JPH1079940A - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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JPH1079940A
JPH1079940A JP23520196A JP23520196A JPH1079940A JP H1079940 A JPH1079940 A JP H1079940A JP 23520196 A JP23520196 A JP 23520196A JP 23520196 A JP23520196 A JP 23520196A JP H1079940 A JPH1079940 A JP H1079940A
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JP
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data
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zrl
buffer
detection circuit
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JP23520196A
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Hideyuki Terane
秀幸 寺根
Hisashi Wagi
恒 和木
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H03M7/30Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
    • H03M7/40Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハフマン符号化方式において、不要なZRL
*符号を符号化することなく、効率的にハフマン符号化
を行える画像符号化装置を提供する。 【解決手段】 ハフマン符号化方式を用いて画像データ
を圧縮する画像符号化装置において、AC係数値の属す
るグループを求めるグループ化部と、グループ化部より
出力されるラン長・グループ番号・付加ビットを受けて
ZRL*符号、有効係数を認識するデータ処理ユニット
と備え、そのデータ処理ユニットでは、ラン長・グルー
プ番号(N/S)が有効シンボル(ZRL*符号以外)
の時は、有効シンボルを次段のハフマン符号化部に転送
し、N/S中にZRL*符号が含まれる時は、ZRL*
号数検出カウンタをインクリメントし、ZRL*符号の
後がEOB*符号の時は、ZRL*符号数検出カウンタの
カウント値に対応した数のZRL*符号を除去するよう
に構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符号化装置に
おけるエントロピ符号化部中のハフマン符号化方式にお
いて無効係数(ブロックデータの内容が”0”)のラン
長を効果的に処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図22は従来の画像符号化装置を示すブ
ロック図である。図22において、1は8×8画素ブロ
ックの画像データを入力する入力端子、2は離散コサイ
ン変換部(DCT)、3はジグザグ変換部、4は量子化
部、5は量子化テーブル、6はエントロピ符号化部、7
は符号化テーブル、8はパラメータや符号化データを出
力する出力端子である。
【0003】次に従来の画像符号化装置の動作について
説明する。まず、画像データは画像データ入力端子1か
ら、例えば8ビット幅のコンポーネント画像Pxy(x,
y=0,1,2,3,・・・・,7)が入力される。入
力した画像データは、離散コサイン変換部2に送られ
る。離散コサイン変換部2では、その分割された8×8
画素ブロックPxyに対して2次元離散コサイン変換を行
う。2次元離散コサイン変換の結果、64個(=8×
8)の係数SUVが得られる。2次元離散コサイン変換を
行った結果得られた64個のDCT係数SUVは量子化部
4に入力される。量子化部4ではDCT係数SUVを量子
化テーブル5の値QUVで割る演算が行われる。量子化さ
れた64個の係数RUVはジグザグ変換部3に送られ、シ
リアル順序からジグザグ順序に並び変えられる。ジグザ
グ順序に並び変えられた64個の係数RUVはエントロピ
符号化部6へ送られる。エントロピ符号化部6では、符
号化テーブル7を用いて、ハフマン符号化方式により符
号化し、符号データが出力端子8から数バイト単位(例
えば16ビット幅)で出力される。以下、詳細に説明す
る。
【0004】まず、入力端子1に入力した8×8画素の
コンポーネント画像Pxy(x,y=0,1,2,3,・
・・・,7)はDCT2において、2次元離散コサイン
変換され、(1)式のような係数SUVが得られる。
【0005】
【数1】
【0006】DCT係数SUVは図23に示すようにS00
(DC(直流)成分)とそれ以外のS01〜S77までのA
C(交流)成分とから構成され、S00が最大で他のAC
成分はS00係数と比べて非常に小さい値である。
【0007】次に、このDCT係数SUVは量子化部4に
入力される。DCT係数SUVは量子化部4で量子化テー
ブル5の値QUVを用いて除算が行われる。すなわち、量
子化された量子化DCT係数RUVは次式で求められる。
【0008】RUV=round(SUV/QUV) ここで、round関数は、SUV/QUVの演算結果をもっと
も近い整数に変換するための関数である。従って、2次
元の次数UVがUVの値が大きなところで大きくなるよ
うに量子化テーブルの値QUVを決めることによって、A
C係数は次数が大きい部分ではほとんどの係数が0とな
るようにすることができる。
【0009】次に、画像符号化装置の特徴であるエント
ロピ符号化部6についてより詳細に述べる。図22にお
いて、量子化部4より出力されたDC係数(R00)とそ
の他のAC係数(R00以外)を含む64個の係数R
UVは、エントロピ符号化部6に送られる。エントロピ符
号化部6では、8×8画素の平均値を表すDC係数(R
00)とその他のAC係数(R00以外)では符号化方式が
異なるので、それぞれ分けて説明する。
【0010】まず、DC係数R00をグループ化するため
のブロック図を図24に示す。図24において、量子化
部から入力されたDC係数R00は、ブロック遅延部61
によって遅延された一つ前のDC係数R00との間でDC
差分器62によって引き算され、差分が取られ、グルー
プ化ユニット9に送出される。DC差分器62の演算処
理は図25に示すように、DC差分器62においては、
現時点のDC成分(例えば、色信号の場合は、R,G,
Bのいずれか)のブロック(i)のDC係数(DCi
と一つ前に符号化された同一成分のブロック(i−1)
のDC係数(DCi-1)との差が計算され、その差分値
(ΔDCi=(DCi)−(DCi-1))が求められる。
コンピュータグラフィックスのような特殊な画像を除い
て、隣のブロックとの平均値が大きく変化することはあ
まりないので、一つ前のDC係数との差分値は0の近傍
に集中する。従って、このようにして求められた差分を
符号化することにより高能率な符号化が期待できる。
【0011】上記のDC差分器62によって求められた
DC係数の差分値はグループ化ユニット9に入力され、
図29の表を用いてその差分値が属するグループが求め
られる。グループ化ユニット9からの出力はDC差分値
をグループ番号(S)と付加ビット(A)で表される。
ここで、付加ビット(A)はグループ内における差分値
の順番を示す値である。図29において、例えば、グル
ープ3においては、付加ビット数は3であり、DC差分
値は−7,−6,−5,−4,4,5,6,7の8値を
取り得るので、−7に000、−6に001、−5に0
10、−4に011、4に100、5に101、6に1
10、7に111の付加ビットをそれぞれ割り当てる。
このように、グループ化ユニット9からはグループ番号
(S)と付加ビット(A)が出力される。例えば、DC
差分値が4である場合、図29の表においてグループ番
号(S)の値は3(2進数で0011)、付加ビット
(A)は4(2進数で100)となる。このグループ化
ユニット9からの出力であるグループ番号(S)と付加
ビット(A)は以下に説明するように、1次元ハフマン
符号化部65で1次元ハフマン符号化される。このグル
ープ番号(S)の値を以下ではDC*と呼ぶこともあ
る。
【0012】次に、AC係数のグループ化のブロック図
を図26に示す。AC係数はジグザグスキャン部91に
よってAC01,AC10,AC20,...AC75,A
66,AC77のように、1次元に並び変えられる。ここ
で、AC01等はジグザグ座標(0,1)等のAC値を表
わすものと定義し、明細書中ではAC(0,1)等と表
記する場合もある。図27にジグザグスキャンの様子を
示す。ジグザグスキャン部91で1次元に並び変えられ
たAC係数は、判定部92によって各AC係数が0であ
るか、0以外であるかが判定され、AC係数が0の場合
はランレングスカウンタ93でそのAC係数0の連続数
がカウントされラン長(N)として出力される。例え
ば、AC係数0が5個連続する場合はラン長(N)は5
(2進数表示で0101)、14個連続する場合はラン
長(N)は14(2進数表示で1110)となる。
【0013】AC係数が0以外の時はグループ化部94
において、DC差分値を求めたのと同様な方法によって
グループ番号(S)と付加ビット(A)が生成される。
図31の表を用いてそのAC係数が属するグループが求
められる。ここで、付加ビットはグループ内のAC係数
の順番を示す値である。例えば、AC係数が15であっ
たとするとグループ番号は4になる。グループ4におい
ては、付加ビット数は4であり、すなわち、グループ4
においては、AC係数は−15,−14,...,−
8,8,9,...,14,15の4ビットで表される
16の値を取り得る。従って、−15に0000、−1
4に0001、...、14に1110、15に111
1の付加ビットをそれぞれ割り当てる。このようにし
て、グループ化部94からはグループ番号(S)と付加
ビット(A)が出力される。従って、AC係数が15に
対する付加ビット(A)は15(2進数で1111)と
なる。
【0014】グループ化部94から出力されたグループ
番号(S)及びランレングスカウンタ93から出力され
たラン長(N)は、後述するように、ハフマン符号化部
12の2次元ハフマン符号化部95とAC符号テーブル
部96によってハフマン符号化される。
【0015】図28はDC係数およびAC係数のグルー
プ化およびハフマン符号化を行う回路のブロック図を示
す図である。図28において、DCグループ化ユニット
9aは図24に示す回路と同一であり、ACグループ化
ユニット9bは図26に示す回路と同一である。
【0016】以下に、ハフマン符号化部12について簡
単に説明する。図28において、1次元ハフマン符号化
部65、DC符号テーブル部66、DC付加ビット結合
部67はDC係数の符号化部であり、2次元ハフマン符
号化部95、96、97はAC係数の符号化部である。
68はDC符号化信号とAC符号化信号とを結合する結
合回路である。
【0017】まず、DC係数の符号化について述べる。
DCグループ化ユニット9aで得られたグループ番号
(S)(DC*)と付加ビット(A)のうち、グループ
番号(S)は1次元ハフマン符号化部65でDC符号テ
ーブル部66中のDC符号化テーブルを用いて1次元ハ
フマン符号化され、DC符号(以下単にDCと呼ぶこと
もある)として出力される。
【0018】1次元ハフマン符号化の一例は図30に示
される。例えば、上記のグループ番号(S)4が1次元
ハフマン符号化部65に入力した場合、図30から1次
元ハフマン符号化されたDC符号化は1110となる。
1次元ハフマン符号化部65から出力された出力111
0はグループ化ユニット9aから出力された付加ビット
100とDC付加ビット結合部67で結合され、111
0100(DC符号+付加ビット)となる。図30から
理解されるように、ハフマン符号化においては、DC差
分値が小さいほど少ない符号ビットで信号を送信できる
ので、DC差分値が小さい信号の伝送効率は大きくな
る。
【0019】次にAC係数の符号化について説明する。
図28において、グループ化ユニット9bから出力され
たグループ番号(S)及びランレングスカウンタ93か
ら出力されたラン長(N)は、ハフマン符号化部12の
2次元ハフマン符号化部95とAC符号テーブル部96
によってハフマン符号化される。その符号化された値に
AC付加ビット結合部97で付加ビット(A)が付加さ
れ、AC符号として出力される。2次元ハフマン符号化
については以下の具体例中で説明する。
【0020】次に、図33に示すように、図22のジグ
ザグ変換部3から出力されたDC係数(R00)はその差
分値が4、およびAC係数(RUV)は0値の無効係数が
4個、AC係数(AC1、値=10)が1個、0値の無
効係数が16個、0値の無効係数が3個、AC係数(A
C2、値=3)が1個、0値の無効係数が38個の計6
4個のブロック信号が図28の回路に入力した場合を一
例として考えてみる。
【0021】DC係数はグループ化ユニット9aでグル
ープ化され、グループ番号(S)として出力される。そ
のグループ番号(S)の値を以下ではDC*と表わす。
この例では、差分値を4としたので、図29からグルー
プ番号(S)は3、付加ビット数は3、付加ビット数
(A)=100となる。このグループ番号(S)=3と
付加ビット数(A)=100を符号化すると、図30か
ら符号語(=110)+付加ビット数(A)=100か
ら1次元ハフマン符号化信号=「110100」とな
る。
【0022】一方、各AC係数はグループ化ユニット9
bで順次グループ化され、連続する0の係数の長さを示
すラン長(N)とその後に続く0以外の係数値のサイズ
を表わすグループ番号(S)が組み合わされ2次元ハフ
マン符号化されそれに付加ビットが付加されて符号化信
号として出力される。
【0023】上記の例によれば、0値の無効係数4個は
ラン長(N=4)として2次元ハフマン符号化部95に
入力される。一方、次のAC1(値10)1個は2次元
ハフマン符号化部95に入力される。AC係数の値は1
0であるので、図31からグループ番号(S)は4とな
り、有効係数の値10は小さい方から11番目であるの
で、付加ビットは1010となる。従って、2次元ハフ
マン符号化においては、上述のように、無効係数(N)
は4であり、グループ番号(S)は4であるので、N/
Sは4/4となる。従って、ハフマン符号化部12の2
次元ハフマン符号化部95において、N/S(4/4)
に対応するAC符号テーブル部96(図32)を用いて
2次元ハフマン符号化が行われ、それに付加ビットが付
加されて、2次元ハフマン符号化信号「1111111
1100110001010」が得られる。
【0024】次の0値の無効係数16個はランレングス
カウンタ93によってカウントされ、カウント値15
(2進数1111)が出力される。このカウント値15
と次の0値が2次元ハフマン符号化部95で符号化さ
れ、ZRL*が出力される。このZRL*はラン長(N)
が15、有効係数が0の組み合わせであるので、N/S
信号はF/0となり、図32のAC符号テーブルから符
号化信号ZRL「=1111111010」が得られ
る。
【0025】次に、0値の無効係数が3個、AC2が1
個(値=3)の部分は、ラン長(N)が3であり、一
方、図31からグループ番号(S)は2であり、付加ビ
ットは3(2進数11)となる。従って、N/S信号は
3/2となり、図32のAC符号テーブルから符号化信
号「11111000」が得られ、2次元ハフマン符号
化部95から出力される。この符号化信号「11111
000」は、AC付加ビット結合部97で付加ビットと
結合され、「1111100011」となり出力され
る。
【0026】次に0値の無効係数が38個の場合には、
2次元ハフマン符号化部95の出力において、0値の無
効係数16毎に上述したZRL*が割り当てられるの
で、ZRL*が2個続くことになる。ZRL*2個で0が
