JPH1077789A - 推進工法用鋼管の開先保護体 - Google Patents

推進工法用鋼管の開先保護体

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JPH1077789A
JPH1077789A JP23431796A JP23431796A JPH1077789A JP H1077789 A JPH1077789 A JP H1077789A JP 23431796 A JP23431796 A JP 23431796A JP 23431796 A JP23431796 A JP 23431796A JP H1077789 A JPH1077789 A JP H1077789A
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JP
Japan
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steel pipe
groove
main pipe
beveled edge
propulsion
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JP23431796A
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English (en)
Inventor
Katsumi Fuchimoto
克己 渕元
Katsutoshi Nishiura
克敏 西浦
Nagayuki Ono
修幸 小野
Keiichi Muta
敬一 牟田
Yasuhiro Matsuo
安弘 松尾
Satoshi Furuya
聡 古屋
Teruyuki Matsumoto
照幸 松元
Satoshi Mukai
聡 向井
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Nippon Kokan Koji KK
JFE Engineering Corp
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kokan Koji KK
Osaka Gas Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 推進鋼管の開先部の保護。 【解決手段】 保護筒体の円板部と本管100 の開先部と
の当接面に円周方向に分割して設けられた複数の溝19の
各々に、本管100 の開先部100aの内周面100dと平行な面
18b と、開先部100aのテーパ面100bと平行な面18a とを
有する楔形の形状に形成された金属製の耐圧板18が嵌め
込まれている。本管100 に推進力が与えられると、耐圧
板18のテーパ面18a に当接し、更に接触するとテーパ面
同士が、即ちテーパ面18a とテーパ面100bとが摺動し
て、耐圧板18が溝19内で本管100 の半径方向外側へ移動
し本管100 の変形が阻止される。また、耐圧板18と開先
部100aとの当接面および耐圧板18と溝19との当接面に潤
滑油を塗布することにより、開先部100aと耐圧板18との
摺動がより滑らかに行われ、開先部100aに傷をつけるこ
とも少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス管、水道
管、石油等の埋設鋼管の推進工法に用いる、直押し用鋼
管、推進工法用二重鋼管等の推進工法用鋼管の開先部が
推進装置と直接接触しないように保護するための、推進
工法用鋼管の開先保護体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】所望の位置の土中に管を埋設しようとす
る際に、前記所望位置の地上部の開削が不可能または望
ましくない場合において、その場所を開削すること無く
離隔位置から前記位置まで管を推進させて敷設する推進
工法が用いられており、前記工法には、従来から、直押
し管や推進工法用二重管等が使用されている。なお、推
進とは、土中を管の長手方向前方に移動させることをい
う。このような、推進工法において、鋼管端面には鋼管
同士を溶接するための開先部が設けられており、これが
推進時に推進装置と接触し損傷する問題があり、推進用
