JPH1080954A - ドライフィルム化した光硬化性樹脂または光分離性樹脂を用いた光造形装置と方法 - Google Patents

ドライフィルム化した光硬化性樹脂または光分離性樹脂を用いた光造形装置と方法

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JPH1080954A
JPH1080954A JP8239009A JP23900996A JPH1080954A JP H1080954 A JPH1080954 A JP H1080954A JP 8239009 A JP8239009 A JP 8239009A JP 23900996 A JP23900996 A JP 23900996A JP H1080954 A JPH1080954 A JP H1080954A
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light
film
photo
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JP8239009A
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Hidetoshi Watanabe
英俊 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性が良く、安全性が高く、製作時間が短
かくさらに収率が高い光造形法を確立すること。 【解決手段】 ロール式光造形装置にはUV照射部を挟
んで送り出しロールと巻き取りロールが配置され、UV
照射部は昇降自在のエレベーター上に配置されたプラッ
トフォームとプラットフォーム上に搬送されてくるドラ
イフィルムにUV照射をするためのUVレーザーなどが
設けられている。ドライフィルム化した光(UVなど)
硬化性樹脂または光分離性樹脂に、UV照射部で樹脂の
必要部分のみに光を照射し、光を照射したドライフィル
ムを順次積層し、該ドライフィルム積層物から未硬化部
分または未分離部分を除去する方法である。造形物の作
製時間の短縮化と原材料ドライフィルムからの収率の向
上が図れ、同時に造形物の周囲の現像により溶解する不
要部分(未照射部)が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライフィルム化
した光硬化性樹脂または光分離性樹脂を用いて光造形物
を作成する装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザーの要求が多様化、高度化するに
伴い、各種造形物の多品種少量生産あるいは製品の短納
期化が進んでいるが、このような要求に対応すべくCA
D、CAM又はCAEなどコンピュータ利用の設計法が
広く使われている。
【0003】このような状況の中で3次元CADにより
得られるデータを用いて、目的物の実体モデルを簡単に
作製する技術として光造形法が開発された。光造形法は
目的の形状のマスクを通して光を感光性材料に照射して
薄膜状に硬化させ、それを積層して立体形状にする方法
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光造形法では、
液状の紫外線(UV)硬化性樹脂を原材料として使用し
ている(ここでは、短波長域の可視光硬化性樹脂も紫外
線(UV)硬化性樹脂に含める。)。この場合、以下の
ような問題点がある。 (1)取り扱い性が良くない。 (2)動作時間がかかる。 (3)重合反応に際し、樹脂と空気とが接触しており樹
脂の重合を阻害する酸素が樹脂液表面に存在するために
酸素阻害がある。 (4)造形物の形状によっては、変形や倒れを防止する
ためのサポートが必要となる。
【0005】(1)取り扱い性については、具体的には
次のような不具合がある。 液体を反応槽に流し込むなど、ハンドリングが面倒で
あり、液体を装置外部にこぼすと、その除去等でも多大
の労力がかかる。 臭いが問題になることが多い。特に、オフィス環境で
は大きな問題となる。 樹脂が液状であるため、該液が作業者の目に入る、皮
膚に付くなどの危険性があり、安全性に問題がある。
【0006】(2)動作時間に関する問題点は次のよう
なことである。 図7(「画像処理産業応用総覧(上)」p160より
転記)に示す自由液面法が知られている。この方法はエ
レベータ51に取り付けられたプラットフォーム52を
