JPH1080740A - 蓋体の製造装置及び製造方法 - Google Patents

蓋体の製造装置及び製造方法

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JPH1080740A
JPH1080740A JP23780496A JP23780496A JPH1080740A JP H1080740 A JPH1080740 A JP H1080740A JP 23780496 A JP23780496 A JP 23780496A JP 23780496 A JP23780496 A JP 23780496A JP H1080740 A JPH1080740 A JP H1080740A
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JP
Japan
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pull cap
cap
pull
lid
outer periphery
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JP23780496A
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English (en)
Inventor
Masamichi Kaneko
正道 金子
Hidetoshi Konno
秀俊 近野
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NIPPON TETRA PACK KK
Nihon Tetra Pak KK
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NIPPON TETRA PACK KK
Nihon Tetra Pak KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プルキャップを蓋(ふた)本体に取り付けてサ
ブアッセンブリを形成する作業を簡素化する。 【解決手段】プラスチックシートに、プルキャップに対
応する形状の複数のプルキャップ成形部を複数列で連続
的に形成することによって、プルキャップシート53を
形成するシート成形手段と、プルキャップシート53を
カットして複数のプルキャップウェブ58を形成するス
リッタと、プルキャップの外周抜きを行うトリミング手
段と、プルキャップの外周抜きとほぼ同期させて蓋本体
を搬送する蓋本体搬送手段と、外周抜きが行われたプル
キャップを蓋本体に取り付けるプルキャップ取付手段と
を有する。外周抜きとほぼ同期させて蓋本体が搬送さ
れ、外周抜きが行われたプルキャップがプルキャップ取
付手段によって蓋本体に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋(ふた)体の製
造装置及び製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、液体食品を収容する包装
容器においては、円筒状の容器本体内を滅菌して無菌状
態にし、液体食品を充填(てん)した後、サブアッセン
ブリとして形成された蓋体によって容器本体を密封する
ようにしている。そして、前記蓋体は、蓋本体にあらか
じめ開口部を形成し、該開口部を覆うようにプルキャッ
プを蓋本体に取り付け、前記開口部の内周縁とプルキャ
ップの外周縁との間でシールを行うようにしている。
【0003】この場合、プラスチックシートが加熱さ
れ、真空圧空成形法等のシート成形技術によって前記蓋
本体が形成されるが、蓋本体の形状に対応する蓋本体成
形部の成形と同時に、外周抜き用の刃物が組み込まれた
成形金型によって蓋本体の外周抜きが行われる。また、
同時に、蓋本体に開口部を形成するためのプレスも行わ
れる。
【0004】そして、このようにして形成された蓋本体
は、スタックされ、蓋体組立装置に搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の蓋体の製造方法においては、前記プルキャップを蓋
本体と同様のシート成形技術によって形成しようとする
と、プルキャップに対応する形状のプルキャップ成形部
が成形されるのと同時にプルキャップの外周抜きが行わ
れることになるが、プルキャップが蓋本体に比べて小さ
く、かつ、軽いので、外周抜きが行われたプルキャップ
を蓋体組立装置に搬送するのが困難になるとともに、プ
ルキャップと前記蓋本体との位置合せを行うのが困難に
