JPH1080486A - 一回限りの使用のためのカニューレ係止機構を備えた針シールドアセンブリ - Google Patents

一回限りの使用のためのカニューレ係止機構を備えた針シールドアセンブリ

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JPH1080486A
JPH1080486A JP9173732A JP17373297A JPH1080486A JP H1080486 A JPH1080486 A JP H1080486A JP 9173732 A JP9173732 A JP 9173732A JP 17373297 A JP17373297 A JP 17373297A JP H1080486 A JPH1080486 A JP H1080486A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一回限りの使用のためのカニューレ係止機構
を有する針シールドアセンブリの提供。 【解決手段】 針シールドアセンブリ20は、針カニュ
ーレ21を含んでいる。ハブ28は、流体供給装置に接
続するための基端と、針カニューレの基端に接続するた
めの末端と、を含んでいる。カラー41はハブに回転自
在に結合されている。針カバー37がハブに取り外し自
在に係合して、針カニューレを覆っている。基端と末端
とを有する針シールド45が、カラーにヒンジ結合され
ている。針シールドは、長孔を形成している2つの側壁
と、凹部を形成している側壁間に設けられた背面壁とを
含んでいる。針シールドは、針カニューレが露出される
開放位置から、針カニューレの少なくとも一部分が針シ
ールドの長孔内にある閉塞された針保護位置まで枢動す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、針と偶然に接触するの
を防止する助けとなる皮下注射器のための針シールドに
関する。
【0002】
【従来の技術】使用済みの皮下注射器による偶然の針穿
刺は病気を伝染させることがある。ほとんどの従来技術
による針アセンブリは針シールドを有する。いくつかの
針シールドは、針カニューレの外周に末端方向に入れ子
式に嵌合することができる堅固なスリーブを形成する。
この方法は、治療従事者が針アセンブリ又は関連する医
療器具を一方の手に保持し、他方の手にシールドを保持
することを必要とする。いくつかの医療過程は、針が引
き抜かれた後に穿刺部位を押さえることを必要とする。
従って、治療従事者は、針カニューレをシールドするた
めに両方の手を使えないことが多い。このような状況に
おいては、治療従事者は、単により便宜なときに廃棄す
るかシールドするつもりで使用済みの医療器具を近くの
面上に置く。しかしながら、針がシールドされるか又は
適正に廃棄されるまで、器具は、他の人々に対して本質
的に危険をもたらす。
【0003】針の基部の近くにヒンジ止めされている針
シールドは、片手による針のシールドを可能にして、ほ
とんどの環境下で使用直後に再シールドするための機会
を付与するという利点を有する。永久的に係止するヒン
ジ付きの針シールドは、閉塞された針シールド位置へと
枢動されたときに、ある種の利点を有する。基本的に
は、治療従事者は、針シールドアセンブリの状態につい
て疑いはなく、注意深く廃棄され且つ更に流体を通すた
めに使用されるべきでないことを知っている。このこと
は、針カニューレの外周に入れ子式に嵌合され且つ針ハ
ブ上に摩擦によって係合する従来技術による堅固な円筒
形の針アセンブリについては明確である。しかしなが
ら、永久的に係止可能なヒンジ付きの針シールドを有す
ることにより、針が二回使用されようとする状況におけ
る問題が防止される。例えば、針は、最初は、患者の体
内へ注入するための薬剤を注射器に充填するために、薬
剤容器の穿刺可能なストッパを穿刺するために使用され
る。注射器が取り付けられた針シールドアセンブリは、
次いで、薬剤を注射するために患者のいる場所へ運ばれ
る。注射器が充填された後に針が永久的に再シールドさ
れる場合には、この針は、注射のために使用することが
できず、第2の針を使用時に取り付けなければならな
い。医療装置のためのアダプタ、針カニューレ及び針シ
ールドが全て1つのユニットに結合されている自己収容
型の針シールドアセンブリを有することは有利である。
注入後に、スリーブが、係止された針保護位置まで前進
せしめられる。注射器は重要な安全器具である。しかし
ながら、全ての注射器が針と共に使用される。自己収容
型針シールドアセンブリの使用によって、末端ユーザー
が針アセンブリを種々の大きさの注射器に取り付けるこ
とができ且つあらゆる用途のために在庫された標準的な
注射器に取り付けることができる。従って、安全性が必
要とされない用途に対しては、より高価な安全注射器を
使用する必要がない。
【0004】針シールドアセンブリが殺菌されたパッケ
ージから取り出された後においてさえ針の清潔さを保持
する封入された針カバーを有することも有利である。ヒ
ンジ付きの針シールドは1つの開口した側面を有して針
が空気によって運ばれる粒子に対して露出されるけれど
も、封入された針カバーは、針の全ての側面を保護す
る。
【0005】以上のように、従来技術は、多くの改良さ
れた針シールド器具を提供しているけれども、針シール
ドが自動的に針シールド位置に係止し且つ再使用できな
い自己収容型の針シールドアセンブリの必要性が依然と
して存在する。針が二度使用できる、すなわち一度は薬
剤を注射器内へ吸引するため、そしてもう一度は薬剤を