32使用されるので、残りの6つの0に対してはEOB
*が割り当てられる。ここで、EOB*符号は最後のAC
係数AC77が0のときに最後の有効係数に対する符号の
直後にグループ化ユニット9から出力される符号であ
る。この符号は、例えば、2進数の「00」で表わされ
る。2つのZRL*に対してはそれぞれ上述したよう
に、図32のAC符号テーブルから2つの符号化信号Z
RL「111111010」が連続して得られる。
【0027】上述のように、グループ番号(S)は有効
係数が属するグループを限定するだけで、その中の特定
の値を示すために付加ビットが用いられる。ブロック内
の最後のAC係数(AC77)が0の時には、最後の有効
係数に対する符号の直後にEOB*符号(End of Bloc
k)を付け、ブロックの符号化を終了する。ただし、ブ
ロック内の最後のAC係数(AC77)が0以外の時には
EOB*符号はつけない。また無効係数のラン長が15
を越える時は、16の無効係数を表すZRL*(Zero Ru
n Length)符号を残りのラン長が15以下になるまで続
けて出力したあとに、残りのラン長Nを符号化する。ハ
フマン符号化においては、ZRL*符号を多く作り出す
ように符号化することによって画像信号を圧縮している
ので、圧縮後はこのZRL*符号を削除するように構成
される。従来の画像符号化装置においては、無効係数が
16以上続き、その後その無効係数の後に有効係数が来
ることなくEOB*符号がくるとZRL*符号を出力した
後に、既に出力されたZRL*符号を削除するように構
成されていた。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像符号化装置
におけるエントロピ符号化部は上述のように構成されて
いるので、無効係数が16以上続きZRL*符号を最低
1個出力した後、その後EOB*が来るまで有効係数が
来ないために、EOB*符号の処理をした場合には、Z
RL*符号がすでに出力されているために、既に出され
たZRL*符号を削除する必要があった。この場合、Z
RL*符号はグループ化され次段へ転送されているので
ZRL*符号を削除することは困難であり、本来、有効
係数符号とEOB*との間のZRL*符号は不要であるに
も関わらず、符号として扱われハフマン符号化すること
によって符号化効率が下がるという問題点があった。ま
た、不必要なZRL*符号が符号として扱われないよう
にするためにはハフマン符号化する前にZRL*符号の
符号化処理を止めておく必要があり、その分、符号化処
理が遅くなるという問題点があった。
【0029】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、出力されたEOB*符号の前のZ
RL*符号をハフマン符号化することなく、ハフマン符
号化する前に効果的に削除できる画像符号化装置を提供
することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の発明の画像符号化装置は、画素ブ
ロック毎に離散コサイン変換を行う離散コサイン変換部
と、離散コサイン変換された係数を係数位置ごとに異な
るステップサイズで線形量子化を行う量子化部と、シリ
アル順序にならんだブロックデータをジグザグ順序にな
らび変えるジグザグ変換部と、ならび変えられたAC係
数値がどのグループに属するかを求めるグループ化部を
有しグループ化部より出力されるラン長・グループ番号
・付加ビットに基づきハフマン符号化方式を用いてエン
トロピ符号化を行うエントロピ符号化部を備え、画像デ
ータを圧縮する画像符号化装置において、エントロピ符
号化部は、グループ化部とエントロピ符号化部間にZR
*符号を検出するZRL*符号検出回路、EOB*符号
を検出するEOB*符号検出回路、ZRL*符号検出回路
で検出されたZRL*符号の数をカウントするZRL*
号数検出カウンタ、およびデータ転送用記憶手段とイネ
ーブル信号転送用記憶手段から構成されるデータ処理ユ
ニットを備え、ラン長・グループ番号(N/S)が有効
シンボル(ZRL*符号以外)の時は、有効シンボルを
データ転送用記憶手段を介して次段のハフマン符号化部
に転送し、N/S中にZRL*符号が含まれる時は、Z
RL*符号検出回路がZRL*符号数検出カウンタをイン
クリメントし、ZRL*符号の後がEOB*符号の時は、
ZRL*符号数検出カウンタのカウント値に対応した数
のZRL*符号を除去するように構成される。
【0031】本発明の画像符号化装置におけるデータ処
理ユニットは、さらに、ZRL*符号数検出カウンタの
値より制御信号を生成するデコーダを備え、N/S中に
ZRL*符号が転送された時は、ZRL*符号検出回路に
よってインクリメントされたZRL*符号の個数をデコ
ードし、そのデコード値に対応したデータ転送用記憶手
段およびイネーブル信号転送用記憶手段に記憶されたZ
RL*符号を除去するように構成される。
【0032】本発明の画像符号化装置におけるデータ処
理ユニットは、さらに、複数の3入力論理回路および2
入力AND回路を備え、2入力AND回路はEOB*
号検出回路の出力とZRL*符号検出回路の出力を1ク
ロック遅延させた出力とを入力とし、3入力論理回路は
デコーダの対応出力と2入力AND回路の出力とを入力
とし、N/S中に1以上のZRL*符号およびEOB*
号が含まれる時は、ZRL*符号検出回路によってイン
クリメントされたZRL*符号の個数をデコードし、そ
のデコード値に対応する信号および2入力AND回路の
出力とを3入力論理回路に入力し、3入力論理回路の出
力によってデータ転送用記憶手段およびイネーブル信号
転送用記憶手段をリセットすることによって、EOB*
符号より前に入力したZRL*符号を除去するように構
成される。
【0033】本発明の画像符号化装置におけるエントロ
ピ符号化部は、データ処理ユニットにアドレス制御ユニ
ットを付加し、データ処理ユニットとハフマン符号化部
間に記憶手段を設け、カウンタの値に応じて、アドレス
制御ユニットはZRL*符号数検出カウンタで検出され
たZRL*符号の数だけ差し引いた記憶手段のアドレス
にEOB*符号を書き込むことによってZRL*符号を除
去するように構成される。
【0034】本発明の画像符号化装置におけるアドレス
制御ユニットは、ロード付きカウンタと減算器を備え、
N/S信号中にZRL*符号が含まれる時は、ロード付
きカウンタと減算器で構成されるアドレス発生回路にお
いてZRL*符号数検出カウンタからのカウント値だけ
記憶手段の書き込みアドレスWAを減算することによっ
て、記憶手段の記録されるべきZRL*符号をEOB*
号によって置き換えることによりZRL*符号を除去す
るように構成される。
【0035】本発明の画像符号化装置におけるアドレス
制御ユニットは、さらに、ZRL*符号を遅延させる第
1の遅延調整用フリップフロップ、ZRL*符号数検出
カウンタの出力を遅延する第2の遅延調整用フリップフ
ロップ、2入力AND回路とを備え、ZRL*符号検出
回路の出力を第1の遅延調整用フリップフロップによっ
て遅延させ、ZRL*符号数検出カウンタの出力を第2
の遅延調整用フリップフロップによって遅延させ、これ
らの両遅延出力を2入力AND回路に入力し、その結果
が論理「H」のときに、ロード付きカウンタと減算器で
構成されるアドレス発生回路においてZRL*符号数検
出カウンタからのカウント値だけ記憶手段の書き込みア
ドレスWAをデクリメントし、記憶手段に記録されるべ
きZRL*符号をEOB*符号によって置き換えることに
よりZRL*符号を除去するように構成される。
【0036】本発明の画像符号化装置におけるジグザグ
変換部は、バッファと、バッファにブロックデータを書
き込むためのアドレス値を生成するための書き込み用カ
ウンタと、バッファから読み出すためのアドレス値を生
成するための読み出し用カウンタと、読み出し用カウン
タの値をシリアル順序からジグザグ順序に変換するジグ
ザグアドレス変換器と、バッファの読み出し用アドレス
と書き込み用アドレスを切り換えるためのセレクタと、
バッファに書き込まれる0データの数を検出する第1の
0検出回路と、バッファから読み出される0データの数
を検出する第2の0検出回路と、第1の0検出回路と第
2の0検出回路より画素ブロックの最後の有効係数を判
別するためのEOB*判別回路とを備え、シリアル順序
でバッファにブロックデータを書き込むときの画素ブロ
ックの0データの数と、バッファからジグザグ順序でデ
ータを読み出すときの画素ブロックの0データの数とを
比較し、その値が残りの画素ブロックのデータと一致す
るときは、バッファからの出力符号は画素ブロックの最
後の有効係数であることを示す信号を出力するように構
成される。
【0037】本発明の画像符号化装置における第1の0
検出回路43はシリアル順序でバッファにブロックデー
タを書き込むときに、第1の0検出回路で画素ブロック
毎の0データの数をカウントしておき、第2の0検出回
路はジグザグ順序でバッファの内容を読み出すときに、
バッファから読み出された0データの数をカウントし、
EOB*判別回路は第1の0検出回路でカウントした0
データの数と第2の0検出回路で読み出した0データの
数とを比較し、その値が残りの画素ブロックのデータと
一致するときは、バッファからの出力符号は画素ブロッ
クの最後の有効係数であることを示す信号を出力するよ
うに構成される。
【0038】本発明の画像符号化装置においては、バッ
ファと、バッファにブロックデータを書き込むためのア
ドレス値を生成するための書き込み用カウンタと、バッ
ファから読み出すためのアドレス値を生成するための読
み出し用カウンタと、読み出し用カウンタの値をシリア
ル順序からジグザグ順序に変換するジグザグアドレス変
換器と、バッファの読み出し用アドレスと書き込み用ア
ドレスを切り換えるためのセレクタとをそれぞれ2重化
し、バッファに書き込まれる0データの数を検出する第
1の0検出回路と、バッファから読み出される0データ
の数を検出する第2の0検出回路と、第1の0検出回路
と第2の0検出回路より画素ブロックの最後の有効係数
を判別するためのEOB*判別回路は共通に使用され、
2重化された第1のバッファと第2のバッファの出力は
共通接続され、シリアル順序で第1のバッファにブロッ
クデータを書き込むときに、ジグザグ順序で第2のバッ
ファからブロックデータを読み出し、シリアル順序で第
2のバッファにブロックデータを書き込むときに、ジグ
ザグ順序で第1のバッファからブロックデータを読み出
し、バッファにシリアル順序でブロックデータを書き込
むときの画素ブロックの0データの数と、バッファから
ジグザグ順序でデータを読み出すときの画素ブロックの
0データの数とを比較し、その値が残りの画素ブロック
のデータと一致するときは、バッファからの出力符号は
画素ブロックの最後の有効係数であることを示す信号を
各2重化された回路で独立に出力するように構成され
る。
【0039】本発明の画像符号化装置における第1の0
検出回路は、第1の周期においてシリアル順序で第1の
バッファにブロックデータを書き込むときに、第1の周
期の画素ブロック毎の0データの数をカウントしてお
き、第2の周期においてシリアル順序で第2のバッファ
にブロックデータを書き込むときに、第2の周期の画素
ブロック毎の0データの数をカウントしておき、第2の
0検出回路は、第1の周期においてジグザグ順序で第2
のバッファの内容を読み出すときに、第2のバッファか
ら読み出された0データの数をカウントし、第2の周期
においてジグザグ順序で第1のバッファの内容を読み出
すときに、第1のバッファから読み出された0データの
数をカウントし、EOB*判別回路は第1の0検出回路
でカウントした0データの数と第2の0検出回路でカウ
ントした0データの数とを比較し、その値が残りの画素
ブロックのデータと一致するときは、バッファからの出
力符号は画素ブロックの最後の有効係数であることを示
す信号を出力するように構成される。
【0040】本発明の画像符号化装置におけるバッファ
は、2ポートを有するシングルバッファで構成され、第
1の周期においてシングルバッファの第1のポートに画
素ブロックのブロックデータをシリアル順序で書き込む
ときに、シングルバッファの第2のポートから既に書き
込まれた画素ブロックデータをジグザグ順序で読み出
し、第2の周期においてシングルバッファの第2のポー
トに画素ブロックのブロックデータをシリアル順序で書
き込むときに、シングルバッファの第1のポートから既
に書き込まれた画素ブロックデータをジグザグ順序で読
み出し、シングルバッファにシリアル順序でブロックデ
ータを書き込むときの画素ブロックの0データの数と、
前シングルバッファからジグザグ順序でデータを読み出
すときの画素ブロックの0データの数とを比較し、その
値が残りの画素ブロックのデータと一致するときは、シ
ングルバッファからの出力符号は画素ブロックの最後の
有効係数であることを示す信号を各ポートに対応して出
力するように構成される。
【0041】本発明の画像符号化装置における第1の0
検出回路は、第1の周期においてシリアル順序でシング
ルバッファの第1のポートにブロックデータを書き込む
ときに、第1の周期の画素ブロック毎の0データの数を
カウントしておき、第2の周期においてシリアル順序で
シングルバッファの第2のポートにブロックデータを書
き込むときに、第2の周期の画素ブロック毎の0データ
の数をカウントしておき、第2の0検出回路は、第1の
周期から半周期シフトされた周期で第1ポートの内容を
ジグザグ順序で読み出すときに0データの数をカウント
し、第2の周期から半周期シフトされた周期で第2ポー
トの内容をジグザグ順序で読み出すときに0データの数
をカウントし、EOB*判別回路は第1の0検出回路で
カウントした0データの数と第2の0検出回路でカウン
トした0データの数とを比較し、その値が残りの画素ブ
ロックのデータと一致するときは、シングルバッファか
らの出力符号は画素ブロックの最後の有効係数であるこ
とを示す信号を出力するように構成される。
【0042】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の画像符号化装置の全体構
成を示す図である。図1において、1は8×8画素ブロ
ックの画像データを入力する入力端子、2は離散コサイ
ン変換部(DCT)、3はジグザグ変換部、4は量子化
部、5は量子化テーブル、6はエントロピ符号化部、7
は符号化テーブル、8はパラメータや符号データを出力
する出力端子である。図2は、本発明の第1の実施の形
態によるエントロピ符号化部中のグループ化部からのZ
RL*符号、有効係数、EOB*符号の検出を行う回路構
成を示す図である。図2において、6はエントロピ符号
化部、9はグループ化部、10はデータ処理ユニット、
11は記憶手段、12はハフマン符号化部である。ハフ
マン符号化部12は図22で説明した従来の回路と同じ
である。
【0043】次に、本発明の第1の実施の形態の画像符
号化装置の動作を図1および図2を用いて説明する。ま
ず、図1の離散コサイン変換部(DCT)2で8×8画
素からなるコンポーネント画像毎に2次元離散コサイン
変換を行った結果得られた64個のDCT係数SUVが量
子化部4に入力される。量子化部4ではDCT係数SUV
を量子化テーブル5の値QUVで割る演算が行われる。量
子化された64個の係数RUVはジグザグ変換部3に送ら
れ、シリアル順序からジグザグ順序に並び変えられる。
ジグザグ順序に並び変えられた64個の係数RUVはエン
トロピ符号化部6のグループ化ユニット9に入力され
る。なお、ジグザグ変換部3における入力と出力のいず
れも64個の係数はRUVであるがこれは単に64個の係
数の配列順序が並び替えられたのみであり係数そのもの
の処理は何ら行われていないためである。ジグザグ順序
に並び変えられた64個の係数RUVは第1番目のデータ
をDC係数、第2番目から第64番目までがAC係数と
なる。このようにジグザグ順序に並び変えられた64個
の係数RUVはエントロピ符号化部6中のグループ化ユニ
ット9に入力される。
【0044】図2において、エントロピ符号化部6中の
グループ化ユニット9は、入力されたジグザグ順序に並
び変えられた64個の係数RUVの値に従ってラン長
(N)およびグループ番号(S)およびイネーブル信号
(EN)を出力する。グループ化ユニット9の出力に表