なる。したがって、プルキャップを蓋本体に取り付けて
サブアッセンブリを形成する作業が煩わしくなってしま
う。
【0006】本発明は、前記従来の蓋体の製造方法の問
題点を解決して、プルキャップを蓋本体に取り付けてサ
ブアッセンブリを形成する作業を簡素化することができ
る蓋体の製造装置及び製造方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の蓋
体の製造装置においては、プラスチックシートに、プル
キャップに対応する形状の複数のプルキャップ成形部を
複数列で連続的に形成することによって、プルキャップ
シートを形成するシート成形手段と、前記プルキャップ
シートをカットして複数のプルキャップウェブを形成す
るスリッタと、前記プルキャップウェブからプルキャッ
プの外周抜きを行うトリミング手段と、前記プルキャッ
プの外周抜きとほぼ同期させて蓋本体を搬送する蓋本体
搬送手段と、外周抜きが行われたプルキャップを前記蓋
本体に取り付けるプルキャップ取付手段とを有する。
【0008】本発明の蓋体の製造方法においては、プル
キャップに対応する形状の複数のプルキャップ成形部が
連続的に形成されたプルキャップウェブをトリミング手
段に送り、該トリミング手段によって前記プルキャップ
の外周抜きを行い、前記プルキャップの外周抜きとほぼ
同期させて蓋本体を搬送し、外周抜きが行われたプルキ
ャップをプルキャップ取付手段によって前記蓋本体に取
り付ける。
【0009】本発明の他の蓋体の製造方法においては、
さらに、前記プルキャップウェブは、位置決め用のパイ
ロット穴を備え、該パイロット穴によって位置決めが行
われる。本発明の更に他の蓋体の製造方法においては、
さらに、プラスチックシートに複数のプルキャップ成形
部を複数列で連続的に形成することによってプルキャッ
プシートを形成し、該プルキャップシートをカットして
複数のプルキャップウェブを形成し、前記蓋本体を複数
列で並列させて供給する。
【0010】そして、前記複数のプルキャップウェブ
を、複数列の蓋本体の搬送幅に対応させて搬送する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図2は本発明の
実施の形態における蓋体の平面図、図3は本発明の実施
の形態における蓋体のスタック状態図、図4は本発明の
実施の形態における蓋本体の斜視図、図5は本発明の実
施の形態におけるプルキャップの斜視図、図6は本発明
の実施の形態におけるプルキャップの側面図である。
【0012】図において、蓋体11は、円筒状の図示し
ない容器本体の上端の開口を覆う蓋本体12、及び該蓋
本体12に取り付けられたプルキャップ14から成り、
図3に示すように、複数の蓋体11を積み重ねることが
できるようになっている。前記蓋本体12は、ガスバリ
ヤ性(特に酸素に対するバリヤ性)を有するプラスチッ
クシートから成り、例えば、PP(ポリプロピレン)/
EVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)/PP
の多層構造を有するシートを、真空圧空成形法によって
成形することにより形成される。なお、EVOHは酸素
に対するバリヤ性を有する。
【0013】また、プルキャップ14は、ガスバリヤ性
(特に酸素に対するバリヤ性)を有するプラスチックシ
ートから成り、例えば、PP/EVOH/PPの一方の
面にイージーピール層が、他方の面に、例えば、ポリカ
ーボネートのような耐熱性の高い樹脂層がそれぞれ被覆
された多層構造を有するシートを、前記真空圧空成形法
によって成形することにより形成される。この場合、前
記イージーピール層は蓋本体12と対向する側に形成さ
れる。
【0014】ところで、図4に示すように、該蓋本体1
2は、円形の頂部17、該頂部17の周縁から下方に延
び、前記容器本体の上縁を包囲するスカート部18、前
記頂部17から下方に突出させて形成された第1溝部1
9、該第1溝部19より更に下方に突出させて形成され
た第2溝部13、及び該第2溝部13より更に下方に突
出させて形成された第3溝部10から成り、前記第1溝
部19にほぼ三角形状の開口部16が形成される。
【0015】また、図5及び6に示すように、前記プル
キャップ14は、前記蓋本体12の開口部16を覆って
シールが行われるシール部20、及び該シール部20と
一体に形成されたプルタブ部21から成り、前記シール
部20は、前記開口部16の周縁に沿って延びるフラン
ジ部22、及び該フランジ部22の内側に形成され、前
記開口部16を貫通して下方に延び、開口部16とほぼ
同じ形状を有する溝部23から成る。