その後患者の体内に注射するために使用することがで
き、針が第1の使用と第2の使用との間でシールドされ
得る自己収容型の針シールドの必要性が存在する。針シ
ールドアセンブリが殺菌パッケージから取り出された後
に針の清浄さを維持することができる針シールドアセン
ブリの必要性も存在する。更に、押し出すことができな
い流体流路内の薬剤の損失を避けるために、注射器筒と
針先端との間に最も短い可能な流体流路を提供する針シ
ールドアセンブリの必要性も存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記のような必要性を満足させる針シールドアセンブリを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】一回限りの使用のための
カニューレ係止機構を備えた本発明の針シールドアセン
ブリは、基端と、末端と、これらの基端と末端との間の
内腔と、を有する針カニューレを含んでいる。ハブは、
流体供給装置に接続するための基端と、針カニューレの
基端に結合される末端と、を含んでいる。カラーがハブ
の周囲を回転できるようにハブに回転自在に結合されて
いる。細長い針カバーがハブに取り外し自在に係合し
て、針カニューレを覆っている。基端と末端とを有する
細長い針シールドが、その基端を介して、カラーにヒン
ジ結合されている。針シールドは、細長い開口部を有す
る2つの側壁と、内面を有する凹部を形成している前記
側壁間の背面壁とを含んでいる。この針シールドは、針
カニューレが露出される開放位置から、針カニューレが
針シールドの長手方向の孔内に位置する閉塞された針保
護位置まで枢動することができる。針シールドアセンブ
リは、更に、針カバーが取り外されない限り針シールド
が閉塞位置へと枢動するのを阻止するための構造と、針
シールドが閉塞位置へと枢動されたときに針シールドを
この閉塞された針保護位置に係止するための構造と、を
含んでいる。この係止機構は、針カニューレを針シール
ドの長手方向孔内に保持する。
【0008】
【実施の形態】本発明は、多くの異なった形態の実施形
態によって達成することができるけれども、本開示は本
発明の原理の例示と考えられるべきであり且つ本発明の
範囲を図示された実施形態に限定することを意図したも
のではないという理解の下に、本発明を詳細な好ましい
実施形態によって説明する。本発明の範囲は、添付され
た特許請求の範囲及びそれらの等価物によって判断され
るべきである。
【0009】図1〜8を参照すると、針シールドアセン
ブリ20のような一回のみの使用のためのカニューレ係
止機構を有する針シールドアセンブリは、基端22と、
末端23と、長手軸線25を形成している内腔と、を有
する針カニューレ21を含んでいる。好ましい実施形態
においては、針カニューレの末端は、尖った先端26を
有する。尖った先端を備えない鈍い先端のカニューレを
含むことも本発明の範囲に含まれる。鈍いカニューレ
は、従来技術において知られており且つ通常は予めスリ
ットを設けた隔膜を備えたアクセス孔を有するIV装置
又はその他の流体流路内に流体を注入するために使用さ
れる。先端が鈍いカニューレは、スリットを介して隔膜
内へ押し込まれ且つ流体流路と流体連通状態とされる。
先端が鈍いカニューレを取り外すと、隔膜のスリット部
分は自動的に閉じる。
【0010】ハブ28は、基端29と、針カニューレの
基端22に接続された末端31とを含んでいる。ハブ
は、本発明を説明するために、ハブの一部分であるベー
ス部材30を含んでいる。ベース部材をハブに接続する
ためには、干渉嵌合、接着、超音波溶着等の多くの方法
がある。一体部品構造であるハブとベース部材とを含む
ことは、本発明の範囲に含まれる。一体部品構造は、ハ
ブとベース部材とを一体部品として射出成形することを
含む多くの方法によって達成することができ、これによ
って、製造過程中にベース部材をハブに組みつける必要
がなくなる。好ましい実施形態においては、カラーは、
手動による力を付与することによってカラーがハブの周
囲を回転せしめられることを可能にするスナップ嵌合構
造によってハブに回転自在に結合される。カラーとハブ
との回転自在の結合は、基端の隆起部32、末端の隆起
部33及びカラー収容凹部34とカラーとを含むハブ上
の構造と、カラーと、の間の相互作用によって達成され
る。基端の隆起した部分32と、末端の隆起した部分3
3との間の距離は、カラー41の内径よりも大きく且つ
凹部34を横切る直径すなわち横断距離よりも大きい。
組立中に、カラーは、ハブの末端を越えて通過せしめら
れ且つ末端の隆起した部分33を外周に押し込まれて、
隆起した部分32と33との間の空間内にスナップ嵌合
されてこの位置に保持される。カラーとハブとの間には
ある量の摩擦係合が存在して、カラーがハブに対して過
度に自由に回転することができないようになっているの
が好ましい。以下により詳細に説明するように、針シー
ルドを針ハブに対して回転させることができ且つシール
ドをそれ自体が選択された位置に維持されるようにする
ことが望ましい。このことは、隆起部分32と隆起部分
33との間の距離をカラー41の厚みよりも小さくする
こと及び/又は凹部34を横切る直径すなわち横断距離
をカラーの内径よりも若干大きくして、カラーとハブと
の間に摩擦関係を付与すること等の多くの方法によって
達成することができる。また、ハブ上又はカラーの内側
に一連の突出部を配置し且つ同じくカラーの内側又はハ
ブ上に一連の凹部を配置することによって、機械的な保
持構造を提供することもできる。これらの突出部は、凹
