチウム、レニウム、コバルト、ニッケル、ルテニウ
ム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、
白金、銅、銀、鉄、金、亜鉛、カドミウム、タリウム、
ゲルマニウム、スズ、鉛、ヒ素、アンチモン、ビスマ
ス、テルル、ポロニウム、あるいはこれらの合金たとえ
ばFe-Ni合金、Ni-Cr-Fe合金、Ni-Cr-M
o合金、Mo-Fe-Ni合金、Mn-Fe-Ni合金など
の粉末。 (2) 金属酸化物 上記の金属の酸化物あるいはそれ以外の金属の酸化物た
とえば酸化ベリリウム、酸化マグネシウム、酸化カルシ
ウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウム、酸化ランタ
ン、酸化ガリウム、酸化インジウム、酸化セレンなど、
さらには複数の金属元素を含む酸化物すなわちNaNb
O3、SrZrO3、PbZrO3、BrTiO3、BrZ
rO3、PbTiO3、AgTaO3、BaTiO3、La
AlO3などのペロブスカイト構造の金属酸化物、Mg
Al2O4、ZnAl2O4、CoAl2O4、NiAl
2O4、NiCr2O4、FeCr2O4、MgFe2O4、F
e2O4、ZnFe2O4などのスピネル構造の金属酸化
物、MgTiO3、MnTiO3、FeTiO3、CoT
iO3、NiTiO3、LiNbO3、LiTaO3などの
イルメナイト構造の金属酸化物、Gd3GaO18、Y3F
e5O8などのガーネット構造の金属酸化物などの粉末。 (3) 金属炭化物 炭化ケイ素、炭化チタン、炭化タンタル、炭化クロム、
炭化モリブテン、炭化ハフニウム、炭化ジルコニウム、
炭化ホウ素などの金属炭化物の粉末。 (4) 金属窒化物 窒化ケイ素、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化チタ
ンなどの金属窒化物の粉末。 (5) 金属ホウ化物 ホウ化チタン、ホウ化ジルコニウム、ホウ化ランタンな
どの金属ホウ化物の粉末。 (6) 上記(1) 〜(5) の表面変性物 具体的には上記の(1) 〜(5) の粉末をカップリング剤、
界面活性剤、重合性モノマーなどで表面処理したもの。 (7) 上記(1) 〜(6) の混合物 本発明においては、セラミックス粉末または金属粉末の
粒径は特に制限されないが、これらの粉末は100μm
以下の平均粒径を有することが好ましい。さらに、成形
体の均質性の面からセラ ミックス粉末および/または
金属粉末は、40μm以下の平均粒径を有することが好
ましい。
いは金属粉末は、公知の種々のものが広く使用でき、と
くに制限されるものではないが、具体的には、以下のよ
うな粉末が用いられる。 (1) 金属粉末 アルミニウム、シリコン、スカンジウム、イットリウ
ム、ランタニド、アクチニド、チタン、ジルコニウム、
ハフニウム、トリウム、バナジウム、ニオブ、タンタ
ル、クロム、モリブテン、タングステン、マンガン、テ
クネチウム、レニウム、コバルト、ニッケル、ルテニウ
ム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、
白金、銅、銀、鉄、金、亜鉛、カドミウム、タリウム、
ゲルマニウム、スズ、鉛、ヒ素、アンチモン、ビスマ
ス、テルル、ポロニウム、あるいはこれらの合金たとえ
ばFe-Ni合金、Ni-Cr-Fe合金、Ni-Cr-M
o合金、Mo-Fe-Ni合金、Mn-Fe-Ni合金など
の粉末。 (2) 金属酸化物 上記の金属の酸化物あるいはそれ以外の金属の酸化物た
とえば酸化ベリリウム、酸化マグネシウム、酸化カルシ
ウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウム、酸化ランタ
ン、酸化ガリウム、酸化インジウム、酸化セレンなど、
さらには複数の金属元素を含む酸化物すなわちNaNb
O3、SrZrO3、PbZrO3、BrTiO3、BrZ
rO3、PbTiO3、AgTaO3、BaTiO3、La
AlO3などのペロブスカイト構造の金属酸化物、Mg
Al2O4、ZnAl2O4、CoAl2O4、NiAl
2O4、NiCr2O4、FeCr2O4、MgFe2O4、F
e2O4、ZnFe2O4などのスピネル構造の金属酸化
物、MgTiO3、MnTiO3、FeTiO3、CoT
iO3、NiTiO3、LiNbO3、LiTaO3などの
イルメナイト構造の金属酸化物、Gd3GaO18、Y3F
e5O8などのガーネット構造の金属酸化物などの粉末。 (3) 金属炭化物 炭化ケイ素、炭化チタン、炭化タンタル、炭化クロム、
炭化モリブテン、炭化ハフニウム、炭化ジルコニウム、
炭化ホウ素などの金属炭化物の粉末。 (4) 金属窒化物 窒化ケイ素、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化チタ
ンなどの金属窒化物の粉末。 (5) 金属ホウ化物 ホウ化チタン、ホウ化ジルコニウム、ホウ化ランタンな