【0016】そして、前記プルキャップ14のシール部
20の周囲には、第1溝部19と第3溝部10とを区画
する一対の壁部25、26が前記頂部17によって形成
されるが、前記プルタブ部21の周囲には壁部は形成さ
れない。したがって、前記プルタブ部21を容易に摘
(つま)んで、プルキャップ14を蓋本体12から引き
剥(は)がすことができる。なお、プルタブ部21に
は、プルキャップ14を蓋本体12から引き剥がすとき
に、プルタブ部21を一層摘みやすくするための複数の
凸条64が形成される。
【0017】次に、前記構成のプルキャップ14の製造
方法について説明する。図1は本発明の実施の形態にお
けるプルキャップシートのカット状態を示す図、図7は
本発明の実施の形態におけるプルキャップシートの部分
平面図、図8は本発明の実施の形態における蓋体組立装
置の平面図、図9は本発明の実施の形態における蓋体組
立装置の正面図、図10は本発明の実施の形態における
蓋体組立装置の要部拡大図、図11は本発明の実施の形
態における外周抜きが行われたプルキャップの平面図で
ある。
【0018】図において、52はシート成形手段として
のプルキャップ成形機である。該プルキャップ成形機5
2において、図示しないプラスチックシートが真空圧空
成形法によって成形され、プルキャップシート53が形
成される。該プルキャップシート53には、図7に示す
ように、プルキャップ14に対応する形状のプルキャッ
プ成形部54が、10列×2個ずつ成形され、このと
き、同時に、前記各プルキャップ成形部54に対応させ
てパイロット穴55が、各列間にカットライン56がそ
れぞれ形成される。前記パイロット穴55は、各プルキ
ャップ成形部54の対角線上に位置させられ、各列ごと
に4個ずつ形成される。
【0019】なお、前記プルキャップ成形機52には、
10列×2個のプルキャップ成形部54に対応させて2
0個の図示しないキャビティ、前記各パイロット穴55
に対応させて図示しないパンチ等が配設される。続い
て、前記プルキャップシート53は、図8に示すよう
に、矢印A方向に搬送され、図示しないスリッタによっ
て前記各カットライン56に沿ってカットされて10本
のプルキャップウェブ58になり、該プルキャップウェ
ブ58は蓋体組立装置51に搬送される。
【0020】該蓋体組立装置51内においては、入口側
に10個のスプロケット73が、出口側に10個のスプ
ロケット74がそれぞれ回転自在に配設され、各スプロ
ケット73、74間に蓋本体搬送手段としてのエンドレ
スのキャリーチェーン72がそれぞれ張設される。そし
て、前記各スプロケット73、74の一方は、図示しな
いモータに連結され、該モータを駆動することによって
前記各キャリーチェーン72を走行させることができる
ようになっている。なお、本実施の形態においては、各
キャリーチェーン72を独立に配設しているが、一体化
された一つのキャリーチェーンを配設することもでき
る。
【0021】そして、前記蓋体組立装置51には、前記
キャリーチェーン72の走行方向に沿って、前記蓋本体
12を搬入するための蓋本体搬入ステーション61、前
記プルキャップ14の外周抜きを2個ずつ行うとともに
外周抜きが行われた各プルキャップ14を各蓋本体12
に取り付けるためのトリミングステーション62、外周
抜きが行われた各プルキャップ14と各蓋本体12との
シールを行う溶着ステーション63、及び各プルキャッ
プ14と各蓋本体12とのシールが行われた後の蓋体1
1を搬出するための蓋体搬出ステーション64がそれぞ
れ形成される。
【0022】前記蓋本体搬入ステーション61には、図
示しない蓋本体成形機からライン79を介してマガジン
77が矢印B方向に順次供給されるようになっている。
この場合、各蓋本体12は複数枚スタックされ、20組
のスタックされた蓋本体12がマガジン77に搭載され
る。そして、前記各蓋本体12は、反転機81によっ
て、開口部16(図4)を前記プルキャップ14の溝部
23(図5)に対応させるように各キャリーチェーン7
2上の所定位置に2個ずつセットされる。
【0023】次に、空になったマガジン77は、矢印C
方向に搬送された後、蓋本体搬入ステーション61から
ライン80を介して矢印D方向に排出され、前記蓋本体
成形機に向けて搬送される。そして、前記各キャリーチ
ェーン72は、インデックス運動によって2ステップず
つ走行させられ、各蓋本体12をトリミングステーショ
ン62に送る。
【0024】一方、前記プルキャップウェブ58は、図
1に示すように、各キャリーチェーン72によって搬送
される蓋本体12と中心を合わせるように搬送幅が広げ