部と係合して、カラーをハブに対して位置決めすること
ができるが、依然として、突出部と凹部との係合力に打
ち勝つことによる回転は許容する。カラー41の内面4
3は、一定の内径のような種々の形状に作ることができ
る。この好ましい実施形態においては、内面43は、図
3に最も良く示されているように、小さい方の直径Cに
沿った4つの区分と、大きい方の直径Dに沿った4つの
区分とによって形成されている。小さい方の直径Cは、
ハブ28上の凹部34の直径よりも若干小さい。段部構
造によりカラーが製造誤差に対して影響がより少なくな
り、その結果、カラーとハブとの間の摩擦嵌合がより緊
密に制御できる。この段部構造はまた、カラーにいくら
かの可撓性を付与して、組立工程中により容易にスナッ
プ嵌合されるのを可能にすることもできる。カラーをハ
ブに回転自在に結合することの利点は、以下においてよ
り詳細に説明する。
【0011】円筒形状の側壁38と開口した基端39と
を有する細長い堅固な針カバー37は、ハブ28と取り
外し自在に係合し且つ図2に最も良く示されているよう
に針カニューレ21を覆っている。針カバーは、本発明
の重要な特徴である。好ましくは、針アセンブリは、製
造されて、針カバーを定位置に配置した保護パッケージ
内に殺菌状態で維持される。針カバーは、針シールドア
センブリが滅菌パッケージから取り出された後に、針の
ための汚染バリアを提供する。従って、最初の使用時
に、清潔な針が保証される。最初の使用時に、針カバー
は、図7に示すように、針ハブと針カバーの開口した基
端との間の係合力に打ち勝つことによって取り外され
る。
【0012】カラー41には、末端46と基端47とを
有する細長い針シールド45がヒンジ結合されている。
この好ましい実施形態においては、針シールド45は、
生きヒンジ44によってカラー41にヒンジ結合されて
いる。シールドをカラーにヒンジ結合するための構造を
含んで針シールドがカラーに対して枢動できるようにす
ることは本発明の範囲に含まれる。これらの構造は、公
知の機械的ヒンジ及び種々の連結機構との組み合わせを
含んでいる。針シールド45は、長孔52を形成してい
る2つの側壁50及び51と、内面56を有する凹部5
5を形成している側壁間の背面壁53とを含んでいる。
【0013】本発明の針シールドアセンブリは、注射器
のような流体供給装置と共に使用するのに適している。
図示のために、針シールドアセンブリ20は、末端7
3、基端74及び流体を保持するためのチャンバ76と
長手軸線80とを形成している円形の側壁75とを有す
る注射器筒71を含んでいる。皮下注射器70に接続さ
れた形で図示されている。供給されるべき薬剤の投与量
を測定するために、注射器筒上には容積測定指示構造7
2が設けられている。注射器筒の末端は、ハブに接続さ
れていて、針カニューレの内腔が注射器筒のチャンバ7
6と流体連通するようになっている。この実施形態にお
いては、注射器筒の末端73は、截頭円錐形状の先端7
7を含んでおり、この先端77は、カニューレとチャン
バとの間の流体通路を提供する貫通通路を有している。
注射器筒の截頭円錐形状の先端は、針ハブ内の截頭円錐
形状の空洞と係合する。注射器筒の末端はまた、先端を
同心状に包囲している係止用ルアー型カラー79をも含
んでいる。このルアー型カラーは、針ハブに係合して同
針ハブを注射器筒に固定するための内ねじが設けられて
いる。広範囲の薬剤又はその他の流体処理装置に取り付
けられるように種々のハブ形状を含むことは、本発明の
範囲に含まれる。上記し且つ截頭円錐形状の内側空洞を
有するハブ形状は、これらの多くの可能性のうちのひと
つを反映したものである。多くの注射器、止め栓及びア
ダプタのような流体処理装置、及びその他の流体処理装
置は、ルアー型摺動部材と係止用嵌合部材とを含み、截
頭円錐形状の内側空洞のハブが前記係止用ルアー型嵌合
部材に係合する。ハブが注射器筒と一体成形されている
針シールドアセンブリを提供することも本発明の範囲に
含まれる。
【0014】針シールドアセンブリの全ての部材がハブ
に接続されること及びハブが注射器のような流体処理装
置に直に接続することができることは、本発明の重要な
特徴である。いくつかの従来技術による装置は、針ハブ
と注射器との間に取り付けられる別個のハウジングを含
み、針シールドは、この別個のハウジングにヒンジ結合
される。別個のハウジングは、注射器内のチャンバと針
カニューレの末端との間の流体流路を長くして薬剤を浪
費し、この薬剤は押し出されないので、ハウジングを通
る流体流路は、薬剤が針の基端を離れる前に薬剤で満た
されなければならない。いくつかの場合には、薬剤は、
注射器の100倍以上高価なものであり、多数の注射器
によって損失される少量の薬剤は、高価な薬剤の実質的
に不必要な損失となる。付加的な要素は、注射器と針先
端との間の長さを増し、おそらく、例えば患者の血管内
に針を正しく位置決めするのを若干より困難にするであ
ろう。
【0015】本発明の針シールドアセンブリにおける針
カバー及びヒンジ結合さた針シールドを使用することに
よって、針シールドアセンブリの製造及び組立において
他の利点が提供される。最も注目すべき点は、針カニュ
ーレ、ハブ、及び針カバーが別個のアセンブリとして製
造できる点である。針カバーがハブに取り付けられてい
る限り、針カニューレ及び特に針カニューレの尖った先
端は、損傷及び汚染から保護される。最後の組立工程
は、カラーがハブのカラー収容凹部34上に嵌入される
まで、カラー41を針カバー37上を滑らせることを含