示されるN/Sは、ラン長(N)およびグループ番号
(S)の組み合わせ出力を意味する。またグループ化ユ
ニット9はデータRUVが16個連続して0の値をとると
1個のZRL*符号を出力する。ZRL*符号はR00を除
く63個の係数が対象となるので1ブロック(8×8画
素)には最高3シンボル(16×3=48)しか出現し
ない。
【0045】図2のデータ処理ユニット10はグループ
化ユニット9より出力されたラン長・グループ番号(N
/S)とイネーブル信号(EN)を受け、有効係数
(S)またはZRL*符号を認識する。ラン長(N)お
よび認識された有効係数(S)はラン長・グループ番号
(N/S)としてイネーブル信号(EN)とともに記憶
手段11へ送られる。データ処理ユニット10で認識さ
れたZRL*符号は一旦記憶手段11に格納された後、
ZRL*符号の後にEOB*符号が検出されると、ハフマ
ン符号化部12で符号化される前に取り除かれる。記憶
手段11はデータ処理ユニット10とハフマン符号化部
12との処理速度差を吸収するために設けられる。記憶
手段11に一旦格納されたデータ群は随時、ハフマン符
号化部12に送られ、ハフマン符号化処理を行う。
【0046】実施の形態2.なお、上記実施の形態では
エントロピ符号化部のブロック図を示したが、ここでは
そのデータ処理ユニット部10についての具体的な回路
例を示し説明する。図3は本発明の第2の実施の形態に
よる画像符号化装置のエントロピ符号化部のデータ処理
ユニットを示す。図3において、13はZRL*符号検
出回路、14はEOB*符号検出回路、15はZRL*
号数検出カウンタ、16はデコーダ、17〜20はデー
タ転送用フリップフロップ、21〜24はイネーブル信
号転送用フリップフロップ、25は遅延調整用フリップ
フロップ、26〜28は3入力論理回路、30は2入力
AND回路、31はインバータ回路である。81はN/
S信号の入力端子、82はイネーブル信号(EN)の入
力端子、83はN/S信号の出力端子、84はRESE
T信号の入力端子、85はイネーブル信号(EN)の出
力端子である。図4は3入力論理回路26〜28の真理
値表を示す図である。図5は、図3においてZRL*
EOB*の順序で信号が入力したときのタイミングチャ
ートを示す図である。図6は、図3においてZRL*
ZRL*,EOB*の順序で、すなわち、ZRL*が2つ
連続しその後に最後のEOB*符号が入力したときのタ
イミングチャートを示す図である。図7は、図3におい
てZRL*,ZRL*,ZRL*,EOB*の順序で、すな
わち、ZRL*が3つ連続しその後に最後のEOB*符号
が入力したときのタイミングチャートを示す図である。
【0047】次に、「...AC係数(AC*),ZR
*,EOB*...」のN/S信号がフリップフロップ
17のD端子に入力したときの図3の動作について、図
5を用いて説明する。フリップフロップ17へのN/S
信号は8ビットのパラレル信号である。図5において、
入力端子81に入力した「AC係数(AC*),ZR
*,EOB*」の信号は図示されないクロック信号によ
って各フリップフロップ17〜20でシフトされ、図5
のN/Sで示すように順次シフトされ、フリップフロッ
プ17,18,19のQ端子D1,D2,D3では、図
5のD1,D2,D3で示すような波形となり、フリッ
プフロップ20でシフトされた後、出力端子83からN
/SOUT信号として次段の記憶手段11に出力される。
このとき、入力端子82に入力するイネーブル信号(E
N)は、図5のENに示すように、図示されないクロッ
ク信号によってフリップフロップ21〜24でシフトさ
れ、ENOUT信号として出力端子85から次段の記憶手
段11に出力される。
【0048】ZRL*符号検出回路13は、一方の端子
に入力したN/S信号として入力したZRL*信号と他
方の入力端子に入力される基準信号であるZRL*(例
えば、2進数11110000)とを比較する比較器で
ある。このZRL*符号検出回路13は、時間t3でフ
リップフロップ17のQ出力端子D1からのZRL*
入力されるのを待つ。時間t2で入力端子81にZRL
*が入力した次のクロック(時間t3)でZRL*信号は
フリップフロップ17のQ出力端子D1に現れるので、
このときにZRL*符号検出回路13の出力端子に論理
「H」が現れ、この論理「H」は次のクロック(時間t
4)でフリップフロップ25のQ出力端子にX信号とし
て現れる。
【0049】ZRL*符号数検出カウンタ15はZRL*
符号検出回路13からの出力をカウントし、2ビットの
出力として4通りの信号を出力する。ZRL*符号数検
出カウンタ15からの出力信号は、デコーダ16でデコ
ードされ、OUT<0>からOUT<3>まで出力され
る。ZRL*符号数検出カウンタ15の出力とデコーダ
16の出力OUT<3:0>(OUT<0>,OUT<
1>,OUT<2>,OUT<3>の出力を16進数で
表わした値)との関係は以下のようになる。ZC=0の
ときは、OUT<3:0>=F、すなわち、OUT<0
>=1,OUT<1>=1,OUT<2>=1,OUT
<3>=1となる。ZC=1のときは、OUT<3:0
>=7、すなわち、OUT<0>=1,OUT<1>=
1,OUT<2>=1,OUT<3>=0となる。ZC
=2のときは、OUT<3:0>=3、すなわち、OU
T<0>=1,OUT<1>=1,OUT<2>=0,
OUT<3>=0となる。ZC=3のときはOUT<
3:0>=1、すなわち、OUT<0>=1,OUT<
1>=0,OUT<2>=0,OUT<3>=0とな
る。
【0050】一方、EOB*符号検出回路14は、N/
S信号として入力したEOB*信号と基準信号であるE
OB*を比較する比較器である。この例では、EOB*
符号検出回路14の1つの入力端子には、基準EOB*
値(例えば、2進数00000000)を有する信号が
入力され、フリップフロップ17のQ出力端子D1から
のEOB*が入力されるのを待つ。時間t3で入力端子
81にEOB*信号が入力した次のクロック(時間t
4)でEOB*信号はフリップフロップ17のQ出力端
子D1に現れるので、このときにEOB*符号検出回路
14の出力端子に論理「H」がY信号として現れる。
【0051】上記のフリップフロップ25の出力XとE
OB*符号検出回路14の出力Yは2入力AND回路3
0に入力され、時間t4でXとYがともに論理「H」に
なったときに、2入力AND回路30から論理「H」が
出力される(図5の”30”)。
【0052】2入力AND回路30の出力が論理「H」
になったときに、デコーダ16の出力OUT<3:0>
は7、すなわち、OUT<3>=0であり、入力端子8
4に入力するRESET信号は立ち上げ時以外は論理
「H」であるので、3入力論理回路26の出力は図4か
ら論理「L」になる。従って、フリップフロップ18の
R(リセット)端子に論理「L」が印加され、フリップ
フロップ18の内容はクリアされる。すなわち、図5の
D2に示すように2入力AND回路30の出力が論理
「H」のときにZRL*はEOB*(=0000000
0)で置き換えられる。このようにZRL*がEOB*
置き換えられたN/S信号はフリップフロップ19,2
0でシフトされ、N/SOUTとして出力端子83から出
力される。
【0053】一方、3入力論理回路26の論理「L」
は、時間t4でイネーブル信号転送用フリップフロップ
21のR(リセット)端子に印加され、イネーブル信号
転送用フリップフロップ21の内容はクリアされる。図
5の”21”の点線の部分が実線で置き換えられる。こ
のようにZRL*がEOB*で置き換えられると同時に、
イネーブル信号もクリアされ、その後フリップフロップ
22,23,24でシフトされ、ENOUTとして出力端
子85から出力される。
【0054】このように、本発明においては、ZRL*
符号数検出カウンタ15のカウント値ZCにしたがっ
て、データ転送用フリップフロップ18とイネーブル信
号転送用フリップフロップ21を、デコーダ16からの
信号を用いてリセットすることにより不要なEOB*
号の前のZRL*符号を除去する。なお、ZRL*符号数
検出カウンタ15はEOB*符号検出回路14からの出
力によってリセットされる。
【0055】次に、「...AC係数(AC*),ZR
*,ZRL*,EOB*...」のN/S信号が入力端
子81に入力したときの図3の動作について、図6を用
いて説明する。図6において、入力端子81に入力した
「AC係数(AC*),ZRL*,ZRL*,EOB*」の
信号は図示されないクロック信号によって各フリップフ
ロップ17〜20でシフトされ、図6のN/Sで示すよ
うに順次シフトされ、フリップフロップ17,18,1
9のQ端子D1,D2,D3では、図6のD1,D2,
D3で示すような波形となり、フリップフロップ20で
さらにシフトされ図6のN/SOUT信号として出力端子
83から次段の記憶手段11に出力される。このとき、
入力端子82に入力するイネーブル信号(EN)は、図
6のENに示すように、図示されないクロック信号によ
ってイネーブル信号転送用フリップフロップ21〜24
でシフトされ、ENOUT信号として出力端子85から次
段の記憶手段11に出力される。
【0056】時間t2で入力端子81にZRL*が入力
した次のクロック(時間t3)でZRL*信号はフリッ
プフロップ17のQ出力端子D1に現れるので、このと
きにZRL*符号検出回路13の出力端子に論理「H」
が現れ、この論理「H」は次のクロック(時間t4)で
フリップフロップ25のQ出力端子に現れる(信号
X)。この場合、ZRL*は2個連続して入力端子81
から入力するので、Xは2クロック連続して時間t4と
t5で論理「H」となる。
【0057】ZRL*符号数検出カウンタ15はZRL*
符号検出回路13からの出力をカウントする。この場合
は、Xは2クロック連続して論理「H」となるのでZR
*符号数検出カウンタ15の出力ZCは時間t5で”
2”となる。ZRL*符号数検出カウンタ15からの出
力信号”2”は、デコーダ16でデコードされ、OUT
<3:0>=3、すなわち、OUT<0>=1,OUT
<1>=1,OUT<2>=0,OUT<3>=0とな
る。
【0058】一方、この例では、時間t4で入力端子8
1にEOB*信号が入力した次のクロック(時間t5)
でEOB*信号はフリップフロップ17のQ出力端子D
1に現れるので、時間t5でEOB*符号検出回路14
の出力端子に論理「H」が現れる(信号Y)。
【0059】時間t5で、XとYがともに論理「H」に
なるので、時間t5で2入力AND回路30から論理
「H」が出力される(図6の”30”)。2入力AND
回路30の出力が論理「H」になったときに、デコーダ
16の出力OUT<3:0>は3、すなわち、OUT<
3>=0、OUT<2>=0であり、かつ入力端子84
に入力するRESET信号は立ち上げ時以外は論理
「H」であるので、3入力論理回路26,27の出力は
図4から共に論理「L」になる。従って、フリップフロ
ップ18,19のR(リセット)端子に論理「L」が印
加され、フリップフロップ18,19の内容はクリアさ
れる。すなわち、ZRL*は図6のD2,D3に示すよ
うに2入力AND回路30の出力が論理「H」のときに
EOB*で置き換えられる。このように2つのZRL*
同時にEOB*で置き換えられたN/S信号はフリップ
フロップ19,20でシフトされ、N/SOUTとして出
力端子83から出力される。
【0060】一方、3入力論理回路26,27の論理
「L」は、イネーブル信号転送用フリップフロップ2
1,22のR(リセット)端子に印加され、イネーブル
信号転送用フリップフロップ21,22の内容は時間t
5でクリアされる。図6の”21”、”22”の点線の
部分が実線で置き換えられる。このように2つのZRL
*がEOB*で置き換えられると同時に、2つのイネーブ
ル信号もクリアされ、その後フリップフロップ23,2
4でシフトされ、ENOUTとして出力端子85から出力
される。
【0061】このように、本発明においては、ZRL*
符号数検出カウンタ15のカウント値ZC(2)にした
がって、データ転送用フリップフロップ18,19とイ
ネーブル信号転送用フリップフロップ21,22を、デ
コーダ16からの信号を用いてリセットすることにより
EOB*符号の前の不要な2つのZRL*符号を除去す
る。なお、ZRL*符号数検出カウンタ15はEOB*
号検出回路14からの出力によってリセットされる。
【0062】次に、「...AC係数(AC*),ZR
*,ZRL*,ZRL*,EOB*...」のN/S信号
が入力端子81に入力したときの図3の動作について、
図7を用いて説明する。図3において、入力端子81に
入力したAC係数(AC*),ZRL*,ZRL*,ZR
*,EOB*の信号は図示されないクロック信号によっ
て各フリップフロップ17〜20でシフトされ、図7の
N/Sで示すように順次シフトされ、フリップフロップ
17,18,19のQ端子D1,D2,D3では、図7
のD1,D2,D3で示すような波形となり、フリップ
フロップ20でさらにシフトされ図7のN/SOUT信号
として出力端子83から次段の記憶手段11に出力され
る。このとき、入力端子82に入力するイネーブル信号
(EN)は、図7のENに示すように、図示されないク
ロック信号によってイネーブル信号転送用フリップフロ
ップ21〜24でシフトされ、ENOUT信号として出力
端子85から次段の記憶手段11に出力される。
【0063】時間t2で入力端子81にZRL*が入力
した次のクロック(時間t3)でZRL*信号はフリッ
プフロップ17のQ出力端子D1に現れるので、このと
きにZRL*符号検出回路13の出力端子に論理「H」
が現れ、この論理「H」は次のクロック(時間t4)で
フリップフロップ25のQ出力端子に現れる(信号
X)。この場合、ZRL*は3個連続して入力端子81
から入力するので、Xは3クロック連続して時間t4,
t5,t6で論理「H」となる。
【0064】ZRL*符号数検出カウンタ15はZRL*
符号検出回路13からの出力をカウントする。この場合
は、Xは3クロック連続して論理「H」となるのでZR
*符号数検出カウンタ15の出力ZCは時間t6で”
3”となる。ZRL*符号数検出カウンタ15からの出
力信号”3”は、デコーダ16でデコードされ、OUT
<3:0>=1、すなわち、OUT<0>=1,OUT
<1>=0,OUT<2>=0,OUT<3>=0とな
る。
【0065】一方、この例では、時間t5で入力端子8
1にEOB*信号が入力した次のクロック(時間t6)
でEOB*信号はフリップフロップ17のQ出力端子D
1に現れるので、時間t6でEOB*符号検出回路14
の出力端子に論理「H」が現れる(信号Y)。
【0066】時間t6で、XとYがともに論理「H」に
なるので、時間t6で2入力AND回路30から論理
「H」が出力される(図7の”30”)。2入力AND
回路30の出力が論理「H」になったときに、デコーダ
16の出力OUT<3:0>は1、すなわち、OUT<
3>=0、OUT<2>=0、OUT<1>=0であ
り、かつ入力端子84に入力するRESET信号は立ち
上げ時以外は論理「H」であるので、3入力論理回路2
6,27,28の出力は共に図4から論理「L」にな
る。従って、フリップフロップ18,19,20のR
(リセット)端子に論理「L」が印加され、フリップフ
ロップ18,19,20の内容はクリアされる。すなわ
ち、ZRL*は図7のD2,D3,N/SOUTに示すよう
に2入力AND回路30の出力が論理「H」のときにE
OB*で置き換えられる。このように3つのZRL*が同
時にEOB*で置き換えられたN/S信号はフリップフ
ロップ19,20でシフトされ、N/SOUTとして出力
端子83から出力される。
【0067】一方、3入力論理回路26,27,28の
論理「L」は、イネーブル信号転送用フリップフロップ
21,22,23のR(リセット)端子に印加され、イ
ネーブル信号転送用フリップフロップ21,22の内容
は時間t6でクリアされる。図6の”21”、”2
2”、”23”の点線の部分が実線で置き換えられる。
このように3つのZRL*がEOB*で置き換えられると
同時に、3つのイネーブル信号もクリアされ、その後フ
リップフロップ23,24でシフトされ、ENOUTとし
て出力端子85から出力される。
【0068】このように、この例においては、ZRL*