られ、ローラR1によって搬送され、トリミングステー
ション62に送られる。この場合、該トリミングステー
ション62には、スプロケットR2が配設され、該スプ
ロケットR2を図示しない駆動手段によって回転させる
と、前記プルキャップウェブ58に形成された各パイロ
ット穴55が順次手繰(たぐ)られる。したがって、前
記スプロケットR2の回転数に対応する搬送速度でプル
キャップウェブ58を搬送することができる。
【0025】また、前記トリミングステーション62に
は、蓋体組立装置51の図示しないフレームに対して昇
降自在に配設された上型83、及び前記フレームに固定
され、前記上型83と共に成形金型を構成する下型84
が配設され、前記上型83及び下型84によってトリミ
ング手段が構成される。そして、前記上型83は、パン
チホルダ90、該パンチホルダ90に対して摺(しゅ
う)動自在に配設された外周抜き用の刃物、すなわち、
パンチ93、及び該パンチ93に対して前記パンチホル
ダ90を下方に付勢するスプリング91を有するととも
に、前記下型84は、前記パンチホルダ90と対向させ
て配設され、前記パンチ93を嵌(かん)入させる2個
の開口94aを有するダイス94を有する。
【0026】したがって、前記上型83を上方に移動さ
せ、スプロケットR2を回転させて上型83と下型84
との間にプルキャップウェブ58を送り、上型83を下
方に移動させると、パンチホルダ90とダイス94とに
よってプルキャップウェブ58が挟持され、続いて、パ
ンチ93を前記スプリング91の付勢力に抗して下方に
移動させると、開口94a内にパンチ93が嵌入され、
パンチ93とダイス94とによってプルキャップ14の
外周抜きが行われる。そして、外周抜きが行われた後の
トリムウェストは、図示しない巻取装置によって巻き取
られる。
【0027】また、前記下型84には、上方に向けてガ
イドピン86が形成される。該ガイドピン86は、前記
プルキャップウェブ58がパンチホルダ90によって押
されて下方に移動したときに、パイロット穴55内に進
入する。したがって、トリミングステーション62にお
けるプルキャップウェブ58の位置決め、すなわち、プ
ルキャップ成形部54とパンチ93との位置合せが行わ
れるので、プルキャップ成形部54に対応させてプルキ
ャップ14の外周抜きを行うことができる。
【0028】この場合、前記プルキャップシート53が
カットされて10本のプルキャップウェブ58になり、
該プルキャップウェブ58は、各キャリーチェーン72
によって複数列で並列させて、しかも、外周抜きとほぼ
同期させて搬送される蓋本体12と中心を合わせるよう
に搬送幅が広げられるので、プルキャップシート53の
幅をその分狭くすることができる。
【0029】さらに、各プルキャップ14の外周抜きを
行った後のトリムウェストの量を少なくすることができ
るので、プルキャップ14のコストを低くすることがで
きる。そして、外周抜きが行われた後のプルキャップ1
4を蓋本体12に取り付けるために、前記パンチ93に
はプルキャップ取付手段としての2個のピッキング装置
85が配設される。該各ピッキング装置85は、下端に
プルキャップ14の形状に対応する面S1を備えた保持
部95、該保持部95から上方に延び、図示しない駆動
手段によって進退させられるロッド96を有し、該ロッ
ド96内には、前記面S1に開口し、図示しない真空源
に接続されるエアサクションパイプ96aが貫通させら
れる。
【0030】したがって、外周抜きが行われた各プルキ
ャップ14は、前記ピッキング装置85に保持されたま
ま送られて前記キャリーチェーン72上の各蓋本体12
に当接され、蓋本体12の開口部16内にプルキャップ
14の溝部23が嵌入されて、取り付けられる。この場
合、外周抜きが行われたプルキャップ14は、ピッキン
グ装置85によって保持されたまま下方のキャリーチェ
ーン72上の蓋本体12に取り付けられるので、外周抜
きが行われたプルキャップ14をスタックする必要がな
くなる。
【0031】したがって、プルキャップ14と蓋本体1
2との位置合せが容易になり、プルキャップ14を蓋本
体12に取り付けてサブアッセンブリを形成する作業を
簡素化することができる。なお、プルキャップシート5
3におけるプルキャップ成形部54のピッチを蓋本体1
2の外径よりわずかに大きくし、かつ、プルキャップ成
形部54のピッチとキャリーチェーン72の1ステップ
の送り量とを合わせると、プルキャップウェブ58と蓋
本体12との位置合せを省略することができる。
【0032】続いて、プルキャップ14が取り付けられ
