JPH1078696A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1078696A
JPH1078696A JP8235218A JP23521896A JPH1078696A JP H1078696 A JPH1078696 A JP H1078696A JP 8235218 A JP8235218 A JP 8235218A JP 23521896 A JP23521896 A JP 23521896A JP H1078696 A JPH1078696 A JP H1078696A
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JP
Japan
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toner
image forming
forming apparatus
supply
time
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Application number
JP8235218A
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English (en)
Inventor
Hiroya Hirayama
泰也 平山
Keiko Okuma
啓子 大熊
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像手段に対して安定した高精度なトナー補
給を行うことができ、二成分現像剤のトナー濃度を常時
許容範囲内に保持することができる画像形成装置を提供
すること。 【構成】 像担持体上に形成された静電潜像をトナーに
より現像する現像手段と、該現像手段にトナーを供給す
るためのトナーを貯蔵するトナー貯蔵手段を有する画像
形成装置において、前記トナー貯蔵手段から前記現像手
段へのトナー補給量を補正する手段を設ける。本発明に
よれば、現像手段に対するトナー補給量を補正すること
によって、トナーの流動性の変化に伴うトナー補給能力
の変化に拘らず、現像手段に対して安定した高精度なト
ナー補給を行うことができ、二成分現像剤のトナー濃度
を常時許容範囲内に保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上に形成
された潜像に現像剤を付着させてこれを可視像化する電
子写真方式や静電記録方式等を採用する複写機やプリン
タ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式や静電記録方式等
の画像記録方式を採用する画像形成装置には、トナー粒
子とキャリア粒子を主成分とする二成分現像剤が用いら
れている。この二成分現像剤のトナー濃度(即ち、キャ
リア粒子及びトナー粒子の合計重量に対するトナー粒子
重量の割合)は、画像品質を安定化させる上で極めて重
要な要素となっている。現像剤のトナー粒子は現像時に
消費されるため、トナー濃度は経時的に変化する。この
ため、現像剤濃度制御装置を使用して適時現像剤のトナ
ー濃度を正確に検出し、トナー濃度の変化に応じてトナ
ー補給を行ってトナー濃度を常に一定に制御し、画像の
品位を保持する必要がある。
【0003】ここで、現像剤濃度制御装置を備えた画像
形成装置の従来例として電子写真方式を採用するディジ
タル複写機を図6に示す。
【0004】図6は従来のディジタル複写機の構成図で
あり、同図において、17は像担持体である感光ドラム
であり、該感光ドラム17はレーザ光の照射を受け、そ
の上には画像信号に応じた静電潜像が形成される。そし
て、この静電潜像は現像器20によって現像されてトナ
ー像として可視像化される。
【0005】ところで、本ディジタル複写機には、潜像
の現像によって現像器20内の変化したトナー濃度を補
正するためにビデオカウント方式の現像剤濃度制御装置
が設けられており、画素毎のディジタル画像信号の出力
レベルを積算してトナーを予測補給している。
【0006】即ち、アナログ−ディジタル変換器(A/
D変換器)3によってディジタル信号に変換された画像
信号を画素毎にその出力レベルを積算し、これをビデオ
カウンタ4でビデオカウント数に変換してCPU6に送
る。CPU6はビデオカウント数をトナー補給量に換算
し、これをトナー補給信号としてモータ駆動回路7に送
る。モータ駆動回路7はトナー補給信号に対応した時間
だけモータ28を駆動し、トナー29を収容するトナー