む。この組立を容易にするために、針カバー37は、環
状のフランジ40を含んでおり、この環状フランジ41
は、組立の際に、カラーが環状フランジ40とハブの末
端の隆起した部分33との上を円滑に通過して凹部34
内へと移動できるように傾斜かつけられた外面を有して
いる。更に、この最終的な組立工程は、脆い針カニュー
レが針カバーによって保護されて針カニューレの汚染及
び損傷が防止されながら行われる。
【0016】針シールド45は、図7に最も良く示され
ているように、針カニューレ21が露出される開放位置
から、針カニューレの少なくとも一部分が図8に最も良
く示すように針シールドの長孔内にある閉塞された針保
護位置まで枢動することができる。
【0017】以下に更に詳しく説明するように、本発明
の重要な特徴として、針カバーが取り外される前に針シ
ールドが閉塞位置へと枢動されるのを防止する手段があ
る。この好ましい実施形態においては、この防止手段
は、側壁の少なくとも一部分を、長孔が針カバーよりも
小さくて針シールドが閉塞された針保護位置へと枢動さ
れ得る前に針カバーが取り外されなければならないよう
に形成することによって達成される。針カバーが取り外
される前における閉塞された針保護位置への針シールド
の動きを防止する多くの構造を含むことは、本発明の範
囲に含まれる。このような構造は、針シールド上に設け
られた突出部と、針シールドと針カバーとの間の干渉部
分を形成する針シールド上、針カバー上、又はこれらの
両部材上に設けられた突出部と、針シールドが閉塞され
た針保護位置内へと動くのを防止する針カバーと、を含
んでもよい。
【0018】本発明の別の重要な特徴としては、針シー
ルドが閉塞位置へと枢動されると、針シールドを閉塞さ
れた針保護位置に自動的に係止するための手段がある。
“自動的”とは、針シールドの針保護位置への十分な移
動が、ユーザーの代わりに更に操作することなく係止を
自動的に起こさせるであろうことを意味する。“永久
的”とは、脱係止構造がなく、針が適正に廃棄されるま
でシールドされたままであろうということを意味する。
この係止は、概して、針シールドの適正な廃棄中に遭遇
する通常の力に耐えるべきである。針シールドに過剰な
力がかけられると、針カニューレは曲がるが針カニュー
レは再露出はされないであろう。
【0019】この好ましい実施形態においては、針シー
ルドを閉塞された針保護位置に保持する手段は、針カニ
ューレを針シールドの長孔内に保持するための針カニュ
ーレ係止手段を含んでいる。この好ましい実施形態にお
いては、針カニューレ係止手段は、針シールドの内側面
56から突出しているアーム58を含んでいる。アーム
58は、その自由端59に横方向突出部分61を含んで
いる。横方向突出部分61は、針シールドが閉塞位置へ
と枢動されると、針カニューレ21が横方向突出部分6
1をスナップ式に越えて針シールド内に保持されるよう
に位置決めされている棚部62を含んでいる。針カニュ
ーレによる横方向突出部分を越えるスナップ式嵌入作用
は、針カニューレの撓み又は全ての部材の組み合わせに
よって、針カニューレが横方向突出部分を通り過ぎた後
に、各部品が撓まない状態へと戻るか又は少なくとも針
カニューレがその経路を逆戻りすることができず且つ針
シールドの凹部内に保持されたままであるようにするこ
とによってなされる。保持力は、針シールドを開口した
針露出位置へと戻すように試みると、針がその方向に曲
げられるけれども通常は再露出されないようになされて
いるのが好ましい。この好ましい実施形態においては、
アーム58は、内側面56から延びており、特に、背面
壁53から外方へと延びている。しかしながら、アーム
は、側壁のどちらかから延び且つ依然として同様の結果
を生じることもできる。
【0020】この好ましい実施形態においては、針カニ
ューレ係止手段はまた、針シールドが閉塞位置へと回転
せしめられつつあるときに、針カニューレを長孔52の
中心に向かって付勢するための外面67及び68を各々
有する第1の傾斜壁64と第2の傾斜壁65とを含んで
いる。これらの傾斜壁は、特に、針カニューレの長手軸
線がハブ及び注射器の長手軸線に対して整合しない場合
に有用である。外面は、針カニューレが適当に係合し且
つアーム構造によって捕捉されるように針カニューレを
中心位置に向かって付勢するであろう。これらの傾斜壁
は、本発明にとって必要ではないけれども、少なくとも
1つの壁が望ましく且つ図3に最も良く示されているよ
うに2つの壁が好ましい。
【0021】図7及び8を参照すると、針シールドは、
片手操作で、開放位置から閉塞位置へと動かすことがで
きることがわかる。例えば、指で注射器70を把持し且
つ親指で背面壁を押し付けて針シールドを開放位置から
閉塞位置まで前進させることによって、針シールドが閉
塞係止位置となるまで前進させることによってなされ
る。針シールドの片手操作を容易にするために、指パッ
ド69が針シールドの基端に設けられている。
【0022】針シールドの開放位置に解除自在に保持す
る手段を有することは望ましい。針シールドを開放位置
に保持することによって、視覚的又は物理的に注射過程
と干渉しないようにする。針シールドを開放位置に解除
自在に保持することは、アセンブリの各部分をヒンジ内
に摩擦が生じるような大きさとすることにより、又は関
節式のオーバー・センター・ヒンジ(回転中心がずらさ
れたヒンジ)を使用することにより、又は針シールドと
カラーとの間に針シールドを開放位置から動かすために
は打ち勝たなければならない干渉部分を形成することに
よって、達成される。図4に最も良く示されているよう
