JPH1080614A - フィルタエレメント - Google Patents
フィルタエレメントInfo
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- JPH1080614A JPH1080614A JP23709296A JP23709296A JPH1080614A JP H1080614 A JPH1080614 A JP H1080614A JP 23709296 A JP23709296 A JP 23709296A JP 23709296 A JP23709296 A JP 23709296A JP H1080614 A JPH1080614 A JP H1080614A
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- Japan
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- element according
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
成することで構造が簡単で信頼性が高く安価なこと。 【解決手段】 フィルタエレメント100の複数の波状
袋部を有する濾過部10の外周縁に一体成形された鍔部
20は、平面部21,22と断面がV字形状の嵩上げ部
23とからなり全域が熱プレスにより十分硬化され樹脂
状に固く成形されている。シール材30は環状の内側の
熱溶着部31と外側の熱溶着部32と中央のシール部3
3とからなる。これら鍔部20とシール材30とは溶着
され一体的に形成されている。これにより、フィルタエ
レメント100の鍔部20は従来品と同寸法からなるエ
アクリーナとの取付隙間を埋めることができ、フィルタ
エレメント100は従来品との互換性を有したものとな
る。
Description
る異物を濾過して取除くフィルタエレメントに関するも
ので、例えば、自動車の内燃機関用エアクリーナ等に用
いるのに適したフィルタエレメントに関するものであ
る。
行技術文献としては、特開平8−24546号公報にて
開示されたものが知られている。これは、濾過部と鍔
(ツバ)部とを同一材料で一体成形したフィルタエレメ
ント(フィルタ)である。
ルタエレメントでは鍔部がケースとキャップとの間のシ
ール部材を形成しているため、高温使用環境下では接着
繊維がシール部形状のままとなって復元しないという不
具合があった。このため、フィルタエレメントを清掃後
に再組付けした際に、エアクリーナのケースとキャップ
とで挟持されるフィルタエレメントの鍔部に組付位置の
ズレによる隙間が生じてシール性が損なわれ濾過部を通
過しない空気が内燃機関側に供給されるという問題点が
あった。
ケースとキャップとの間の挟持スペースが大きい場合に
不織布製の鍔部を肉厚に形成すると復元量の割合が低下
するため顕著であった。このため、樹脂製鍔部とゴム製
シール材とを有する肉厚外周部を有する従来型のフィル
タエレメントとの互換性を得ることが困難であった。
るためになされたもので、構造が簡単で信頼性が高く安
価なフィルタエレメントの提供を課題としている。
メントによれば、フィルタエレメントの濾過部の外周縁
に一体成形された鍔部は濾過部と同一の濾材でその一部
に嵩上げ部が形成されておりエアクリーナの取付隙間を
この嵩上げ部によってほぼ埋めることができる。このた
め、フィルタエレメント、ケースまたはキャップに設け
られるシール材を十分圧縮でき、高いシール性が得られ
る。また、シール材を不織布としても十分な復元量が得
られる程度に十分圧縮することができる。なお、嵩上げ
部は、フィルタエレメントの取付けのための鍔部を含む
取付平面に対し、垂直方向に所定高さを有していること
が重要である。また、嵩上げ部はシール材より硬いこと
が重要であり、濾過部と同一の濾材を硬化して得ること
ができる。
部は、シール材を有しておりフィルタエレメントのエア
クリーナ内への組込状態において、望ましいシール性が
得られる。
ール材は、濾材と同一材質とされ、このようなシール材
は、フィルタエレメントの鍔部への取付けに際し、溶着
するのに好適であると共に、コストダウンが期待でき
る。
ール材は、鍔部に別体として貼付けられるためフィルタ
エレメントの鍔部の構成が簡単であり、シール材の特性
が選択自在であり、エアクリーナ内への組込状態におけ
るフィルタエレメントの鍔部におけるシール性を最適化
することができる。
ール材は、鍔部、更には濾過部と一体的であり、フィル
タエレメントの部品点数を少なくして構成を簡単とする
ことができる。
ール材は、鍔部に熱溶着されるため、その構成を簡単な
ものとすることができる。
上げ部は、フィルタエレメントの全周を取巻く壁のよう
に形成されている。このため、フィルタエレメントの濾
