JPH1076774A

JPH1076774A - ハガキファイル

Info

Publication number: JPH1076774A
Application number: JP26765296A
Authority: JP
Inventors: Chisa Miyauchi; 千左宮内
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-09-02
Filing date: 1996-09-02
Publication date: 1998-03-24

Abstract

(57)【要約】【課題】バックカーボンを使用することにより、ハガ
キの両面を複写することができ、ハガキを使用した後に
残った２枚のバックカーボンがファイルとなり、そのま
ま自分史として残すことを提供する。【解決手段】表紙（１）の下に表書き用紙（２）を設
け表書き用紙（２）の下に郵便ハガキ（３）を設け郵便
ハガキ（３）の下に下敷き（４）を設け下敷き（４）の
下に裏書き用紙（５）を設け裏書き用紙（５）の下に台
紙（６）を設け、このハガキ両面複写型を一対とし、こ
れを複数たとえば２０組を一冊として下敷き（４）は切
り離し型とし、一冊につき一枚設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ハガキに記入する
郵便番号と宛名と日付、内容を複写して同時にファイル
に残すハガキファイルに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、相手があってのやりとりの上で大
切なものや間違いがあってはならないもの、記録してお
きたいもの、納品書や領収書や請求書などに対してはい
つでも確認できるように、複写して残す方法は用いられ
ている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

（イ）従来のハガキにあっては、相手に対して自分が
いつ、どのようなことを伝えたのか再確認できるように
複写して残す方法において、その分野の事務用品がな
い。（ロ）訪問先が留守の時などその場で用件を名刺の裏
などにメモして置いてきても記憶にたよるしかない。本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】表紙（１）の下に表書き
用紙（２）を設け、表書き用紙（２）の下に郵便ハガキ
（３）を設ける。そして、郵便ハガキ（３）の下に下敷
き（４）を設け、下敷き（４）の下に裏書き用紙（５）
を設け、裏書き用紙（５）の下に台紙（６）を設ける。
本発明は、以上のような構成よりなるハガキファイルで
ある。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明のハガキファイルでは、バ
ックカーボンを備えた表書き用紙（２）と裏書き用紙
（５）を用いて、ハガキの両面を複写する手段を設け
る。

【０００６】表書き用紙（２）には切手欄、郵便番号
欄、罫線、日付欄を印刷しておくのが好ましい。

【０００７】裏書き用紙（５）には、罫線を印刷してお
くのが好ましい。

【０００８】郵便ハガキ（３）は切り離しができるよう
にミシン目を設けておくのが好ましい。

【０００９】下敷き（４）は切り離しができるようにミ
シン目を設けておくのが好ましい。

【００１０】ハガキの表を記入するときは表書き用紙
（２）の下に郵便ハガキ（３）を設け、郵便ハガキ
（３）の下に下敷き（４）を設けて表書き用紙（２）に
郵便番号、宛名、日付を記入する。

【００１１】ハガキの裏を記入するときは下敷き（４）
を郵便ハガキ（３）の前に差し込んで裏書き用紙（５）
に内容を記入する。

【００１２】ハガキの両面がバックカーボンによって複
写でき、記入が終了したら郵便ハガキ（３）を切り離し
て使用する。

【００１３】

【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図２において、表紙（１）の下にバックカーボンを設け
た表書き用紙（２）を設け、この表書き用紙（２）の下
に切り離し式の郵便ハガキ（３）を設け、この郵便ハガ
キ（３）の下に切り離し式の下敷き（４）を設け、この
下敷き（４）の下にバックカーボンを設けた裏書き用紙
（５）を設け、この裏書き用紙（５）の下に台紙（６）
を設けてハガキが両面複写出来るようにしたものを一組
として、これを複数たとえば２０組まとめて一冊とした
もので、下敷き（４）は一冊に一枚設ける。本発明は以
上のような構造で、これを使用するときは、ハガキの表
を記入するとき、下敷き（４）を郵便ハガキ（３）の下
に差込み表書き用紙（２）へ郵便番号、宛名、日付を記
入する。ハガキの裏を記入するときは下敷き（４）をミ
シン目にそって切り離して郵便ハガキ（３）の前に差込
み、裏書き用紙（５）へ内容を記入する。ハガキの両面
の記入が終了したら、郵便ハガキ（３）をミシン目にそ
って切り離して使用する。バックカーボンを使用するの
で、ハガキの両面が複写される。ハガキ１枚分の表書き
用紙（２）、裏書き用紙（５）が手元に残るので同時に
ファイルすることができる。

【００１４】図１、図２、図３、図４、図５、図６、図
７に示すように、表紙（１）には、仕様に応じた印刷を
する。

【００１５】図９に示すように、表書き用紙（２）に、
郵便番号欄、罫線、日付欄を印刷する。罫線について、
絵ハガキにも対応できるようにパターンをかえて印刷す
る。

【００１６】図１０に示すように、郵便ハガキ（３）
に、郵便ハガキの表示、郵便番号欄、切手を貼る位置の
印刷をする。

【００１７】図１１に示すように、裏書き用紙（５）
に、絵ハガキに対応できるように、二分割したところを
基準にして罫線を印刷する。

【００１８】図１２に示すように、カーボン紙（７）
は、ハガキサイズの大きさとする。

【００１９】図３に示される実施例では、バックカーボ
ンを設けた表書き用紙（２）と裏書き用紙（５）を設
け、郵便ハガキ（３）を差込み式にした構造である。こ
の郵便ハガキ（３）は一般に販売されている郵便ハガキ
や絵ハガキを使用してもよい。