符号数検出カウンタ15のカウント値ZC(3)にした
がって、データ転送用フリップフロップ18,19,2
0とイネーブル信号転送用フリップフロップ21,2
2,23を、デコーダ16からの信号を用いてリセット
することによりEOB*符号の前の不要な3つのZRL*
符号を除去する。なお、ZRL*符号数検出カウンタ1
5はEOB*符号検出回路14からの出力によってリセ
ットされる。
【0069】実施の形態3.なお、上記実施の形態2で
はデータ処理ユニット部分にデータ転送用フリップフロ
ップ17〜20およびイネーブル信号転送用フリップフ
ロップ21〜24を設けた回路を示したが、データ処理
ユニット部分にさらに記憶手段11のアドレス生成部を
制御するアドレス制御ユニットを付加してもよい。その
例を実施の形態3として図8、図9に示す。
【0070】図8において、9はグループ化ユニット、
10はデータ処理ユニット、11は記憶手段、32はア
ドレス制御ユニットである。86はRUV信号の入力端
子、8は符号化信号の出力端子である。また、図9は図
8におけるデータ処理ユニット10とアドレス制御ユニ
ット32の一実施の形態を示す回路図である。図9にお
いて、13はZRL*符号検出回路、14はEOB*符号
検出回路、15はZRL*符号数検出カウンタ、17は
データ転送用フリップフロップ、21はイネーブル信号
転送用フリップフロップ、31はインバータ回路、3
3,46は遅延調整用フリップフロップ、34は2入力
AND回路、35は減算器、36はアドレス設定用ロー
ド付きカウンタ(以後アドレスカウンタと呼ぶ)、37
は2入力OR回路、81はN/S信号の入力端子、82
はイネーブル信号(EN)の入力端子、83はN/S信
号の出力端子、87は書き込みアドレス信号(WA)の
出力端子である。図10は記憶手段11の詳細回路を示
す図である。図10において、83はN/S信号の入力
端子、87は書き込みアドレス信号(WA)の入力端子
である。図11は、本発明の実施の形態3における各部
の信号のタイミングチャートを示す図である。
【0071】次に図8および図9の動作について、図8
〜図11を用いて説明する。伝送されるべきデータは8
×8のブロック単位で扱い、第1番目のデータをDC係
数、第2番目から第64番目までをAC係数とする。ま
ず、図8において、入力端子86に入力されたジグザグ
順序に並び変えられた64個の量子化データRUVは、エ
ントロピ符号化部6中のグループ化ユニット9で、係数
UVの値に従ってラン長(N)およびグループ番号
(S)およびイネーブル信号(EN)をそれぞれ端子8
1および端子82に出力する。またグループ化ユニット
9はデータRUVが16個連続して0の値をとると1個の
ZRL*符号を出力する。ZRL*符号はR00を除く63
個の係数が対象となるので1ブロック(8×8画素)に
は最高3シンボル(16×3=48)しか出現しない。
【0072】図8中のデータ処理ユニット10はグルー
プ化ユニット9より出力されたラン長・グループ番号
(N/S)とイネーブル信号(EN)を受け、有効係数
(S)またはZRL*符号を認識する。ラン長(N)お
よび認識された有効係数(S)はラン長・グループ番号
(N/S)として記憶手段11へ送られる。データ処理
ユニット10で認識されたZRL*符号は一旦記憶手段
11に格納された後、ZRL*符号の後にEOB*符号が
検出されると、書き込みアドレス信号WAにしたがって
ハフマン符号化部12で符号化される前に取り除かれ
る。このように、記憶手段11はグループ化ユニット9
から送られたZRL*信号をWA信号によって削除する
ために設けられる。記憶手段11に一旦格納されたデー
タ群は、ハフマン符号化部12に送られ、ハフマン符号
化処理を行う。
【0073】次に、「...AC係数(AC*),ZR
*,ZRL*,ZRL*,EOB*...」のN/S信号
が入力端子81に入力したときの図9の動作について、
図11を用いて説明する。図9において、入力端子81
に入力したAC係数(AC*)+ZRL*,ZRL*,Z
RL*,EOB*の信号は図示されないクロック信号によ
ってフリップフロップ17で順次シフトされ、N/S
OUT信号として出力端子83から次段の記憶手段11に
出力される。このとき、入力端子82に入力するイネー
ブル信号(EN)は、図11のENに示すように、図示
されないクロック信号によってイネーブル信号転送用フ
リップフロップ21でシフトされる。
【0074】一方、ZRL*は3個連続して時間t2,
t3,t4で入力端子81に入力するので、ZRL*
号検出回路13の出力端子には3クロック連続して、時
間t2,t3,t4で論理「H」が現れ、この論理
「H」は、遅延調整用フリップフロップ33でシフトさ
れ、時間t3,t4,t5で遅延調整用フリップフロッ
プ33のQ出力端子に現れる。
【0075】ZRL*符号数検出カウンタ15はZRL*
符号検出回路13からの出力をカウントする。この場合
は、ZRL*符号検出回路13からの出力は、3クロッ
ク連続して論理「H」となるので、ZRL*符号数検出
カウンタ15の出力ZCは時間t5で”3”となる。
【0076】一方、この例では、時間t5で入力端子8
1にEOB*信号が入力し、それと同時のクロック(時
間t5)でEOB*信号はEOB*符号検出回路14の出
力端子D1に現れる。したがって、時間t5において、
ZRL*符号検出回路13からの出力とEOB*符号検出
回路14の出力がともに論理「H」になるので、時間t
5で2入力AND回路34から論理「H」が出力される
(図11の”34”)。
【0077】WA信号はN/SOUT信号と同期して、Z
RL*信号を書き込むためのアドレス信号であり、最初
のZRL*信号が記憶手段11中のアドレスNに対応
し、2つ目のZRL*信号が記憶手段11中のアドレス
N+1に対応し、3つ目のZRL*信号が記憶手段11
中のアドレスN+2に対応している(図11中のN/S
OUTとWAを参照)。
【0078】図10は記憶手段11の詳細を示す図であ
る。記憶手段11は、入力端子83に入力したN/S信
号が端子87から入力したWA信号のアドレスに書き込
まれるように構成されている。したがって、WA信号は
順次インクリメントされるので、図10に示すように、
「AC係数(AC*),ZRL*,ZRL*,ZRL*,E
OB*...」のN/S信号は通常の場合、アドレスN
−1,N,N+1,N+2,N+3の順に書き込まれ
る。
【0079】次に、ZRL*符号数検出カウンタ15か
らの出力にしたがって、記憶手段11に書き込むアドレ
スの順序が変更されることについて説明する。
【0080】ZRL*符号の後が有効シンボルの時はそ
のままアドレスカウンタ36をインクリメントしてブロ
ックデータを次段の記憶手段11に書き込む。ZRL*
符号の後がEOB*符号の時は、EOB*符号検出回路1
3によりZRL*符号数検出カウンタ15のカウント値
ZCをアドレスカウンタ36のカウント値WAより減算
した結果WDをアドレスカウンタ36にロードする。そ
の後にZRL*符号数検出カウンタ15はEOB*符号検
出回路14からの反転出力によってリセットされる。
【0081】このように、この例においては、ZRL*
符号数検出カウンタ15のカウント値ZC(3)にした
がって、記憶手段11中のNのアドレスにEOB*符号
を書き込むことによって、NのアドレスZRL*符号か
らEOB*符号までの不要な3つのZRL*符号を無視す
ることによってZRL*符号を削除するのと同一効果が
得られる。
【0082】実施の形態4.図12は、本発明の第4の
実施の形態による画像符号化装置のジグザグ変換器の構
成を示すブロック図である。図13は、本発明の実施の
形態4〜6によるエントロピ符号化部の構成を示すブロ
ック図である。図12において、38はRAMを読み出
すためのアドレスを生成するカウンタ、39はRAMに
ブロックデータを書き込むためのアドレスを生成するた
めのカウンタ、40はシリアル順序のアドレス値をジグ
ザグ順序に並び変えるためのジグザグアドレス変換器、
41は読み出し用のアドレス値と書き込み用のアドレス
値を切り換えるためのセレクタ、42はシリアル順序で
書き込まれたブロックデータをジグザグ順序に並び変え
るために一時的に格納するためのバッファ用RAM、4
3は8×8のブロック内に何個の0データが存在するか
をカウントするための第1の0検出回路、44は8×8
のブロックから何個の0データが出力されたかをカウン
トするための第2の0検出回路、45は第1と第2の0
検出回路43、44から8×8のブロック内の最後の有
効係数を判別するためのEOB*判別回路である。図1
3はほぼ図2と同様であるが、端子88からの入力信号
によってグループ化ユニット9が制御される点が図2と
異なっている。
【0083】次に動作について説明する。量子化された
8×8のブロック毎のデータはカウンタ39に供給され
る書込同期信号Wsyncに同期してシリアル順序でRAM
42に書き込まれる。このときセレクタ41はB側が選
択されている。カウンタ39は0〜63までカウントさ
れ、RAM42のアドレス0〜63に量子化された8×
8のブロックのデータをシリアル順序で書き込む。この
とき、第1の0検出回路43はシリアルデータ中に何個
の0データが存在したかをストアする。次に、セレクタ
41はA側が選択され、RAM42に書き込まれた量子
化された8×8のブロックのデータはカウンタ38の読
出同期信号Rsyncに同期してジグザグアドレス変換器4
0により、ジグザグ順序でRAM42から読み出され
る。第1の0検出回路43にストアされたカウント数か
ら最後の有効係数に対応して第2の0検出回路44で読
み出されたカウント数を引きその値が残りのブロックデ
ータ数と一致したときは、EOB*判別回路45はその
有効係数が8×8のブロック内の最後の有効係数である
ことを判別し、その状態を論理「L」としてエントロピ
符号化部6のグループ化部へ送出する。この論理「L」
信号によりグループ化部ではブロック内の最後の有効係
数を受け取ったことを認識し、EOB*符号を出力し、
そのブロックの符号化処理を終了させる。グループ化ユ
ニット9がこの論理「L」信号を認識せずに、バッファ
用RAM42からの出力である0データが16個続いた
ときにはZRL*符号を出力し、符号化処理を継続す
る。
【0084】次に、データRUVの8×8のブロックの
(5,7)番目(47番目)が有効係数ACであり、ブ
ロックのジグザグ順序の(7,7)番目(シリアル順序
の64番目)が無効係数0である場合を例にとって説明
する。図14はデータブロックのジグザグ順序の(5,
7)番目(シリアル順序の47番目)が有効係数ACで
あり、データブロックのジグザグ順序(7,7)番目の
無効係数0である場合の信号処理を示すタイミングチャ
ートである。
【0085】図14において、書込同期信号Wsyncが論
理「L」になった次のサイクルで、書込イネーブル信号
Wenが論理「H」になると同時に、セレクタ41はBの
方に切り替えられ、第2のカウンタ39の出力Qに同期
して入力信号RUVがバッファ用RAM42中にシリアル
順序で書き込まれる。本例では入力信号RUVがDC,AC,0,
0,..,AC,...0,0,0であると仮定しているので、入力信号
UVブロックの第1番目、第2番目および47番目以外
は無効係数0である。ここで、ACは有効係数であり、す
なわち、0以外の数を含む係数である。従って、第1の
0検出回路43は入力信号RUVの第3番目以降の0の数
をカウントし、入力信号RUVが第3番目以降、47番目
を除き0であるので、第2のカウンタ39のQ出力から
64個のクロック信号が出力されたときには、第0,
1,47番目がカウントされないので、第1の0検出回
路43の0カウント数は61となる。
【0086】一方、読出同期信号Rsyncは、書込同期信
号Wsyncから1周期シフトされており、読出イネーブル
信号Renは読出同期信号Rsyncの1サイクル後に論理
「H」になる。読出イネーブル信号Renが論理「H」に
なると、第1のカウンタ38が動作を開始し出力端子3
8Qにクロック0,1,2,.........61,62,63を発生する。
このクロックに同期して、ジグザグアドレス変換器40
はジグザグアドレス0,1,8,16,.....47,55,62,63を出力
する。このジグザグアドレス変換器40からのジグザグ
アドレス0,1,8,16,.....47,55,62,63によってバッファ
用RAM42にストアされた入力信号RUV信号DC,AC,0,
0,..,AC,...0,0,0がバッファ用RAM42の出力端子4
2Qから出力される。第2の0検出回路44はバッファ
用RAM42から出力されるデータの0をカウントし、
0,0,1,2,.........57,58,59,60,61を得る。EOB*判別
回路45では、第1の0検出回路43の出力結果である
数値61から、バッファ用RAM42の出力が0でない
ときの第2の0検出回路44のカウント数58を引き、
AC(5,7)の後に現れる0の残り数が3であり、か
つ残りのブロックデータの数が3であることを知る。従
って、EOB*判別回路45は第2の0検出回路44の
出力数58の次のクロックでEOB*判別回路45の出
力を論理「L」にする。
【0087】この論理「L」信号は次段のエントロピ符
号化部6において、グループ化され、その後ハフマン符
号化される。そのプロセスを図13によって説明する。
図13は本発明の実施の形態4〜6によるエントロピ符
号化部の構成を示すブロック図である。本実施の形態に
おいては、すでにEOB*判別回路45からの論理
「L」は次段のエントロピ符号化部6中のグループ化ユ
ニット9に入力し、グループ化ユニット9でグループ化
されたN/S信号の後に0/0(EOB*符号)を付加
する。それによってエントロピ符号化部6のグループ化
ユニット9でZRL*符号を付加する必要がなくなり、
不要なZRL*が符号として扱われないので、エントロ
ピ符号化部6における処理が速くなる。
【0088】次に、データRUVの8×8のブロックの
(7,7)番目(シリアル順序の64番目)が有効係数
AC(0以外)である場合を例にとって説明する。図1
5はデータブロック(7,7)が有効係数ACである場
合の信号処理を示すタイミングチャートである。
【0089】図15において、書込同期信号Wsyncが論
理「L」になった次のサイクルで、書込イネーブル信号
Wenが論理「H」になると同時に、セレクタ41はBの
方に切り替えられ、第2のカウンタ39の出力Qに同期
して入力信号RUVがバッファ用RAM42中にシリアル
順序で書き込まれる。本例では入力信号RUVがDC,AC,0,
0,.....0,0,ACであると仮定する。入力信号RUVブロッ
クの第1番目と第2番目および第64番目以外は無効係
数0である。ここで、ACは有効係数であり、すなわち0
以外の数を含む係数である。従って、第1の0検出回路
43は入力信号RUVの第3番目以降の0の数をカウント
する。入力信号RUVが第3番目以降(シリアル順序の第
63番目)まで0であるので、第2のカウンタ39のQ
出力から63個のクロック信号が出力されたときには、
第1の0検出回路43は0カウント数は61となる。さ
らに64番目の係数は有効係数、すなわち0以外の数で
あるので、第1の0検出回路43はその値をカウントを
せず、その値は61のままである。
【0090】この時、読出同期信号Rsyncが論理「L」
になり、次のサイクルで、読出イネーブル信号Renが論
理「H」になると同時に、セレクタ41はAの方に切り
替えられる。第1のカウンタ38の出力Qの読出アドレ
スはジグザグアドレス変換器40でジグザグアドレス0,
1,8,16,.....47,55,62,63に変換される。このジグザグ
アドレス変換器40からのジグザグアドレス0,1,8,1
6,.....47,55,62,63によってバッファ用RAM42にス
トアされた入力信号RUV信号DC,AC,0,0,.....0,0,ACが
出力される。第2の0検出回路44はバッファ用RAM
42の出力端子42Qから出力されるデータの0をカウ
ントし、0,0,1,2,.........57,58,59,60,61,61を得る。
EOB*判別回路45では、第1の0検出回路43の出
力結果である数値61から、バッファ用RAM42の出
力がAC係数であるときの第2の0検出回路44のカウ