に、この実施形態においては、カラー上の突出部82
は、針シールドが開放位置へと枢動せしめられたときに
開口83の端縁85と係合するであろう。針シールドを
開放位置から枢動させるためには、付加的な力が必要で
ある。開放位置においては、図7に最も良く示されてい
るように、長孔52は、針カニューレの長手軸線25か
ら約90°〜180°傾斜して、針シールドが、長孔5
2が針カニューレの長手軸線25から約150°である
ように回転せしめられるのが好ましい。
【0023】図7に最も良く示されているように、針カ
ニューレ21の尖った先端26は、長手軸線25に対し
て角度Aで傾斜している斜面27を有する斜め形状とな
るように尖らせてある。斜面27は方向Bを向いてい
る。ハブに対してカラーが回転することによって結合さ
れることは、本発明の重要な特徴であり、これにより、
針シールドが開放位置にあるときにこの斜面が針シール
ドと同じカラーの側を向くように針シールドが回転する
のを許容する。針シールドがこの位置へと回転すること
により、斜面が理想的な向きとなり、針を患者の血管内
へ又は皮下に挿入するのが容易になる。また、針シール
ドが開放位置にあるときに針シールドと同じ針アセンブ
リの側面を向いている斜面27を有することは望まし
い。これにより、血管へのアクセスを得ることを試みた
ときに、患者の体、例えば患者の腕に近い低い角度で注
射器を位置決めすることの邪魔にならない。更に、針シ
ールドをハブに対して回転できることにより、注射器筒
上の容積測定指標に対するユーザーの視野を遮るのを避
けるように針シールドを位置決めすることができる。
【0024】図1は、殺菌状態で製造者から供給され易
い状態で皮下注射器70に接続された針シールドアセン
ブリ20を示している。針シールド45を閉塞位置と開
放位置との間の中間位置で閉塞位置に近接した位置に配
置することによって、包装材が少なくて済み且つ且つ船
積み時のカートンスペースが少ない形状とすることがで
きる。このことは、針シールドが、注射器のような流体
供給装置に取り付けられないで別個に輸送されるときに
特に適している。また、この中間位置においては、針シ
ールドアセンブリは、ハブを標準的な係止用ルアー型嵌
合部材にねじ込む如き流体供給装置に取り付ける目的の
ために操作し易い。従って、針シールドを、開放位置と
閉塞位置との間の中間位置に解除自在に保持できる手段
を設けることは望ましい。この好ましい実施形態におい
ては、中間位置に針シールドを解除自在に保持するため
の手段は、側壁50及び51から内方に突出している突
出部86及び87を各々含み且つ針カバー37の外面と
係合して針シールドを針カバーに向かって付勢してい
る。針シールドをこの中間位置から開放位置まで枢動さ
せるためには、付加的な力が要求される。
【0025】図9は、本発明の別の針シールドアセンブ
リを示している。この別の針シールドアセンブリは、図
1〜8の針シールドアセンブリと同様に機能する。この
針シールドアセンブリ90は、カラー141と、ヒンジ
144を介してカラー141にヒンジ結合されている針
シールド145とを含んでいる。針シールドを開放位置
に解除自在に保持する手段は、カラー上に設けられてい
る突出部91と、針シールド上に設けられて間に開口部
94を形成している指パッド92及び93とを含んでい
る。指パッド92及び93の間の開口部94の幅は、カ
ラー上の突出部91の幅と等しいか又は若干広くて、針
シールドが開放位置へと枢動したときに突出部91が開
口部94内へと入り込み且つ指パッド92及び93の側
部と摩擦係合するのが好ましい。突出部又は凹部を突出
部91上及び開口部94内に択一的に設けて、針シール
ドが開放位置にあるときに針シールドをカラーに機械的
に係合するようにすることができる。この場合には、針
シールドは、この位置に解除自在に保持され、針シール
ドを閉塞位置へと進めるためには、針シールドへの突出
部の摩擦又は機械的な係合に打ち勝つ付加的な力が必要
とされるであろう。針シールドが閉塞位置へと進められ
るときに、ユーザーの指と針シールドとの間のより確実
な係合を提供する助けとするために、不連続面95及び
97が設けられている。
【0026】図10は、本発明の針シールドアセンブリ
と共に使用するための別の針シールドを示している。図
10の実施形態の針シールドは、図1〜8の針シールド
アセンブリと同様に機能する。
【0027】針シールド100は、長孔152を形成し
ている側壁150及び151と、側壁間に設けられ且つ
内面156を有する凹部155を形成している背面壁
と、を含んでいる。針カニューレを針シールドの長孔内
に保持するための針カニューレ係止手段は、針シールド
が閉塞位置へと枢動されたときに針カニューレ121が
スナップ式に通過して針シールド内に保持されるように
位置決めされた棚部162を自由端に含んでいる横方向
突出部分161を有するアーム158を含んでいる。
【0028】図11は、カラー及び針シールドなしで示
されている本発明の別の針シールドアセンブリ200を
示している。この択一的な実施形態においては、ベース
部材230は、ハブ228と一体成形されており且つハ
ブ228の一部分である。ハブ228は更に、針アセン
ブリの取り付け及び取り外しを容易にするための拡径部
分235を含んでいる。カラーはハブに回転自在に取り
付けられているので、ハブを皮下注射器に取り付け或い
は取り外すのが困難であるかもしれない。なぜならば、
アセンブリの回転によって、シールドとシールドに結合
されたカラーとが、ハブ228を中心に回転せしめられ
