JPH1075159A - ディジタルフィルタシステム - Google Patents
ディジタルフィルタシステムInfo
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- JPH1075159A JPH1075159A JP8231001A JP23100196A JPH1075159A JP H1075159 A JPH1075159 A JP H1075159A JP 8231001 A JP8231001 A JP 8231001A JP 23100196 A JP23100196 A JP 23100196A JP H1075159 A JPH1075159 A JP H1075159A
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- filter
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H17/00—Networks using digital techniques
- H03H17/02—Frequency selective networks
- H03H17/0294—Variable filters; Programmable filters
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特性を劣化させることなく通過域の位置及び
/又は通過帯域幅を変更できるディジタルフィルタを提
供することである。 【解決手段】 メモリ13に、通過域位置データxと通
過帯域幅データyの非線形多項式としてディジタルフィ
ルタ15の各フィルタ係数{ak1,ak2,b00,bk1,
bk2,c,d}を算出するための定数{Pb00i、
Qb00j、・・・、Pak2i、Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Q
dj}を格納する。各定数{Pb00i、Qb00j、・・・、P
ak2i、Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Qdj}は、これらの
定数を用いて計算されるフィルタ係数とフィルタ係数の
誤差の2乗の合計が最小又は極小になるように、最小2
乗法を用いて決定される。CPU11は、つまみSC又
はSWにより、新たな通過域位置データxと通過帯域幅
データyが入力されると、メモリ13に格納された定数
を用いて各フィルタ係数を非線形的に計算し、ディジタ
ルフィルタ15にセットする。
/又は通過帯域幅を変更できるディジタルフィルタを提
供することである。 【解決手段】 メモリ13に、通過域位置データxと通
過帯域幅データyの非線形多項式としてディジタルフィ
ルタ15の各フィルタ係数{ak1,ak2,b00,bk1,
bk2,c,d}を算出するための定数{Pb00i、
Qb00j、・・・、Pak2i、Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Q
dj}を格納する。各定数{Pb00i、Qb00j、・・・、P
ak2i、Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Qdj}は、これらの
定数を用いて計算されるフィルタ係数とフィルタ係数の
誤差の2乗の合計が最小又は極小になるように、最小2
乗法を用いて決定される。CPU11は、つまみSC又
はSWにより、新たな通過域位置データxと通過帯域幅
データyが入力されると、メモリ13に格納された定数
を用いて各フィルタ係数を非線形的に計算し、ディジタ
ルフィルタ15にセットする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタルフィ
ルタに関し、特に、通過域の位置及び/又は通過帯域幅
を変更可能なディジタルフィルタに関する。
ルタに関し、特に、通過域の位置及び/又は通過帯域幅
を変更可能なディジタルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】帯域通過型のディジタルフィルタは種々
の技術分野で使用されており、また、近年では、帯域の
位置(中心周波数、上下限周波数)及び通過帯域幅を可
変できるディジタルフィルタが提案されている。
の技術分野で使用されており、また、近年では、帯域の
位置(中心周波数、上下限周波数)及び通過帯域幅を可
変できるディジタルフィルタが提案されている。
【0003】例えば、特願平6−214546には、中
心周波数可変型帯域通過フィルタとして、図5及び図6
に示すように、フィルタ係数{ak1,ak2,bk1}(k
=1,2,・・・,N/2、Nは偶数)に従って、入力デ
ィジタル信号をフィルタリングして出力するN次の帯域
通過ディジタルフィルタ121と、通過帯域幅が同一で
通過帯域の中心周波数がfaとfbである既知の帯域通過
ディジタルフィルタ121のフィルタ係数{a
k1(fa),ak2(fa),bk1(fa)}と{ak1(fb),ak2
(fb),bk1(fb)}を記憶する第1のメモリ113と、
第1のメモリ113に記憶されたフィルタ係数を用いて