た各蓋本体12は、溶着ステーション63に送られ、各
プルキャップ14と各蓋本体12とのシールが行われ
る。そのために、前記溶着ステーション63は、キャリ
ーチェーン72の走行方向に沿って配設された二つのシ
ール手段97を有する。該シール手段97としては、超
音波シール装置、熱シール装置等を使用することができ
る。
【0033】そして、各プルキャップ14と各蓋本体1
2とのシールが行われた後の蓋体11は、蓋体搬出ステ
ーション64に送られる。該蓋体搬出ステーション64
には、図示しない蓋体取付装置からライン103を介し
てマガジン98が矢印E方向に順次供給され、反転機9
9によって各キャリーチェーン72上の蓋体11が2個
ずつマガジン98にセットされ、スタックされる。そし
て、20組の蓋体11が所定数マガジン98にスタック
されると、前記マガジン98は更に矢印E方向に搬送さ
れ、続いて、矢印F方向に搬送された後、蓋体搬出ステ
ーション64からライン100を介して矢印G方向に排
出され、前記蓋体取付装置に向けて搬送される。
【0034】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、蓋体の製造装置においては、プラスチックシート
に、プルキャップに対応する形状の複数のプルキャップ
成形部を複数列で連続的に形成することによって、プル
キャップシートを形成するシート成形手段と、前記プル
キャップシートをカットして複数のプルキャップウェブ
を形成するスリッタと、前記プルキャップウェブからプ
ルキャップの外周抜きを行うトリミング手段と、前記プ
ルキャップの外周抜きとほぼ同期させて蓋本体を搬送す
る蓋本体搬送手段と、外周抜きが行われたプルキャップ
を前記蓋本体に取り付けるプルキャップ取付手段とを有
する。
【0036】この場合、トリミング手段によってプルキ
ャップの外周抜きが行われ、外周抜きとほぼ同期させて
蓋本体が搬送され、外周抜きが行われたプルキャップが
プルキャップ取付手段によって蓋本体に取り付けられ
る。したがって、外周抜きが行われたプルキャップをス
タックする必要がなくなるので、プルキャップと蓋本体
との位置合せが容易になり、プルキャップを蓋本体に取
り付けてサブアッセンブリを形成する作業を簡素化する
ことができる。
【0037】本発明の蓋体の製造方法においては、プル
キャップに対応する形状の複数のプルキャップ成形部が
連続的に形成されたプルキャップウェブをトリミング手
段に送り、該トリミング手段によって前記プルキャップ
の外周抜きを行い、前記プルキャップの外周抜きとほぼ
同期させて蓋本体を搬送し、外周抜きが行われたプルキ
ャップをプルキャップ取付手段によって前記蓋本体に取
り付ける。
【0038】この場合、トリミング手段によってプルキ
ャップの外周抜きが行われ、外周抜きとほぼ同期させて
蓋本体が搬送され、外周抜きが行われたプルキャップが
プルキャップ取付手段によって蓋本体に取り付けられ
る。したがって、外周抜きが行われたプルキャップをス
タックする必要がなくなるので、プルキャップと蓋本体
との位置合せが容易になり、プルキャップを蓋本体に取
り付けてサブアッセンブリを形成する作業を簡素化する
ことができる。
【0039】本発明の他の蓋体の製造方法においては、
さらに、前記プルキャップウェブは、位置決め用のパイ
ロット穴を備え、該パイロット穴によって位置決めが行
われる。この場合、前記プルキャップウェブはパイロッ
ト穴によって位置決めが行われる。したがって、プルキ
ャップ成形部と成形金型との位置合せが行われるので、
プルキャップ成形部に対応させてプルキャップの外周抜
きを行うことができる。
【0040】本発明の更に他の蓋体の製造方法において
は、さらに、プラスチックシートに複数のプルキャップ
成形部を複数列で連続的に形成することによってプルキ
ャップシートを形成し、該プルキャップシートをカット
して複数のプルキャップウェブを形成し、前記蓋本体を
複数列で並列させて供給する。そして、前記複数のプル
キャップウェブを、複数列の蓋本体の搬送幅に対応させ
て搬送する。
【0041】この場合、プルキャップシートの幅を狭く
することができるだけでなく、各プルキャップの外周抜
きを行った後のトリムウェストの量を少なくすることが
できるので、プルキャップのコストを低くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプルキャップシー
トのカット状態を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態における蓋体の平面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態における蓋体のスタック状