光硬化性樹脂液53中に浸した後、プラットフォーム5
2をわずかに樹脂液53の液面から出る高さに設定して
(レベリング)、プラットフォーム52上の薄い樹脂液
53に紫外線を照射して硬化薄膜層54aをプラットフ
ォーム52上に形成させて、さらにこの硬化薄膜54a
を再度樹脂液53中に浸した後、再びわずかに液面から
出る高さにレベリングし、前記硬化薄膜層54a上に次
の樹脂液53から形成される硬化薄膜層54bを形成さ
せる。この工程を繰り返し、硬化薄膜層の積層体からな
る立体形状の造形物54cを得る方法である。
【0007】この方法を用いると、各硬化薄膜層54a
〜54cを形成する毎に液表面のレベリング工程が必要
であり、時間がかかる。 図8(「高速3次元成型の基礎」p387より転記)
には規制液面法についての説明図を示すが、この方法は
エレベータ(図示せず)に取り付けられたプラットフォ
ーム61の下側に付着した光硬化性樹脂液62を透明な
床材63を介して床材63の下方から紫外線を照射して
硬化させ、その後、少しだけプラットフォーム61を上
げて次の硬化層64aを形成させる工程を繰り返して立
体形状の目的の造形物64bを得る方法である。
【0008】この方法を用いると、液表面の樹脂液62
のレベリング時間は不要であるが、透明な床材63と造
形物64aの境界部分を各硬化層64a・・・毎にはが
す必要があり、プロセスとしては難しい作業である。ま
た、製作中のパーツは、プラットホームにぶら下がった
状態なので、樹脂の強度が問題になる場合がある。
【0009】(3)の重合反応に際して酸素阻害がある
ことに関しての具体的な不具合は、例えば次の通りであ
る。 自由液面法だと、照射中の樹脂液53表面はオープン
スペースなので空気と接触しており酸素が多く存在し、
この酸素がラジカル重合を阻害(酸素阻害)し易くな
る。これを防ぐために高出力のUV光源を用いたり、樹
脂液53が入った反応槽55の回りの雰囲気を不活性ガ
スにするなどの対策が必要となる。 規制液面法では、オープンスペースがないので酸素阻
害は無いが、透明な床材63をUV光が通過する際に、
透明な床材63がUVを吸収することにより、実効的な
露光エネルギーが減少する。
【0010】(4)の造形物の変形や倒れを防止するた
めのサポートとは図9に示すように、一度の光照射では
積層されたテーブル状の造形樹脂71は充分硬化しない
ので、例えばそのテーブル台部分71aにそりが発生す
ることがあり、それを防ぐためにサポート部材72を用
意することが必要となり、そのためにつぎのような問題
が生じる。 造形物の最適形状、最適強度を計算の上、CAD入力
する必要があるが、サポート部材72まで考慮に入れた
作業をする必要があり、その作業時間が膨大である。 光照射時にサポート部材72分の樹脂を硬化させるた
めの照射時間が必要となる。 造形物完成後に、このサポート部材72を除去する必
要があり、この除去作業が難しく、時間もかかる。場合
によっては、除去のし易さも考慮してサポート部材72
を設計する必要がある。
【0011】このような多くの問題点が従来の光造形法
を非常に使いづらいものとしている。そこで本発明の課
題は作業性が良く、安全性が高く、製作時間の短かくさ
らに収率が高い光造形法を確立することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は次の
構成によって解決される。ドライフィルム化した光硬化
性樹脂または光分離性樹脂に、光を照射して必要部分を
硬化または分離させ、これを積層することにより3次元
造形物を作る光造形装置において、ドライフィルム化し
た光硬化性樹脂または光分離性樹脂とドライフィルム化
した光硬化性樹脂または光分離性樹脂を搬送、位置決め
する手段と光を必要部分のみに照射する手段と光を照射
したドライフィルムを順次積層していく手段とドライフ
ィルム積層物から未硬化部分または分離部分を除去する
手段を備えたことを特徴とするドライフィルム化した光
硬化性樹脂または光分離性樹脂を用いた光造形装置、ま
たは、
【0013】ドライフィルム化した光硬化性樹脂または
光分離性樹脂に、光を照射して必要部分を硬化または分
離させ、これを積層することにより3次元造形物を作る
光造形方法において、ドライフィルム化した光硬化性樹
脂または光分離性樹脂を搬送して光照射部に位置決め
し、該光照射部で光硬化性樹脂または光分離性樹脂の必
要部分のみに光を照射し、光を照射したドライフィルム