数式10及び数式11に従って計算された直線係数K
akjとKbk1と、通過帯域幅が同一で通過帯域の中心周波
数がfrである既知の帯域通過ディジタルフィルタ12
1のフィルタ係数{ak1(fr),ak2(fr),b
k1(fr)}を記憶する第2のメモリ115と、
心周波数可変型帯域通過フィルタとして、図5及び図6
に示すように、フィルタ係数{ak1,ak2,bk1}(k
=1,2,・・・,N/2、Nは偶数)に従って、入力デ
ィジタル信号をフィルタリングして出力するN次の帯域
通過ディジタルフィルタ121と、通過帯域幅が同一で
通過帯域の中心周波数がfaとfbである既知の帯域通過
ディジタルフィルタ121のフィルタ係数{a
k1(fa),ak2(fa),bk1(fa)}と{ak1(fb),ak2
(fb),bk1(fb)}を記憶する第1のメモリ113と、
第1のメモリ113に記憶されたフィルタ係数を用いて
数式10及び数式11に従って計算された直線係数K
akjとKbk1と、通過帯域幅が同一で通過帯域の中心周波
数がfrである既知の帯域通過ディジタルフィルタ12
1のフィルタ係数{ak1(fr),ak2(fr),b
k1(fr)}を記憶する第2のメモリ115と、
【数10】 Kakj=[akj(fb)−akj(fa)]/(fb−fa) k=1,2,・・・,N/2 j=1,2
【数11】 Kbk1=[bk1(fb)−bk1(fa)]/(fb−fa) k=1,2,・・・,N/2 前記帯域通過ディジタルフィルタ121の目的中心周波
数と所定の中心周波数frとのずれ量mΔfを設定する
ずれ量設定手段SVと、前記ずれ量設定手段SVから供
給されるずれ量mΔfと前記第2のメモリ115に記憶
された直線係数KakjとKbk1をそれぞれ乗算し、mΔf
・KakjとmΔf・Kbk1を求める乗算手段117と、前
記乗算手段117により求められた積と前記第1のメモ
リ113に記憶されたフィルタ係数の対応するもの同士
を加算し、ak1(fr)+mΔf・Kak1,ak2(fr)+m
Δf・Kak2,bk1(fr)+mΔf・Kbk1を求める加算
手段119と、前記加算手段119により求められた値
ak1(fr)+mΔf・Kak1,ak2(fr)+mΔf・
Kak2,bk1(fr)+mΔf・Kbk1を前記帯域通過ディ
ジタルフィルタ121のフィルタ係数{ak1,ak2,b
k1}として設定することにより、前記帯域通過ディジタ
ルフィルタ121の中心周波数をfr+mΔfに設定す
る設定手段111と、を備えることを特徴とする中心周
波数可変型帯域通過ディジタルフィルタシステムが開示
されている。
数と所定の中心周波数frとのずれ量mΔfを設定する
ずれ量設定手段SVと、前記ずれ量設定手段SVから供
給されるずれ量mΔfと前記第2のメモリ115に記憶
された直線係数KakjとKbk1をそれぞれ乗算し、mΔf
・KakjとmΔf・Kbk1を求める乗算手段117と、前
記乗算手段117により求められた積と前記第1のメモ
リ113に記憶されたフィルタ係数の対応するもの同士
を加算し、ak1(fr)+mΔf・Kak1,ak2(fr)+m
Δf・Kak2,bk1(fr)+mΔf・Kbk1を求める加算
手段119と、前記加算手段119により求められた値
ak1(fr)+mΔf・Kak1,ak2(fr)+mΔf・
Kak2,bk1(fr)+mΔf・Kbk1を前記帯域通過ディ
ジタルフィルタ121のフィルタ係数{ak1,ak2,b
k1}として設定することにより、前記帯域通過ディジタ
ルフィルタ121の中心周波数をfr+mΔfに設定す
る設定手段111と、を備えることを特徴とする中心周
波数可変型帯域通過ディジタルフィルタシステムが開示
されている。
【0004】また、同出願には、図5及び図6に示すよ
うに、フィルタ係数{ak1,ak2,bk1}(k=1,
2,・・・,N/2、Nは偶数)に従って、入力ディジタ
ル信号をフィルタリングして出力するN次の帯域通過デ
ィジタルフィルタ121と、中心周波数が同一で通過帯
域幅がBaとBbである既知の帯域通過ディジタルフィル
タのフィルタ係数{ak1(Ba),ak2(Ba),b
k1(Ba)}と{ak1(Bb),ak2(Bb),bk1(Bb)}を記
憶する第1のメモリ113と、第1のメモリ113に記
憶されたフィルタ係数を用いて数式12及び数式13に
従って計算された直線係数KakjとKbk1と、中心周波数
が同一で通過帯域幅がBrである既知の帯域通過ディジ
タルフィルタのフィルタ係数{ak1(Br),ak2(Br),
bk1(Br)}を記憶する第2のメモリ115と、
うに、フィルタ係数{ak1,ak2,bk1}(k=1,
2,・・・,N/2、Nは偶数)に従って、入力ディジタ
ル信号をフィルタリングして出力するN次の帯域通過デ
ィジタルフィルタ121と、中心周波数が同一で通過帯
域幅がBaとBbである既知の帯域通過ディジタルフィル
タのフィルタ係数{ak1(Ba),ak2(Ba),b
k1(Ba)}と{ak1(Bb),ak2(Bb),bk1(Bb)}を記
憶する第1のメモリ113と、第1のメモリ113に記
憶されたフィルタ係数を用いて数式12及び数式13に