どの金属ホウ化物の粉末。 (6) 上記(1) 〜(5) の表面変性物 具体的には上記の(1) 〜(5) の粉末をカップリング剤、
界面活性剤、重合性モノマーなどで表面処理したもの。 (7) 上記(1) 〜(6) の混合物 本発明においては、セラミックス粉末または金属粉末の
粒径は特に制限されないが、これらの粉末は100μm
以下の平均粒径を有することが好ましい。さらに、成形
体の均質性の面からセラ ミックス粉末および/または
金属粉末は、40μm以下の平均粒径を有することが好
ましい。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明するが、
本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
【0025】
【実施例1】酸化アルミニウム粉末(平均粒径0.6μ
m)60体積%に、ポリプロピレンカーボネート(Mn
20000)15体積%と、次の構造を持つエポキシ化
合物
m)60体積%に、ポリプロピレンカーボネート(Mn
20000)15体積%と、次の構造を持つエポキシ化
合物
【0026】
【化1】
【0027】15体積%と、ステアリン酸10体積%と
からなるバインダーを添加し、加圧型ニーダーにて、1
50℃で30分間混練した。得られた混練物を3mm角程
度の大きさに粉砕した。続いてこの組成物を温度160
℃、金型温度40℃、射出圧力1000kg/cm2の条件
で射出成形し、4.5×5.5×55mmの予備成形体を
得た。得られた予備成形体をX線非破壊検査したとこ
ろ、この予備成形体中にクラックなどの欠陥が無いこと
がわかった。次いでこの予備成形体を0〜100℃まで
を昇温速度30℃/時間の昇温速度で、100〜350
℃までを20℃/時間の昇温速度で、350〜440℃
までを30℃/時間の昇温速度で、窒素雰囲気中で昇温
させ、合計で約19時間で予備成形体を加熱して脱脂し
た。得られた脱脂体を再びX線非破壊検査により調べた
が、全ての脱脂体において、欠陥は認められなかった。
からなるバインダーを添加し、加圧型ニーダーにて、1
50℃で30分間混練した。得られた混練物を3mm角程
度の大きさに粉砕した。続いてこの組成物を温度160
℃、金型温度40℃、射出圧力1000kg/cm2の条件
で射出成形し、4.5×5.5×55mmの予備成形体を
得た。得られた予備成形体をX線非破壊検査したとこ
ろ、この予備成形体中にクラックなどの欠陥が無いこと
がわかった。次いでこの予備成形体を0〜100℃まで
を昇温速度30℃/時間の昇温速度で、100〜350
℃までを20℃/時間の昇温速度で、350〜440℃
までを30℃/時間の昇温速度で、窒素雰囲気中で昇温
させ、合計で約19時間で予備成形体を加熱して脱脂し
た。得られた脱脂体を再びX線非破壊検査により調べた
が、全ての脱脂体において、欠陥は認められなかった。
【0028】さらに、得られた脱脂体を200℃/時間
の昇温速度で1600℃まで昇温し、2時間焼結してセ
ラミックス成形体を得た。このセラミックス成形体を、
X線非破壊検査により調べたところ、このセラミックス
成形体には、クラックなどの欠陥は含まないことがわか
った。
の昇温速度で1600℃まで昇温し、2時間焼結してセ
ラミックス成形体を得た。このセラミックス成形体を、
X線非破壊検査により調べたところ、このセラミックス
成形体には、クラックなどの欠陥は含まないことがわか
った。
【0029】
【実施例2】平均粒径0.3μmの窒化ケイ素89重量
%に、酸化イットリウム7重量%、酸化アルミニウム4
重量%を配合したセラミックス粉末を作製した。この粉
末57体積%に対し、ポリプロピレンカーボネート(M
n20000)15体積%と、次の構造を持つエポキシ
化合物18体積%と、
%に、酸化イットリウム7重量%、酸化アルミニウム4
重量%を配合したセラミックス粉末を作製した。この粉
末57体積%に対し、ポリプロピレンカーボネート(M
n20000)15体積%と、次の構造を持つエポキシ
化合物18体積%と、
【0030】
【化2】
【0031】ステアリン酸10体積%とからなるバイン
ダーを添加し、実施例1と同様の方法で射出成形し、脱
脂を行なった。続いて、この脱脂体を9kg/cm2のN2雰
囲気中で、1800℃で2時間焼結し、セラミックス成
形体を製造した。
ダーを添加し、実施例1と同様の方法で射出成形し、脱
脂を行なった。続いて、この脱脂体を9kg/cm2のN2雰
囲気中で、1800℃で2時間焼結し、セラミックス成
形体を製造した。
【0032】得られたセラミックス成形体をX線非破壊
検査したところ、全く欠陥を含まないことがわかった。
検査したところ、全く欠陥を含まないことがわかった。
【0033】
【実施例3】3モル%の酸化イットリウムを含む平均粒
径0.3μmの酸化ジルコニウム55体積%にポリエチ
レンカーボネート(Mn=40000)10体積%と、