【００２０】図４に示される実施例では、カーボン紙
（７）を設けてこれを差込み式にし、郵便ハガキ（３）
を切り離し式にした構造である。

【００２１】図５に示される実施例では、カーボン紙
（７）を設けてこれを差込み式にしてさらに郵便ハガキ
（３）も差込み式にした構造である。郵便ハガキ（３）
は一般に販売されている郵便ハガキや絵ハガキを使用し
てもよい。

【００２２】図６に示される実施例では、図１３に示し
たように下敷き（４）にカーボン紙（７）を設けて、そ
のカーボン紙（７）を折込み式とし、郵便ハガキ（３）
を切り離し式にした構造である。

【００２３】図７に示される実施例では、図１３に示し
たように下敷き（４）にカーボン紙（７）を設けて、そ
のカーボン紙（７）を折込み式にし、さらに郵便ハガキ
（３）を差込み式にした構造である。郵便ハガキ（３）
は一般に販売されている郵便ハガキや絵ハガキを使用し
てもよい。

【００２４】図８（ａ）（ｂ）（ｃ）に示される実施例
では、表紙（１）に切り離し式の絵ハガキを設けてい
る。

【００２５】図８（ａ）に示される実施例では、絵ハガ
キよりなる表紙（１）の下にバックカーボンを設けた表
書き用紙（２）を設け、この表書き用紙（２）の下に台
紙（６）を設ける。以上のような構造で、これを使用す
るときは、絵ハガキよりなる表紙（１）を切り離してバ
ックカーボンを設けた表書き用紙（２）の下に差込み、
郵便番号、宛名、日付、内容を記入する。記入が終了し
たら、この絵ハガキを使用する。

【００２６】図８（ｂ）に示される実施例では、カーボ
ン紙（７）を設けてこれを差込み式にした構造である。

【００２７】図８（ｃ）に示される実施例では、図１３
に示したように下敷き（４）にカーボン紙（７）を設け
て、そのカーボン紙（７）を折込み式とした構造であ
る。

【００２８】図３、図４、図５、図６、図７、図８
（ａ）（ｂ）（ｃ）に示した構造からそれぞれ１組の組
合せを作り、それを１０組、２０組とすることでそれぞ
れの１冊のハガキファイルとしてもよい。

【００２９】

【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。

【００３０】郵便番号と宛名と日付、内容を複写するこ
とでファイルに残すことができ、住所録にもなる。これ
は残しておきたいと思う内容が記録しておける。

【００３１】人に出したハガキで、考えて書いた内容を
読み返すことができることで次のステップへの自己の創
出が可能となり、対応が的確に早くできる。読み返すこ
とで相手の気持ちになれ、相手を知ることが目的にちか
ずく効果を生む。

【００３２】訪問先が留守のときなどで、その場で用件
を名刺の裏などにメモして置いてくるような時の一言二
言の用件を残しておきたい場合なら、ハガキサイズで十
分である。手軽に複写でき、いつでも確認できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の他の実施例を示す斜視図である。

【図３】本発明の他の実施例を示す斜視図である。

【図４】本発明の他の実施例を示す斜視図である。

【図５】本発明の他の実施例を示す斜視図である。

【図６】本発明の他の実施例を示す斜視図である。

【図７】本発明の他の実施例を示す斜視図である。

【図８】本発明の他の実施例を示す斜視図である。

【図９】本発明の１部分の実施例を示す正面図である。

【図１０】本発明の１部分の実施例を示す正面図であ
る。

【図１１】本発明の１部分の実施例を示す正面図であ
る。

【図１２】本発明の１部分の実施例を示す正面図であ
る。

【図１３】本発明の１部分の実施例を示す正面図であ
る。

【符号の説明】

１表紙２表書き用紙３郵便ハガキ４下敷き５裏書き用紙６台紙７カーボン紙

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成８年１２月２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図９】

【図８】

【図１０】

【図１１】

【図１２】

【図１３】

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ほぼ同サイズのバックカーボン付きの表
書き用紙（２）の下に郵便ハガキ（３）を設けて任意の
一辺でとめた一対のハガキ両面複写基本型とし、これを
複数セットで任意の一辺でまとめ、それに表紙（１）を
つけて切り離し式の下敷き（４）を設け、それぞれの郵
便ハガキ（３）が切り離し可であるハガキファイル。
【請求項２】表書き用紙（２）に切手欄と郵便番号欄
と日付欄と罫線を印刷して、さらにバックカーボンを仕
様に応じて設けた請求項１記載のハガキファイル。
【請求項３】表書き用紙（２）にバックカーボンを設
けず、カーボン紙（７）を差込み式にした請求項１又は
２記載のハガキファイル。
【請求項４】複数枚のバックカーボンなしの表書き用
紙（２）とそれぞれの下に切り離し式の郵便ハガキ
（３）を設けてなるハガキ両面複写基本型を任意の一辺
でまとめ、それに表紙（１）を設け、下敷き（４）にカ
ーボン紙（７）を設け、このカーボン紙（７）を折込み
式にしたもので組み合わせたハガキファイル。
【請求項５】郵便ハガキ（３）を差込み式にした請求
項１、２、３又は４記載のハガキファイル。