従って計算された直線係数KakjとKbk1と、中心周波数
が同一で通過帯域幅がBrである既知の帯域通過ディジ
タルフィルタのフィルタ係数{ak1(Br),ak2(Br),
bk1(Br)}を記憶する第2のメモリ115と、
【数12】 Kakj=[akj(Bb)−akj(Ba)]/(Bb−Ba) k=1,2,・・・,N/2 j=1,2
【数13】 Kbk1=[bk1(Bb)−bk1(Ba)]/(Bb−Ba)] k=1,2,・・・,N/2 前記帯域通過ディジタルフィルタ121の目的通過帯域
幅と所定の通過帯域幅Brに対するずれ量mΔBを設定
するずれ量設定手段SVと、前記ずれ量設定手段SVか
ら供給されるずれ量mΔBと前記第2のメモリ115に
記憶された直線係数KakjとKbk1をそれぞれ乗算し、m
ΔB・KajkとmΔB・Kbk1を求める乗算手段117
と、前記乗算手段117により求められた積と前記第1
のメモリ113に記憶されたフィルタ係数の対応するも
の同士を加算し、ak1(Br)+mΔB・Kak1,a
k2(Br)+mΔB・Kak2,bk1(Br)+mΔB・Kbk1を
求める加算手段119と、前記加算手段119により求
められた値ak1(Br)+mΔB・Kak1,ak2(Br)+m
ΔB・Kak2,bk1(Br)+mΔB・Kbk1を前記帯域通
過ディジタルフィルタ121のフィルタ係数{ak1,a
2k,b1k}として設定することにより、前記帯域通過デ
ィジタルフィルタ121の通過帯域幅をBr+mΔBに
設定する設定手段111と、を備えることを特徴とする
帯域幅可変型帯域通過ディジタルフィルタシステムが開
示されている。
幅と所定の通過帯域幅Brに対するずれ量mΔBを設定
するずれ量設定手段SVと、前記ずれ量設定手段SVか
ら供給されるずれ量mΔBと前記第2のメモリ115に
記憶された直線係数KakjとKbk1をそれぞれ乗算し、m
ΔB・KajkとmΔB・Kbk1を求める乗算手段117
と、前記乗算手段117により求められた積と前記第1
のメモリ113に記憶されたフィルタ係数の対応するも
の同士を加算し、ak1(Br)+mΔB・Kak1,a
k2(Br)+mΔB・Kak2,bk1(Br)+mΔB・Kbk1を
求める加算手段119と、前記加算手段119により求
められた値ak1(Br)+mΔB・Kak1,ak2(Br)+m
ΔB・Kak2,bk1(Br)+mΔB・Kbk1を前記帯域通
過ディジタルフィルタ121のフィルタ係数{ak1,a
2k,b1k}として設定することにより、前記帯域通過デ
ィジタルフィルタ121の通過帯域幅をBr+mΔBに
設定する設定手段111と、を備えることを特徴とする
帯域幅可変型帯域通過ディジタルフィルタシステムが開
示されている。
【0005】上記出願に開示された技術によれば、比較
的少ないメモリ容量及び計算量で、ディジタルフィルタ
の通過帯域の位置又は幅を可変することができる。
的少ないメモリ容量及び計算量で、ディジタルフィルタ
の通過帯域の位置又は幅を可変することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記出願に開示された
ディジタルフィルタシステムでは、フィルタ係数を直線
近似で求めている。しかし、通過帯域の位置又は幅の変
化量が比較的大きい場合には、フィルタ係数が非線形的
に変化するため、計算されたフィルタ係数と理想的なフ
ィルタ係数との間に誤差が生じ、フィルタ特性を劣化さ
せる。例えば、図4は、通過帯域幅を変化させた時のフ
ィルタ係数の変化の様子を例示する。図4からも、通過
帯域幅が大きく変化すると、フィルタ係数が非線形的に
変化し、直線近似でフィルタ係数の設定を行うと誤差が
生じてしまうことがわかる。
ディジタルフィルタシステムでは、フィルタ係数を直線
近似で求めている。しかし、通過帯域の位置又は幅の変
化量が比較的大きい場合には、フィルタ係数が非線形的
に変化するため、計算されたフィルタ係数と理想的なフ
ィルタ係数との間に誤差が生じ、フィルタ特性を劣化さ
せる。例えば、図4は、通過帯域幅を変化させた時のフ
ィルタ係数の変化の様子を例示する。図4からも、通過
帯域幅が大きく変化すると、フィルタ係数が非線形的に
変化し、直線近似でフィルタ係数の設定を行うと誤差が
生じてしまうことがわかる。
【0007】また、フィルタ係数を演算するために必要
なデータ及び計算量のさらなる削減が望まれる。
なデータ及び計算量のさらなる削減が望まれる。
【0008】帯域幅可変型帯域通過ディジタルフィルタ
システムと同様に、少ない計算量で、正確に通過域の下
限周波数を変更可能な高域通過ディジタルフィルタシス
テム、及び、通過域の上限周波数を変更可能な低域通過
ディジタルフィルタシステムも望まれている。
システムと同様に、少ない計算量で、正確に通過域の下
限周波数を変更可能な高域通過ディジタルフィルタシス
テム、及び、通過域の上限周波数を変更可能な低域通過
ディジタルフィルタシステムも望まれている。
【0009】この発明は上記実状に鑑みてなされてもの
で、少ない計算量及び少ないメモリ容量で、特性を劣化
させることなく、通過域の位置、通過帯域の幅等の通過
域特性を変更できるディジタルフィルタシステムを提供
することを目的とする。