補給槽8内のトナー搬送スクリュー30を前記所定時間
だけ回転駆動してトナー補給槽8より現像器20内に適
量のトナーを補給し、現像器20内のトナー濃度を一定
に保つようにしている。
【0007】このように、上記従来の現像剤濃度制御装
置では、ディジタル画像信号の各画素毎の出力レベルを
積算したビデオカウント数を一義的にトナー補給量に換
算し、このトナー補給量を一義的にトナー補給時間に変
換してトナーの予測補給を行っているため、例えばトナ
ー補給槽8より現像器20へのトナー補給量がトナーの
流動性の変化等が原因で想定した予測値よりずれると、
現像器20内の現像剤内のトナー濃度が初期設定値より
ずれてしまう。
【0008】上記現像剤のトナー濃度のずれを補正する
ことを目的として、第2の現像剤濃度制御装置を設け、
前記ビデオカウント方式の第1の現像剤濃度制御装置と
併用することが提案されている。この第2の現像剤濃度
制御装置は、所定のタイミングで作動して感光ドラム1
7上に公知の手段でパッチ状の参照画像を形成し、この
パッチ状の参照画像のトナー濃度を光学的な検知手段で
検出してトナーが過補給であったか、補給不足であった
かを判断し、この判断に基づいてビデオカウンタ4から
の次のビデオカウント数を補正し、CPU6からのトナ
ー補給信号を補正するようにしたパッチ画像形成方式の
現像剤濃度制御装置であり、前記ビデオカウント方式の
第1の現像剤濃度制御装置によるトナー濃度の初期設定
値からのずれを補正するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記パッチ
画像形成方式の現像剤濃度制御装置では、連続複写行程
中にトナー濃度の制御を行えない場合がある。このよう
な場合には、連続複写行程中のトナー濃度のずれが大き
くなり、トナー濃度が許容範囲を超えてしまうことがあ
り、この場合には、連続複写行程中のトナー濃度の制御
は、ビデオカウント方式による予測補給の精度に依存す
ることになる。
【0010】しかし、ビデオカウント数に基づいて制御
を行っているのは補給時間(現像器20へトナーを補給
する駆動装置のオン時間)であり、トナー補給量そのも
のではないため、現像器20に対するトナーの補給能力
(補給量/補給時間)が変化することとなり、同一補給
時間であるのにトナー補給量がばらつくことがある。そ
して、このようにトナー補給量がばらつくと該トナー補
給量が設定補給量よりずれる(補給誤差が生じる)こと
になり、トナー濃度が変動する。
【0011】ところで、トナー補給能力の変化の大きな
原因としては、トナーの流動性によってトナー搬送スク
リュー30の搬送効率が変化することが挙げられる。
【0012】トナーの流動性はトナーの嵩密度と密接に
関連しており、その性状としては、嵩密度が高いと流動
性が低下し、その結果、搬送効率が低下してトナー補給
量が減り、一方、嵩密度が低いとその逆になる傾向があ
る。
【0013】一般に、トナー補給槽8内のトナーの嵩密
度は、トナー補給槽8内におけるトナーの粉面高さや撹
拌部材93による撹拌状況等により影響を受けて大きく
変動する。更に、放置等の経時的な要因で同じ嵩密度で
もトナーの流動性が変化する場合もある。
【0014】以上のことから、ビデオカウント方式の現
像剤濃度制御装置によりトナーの予測補給を行う方式で
は、トナー補給槽からのトナーの補給誤差を小さく抑え
ることが必須の要件であることは明らかである。
【0015】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、現像手段に対して安定した高
精度なトナー補給を行うことができ、二成分現像剤のト
ナー濃度を常時許容範囲内に保持することができる画像
形成装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体上に形成された静
電潜像をトナーにより現像する現像手段と、該現像手段
にトナーを供給するためのトナーを貯蔵するトナー貯蔵
手段を有する画像形成装置において、前記トナー貯蔵手
段から前記現像手段へのトナー補給量を補正する手段を
設けたことを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記トナー補給量の補正をトナー補給時間
を変化せることにより行うことを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記トナー貯蔵手段に対するトナー補給後
の該トナー貯蔵手段から前記現像手段へのトナー補給時