を順次積層し、該ドライフィルム積層物から未硬化部分
または分離部分を除去することを特徴とするドライフィ
ルム化した光硬化性樹脂または光分離性樹脂を用いた光
造形方法である。
【0014】本発明のドライフィルム化した光硬化性樹
脂または光分離性樹脂とは紫外線(UV)硬化性樹脂ま
たはUV分離性樹脂であり、UV硬化性樹脂としては例
えばエポキシアクリレート、ウレタンアクリレートなど
をベースとするラジカル重合型又は、カチオン重合型の
感光性樹脂である。また、UV分離性樹脂としては、低
分子量アクリル樹脂やフェノール・ノボラック樹脂など
がある。上記光重合性プレポリマーに加え、反応希釈
剤、光開始剤、各種添加剤(増感剤、安定剤、脱臭剤)
等をドライフィルム成分に加えることができる。ドライ
フィルムは厚み数10μm〜数100μmが適当であ
る。また、造形物の高さ方向の分離能の必要性に応じ、
フィルム厚の異なるものを適宜使用することも可能であ
る。
【0015】照射光としてはUV硬化性樹脂が多く入手
可能なことからUVが適しているが、照射光はUVに限
らず、樹脂の性質に応じて必要な照射光を用いることが
できる。UVなどの照射光の樹脂への照射は予めCAD
などで設定される。
【0016】UV光源/照射系としては、 UVレーザー/X−Yスキャニング系(カルバノ系、
プロッター系)、 UVランプ/マスク系(Crマスク、液晶シャッタ
ー、トナー像マスクなど)を使用することができる。
【0017】ドライフィルムは次の本発明の実施例に示
したようにロール状のものまたはシート状のものの
どちらでも使用可能である。
【0018】ドライフィルムの積層手段としては、 積層物を順次1回の厚み分だけ下げ、UV光源から照
射面までの距離を一定に保つ方法(上方より、UV光を
照射する場合)、 積層面の高さが増すごとに、UV光源も移動させ、照
射面までの距離を一定に保つ方法、 積層物の高さが増すごとに、UV照射系の補正を行い
常に照射面にフォーカスされる様にする方法、 などが用いられる。
【0019】また、硬化性樹脂または分離性樹脂の光照
射の後の不要部分すなわち、硬化性樹脂では未硬化部
分、分離性樹脂では分離部分の除去方法としては、 薬液により未硬化部分または未分離部分を溶解する方
法 高圧エアー、高圧水などを吹きつけ、物理的(機械
的)に未硬化部分または未分離部分を除去する方法 を用いることができる。
【0020】UV硬化性樹脂によっては、造形物の表面
にタッキングが残ることもあり得る(ラジカル重合型な
ど)。場合によっては、後処理としてポストキュア(U
V照射)を行ってもよい。ポストキュアには、高出力の
UVランプによる照射、不活性ガス中でのUV照射等が
有効である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を詳細に説明
する。ドライフィルム(感光性樹脂組成物をフィルム状
にしたもの)化したUV硬化性樹脂を用いた光造形法の
実施態様を図1〜図3に示す。
【0022】図1に示す方法は連続式(ロール式)の光
造形装置図であり、UV照射部1を挟んで、送り出しロ
ール2と巻き取りロール3が配置されている。UV照射
部1は昇降自在のエレベーター5とその上に配置された
プラットフォーム6とプラットフォーム6の上方からプ
ラットフォーム6上に搬送されてくるドライフィルム8
にUV照射をするためのUVレーザー10とAOM11
と光学系機器12とX−Yスキャナー13が配置されて
いる。また、プラットフォーム6上に搬送されて来たド
ライフィルム8をその下にあるUV硬化処理済みの樹脂
層に圧着するためのシート圧着ロール18と圧着された
ドライフィルム8をプラットフォーム6上でトリミング
するトリミング部材(カッター)15と、ドライフィル
ム8上の表面フィルム16を剥離するための表面フィル
ム除去部材17とUV照射部1に送られてくるドライフ
ィルム8を配置している。
【0023】ドライフィルム8は、通常図2に示すよう
に感光性樹脂組成物層21表面をカバーする表面フィル
ム16と裏面フィルム22でサンドイッチ状の3層構造
をしている。
【0024】3層構造のドライフィルム8をロール状と
し、図1に示す送り出しロール2にセットし、送り出し
ロール2の近傍に配置されている裏面フィルム巻き取り
ローラー23で裏面フィルム22を巻き取りながらUV
照射部1に送り出す。UV照射部1では表面フィルム1
6を通して樹脂層21部分の予め設定された領域にUV
