JPH1075957A - 内視鏡用処置具 - Google Patents

内視鏡用処置具

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Publication number
JPH1075957A
JPH1075957A JP8234946A JP23494696A JPH1075957A JP H1075957 A JPH1075957 A JP H1075957A JP 8234946 A JP8234946 A JP 8234946A JP 23494696 A JP23494696 A JP 23494696A JP H1075957 A JPH1075957 A JP H1075957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
distal end
forceps channel
forceps
treatment tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP8234946A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Ouchi
輝雄 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP8234946A priority Critical patent/JPH1075957A/ja
Priority to US08/855,442 priority patent/US5882293A/en
Priority to EP97108234A priority patent/EP0834278B1/en
Priority to DK97108234T priority patent/DK0834278T3/da
Priority to DE69709013T priority patent/DE69709013T2/de
Publication of JPH1075957A publication Critical patent/JPH1075957A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉗子チャンネルの長さが異なる複数機種の内視
鏡の鉗子チャンネルに対して、患者の体腔内粘膜面を傷
つけるおそれなく速やかに挿通することができる内視鏡
用処置具を提供すること。 【解決手段】鉗子チャンネル13,23,33,43の
長さが異なる複数機種の内視鏡10,20,30,40
の各鉗子チャンネル13,23,33,43内に挿入さ
れて先端部分が鉗子チャンネル13,23,33,43
内であってその先端出口15,25,35,45の近傍
にある時に上記各内視鏡10,20,30,40の鉗子
チャンネル13,23,33,43の手元側挿入口1
4,24,34,44のすぐ外側に位置する部分毎に指
標,,,を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉗子チャンネル
の長さが異なる複数機種の内視鏡の各鉗子チャンネルに
通して使用される内視鏡用処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用処置具は内視鏡の鉗子チャンネ
ルに通して使用されるので、鉗子チャンネルの長さに合
わせてシースの長さが設定されている。
【0003】しかし、鉗子チャンネルの長さが相違する
内視鏡毎にシース長の異なる処置具を準備するのは不経
済である。そこで、シース長の長い処置具を鉗子チャン
ネルの短い内視鏡に用いるようにすれば、一種類の処置
具で複数機種の内視鏡に使用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡検査の対象であ
る体内臓器は絶えず動いており、目標とする患部を常に
視野の中心に固定するのは困難である。したがって、処
置が必要な患部を発見した時は、処置具を鉗子チャンネ
ルに速やかに挿通する必要がある。
【0005】しかし、内視鏡の鉗子チャンネルに挿通さ
れた処置具が内視鏡の観察視野に入った時は、処置具の
先端部分はすでに鉗子チャンネルの先端出口からある程
度突出している。
【0006】したがって、鉗子チャンネルに対して処置
具を勢いよく押し込んだとき、処置具の先端が観察視野
内に入ってから押し込み操作を止めても、処置具の先端
はそのまま勢い余って外方に飛び出してしまい、患者の
体腔内粘膜面にぶつかって傷を付ける場合がある。
【0007】そこで本発明は、鉗子チャンネルの長さが
異なる複数機種の内視鏡の鉗子チャンネルに対して、患
者の体腔内粘膜面を傷つけるおそれなく速やかに挿通す
ることができる内視鏡用処置具を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用処置具は、鉗子チャンネルの長さ
が異なる複数機種の内視鏡の各鉗子チャンネルに挿通可
能であって、先端部分を鉗子チャンネルの先端出口から
外方に突出させて使用される内視鏡用処置具において、
上記各内視鏡の鉗子チャンネル内に挿入されて先端部分
が上記鉗子チャンネル内であってその先端出口の近傍に
ある時に上記各内視鏡の鉗子チャンネルの手元側挿入口
のすぐ外側に位置する部分毎に指標を設けたことを特徴
とする。
【0009】なお、上記指標が視覚的に感知されるもの
であってもよく、上記複数の指標が、各々を識別できる
ように表示形態が各々相違していてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図4は、本発明の内視鏡用処置具を使用
する対象となる4機種の内視鏡10,20,30,40
を示している。
【0011】各内視鏡10,20,30,40は、挿入
部11,21,31,41の基端に操作部12,22,
32,42が連結されていて、処置具を通すために挿入
部11,21,31,41内に全長にわたって挿通配置
された鉗子チャンネル13,23,33,43の手元側
挿入口14,24,34,44が操作部12,22,3
2,42に配置され、先端出口15,25,35,45
が挿入部11,21,31,41の先端に配置されてい
る。
【0012】これら4機種の内視鏡10,20,30,
40は挿入部11,21,31,41の長さL1,L
2,L3,L4が各々相違していて、この実施の形態に
おいては、L1<L4<L2<L3である。
【0013】それに対応して、鉗子チャンネル13,2
3,33,43の長さも各々相違しており、挿入部1
1,21,31,41の基端から鉗子チャンネル13,