ント数61を引き、AC(7,7)が最後の有効係数で
あることを知る。この場合、EOB*判別回路45の出
力は論理「L」とはならない。
【0091】バッファ用RAM42からの出力は、次段
のエントロピ符号化部6においてグループ化およびハフ
マン符号化される。この場合は、グループ化ユニット9
以降は従来と同様の処理を行う。
【0092】実施の形態5.上記実施の形態4ではRA
M42の部分にシングルバッファを用いたが、バッファ
用RAM42をa系とb系のダブルバッファ構成にして
もよい。この場合、第1周期において、a系で入力信号
UVをシリアル順序でバッファ用RAM42aに書き込
むときに、第1の0検出回路43で8×8ブロック毎の
0の数をカウントしておき、第2周期でジグザグ順序で
そのバッファを読み出すときに、第1の0検出回路43
にストアされたカウント数と第2の0検出回路44で読
み出した0のカウント数から論理「L」を出力する時期
を判断する。
【0093】図16は、本発明の第5の実施の形態によ
る画像符号化装置のジグザグ変換器の構成を示すブロッ
ク図である。図16において、38aはRAMを読み出
すためのアドレスを生成するa系読出カウンタ、39a
はRAMに書き込むためのアドレスを生成するためのa
系書込カウンタ、40aはシリアル順序のアドレス値を
ジグザグ順序に並び変えるためのa系ジグザグアドレス
変換器、41aは読み出し用のアドレス値と書き込み用
のアドレス値を切り換えるためのa系セレクタ、42a
はシリアル順序で書き込まれたデータをジグザグ順序に
並び変えるために一時的に格納するためのa系バッファ
用RAMである。38bはRAMを読み出すためのアド
レスを生成するb系読出カウンタ、39bはRAMに書
き込むためのアドレスを生成するためのb系書込カウン
タ、40bはシリアル順序のアドレス値をジグザグ順序
に並び変えるためのジグザグアドレス変換器、41bは
読み出し用のアドレス値と書き込み用のアドレス値を切
り換えるためのb系セレクタ、42bはシリアル順序で
書き込まれたデータをジグザグ順序に並び変えるために
一時的に格納するためのb系バッファ用RAMである。
a系バッファ用RAM42aとb系バッファ用RAM4
2bの出力は並列に結合されている。43は8×8の書
き込みブロック内に何個の0データが存在するかをカウ
ントするための第1の0検出回路、44は8×8の読み
出しブロックから何個の0データが出力されたかをカウ
ントするための第2の0検出回路、45は第1と第2の
0検出回路43、44からa系バッファ用RAM42a
およびb系バッファ用RAM42bから読み出されたブ
ロックデータが8×8のブロック内の最後の有効係数で
あるか否かを判別するためのEOB*判別回路である。
【0094】次に動作について説明する。量子化された
8×8のブロック毎のデータはカウンタ39aに供給さ
れる書込同期信号Wsyncaに同期してシリアル順序でR
AM42aに書き込まれる。このときセレクタ41aは
B側が選択されている。カウンタ39aは0〜63まで
カウントされ、量子化された8×8のブロックのデータ
をRAM42aのアドレス0〜63にシリアル順序で書
き込む。このとき、第1の0検出回路43はシリアルデ
ータ中に何個の0データが存在したかをカウントしてス
トアする。次に、セレクタ41aはA側が選択され、R
AM42aに書き込まれた量子化された8×8のブロッ
クのデータはカウンタ38aの読出同期信号Rsynca
同期してジグザグアドレス変換器40aからのジグザグ
アドレスによってジグザグ順序でRAM42aから読み
出される。第2の0検出回路44はバッファ用RAM4
2aからの信号をカウントしてストアする。EOB*
別回路45は、バッファ用RAM42aから読み出され
たブロックデータが有効データであるときに、第1の0
検出回路43にストアされたカウント数から第2の0検
出回路44で読み出されたカウント数を引きその値が残
りのブロックデータ数と一致したときは、EOB*判別
回路45はその有効係数が8×8のブロック内の最後の
有効係数であることを判別し、その状態を論理「L」と
してエントロピ符号化部6のグループ化部へ送出する。
【0095】一方、Wenbが論理「H」である第2周期
において、b系のバッファ用RAM42bには次の8×
8のブロックのデータをシリアル順序で書き込み、第1
の0検出回路43はシリアルデータ中に何個の0データ
が存在したかをカウントしてストアする。次に、セレク
タ41bはA側が選択され、RAM42bに書き込まれ
た量子化された8×8のブロックのデータはカウンタ3
8bの読出同期信号Rsyncbに同期してジグザグアドレ
ス変換器40bからのジグザグアドレスによってジグザ
グ順序でRAM42bから読み出される。第2の0検出
回路44はバッファ用RAM42bからの信号をカウン
トしてストアする。EOB*判別回路45は、バッファ
用RAM42bから読み出されたブロックデータが有効
データであるときに、第1の0検出回路43にストアさ
れたカウント数から第2の0検出回路44で読み出され
たカウント数を引きその値が残りのブロックデータ数と
一致したときは、EOB*判別回路45はその有効係数
が8×8のブロック内の最後の有効係数であることを判
別し、その状態を論理「L」としてエントロピ符号化部
6のグループ化部へ送出する。
【0096】この論理「L」信号によりグループ化部で
はブロック内の最後の有効係数を受け取ったことを認識
し、EOB*符号を出力し、そのブロックの符号化処理
を終了させる。グループ化ユニット9がこの論理「L」
信号を認識せずに、バッファ用RAM42からの出力で
ある0データが16個続いたときにはZRL*符号を出
力し、符号化処理を継続する。
【0097】次に、データRUVの8×8のブロックの
(5,7)番目(47番目)が有効係数ACであり、ブ
ロックのジグザグ順序の(7,7)番目(シリアル順序
の64番目)が無効係数0である場合を例にとって説明
する。図17はデータブロックのジグザグ順序の(5,
7)番目(シリアル順序の47番目)が有効係数ACで
あり、データブロックのジグザグ順序(7,7)番目の
無効係数0である場合の信号処理を示すタイミングチャ
ートである。
【0098】図17において、第1周期の書込同期信号
Wsyncaが論理「L」になった次のサイクルで、書込イ
ネーブル信号Wenaが論理「H」になると同時に、セレ
クタ41aはBの方に切り替えられ、第2のカウンタ3
9aの出力Qに同期して入力信号RUVがバッファ用RA
M42a中にシリアル順序で書き込まれる。本例では入
力信号RUVがDC,AC,0,0,...,AC,..0,0,0であると仮定し
ているので、入力信号RUVブロックの第1番目、第2番
目、第47番目以外は無効係数0である。ここで、ACは
有効係数であり、0以外の数を含む係数である。従っ
て、第1の0検出回路43は入力信号RUVの第3番目以
降の0の数をカウントする。47番目はACであるのでカ
ウントされない。従って、この例では、入力信号RUV
0は第1番目、第47番目を除いた場所に現れると仮定
しているので、第2のカウンタ39のQ出力から64個
のデータ信号が出力された後には、第1の0検出回路4
3の0カウント数は61となる。
【0099】次に、第2周期の読出同期信号Rsynca
論理「L」になり、次のサイクルで、読出イネーブル信
号Renaが論理「H」になると同時に、バッファ用RA
M42aに書き込まれた入力信号RUVはジグザグ順に読
み出される。読出イネーブル信号Renaが論理「H」に
なると、第1のカウンタ38aが動作を開始し出力端子
38aQにクロック0,1,2,.........61,62,63を発生す
る。このクロックに同期して、ジグザグアドレス変換器
40aはジグザグアドレス0,1,8,16,.....47,55,62,63
を出力する。このジグザグアドレス変換器40aからの
ジグザグアドレス0,1,8,16,.....47,55,62,63によって
バッファ用RAM42aにストアされた入力信号RUV
号DC,AC,0,0,0,....,AC,0,0,0がバッファ用RAM42
の出力端子42aQから出力される。第2の0検出回路
44はバッファ用RAM42aから出力されるデータの
0をカウントし、0,0,1,2,.........,58,58,59,60,61を
得る。EOB*判別回路45では、第1の0検出回路4
3の出力結果である数値61から、バッファ用RAM4
2aの出力が有効係数であるときの第2の0検出回路4
4のカウント数58を引き、AC(5,7)の後に現れ
る0の残り数が3であり、かつ残りのブロックデータの
数が3であることを知る。従って、EOB*判別回路4
5は第2の0検出回路44の出力数58の次のクロック
でEOB*判別回路45の出力を論理「L」にする。
【0100】一方、第1周期の書込同期信号Wsyncb
論理「L」になった次のサイクルで、書込イネーブル信
号Wenbが論理「H」になると同時に、セレクタ41b
はBの方に切り替えられ、第2のカウンタ39bの出力
Qに同期して入力信号RUVがバッファ用RAM42b中
にシリアル順序で書き込まれる。本例では入力信号RUV
がDC,AC,0,0,...,AC,..0,0,0であると仮定しているの
で、入力信号RUVブロックの第1番目、第2番目、第4
7番目以外は無効係数0である。ここで、ACは有効係数
であり、0以外の数を含む係数である。従って、第1の
0検出回路43は入力信号RUVの第3番目以降の0の数
をカウントする。47番目はACであるのでカウントされ
ない。従って、第2のカウンタ39bのQ出力から64
個のデータ信号が出力された後には、第1の0検出回路
43の0カウント数は61となる。
【0101】次の周期(図面の関係で第1周期で説明す
る)の読出同期信号Rsyncbは、書込同期信号Wsyncb
ら1周期シフトされており、読出イネーブル信号Renb
は読出同期信号Rsyncbの1サイクル後に論理「H」に
なる。読出イネーブル信号Renbが論理「H」になる
と、第1のカウンタ38bが動作を開始し出力端子38
bQにクロック0,1,2,.........61,62,63を発生する。こ
のクロックに同期して、ジグザグアドレス変換器40は
ジグザグアドレス0,1,8,16,.....47,55,62,63を出力す
る。このジグザグアドレス変換器40からのジグザグア
ドレス0,1,8,16,.....47,55,62,63によってバッファ用
RAM42にストアされた入力信号RUV信号DC,AC,0,0,
0,....,AC,0,0,0がバッファ用RAM42の出力端子4
2bQから出力される。第2の0検出回路44はバッフ
ァ用RAM42bから出力されるデータの0をカウント
し、0,0,1,2,........,58,58,59,60,61を得る。EOB*
判別回路45では、第1の0検出回路43の出力結果で
ある数値61から、バッファ用RAM42bの出力が有
効係数であるときの第2の0検出回路44のカウント数
58を引き、AC(5,7)の後に現れる0の残り数が
3であり、かつ残りのブロックデータの数が3であるこ
とを知る。従って、EOB*判別回路45は第2の0検
出回路44の出力数58の次のクロックでEOB*判別
回路45の出力を論理「L」にする。
【0102】これらの論理「L」信号は次段のエントロ
ピ符号化部6において、グループ化され、その後ハフマ
ン符号化される。そのプロセスを図13によって説明す
る。図13において、EOB*判別回路45からの論理
「L」は次段のエントロピ符号化部6中のグループ化ユ
ニット9に入力し、グループ化ユニット9でグループ化
されたN/S信号の後に0/0(EOB*符号)を付加
する。それによってエントロピ符号化部6のグループ化
ユニット9でZRL*符号を付加する必要がなくなり、
不要なZRL*が符号として扱われないので、エントロ
ピ符号化部6における処理が速くなる。
【0103】次に、データRUVの8×8のブロックの
(7,7)番目(シリアル順序の64番目)が有効係数
AC(0以外)である場合を例にとって説明する。図1
8はデータブロック(7,7)が有効係数ACである場
合の信号処理を示す図である。
【0104】図18において、a系において、第1周期
で書込同期信号Wsyncaが論理「L」になった次のサイ
クルで、書込イネーブル信号Wenaが論理「H」になる
と同時に、セレクタ41aはBの方に切り替えられ、第
2のカウンタ39aの出力Qに同期して入力信号RUV
バッファ用RAM42a中にシリアル順序で書き込まれ
る。本例では入力信号RUVがDC,AC,0,0,.....0,0,ACで
あると仮定するので、入力信号RUVブロックの第1番目
と第2番目および第64番目以外は無効係数0である。
ここで、ACは有効係数であり、0以外の数を含む係数で
ある。従って、第1の0検出回路43は入力信号RUV
第3番目以降の0の数をカウントする。入力信号RUV
第3番目以降(第63番目)まで0であるので、第2の
カウンタ39aのQ出力から63個のデータ信号が出力
されたときには、第1の0検出回路43の0カウント数
は61となる。さらに64番目の係数は有効係数であ
り、0以外の数であるので、第1の0検出回路43はそ
の値をカウントをせず、その値は61のままである。
【0105】この時、第2の周期で読出同期信号Rsync
aが論理「L」になり、次のサイクルで、読出イネーブ
ル信号Renaが論理「H」になると同時に、セレクタ4
1aはAの方に切り替えられる。第1のカウンタ38a
の出力Qの読出アドレスはジグザグアドレス変換器40
aでジグザグアドレス0,1,8,16,.....47,55,62,63に変
換される。このジグザグアドレス変換器40aからのジ
グザグアドレス0,1,8,16,.....47,55,62,63によってバ
ッファ用RAM42aにストアされた入力信号RUV信号
DC,AC,0,0,.....0,0,ACが出力される。第2の0検出回
路44はバッファ用RAM42の出力端子42Qから出
力されるデータの0をカウントし、0,0,1,2,.........5
7,58,59,60,61,61を得る。EOB*判別回路45では、
第1の0検出回路43の出力結果である数値61から、
バッファ用RAM42aの出力が有効係数であるときの
第2の0検出回路44のカウント数61を引き、AC
(7,7)が最後の有効係数であることを知る。この場
合、EOB*判別回路45の出力は論理「L」とはなら
ない。
【0106】一方、b系においては、第2周期において
a系の読み出しが行われると同時に、書き込みが行わ
れ、また、a系の書き込み行われると同時に、読み出し
が行われる。以下図18を用いて説明する。図18にお
いて、書込同期信号Wsyncbが論理「L」になった次の
サイクルで、書込イネーブル信号Wenbが論理「H」に
なると同時に、セレクタ41bはBの方に切り替えら
れ、第2のカウンタ39bの出力Qに同期して入力信号
UVがバッファ用RAM42b中にシリアル順序で書き
込まれる。本例では入力信号RUVがDC,AC,0,0,.....0,
0,ACであると仮定するので、入力信号RUVブロックの第
1番目と第2番目および第64番目以外は無効係数0で
ある。ここで、ACは有効係数であり、0以外の数を含む
係数である。従って、第1の0検出回路43は入力信号
UVの第3番目以降の0の数をカウントする。入力信号
UVが第3番目以降(第63番目)まで0であるので、
第2のカウンタ39aのQ出力から63個のデータ信号
が出力されたときには、第1の0検出回路43の0カウ
ント数は61となる。さらに64番目の係数は有効係数
であり、0以外の数であるので、第1の0検出回路43
はその値をカウントをせず、その値は61のままであ
る。
【0107】この時、読出同期信号Rsyncbが論理
「L」になり、次のサイクル(図面の関係で第1の周期
を用いて説明する)で、読出イネーブル信号Renbが論
理「H」になると同時に、セレクタ41bはAの方に切
り替えられる。第1のカウンタ38bの出力Qの読出ア
ドレスはジグザグアドレス変換器40bでジグザグアド
レス0,1,8,16,.....47,55,62,63に変換される。このジ
グザグアドレス変換器40bからのジグザグアドレス0,
1,8,16,.....47,55,62,63によってバッファ用RAM4
2bにストアされた入力信号RUV信号DC,AC,0,0,.....