るからである。拡径部分235は、掴んで針シールドア
センブリの取り外し及び取り付けを容易にするための面
を提供している。この実施形態においては、拡径部分2
35は、把持面としての用途を更に拡大するための八角
形の形状を有している。更に、ハブ228は、針シール
ドアセンブリを皮下注射器又はそれと類似の装置に結合
し或いは取り外すための改良された接触点として更に作
用する径方向外方に突出しているタブ236を含んでい
る。本発明の針シールドアセンブリの取り付けを容易に
する方法としては、ハブが閉塞位置又は中間位置にある
ときに、回転可能なシールドと係合する構造をハブ上に
設ける方法がある。また、順にハブを回転させるカバー
の回転を容易にするリブを針カバー37に設けることも
できる。また、針シールドの側壁50及び51は、十分
に撓むように設計することができ、それによって、針シ
ールドが中間位置にある間に手によって針シールドに搾
り力がかかると、シールドの側壁が潰され且つ針カバー
37を掴むことができて、針シールド及び針カバーを介
してハブにトルクが伝わるようにされている。同様に、
針シールドの側壁は、針シールドが閉塞位置にあるとき
にハブを掴むことができるように設計することができ
る。従って、本発明は、皮下注射器又はそれと類似の装
置に針シールドアセンブリを取り付け或いは取り外すの
を容易にするために、ハブにトルクを付与するための手
段を提供する。トルクを付与するためのこの手段は、拡
径部分235のような拡大部分及び/又は径方向突出タ
ブ236のような径方向突出タブを備えたものを含む択
一的なアクセス可能なハブ構造を含んでいる。トルクを
付与するための手段はまた、針カバーが中間位置にあり
且つ針シールド上に可撓性の側壁を提供して指の力が側
壁を撓ませて、針シールドがカバーを介してハブに力を
付与するために針カバーを掴むことができるように、針
カバーと針シールドとに係合するための構造をも含んで
いる。このトルクを付与するための手段はまた、針シー
ルドが閉塞位置にあるときに針シールド及びハブと係合
して、針シールドに可撓性の側壁を提供することによっ
て、指の力が側壁を撓ませて、ハブを介してトルクを伝
えるためにハブを掴むことができるようになされた構造
をも含んでいる。更に、この針シールドに係合するため
の構造は、ある種の構造においては、針シールドから針
ハブにトルクをかけるのに側壁が必要でないように十分
に強くてもよい。ハブと係合するために針シールド上に
設けられた構造は、好ましくは、ハブと接し、シールド
にかけられた回転力がハブに効率良く伝わるような平坦
で十分な摩擦力を有する、鋸歯状の又は粗い末端を有す
る一連の内方に突出している棚部を含んでもよい。
【0029】ハブ228は、基端の隆起部分232と、
末端の隆起部分233と、を含んでいる。この実施形態
においては、末端の隆起部分233は、面取りされた面
を有して、カラー(図示せず)が、針カバー237を覆
って容易に取り付けることができ且つ針シールドの周囲
に沿ってカラーを摺動させて凹部234内へと入り込ま
せ、面取りされた末端の隆起した部分233を強制的に
通過させて凹部234内へと入り込ませるようになされ
ている。
【0030】図12は、本発明の別の択一的な針シール
ドアセンブリを示している。この択一的な針シールドア
センブリは、図1〜8の針シールドアセンブリと似た機
能を果たす。図1〜8の針シールドアセンブリのような
択一的な針シールドアセンブリ300は、針カニューレ
321と、ベース部材330を含むハブ328と、針カ
バー337と、ハブの周囲に回転可能なように結合され
たカラー341と、とを含んでいる。細長い針シールド
345は、ヒンジ344を介してカラー341に枢動自
在に結合されている。ベース部材が上記した方法を使用
してハブに取り付けられた別個の部材又はハブの一部品
として一体的に形成されたハブとすることができること
は、本発明の範囲に含まれる。カラー収容凹部を有する
代わりに、本実施例は、環状のフランジ335を含んで
いる。カラー341とハブ328との回転可能な結合
は、カラー341の内側で環状フランジ335が環状凹
部336と係合することによってなされる。
【0031】本発明の重要な特徴のうちのひとつは、針
カバーが取り付けられた後に針シールドとカラーとをハ
ブに組み付けることができ、それによって、カラーと針
シールドアセンブリとの取り付け中に、尖った針先端を
損傷する可能性を除去することである。本発明の針シー
ルドアセンブリを製造する一つの方法は、上記した多く
の製造方法のうちの一つを使用してベース部材330を
ハブ328に取り付けることである。次いで、針カニュ
ーレの基端をハブの末端に固定するための種々の公知の
方法を使用して針カニューレがハブに組み付けられる。
エポキシ系接着剤を使用するのが好ましい。一体形成さ
れるか又は別個に取り付けられたベース部材を含むハブ
と針カニューレとを含む針アセンブリは、次いで、取り
外し自在の針カバーに組み付けられる。この方法におけ
るこの時点で、針カバーによって、針カニューレが損傷
から保護され清浄さが維持されるカバー付きの針アセン
ブリが達成される。この針アセンブリは、更に組み立て
られて最終製品とする前、すなわち、環状フランジ33
5がカラー上に面取りされた面342に接するまでカラ
ーを針カバーの末端を越えて基端方向へ進めることによ
ってカラーを針ハブに結合する前に殺菌してもよい。環
状フランジがカラーを若干広げるようにさせて、環状フ
ランジ335がカラー内の環状凹部336内にスナップ
式に嵌入するように、面取りされた面が設けられてい