で、少ない計算量及び少ないメモリ容量で、特性を劣化
させることなく、通過域の位置、通過帯域の幅等の通過
域特性を変更できるディジタルフィルタシステムを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるディジタルフィルタ
システムは、通過帯域の位置と通過帯域の幅の少なくと
も一方を可変できるディジタルフィルタシステムにおい
て、フィルタ係数{ak1,ak2,b00,bk1,bk2,
c,d}(k=1,2,・・・,N/2、Nは偶数)に従
って、入力ディジタル信号をフィルタリングして出力す
るディジタルフィルタと、通過帯域位置データxと通過
帯域幅データyを用いて、数式14乃至20に従って、
各フィルタ係数{ak1,ak2,b00,bk1,bk2,c,
d}を算出する算出手段と、前記算出手段により算出さ
れたフィルタ係数を前記ディジタルフィルタに設定する
設定手段と、を備えることを特徴とする。
め、この発明の第1の観点にかかるディジタルフィルタ
システムは、通過帯域の位置と通過帯域の幅の少なくと
も一方を可変できるディジタルフィルタシステムにおい
て、フィルタ係数{ak1,ak2,b00,bk1,bk2,
c,d}(k=1,2,・・・,N/2、Nは偶数)に従
って、入力ディジタル信号をフィルタリングして出力す
るディジタルフィルタと、通過帯域位置データxと通過
帯域幅データyを用いて、数式14乃至20に従って、
各フィルタ係数{ak1,ak2,b00,bk1,bk2,c,
d}を算出する算出手段と、前記算出手段により算出さ
れたフィルタ係数を前記ディジタルフィルタに設定する
設定手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】
【数14】
【数15】
【数16】
【数17】
【数18】
【数19】
【数20】 L,Mは近似のための次数であり、Pb00i,Qb00j,P
bk1i,Qbk1j,Pbk2i,Qbk2j,Pak1i,Qak1j,P
ak2i,Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Qdjは定数である。
bk1i,Qbk1j,Pbk2i,Qbk2j,Pak1i,Qak1j,P
ak2i,Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Qdjは定数である。
【0012】この構成によれば、フィルタ係数を数式1
4〜20に基づいて計算しているので、通過域の位置デ
ータ(通過域の上限周波数、下限周波数、中心周波数
等)と通過帯域の幅データ(帯域通過フィルタの場合)
の変化に追従して、ほぼ正確にフィルタ係数を算定する
ことができる。従って、これらのフィルタ係数が設定さ
れたディジタルフィルタも所望の特性が得られる。
4〜20に基づいて計算しているので、通過域の位置デ
ータ(通過域の上限周波数、下限周波数、中心周波数
等)と通過帯域の幅データ(帯域通過フィルタの場合)
の変化に追従して、ほぼ正確にフィルタ係数を算定する
ことができる。従って、これらのフィルタ係数が設定さ
れたディジタルフィルタも所望の特性が得られる。
【0013】前記算出手段は、例えば、前記複数の定数
(Pb00i,Qb00j,Pbk1i,Qbk1j,Pbk2i,Qbk2j,
Pak1i,Qak1j,Pak2i,Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,
Qdj)を記憶するメモリと、前記メモリに格納された前
記複数の定数を読み出し、前記数式14〜20に基づい
て前記フィルタ係数を計算する手段と、を備える。
(Pb00i,Qb00j,Pbk1i,Qbk1j,Pbk2i,Qbk2j,
Pak1i,Qak1j,Pak2i,Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,
Qdj)を記憶するメモリと、前記メモリに格納された前
記複数の定数を読み出し、前記数式14〜20に基づい
て前記フィルタ係数を計算する手段と、を備える。
【0014】前記定数は、例えば、これらの定数を用い
て計算されたフィルタ係数と前記フィルタ係数の誤差の
2乗が最小又は極小になるように選択されて、メモリに
格納されている。
て計算されたフィルタ係数と前記フィルタ係数の誤差の
2乗が最小又は極小になるように選択されて、メモリに
格納されている。
【0015】前記ディジタルフィルタの伝達関数は、例
えば、数式21で示される。
えば、数式21で示される。
【数21】
【0016】前記ディジタルフィルタが帯域通過ディジ
タルフィルタから構成される場合、前記通過域位置デー
タxは、通過帯域の下限周波数、上限周波数又は中心周
波数のデータから構成される。前記ディジタルフィルタ
が、低域通過ディジタルフィルタ又は高域通過ディジタ
ルフィルタから構成される場合、前記通過域位置データ
xは、通過域の上限周波数又は下限周波数から構成さ
れ、前記通過帯域幅データyは定数である。
タルフィルタから構成される場合、前記通過域位置デー
タxは、通過帯域の下限周波数、上限周波数又は中心周
波数のデータから構成される。前記ディジタルフィルタ