過部を支持するようにその外周縁に一体成形された鍔部
の強度を向上することができる。ここで、嵩上げ部は波
状袋部の深さ方向に関して延び、フィルタエレメントの
流体流れ方向と平行な外周を取巻くように設けられて、
上記壁を形成していることが重要である。これにより、
ほぼ直方体状をなすフィルタエレメントの剛性が高めら
れ取扱いが容易になる。
上げ部は、十分な強度を有しつつフィルタエレメントを
エアクリーナ内に組込むために必要な鍔部のシール幅を
小さくでき、その分だけ濾過部の有効面積を大きくする
ことができる。
上げ部は、エアクリーナのケースまたはキャップの取付
面と面接触となるためシール性が向上する。このため、
エアクリーナ内で発生する音を外部に洩れにくくするこ
とができる。
嵩上げ部は、シール材を形成する不織布の圧縮率が約4
0%以上となるように設定される。このため、圧縮耐久
試験後における圧縮永久歪率を極力低くしてシール材の
シール性を確保することができる。
ば、フィルタエレメントの濾過部の外周縁に一体成形さ
れた鍔部は濾過部と同一の濾材でその一部にシール部を
形成すると共に、別体からなる嵩上げ部材が形成されて
おりエアクリーナの取付隙間を埋めることができる。こ
のため、濾材と一体成形されたシール材を十分な復元量
が得られる程度に十分に圧縮することができる。
嵩上げ部材は、フィルタエレメントの全周を取巻く壁の
ように形成されている。このため、フィルタエレメント
の濾過部を支持するようにその外周縁に一体成形された
鍔部のシール性を確保すると共に、強度を向上すること
ができる。
例に基づいて説明する。
第1実施例にかかるフィルタエレメントを示す斜視図で
ある。
確保するための複数の波状袋部11からなる濾過部10
とこの濾過部10の外周縁で濾過部10を支持する鍔部
20とこの鍔部20に貼付けられたシール材30とを有
している。これら濾過部10と鍔部20とは同一の、し
かも連続した濾材で形成されている。濾材は化繊の不織
布であり、主繊維と接着繊維とを混合して製造されてい
る。この主繊維としては、例えば、ポリエステル繊維を
用いることができる。一方、接着繊維としては、加熱環
境下で溶融して接触する他の繊維と接着される繊維であ
ることが製造上の利点から望ましい。例えば、主繊維よ
り低融点の材料を主繊維表面にコーティングした接着繊
維を用いることができる。例えば、接着繊維としては、
ポリエステル繊維表面にポリエステル繊維より低融点の
変成ポリエステルをコーティングした接着繊維が好適で
ある。また、濾材は、空気の流れ方向に対して上流側ほ
ど繊維密度が粗く、下流側に向かうほど繊維密度が細か
くなる多層構造となっている。
鍔部20及びシール材30の構成を示す断面図である。
の濾過部10と一体成形された鍔部20は、濾過部10
の外周縁で平面部21,22と断面がV字形状の嵩上げ
部23とからなり全域が熱プレスにより十分硬化され樹
脂状に固く成形されている。シール材30は環状の内側
の熱溶着部31と外側の熱溶着部32とそれらに挟まれ
た中央のシール部33とからなる。
部20を形成する濾材と同種の不織布で接着繊維を含ま
ない主繊維のみを用いて製造されている。鍔部20の平
面部21,22とシール材30の熱溶着部31,32と
を両側から熱板で挟込み加圧することで、鍔部20とシ
ール材30とを溶着させている。このとき、主繊維と接
着繊維とからなる不織布の繊維材質は、本実施例ではポ
リエステル系としたように、統一することが好ましい。
また、嵩上げ部23はV字形状の断面としたが、本発明
を実施する場合には、これに限定されるものではなく、
鍔部20の全周を取巻く壁が形成されていればよく、シ
ール材30を押付け圧縮することができる任意の断面形
状を採用することができる。
を用いた内燃機関用エアクリーナの分解斜視図である。
なお、図3に示す矢印は、内燃機関への外気(吸入空
気)の流れ方向を示している。
が導入されるダスティ側のケース510とフィルタエレ
メント100にて濾過された空気となるクリーン側のキ
ャップ520とを有する。ケース510に形成された空
気入口としての管511には吸気ダクト(図示略)が接
続される。一方、キャップ520に形成された空気出口
としての管521には吸気ダクト(図示略)が接続さ
れ、内燃機関に空気が導かれる。
は、上述のフィルタエレメント100が収容される。フ
ィルタエレメント100の外周縁で一体成形された鍔部
20はケース510の挟持部512とキャップ520の
挟持部522との間に挟まれて保持される。本実施例で
は、挟持部512,522が取付平面を規定しており、
上述のフィルタエレメント100の鍔部20はこの取付
平面に対応して広がった形状である。
おけるフィルタエレメント100の鍔部20周辺を示す
断面図であり、図5はエアクリーナ500内への組付後
におけるフィルタエレメント100の鍔部20周辺を示
す断面図である。