る。針シールドは、上記した中間位置へと枢動され、包
装され、殺菌されるか、又は皮下注射器に取り付けら
れ、包装され、殺菌される。殺菌は、ETOのようなガ
ス殺菌又は放射線殺菌によって行っても良い。ガスによ
る殺菌が使用される場合には、パッケージは、100%
呼吸可能な材料によって作るか、又は、剥がすことがで
きる呼吸可能な頂部を備えた発泡性のパッケージのよう
な呼吸可能な材料の少なくとも1つの面を有することが
できる。呼吸可能な面は、ガス殺菌法を実行するために
必要である。放射線殺菌の場合は、呼吸可能な要素が使
用できるが必須ではない。好ましくは、注射器のような
装置に取り付けられる多数のパッケージされた針シール
ドアセンブリ又はパッケージされた針シールドアセンブ
リが段ボール製のコンテナ内に配置され、殺菌工程前に
シールされる。
【0032】本明細書全体に亙って、カラーは、360
°の開口を有するものとして述べられていることに注目
すべきである。カラーがハブに回転自在に取り付けられ
るのに十分であると考えられる360°よりも小さく1
80°よりも大きい開口を有することも本発明の範囲に
含まれる。図13は、図1〜8の実施形態とほぼ同様に
機能する別のカラー及び針シールドアセンブリを示して
いる。しかしながら、この実施形態においては、カラー
441は、360°より小さく180°よりも大きい開
口を有する半円形である。カラー441は、上記した方
法を使用して針カバーの周囲で且つ針ハブ上に軸線方向
に組み付けることができる。カラーはまた、同カラーを
前記ハブに向かって水平方向に動かし且つ開口部を針ハ
ブ上の適当な構造を越えてスナップ式にはめ込むことに
よって組み付けてもよい。どちらの場合にも、別個の針
シールド及びカラー400を、針カニューレ及び針カバ
ーが組み付けられた後にカラー及び針シールドを針ハブ
に組み付けてよいという本発明の重要な特徴を維持する
ことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、片手を使って針シールドを針
シールド位置に位置決めすることができ且つ針シールド
が再使用できないように針シールドを自動的に針シール
ド位置に係止することができる自己収容型の針シールド
アセンブリ及び同アセンブリを形成する方法を提供する
ことが理解できる。本発明の針シールドアセンブリはま
た、針が最初に使用されるまで針の清浄さを維持するた
めの構造をも提供する。本発明は、針が2回使用できる
自己収容片針シールドアセンブリをも提供する。すなわ
ち、一回目は、注射器内へと薬剤を抜き取り、2回目
は、患者の体内に薬剤を注射するために使用することが
できる。この間、針カバーが取り付けられている間、針
シールドが閉塞位置へと枢動するのを阻止することによ
って、最終的な使用まで針シールドが永久的に係止され
ないようにしておく手段を提供する。本発明はまた、針
シールドが針ハブに対して回転できるようにして、斜面
を有する尖った斜めの先端を有する針カニューレに対し
て針シールドを配向することができるという利点をも提
供する。斜角面が向いた方向と同じ側へ針シールドを回
転させることができるという利点は、針シールドによる
影響を受けることなく患者の血管を穿刺するのを容易に
する。最後に、本発明は、流路を長くし且つアセンブリ
全体をより長くしてより使用し辛くすることによって薬
剤を浪費する針ハブを注射器のような流体処理装置から
分離する中間部材を有しないという利点をも提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用前の注射器に取り付けられた本発明の針シ
ールドアセンブリの側面図である。
【図2】針カバーとハブの一部分とが断面で示された注
射器に取り付けられた本発明の針シールドアセンブリの
分解図である。
【図3】本発明において使用するための針シールドとカ
ラーとのアセンブリの頂面図である。
【図4】図3の線4−4に沿った針シールドとカラーと
のアセンブリの断面図である。
【図5】図3の線5−5に沿った針シールドとカラーと
のアセンブリの断面図である。
【図6】図3の線6−6に沿った針シールドとカラーと
のアセンブリの断面図である。
【図7】最初に使用される時の注射器に取り付けられた
本発明の針シールドアセンブリの側面図である。
【図8】針シールドが閉塞位置にある、使用後の本発明
の針シールドアセンブリの側面図である。
【図9】注射器に取り付けられた本発明のもう一つ別の
針シールドアセンブリの斜視図である。
【図10】図9に示したもう一つ別の針シールドの断面
図である。
【図11】カラーと針シールドとを図示していない、本
発明のもう一つ別の針シールドアセンブリの側面図であ
る。
【図12】本発明の針シールドアセンブリの更に別の実
施形態の側面図である。
【図13】本発明の針シールドアセンブリの更に別の実
施形態の頂面図である。
【符号の説明】
20 針シールドアセンブリ、 21 針カニュー
レ、 28 ハブ、30 ベース部材、 32,3
3 隆起部分、 34 凹部、37 針カバー、
41 カラー、 44 ヒンジ、45 針シールド、
70 皮下注射器、 71 注射器筒、72 容