23,33,43の手元側挿入口14,24,34,4
4までの長さAは同じである。
【0014】したがって、鉗子チャンネル13,23,
33,43の長さは、第1の内視鏡10が(L1+
A)、第2の内視鏡20が(L2+A)、第3の内視鏡
30が(L3+A)、第4の内視鏡40が(L4+A)
である。
【0015】図5は、処置具100を示しており、患部
に対して処置を行う先端作動部102が、細いステンレ
ス鋼線等を密着巻きして形成されたコイルパイプ又は四
フッ化エチレン樹脂チューブ等からなるシース101の
先端に連結されている。
【0016】処置具100のシース101と先端作動部
102は鉗子チャンネル13,23,33,43内に挿
脱自在であり、シース101の基端側には、先端作動部
102を遠隔操作するための操作部103が連結されて
いる。
【0017】そしてシース101には、4機種の内視鏡
10,20,30,40の鉗子チャンネル13,23,
33,43の長さに対応して四つ指標,,,が
付されている。
【0018】これらの指標,,,は、例えばシ
ース101の他の部分と異なる色によって視覚的に表示
されており、第1〜第4の内視鏡10,20,30,4
0に対応して設けられている。
【0019】即ち、最も先端寄りの第1の指標は、図
1に示されるように、第1の内視鏡10に対応して設け
られており、処置具100を第1の内視鏡10の鉗子チ
ャンネル13に差し込んで行って、先端作動部102が
鉗子チャンネル13の先端出口15よりB(Bは1〜1
0cm)だけ手前まで到達したときに、第1の指標の
先端部分が鉗子チャンネル13の手元側入口14に差し
かかって、挿入操作者にその状態になったことが感知さ
れるようになっている。
【0020】したがって、第1の指標が鉗子チャンネ
ル13の手元側入口14にさしかかることを挿入操作者
が感知して、そこで鉗子チャンネル13内への処置具1
00の挿入動作を止めれば、挿入速度が速い場合であっ
ても、処置具100の先端作動部102が先端出口15
から前方に飛び出す前に止めることができ、次に1回〜
数回の押し込み操作によって先端作動部102を先端出
口15から突出させることができる。
【0021】第1の指標の次の位置に設けられた第2
の指標は、第2の内視鏡20に対応して設けられてお
り、図2に示されるように、処置具100を第2の内視
鏡20の鉗子チャンネル23に差し込んで行って、先端
作動部102が鉗子チャンネル23の先端出口25より
B(Bは1〜10cm)だけ手前まで到達したときに、
第2の指標の先端部分が鉗子チャンネル23の手元側
入口24にさしかかって、挿入操作者にその状態になっ
たことが感知されるようになっている。
【0022】したがって、第2の指標が鉗子チャンネ
ル23の手元側入口24にさしかかることを挿入操作者
が感知して、そこで鉗子チャンネル23内への処置具1
00の挿入動作を止めれば、挿入速度が速い場合であっ
ても、処置具100の先端作動部102が先端出口25
から前方に飛び出す前に止めることができる。
【0023】最も操作部103寄りの位置に設けられた
第3の指標は、第3の内視鏡30に対応して設けられ
ており、図3に示されるように、処置具100を第3の
内視鏡30の鉗子チャンネル33に差し込んで行って、
先端作動部102が鉗子チャンネル33の先端出口35
よりB(Bは1〜10cm)だけ手前まで到達したとき
に、第3の指標の先端部分が鉗子チャンネル33の手
元側入口34にさしかかって、挿入操作者にその状態に
なったことが感知されるようになっている。
【0024】したがって、第3の指標が鉗子チャンネ
ル33の手元側入口34にさしかかることを挿入操作者
が感知して、そこで鉗子チャンネル33内への処置具1
00の挿入動作を止めれば、挿入速度が速い場合であっ
ても、処置具100の先端作動部102が先端出口35
から前方に飛び出す前に止めることができる。
【0025】第1の指標の次の位置に設けられた第4
の指標は、第4の内視鏡40に対応して設けられてお
り、図示は省略されているが、処置具100を第4の内
視鏡40の鉗子チャンネル43に差し込んで行って、先
端作動部102が鉗子チャンネル43の先端出口45よ
りB(Bは1〜10cm)だけ手前まで到達したとき
に、第4の指標の先端部分が鉗子チャンネル43の手
元側入口44にさしかかって、挿入操作者にその状態に
なったことが感知されるようになっている。
【0026】したがって、第4の指標が鉗子チャンネ
ル43の手元側入口44にさしかかることを挿入操作者
が感知して、そこで鉗子チャンネル43内への処置具1
00の挿入動作を止めれば、挿入速度が速い場合であっ
ても、処置具100の先端作動部102が先端出口45
から前方に飛び出す前に止めることができる。
【0027】このように第1〜第4の内視鏡10,2
0,30,40に対応して処置具100のシース101
に設けられた第1〜第4の指標,,,は、対応
する内視鏡の機種別に色等を変えて表示してもよく、そ
の場合、内視鏡10,20,30,40の手元側挿入口
14,24,34,44にも同じ色をつけるとよい。
【0028】また、上部消化管、下部消化管、あるいは
気管支等のように使用目的部位によって指標,,
,の色等を変えて表示してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、鉗子チャンネルの長さ
が異なる複数機種の内視鏡の各鉗子チャンネル内に挿入
されて、先端部分が鉗子チャンネル内であってその先端
出口の近傍にある時に各内視鏡の鉗子チャンネルの手元
側挿入口のすぐ外側に位置する部分毎に指標を設けたこ
とにより、鉗子チャンネルの長さが異なる複数機種の内
視鏡の鉗子チャンネルに対して、患者の体腔内粘膜面を
傷つけるおそれなく速やかに挿通することができる優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡用処置具が第1の内視鏡に対し
て使用されている状態の略示図である。
【図2】本発明の内視鏡用処置具が第2の内視鏡に対し
て使用されている状態の略示図である。
【図3】本発明の内視鏡用処置具が第3の内視鏡に対し
て使用されている状態の略示図である。
【図4】本発明の処置具を挿通する対象となる4機種の
内視鏡の略示図である。
【図5】本発明の内視鏡用処置具の実施の形態の側面図
である。
【符号の説明】
10,20,30,40 内視鏡 13,23,33,43 鉗子チャンネル 14,24,34,44 手元側挿入口 15,25,35,45 先端出口 100 処置具 101 シース 102 先端作動部 ,,, 指標

