JPH1077160A - パッケージ特定装置 - Google Patents
パッケージ特定装置Info
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- JPH1077160A JPH1077160A JP20543997A JP20543997A JPH1077160A JP H1077160 A JPH1077160 A JP H1077160A JP 20543997 A JP20543997 A JP 20543997A JP 20543997 A JP20543997 A JP 20543997A JP H1077160 A JPH1077160 A JP H1077160A
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- package
- yarn
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- control device
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/06—Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
- B65H67/063—Marking or identifying devices for packages
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 機械（２０）で製造されたパッケージ
（１５）が不良品または受入れ可能品質かを決定可能な
監視装置（３４）を具備した個別ポジション自動玉揚げ
糸条処理機械（２０）は、不良品パッケージ（１５）を
特定して受入れ可能な品質のパッケージ（１５）から識
別するパッケージ特定装置を具備している。パッケージ
（１５）が満巻となると、パッケージ（１５）へ走行す
る糸条（１６）は綾振り装置（１８）から変位されて切
断される。パッケージ（１５）が受入れ可能な品質の場
合には、切断装置（２９）の作動は不良品パッケージ
（１５）の場合には比較して遅らされて、前者の場合に
は不良品パッケージ（１５）の場合に比較して大きな中
央糸条バンドまたは「胴巻き」（３５）がパッケージ
（１５）上に巻かれる。 【課題】 大きな胴巻（３５）を有しない不良品パ
ッケージ（１５）は受入れ可能なパッケージ（１５）か
ら容易に分離可能である。
（１５）が不良品または受入れ可能品質かを決定可能な
監視装置（３４）を具備した個別ポジション自動玉揚げ
糸条処理機械（２０）は、不良品パッケージ（１５）を
特定して受入れ可能な品質のパッケージ（１５）から識
別するパッケージ特定装置を具備している。パッケージ
（１５）が満巻となると、パッケージ（１５）へ走行す
る糸条（１６）は綾振り装置（１８）から変位されて切
断される。パッケージ（１５）が受入れ可能な品質の場
合には、切断装置（２９）の作動は不良品パッケージ
（１５）の場合には比較して遅らされて、前者の場合に
は不良品パッケージ（１５）の場合に比較して大きな中
央糸条バンドまたは「胴巻き」（３５）がパッケージ
（１５）上に巻かれる。 【課題】 大きな胴巻（３５）を有しない不良品パ
ッケージ（１５）は受入れ可能なパッケージ（１５）か
ら容易に分離可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維機械により製
造され、その品質が受入れ不能なパッケージを特定する
装置に関し、このようなパッケージを受入れ可能な品質
のパッケージから識別することに関する。
造され、その品質が受入れ不能なパッケージを特定する
装置に関し、このようなパッケージを受入れ可能な品質
のパッケージから識別することに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、作業者が玉揚げし、すなわち、繊
維機械からの処理された糸条のパッケージを順番に加工
ポジションから取除き、そしてそれらを対応する順番で
玉揚げ台車のペッグに装着する。この方法により、その
機械上のどの特定なパッケージも製造された位置が後で
分かり、そしてそのパッケージが不良品質であると判定
された場合には印がつけられる。このことはそのポジシ
ョンにおける加工条件を観測しそして可能であれば調整
することを可能とする。繊維機械は糸品質監視システム
を具備していることがあり、このシステムはその繊維機
械上の何れの特定の加工ポジションにおいて製造された
加工糸条のパッケージが満足な品質であるか否かを判定
する。このようにシステムは一般的に巻取前の走行糸条
の張力を監視し、そして観測した張力が予め定められた
公差帯域内にあるか否かによって、そのパッケージが受