ナ500のケース510の挟持部512とキャップ52
0の挟持部522との間にその鍔部20が挟まれて保持
される。このように、本実施例のエアクリーナ500の
ケース510とキャップ520との寸法関係は、従来品
(従来のフィルタエレメント)との互換性を有してい
る。ここで、鍔部20の嵩上げ部23は樹脂化により十
分硬化されており、エアクリーナ500内への組付けで
変形することがない。このため、シール材30のシール
部33は十分な圧縮を受け、高温環境下にあっても耐久
後にシール性を確保できる程度に復元され得るのであ
る。
3を形成する不織布の圧縮耐久試験の評価に際し、用語
の定義を説明する図である。
Tp に測定荷重Wをかけたときの初期寸法をt0 とし、
図6(b)に示すように、圧縮耐久試験として不織布の
試験片Tp を所定の寸法となるまで締めつけたとき(定
寸締め)の寸法をtとし、図6(c)に示すように、圧
縮耐久後に不織布の試験片Tp に測定荷重Wをかけたと
きの耐久後寸法をt′とする。
れる。
圧縮永久歪率CS〔%〕を考慮した圧縮率α〔%〕の適
正使用範囲を示す特性図である。
適正使用範囲は約40〜80%であった。このときの圧
縮永久歪率CSは約75%前後である。なお、比較材と
して示すNBR(ニトリルゴム)では、圧縮率αの適正
使用範囲が約20〜30%と狭く、圧縮率αが図中に×
印で示す約60%以上となると割れが発生した。
ト100は、複数の波状袋部11よりなる濾過部10
と、濾過部10の外周縁に一体成形され濾過部10を支
持する鍔部20とを具備するものにおいて、鍔部20
は、濾過部10と同一の濾材でその一部に嵩上げ部23
を形成するものである。
鍔部20は従来品と同寸法からなるエアクリーナ500
のケース510の挟持部512とキャップ520の挟持
部522との取付隙間を埋めることができる。このた
め、フィルタエレメント100は従来品との互換性を有
するものとなる。
0の鍔部20は、シール材30を有するものである。こ
のため、フィルタエレメント100のエアクリーナ50
0内への組込状態において、望ましいシール性が得られ
る。
00のシール材30は、濾材と同一材質からなるもので
ある。このため、フィルタエレメント100の鍔部20
への取付けに際し、濾材と同一材質であるシール材30
は、溶着するのに好適であると共に、コストダウンが期
待できる。
0のシール材30は、鍔部20に別体を貼付けて形成す
るものである。このように、シール材30を別体として
貼付けたフィルタエレメント100の鍔部20は構成が
簡単であり、シール材30の特性が選択自在であり、エ
アクリーナ500内への組込状態におけるフィルタエレ
メント100の鍔部20におけるシール性を最適化する
ことができる。
100のシール材30は、鍔部20に熱溶着するもので
ある。このため、フィルタエレメント100の鍔部20
に貼付けるシール材30の構成を簡単なものとすること
ができる。
00の嵩上げ部23は、鍔部20の全周を取巻く壁を形
成するものである。つまり、フィルタエレメント100
のエアクリーナ500内への組込みに際し、エアクリー
ナ500のケース510の挟持部512とキャップ52
0の挟持部522とで押付けられるフィルタエレメント
100の鍔部20に形成された嵩上げ部23が全周を取
巻く壁のように形成されている。このため、フィルタエ
レメント100の濾過部10を支持するようにその外周
縁に一体成形された鍔部20の強度を向上することがで
きる。
ト100の嵩上げ部23は、断面をV字形状とするもの
である。これにより、嵩上げ部23は十分な強度を有し
つつフィルタエレメント100をエアクリーナ500内
に組込むために必要な鍔部20のシール幅を小さくで
き、その分だけ濾過部10の有効面積を大きくすること
ができる。
0の嵩上げ部23は、シール材30を形成する不織布の
圧縮率αを約40%以上に設定するものである。このた
め、圧縮耐久試験後の圧縮永久歪率CSを極力小さくし
てシール材30のシール部33によるシール性を確保す
ることができる。
おける鍔部20の変形例としてのフィルタエレメント1
00′を示す断面図である。
00′の鍔部120の嵩上げ部123には、ダスティ側
の断面がほぼ方形な台形形状で幅Aからなる平面が形成
されている。このため、嵩上げ部120先端はエアクリ
ーナ500のケース510の挟持部512と面接触され
る。
ト100′の嵩上げ部123は、断面をほぼ方形とする
ものである。したがって、フィルタエレメント100′
の嵩上げ部123とエアクリーナ500のケース510
の挟持部512とが面接触となるためシール性が向上す
る。このため、エアクリーナ500内で発生する音が外
部に洩れにくくなる。
における鍔部120に別部材を貼付けた変形例を示す断
面図である。
鍔部120の嵩上げ部123には、ダスティ側にもシー
ル材40が貼付けられる。このため、エアクリーナ50