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉗子チャンネルの長さが異なる複数機種の
    内視鏡の各鉗子チャンネルに挿通可能であって、先端部
    分を鉗子チャンネルの先端出口から外方に突出させて使
    用される内視鏡用処置具において、 上記各内視鏡の鉗子チャンネル内に挿入されて先端部分
    が上記鉗子チャンネル内であってその先端出口の近傍に
    ある時に上記各内視鏡の鉗子チャンネルの手元側挿入口
    のすぐ外側に位置する部分毎に指標を設けたことを特徴
    とする内視鏡用処置具。
  2. 【請求項2】上記指標が視覚的に感知されるものである
    請求項1記載の内視鏡用処置具。
  3. 【請求項3】上記複数の指標が、各々を識別できるよう
    に表示形態が各々相違している請求項2記載の内視鏡用
    処置具。
JP8234946A 1996-09-05 1996-09-05 内視鏡用処置具 Pending JPH1075957A (ja)

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JP8234946A JPH1075957A (ja) 1996-09-05 1996-09-05 内視鏡用処置具
US08/855,442 US5882293A (en) 1996-09-05 1997-05-13 Treatment accessories for endoscope
EP97108234A EP0834278B1 (en) 1996-09-05 1997-05-21 Treatment accessories for endoscope
DK97108234T DK0834278T3 (da) 1996-09-05 1997-05-21 Behandlingstilbehør til endoskop
DE69709013T DE69709013T2 (de) 1996-09-05 1997-05-21 Behandlungszubehör für ein Endoskop

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