JPH1076369A - プラズマトーチ電極の寿命予知方法及びノズルの損傷検知方法とそれらの装置 - Google Patents

プラズマトーチ電極の寿命予知方法及びノズルの損傷検知方法とそれらの装置

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JPH1076369A
JPH1076369A JP23403596A JP23403596A JPH1076369A JP H1076369 A JPH1076369 A JP H1076369A JP 23403596 A JP23403596 A JP 23403596A JP 23403596 A JP23403596 A JP 23403596A JP H1076369 A JPH1076369 A JP H1076369A
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electrode
nozzle
heat input
cooling circuit
plasma torch
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JP23403596A
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Yuichi Takabayashi
有一 高林
Katsuo Saibi
克男 斎尾
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマトーチの電極の寿命の予知を正確に
行うことができるようにする。 【解決手段】 電極への入熱量を測定して、この入熱量
が上昇して一定の値に達したときに電極寿命の予知情報
を発してアークを停止させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマトーチの
電極及びノズルが経時的な消耗によって破壊される以前
にこの電極の寿命を予知する方法及びノズルの損傷を検
知する方法と、これらの方法を実施するための装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋼板、ステンレス鋼板、アル
ミニウム板等の導電性を有する被加工材に対してプラズ
マトーチを用いて切断、溶接等の加工を施すことが行わ
れている。そしてこの加工は、プラズマトーチと被加工
材との間に定電流を印加して両者間にプラズマアークを
発生させ、このプラズマアークをプラズマトーチのノズ
ル部分で絞って噴射し、このプラズマアークの熱により
被加工材を溶融して溶接、あるいは切断するものであ
る。またこの加工に際し、プラズマトーチからは作動ガ
スが噴射される。
【0003】この種のプラズマトーチでは、正常な使用
条件であっても、アークの発生時間及び発生回数の増加
に従って経時的にアーク発生点である電極の消耗が進行
する。この消耗がさらに進行してこれが一定量を超える
と、電極寿命に至り、アーク発生点が不安定に移動した
り、アークが不安定に乱れたりする現象が生じ、その結
果、ダブルアーク(あるいはシリーズアーク)が発生し
て電極の破壊やノズルの損傷が発生する。これらの現象
は、経時的に電極の消耗が進行することによって引き起
こすものと考えられる。
【0004】上記したような問題を解決するための従来
の技術としては、特開平4−200875号公報で示さ
れたプラズマトーチ電極の寿命(破壊)予知手段が知ら
れている。そしてこれらは、主として行われる切断加工
時において、電極が消耗するに従って電圧値が上昇する
点に着目し、経時的に電極と被加工材間の電圧を測定
し、この電圧がある値を超えたときに電極が寿命である
と判断するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電極の
消耗に対する上記電圧の変化の割合が小さいため、上記
した従来の技術では、電極の消耗に伴う変化(増大)に
対する寿命の予知、あるいは寿命を決めるためのしきい
値の設定がむずかしく、電極の経時的な使用限界を適切
にとることができなかった。
【0006】また上記電圧は、電極と被加工材との間隔
(スタンドオフ)によっても変化してしまうため、この
電圧の変化によっての電極の寿命の予知や寿命であるこ
とを正確に行うことはむずかしかった。
【0007】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、電極の消耗に従ってホルダ先端部及びノズルの温
度が上昇する点に着目して、このプラズマトーチの先端
部での電極のアーク放電による電極及びノズルの入熱量
を、この部分を循環している冷却媒体の温度と流量を調
べることにより推定し、この入熱量の変化に合わせてし
きい値を設定して、電極の寿命の予知及びノズルの損傷
検知を正確に行うことができるようにしたプラズマトー
チ電極の寿命を予知できる方法及びノズルの損傷を検知
できる方法と、それらの装置を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】プラズマト
ーチの電極は、ホルダに埋め込まれていてこれの先端面
以外は外部に露出することなくアーク電圧が負荷されて
いるため、直接的な測温は不可能である。しかし、電極
を冷却する冷却媒体(水)の温度を子細に測定したとこ
ろ、電極の消耗の進行に伴ってこの冷却媒体の温度が比