入れ可能な品質または不良な品質であることを示す。こ
の情報を機械制御盤の近傍の画面上に表示したりまたは
問題のパッケージが形成された位置の指示ライトにより
表示可能である。このような情報によって、機械からパ
ッケージを玉揚げしている作業者は、不良パッケージ
を、受入れ可能なパッケージとは別の位置に置くことが
でき、または全てのパッケージを玉揚げ台車のペッグに
装着する際に不良パッケージにマークを付けることがで
きる。
維機械からの処理された糸条のパッケージを順番に加工
ポジションから取除き、そしてそれらを対応する順番で
玉揚げ台車のペッグに装着する。この方法により、その
機械上のどの特定なパッケージも製造された位置が後で
分かり、そしてそのパッケージが不良品質であると判定
された場合には印がつけられる。このことはそのポジシ
ョンにおける加工条件を観測しそして可能であれば調整
することを可能とする。繊維機械は糸品質監視システム
を具備していることがあり、このシステムはその繊維機
械上の何れの特定の加工ポジションにおいて製造された
加工糸条のパッケージが満足な品質であるか否かを判定
する。このようにシステムは一般的に巻取前の走行糸条
の張力を監視し、そして観測した張力が予め定められた
公差帯域内にあるか否かによって、そのパッケージが受
入れ可能な品質または不良な品質であることを示す。こ
の情報を機械制御盤の近傍の画面上に表示したりまたは
問題のパッケージが形成された位置の指示ライトにより
表示可能である。このような情報によって、機械からパ
ッケージを玉揚げしている作業者は、不良パッケージ
を、受入れ可能なパッケージとは別の位置に置くことが
でき、または全てのパッケージを玉揚げ台車のペッグに
装着する際に不良パッケージにマークを付けることがで
きる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置は、玉揚げ台車のペッグに順番を間違えてパッ
ケージを置いたり、または実際には不良品のパッケージ
を制御盤の画面上に不良品として特定されている機械位
置と違う位置に間違えて置いたりすることによって、作
業者は間違いを起し易い。特に、どの単一のポジション
においても１つ以上の満巻パッケージが存在している個
別のポジションに自動玉揚げ装置を具備している機械に
おいては、複雑でそして高価な画面表示システムや、指
示ライトを用いることなくしては、不良品質のパッケー
ジを判定することは可能ではない。多数の繊維機械にお
いて、チューブ上にパッケージを形成するために、走行
糸条をチューブの軸線に平行な経路に沿って往復動する
糸ガイドによってチューブへ送給して糸条に綾振り運動
を行わせることは知られている。チューブおよび形成中
のパッケージの周面は駆動ローラに接触して駆動され
る。パッケージの巻取が完了すると、糸条に伝えられて
いた綾振り運動が停止され、そしてパッケージに向けて
送給されている糸条は次いで切断される。糸条の綾振り
運動の停止と糸条の切断との間の短い時間において、少
量の糸のバンド巻きがパッケージの中央部に形成され
る。このようなバンドはしばしば「胴巻き」と呼ばれ
る。
うな装置は、玉揚げ台車のペッグに順番を間違えてパッ
ケージを置いたり、または実際には不良品のパッケージ
を制御盤の画面上に不良品として特定されている機械位
置と違う位置に間違えて置いたりすることによって、作
業者は間違いを起し易い。特に、どの単一のポジション
においても１つ以上の満巻パッケージが存在している個
別のポジションに自動玉揚げ装置を具備している機械に
おいては、複雑でそして高価な画面表示システムや、指
示ライトを用いることなくしては、不良品質のパッケー
ジを判定することは可能ではない。多数の繊維機械にお
いて、チューブ上にパッケージを形成するために、走行
糸条をチューブの軸線に平行な経路に沿って往復動する
糸ガイドによってチューブへ送給して糸条に綾振り運動
を行わせることは知られている。チューブおよび形成中
のパッケージの周面は駆動ローラに接触して駆動され
る。パッケージの巻取が完了すると、糸条に伝えられて
いた綾振り運動が停止され、そしてパッケージに向けて
送給されている糸条は次いで切断される。糸条の綾振り
運動の停止と糸条の切断との間の短い時間において、少
量の糸のバンド巻きがパッケージの中央部に形成され
る。このようなバンドはしばしば「胴巻き」と呼ばれ
る。
【０００４】
【発明の目的】テキスタイルヤーン処理機械、特に個別
のポジションで自動玉揚げするようにした機械用に、本
発明は簡潔でそして高価でない装置であって、それによ
れば処理された糸条のパッケージが特定されそして不良
品質のパッケージが受入れ可能な品質のパッケージから
識別される装置であって、この装置が公知の装置に比べ