次の構造を持ったエポキシ化合物(Mn=1000)
径0.3μmの酸化ジルコニウム55体積%にポリエチ
レンカーボネート(Mn=40000)10体積%と、
次の構造を持ったエポキシ化合物(Mn=1000)
【0034】
【化3】
【0035】25体積%と、ステアリン酸10体積%と
からなるバインダーを添加し、加圧型ニーダーにて、1
20℃で30分間混練した。この混練物を3mm角に粉砕
した後、この組成物を温度120℃、金型温度30℃、
射出圧力800kg/cm2の条件で射出成形し、5×20
×100mmの予備成形体を得た。この予備成形体をX線
非破壊検査にて調べたところ、予備成形体中には欠陥が
無いことがわかった。
からなるバインダーを添加し、加圧型ニーダーにて、1
20℃で30分間混練した。この混練物を3mm角に粉砕
した後、この組成物を温度120℃、金型温度30℃、
射出圧力800kg/cm2の条件で射出成形し、5×20
×100mmの予備成形体を得た。この予備成形体をX線
非破壊検査にて調べたところ、予備成形体中には欠陥が
無いことがわかった。
【0036】この予備成形体を空気中で0〜100℃ま
でを30℃/時間の昇温速度で、100〜350℃まで
を7℃/時間の昇温速度で、350〜440℃までを3
0℃/時間の昇温速度で昇温させ、脱脂を行なった。
でを30℃/時間の昇温速度で、100〜350℃まで
を7℃/時間の昇温速度で、350〜440℃までを3
0℃/時間の昇温速度で昇温させ、脱脂を行なった。
【0037】さらに、得られた脱脂体を200℃/Hの
昇温速度で1500℃まで昇温し、1時間焼結してセラ
ミックス成形体を得た。得られたセラミックス成形体
を、X線非破壊検査で調べたところ、このセラミックス
成形体にはクラックなどの欠陥は全く見られなかった。
昇温速度で1500℃まで昇温し、1時間焼結してセラ
ミックス成形体を得た。得られたセラミックス成形体
を、X線非破壊検査で調べたところ、このセラミックス
成形体にはクラックなどの欠陥は全く見られなかった。
【0038】
【実施例4】0.3重量%の炭化ホウ素を含む平均粒径
0.7μmの炭化ケイ素粉末57体積%にポリプロピレ
ンカーボネート(Mn=10000)13体積%と、次
の構造を持ったエポキシ化合物、
0.7μmの炭化ケイ素粉末57体積%にポリプロピレ
ンカーボネート(Mn=10000)13体積%と、次
の構造を持ったエポキシ化合物、
【0039】
【化4】
【0040】20体積%と、ベヘニン酸10体積%とか
らなるバインダーを添加し、実施例1と同様の方法で、
セラミックス成形体製造用組成物を得た。この組成物を
50mmφ押出機で160℃の温度で押出成形し、5mmφ
の丸棒状のセラミックス予備成形体を作製した。この丸
棒を長さ10cmに切り出し、X線非破壊検査したところ
欠陥はないことがわかった。
らなるバインダーを添加し、実施例1と同様の方法で、
セラミックス成形体製造用組成物を得た。この組成物を
50mmφ押出機で160℃の温度で押出成形し、5mmφ
の丸棒状のセラミックス予備成形体を作製した。この丸
棒を長さ10cmに切り出し、X線非破壊検査したところ
欠陥はないことがわかった。
【0041】この予備成形体を、窒素雰囲気中で、0〜
100℃までを30℃/時間の昇温速度で、100〜3
50℃までを10℃/時間の昇温速度で、350〜43
0℃までを30℃/時間の昇温速度で昇温して脱脂し
た。
100℃までを30℃/時間の昇温速度で、100〜3
50℃までを10℃/時間の昇温速度で、350〜43
0℃までを30℃/時間の昇温速度で昇温して脱脂し
た。
【0042】次に得られた脱脂体を圧力2kg/cm2のア
ルゴン雰囲気中で、室温から2100℃まで400℃/
時間で昇温し、2100℃で2時間保持して焼結させて
セラミックス成形体を得た。
ルゴン雰囲気中で、室温から2100℃まで400℃/
時間で昇温し、2100℃で2時間保持して焼結させて
セラミックス成形体を得た。
【0043】このセラミックス成形体を、X線非破壊検
査により調べたところ、この成形体は5本ともすべて欠
陥のないことがわかった。
査により調べたところ、この成形体は5本ともすべて欠
陥のないことがわかった。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る成形体製造用組成物では、
有機質バインダーとして、ポリアルキレンカーボネート
とエポキシ化合物とが併用されており、脱脂後に得られ
る成形体はクラックなどの欠陥を含んでおらず、しかも
短時間で脱脂することができる。
有機質バインダーとして、ポリアルキレンカーボネート
とエポキシ化合物とが併用されており、脱脂後に得られ
る成形体はクラックなどの欠陥を含んでおらず、しかも
短時間で脱脂することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 セラミックス粉末および/または金属粉