鋼管の開先保護体が必要である。
【0003】図8は、従来の推進用鋼管の開先保護体を
示す側面断面図、図9は、正面図である。図8、図9に
示すように、従来の開先保護体60は、推進用鋼管端部
の外側に嵌合可能な筒状の嵌合部62と、推進装置の油
圧ジャッキと接触する、複数の枠64により形成された
接触部63とからなり、吊具65を備え、推進装置と推
進用鋼管との間に取り付けられる。開先保護体60の推
進用鋼管の開先と接触する部分は、推進用鋼管の傾斜し
た開先形状と符合する傾斜を有する形状にベベル加工
(61はベベル加工部)されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の推進工法用鋼管(以下、「推進用鋼管」と
いう)の開先保護体には、次のような問題点がある。
【0005】 長距離施工となり推進装置による推進
力が大きくなった場合には、開先部が鋼管の内側に変形
しやすくなり、開先部が損傷する。 推進用鋼管のハンドリングの際に、開先部を保護す
る治具が別に必要となり、作業が煩雑となる。
【0006】従って、この発明の目的は、大きな推進力
にも開先部が損傷することなく、ハンドリングおよび取
付けが容易な、推進工法用鋼管の開先保護体を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
推進工法用の鋼管の開先部を保護するための開先保護体
において、中央部に円孔を有する円板部と、前記円板部
の周縁に設けられた円筒部とからなる、前記鋼管の端部
の外側に嵌合可能な、保護筒体と、前記鋼管の端部に嵌
め込まれた前記保護筒体を前記鋼管に固定するための、
前記保護筒体の円筒部の円周方向に所定間隔をあけて複
数個配置され、前記保護筒体の円筒部の外周方向外側か
ら、前記円筒部を貫通してネジ込まれた、その先端が前
記鋼管と当接可能な、固定ボルトと、前記鋼管の損傷を
防止するための、前記固定ボルトの先端と前記鋼管との
間に配置された、ブッシュと、前記鋼管の開先部と前記
保護筒体の円板部との当接面に円周方向に設けられた、
溝と、前記溝の内部に、前記鋼管の半径方向に移動可能
に嵌め込まれた、前記鋼管の開先部と当接可能な円周方
向に所定間隔をあけて複数設けられた、金属製の耐圧板
とからなり、前記耐圧板は、前記鋼管の開先部の内周面
と平行な面と、前記鋼管の開先部のテーパ面と平行な面
とを有する楔形の形状からなることに特徴を有するもの
である。
【0008】請求項2記載の発明は、前記耐圧板と前記
鋼管の開先部との当接面および前記耐圧板と前記溝との
当接面に潤滑油が塗布されていることに特徴を有するも
のである。
【0009】上記の開先保護体によれば、開先部と耐圧
板との摺動が滑らかに行われ、開先部に傷をつけること
も少ない。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1は、この発明の開先保
護体の一実施態様を示す断面図、図2は、図1のA−A
線断面図、図3は、図1のB−B線断面図、図4は、図
1のa部詳細図、図5は、図4のb部詳細図である。図
1〜図5は、開先保護体10を、推進用二重鋼管(鞘管
110と本管100とからなる)の本管100の端部に
取り付けた状態で示されている。本管100の端部に
は、本管同士の溶接のための、所定傾斜の開先が形成さ
れている(図1、図4、図5参照)。
【0011】開先保護体10は、保護筒体12と、保護
筒体12を本管100に固定するための、固定ボルト1
6と、固定ボルト16の先端と本管100との間に配置
される、樹脂製のブッシュ17と、本管100と保護筒
体12の円板部12aとの当接面に設けられた、溝19
と、溝19内に嵌め込まれ本管100の半径方向に移動
可能な、金属製の耐圧板18とからなっている。
【0012】ここで、図5に示すように、本管100の
開先部100aは、テーパ面100bと垂直端面100
cとが形成されたY型の形状を有している。金属製の耐
圧板18は、前記本管100の開先部100aのテーパ
面100bと同じ傾斜角を持つテーパ面18aと、本管
100の開先部の内周面100dと平行な面(即ち、本
管100の管軸方向と平行な面)18bとを有する楔形
の形状に形成されている。
【0013】保護筒体12は、中央部に円孔を有する環