て作業者のミスを生じることが少ないものを提供するこ
とを目的とする。
のポジションで自動玉揚げするようにした機械用に、本
発明は簡潔でそして高価でない装置であって、それによ
れば処理された糸条のパッケージが特定されそして不良
品質のパッケージが受入れ可能な品質のパッケージから
識別される装置であって、この装置が公知の装置に比べ
て作業者のミスを生じることが少ないものを提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、パッケージへ
送給されている糸条に綾振り運動を伝達可能な綾振り装
置を含むパッケージ巻取機構、切断装置、パッケージの
巻取が完了したときに糸条への綾振り運動の伝達を停止
可能で且つパッケージへ送給されている糸条を切断する
ために綾振り運動が停止したときに前記切断装置を作動
可能な制御装置、およびパッケージを受入れ可能品質ま
たは不良品質かを判定する品質監視装置を具備した糸条
処理機械のパッケージ特定装置において、前記品質監視
装置は特定品質のパッケージが製造されたときに前記制
御装置へ信号を発生するようになっており、該制御装置
が該信号に応じて前記切断装置の作動を遅らせて前記パ
ッケージ上の所定部位に広がった巻取糸バンドを形成す
るようになっていることを特徴とするパッケージ特定装
置を提供する。好ましくは、切断装置遅延信号はパッケ
ージが受入れ可能な品質の場合に発信される。
送給されている糸条に綾振り運動を伝達可能な綾振り装
置を含むパッケージ巻取機構、切断装置、パッケージの
巻取が完了したときに糸条への綾振り運動の伝達を停止
可能で且つパッケージへ送給されている糸条を切断する
ために綾振り運動が停止したときに前記切断装置を作動
可能な制御装置、およびパッケージを受入れ可能品質ま
たは不良品質かを判定する品質監視装置を具備した糸条
処理機械のパッケージ特定装置において、前記品質監視
装置は特定品質のパッケージが製造されたときに前記制
御装置へ信号を発生するようになっており、該制御装置
が該信号に応じて前記切断装置の作動を遅らせて前記パ
ッケージ上の所定部位に広がった巻取糸バンドを形成す
るようになっていることを特徴とするパッケージ特定装
置を提供する。好ましくは、切断装置遅延信号はパッケ
ージが受入れ可能な品質の場合に発信される。
【０００６】この糸条処理機械は糸条加工機械でもよ
く、仮撚捲縮機械であってもよい。糸条処理機械には多
数の処理ポジションが設けられていてもよく、各処理ポ
ジションは巻取機構および切断装置を有していてもよ
く、個別のポジションが自動玉揚げする機械でもよい。
品質監視装置により前記制御装置へ与えられる信号が受
入れ可能な品質のパッケージが製造された処理ポジショ
ンを示してもよく、それにより制御装置は処理ポジショ
ンにおける切断装置の作動を遅延可能である。処理機械
は多数の柱間（所謂スパン）を有していてもよく、各柱
間に処理ポジションを具備していてもよい。この場合
に、制御装置は各柱間に位置された柱間プロセッサを含
んでいてもよく、その柱間の処理ポジションの玉揚げ順
序を制御可能であって、品質監視システムは受入れ可能
なパッケージを製造した処理ポジションを制御している
柱間プロセッサに前述した信号を送るようにしてもよ
い。
く、仮撚捲縮機械であってもよい。糸条処理機械には多
数の処理ポジションが設けられていてもよく、各処理ポ
ジションは巻取機構および切断装置を有していてもよ
く、個別のポジションが自動玉揚げする機械でもよい。
品質監視装置により前記制御装置へ与えられる信号が受
入れ可能な品質のパッケージが製造された処理ポジショ
ンを示してもよく、それにより制御装置は処理ポジショ
ンにおける切断装置の作動を遅延可能である。処理機械
は多数の柱間（所謂スパン）を有していてもよく、各柱
間に処理ポジションを具備していてもよい。この場合
に、制御装置は各柱間に位置された柱間プロセッサを含
んでいてもよく、その柱間の処理ポジションの玉揚げ順
序を制御可能であって、品質監視システムは受入れ可能
なパッケージを製造した処理ポジションを制御している
柱間プロセッサに前述した信号を送るようにしてもよ
い。
【０００７】品質監視装置は表示画面を含んでいてもよ
く、その場合にこの装置は機械の各処理ポジションにお
いて製造されたパッケージの品質を表示可能となってい
てもよい。
く、その場合にこの装置は機械の各処理ポジションにお
いて製造されたパッケージの品質を表示可能となってい
てもよい。
【０００８】巻取機構が切断装置から離れた不作動位置
および切断装置の近傍の作動位置間を移動可能な吸引装
置を含み、前記作動位置において吸引装置が切断糸条を
ウェストへ送給可能であってもよい。綾振り支点ガイド
が糸条を綾振り装置へ案内するようその作動位置に設け