0,0,ACが出力される。第2の0検出回路44はバッファ
用RAM42bの出力端子42Qから出力されるデータ
の0をカウントし、0,0,1,2,.........57,58,59,60,61,
61を得る。EOB*判別回路45では、第1の0検出回
路43の出力結果である数値61から、バッファ用RA
M42bの出力が有効係数であるときの第2の0検出回
路44のカウント数61を引き、AC(7,7)が最後
の有効係数であることを知る。この場合、EOB*判別
回路45の出力は論理「L」とはならない。
【0108】並列に結合されたバッファ用RAM42a
およびバッファ用RAM42bからの出力はエントロピ
符号化部6に出力され、次段のエントロピ符号化部6に
おいてグループ化およびハフマン符号化される。この場
合は、グループ化ユニット9以降は従来と同様の処理を
行う。
【0109】実施の形態6.上記実施の形態5ではRA
M42の部分にダブルバッファを用いたが、シングルバ
ッファの2ポートRAM構成にしてもよい。この場合、
シリアル順序でジグザグスキャン部の2ポートRAMの
一方のポート(書き込み用のポート)に書き込むとき
に、8×8ブロック毎のブロックデータ0の数をカウン
トしておき、もう一方のポート(読み出し用のポート)
からジグザグ順序でそのバッファを読み出すときに、第
2の0検出回路44中のブロックデータ0のカウント数
と、第1の0検出回路43中の0のカウント数から、論
理「L」を出力する時期を判断する。この実施の形態6
においては、同じバッファ用RAM42中のポート1と
ポート2とを用いるので、同一のアドレスをアクセスし
ないように書き込みアドレスと読出アドレスはシフトさ
れている。すなわち、書き込み周期と読出し周期は常に
半周期シフトされている。
【0110】図19は、本発明の第6の実施の形態によ
る画像符号化装置のジグザグ変換器の構成を示すブロッ
ク図である。図19において、38はRAMを読み出す
ためのアドレスを生成する読出カウンタ、39はRAM
に書き込むためのアドレスを生成するための読出カウン
タ、40はシリアル順序のアドレス値をジグザグ順序に
並び変えるためのジグザグアドレス変換器、42はシリ
アル順序で書き込まれたデータをジグザグ順序に並び変
えるために一時的に格納するためのバッファ用RAMで
ある。43は8×8のブロック内に何個の0データが存
在するかをカウントするための第1の0検出回路、44
は8×8のブロックから何個の0データが出力されたか
をカウントするための第2の0検出回路、45は第1と
第2の0検出回路43、44から8×8のブロック内の
最後の有効係数を判別するためのEOB*判別回路であ
る。
【0111】次に動作について説明する。量子化された
8×8のブロック毎のデータはカウンタ39に供給され
る第1周期の書込同期信号Wsyncに同期してシリアル順
序でRAM42の第1のポートに書き込まれる。カウン
タ39は0〜63までカウントされ、量子化された8×
8のブロックのデータをRAM42のアドレス0〜63
にシリアル順序で書き込む。このとき、第1の0検出回
路43はシリアルデータ中に何個の0データが存在した
かをカウントする。次に、RAM42の第1のポートに
書き込まれた量子化された8×8のブロックのデータは
Wsyncから半周期遅れた読出同期信号Rsyncに同期して
ジグザグアドレス変換器40により、ジグザグ順序でR
AM42の第1のポートから読み出される。第2の0検
出回路44はバッファ用RAM42の第1のポートから
の0の信号をカウントしてストアする。EOB*判別回
路45は、バッファ用RAM42の出力に有効係数が現
れた時に、第1の0検出回路43にストアされたカウン
ト数から第2の0検出回路44で読み出されたカウント
数を引き、その値によって最後の有効係数であるかを判
断する。その値が残りのブロックデータ数と一致したと
きは、EOB*判別回路45はその有効係数が8×8の
ブロック内の最後の有効係数であることを判別し、その
状態を論理「L」としてエントロピ符号化部6のグルー
プ化部へ送出する。
【0112】一方、Wenが論理「H」である第2周期に
おいて、バッファ用RAM42の第2のポートに次の8
×8のブロックのデータをシリアル順序で書き込み、第
1の0検出回路43はシリアルデータ中に何個の0デー
タが存在したかをカウントしてストアする。RAM42
の第2のポートに書き込まれた量子化された8×8のブ
ロックのデータは、Wsyncから半周期遅れた読出同期信
号Rsyncに同期してジグザグアドレス変換器40によ
り、ジグザグ順序でRAM42から読み出される。第2
の0検出回路44はバッファ用RAM42からの信号を
カウントしてストアする。EOB*判別回路45は、バ
ッファ用RAM42の出力に有効係数が現れた時に、第
1の0検出回路43にストアされたカウント数から第2
の0検出回路44で読み出されたカウント数を引き、そ
の値によって最後の有効係数であるかを判断する。その
有効係数が残りのブロックデータ数と一致したときは、
EOB*判別回路45はその有効係数が8×8のブロッ
ク内の最後の有効係数であることを判別し、その状態を
論理「L」としてエントロピ符号化部6のグループ化部
へ送出する。
【0113】この論理「L」信号によりグループ化部で
はブロック内の最後の有効係数を受け取ったことを認識
し、EOB*符号を出力し、そのブロックの符号化処理
を終了させる。グループ化ユニット9がこの論理「L」
信号を認識せずに、バッファ用RAM42からの出力で
ある0データが16個続いたときにはZRL*符号を出
力し、符号化処理を継続する。
【0114】次に、データRUVの8×8のブロックの
(5,7)番目(47番目)が有効係数ACであり、ブ
ロックのジグザグ順序の(7,7)番目(シリアル順序
の64番目)が無効係数0である場合を例にとって説明
する。図20はデータブロックのジグザグ順序の(5,
7)番目(シリアル順序の47番目)が有効係数ACで
あり、データブロックのジグザグ順序(7,7)番目の
無効係数0である場合の信号処理を示すタイミングチャ
ートである。
【0115】図20において、第1周期の書込同期信号
Wsyncが論理「L」になった次のサイクルで、書込イネ
ーブル信号Wenが論理「H」になると同時に、第2のカ
ウンタ39の出力Qに同期して入力信号RUVがバッファ
用RAM42中にシリアル順序で書き込まれる。本例で
は入力信号RUVがDC,AC,0,0,..,AC,...0,0,0であると仮
定しているので、入力信号RUVブロックの第1番目、第
2番目、第47番目以外は無効係数0である。ここで、
ACは有効係数であり、すなわち0以外の数を含む係数で
ある。従って、第1の0検出回路43は入力信号RUV
第3番目以降の0の数をカウントする。47番目はACで
あるのでカウントされない。従って、この例では、入力
信号RUVの0は第1番目、第47番目を除いた場所に現
れると仮定しているので、第2のカウンタ39のQ出力
から64個のデータ信号が出力された後には、第1の0
検出回路43の0カウント数は61となる。
【0116】一方、第1周期の読出同期信号Rsyncは、
第1周期の書込同期信号Wsyncから半周期シフトされて
おり、読出イネーブル信号Renは読出同期信号Rsyncの
1サイクル後に論理「H」になる。読出イネーブル信号
Renが論理「H」になると、第1のカウンタ38が動作
を開始し出力端子38Qにクロック0,1,2,.........61,
62,63を発生する。このクロックに同期して、ジグザグ
アドレス変換器40はジグザグアドレス0,1,8,16,.....
47,55,62,63を出力する。このジグザグアドレス変換器
40からのジグザグアドレス0,1,8,16,.....47,55,62,6
3によってバッファ用RAM42にストアされた入力信
号RUV信号DC,AC,0,0,...,AC,0,0,0がバッファ用RAM
42の出力端子42Qから出力される。第2の0検出回
路44はバッファ用RAM42から出力されるデータの
0をカウントし、0,0,1,2,.....45,45,46,....57,58,5
9,60,61を得る。EOB*判別回路45では、第1の0検
出回路43の出力結果である数値61から、バッファ用
RAM42の出力が有効係数であるときの第2の0検出
回路44のカウント数58を引き、AC(5,7)の後
に現れる0の残り数が3であり、かつ残りのブロックデ
ータの数が3であることを知る。従って、EOB*判別
回路45は第2の0検出回路44の出力数58の次のク
ロックでEOB*判別回路45の出力を論理「L」にす
る。
【0117】一方、第2周期の書込同期信号Wsyncが論
理「L」になった次のサイクルで、書込イネーブル信号
Wenは論理「H」であるので、第2のカウンタ39の出
力Qに同期して入力信号RUVがバッファ用RAM42中
にシリアル順序で書き込まれる。本例では入力信号RUV
がDC,AC,0,0,..,AC,...0,0,0であると仮定しているの
で、入力信号RUVブロックの第1番目、第2番目、第4
7番目以外は無効係数0である。ここで、ACは有効係数
であり、すなわち0以外の数を含む係数である。従っ
て、第1の0検出回路43は入力信号RUVの第3番目以
降の0の数をカウントする。47番目はACであるのでカ
ウントされない。従って、この例では、入力信号RUV
0は第1番目、第47番目を除いた場所に現れると仮定
しているので、第2のカウンタ39のQ出力から64個
のデータ信号が出力された後には、第1の0検出回路4
3の0カウント数は61となる。
【0118】一方、第2周期の読出同期信号Rsyncは、
第2周期の書込同期信号Wsyncから半周期シフトされて
いる。読出イネーブル信号Renは論理「H」であるの
で、第1のカウンタ38が動作を開始し出力端子38Q
にクロック0,1,2,.........61,62,63を発生する。この
クロックに同期して、ジグザグアドレス変換器40はジ
グザグアドレス0,1,8,16,.....47,55,62,63を出力す
る。このジグザグアドレス変換器40からのジグザグア
ドレス0,1,8,16,.....47,55,62,63によってバッファ用
RAM42にストアされた入力信号RUV信号DC,AC,0,
0,...,AC,0,0,0がバッファ用RAM42の出力端子42
Qから出力される。第2の0検出回路44はバッファ用
RAM42から出力されるデータの0をカウントし、0,
0,1,2,.....45,45,46,....57,58,59,60,61を得る。EO
*判別回路45では、第1の周期と同様に、第1の0
検出回路43の出力結果である数値61から、バッファ
用RAM42の出力が有効係数であるときの第2の0検
出回路44のカウント数58を引き、AC(5,7)の
後に現れる0の残り数が3であり、かつ残りのブロック
データの数が3であることを知る。従って、EOB*
別回路45は第2の0検出回路44の出力数58の次の
クロックでEOB*判別回路45の出力を論理「L」に
する。
【0119】この論理「L」信号は次段のエントロピ符
号化部6において、グループ化され、その後ハフマン符
号化される。そのプロセスを図13によって説明する。
図13においては、EOB*判別回路45からの論理
「L」は次段のエントロピ符号化部6中のグループ化ユ
ニット9に入力し、グループ化ユニット9でグループ化
されたN/S信号の後に0/0(EOB*符号)を付加
する。それによってエントロピ符号化部6のグループ化
ユニット9でZRL*符号を付加する必要がなくなり、
不要なZRL*が符号として扱われないので、エントロ
ピ符号化部6における処理が速くなる。
【0120】次に、データRUVの8×8のブロックの
(7,7)番目(シリアル順序の64番目)が有効係数
AC(0以外)である場合を例にとって説明する。図2
1はデータブロック(7,7)が有効係数ACである場
合の信号処理を示す図である。
【0121】図21において、書込同期信号Wsyncが論
理「L」になった次のサイクルで、書込イネーブル信号
Wenが論理「H」になると同時に、第2のカウンタ39
の出力Qに同期して入力信号RUVがバッファ用RAM4
2中にシリアル順序で書き込まれる。本例では入力信号
UVがDC,AC,0,0,.....0,0,ACであると仮定しているの
で、入力信号RUVブロックの第1番目、第2番目、第6
4番目以外は無効係数0である。ここで、ACは有効係数
であり、すなわち、0以外の数を含む係数である。従っ
て、第1の0検出回路43は入力信号RUVの第3番目以
降の0の数をカウントする。入力信号RUVが第3番目以
降(第63番目)まで0であるので、第2のカウンタ3
9のQ出力から63個のクロック信号が出力されたとき
には、第1の0検出回路43は0カウント数は61とな
る。さらに64番目の係数は有効係数、すなわち0以外
の数であるので、第1の0検出回路43はその値をカウ
ントをせず、その値は61のままである。
【0122】この時、第1周期の読出同期信号Rsync
は、第1周期の書込同期信号Wsyncから半周期シフトさ
れており、読出イネーブル信号Renは読出同期信号Rsy
ncの1サイクル後に論理「H」になる。読出イネーブル
信号Renが論理「H」になると、第1のカウンタ38が
動作を開始し出力端子38Qにクロック0,1,
2,.........61,62,63を発生する。このクロックに同期
して、ジグザグアドレス変換器40はジグザグアドレス
0,1,8,16,.....47,55,62,63を出力する。このジグザグ
アドレス変換器40からのジグザグアドレス0,1,8,1
6,.....47,55,62,63によってバッファ用RAM42にス
トアされた入力信号RUV信号DC,AC,0,0,.....0,0,ACが
出力される。第2の0検出回路44はバッファ用RAM
42の出力端子42Qから出力されるデータの0をカウ
ントし、0,0,1,2,.........57,58,59,60,61,61を得る。
【0123】EOB*判別回路45では、第1の0検出
回路43の出力結果である数値61から、バッファ用R
AM42の出力が有効係数であるときの第2の0検出回
路44のカウント数61を引き、AC(7,7)が最後
の有効係数であることを知る。この場合、EOB*判別
回路45の出力は論理「L」とはならない。
【0124】一方、第2周期の書込同期信号Wsyncが論
理「L」になった次のサイクルで、書込イネーブル信号
Wenは論理「H」であるので、第2のカウンタ39の出
力Qに同期して入力信号RUVがバッファ用RAM42中
にシリアル順序で書き込まれる。本例では入力信号RUV
がDC,AC,0,0,.....0,0,ACであると仮定しているので、
入力信号RUVブロックの第1番目、第2番目、第64番
目以外は無効係数0である。ここで、ACは有効係数であ
り、すなわち、0以外の数を含む係数である。従って、
第1の0検出回路43は入力信号RUVの第3番目以降の
0の数をカウントする。入力信号RUVが第3番目以降
(第63番目)まで0であるので、第2のカウンタ39
のQ出力から63個のクロック信号が出力されたときに
は、第1の0検出回路43は0カウント数は61とな
る。さらに64番目の係数は有効係数、すなわち0以外
の数であるので、第1の0検出回路43はその値をカウ
ントをせず、その値は61のままである。
【0125】この時、第2周期の読出同期信号Rsync
は、第2周期の書込同期信号Wsyncから半周期シフトさ
れており、読出イネーブル信号Renは読出同期信号Rsy
ncの1サイクル後に論理「H」になる。読出イネーブル
信号Renが論理「H」になると、第1のカウンタ38が
動作を開始し出力端子38Qにクロック0,1,
2,.........61,62,63を発生する。このクロックに同期
して、ジグザグアドレス変換器40はジグザグアドレス
0,1,8,16,.....47,55,62,63を出力する。このジグザグ
アドレス変換器40からのジグザグアドレス0,1,8,1
6,.....47,55,62,63によってバッファ用RAM42にス
トアされた入力信号RUV信号DC,AC,0,0,.....0,0,ACが
出力される。第2の0検出回路44はバッファ用RAM
42の出力端子42Qから出力されるデータの0をカウ
ントし、0,0,1,2,.........57,58,59,60,61,61を得る。
【0126】EOB*判別回路45では、第1の0検出
回路43の出力結果である数値61から、バッファ用R
AM42の出力が有効係数であるときの第2の0検出回