状の円板部12aと、円板部12aの周縁に設けられ
た、円筒部12bとからなっている。円筒部12bの内
径は、本管100の端部の外側に嵌合可能なように、本
管100の外径よりもやや大径に形成されている。
【0014】保護筒体12の円筒部12bには、その円
周方向に等間隔をあけて、8つのネジ孔12cが、円筒
部12bを貫通して設けられている。固定ボルト16
は、8つのネジ孔12cの各々に、円筒部12bの外側
から螺合される。固定ボルト16の先端と本管100と
の間には、本管100の損傷を防止するためのテフロン
製のブッシュ17が配置されており、固定ボルト16の
先端は、ブッシュ17を介して本管100と当接するま
でネジ込まれる。固定ボルト16の作用により、保護筒
体12が本管100から抜けたり、設置が偏ることはな
い。
【0015】溝19は、本管100と保護筒体の円板部
12aとの当接面に、円板部円周方向に所定間隔を開け
て8つに分割されて設けられている。耐圧板18は、溝
19の各々に嵌め込まれている。
【0016】また、保護筒体12の筒体部12bには、
ボルト型の吊具21が設けられている。吊具21によ
り、開先保護体10の吊り上げが容易となり、本管推進
時に開先保護体10の取り外しが可能である。
【0017】開先保護体10は、推進装置55が推進す
る側の本管100の端部に取り付けられる。取り付け
は、保護筒体12を本管100の端部の外側に嵌合し、
耐圧板18を開先部100aに当接し、保護筒体12の
円筒部12bの外周方向外側から、8本の固定用ボルト
16をその先端にブッシュ17を配置して円筒部12b
を貫通してネジ込み、保護筒体12を本管100に固定
することにより行われる。また、開先保護体10と推進
装置55の推進油圧ジャッキ55aとの間には、中央部
に円孔を有する調整用の中孔円板14が配置される(図
1参照)。中孔円板14は、鞘管110の内径よりもや
や小さい外径を有している。本管推進後は、開先保護体
10を本管100から取り外し、次に接続する本管の開
先部に予め取り付けることにより、本管100のハンド
リングの際の開先部の損傷を防止できる。
【0018】推進装置55の4台の油圧ジャッキ55a
(図1参照)によって、開先保護体10および中孔円板
14を介して推進力が与えられると、開先部100aの
テーパ面100bが耐圧板18の楔形形状部のテーパ面
18bに当接し、更に接触するとテーパ面同士が、即ち
テーパ面18bとテーパ面100bとが摺動して、耐圧
板18が溝19内で本管100の半径方向の外側へ移動
し本管100の変形が阻止される。
【0019】また、耐圧板18と開先部100aとの当
接面および耐圧板18と溝19との当接面に潤滑油を塗
布することにより、開先部100aと耐圧板18との摺
動がより滑らかに行われ、開先部100aに傷をつける
ことも少ない。
【0020】次に、この発明の開先保護体を、推進工法
用二重鋼管の推進工法に適用する場合について説明す
る。図6は、この発明の開先保護体を用いた推進工法に
使用する装置の全体を示す斜視図である。図6に示すよ
うに、推進工法用の装置は、後側の発進立坑56から前
側の到達立杭57まで配置され、発進立坑56内に設け
られた内外2段推進装置55(油圧ジャッキ55aを備
える)、パイピングスムーサ13、鞘管110および本
管100からなる二重鋼管、中押し構造54、推進二重
鋼管53、先押し構造52、誘導区間51および掘進機
(マシン)50によって構成されている。開先保護体1
0は、油圧ジャッキ55aと接触する本管100の最後
端の開先部100aに、調整用の中孔円板14(図1参
照)を介して取り付けられ、油圧ジャッキ55aとの接
触による損傷から本管100を保護する。
【0021】発進立坑56内に設けられた内外2段推進
装置55は、内管(本管)100と外管(鞘管)110
とを個別に推進可能な装置であり、掘進機50、誘導区
間51、先押し構造52の後方の、最初の二重鋼管53
の本管100と鞘管110とを交互に推進しながら地山
を掘削し、二重鋼管53全体を図6中の掘進機50の方
向へ推進(前進)させる。即ち、二重鋼管53の本管1
00の後端に後続の二重鋼管53の本管100の前端を
溶接するときは、発進立坑56内で本管100の後端を