られていてもよく、この綾振り支点ガイドは切断装置に
取着されていてもよい。吸引装置がその作動位置へ移動
するときに綾振り支点ガイドおよび切断装置がそれぞれ
の作動位置および不作動位置から移動されて糸条を綾振
り装置から変位させてもよい。
および切断装置の近傍の作動位置間を移動可能な吸引装
置を含み、前記作動位置において吸引装置が切断糸条を
ウェストへ送給可能であってもよい。綾振り支点ガイド
が糸条を綾振り装置へ案内するようその作動位置に設け
られていてもよく、この綾振り支点ガイドは切断装置に
取着されていてもよい。吸引装置がその作動位置へ移動
するときに綾振り支点ガイドおよび切断装置がそれぞれ
の作動位置および不作動位置から移動されて糸条を綾振
り装置から変位させてもよい。
【０００９】糸条の切断後、切断装置および綾振り支点
ガイドはそれぞれの不作動位置および通常作動位置に戻
り、そして吸引装置はその不作動位置に戻ってもよい。
ガイドはそれぞれの不作動位置および通常作動位置に戻
り、そして吸引装置はその不作動位置に戻ってもよい。
【００１０】
【実施例】本発明を以下添付図面を参照して詳細に説明
する。
する。
【００１１】図１は巻取中の巻取機構およびパッケージ
特定装置の正面図であり、図２は図１に示した機構およ
び装置の側面図であり、図３は糸条切断状態における図
１に示した機構および装置の正面図であり、図４はパッ
ケージ特定装置および多数の巻取機構を具備した繊維機
械の正面図である。
特定装置の正面図であり、図２は図１に示した機構およ
び装置の側面図であり、図３は糸条切断状態における図
１に示した機構および装置の正面図であり、図４はパッ
ケージ特定装置および多数の巻取機構を具備した繊維機
械の正面図である。
【００１２】図１および図２を参照して、これら図面に
はチューブ１１の上にパッケージ１５を巻取中のパッケ
ージ巻取機構１０が示されている。チューブ１１はエン
ドキャップ１３によってクレードル１２（明瞭にするた
め図１には図示せず）に支承されており、そしてパッケ
ージ１５は駆動ローラ１４との周面接触によって回転駆
動される。
はチューブ１１の上にパッケージ１５を巻取中のパッケ
ージ巻取機構１０が示されている。チューブ１１はエン
ドキャップ１３によってクレードル１２（明瞭にするた
め図１には図示せず）に支承されており、そしてパッケ
ージ１５は駆動ローラ１４との周面接触によって回転駆
動される。
【００１３】チューブ１１上にパッケージ１５を形成す
るために、走行糸条１６が個別ポジション自動玉揚げ繊
維機械２０の糸条処理セクション（図示せず）から送給
され、そのセクションには巻取機構１０が担持されてお
り、糸条１６は中央に設けられた綾振り支点ガイド１７
および往復動する綾振りガイド１８形状の綾振り装置を
経て、パッケージ１５と駆動ローラ１４の間のニップ１
９に送給される。切断装置２９が図１および図２に示さ
れるような不作動位置に設けられており、綾振り支点ガ
イド１７が切断装置２９に設けられている。
るために、走行糸条１６が個別ポジション自動玉揚げ繊
維機械２０の糸条処理セクション（図示せず）から送給
され、そのセクションには巻取機構１０が担持されてお
り、糸条１６は中央に設けられた綾振り支点ガイド１７
および往復動する綾振りガイド１８形状の綾振り装置を
経て、パッケージ１５と駆動ローラ１４の間のニップ１
９に送給される。切断装置２９が図１および図２に示さ
れるような不作動位置に設けられており、綾振り支点ガ
イド１７が切断装置２９に設けられている。
【００１４】巻取機構１０は吸引装置２１を含んでお
り、この吸引装置２１はエンドキャップ１３の半径方向
に実質的に整合して担持されている。吸引装置２１はノ
ズルエンド２２を有し、このノズルエンド２２は上述し
たエンドキャップ１３から間隔を開け且つエンドキャッ
プ１３の半径方向に実質的に整合した第１の位置におい
てクレードル１２の近傍に位置している。
り、この吸引装置２１はエンドキャップ１３の半径方向
に実質的に整合して担持されている。吸引装置２１はノ
ズルエンド２２を有し、このノズルエンド２２は上述し
たエンドキャップ１３から間隔を開け且つエンドキャッ
プ１３の半径方向に実質的に整合した第１の位置におい
てクレードル１２の近傍に位置している。
【００１５】吸引装置２１は、ヨーロッパ特許第７４４
３６９Ａ号明細書に十分に記載されているように、第１
の軸線２３および第２の軸線２４の回りに枢着されてい
て作動位置（図３）に移動可能であり、吸引装置２１は
その作動位置において走行糸条１６をノズルエンド２２
に捕捉するとともに満巻パッケージ１５が玉揚げされそ
して空チューブ１１と交換されるときに作動可能であ
る。糸条１６は、吸引装置２１に吸引されると、可撓性
パイプ２５に沿ってウエストに送られる。