較的大きな勾配で略直線状に昇上することがわかった。
これは電極の消耗分だけアークが長くなり、それに従っ
てアークの発熱量が比例して増加することに起因してい
る。このときの電極への入熱量は冷却媒体の温度と流量
を測定することにより知ることができる。
【0009】そしてこの電極の入熱量が増加して電極を
保持しているホルダの温度がある一定温度、例えばこれ
の溶解温度以上に達したときにダブルアークが発生して
電極寿命を迎えることがわかった。そしてこのダブルア
ークが発生すると、電極に対する入熱量が急激に減少す
ることがわかった。
【0010】一方、電極より先端側に配置されるノズル
を冷却しているノズル冷却水の水温は電極の消耗に影響
されないで略一定であることがわかった。しかし、ダブ
ルアーク等によりノズル損傷が発生し、ノズル部のアー
ク拘束状態に変化が出るとこれらの入熱量は上記電極の
場合と同様に急激に減少する。
【0011】これらのことから、上記した従来の課題を
解決するための手段として、本発明に係るプラズマトー
チの寿命予知方法及びノズルの損傷検知方法とそれらの
装置で、その請求項1の発明のプラズマトーチ電極の寿
命予知方法は、流体を熱媒体とする電極の冷却機構を持
つプラズマトーチにおいて、この熱媒体の温度と流量よ
り電極への入熱量を測定して、この入熱量が上昇して一
定の値に達したときに電極寿命の予知情報を発してアー
クを停止させるようにした。
【0012】また請求項2の発明のプラズマトーチノズ
ルの損傷検知方法は、流体を熱媒体とするノズルの冷却
機構を持つプラズマトーチにおいて、この熱媒体の温度
と流量よりノズルへの入熱量を測定して、この入熱量が
略一定に保たれた状態から低下したときに、切断品質の
劣化を引き起こすノズル損傷を検知してアークを停止す
るようにした。
【0013】そして上記請求項1の発明方法を実施する
ための請求項3のプラズマトーチ電極の寿命予知装置
は、電極への入熱量を測定するために、電極冷却回路に
流量測定手段を設けると共に、この電極冷却回路の入口
と出口の2個所に、この冷却回路の冷却媒体温を測定す
る冷却媒体温測定手段を設け、上記流量測定手段からの
検出値と、両冷却媒体温測定手段による検出値差から、
このときの電極への入熱量を算出する入熱量算出手段を
有している。
【0014】また請求項4の発明は、電極の冷却回路
が、ノズル冷却回路に連通している場合のプラズマトー
チ電極の寿命予知装置及びノズルの損傷検知装置であ
り、その構成は、電極冷却回路の入口と出口、及びこの
電極冷却回路の出口に接続されるノズル冷却回路の出口
のそれぞれに冷却媒体温測定手段を設け、また上記冷却
回路に流量測定手段を設け、電極冷却回路の入口と出口
の温度差とこの部分の流量とから電極への入熱量を算出
し、また電極冷却回路の出口とノズル冷却回路の出口の
温度差と、この部分の流量とからノズルへの入熱量を算
出する入熱量算出手段を有している。
【0015】上記した本発明に係るプラズマトーチ電極
の寿命予知装置及びノズルの損傷検知方法によれば、電
極及びノズルへの入熱量の変化に基づいて電極及び電極
とノズルの温度を推定し、これから電極の寿命を予知
し、またノズルの損傷が検知することができる。
【0016】このとき、電極の消耗の程度に対して、電
極への入熱量の上昇割合は、この電極の消耗の程度に対
する電圧の上昇割合に対して大きく、しかも殆ど一定の
割合で略直線状に変化(増加)するので、電極寿命のし
きい値の設定を容易に行うことができる。
【0017】また、正常なアークが発生している間での
ノズルへの入熱量は電極消耗に依存せずに略一定である
が、ダブルアーク等でノズルが損傷すると、ノズルへの
入熱量は急激に減少するから、このノズルへの入熱量の
変化を知ることにより、アークを拘束して切断品質を直
接的に支配するノズルの損傷の判断ができ、切断品質低
下の検知モニタとして利用できる。
【0018】そして上記電極の寿命予知及びノズルの損
傷検知は、プラズマトーチのスタンドオフの変化に関係
なく行うことでき、電極の寿命予知とノズルの損傷検知
を正確に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は、冷却媒体に水を用いたプラズマ
トーチの冷却水回路を示すもので、1は電極2を冷却す
る電極冷却回路である。そして3はノズル4を上記電極
1と共に水にて冷却する場合のノズル冷却回路である。
この両冷却回路1,3は直列状に接続されている。
【0020】そして上記電極冷却回路1の入口部と、電
極冷却回路1の出口部と、ノズル冷却回路3の出口部の
それぞれに第1・第2・第3の熱電対等からなる水温測
定器6a,6b,6cを設ける。また、冷却回路1,3
の任意の位置に流量測定器7を設ける。
【0021】また上記電極2は電源装置(図示せず)に
接続してあり、この電極2と被加工材8との間に定電流
の電圧が印加されることにより電極2と被加工材8間に
プラズマアーク9が発生されるようになっている。また
このとき、図示しないガス供給装置から、電極2の周囲
に、酸素、窒素等の作動ガスが供給されるようになって
いる。
【0022】(実施例1) 作動ガス:流量毎分50リットルの酸素 電極:外径が11mmの銅製のホルダに直径1.6mm
のハフニウムの電極材を埋め込んだ ノズル:穴径2.8mm 冷却水量:電極冷却回路の入口で毎分10リットル 出力電流;300A 上記条件で、電極2の消耗深さ(mm)が、(1)0.