0内で発生する音の外部への洩れが極力低減されると共
に、外部からの水等の侵入も極力防ぐことができる。
の第2実施例にかかるフィルタエレメント200におけ
る鍔部220の成形状態を示す断面図であり、図11は
図10のフィルタエレメント200における鍔部220
の使用状態を示す断面図である。なお、本発明の実施の
形態の第2実施例にかかるフィルタエレメント200を
用いたエアクリーナ500については、上述の第1実施
例で図3に示す構成図と同様であり、その詳細な説明を
省略する。また、図中、上述の実施例と同様の構成また
は相当部分からなるものについては同一符号及び同一記
号を付して示す。
200における鍔部220には最外周に予め圧縮しない
部分を残してシール材230を成形しておき、図11に
示す使用状態とするため、鍔部220の最外周のシール
材230をクリーン側に折曲げて鍔部220の平面部2
21にシール材230の熱溶着部231が溶着される。
このとき、鍔部220に一体的となったシール材230
には非圧縮で軟らかい低密度の部分でシール部233が
形成される。
ト100のシール材230は、鍔部220と一体成形し
たのち折曲げて形成するものである。このため、シール
材230は鍔部220、更には濾過部10と一体的であ
り、フィルタエレメント100は部品点数が少なくなり
構成を簡単とすることができる。
の第3実施例にかかるフィルタエレメント300におけ
る鍔部320の構成を示す断面図である。なお、本発明
の実施の形態の第3実施例にかかるフィルタエレメント
300を用いたエアクリーナ500については、上述の
第1実施例で図3に示す構成図と同様であり、その詳細
な説明を省略する。また、図中、上述の実施例と同様の
構成または相当部分からなるものについては同一符号及
び同一記号を付して示す。
300の濾過部10の外周縁に一体成形された鍔部32
0のクリーン側の中央には、シール性を有する非圧縮で
軟らかい低密度のシール部321が形成されている。一
方、鍔部320のダスティ側には、別体からなる樹脂成
形された嵩上げ部材としてのフレーム330が組付け固
定されている。このフレーム330には鍔部320と関
係する4ヶ所の突起331,332,333,334と
後述するエアクリーナ500内に組付けたとき、ケース
510の挟持部512に当接し嵩上げする2ヶ所の突起
335,336とが形成されている。このうち最外周の
突起331はフィルタエレメント300の鍔部320の
最外周に引掛けて固定するためのもの、次の突起332
は鍔部320のシール部321に裏面側から面圧をかけ
て予め必要な密度とするためのもの、次の突起333は
鍔部320内側の硬化部分を押圧してフィルタエレメン
ト300からフレーム330の脱落を防ぐためのもの、
一番内側の鋭い突起334は濾過部10の側面に食込ま
せてフィルタエレメント300の鍔部320とフレーム
330とを一体的に固定するためのものである。
におけるフィルタエレメント300の鍔部320周辺を
示す断面図であり、図14はエアクリーナ500内への
組付後におけるフィルタエレメント300の鍔部320
周辺を示す断面図である。
ナ500のケース510の挟持部512とキャップ52
0の挟持部522との間にその鍔部320及びフレーム
330が挟まれて保持される。このように、本実施例の
エアクリーナ500のケース510とキャップ520と
の寸法関係は、従来品(従来のフィルタエレメント)と
の互換性を有している。ここで、鍔部320に固定され
たフレーム330は樹脂成形されており、エアクリーナ
500内への組付けで変形することがない。このため、
鍔部320のシール部321は十分な圧縮を受け、高温
環境下にあっても耐久後にシール性を確保できる程度に
復元され得るのである。
ト300は、複数の波状袋部11よりなる濾過部10
と、濾過部10の外周縁に一体成形され濾過部10を支
持する鍔部320とを具備するものにおいて、鍔部32
0は、濾過部10と同一の濾材でシール部321を形成
すると共に、別体からなる嵩上げ部材としてのフレーム
330を有するものである。
フレーム330が固定された鍔部320は従来品と同寸
法からなるエアクリーナ500のケース510の挟持部
512とキャップ520の挟持部522との取付隙間を
埋めることができる。このため、フィルタエレメント3
00は従来品との互換性を有するものとなる。
0の嵩上げ部材としてのフレーム330は、鍔部320
の全周を取巻く壁を形成するものである。つまり、フィ
ルタエレメント300のエアクリーナ500内への組込
みに際し、エアクリーナ500のケース510の挟持部
512とキャップ520の挟持部522とで押付けられ
るフィルタエレメント300の鍔部320に固定された
フレーム330が全周を取巻く壁のように形成されてい
る。このため、フィルタエレメント300の濾過部10