を照射して樹脂を硬化させる。その後トリミング部材1
5でトリミングし、更に表面フィルム16を除去する。
その後、エレベータ5をドライフィルム8の厚さ分だけ
下降させて次のドライフィルム8をUV照射部1にセッ
トして、シート圧着ロール18によりUV硬化済みの樹
脂層21に圧着させ、前記硬化した樹脂層21上の所定
領域にUVを照射する。このようにドライフィルム8を
順次、UV照射部に送り出してはUV照射を繰り返して
UV照射樹脂積層体25を得る。
【0025】UV照射部1を経由した後のフィルムは巻
き取りロール3で巻き取られる。UVを照射してドライ
フィルム8の感光樹脂層21上に描画する方法は、U
Vレーザー/X−Yスキャニング(図1)による方法と
UVランプ/マスクによる方法がある。また、ドライ
フィルム8のトリミングはカッターでなくレーザーで行
っても良い。
【0026】最終工程として、UV照射樹脂積層体25
から立体形状の造形物の周囲の不要部を除去する。これ
には薬液による溶解、高圧エアー、高圧水などによ
る物理的除去などの方法が適する。なお、造形物の表面
にタックが残る場合には、ポストキュアー等を施すこと
もある。これには、高出力UVランプによる全体照射
法と不活性ガス中でのUV照射法などが適する。
【0027】図3には切り出しシート式の光造形装置の
概略図を示す。この方法は、予め、同一形状(例えば正
方形)に表面フィルム16と感光性樹脂層21と裏面フ
ィルム22からなる3層構造のドライフィルム8のシー
トを切り出し、これを積層していくタイプである。この
方法は図1の連続式の方法に比較して、トリミングが不
要であり、また、不要なシート部(額ぶち部)が無い利
点がある。
【0028】UV照射部31には昇降自在のエレベータ
ー5上に配置されたプラットフォーム6とプラットフォ
ーム6上に配置される感光性樹脂層21にUV照射をす
るための図示しないUVレーザーとAOMと光学系機器
とX−Yスキャナーが配置されている。また、プラット
フォーム6上のドライフィルム8をセットする前に裏面
フィルム23を剥離するための裏面フィルム除去部材1
7とプラットフォーム6上にセットされたドライフィル
ム8から表面フィルム16を剥離するための表面フィル
ム除去部材33およびドライフィルム8をその下にある
UV硬化処理済みの樹脂に圧着するためのシート圧着ロ
ール34が配置されている。
【0029】予めローダー部35に積み重ねられている
同一形状に切り出されたシート状のドライフィルム8か
ら、裏面フィルム23と表面フィルム16を取り除き、
UV照射部31にセットする。そして図1で説明したと
同一の手順で造形物を作製する。
【0030】図3の方法で造形物を作製する場合には、
造形物の高さ方向で各ドライフィルム8の厚みを変える
ことも可能である。図4を用いてこのことを説明する。
図4(a)はカップ形状物のシート積層状態を示し、図
4(b)はカップ形状物の斜視図である。カップ形状物
を作製する場合に土台部分は直方体形状であるので、厚
いシートを用いることができる。しかし、カップの曲面
形状部分は分解能を上げて薄いシートを使用する。こう
して、造形物の作製時間の短縮が可能となる。
【0031】このように本発明によれば次のような作用
効果がある。 (1)UV硬化性樹脂のドライフィルム化により、作製
途中のハンドリング及び不要部分の廃棄など、取り扱い
が容易になった。 (2)UV硬化性樹脂のドライフィルム化により、液体
樹脂液のような臭み、液体の漏洩による危険性が減少
し、オフィス環境でも造形物を作製することができるよ
うになった。 (3)最終工程の現像(溶解)まで、不要部分(未照射
部)も残り、安定した形状を維持することができる。そ
のため、図9で説明したような逆テーパー等の形状に不
可欠であったサポートの設計、作り込み、除去の作業が
不要となる。このため、大幅な作製時間の短縮が達成さ
れた。 (4)自由液面法のように液面(照射面)のレベリング
が不要となり、このために必要な時間の短縮が達成され
た。 (5)ドライフィルムの表面フィルムを残した状態でU
V照射を行えるので、空気が遮断される。このため、ド
ライフィルムの重合時における酸素阻害作用を防止で
き、作製時間短縮及び良好なUV硬化が達成された。 (6)図9に示すサポートや土台部(プラットフォーム
との接触部)が不要なので、ドライフィルムを積層した
空間内に複数の造形物をつくることが可能である。