0,(2)0.16、(3)0.30、(4)0.4
7、(5)0.60、(6)0.80、(7)0.9
5、(8)1.15、(9)1.46、(10)1.6
7、(11)1.72、(12)1.83、(13)
1.9の13種類のプラズマトーチにて被加工材(鋼
板)8の切断加工を行い、このそれぞれの場合での電極
2とノズル4への入熱量を計測した。
【0023】電極2での入熱量は、電極冷却回路1の入
口部と出口部の水温をそれぞれ第1・第2の水温測定器
6a,6bで測定し、その差とこの電極冷却回路1の流
量から上記(1)〜(13)のそれぞれの場合の値を通
常の計算手段にて求める。なお電極冷却回路1の流量は
流量測定器7の値である。
【0024】またノズル4での入熱量は、電極冷却回路
1の出口部とノズル冷却回路3の出口部の水温をそれぞ
れ第2・第3の水温測定器6b,6cで測定し、その差
と流量測定器7にて測定した冷却回路の流量から上記
(1)〜(13)のそれぞれの場合の値を求める。
【0025】上記各電極の消耗深さが異なるプラズマト
ーチにおける電極2とノズル4の入熱量を図2に示す。
図中三角点は電極、四角点はノズルの場合である。そし
て各点において黒で塗りつぶした点はダブルアークが発
生したときの入熱量を示す。
【0026】図2において、消耗のない新品の電極2を
用いたプラズマトーチでの電極2とノズル4のそれぞれ
の入熱量は約400Wであり、電極消耗が深くなるに従
って電極2の入熱量は略これに比例して増加していき、
その増加割合は、電極2の消耗深さが1mm当たり約6
00Wであった。そして限界深さと一般的にいわれてい
る1.5mmのときの電極入熱量は1300Wであっ
た。ダブルアークは消耗深さ(mm)が1.67(1
0),1.83(12),1.9(13)のときに発生
し、このときの入熱量はこれまで増加していた状態から
急減した。また、このときのノズル4の入熱量も、これ
まで略一定であったのが低下した。
【0027】これらのことから、作動ガスに酸素を用い
た場合は、ある程度の安全率を見込んで、しきい値を1
300Wとし、電極2の入熱量が1300Wを超えたと
きに電極寿命の予知信号を発生するようにした。
【0028】(実施例2)作動ガスを窒素ガスにした以
外は実施例1と同様の条件で、電極2の消耗深さ(m
m)が、(1)0.0,(2)0.27,(3)0.3
7,(4)0.46,(5)0.55,(6)0.6
7,(7)0.74,(8)0.84,(9)0.9
7,(10)1.18,(11)1.31の11種類の
プラズマトーチにて被加工材(鋼板)8の切断を行い、
それぞれの場合での電極2とノズル4への入熱量を上記
実施例1の場合と同様にして計測した。
【0029】上記各電極の消耗深さが異なるプラズマト
ーチにおける電極2とノズル4の入熱量を図3に示す。
図中三角点は電極、四角点はノズルの場合である。そし
て各点において黒で塗りつぶした点はダブルアークが発
生したときの入熱量を示す。
【0030】図3において、作動ガスを窒素ガスに変え
ると、消耗のない新品の電極では、電極2への入熱量は
約900W、ノズル4への入熱量は約1100Wであ
り、電極消耗が深くなるに従って電極2の入熱量は略こ
れに比例して増加していき、その増加割合は、電極2の
消耗深さが1mm当たり約1500Wであった。そして
消耗深さが0.55mm(5)のときの電極2の入熱量
は約1800Wであった。ダブルアークは消耗深さが
0.67mm(6)のときに発生し、これまで増加して
いた入熱量が低下し、またこれまで一定値を保っていた
ノズル4への入熱量もここで低下した。これ以上の消耗
深さでは、(7)のデータ以外でダブルアークが観測さ
れた。
【0031】これらのことから、作動ガスに窒素ガスを
用いた場合は、入熱量のしきい値を1800Wとし、電
極2の入熱量が1800Wを超えたときに電極寿命の予
知信号を発生するようにした。
【0032】上記実施例1及び2において、ノズル4へ
の入熱量は電極2の消耗の進行において略一定であるこ
とがわかった。しかし、ダブルアークが発生すると、こ
のノズル4への入熱量が減少した。従って、ノズル4へ
の入熱量を測定することにより、切断品質を直接的に支
配するノズルの損傷の判断ができ、切断品質低下の検知
モニタとして利用できる。
【0033】上記両実施例における電極寿命を予知する
ための作用をシーケンス図に示すと図4のようになる。
またノズル損傷を検知するための作用をシーケンス図に
示すと図5のようになる。
【0034】なお、上記した実施の形態では、電極冷却
回路1の入口部と出口部と、ノズル冷却回路3の出口部
の3個所に水温測定器6a,6b,6cを設けて、これ
らの測定値と流量測定器7の測定値から、電極2とノズ