３６９Ａ号明細書に十分に記載されているように、第１
の軸線２３および第２の軸線２４の回りに枢着されてい
て作動位置（図３）に移動可能であり、吸引装置２１は
その作動位置において走行糸条１６をノズルエンド２２
に捕捉するとともに満巻パッケージ１５が玉揚げされそ
して空チューブ１１と交換されるときに作動可能であ
る。糸条１６は、吸引装置２１に吸引されると、可撓性
パイプ２５に沿ってウエストに送られる。
【００１６】パッケージ１５の玉揚げおよび新しいチュ
ーブ１１による交換の間の吸引装置２１、切断装置２９
およびクレードル１２の運動の制御は制御装置２８によ
り行われ、この制御装置２８は機械マイクロプロセッサ
２６から信号を受けとる。品質監視装置３４は検知装置
３２を含んでおり、この検知装置は張力測定装置または
イギリス特許第２２００７５６Ｂ号明細書（特開昭６３
−１９００３２号公報参照）に記載されている形式の速
度測定装置とすることができ、この品質監視装置２８は
機械のマイクロプロセッサ２６へ信号を送り、この信号
からパッケージ１５の品質が判定されそして画面２７上
に表示可能である。
ーブ１１による交換の間の吸引装置２１、切断装置２９
およびクレードル１２の運動の制御は制御装置２８によ
り行われ、この制御装置２８は機械マイクロプロセッサ
２６から信号を受けとる。品質監視装置３４は検知装置
３２を含んでおり、この検知装置は張力測定装置または
イギリス特許第２２００７５６Ｂ号明細書（特開昭６３
−１９００３２号公報参照）に記載されている形式の速
度測定装置とすることができ、この品質監視装置２８は
機械のマイクロプロセッサ２６へ信号を送り、この信号
からパッケージ１５の品質が判定されそして画面２７上
に表示可能である。
【００１７】図４に示されるように、個別ポジション自
動玉揚げ機械２０は多数の巻取機構１０を有しており、
これら機構は間隔を開けて上下３段に配置されている。
代表的な糸条テキチャリング機械はこのような柱間を９
つそして各柱間３３にそれぞれ１２の巻取機構１０を有
しているが、図４には機械２０の２つの柱間３３を図示
しており、各柱間３３の各々において１２の巻取機構１
０が４列に設けられている。各柱間３３に付属して制御
装置２８または「柱間プロセッサ」が設けられており、
その柱間３３に設置された１２の巻取機構１０の作動を
制御する。画面２７は品質監視装置３４による判定に従
い機械２０の各巻取機構１０の全てに関する品質情報を
表示し、この際に各処理ポジションに対する品質情報を
その巻取機構１０の行列により特定する。
動玉揚げ機械２０は多数の巻取機構１０を有しており、
これら機構は間隔を開けて上下３段に配置されている。
代表的な糸条テキチャリング機械はこのような柱間を９
つそして各柱間３３にそれぞれ１２の巻取機構１０を有
しているが、図４には機械２０の２つの柱間３３を図示
しており、各柱間３３の各々において１２の巻取機構１
０が４列に設けられている。各柱間３３に付属して制御
装置２８または「柱間プロセッサ」が設けられており、
その柱間３３に設置された１２の巻取機構１０の作動を
制御する。画面２７は品質監視装置３４による判定に従
い機械２０の各巻取機構１０の全てに関する品質情報を
表示し、この際に各処理ポジションに対する品質情報を
その巻取機構１０の行列により特定する。
【００１８】機械２０の作動を図１から４を参照して説
明し、そしてエンドキャップ１３間でクレードル１２に
担持されたチューブ１１に巻取られたパッケージ１５に
ついて検討する。パッケージ１５は駆動ローラ１４と接
触駆動されており、そして糸条１６はパッケージ１５に
向けて、図１および図２に示されるように、走行してい
る。走行糸条１６は綾振り支点ガイド１７および綾振り
ガイド１８を経てパッケージ１５に送給される。パッケ
ージ１５が満巻になると、制御装置２８はシリンダ３１
を作動させて綾振り支点ガイド１７を持ち上げて糸条１
６を綾振りガイド１８から解放する。走行糸条１６はそ
の綾振り運動を停止しそして張力によって綾振り支点ガ
イド１７と実質的に整合した予め定められた位置、すな
わち、パッケージ１５の中央へ移動する。切断装置２５
もその不作動位置から切断位置へ持ち上げられ、そして
同時にシリンダ３０が作動されて吸引装置２１を第２の
軸線２４の回りに回動し、それによりノズルエンド２２
が図３に示される位置において切断装置２５に接近す
る。
明し、そしてエンドキャップ１３間でクレードル１２に
担持されたチューブ１１に巻取られたパッケージ１５に
ついて検討する。パッケージ１５は駆動ローラ１４と接
触駆動されており、そして糸条１６はパッケージ１５に
向けて、図１および図２に示されるように、走行してい
る。走行糸条１６は綾振り支点ガイド１７および綾振り
ガイド１８を経てパッケージ１５に送給される。パッケ