が、低域通過ディジタルフィルタ又は高域通過ディジタ
ルフィルタから構成される場合、前記通過域位置データ
xは、通過域の上限周波数又は下限周波数から構成さ
れ、前記通過帯域幅データyは定数である。
【0017】また、この発明の第2の観点にかかるディ
ジタルフィルタシステムは、通過域の位置と通過帯域の
幅の少なくとも一方を可変できるディジタルフィルタシ
ステムにおいて、フィルタ係数FCh(h=1,2,・・
・,n,nは自然数)に従って、入力ディジタル信号を
フィルタリングして出力するディジタルフィルタと、通
過域位置データxと通過帯域幅データyを用いて、数式
22に従って、フィルタ係数FChを算出する算出手段
と、前記算出手段により算出されたフィルタ係数FCh
を前記ディジタルフィルタに設定する設定手段と、を備
えることを特徴とする。
ジタルフィルタシステムは、通過域の位置と通過帯域の
幅の少なくとも一方を可変できるディジタルフィルタシ
ステムにおいて、フィルタ係数FCh(h=1,2,・・
・,n,nは自然数)に従って、入力ディジタル信号を
フィルタリングして出力するディジタルフィルタと、通
過域位置データxと通過帯域幅データyを用いて、数式
22に従って、フィルタ係数FChを算出する算出手段
と、前記算出手段により算出されたフィルタ係数FCh
を前記ディジタルフィルタに設定する設定手段と、を備
えることを特徴とする。
【数22】 L,Mは次数であり、Shi,Thjは予め定められた定数
である。
である。
【0018】この構成によれば、各フィルタ係数FCh
を数式22に基づいて計算しているので、通過域の位置
データ(通過域の上限周波数、下限周波数、中心周波数
等)と通過帯域の幅データ(帯域通過フィルタの場合)
の変化に追従して、フィルタ係数をほぼ正確に算定する
ことができる。従って、これらのフィルタ係数が設定さ
れたディジタルフィルタも所望の特性が得られる。
を数式22に基づいて計算しているので、通過域の位置
データ(通過域の上限周波数、下限周波数、中心周波数
等)と通過帯域の幅データ(帯域通過フィルタの場合)
の変化に追従して、フィルタ係数をほぼ正確に算定する
ことができる。従って、これらのフィルタ係数が設定さ
れたディジタルフィルタも所望の特性が得られる。
【0019】また、この発明の第3の観点にかかるディ
ジタルフィルタシステムは、フィルタ係数に従って、入
力ディジタル信号をフィルタリングして出力するディジ
タルフィルタと、前記ディジタルフィルタの通過域の位
置と幅の非線形多項式で定義される前記フィルタ係数を
算出するためのパラメータを記憶するパラメータ記憶手
段と、前記ディジタルフィルタの通過域の位置と帯域幅
と前記記憶手段に記憶された前記パラメータに基づい
て、前記フィルタ係数を算出するフィルタ係数算出手段
と、前記算出手段により算出されたフィルタ係数を前記
ディジタルフィルタに設定する設定手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
ジタルフィルタシステムは、フィルタ係数に従って、入
力ディジタル信号をフィルタリングして出力するディジ
タルフィルタと、前記ディジタルフィルタの通過域の位
置と幅の非線形多項式で定義される前記フィルタ係数を
算出するためのパラメータを記憶するパラメータ記憶手
段と、前記ディジタルフィルタの通過域の位置と帯域幅
と前記記憶手段に記憶された前記パラメータに基づい
て、前記フィルタ係数を算出するフィルタ係数算出手段
と、前記算出手段により算出されたフィルタ係数を前記
ディジタルフィルタに設定する設定手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0020】この構成によれば、各フィルタ係数を非線
形多項式に基づいて計算しているので、通過域の位置デ
ータと通過帯域の幅データの変化に追従して、ほぼ正確
にフィルタ係数を算定することができる。従って、これ
らのフィルタ係数が設定されたディジタルフィルタも所
望の特性が得られる。
形多項式に基づいて計算しているので、通過域の位置デ
ータと通過帯域の幅データの変化に追従して、ほぼ正確
にフィルタ係数を算定することができる。従って、これ
らのフィルタ係数が設定されたディジタルフィルタも所
望の特性が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディジタルフィル
タシステムの実施の形態を図面を参照して説明する。な
お、以下の説明においては、周波数は全て正規化周波数
を意味するものとする。
タシステムの実施の形態を図面を参照して説明する。な
お、以下の説明においては、周波数は全て正規化周波数
を意味するものとする。
【0022】図1は、1次のIIRフィルタセクション
を1段、2次のIIRフィルタセクションをN/2段直
列接続して構成したIIR型のディジタルフィルタの例
を示す。図1のフィルタ係数cとdの少なくとも一方が
0でないとき、このディジタルフィルタは奇数次の(N
+1)次になり、フィルタ係数cとdとが共に0のと
き、偶数次のN次になる。一般に、低域通過フィルタ及
び高域通過フィルタは奇数次であり、帯域通過フィルタ