積測定標識、 79 ルアー型カラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トレイシー・アール・ホットビー アメリカ合衆国ネブラスカ州68601,コラ ンバス,カントリー・クラブ・ドライブ 6753 (72)発明者 アレックス・エス・ウォレース アメリカ合衆国ニュージャージー州07430, マーワー,エマーソン・コート 143 (72)発明者 ジェイ・イー・ブース アメリカ合衆国コネチカット州06018,カ ナーン,マリリン・ドライブ 12 (72)発明者 ブロンウェン・ウォルターズ アメリカ合衆国フロリダ州33004,ダニア, サウスイースト・サード・テラス・ストリ ート 429 (72)発明者 マリアン・グレイベル アメリカ合衆国ニューヨーク州12528,ハ イランド,サニーブルック・サークル 66

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一回限りの使用のためのカニューレ係止
    機構を備えた針シールドアセンブリであって、 基端と、末端と、長手軸線を規定している貫通内腔と、
    を有する針カニューレと、 流体供給装置に接続するための基端と、前記針カニュー
    レの前記基端に結合された末端とを有するハブと、 前記カラーが前記ハブの周囲を回転できるように同ハブ
    に回転自在に結合されたカラーと、 前記ハブと取り外し自在に係合し且前記針カニューレを
    覆う細長く堅固なカバーと、 末端と、前記カラーにヒンジ結合された基端とを有し且
    つ長孔を形成している2つの側壁と、内面を有する凹部
    を形成している前記側壁間に設けられた背面壁とを含
    み、前記針カニューレが露出される開放位置から、前記
    針カニューレが前記長孔内にある閉塞された針保護位置
    まで枢動することができる、針シールドと、 前記針カバーが前記ハブと係合している間に、前記針シ
    ールドが前記閉塞位置へと枢動するのを阻止するための
    手段と、 前記針シールドが前記閉塞位置へと枢動したときに、同
    針シールドを前記閉塞された針保護位置内に係止するた
    めの手段であって、前記針カニューレを前記針シールド
    の前記長孔内に保護するための針カニューレ係止手段を
    含む手段と、を含む針シールドアセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1の針シールドアセンブリであっ
    て、 前記針カニューレ係止手段が、前記針シールドの前記内
    面から突出しているアームを含んでおり、同アームは、
    前記針シールドが前記閉塞位置へと枢動するときに、前
    記針カニューレがスナップ式に越えて、前記針シールド
    内に保持されるように位置決めされた棚部をその自由端
    に含んでいる横方向突出部分を有する、針シールドアセ
    ンブリ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の針シールドアセンブリ
    であって、 前記針カニューレ係止手段が、前記針シールドが前記閉
    塞位置へと枢動されつつあるときに、前記針カニューレ
    を前記長孔の中心に向かって付勢するための面を有する
    傾斜壁を含んでいる、針シールドアセンブリ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の針シールドアセンブリ
    であって、 前記針シールドを前記閉塞位置に係止するための前記手
    段が、前記長孔が前記針カバーよりも小さくなされ且つ
    前記針カバーを取り外さなければ前記針シールドを前記
    閉塞位置へと枢動させることができないように形成され
    た、前記側壁の少なくとも一部分を含む、針シールドア
    センブリ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の針シールドアセンブリ
    であって、 前記針シールドを前記開放位置に解除自在に保持するた
    めの手段を更に含む、針シールドアセンブリ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の針シールドアセンブリ
    であって、 前記針シールドを、前記開放位置と前記閉塞位置との中
    間位置に解除自在に保持するための手段を更に含む、針
    シールドアセンブリ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の針シールドアセンブリ
    であって、 前記針カニューレの前記末端が、斜面を有する尖った斜
    面形状の先端を含んでいる、針シールドアセンブリ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の針シールドアセンブリ
    であって、 前記針シールドが前記開放位置にあるときに、前記斜面
    が、前記カラーの前記針シールドと同じ側に面してい
    る、針シールドアセンブリ。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の針シールドアセンブリ
    であって、 前記針シールドアセンブリと流体供給装置との取り付け
    及び取り外しを容易にするために、前記ハブにトルクを
    付与するための手段を更に含む、針シールドアセンブ
    リ。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の針シールドアセンブ
    リであって、 前記カラーが、前記ハブを包囲する範囲内で、180°
    よりも大きいが360°よりも小さい円形の孔を含む、
    針シールドアセンブリ。
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