【0032】すなわち、図5に示すように、小さな造形
物Aをドライフィルム8の積層体B内に多数作製するこ
とができ、また図6に示すように、異なる形状の造形物
1、C2及びC3を同一積層体B内にはめ込むようにし
て形成することが可能となる。
【0033】こうして1個あたりの造形物の作製時間の
短縮化と原材料ドライフィルムからの収率の向上が図
れ、同時に造形物の周囲の現像により溶解する不要部分
(未照射部)の軽減が達成された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の光造形装置の概略図であ
る。
【図2】 本発明の一実施例の光造形装置に用いられる
ドライフィルムの構成図である。
【図3】 本発明の一実施例の光造形装置の概略図であ
る。
【図4】 本発明の一実施例の造形物の形状に応じて各
ドライフィルムの厚みを変えることを説明する図であ
る。
【図5】 本発明の一実施例の同一形状の造形物を同一
感光性樹脂積層体内部に多数作製することを説明する図
である。
【図6】 本発明の一実施例の異なる形状の造形物を同
一感光性樹脂積層体内部に多数作製することを説明する
図である。
【図7】 自由液面法により造形物を作製する手順を説
明する図である。
【図8】 規制液面法により造形物を作製する手順を説
明する図である。
【図9】 従来の自由液面法により造形物を作製する場
合の不具合を説明する図である。
【符号の説明】
1 UV照射部 2 送り出しロール 3 巻き取りロール 5 エレベーター 6 プラットフォーム 8 ドライフィルム 10 UVレーザー 11 AOM 12 光学系機器 13 X−Yスキャ
ナー 15 トリミング部材 16 表面フィルム 17 表面フィルム除去部材 18 シート圧着ロ
ール 21 感光性樹脂組成物層 22 裏面フィルム 23 巻き取りローラー 25 UV照射樹脂
積層体 31 UV照射部 23 表面フィルム
除去部材 34 シート圧着ロール 35 ローダー部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライフィルム化した光硬化性樹脂また
    は光分離性樹脂に、光を照射して必要部分を硬化または
    分離させ、これを積層することにより3次元造形物を作
    る光造形装置において、 ドライフィルム化した光硬化性樹脂または光分離性樹脂
    と、 ドライフィルム化した光硬化性樹脂または光分離性樹脂
    を搬送、位置決めする手段と、 光を必要部分のみに照射する手段と、 光を照射したドライフィルムを順次積層していく手段
    と、 ドライフィルム積層物から未硬化部分または分離部分を
    除去する手段を備えたことを特徴とするドライフィルム
    化した光硬化性樹脂または光分離性樹脂を用いた光造形
    装置。
  2. 【請求項2】 ドライフィルム化した光硬化性樹脂また
    は光分離性樹脂に、光を照射して必要部分を硬化または
    分離させ、これを積層することにより3次元造形物を作
    る光造形方法において、 ドライフィルム化した光硬化性樹脂または光分離性樹脂
    を搬送して光照射部に位置決めし、該光照射部で光硬化
    性樹脂または光分離性樹脂の必要部分のみに光を照射
    し、光を照射したドライフィルムを順次積層し、該ドラ
    イフィルム積層物から未硬化部分または分離部分を除去
    することを特徴とするドライフィルム化した光硬化性樹
    脂または光分離性樹脂を用いた光造形方法。
JP8239009A 1996-09-10 1996-09-10 ドライフィルム化した光硬化性樹脂または光分離性樹脂を用いた光造形装置と方法 Pending JPH1080954A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003517385A (ja) * 1998-01-05 2003-05-27 ソリッディメンション リミテッド 三次元物体を製作するための方法と装置
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JP6194991B1 (ja) * 2016-07-29 2017-09-13 富士ゼロックス株式会社 造形物受注管理制御装置、造形物受注管理プログラム

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