ィルタ、ノッチフィルタの場合は偶数次である。ただ
し、これらに限定されるものではない。図1のディジタ
ルフィルタの伝達関数は近似的に数式23で表される。
を1段、2次のIIRフィルタセクションをN/2段直
列接続して構成したIIR型のディジタルフィルタの例
を示す。図1のフィルタ係数cとdの少なくとも一方が
0でないとき、このディジタルフィルタは奇数次の(N
+1)次になり、フィルタ係数cとdとが共に0のと
き、偶数次のN次になる。一般に、低域通過フィルタ及
び高域通過フィルタは奇数次であり、帯域通過フィルタ
ィルタ、ノッチフィルタの場合は偶数次である。ただ
し、これらに限定されるものではない。図1のディジタ
ルフィルタの伝達関数は近似的に数式23で表される。
【0023】
【数23】
【0024】通過位置データ(下限周波数、上限周波数
又は中心周波数データ)の任意をx、帯域幅データの任
意をyとすると、各フィルタ係数は数式24〜30で表
される。なお、帯域通過フィルタの場合には、通過位置
データxは通過帯域の位置を示すデータであり、例え
ば、通過帯域の下限周波数、上限周波数又は中心周波数
を示すデータであり、帯域幅データyは通過帯域の幅を
示すデータである。なお、低域通過フィルタの場合に
は、通過位置データxは通過帯域の上限周波数を示すデ
ータであり、帯域幅データyは定数である。また、高域
通過フィルタの場合には、通過位置データxは通過帯域
の下限周波数を示すデータであり、帯域幅データyは定
数である。
又は中心周波数データ)の任意をx、帯域幅データの任
意をyとすると、各フィルタ係数は数式24〜30で表
される。なお、帯域通過フィルタの場合には、通過位置
データxは通過帯域の位置を示すデータであり、例え
ば、通過帯域の下限周波数、上限周波数又は中心周波数
を示すデータであり、帯域幅データyは通過帯域の幅を
示すデータである。なお、低域通過フィルタの場合に
は、通過位置データxは通過帯域の上限周波数を示すデ
ータであり、帯域幅データyは定数である。また、高域
通過フィルタの場合には、通過位置データxは通過帯域
の下限周波数を示すデータであり、帯域幅データyは定
数である。
【0025】
【数24】
【数25】
【数26】
【数27】
【数28】
【数29】
【数30】
【0026】ここで、L,Mは多項式近似を行う近似式
の次数である。Pb00i,Qb00j,・・・・・・Pak2i,
Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Qdjは定数であり、帯域位
置データxと帯域幅データyを入力として、それぞれb
00,bk1,bk2,ak1,ak2,c,dを出力とする方程
式の係数である。
の次数である。Pb00i,Qb00j,・・・・・・Pak2i,
Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Qdjは定数であり、帯域位
置データxと帯域幅データyを入力として、それぞれb
00,bk1,bk2,ak1,ak2,c,dを出力とする方程
式の係数である。
【0027】Pb00i,Qb00j,・・・・・・Pak2i,Qak2j,
Pci,Qcj,Pdi,Qdjは、フィルタ係数の誤差の合計
の絶対値が最小(極小)となるように決定するように最
小2乗近似法を用いて求めることができる。
Pci,Qcj,Pdi,Qdjは、フィルタ係数の誤差の合計
の絶対値が最小(極小)となるように決定するように最
小2乗近似法を用いて求めることができる。
【0028】例えば、L=2,M=1とすると、係数b
00,bk1,bk2,ak1,ak2,c,dは数式31〜37
で近似できる。
00,bk1,bk2,ak1,ak2,c,dは数式31〜37
で近似できる。
【0029】
【数31】 b00≒Pb002y2+Pb001y+Pb000y0+Qb001x
【数32】 bk1≒Pbk12y2+Pbk11y+Pbk10y0+Qbk11x
【数33】 bk2≒Pbk22y2+Pbk21y+Pbk20y0+Qbk21x
【数34】 ak1≒Pak12y2+Pak11y+Pak10y0+Qak11x
【数35】 ak2≒Pak22y2+Pak21y+Pak20y0+Qak21x
【数36】 c ≒Pc2y2+Pc1y+Pc0y0+Qc1x
【数37】 d ≒Pd2y2+Pd1y+Pd0y0+Qd1x
【0030】図1のIIR型ディジタルフィルタを、図
5に示すように、2次のIIRフィルタセクションを4
(8/2)段直列接続した8次のIIR型の帯域通過楕
円ディジタルフィルタとすると、数式23は数式38
に、数式31〜37は数式39〜45に書き換えること
ができる。
5に示すように、2次のIIRフィルタセクションを4
(8/2)段直列接続した8次のIIR型の帯域通過楕
円ディジタルフィルタとすると、数式23は数式38
に、数式31〜37は数式39〜45に書き換えること
ができる。
【数38】
【数39】b00≒Pb002y2+Pb001y+Pb000
【数40】 bk1≒Pbk12y2+Pbk11y+Qbk11x+Pbk10
【数41】bk2≒1.0
【数42】ak1≒Pak11y+Qak11x+Pak10