ージ１５が満巻になると、制御装置２８はシリンダ３１
を作動させて綾振り支点ガイド１７を持ち上げて糸条１
６を綾振りガイド１８から解放する。走行糸条１６はそ
の綾振り運動を停止しそして張力によって綾振り支点ガ
イド１７と実質的に整合した予め定められた位置、すな
わち、パッケージ１５の中央へ移動する。切断装置２５
もその不作動位置から切断位置へ持ち上げられ、そして
同時にシリンダ３０が作動されて吸引装置２１を第２の
軸線２４の回りに回動し、それによりノズルエンド２２
が図３に示される位置において切断装置２５に接近す
る。
【００１９】品質監視装置３４はパッケージ１５が受入
れ可能な品質または不良品質であることを示し、そして
制御装置２８から送られる適切な信号は次いで切断装置
２９に糸条１６を切断させる。糸条１６がパッケージ１
５上に走行している糸条が綾振りガイド１８から自由と
なっている短い時間の間で且つ切断装置２９が作動する
前に、少量の巻取または「胴巻き」３５がパッケージ１
５の中央部に形成される。切断後、糸条１６の１つの切
断端がパッケージ１５に付着されるが、繊維機械の糸条
処理セクションから延びる他の切断端は吸引装置２１の
ノズルエンド２２内に捕捉されてウェストへ送られる。
制御装置２８は次いで切断装置２９および綾振り支点ガ
イド１７をそれぞれの不作動位置および通常作動位置へ
戻し、そして吸引装置２１は図１および２に示すその不
作動位置へ戻る。
れ可能な品質または不良品質であることを示し、そして
制御装置２８から送られる適切な信号は次いで切断装置
２９に糸条１６を切断させる。糸条１６がパッケージ１
５上に走行している糸条が綾振りガイド１８から自由と
なっている短い時間の間で且つ切断装置２９が作動する
前に、少量の巻取または「胴巻き」３５がパッケージ１
５の中央部に形成される。切断後、糸条１６の１つの切
断端がパッケージ１５に付着されるが、繊維機械の糸条
処理セクションから延びる他の切断端は吸引装置２１の
ノズルエンド２２内に捕捉されてウェストへ送られる。
制御装置２８は次いで切断装置２９および綾振り支点ガ
イド１７をそれぞれの不作動位置および通常作動位置へ
戻し、そして吸引装置２１は図１および２に示すその不
作動位置へ戻る。
【００２０】もし品質監視装置３４が特定のパッケージ
１５が受入れ可能な品質であることを示すと、次いで機
械マイクロプロセッサ２６および柱間プロセッサ２８か
ら送られる信号が問題の処理ポジションにおける切断装
置２９の作動を、もし品質監視装置３４がそのパッケー
ジ１５が不良品質であると示したときに切断装置２９を
作動させる時間よりも、遅らせる。その結果、不良品質
のパッケージ１５の場合に形成されるものより大きな糸
条の「胴巻き」３５（図３）が受入れ可能なパッケージ
１５の中央部に形成される。更に、糸条１６が満巻パッ
ケージ１５の完了前に断糸すると、必然的に不良品質パ
ッケージ１５上に「胴巻き」を形成する手段がなくな
る。受入れ可能な品質の糸条のパッケージの大きな「胴
巻き」３５は不良品質の満巻パッケージ１５の上に形成
されている小さな中央巻きまたは不完全な巻取パッケー
ジ上に形成されていない中央巻きから明らかに識別で
き、容易に作業者が機械２０からそのパッケージを除去
して不良品質のパッケージ１５を受入れ可能なパッケー
ジ１５から分離することを可能とする。
１５が受入れ可能な品質であることを示すと、次いで機
械マイクロプロセッサ２６および柱間プロセッサ２８か
ら送られる信号が問題の処理ポジションにおける切断装
置２９の作動を、もし品質監視装置３４がそのパッケー
ジ１５が不良品質であると示したときに切断装置２９を
作動させる時間よりも、遅らせる。その結果、不良品質
のパッケージ１５の場合に形成されるものより大きな糸
条の「胴巻き」３５（図３）が受入れ可能なパッケージ
１５の中央部に形成される。更に、糸条１６が満巻パッ
ケージ１５の完了前に断糸すると、必然的に不良品質パ
ッケージ１５上に「胴巻き」を形成する手段がなくな
る。受入れ可能な品質の糸条のパッケージの大きな「胴
巻き」３５は不良品質の満巻パッケージ１５の上に形成
されている小さな中央巻きまたは不完全な巻取パッケー
ジ上に形成されていない中央巻きから明らかに識別で
き、容易に作業者が機械２０からそのパッケージを除去
して不良品質のパッケージ１５を受入れ可能なパッケー
ジ１５から分離することを可能とする。
【００２１】この簡単な手段により、繊維処理機械にと
っての経費は非常に少なく、不良品質のパッケージは容
易に特定されそして受入れ可能な品質のパッケージから
識別でき、そして作業者のミスの危険は極めて減少され
る。
っての経費は非常に少なく、不良品質のパッケージは容
易に特定されそして受入れ可能な品質のパッケージから
識別でき、そして作業者のミスの危険は極めて減少され