間を積算し、この積算値の関数である補正関数を用いて
トナー補給時間を変化させることを特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記補正関数を複数具備し、前記トナー貯
蔵手段に対するトナー補給直前のトナー残量を検知し、
検知されたトナー残量に応じて適切な補正関数を選択す
ることを特徴とする。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記補正関数を複数具備し、前記トナー貯
蔵手段に対するトナー補給からの経過時間に応じて適切
な補正関数を選択することを特徴とする。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記トナー貯蔵手段内のトナーの流動性に
応じてトナー補給量を補正することを特徴とする。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記トナー貯蔵手段内のトナーの流動性に
応じてトナー補給時間を変化させることによってトナー
補給量の補正を行うことを特徴とする。
【0023】従って、本発明によれば、現像手段に対す
るトナー補給量を補正することによって、トナーの流動
性の変化に伴うトナー補給能力の変化に拘らず、現像手
段に対して安定した高精度なトナー補給を行うことがで
き、二成分現像剤のトナー濃度を常時許容範囲内に保持
することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0025】<実施の形態1>本発明は、例えば、感光
体、誘電体等の像担持体上に電子写真方式や静電記録方
式等によって静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装
置によって現像してトナー像として可視像化し、このト
ナー像を紙等の転写材(記録材)に転写した後、定着装
置によって定着して永久像とする画像形成装置をその適
用対象とする。
【0026】先ず、図6に基づいて本発明に係る画像形
成装置について概説する。
【0027】感光ドラム17はレーザ光の照射を受け、
その表面上には画像信号に応じた静電潜像が形成され
る。そして、この静電潜像は現像器20によって現像さ
れてトナー像として可視像化される。
【0028】ところで、潜像の現像後、現像器20には
トナーが補給される。これは、ディジタル画像信号の各
画素毎の出力レベルを積算したビデオカウント数をトナ
ー補給時間に換算し、この補給時間だけトナー搬送スク
リュー30をモータ28によって駆動することによる予
測補給である。この予測補給によるトナー補給量には前
述のように補給能力の変化による誤差を生じるため、パ
ッチ画像形成方式の現像剤濃度制御が行われる。
【0029】しかし、前述のように、連続複写行程にお
いてはパッチ画像形成方式の現像剤濃度制御が行うこと
ができず、トナー濃度の制御はビデオカウント方式によ
るトナーの予測補給に依存する。この場合の補給能力の
変化によるトナー補給誤差を低減するため、本実施の形
態では、現像器20へのトナー補給量の補正を行うよう
にしている。この補正方法を図1のフローチャートに基
づいて以下に説明する。
【0030】コピー枚数Nが入力され(ステップ1)、
連続複写行程がスタートされると(ステップS2)、カ
ウンタ枚数Iが1(I=1)に設定され(ステップ
3)、画像情報に対応したビデオカウント値Vcが算出
され(ステップ4)、それに対応するトナーの予測補給
時間Tpが次式によって算出される(ステップ5)。
【0031】
【数1】Tp=C・Vc ここに、Cは補正係数 画像が形成された後(ステップ6)、トナーホッパー容
器内のトナーの流動性に応じて現像器20へのトナー補
給時間の補正が必要か否かの判定を行う(ステップ
7)。補正が不要と判断された場合には、補給時間Tと
してビデオカウント値に対応する予測補給時間Tpが用
いられ(ステップS8)、現像器20にトナーが補給さ
れる(ステップS10)。又、補正が必要と判断された
場合には、予測補給時間Tを補正したTp’が補給時間
Tとして用いられ(ステップ9)、現像器20にトナー
が補給される(ステップ10)。
【0032】現像器20へのトナー補給後、コピーカウ
ント数IがNに達したか否かの判定がなされ(ステップ
11)、コピーカウント数IがNに達していない場合に
は、カウンタを1つ進めて(ステップ12)画像形成を
繰り返す。そして、コピーカウント数IがIがNに達す