鞘管110の後端よりも後方に位置させ、本管100の
後端に取り付けられた開先保護体10(中孔円板14も
含む、以下同じ)を取り外し、後続の本管100の後端
に開先保護体10を取り付ける。次いで、推進装置55
の4台の油圧ジャッキ55aによって後続の本管100
を推進し、本管100の後端に後続の本管100の前端
を溶接し、後続の鞘管110を前進させ、最初の二重鋼
管53の鞘管110の後端に後続の二重鋼管53の鞘管
110の前端を溶接して、後続の本管100と鞘管11
0とを推進装置55によって推進する。このような、溶
接と推進とを繰り返すことによって、二重鋼管53を所
定の推進長まで推進することができる。
【0022】
【実施例】次に、この発明を実施例により更に詳細に説
明する。 〔実施例1〕図1〜図5で示した、この発明の開先保護
体10を用い、768mmの外径を有する本管100
と、本管100の外側の、914.4mmの外径を有す
る鞘管110とからなる推進工法用二重鋼管53を使用
し、図6に示す推進工法の装置により推進施工を実施し
た。
【0023】まず、発進立坑56で鞘管110に推進装
置55の4台の油圧ジャッキ55aによって推進力を与
えて鞘管110を推進させ、鞘管110の推進力が所定
の値、本実施例では、約600tに達した後、推進二重
鋼管53の開先保護体10が取り付けられた本管100
の後端が鞘管110の後端よりも後方に位置する状態
で、推進装置55によって開先保護体10が後端に取り
付けられた本管100だけを推進させると、本管100
の先頭に配置された先押し構造52によって、先頭の鞘
管110から中押し構造54の前方の鞘管110までが
引っ張られ、推進力を分割して推進する中押し構造54
で鞘管110が離れる。次に、発進立坑56内の推進装
置55によって鞘管110だけを推進させ、最も後ろの
鞘管110から中押し構造54の発進立坑側の鞘管11
0までを前進させて、最も後ろの推進二重鋼管53の本
管100の後端を鞘管110の後端よりも後方に残す。
次いで、本管100の後端の開先保護体10を本管10
0から取り外し、後続の本管100の後端に開先保護体
10を取り付け、後続の本管100を前進させ、最も後
ろの推進二重鋼管53の本管100の後端に溶接し、更
に、後続の鞘管100を前進させ最も後ろの推進二重鋼
管53の鞘管の後端に溶接する。このように、本管10
0と鞘管110に交互に推進力を加え、順次、後続の推
進二重鋼管53を溶接することによって所定の推進長ま
で作業を実施する。上記の作業を実際に行った結果、油
圧ジャッキ55aとの接触により本管100の開先部1
00aが損傷することはなかった。
【0024】〔実施例2〕実施例1と同様の条件で推進
施工を実施した。図7は所定の鋼管(600A鋼管)の
開先部付近の鋼管端部に、軸方向に歪みゲージを貼り、
円周方向8ケ所における軸方向応力の分布を示した図で
ある(図7中σy1〜8で記載)。ここで、(a)は図
8、図9に示す従来技術による結果であり、(b)は本
発明実施例による結果を示している。図7から明らかな
ように、従来技術による結果では、開先部の端面が円周
方向に均等に開先保護体と接触せず、ある方向の軸方向
応力が大きくなり、その部分から開先部が鋼管の内側に
変形しやすくなる。これに対して、本発明実施例による
結果では、耐圧板が開先部の変形を阻止するので、円周
方向に均等に接触し、軸方向応力の円周方向での差が少
ない。従って、開先部が鋼管の内側に変形せず、また開
先部も損傷しない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の開先保
護体によれば、下記に示す工業上有用な効果がもたらさ
れる。 推進用鋼管の後端に取り付けることによって開先部
を保護し、推進装置の油圧ジャッキによって開先保護体
および中孔円板を介して推進力が与えられると、開先部
のテーパ面が耐圧板の楔形形状部のテーパ面に当接し、
テーパ面同士が摺動し、その後鋼管の開先部の内周面が
耐圧板の楔形形状部の軸方向に平行な面に当接して、耐
圧板が固定されるので、開先部が内側に変形するのが阻
止される。 耐圧板と開先部のテーパ面同士の当接面および耐圧
板と溝との当接面に潤滑油を塗布することにより、開先
部と耐圧板との摺動が滑らかに行われ、開先部に傷をつ