る。
【図１】巻取中の巻取機構およびパッケージ特定装置の
正面図である。
正面図である。
【図２】図１に示した機構および装置の側面図である。
【図３】糸条切断状態における図１に示した機構および
装置の正面図である。
装置の正面図である。
【図４】パッケージ特定装置および多数の巻取機構を具
備した繊維機械の正面図である。
備した繊維機械の正面図である。
１０ パッケージ巻取機構 １５ パッケージ １６ 糸条 １７ 綾振り支点ガイド １８ 綾振り装置 ２０ 糸条処理機械 ２７ ディスプレイ画面 ２８ 制御装置 ２９ 切断装置 ３３ 柱間 ３４ 品質監視装置 ３５ 巻取糸バンド
Claims (10)
- 【請求項１】 パッケージ（１５）へ送給されている糸
条（１６）に綾振り運動を伝達可能な綾振り装置（１
８）を含むパッケージ巻取機構（１０）、切断装置（２
９）、パッケージの巻取が完了したときに糸条（１６）
への綾振り運動の伝達を停止可能で且つパッケージ（１
５）へ送給されている糸条（１６）を切断するために綾
振り運動が停止したときに前記切断装置（２９）を作動
可能な制御装置（２８）、およびパッケージ（１５）を
受入れ可能品質または不良品質かを判定する品質監視装
置（３４）を具備した糸条処理機械（２０）のパッケー
ジ特定装置において、前記品質監視装置（３４）は特定
品質のパッケージ（１５）が製造されたときに前記制御
装置（２８）へ信号を発生するようになっており、該制
御装置（２８）が該信号に応じて前記切断装置（２９）
の作動を遅らせて前記パッケージ（１５）上の所定部位
に広がった巻取糸バンド（３５）を形成するようになっ
ていることを特徴とするパッケージ特定装置。 - 【請求項２】 前記切断装置を遅らせる信号が前記パッ
ケージ（１５）が受入れ可能な品質のときに発生される
ことを特徴とする請求項１に記載のパッケージ特定装
置。 - 【請求項３】 前記糸条処理機構（２０）が仮撚捲縮機
械であることを特徴とする請求項１または２に記載のパ
ッケージ特定装置。 - 【請求項４】 前記糸条処理機構（２０）が多数の柱間
（３３）内に設けられており、各柱間（３３）には多数
の処理ポジションが設けられ、各処理ポジションは巻取
機構（１０）および切断装置（２９）を有していること
を特徴とする請求項３に記載のパッケージ特定装置。 - 【請求項５】 前記品質監視装置（３４）により前記制
御装置（２８）へ与えられる前記信号が受入れ可能な品
質のパッケージ（１５）が製造された処理ポジションを
示すことを特徴とする請求項４に記載のパッケージ特定
装置。 - 【請求項６】 前記制御装置（２８）は、受入れ可能な
品質のパッケージが製造された処理ポジションにおける
前記切断装置（２９）の作動を遅延可能であることを特
徴とする請求項５に記載のパッケージ特定装置。 - 【請求項７】 前記制御装置（２８）は各柱間（３３）
に設置され且つその柱間（３３）の処理ポジションの玉
揚げシーケンスを制御可能な柱間プロセッサを含み、前
記品質監視装置（３４）は受入れ可能な品質のパッケー
ジ（１５）を製造した処理ポジションを制御している該
柱間プロセッサ（２８）へ前記信号を送信可能であるこ
とを特徴とする請求項４〜６の何れか１項に記載のパッ
ケージ特定装置。 - 【請求項８】 前記品質監視装置（３４）がディスプレ
イ画面（２７）を含み前記機械（２０）の各処理ポジシ
ョンで製造されたパッケージ（１５）の品質を表示可能
であることを特徴とする請求項７に記載のパッケージ特
定装置。 - 【請求項９】 前記巻取機構（１０）は前記切断装置
（２９）から離れた不作動位置および該切断装置（２
９）の近傍の作動位置間を移動可能な吸引装置（２１）
を含んでおり、前記作動位置において前記吸引装置（２
１）が切断糸条（１６）をウェストへ送給可能であるこ
とを特徴とする請求項１〜８の何れか１項に記載のパッ
ケージ特定装置。 - 【請求項１０】 綾振り支点ガイド（１７）が前記糸条
（１６）を綾振り装置（１８）へ案内するようその作動
位置に設けられており、前記吸引装置（２１）がその作
動位置へ移動するときに該綾振り支点ガイド（１７）お
よび切断装置（２９）がそれぞれの作動位置および不作
動位置から移動されて前記糸条（１６）を綾振り装置
（１８）から変位させることを特徴とする請求項９に記
載のパッケージ特定装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GBGB9615419.0A GB9615419D0 (en) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | Package identification arrangement |