路44のカウント数61を引き、AC(7,7)が最後
の有効係数であることを知る。この場合、EOB*判別
回路45の出力は論理「L」とはならない。
【0127】バッファ用RAM42からの出力は、次段
のエントロピ符号化部6においてグループ化およびハフ
マン符号化される。この場合は、グループ化ユニット9
以降は従来と同様の処理を行う。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エントロピ符号化部は、グループ化部とエントロピ符号
化部間にZRL*符号を検出するZRL*符号検出回路、
EOB*符号を検出するEOB*符号検出回路、ZRL*
符号検出回路で検出されたZRL*符号の数をカウント
するZRL*符号数検出カウンタ、およびデータ転送用
記憶手段とイネーブル信号転送用記憶手段から構成され
るデータ処理ユニットを備え、ラン長・グループ番号
(N/S)が有効シンボル(ZRL*符号以外)の時
は、有効シンボルをデータ転送用記憶手段を介して次段
のハフマン符号化部に転送し、N/S中にZRL*符号
が含まれる時は、ZRL*符号検出回路がZRL*符号数
検出カウンタをインクリメントし、ZRL*符号の後が
EOB*符号の時は、ZRL*符号数検出カウンタのカウ
ント値に対応した数のZRL*符号を除去するように構
成されるので、出力されたEOB*符号の前のZRL*
号をハフマン符号化せず、効果的に削除を行うことがで
きる。
【0129】また、本発明の画像符号化装置におけるデ
ータ処理ユニットは、さらに、ZRL*符号数検出カウ
ンタの値より制御信号を生成するデコーダを備え、N/
S中にZRL*符号が転送された時は、ZRL*符号検出
回路によってインクリメントされたZRL*符号の個数
をデコードすることによって、そのデコード値に対応し
たデータ転送用記憶手段およびイネーブル信号転送用記
憶手段に記憶されたZRL*符号を容易に除去すること
ができる。それによってエントロピ符号化部のグループ
化ユニットでZRL*符号を付加するがなくなり、不要
なZRL*が符号として扱われないので、エントロピ符
号化部6における処理が速くなる。
【0130】本発明の画像符号化装置におけるデータ処
理ユニットは、さらに、複数の3入力論理回路および2
入力AND回路を備え、2入力AND回路はEOB*
号検出回路の出力とZRL*符号検出回路の出力を1ク
ロック遅延させた出力とを入力とし、3入力論理回路は
デコーダの対応出力と2入力AND回路の出力とを入力
とし、N/S中に1以上のZRL*符号およびEOB*
号が含まれる時は、ZRL*符号検出回路によってイン
クリメントされたZRL*符号の個数をデコードし、そ
のデコード値に対応する信号および2入力AND回路の
出力とを3入力論理回路に入力し、3入力論理回路の出
力によってデータ転送用記憶手段およびイネーブル信号
転送用記憶手段をリセットすることによって、EOB*
符号より前に入力したZRL*符号を容易に除去するこ
とができる。それによってエントロピ符号化部のグルー
プ化ユニットでZRL*符号を付加する必要がなくな
り、不要なZRL*が符号として扱われないので、エン
トロピ符号化部6における処理が速くなる。
【0131】本発明の画像符号化装置におけるエントロ
ピ符号化部は、データ処理ユニットにアドレス制御ユニ
ットを付加し、データ処理ユニットとハフマン符号化部
間に記憶手段を設け、カウンタの値に応じて、アドレス
制御ユニットはZRL*符号数検出カウンタで検出され
たZRL*符号の数だけ差し引いた記憶手段のアドレス
にEOB*符号を書き込むことによって、ZRL*符号を
容易に除去することができる。それによってエントロピ
符号化部のグループ化ユニットでZRL*符号を付加す
る必要がなくなり、不要なZRL*が符号として扱われ
ないので、エントロピ符号化部における処理が速くな
る。
【0132】本発明の画像符号化装置におけるアドレス
制御ユニットは、ロード付きカウンタと減算器を備え、
N/S信号中にZRL*符号が含まれる時は、ロード付
きカウンタと減算器で構成されるアドレス発生回路にお
いてZRL*符号数検出カウンタからのカウント値だけ
記憶手段の書き込みアドレスWAを減算することによっ
て、記憶手段の記録されるべきZRL*符号をEOB*
号によって置き換えることによりZRL*符号を容易に
除去することができる。それによってエントロピ符号化
部のグループ化ユニットでZRL*符号を付加する必要
がなくなり、不要なZRL*が符号として扱われないの
で、エントロピ符号化部における処理が速くなる。
【0133】本発明の画像符号化装置におけるアドレス
制御ユニットは、ZRL*符号検出回路の出力を第1の
遅延調整用フリップフロップによって遅延させ、ZRL
*符号数検出カウンタの出力を第2の遅延調整用フリッ
プフロップによって遅延させ、これらの両遅延出力を2
入力AND回路に入力し、その結果が論理「H」のとき
に、ロード付きカウンタと減算器で構成されるアドレス
発生回路においてZRL*符号数検出カウンタからのカ
ウント値だけ記憶手段の書き込みアドレスWAをデクリ
メントし、記憶手段に記録されるべきZRL*符号をE
OB*符号によって置き換えることにより、ZRL*符号
を容易に除去することができる。
【0134】本発明の画像符号化装置におけるジグザグ
変換部においては、シリアル順序でバッファにブロック
データを書き込むときの画素ブロックの0データの数
と、第2の0検出回路でカウントした0データの数とを
比較し、その値が前記バッファの残りの画素ブロックデ
ータの数と一致するときは、バッファからの出力符号は
画素ブロックの最後の有効係数であることを示す信号を
出力するように構成されるので、エントロピ符号化部の
グループ化ユニットでZRL*符号を付加する必要がな
くなり、不要なZRL*が符号として扱われないので、
エントロピ符号化部6における処理が速くなる。
【0135】本発明の画像符号化装置における第1の0
検出回路43はシリアル順序でバッファにブロックデー
タを書き込むときに、第1の0検出回路で画素ブロック
毎の0データの数をカウントしておき、第2の0検出回
路はジグザグ順序でバッファの内容を読み出すときに、
バッファから読み出された0データの数をカウントし、
EOB*判別回路は第1の0検出回路でカウントした0
データの数と、第2の0検出回路でカウントした0デー
タの数とを比較し、その値が前記バッファの残りの画素
ブロックデータの数と一致するときは、バッファからの
出力符号は画素ブロックの最後の有効係数であることを
示す信号を出力するように構成されるので、エントロピ
符号化部のグループ化ユニットでZRL*符号を付加す
る必要がなくなり、不要なZRL*が符号として扱われ
ないので、エントロピ符号化部6における処理が速くな
る。
【0136】本発明の画像符号化装置においては、バッ
ファと、バッファにブロックデータを書き込むためのア
ドレス値を生成するための書き込み用カウンタと、バッ
ファから読み出すためのアドレス値を生成するための読
み出し用カウンタと、読み出し用カウンタの値をシリア
ル順序からジグザグ順序に変換するジグザグアドレス変
換器と、バッファの読み出し用アドレスと書き込み用ア
ドレスを切り換えるためのセレクタとをそれぞれ2重化
し、バッファに書き込まれる0データの数を検出する第
1の0検出回路と、バッファから読み出される0データ
の数を検出する第2の0検出回路と、第1の0検出回路
と第2の0検出回路より画素ブロックの最後の有効係数
を判別するためのEOB*判別回路は共通に使用され、
2重化された第1のバッファと第2のバッファの出力は
共通接続され、シリアル順序で第1のバッファにブロッ
クデータを書き込むときに、ジグザグ順序で第2のバッ
ファからブロックデータを読み出し、シリアル順序で第
2のバッファにブロックデータを書き込むときに、ジグ
ザグ順序で第1のバッファからブロックデータを読み出
し、バッファにシリアル順序でブロックデータを書き込
むときの画素ブロックの0データの数と、第2の0検出
回路でカウントした0データの数とを比較し、その値が
前記バッファの残りの画素ブロックデータの数と一致す
るときは、バッファからの出力符号は画素ブロックの最
後の有効係数であることを示す信号を各2重化された回
路で独立に出力するように構成されるので、エントロピ
符号化部のグループ化ユニットでZRL*符号を付加す
る必要がなくなり、不要なZRL*が符号として扱われ
ないので、エントロピ符号化部6における処理が速くな
る。
【0137】本発明の画像符号化装置における第1の0
検出回路は、第1の周期においてシリアル順序で第1の
バッファにブロックデータを書き込むときに、第1の周
期の画素ブロック毎の0データの数をカウントしてお
き、第2の周期においてシリアル順序で第2のバッファ
にブロックデータを書き込むときに、第2の周期の画素
ブロック毎の0データの数をカウントしておき、第2の
0検出回路は、第1の周期においてジグザグ順序で第2
のバッファの内容を読み出すときに、第2のバッファか
ら読み出された0データの数をカウントし、第2の周期
においてジグザグ順序で第1のバッファの内容を読み出
すときに、第1のバッファから読み出された0データの
数をカウントし、EOB*判別回路は第1の0検出回路
でカウントした0データの数と、第2の0検出回路でカ
ウントした0データの数とを比較し、その値が前記バッ
ファの残りの画素ブロックデータの数と一致するとき
は、バッファからの出力符号は画素ブロックの最後の有
効係数であることを示す信号を出力するように構成され
るので、エントロピ符号化部のグループ化ユニットでZ
RL*符号を付加する必要がなくなり、不要なZRL*
符号として扱われないので、エントロピ符号化部6にお
ける処理が速くなる。
【0138】本発明の画像符号化装置におけるバッファ
は、2ポートを有するシングルバッファで構成され、第
1の周期においてシングルバッファの第1のポートに画
素ブロックのブロックデータをシリアル順序で書き込む
ときに、シングルバッファの第2のポートから既に書き
込まれた画素ブロックデータをジグザグ順序で読み出
し、第2の周期においてシングルバッファの第2のポー
トに画素ブロックのブロックデータをシリアル順序で書
き込むときに、シングルバッファの第1のポートから既
に書き込まれた画素ブロックデータをジグザグ順序で読
み出し、シングルバッファにシリアル順序でブロックデ
ータを書き込むときの画素ブロックの0データの数と、
前記シングルバッファからジグザグ順序でデータを読み
出すときの前記画素ブロックの0データの数を比較し、
その値が前記シングルバッファの残りの画素ブロックデ
ータの数と一致するときは、シングルバッファからの出
力符号は画素ブロックの最後の有効係数であることを示
す信号を各ポートに対応して出力するように構成される
ので、エントロピ符号化部のグループ化ユニットでZR
*符号を付加する必要がなくなり、不要なZRL*が符
号として扱われないので、エントロピ符号化部6におけ
る処理が速くなる。
【0139】本発明の画像符号化装置における第1の0
検出回路は、第1の周期においてシリアル順序でシング
ルバッファの第1のポートにブロックデータを書き込む
ときに、第1の周期の画素ブロック毎の0データの数を
カウントしておき、第2の周期においてシリアル順序で
シングルバッファの第2のポートにブロックデータを書
き込むときに、第2の周期の画素ブロック毎の0データ
の数をカウントしておき、第2の0検出回路は、第1の
周期から半周期シフトされた周期で第1ポートの内容を
ジグザグ順序で読み出すときに0データの数をカウント
し、第2の周期から半周期シフトされた周期で第2ポー
トの内容をジグザグ順序で読み出すときに0データの数
をカウントし、EOB*判別回路は第1の0検出回路で
カウントした0データの数と、第2の0検出回路でカウ
ントした0データの数とを比較し、その値が前記シング
ルバッファの残りの画素ブロックデータの数と一致する
ときは、シングルバッファからの出力符号は画素ブロッ
クの最後の有効係数であることを示す信号を出力するよ
うに構成されるので、エントロピ符号化部のグループ化
ユニットでZRL*符号を付加する必要がなくなり、不
要なZRL*が符号として扱われないので、エントロピ
符号化部6における処理が速くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像符号化装置全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1によるエントロピ符号
化部のグループ化部よりZRL*符号、有効係数、EO
*符号の検出を行う回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態2による画像符号化装置
のエントロピ符号化部のデータ処理ユニットを示すブロ
ック図である。
【図4】 図3の3入力論理回路の真理値表を示す図で
ある。
【図5】 図3における入力信号がZRL*×1,EO
*のときのタイミングチャートを示す図である。
【図6】 図3における入力信号がZRL*×2,EO
*のときのタイミングチャートを示す図である。
【図7】 図3における入力信号がZRL*×3,EO
*のときのタイミングチャートを示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態3による画像符号化装置
のエントロピ符号化部のシンボル処理機能のデータ処理
ユニットとアドレス制御ユニットの構成を示すブロック
図である。
【図9】 本発明の実施の形態3による画像符号化装置
のデータ処理ユニットとアドレス制御ユニットを示すブ
ロック図である。
【図10】 本発明の実施の形態3による記憶手段を示
すブロック図である。
【図11】 本発明の実施の形態3の回路の動作を示す
タイミングチャートを示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態4による画像符号化装
置のジグザグ変換器の構成を示すブロック図である。
【図13】 本発明の実施の形態4〜6によるエントロ
ピ符号化部の構成を示すブロック図である。
【図14】 本発明の実施の形態4の回路の動作を示す
タイミングチャートを示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態4の回路の動作を示す
他のタイミングチャートを示す図である。
【図16】 本発明の実施の形態5による画像符号化装
置のジグザグ変換器の構成を示すブロック図である。
【図17】 本発明の実施の形態5の回路の動作を示す
タイミングチャートを示す図である。
【図18】 本発明の実施の形態5の回路の動作を示す
他のタイミングチャートを示す図である。
【図19】 本発明の実施の形態6による画像符号化装
置のジグザグ変換器の構成を示すブロック図である。
【図20】 本発明の実施の形態6の回路の動作を示す
タイミングチャートを示す図である。
【図21】 本発明の実施の形態6の回路の動作を示す
他のタイミングチャートを示す図である。
【図22】 従来の画像符号化装置を示す基本ブロック
図である。
【図23】 従来の画像符号化装置における8×8画素
ブロックの2次元離散コサイン変換および量子化した後
の量子化DCT係数の分布グラフを示す図である。
【図24】 従来の画像符号化装置におけるDC係数の
グループ化回路を示す図である。
【図25】 従来の画像符号化装置におけるDC係数の
差分処理の概念を示すブロック図である。
【図26】 画像符号化装置におけるAC係数のグルー
プ化回路を示すブロック図である。
【図27】 画像符号化装置における8×8ブロックの
ジグザグスキャンの順序を示す図である。
【図28】 画像符号化装置におけるDC係数およびA
C係数のハフマン符号化を示すブロック図である。
【図29】 画像符号化装置におけるDC係数の差分値
のグループ化を行うためのグループ化表を示す図であ
る。
【図30】 画像符号化装置におけるDC係数の差分符
号化を行うための符号表を示す図である。
【図31】 画像符号化装置におけるAC係数のグルー
プ化を行うためのグループ化表を示す図である。
【図32】 画像符号化装置におけるAC係数の符号化
を行うための符号表を示す図である。
【図33】 画像符号化装置におけるAC係数およびD
C係数がグループ化される手順を示す図である。
【符号の説明】
1 入力端子、2 離散コサイン変換部(DCT)、3
ジグザグ変換部、4 量子化部、5 量子化テーブ
ル、6 エントロピ符号化部、7 符号化テーブル、8
出力端子、9 グループ化ユニット、10 データ処