ると連続複写行程が終了する(ステップ13)。
【0033】以上のように、ビデオカウント値に対応す
る予測補給時間Tpを適切に補正することによって、ト
ナー流動性の変化に伴う補給能力の変化を相殺し、トナ
ーの流動性の変化に伴うトナー補給能力の変化に拘らず
現像器20へのトナー補給量を安定化せしめ、二成分現
像剤のトナー濃度を常時許容範囲内に保つことができ
る。
【0034】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図2乃至図5に基づいて説明する。
【0035】トナー補給槽内のトナーの流動性が大きく
変化する場合として、トナー補給槽へのトナー補給直後
が挙げられる。
【0036】図2にトナーホッパー7の断面を示すが、
該トナーホッパー7は、トナーtを貯えるホッパー容器
71、トナーtを現像器に補給する搬送スクリュー7
2、トナーtを撹拌する撹拌部材73、トナーtの粉面
を検知するトナーセンサー74等によって構成されてい
る。
【0037】而して、複写行程においてトナーtが消費
され、トナーtの粉面が図示のラインaに達するとトナ
ーセンサー74がそれを検知し、ユーザーに対しトナー
tの補給を求める。又、図示のラインbは、トナーtが
安定して現像器に搬送及び補給される限界線である。従
って、ホッパー容器71に対するトナーtの補給は、ト
ナーtの粉面がラインa,b間にあるときに行われる。
【0038】ホッパー容器71に対してトナーtが補給
されると、嵩密度が低くて流動性の高いトナーtが大量
に補給されることにより、トナー補給能力は増大する。
その後の複写行程において、トナーtの粉面が高い状態
で該トナーtが自重による高い圧力を受けながら撹拌さ
れることにより、その嵩密度が高くなり、トナー補給能
力は低下する。
【0039】本実施の形態では、ホッパー容器71に対
するトナー補給直後の補給能力の変化に伴う現像器への
トナー補給量の補正を行うようにしている。
【0040】ここで、補給量変化の一例を近似したグラ
フを図3に示す。図3において、Tsは、ホッパー容器
71に対するトナー補給後のトナー補給時間の積算値、
即ち、搬送スクリュー72の駆動時間の積算値である。
又、補給能力はTsの関数であるA(Ts)として表さ
れる。尚、トナー補給時間の積算値Tsが所定値Teよ
り大きく、補給能力A(Ts)の変化が無視できるレベ
ルであるときの補給能力の値は一定値Aであるとしてい
る。
【0041】上記補給能力A(Ts)の変化を補正する
方法を図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0042】トナーセンサー74がホッパー容器71に
対するトナー補給を検知した後(ステップ1)、コピー
枚数Nが入力され(ステップ2)、連続複写行程がスタ
ートされると(ステップS3)、カウンタ枚数Iが1
(I=1)に設定される(ステップ4)とともに、トナ
ー補給時間積算値Tsが0(Ts=0)に設定され(ス
テップ5)、画像情報に対応したビデオカウント値Vc
が算出され(ステップ6)、それに対応するトナーの予
測補給時間Tp(=C・Vc)が算出される(ステップ
7)。
【0043】画像が形成された後(ステップ8)、補給
時間Tの補正が必要か否かの判定がなされる(ステップ
9)。本実施の形態の画像形成装置は前記Teをメモリ
ー内に記憶しており、積算値TsがTeより小さい場合
に補正が行われ、それ以外の場合には補正が行われな
い。
【0044】本実施の形態に係る画像形成装置において
は、図5に示すような補正関数F(Ts)がメモリー内
に記憶されている。そして、Ts<Teの場合には、補
正関数F(Ts)による補正が行われ、F(Ts)・T
pの値を補給時間Tとして(ステップ10)現像器にト
ナー補給が行われる(ステップ12)。又、Ts≧Te
の場合には、補正は不要と判断され、ビデオカウント値
に対応する予測補給時間Tpの値を補給時間Tとして
(ステップ11)現像器にトナー補給が行われる(ステ
ップ12)。
【0045】図5(a)は補正関数F(Ts)を
【0046】
【数2】F(Ts)=A/A(Ts) とした場合を示している。トナー補給量Wは
【0047】
【数3】W=A(Ts)・T と表されるため、Ts<Teの場合に補正が行われ、
【0048】
【数4】 W=A(Ts)・T =A(Ts)・F(Ts)・Tp =A(Ts)・A/A(Ts)・Tp =A・Tp となる。これはTs≧Teの場合の補給量に等しく、補
給能力の変化に拘らずトナー補給量は一定に保たれる。