| GB9615419.0 | 1996-07-23 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077160A true JPH1077160A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=10797342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20543997A Pending JPH1077160A (ja) | 1996-07-23 | 1997-07-15 | パッケージ特定装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0820951A1 (ja) |
| JP (1) | JPH1077160A (ja) |
| GB (1) | GB9615419D0 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6725639B2 (en) | 2001-01-17 | 2004-04-27 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Yarn texturing device, yarn texturing method and winding package employing quality indicating function |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1292225B1 (it) * | 1997-05-07 | 1999-01-29 | Giudici Davide & Figli Snc Dei | Metodo per l'identificazione di bobine di filo, in particolare per l'identificazione della qualita' del filo tessile avvolto su dette |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3005746C2 (de) * | 1980-02-15 | 1983-10-06 | Ernest Scragg & Sons Ltd., Macclesfield, Cheshire | Einrichtung zur laufenden Überwachung einer Vielzahl von Fäden in einer Textilmaschine |
| CN1027926C (zh) * | 1985-07-03 | 1995-03-15 | 巴马格巴默机器制造股份公司 | 运转纱线的连续监控方法 |
| GB8629597D0 (en) * | 1986-12-11 | 1987-01-21 | Rieter Scragg Ltd | Yarn quality monitoring apparatus |
| DE4415677C2 (de) * | 1993-05-12 | 2001-09-13 | Barmag Barmer Maschf | Verfahren zur Qualitätskennzeichnung einer Fadenspule und Spulvorrichtung |
-
1996
- 1996-07-23 GB GBGB9615419.0A patent/GB9615419D0/en active Pending
-
1997
- 1997-07-04 EP EP97304925A patent/EP0820951A1/en not_active Withdrawn
- 1997-07-15 JP JP20543997A patent/JPH1077160A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6725639B2 (en) | 2001-01-17 | 2004-04-27 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Yarn texturing device, yarn texturing method and winding package employing quality indicating function |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB9615419D0 (en) | 1996-09-04 |
| EP0820951A1 (en) | 1998-01-28 |
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