【数43】ak2≒Pak21y+Pak20
【数44】c =0
【数45】d =0
【0031】ここで、例えば、数式40は、係数A,
B,C,Dを用いて数式46のように書き換えることが
できる。
B,C,Dを用いて数式46のように書き換えることが
できる。
【0032】
【数46】 bk1≒Pbk12y2+Pbk11y+Qbk11x+Pbk10 ≒Ay2+By+C+Dx
【0033】すると、誤差eとその2乗e2は、数式4
7と数式48で表すことができる。従って、誤差の2乗
の合計は数式49で表すことができる。
7と数式48で表すことができる。従って、誤差の2乗
の合計は数式49で表すことができる。
【0034】
【数47】e=Ay2+By+C+Dx−bk1
【数48】e2={Ay2+By+C+Dx−bk1}2
【数49】 ここで、nは、近似のためのデータ数である。
【0035】Eを最小(又は極小)にとるため、数式5
0〜53で示すように、EをA、B、C、Dで微分す
る。
0〜53で示すように、EをA、B、C、Dで微分す
る。
【0036】
【数50】
【数51】
【数52】
【数53】
【0037】次に、数式50〜数式53で、各微分値を
0とおくことにより、A,B,C,Dそれぞれに対し、
誤差の総和Eが最小となる条件を数式54で表されるよ
うに導出する。
0とおくことにより、A,B,C,Dそれぞれに対し、
誤差の総和Eが最小となる条件を数式54で表されるよ
うに導出する。
【0038】
【数54】
【0039】数式54より、数式55が得られ、数式5
5を解くことにより、係数A〜Dを求めることができ
る。
5を解くことにより、係数A〜Dを求めることができ
る。
【0040】
【数55】
【0041】数式55を解くことにより求められた係数
A,B,C,Dと位置データx、幅データyより、係数
bk1を数式46から求めることができる。
A,B,C,Dと位置データx、幅データyより、係数
bk1を数式46から求めることができる。
【0042】フィルタ係数b00,bk2,ak1,ak2,
c,dについても、同様の計算により求めることができ
る。
c,dについても、同様の計算により求めることができ
る。
【0043】求めたフィルタ係数b00,bk1,bk2,a
k1,ak2,c,dを図1に示す各乗算器に乗数として設
定することにより、所望の通過域の位置x、通過帯域幅
yを有するディジタルフィルタを得ることができる。
k1,ak2,c,dを図1に示す各乗算器に乗数として設
定することにより、所望の通過域の位置x、通過帯域幅
yを有するディジタルフィルタを得ることができる。
【0044】低域通過ディジタルフィルタ及び高域通過
ディジタルフィルタの場合も同様に、既知のディジタル
フィルタのフィルタ係数から、フィルタ係数計算用の定
数Pb0 0i,Pbk1i,Pbk2i,Pak1i,Pak2i,Pci,P
di,Qb0 0i,Qbk1i,Qbk2i,Qak1i,Qak2i,Qci,
Qdi(yは一定のため、Pの項は定数となる)を予め求
めておく。そして、これらの定数及び通過域の位置デー
タxを用いてフィルタ係数b00,bk1,bk2,ak1,a
k2,c,dを求め、これらを図1に示す各乗算器に乗数
として設定することにより、所望の通過域の位置xを有
する低域通過及び高域通過ディジタルフィルタを得るこ
とができる。
ディジタルフィルタの場合も同様に、既知のディジタル
フィルタのフィルタ係数から、フィルタ係数計算用の定
数Pb0 0i,Pbk1i,Pbk2i,Pak1i,Pak2i,Pci,P
di,Qb0 0i,Qbk1i,Qbk2i,Qak1i,Qak2i,Qci,
Qdi(yは一定のため、Pの項は定数となる)を予め求
めておく。そして、これらの定数及び通過域の位置デー
タxを用いてフィルタ係数b00,bk1,bk2,ak1,a
k2,c,dを求め、これらを図1に示す各乗算器に乗数
として設定することにより、所望の通過域の位置xを有
する低域通過及び高域通過ディジタルフィルタを得るこ
とができる。
【0045】次に、上述の手法を用いて中心周波数と通
過帯域幅を可変できる帯域通過ディジタルフィルタシス
テムの構成を図2を参照して説明する。図2に示すよう
に、この帯域通過ディジタルフィルタシステムは、CP
U11と、メモリ13と、N次のIIR型の帯域通過デ
ィジタルフィルタ15と、通過帯域の中心周波数を変更
するためのシフトつまみSCと、通過帯域幅を変更する
ためのシフトつまみSWと、から構成される。
過帯域幅を可変できる帯域通過ディジタルフィルタシス
テムの構成を図2を参照して説明する。図2に示すよう
に、この帯域通過ディジタルフィルタシステムは、CP
U11と、メモリ13と、N次のIIR型の帯域通過デ
ィジタルフィルタ15と、通過帯域の中心周波数を変更
するためのシフトつまみSCと、通過帯域幅を変更する
ためのシフトつまみSWと、から構成される。
【0046】帯域通過ディジタルフィルタ15は、例え
ば、図1に示す構成を有し、CPU11から供給される
フィルタ係数{ak1,ak2,b00,bk1,bk2,c,
d}を取り込んで、このフィルタ係数{ak1,ak2,b
00,bk1,bk2,c,d}に従って入力ディジタル信号