態図である。
【図4】本発明の実施の形態における蓋本体の斜視図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態におけるプルキャップの斜
視図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるプルキャップの側
面図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるプルキャップシー
トの部分平面図である。
【図8】本発明の実施の形態における蓋体組立装置の平
面図である。
【図9】本発明の実施の形態における蓋体組立装置の正
面図である。
【図10】本発明の実施の形態における蓋体組立装置の
要部拡大図である。
【図11】本発明の実施の形態における外周抜きが行わ
れたプルキャップの平面図である。
【符号の説明】
11 蓋体 12 蓋本体 14 プルキャップ 52 プルキャップ成形機 53 プルキャップシート 54 プルキャップ成形部 55 パイロット穴 58 プルキャップウェブ 62 トリミングステーション 72 キャリーチェーン 83 上型 84 下型 85 ピッキング装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)プラスチックシートに、プルキャ
    ップに対応する形状の複数のプルキャップ成形部を複数
    列で連続的に形成することによって、プルキャップシー
    トを形成するシート成形手段と、(b)前記プルキャッ
    プシートをカットして複数のプルキャップウェブを形成
    するスリッタと、(c)前記プルキャップウェブからプ
    ルキャップの外周抜きを行うトリミング手段と、(d)
    前記プルキャップの外周抜きとほぼ同期させて蓋本体を
    搬送する蓋本体搬送手段と、(e)外周抜きが行われた
    プルキャップを前記蓋本体に取り付けるプルキャップ取
    付手段とを有することを特徴とする蓋体の製造装置。
  2. 【請求項2】 (a)プルキャップに対応する形状の複
    数のプルキャップ成形部が連続的に形成されたプルキャ
    ップウェブをトリミング手段に送り、(b)該トリミン
    グ手段によって前記プルキャップの外周抜きを行い、
    (c)前記プルキャップの外周抜きとほぼ同期させて蓋
    本体を搬送し、(d)外周抜きが行われたプルキャップ
    をプルキャップ取付手段によって前記蓋本体に取り付け
    ることを特徴とする蓋体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記プルキャップウェブは、位置決め用
    のパイロット穴を備え、該パイロット穴によって位置決
    めが行われる請求項2に記載の蓋体の製造方法。
  4. 【請求項4】 (a)プラスチックシートに複数のプル
    キャップ成形部を複数列で連続的に形成することによっ
    てプルキャップシートを形成し、(b)該プルキャップ
    シートをカットして複数のプルキャップウェブを形成
    し、(c)前記蓋本体を複数列で並列させて供給すると
    ともに、(d)前記複数のプルキャップウェブを、複数
    列の蓋本体の搬送幅に対応させて搬送する請求項2に記
    載の蓋体の製造方法。
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JP23780496A Pending JPH1080740A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 蓋体の製造装置及び製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436996B1 (ko) * 2001-09-25 2004-06-23 주식회사 씨솔루션 탭 코일의 파일롯트 홀을 이용한 디자인 탭 엔드 제조방법
KR100493859B1 (ko) * 2002-02-22 2005-06-08 이도희 파일롯트 홀을 이용한 선인쇄 후성형 방식의 디자인 탭엔드 제조방법
KR100747666B1 (ko) * 2002-06-19 2007-08-08 이도희 파일롯트 홀을 이용한 선인쇄 후성형 방식의 디자인 탭엔드 제조장치 및 그 방법

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