を支持するようにその外周縁に一体成形された鍔部32
0のシール性を確保すると共に、強度を向上することが
できる。
樹脂製鍔部にゴム製ガスケットをシール材として装着し
たフィルタエレメントと互換性のあるものについて説明
したが、本発明は互換性のないフィルタエレメントにも
勿論適用することができる。
の中空状のものを濾材を圧縮硬化させて形成するものを
説明したが、嵩上げ部は濾材を蛇腹状に折重ねて圧縮硬
化させ、板状に形成されてもよい。
部の外周を帯状に取巻くことが望ましいが、部分的に凹
部を形成してもよい。また、この凹部を利用してエアク
リーナのケースまたはキャップとの位置合わせが可能で
ある。
かるフィルタエレメントを示す斜視図である。
シール材の構成を示す断面図である。
燃機関用エアクリーナの分解斜視図である。
ーナ内への組付前における断面図である。
ーナ内への組付後における断面図である。
かるフィルタエレメントにおけるシール材のシール部を
形成する不織布の試験片の圧縮耐久試験の評価に際し、
用語の定義を説明する図である。
かるフィルタエレメントにおけるシール材のシール部を
形成する不織布の試験片の圧縮耐久試験の結果を示す特
性図である。
かるフィルタエレメントにおける鍔部の変形例を示す断
面図である。
部に別部材を貼付けた変形例を示す断面図である。
にかかるフィルタエレメントにおける鍔部の成形状態を
示す断面図である。
にかかるフィルタエレメントにおける鍔部の使用状態を
示す断面図である。
にかかるフィルタエレメントにおける鍔部の構成を示す
断面図である。
アクリーナ内への組付前における断面図である。
アクリーナ内への組付後における断面図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 複数の波状袋部よりなる濾過部と、前記
濾過部の外周縁に一体成形され前記濾過部を支持する鍔
部とを具備するフィルタエレメントにおいて、 前記鍔部は、前記濾過部と同一の濾材でその一部に嵩上
げ部を形成することを特徴とするフィルタエレメント。 - 【請求項2】 前記鍔部は、シール材を有することを特
徴とする請求項1に記載のフィルタエレメント。 - 【請求項3】 前記シール材は、前記濾材と同一材質か
らなることを特徴とする請求項2に記載のフィルタエレ
メント。 - 【請求項4】 前記シール材は、前記鍔部に別体を貼付
けて形成することを特徴とする請求項3に記載のフィル
タエレメント。 - 【請求項5】 前記シール材は、前記鍔部と一体成形し
たのち折曲げて形成することを特徴とする請求項3に記
載のフィルタエレメント。 - 【請求項6】 前記シール材は、前記鍔部に熱溶着する
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のフィ
ルタエレメント。 - 【請求項7】 前記嵩上げ部は、前記鍔部の全周を取巻
く壁を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項6
の何れか1つに記載のフィルタエレメント。 - 【請求項8】 前記嵩上げ部は、 断面をU字形状またはV字形状とすることを特徴とする
請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載のフィルタエ
レメント。 - 【請求項9】 前記嵩上げ部は、断面をほぼ方形とする
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1つに
記載のフィルタエレメント。 - 【請求項10】 前記嵩上げ部は、前記シール材を形成
する不織布の圧縮率を約40%以上に設定することを特
徴する請求項1乃至請求項9の何れか1つに記載のフィ
ルタエレメント。 - 【請求項11】 複数の波状袋部よりなる濾過部と、前
記濾過部の外周縁に一体成形され前記濾過部を支持する
鍔部とを具備するフィルタエレメントにおいて、 前記鍔部は、前記濾過部と同一の濾材でシール部を形成
すると共に、別体からなる嵩上げ部材を有することを特
徴とするフィルタエレメント。 - 【請求項12】 前記嵩上げ部材は、前記鍔部の全周を
取巻く壁を形成することを特徴とする請求項10に記載
のフィルタエレメント。
Priority Applications (5)
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JP23709296A JP3199645B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | フィルタエレメント |
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1996
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