ル4のそれぞれの入熱量を分けて計測するようにした
が、電極2の寿命はプラズマトーチの先端部における総
入熱量の増加によって予知でき、またノズル4の損傷
は、略一定状態であったこの総入熱量が、これの損傷に
より、いままでの値から低下することにより検知するこ
とができることから、電極冷却回路1とノズル冷却回路
3の間の水温測定器6bを省略し、電極冷却回路1の入
口部とノズル冷却回路3の出口部での水温測定器6a,
6cと流量測定器7にてプラズマトーチの先端部での総
入熱量を測定し、これの増加及び変化から電極2の寿命
予知とノズル4の損傷検知の双方を行うようにしてもよ
い。これにより、トーチ内部に水温測定器6bを設ける
必要がなくなり、プラズマトーチの構造が複雑になるの
を防止できると共に、本発明に係る方法及び装置を、従
来の電極2とノズル4を冷却水(冷却媒体)にて冷却す
る構成のプラズマトーチに適用可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラズマトーチの冷却回路を示す概略的な構成
説明図である。
【図2】作動ガスに酸素ガスを用いたプラズマトーチの
電極消耗深さに対する電極及びノズルの入熱量を示す線
図である。
【図3】作動ガスに窒素ガスを用いたプラズマトーチの
電極消耗深さに対する電極及びノズルの入熱量を示す線
図である。
【図4】電極寿命を予知するための作用を示すシーケン
ス図である。
【図5】ノズル損傷を検知するための作用を示すシーケ
ンス図である。
【符号の説明】
1…電極冷却回路 2…電極 3…ノズル冷却回路 4…ノズル 6a,6b,6c…水温測定器 7…流量測定器 8…被加工材 9…プラズマアーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を熱媒体とする電極の冷却機構を持
    つプラズマトーチにおいて、この熱媒体の温度と流量よ
    り電極への入熱量を測定して、この入熱量が上昇して一
    定の値に達したときに電極寿命の予知情報を発してアー
    クを停止させるようにしたことを特徴とするプラズマト
    ーチ電極の寿命予知方法。
  2. 【請求項2】 流体を熱媒体とするノズルの冷却機構を
    持つプラズマトーチにおいて、この熱媒体の温度と流量
    よりノズルへの入熱量を測定して、この入熱量が略一定
    に保たれた状態から低下したときにアークを停止するよ
    うにしたことを特徴とするプラズマトーチノズルの損傷
    検知方法。
  3. 【請求項3】 電極冷却回路に流量測定手段を設けると
    共に、この電極冷却回路の入口と出口の2個所に、この
    冷却回路の冷却媒体温を測定する冷却媒体温測定手段を
    設け、上記流量測定手段からの検出値と、両冷却媒体温
    測定手段による検出値差から、このときの電極への入熱
    量を算出する入熱量算出手段を有することを特徴とする
    プラズマトーチ電極の寿命予知装置。
  4. 【請求項4】 電極冷却回路の入口と出口、及びこの電
    極冷却回路の出口に接続されるノズル冷却回路の出口の
    それぞれに各冷却回路の冷却媒体温を測定する冷却媒体
    温測定手段を設け、また上記冷却回路に流量測定手段を
    設け、電極冷却回路の入口と出口の温度差と、この部分
    の流量とから電極への入熱量を算出する電極入熱量算出
    手段と、電極冷却回路の出口とノズル冷却回路の出口の
    温度差と、この部分の流量とからノズルへの入熱量を算
    出するノズル入熱量算出手段を有することを特徴とする
    プラズマトーチ電極の寿命及びノズルの損傷検知装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT504535B1 (de) * 2006-09-15 2008-09-15 Fronius Int Gmbh Verfahren zur verschleisserkennung bei einem wasserdampfplasmabrenner
JP2010503534A (ja) * 2006-09-15 2010-02-04 フロニウス・インテルナツィオナール・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 水蒸気プラズマバーナーと水蒸気プラズマバーナーにおける摩耗検出及びプロセス制御の方法
KR101142184B1 (ko) 2009-05-07 2012-05-04 (주)플라즈마텍 플라즈마 토치

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