【0049】図5(b),(c)にはF(Ts)を簡略
化した例を示した。連続複写行程におけるトナー濃度の
変化が許容範囲に収まるのであれば、このように簡略化
した補正関数F(Ts)を用いることができる。
【0050】而して、現像器へのトナー補給後、トナー
補給時間積算値Tsにトナー補給時間Tが加算(Ts=
Ts+T)され(ステップ13)、コピーカウント数I
がNに達したか否かの判定がなさる。(ステップ1
4)、コピーカウント数IがNに達していない場合に
は、カウンタを1つ進めて(ステップ15)画像形成を
繰り返す。そして、コピーカウント数IがIがNに達す
ると連続複写行程が終了する(ステップ16)。
【0051】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3について説明する。
【0052】本実施の形態は、実施の形態2に加え、ホ
ッパー容器71にトナーが補給される直前のトナー粉面
高さの違いによるトナー補給能力の変化を補正するもの
である。
【0053】図2において、トナー粉面がラインaに達
するとトナーセンサー74がそれを検知し、同時に現像
器へのトナーの補給時間Tの積算を開始する。このと
き、連続複写行程中であれば、複写行程は継続される。
トナー消費量は補給時間Tの積算値Tsより算出され、
トナー粉面がラインbに達したと判断されると複写行程
は強制的に中断され、ユーザーにトナー補給を促す表示
がなされ、トナーを補給するまでは複写行程が再開でき
なくなる。
【0054】トナー粉面がラインbに達する以前に複写
行程が終了した場合も同様にトナー補給を促す表示がな
され、トナーを補給するまでは新たな複写行程を受け付
けなくする。この場合、トナーホッパー7へのトナーの
補給は、ラインa,b間の何れかで行われることにな
る。
【0055】トナーホッパー7にトナーが補給される直
前のトナー粉面の高さは、トナー補給後の補給能力変化
に影響を与える。例えば、トナー補給直前のトナー粉面
が低くてラインb付近にあった場合、トナー補給により
補給される流動性の高いトナーの量は、トナーホッパー
7内の残存トナーの量に対して遥かに多く、又、トナー
搬送スクリュー72の近傍まで流動性の高いトナーが達
するため、トナー補給後の補給能力は大きく上昇する。
【0056】而して、本実施の形態に係る画像形成装置
においては、トナーホッパー7にトナーを補給する直前
のトナー粉面高さが異なる場合のトナー補給後のトナー
補給能力の補正関数F(Ts)を複数記憶している。
【0057】トナー粉面がラインaを通過した後、トナ
ー粉面高さの低下を常時算出しておき、トナー補給後に
複写行程を行うときに、トナー補給直前のトナー粉面高
さに応じて適切な補正関数F(Ts)を選択し、それに
基づいて実施の形態2と同様に補給時間Tの補正を行
う。
【0058】従って、本実施の形態によれば、トナーホ
ッパー7にトナーを補給する直前のトナー粉面高さに拘
らず、トナー補給量を適切に調節して現像器内のトナー
濃度を安定に保つことができる。
【0059】<実施の形態4>次に、本発明の実施の形
態4について説明する。
【0060】本実施の形態は、実施の形態2に加え、ト
ナーホッパー7にトナーを補給した後、複写行程を行う
までの経時的なトナー補給能力の変化を補正するもので
ある。
【0061】トナーの流動性が変化する要因の1つに経
時的な影響がある。ホッパー容器71にトナーを補給し
た直後は、トナーは嵩密度が低くて流動性が高い状態に
ある。これを放置した場合、トナーは自重により徐々に
嵩密度が高くなり、流動性が低下する。又、更に長時間
放置した場合、同じ嵩密度でも流動性が低下する現象が
見られる。
【0062】而して、本実施の形態に係る画像形成装置
においては、ホッパー容器71にトナーを補給してから
複写行程を行うまでの時間経過の異なる場合の図5に示
したような補正関数F(Ts)が複数記憶されていると
ともに、時間計測装置及び記憶装置が備えられている。
【0063】トナーホッパー7にトナーが補給される
と、トナーセンサー74によりトナー補給が検知され、
同時にトナー補給からの経過時間の計測が開始される。
そして、複写行程が開始されると、トナー補給からの経
過時間に応じて最適な補正関数F(Ts)が選択され、
それに基づいて補給時間Tの補正が行われる。
【0064】従って、本実施の形態によれば、トナーホ
ッパー7にトナーを補給してから複写行程を行うまでの
時間経過に拘らず、トナー補給量を適切に調節して現像