理ユニット、11 記憶手段、12 ハフマン符号化
部、13 ZRL*符号検出回路、14EOB*符号検出
回路、15 ZRL*符号数検出カウンタ、16 デコ
ーダ、17〜20 データ転送用フリップフロップ、2
1〜24 イネーブル信号転送用フリップフロップ、2
5 遅延調整用フリップフロップ、26〜28 3入力
論理回路、30 2入力AND回路、31 インバータ
回路、32 アドレス制御ユニット、33 遅延調整用
フリップフロップ、34 2入力AND回路、35減算
器、36 ロード付きカウンタ、37 2入力OR回
路、38 第1のカウンタ、39 第2のカウンタ、4
0 ジグザグアドレス変換器、41 セレクタ、42
バッファ用RAM、43 第1の0検出回路、44 第
2の0検出回路、45 EOB*判別回路、46 遅延
調整用フリップフロップ、61 ブロック遅延部、62
DC差分器、65 1次元ハフマン符号化部、66
DC符号テーブル部、81 N/S信号の入力端子、8
2 イネーブル信号(EN)の入力端子、83 N/S
信号の出力(入力)端子、84 RESET信号の入力
端子、85 イネーブル信号(EN)の出力端子、86
UV信号の入力端子、87 書き込みアドレス信号の
出力(入力)端子、91 ジグザグスキャン部、92
係数判別部、93 ランレングスカウンタ、95 2次
元ハフマン符号化部、96 AC符号テーブル部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素ブロック毎に離散コサイン変換を行
    う離散コサイン変換部と、離散コサイン変換された係数
    を係数位置ごとに異なるステップサイズで線形量子化を
    行う量子化部と、シリアル順序にならんだブロックデー
    タをジグザグ順序にならび変えるジグザグ変換部と、な
    らび変えられたAC係数値がどのグループに属するかを
    求めるグループ化部を有し前記グループ化部より出力さ
    れるラン長・グループ番号・付加ビットに基づきハフマ
    ン符号化方式を用いてエントロピ符号化を行うエントロ
    ピ符号化部を備え、画像データを圧縮する画像符号化装
    置において、 前記のエントロピ符号化部は、前記グループ化部と前記
    エントロピ符号化部間に前記ZRL*符号を検出するZ
    RL*符号検出回路、前記EOB*符号を検出するEOB
    *符号検出回路、前記ZRL*符号検出回路で検出された
    前記ZRL*符号の数をカウントするZRL*符号数検出
    カウンタ、およびデータ転送用記憶手段とイネーブル信
    号転送用記憶手段から構成されるデータ処理ユニットを
    備え、 前記ラン長・グループ番号(N/S)が有効シンボル
    (ZRL*符号以外)の時は、前記有効シンボルを前記
    データ転送用記憶手段を介して次段のハフマン符号化部
    に転送し、N/S中に前記ZRL*符号が含まれる時
    は、前記ZRL*符号検出回路が前記ZRL*符号数検出
    カウンタをインクリメントし、前記ZRL*符号の後が
    前記EOB*符号の時は、前記ZRL*符号数検出カウン
    タのカウント値に対応した数の前記ZRL*符号を除去
    することを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像符号化装置におい
    て、 前記データ処理ユニットは、さらに、前記ZRL*符号
    数検出カウンタの値より制御信号を生成するデコーダを
    備え、 N/S中に前記ZRL*符号が転送された時は、前記Z
    RL*符号検出回路によってインクリメントされた前記
    ZRL*符号の個数をデコードし、そのデコード値に対
    応した前記データ転送用記憶手段および前記イネーブル
    信号転送用記憶手段に記憶された前記ZRL*符号を除
    去することを特徴とする画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像符号化装置におい
    て、 前記データ処理ユニットは、さらに、複数の3入力論理
    回路および2入力AND回路を備え、 前記2入力AND回路は前記EOB*符号検出回路の出
    力と前記ZRL*符号検出回路の出力を1クロック遅延
    させた出力とを入力とし、 前記3入力論理回路は前記デコーダの対応出力と前記2
    入力AND回路の出力とを入力とし、 N/S中に1以上の前記ZRL*符号および前記EOB*
    符号が含まれる時は、前記ZRL*符号検出回路によっ
    てインクリメントされた前記ZRL*符号の個数をデコ
    ードし、そのデコード値に対応する信号および2入力A
    ND回路の出力とを前記3入力論理回路に入力し、前記
    3入力論理回路の出力によって前記データ転送用記憶手
    段および前記イネーブル信号転送用記憶手段をリセット
    することによって、前記EOB*符号より前に入力した
    前記ZRL*符号を除去することを特徴とする画像符号
    化装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像符号化装置におい
    て、さらに、 前記のエントロピ符号化部は、前記データ処理ユニット
    にアドレス制御ユニットを付加し、前記データ処理ユニ
    ットとハフマン符号化部間に記憶手段を設け、 前記カウンタの値に応じて、前記アドレス制御ユニット
    は前記ZRL*符号数検出カウンタで検出されたZRL*
    符号の数だけ差し引いた前記記憶手段のアドレスにEO
    *符号を書き込むことによって前記ZRL*符号を除去
    することを特徴とする画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像符号化装置におい
    て、さらに、 アドレス制御ユニットは、ロード付きカウンタと減算器
    を備え、 前記N/S信号中に前記ZRL*符号が含まれる時は、
    前記ロード付きカウンタと減算器で構成されるアドレス
    発生回路において前記ZRL*符号数検出カウンタから
    のカウント値だけ前記記憶手段の書き込みアドレスWA
    を減算することによって、前記記憶手段の記録されるべ
    き前記ZRL*符号をEOB*符号によって置き換えるこ
    とにより前記ZRL*符号を除去することを特徴とする
    画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像符号化装置におい
    て、 アドレス制御ユニットはさらに、ZRL*符号を遅延さ
    せる第1の遅延調整用フリップフロップ、ZRL*符号
    数検出カウンタの出力を遅延する第2の遅延調整用フリ
    ップフロップ、2入力AND回路とを備え、 前記ZRL*符号検出回路の出力を前記第1の遅延調整
    用フリップフロップによって遅延させ、ZRL*符号数
    検出カウンタの出力を第2の遅延調整用フリップフロッ
    プによって遅延させ、これらの両遅延出力を前記2入力
    AND回路に入力し、その結果が論理「H」のときに、
    前記ロード付きカウンタと減算器で構成されるアドレス
    発生回路において前記ZRL*符号数検出カウンタから
    のカウント値だけ前記記憶手段の書き込みアドレスWA
    をデクリメントし、前記記憶手段に記録されるべき前記
    ZRL*符号をEOB*符号によって置き換えることによ
    り前記ZRL*符号を除去することを特徴とする画像符
    号化装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の画像符号化装置におい
    て、 前記ジグザグ変換部は、バッファと、前記バッファにブ
    ロックデータを書き込むためのアドレス値を生成するた
    めの書き込み用カウンタと、前記バッファから読み出す
    ためのアドレス値を生成するための読み出し用カウンタ
    と、前記読み出し用カウンタの値をシリアル順序からジ
    グザグ順序に変換するジグザグアドレス変換器と、前記
    バッファの読み出し用アドレスと書き込み用アドレスを
    切り換えるためのセレクタと、前記バッファに書き込ま
    れる0データの数を検出する第1の0検出回路と、前記
    バッファから読み出される0データの数を検出する第2
    の0検出回路と、前記第1の0検出回路と前記第2の0
    検出回路より前記画素ブロックの最後の有効係数を判別
    するためのEOB*判別回路とを備え、 シリアル順序で前記バッファにブロックデータを書き込
    むときの前記画素ブロックの0データの数と、前記バッ
    ファからジグザグ順序でデータを読み出すときの前記画
    素ブロックの0データの数を比較し、その値が前記バッ
    ファの残りの画素ブロックデータの数と一致するとき
    は、前記バッファからの出力符号は前記画素ブロックの
    最後の有効係数であることを示す信号を出力することを
    特徴とする画像符号化装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像符号化装置におい
    て、 前記第1の0検出回路43はシリアル順序で前記バッフ
    ァにブロックデータを書き込むときに、前記第1の0検
    出回路で前記画素ブロック毎の0データの数をカウント
    しておき、前記第2の0検出回路はジグザグ順序で前記
    バッファの内容を読み出すときに、前記バッファから読
    み出された0データの数をカウントし、前記EOB*
    別回路は第1の0検出回路でカウントした0データの数
    と第2の0検出回路で読み出した0データの数を比較
    し、その値が前記バッファの残りの画素ブロックデータ
    の数と一致するときは、前記バッファからの出力符号は
    前記画素ブロックの最後の有効係数であることを示す信
    号を出力することを特徴とする画像符号化装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の画像符号化装置におい
    て、 前記バッファと、前記バッファにブロックデータを書き
    込むためのアドレス値を生成するための書き込み用カウ
    ンタと、前記バッファから読み出すためのアドレス値を
    生成するための読み出し用カウンタと、前記読み出し用
    カウンタの値をシリアル順序からジグザグ順序に変換す
    るジグザグアドレス変換器と、前記バッファの読み出し
    用アドレスと書き込み用アドレスを切り換えるためのセ
    レクタとをそれぞれ2重化し、前記バッファに書き込ま
    れる0データの数を検出する第1の0検出回路と、前記
    バッファから読み出される0データの数を検出する第2
    の0検出回路と、前記第1の0検出回路と前記第2の0
    検出回路より前記画素ブロックの最後の有効係数を判別
    するためのEOB*判別回路は共通に使用され、前記2
    重化された第1のバッファと第2のバッファの出力は共
    通接続され、 シリアル順序で前記第1のバッファにブロックデータを
    書き込むときに、ジグザグ順序で前記第2のバッファか
    ら前記ブロックデータを読み出し、シリアル順序で前記
    第2のバッファに前記ブロックデータを書き込むとき
    に、ジグザグ順序で前記第1のバッファから前記ブロッ
    クデータを読み出し、 前記バッファにシリアル順序でブロックデータを書き込
    むときの前記画素ブロックの0データの数と、前記バッ
    ファからジグザグ順序でデータを読み出すときの前記画
    素ブロックの0データの数を比較し、その値が前記バッ
    ファの残りの画素ブロックデータの数と一致するとき
    は、前記バッファからの出力符号は前記画素ブロックの
    最後の有効係数であることを示す信号を各2重化された
    回路で独立に出力することを特徴とする画像符号化装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の画像符号化装置におい
    て、 前記第1の0検出回路43は、第1の周期においてシリ
    アル順序で前記第1のバッファにブロックデータを書き
    込むときに、第1の周期の前記画素ブロック毎の0デー
    タの数をカウントしておき、第2の周期においてシリア
    ル順序で前記第2のバッファにブロックデータを書き込
    むときに、第2の周期の前記画素ブロック毎の0データ
    の数をカウントしておき、 前記第2の0検出回路は、第1の周期においてジグザグ
    順序で前記第2のバッファの内容を読み出すときに、前
    記第2のバッファから読み出された0データの数をカウ
    ントし、第2の周期においてジグザグ順序で前記第1の
    バッファの内容を読み出すときに、前記第1のバッファ
    から読み出された0データの数をカウントし、 前記EOB*判別回路は第1の0検出回路でカウントし
    た0データの数と、第1の0検出回路でカウントした0
    データの数を比較し、その値が前記バッファの残りの画
    素ブロックデータの数と一致するときは、前記バッファ
    からの出力符号は前記画素ブロックの最後の有効係数で
    あることを示す信号を出力することを特徴とする画像符
    号化装置。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の画像符号化装置におい
    て、 前記バッファは、2ポートを有するシングルバッファで
    構成され、第1の周期において前記シングルバッファの
    第1のポートに前記画素ブロックのブロックデータをシ
    リアル順序で書き込むときに、前記シングルバッファの
    第2のポートから既に書き込まれた前記画素ブロックデ
    ータをジグザグ順序で読み出し、第2の周期において前
    記シングルバッファの第2のポートに前記画素ブロック
    のブロックデータをシリアル順序で書き込むときに、前
    記シングルバッファの第1のポートから既に書き込まれ
    た前記画素ブロックデータをジグザグ順序で読み出し、 前記シングルバッファにシリアル順序でブロックデータ
    を書き込むときの前記画素ブロックの0データの数と、
    前記シングルバッファからジグザグ順序でデータを読み
    出すときの前記画素ブロックの0データの数を比較し、
    その値が前記シングルバッファの残りの画素ブロックデ
    ータの数と一致するときは、前記シングルバッファから
    の出力符号は前記画素ブロックの最後の有効係数である
    ことを示す信号を各ポートに対応して出力することを特
    徴とする画像符号化装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の画像符号化装置にお
    いて、 前記第1の0検出回路43は、第1の周期においてシリ
    アル順序で前記シングルバッファの第1のポートにブロ
    ックデータを書き込むときに、第1の周期の前記画素ブ
    ロック毎の0データの数をカウントしておき、第2の周
    期においてシリアル順序で前記シングルバッファの第2
    のポートにブロックデータを書き込むときに、第2の周
    期の前記画素ブロック毎の0データの数をカウントして
    おき、 前記第2の0検出回路は、第1の周期から半周期シフト
    された周期で前記第1ポートの内容をジグザグ順序で読
    み出すときに0データの数をカウントし、第2の周期か
    ら半周期シフトされた周期で前記第2ポートの内容をジ
    グザグ順序で読み出すときに0データの数をカウント
    し、 前記EOB*判別回路は第1の0検出回路でカウントし
    た0データの数と、前記シングルバッファからジグザグ
    順序でデータを読み出すときの前記画素ブロックの0デ
    ータの数を比較し、その値が前記シングルバッファの残
    りの画素ブロックデータの数と一致するときは、前記シ
    ングルバッファからの出力符号は前記画素ブロックの最
    後の有効係数であることを示す信号を各ポートに対応し
    て出力することを特徴とする画像符号化装置。
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