けることが少ない。 長距離施工時の大きな推進力に対しても開先部が損
傷せず、ハンドリングおよび取付けも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の推進用鋼管の開先保護体の一実施態
様を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のa部詳細断面図である。
【図5】図4のb部詳細断面図である。
【図6】この発明の推進工法用二重鋼管の開先保護体を
用いた推進工法に関連する装置の全体を一部断面で示す
概略側面図である。
【図7】開先部における軸方向応力の円周方向の分布を
示すグラフである。
【図8】従来の推進工法用二重鋼管の開先保護体を示す
側面断面図である。
【図9】従来の推進工法用二重鋼管の開先保護体を示す
正面図である。
【符号の説明】
10 開先保護体 100 本管 100a 本管開先部 100b 本管開先部のテーパ面 100c 本管開先部の垂直端面 100d 本管開先部の内周面 110 鞘管 12 保護筒体 12a 円板部 12b 円筒部 12c ネジ孔 13 パイピングスムーサ 14 調整用中孔円板 15 支圧壁 16 固定用ボルト 17 ブッシュ 18 耐圧板 18a 耐圧板のテーパ面 18b 耐圧板の本管の内周面と平行な面(管軸方向と
平行な面) 19 溝 21 吊具 50 掘進機(マシン) 51 誘導区間 52 先押し構造 53 推進工法用二重鋼管 54 中押し構造 55 内外2段推進装置 55a 油圧ジャッキ 56 発進立坑 57 到達立杭 60 開先保護体 61 ベベル加工部 62 嵌合部 63 接触部 64 枠 65 吊具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西浦 克敏 大阪府大阪市此花区酉島五丁目11番61号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 小野 修幸 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 牟田 敬一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 松尾 安弘 神奈川県厚木市下津古久122−6 (72)発明者 古屋 聡 神奈川県平塚市南豊田391−3 ハッピー シャトー201号 (72)発明者 松元 照幸 兵庫県西宮市瓦林町22−17−404 (72)発明者 向井 聡 大阪府茨木市西福井2丁目12番5号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 推進工法用の鋼管の開先部を保護するた
    めの開先保護体において、 中央部に円孔を有する円板部と、前記円板部の周縁に設
    けられた円筒部とからなる、前記鋼管の端部の外側に嵌
    合可能な、保護筒体と、 前記鋼管の端部に嵌め込まれた前記保護筒体を前記鋼管
    に固定するための、前記保護筒体の円筒部の円周方向に
    所定間隔をあけて複数個配置され、前記保護筒体の円筒
    部の外周方向外側から、前記円筒部を貫通してネジ込ま
    れた、その先端が前記鋼管と当接可能な、固定ボルト
    と、 前記鋼管の損傷を防止するための、前記固定ボルトの先
    端と前記鋼管との間に配置された、ブッシュと、 前記鋼管の開先部と前記保護筒体の円板部との当接面に
    円周方向に設けられた、溝と、 前記溝の内部に、前記鋼管の半径方向に移動可能に嵌め
    込まれた、前記鋼管の開先部と当接可能な円周方向に所
    定間隔をあけて複数設けられた、金属製の耐圧板とから
    なり、 前記耐圧板は、前記鋼管の開先部の内周面と平行な面
    と、前記鋼管の開先部のテーパ面と平行な面とを有する
    楔形の形状からなることを特徴とする推進工法用鋼管の
    開先保護体。
  2. 【請求項2】 前記耐圧板と前記鋼管の開先部との当接
    面および前記耐圧板と前記溝との当接面に潤滑油が塗布
    されている請求項1記載の推進工法用鋼管の開先保護
    体。
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