器内のトナー濃度を安定に保つことができる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、像担持体上に形成された静電潜像をトナーによ
り現像する現像手段と、該現像手段にトナーを供給する
ためのトナーを貯蔵するトナー貯蔵手段を有する画像形
成装置において、前記トナー貯蔵手段から前記現像手段
へのトナー補給量を補正する手段を設けたため、現像手
段に対して安定した高精度なトナー補給を行うことがで
き、二成分現像剤のトナー濃度を常時許容範囲内に保持
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置にお
けるトナー補給量の補正手順を示すフローチャートであ
る。
【図2】トナーホッパーの断面図である。
【図3】トナー補給能力の一例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置にお
けるトナー補給量の補正手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】トナー補給量の補正に用いられる補正関数の例
を示す図である。
【図6】従来の画像形成装置(ディジタル複写機)の構
成図である。
【符号の説明】
8 トナー補給槽(トナー貯蔵手段) 17 感光ドラム(像担持体) 20 現像器(現像手段) F(Ts) 補正関数 T トナー補給時間 Ts トナー補給時間Tの積算値 t トナー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された静電潜像をトナ
    ーにより現像する現像手段と、該現像手段にトナーを供
    給するためのトナーを貯蔵するトナー貯蔵手段を有する
    画像形成装置において、 前記トナー貯蔵手段から前記現像手段へのトナー補給量
    を補正する手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記トナー補給量の補正は、トナー補給
    時間を変化せることにより行うことを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー貯蔵手段に対するトナー補給
    後の該トナー貯蔵手段から前記現像手段へのトナー補給
    時間を積算し、この積算値の関数である補正関数を用い
    てトナー補給時間を変化させることを特徴とする請求項
    2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記補正関数を複数具備し、前記トナー
    貯蔵手段に対するトナー補給直前のトナー残量を検知
    し、検知されたトナー残量に応じて適切な補正関数を選
    択することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置、
  5. 【請求項5】 前記補正関数を複数具備し、前記トナー
    貯蔵手段に対するトナー補給からの経過時間に応じて適
    切な補正関数を選択することを特徴とする請求項3記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記トナー貯蔵手段内のトナーの流動性
    に応じてトナー補給量を補正することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記トナー貯蔵手段内のトナーの流動性
    に応じてトナー補給時間を変化させることによってトナ
    ー補給量の補正を行うことを特徴とする請求項6記載の
    画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7356268B2 (en) 2005-02-10 2008-04-08 Sharp Kabushiki Kaisha Developing device
US8290406B2 (en) 2009-01-05 2012-10-16 Fuji Xerox Co., Ltd. Powder conveying device and image forming apparatus

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US7356268B2 (en) 2005-02-10 2008-04-08 Sharp Kabushiki Kaisha Developing device
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