末と有機質バインダーとからなり、該有機質バインダー
がポリアルキレンカーボネートと、分子中に1個以上の
エポキシ基を含む化合物とを必須成分として含むことを
特徴とする成形体製造用組成物。 - 【請求項2】 有機質バインダーが20〜65体積%の
量で存在していることを特徴とする請求項第1項に記載
の成形体製造用組成物。 - 【請求項3】 有機質バインダーが、ポリアルキレンカ
ーボネート10〜80体積%とエポキシ化合物20〜9
0体積%とからなる請求項第1項に記載の成形体製造用
組成物。 - 【請求項4】 有機質バインダーが分子量Mn100〜
20000のエポキシ化合物を含むことを特徴とする請
求項第1項または第2項に記載の成形体製造用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9188365A JP2901940B2 (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 成形体製造用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9188365A JP2901940B2 (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 成形体製造用組成物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63083886A Division JP2807463B2 (ja) | 1988-04-05 | 1988-04-05 | 成形体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1081560A true JPH1081560A (ja) | 1998-03-31 |
JP2901940B2 JP2901940B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=16222351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9188365A Expired - Lifetime JP2901940B2 (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 成形体製造用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2901940B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011149537A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Kyocera Corp | 非接触型シールリングおよびこれを用いた軸封装置 |
JP2012188297A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | セラミックス焼結成形用樹脂組成物 |
JP2013209276A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-10-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 酸化亜鉛系焼結体の製造方法およびターゲット |
-
1997
- 1997-07-14 JP JP9188365A patent/JP2901940B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011149537A (ja) * | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Kyocera Corp | 非接触型シールリングおよびこれを用いた軸封装置 |
JP2012188297A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | セラミックス焼結成形用樹脂組成物 |
JP2013209276A (ja) * | 2012-03-02 | 2013-10-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 酸化亜鉛系焼結体の製造方法およびターゲット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2901940B2 (ja) | 1999-06-07 |
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Legal Events
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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