をフィルタリングする。帯域通過ディジタルフィルタ1
5に供給されるディジタル信号は、例えば、アナログ音
響信号を任意のサンプリング周期でA/D変換すること
により得られ、帯域通過ディジタルフィルタ15の出力
するディジタル信号は、例えば、D/A変換されて次段
のアナログ回路に供給される。
ば、図1に示す構成を有し、CPU11から供給される
フィルタ係数{ak1,ak2,b00,bk1,bk2,c,
d}を取り込んで、このフィルタ係数{ak1,ak2,b
00,bk1,bk2,c,d}に従って入力ディジタル信号
をフィルタリングする。帯域通過ディジタルフィルタ1
5に供給されるディジタル信号は、例えば、アナログ音
響信号を任意のサンプリング周期でA/D変換すること
により得られ、帯域通過ディジタルフィルタ15の出力
するディジタル信号は、例えば、D/A変換されて次段
のアナログ回路に供給される。
【0047】メモリ13は、数式24〜30でフィルタ
係数b00,bk1,bk2,ak1,ak2,c,dを計算する
ための各係数Pb00i,Qb00j,・・・・・・Pak2i,Qak2j,
Pci,Qcj,Pdi,Qdjを格納する。各係数Pb00i,Q
b00j,・・・・・・Pak2i,Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Qdj
は、例えば、既知の特性を有する帯域通過ディジタルフ
ィルタの通過帯域の中心周波数xと通過帯域幅yとフィ
ルタ係数b00,bk1,bk2,ak1,ak2,c,dを用い
て、数式24〜55を用いて予め計算し、これをメモリ
13に設定しておく。メモリ13は、さらに、フィルタ
係数b00,bk1,bk2,ak1,ak2,c,dを計算し、
ディジタルフィルタ15に設定するためのプログラムを
記憶する。
係数b00,bk1,bk2,ak1,ak2,c,dを計算する
ための各係数Pb00i,Qb00j,・・・・・・Pak2i,Qak2j,
Pci,Qcj,Pdi,Qdjを格納する。各係数Pb00i,Q
b00j,・・・・・・Pak2i,Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Qdj
は、例えば、既知の特性を有する帯域通過ディジタルフ
ィルタの通過帯域の中心周波数xと通過帯域幅yとフィ
ルタ係数b00,bk1,bk2,ak1,ak2,c,dを用い
て、数式24〜55を用いて予め計算し、これをメモリ
13に設定しておく。メモリ13は、さらに、フィルタ
係数b00,bk1,bk2,ak1,ak2,c,dを計算し、
ディジタルフィルタ15に設定するためのプログラムを
記憶する。
【0048】シフトつまみSC,SWの指示値は、図示
せぬA/D変換器などにより、ディジタルデータに変換
されてCPU11に供給され、使用者はシフトつまみS
Cを操作することにより、ディジタルフィルタシステム
の通過帯域の所望の中心周波数x(サンプリング周波数
を基準とした正規化周波数)をCPU11に通知し、シ
フトつまみSWを操作することにより、通過帯域幅y
(サンプリング周波数を基準とした正規化周波数)をC
PU11に通知する。
せぬA/D変換器などにより、ディジタルデータに変換
されてCPU11に供給され、使用者はシフトつまみS
Cを操作することにより、ディジタルフィルタシステム
の通過帯域の所望の中心周波数x(サンプリング周波数
を基準とした正規化周波数)をCPU11に通知し、シ
フトつまみSWを操作することにより、通過帯域幅y
(サンプリング周波数を基準とした正規化周波数)をC
PU11に通知する。
【0049】CPU11は、メモリ13に格納されたプ
ログラムに従って動作し、このディジタルフィルタシス
テム全体の動作を制御すると共にシフトつまみSC,S
Wから新たな中心周波数x、通過帯域幅yが指示される
度に、メモリ13に格納された係数(定数)Pb00i,Q
b00j,・・・・・・Pak2i,Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Qdj
を用いて、数式24〜30のフィルタ係数b00,bk1,
bk2,ak1,ak2,c,dを計算し、ディジタルフィル
タ15に設定する。
ログラムに従って動作し、このディジタルフィルタシス
テム全体の動作を制御すると共にシフトつまみSC,S
Wから新たな中心周波数x、通過帯域幅yが指示される
度に、メモリ13に格納された係数(定数)Pb00i,Q
b00j,・・・・・・Pak2i,Qak2j,Pci,Qcj,Pdi,Qdj
を用いて、数式24〜30のフィルタ係数b00,bk1,
bk2,ak1,ak2,c,dを計算し、ディジタルフィル
タ15に設定する。
【0050】このような構成とすることにより、特性を
劣化させることなく、つまみSC及びSWを操作するこ
とにより、通過帯域の位置及び通過帯域幅を変更するこ
とができる。
劣化させることなく、つまみSC及びSWを操作するこ
とにより、通過帯域の位置及び通過帯域幅を変更するこ
とができる。
【0051】低域通過ディジタルフィルタ及び高域通過
ディジタルフィルタの場合、メモリ13には、数式31
〜37でフィルタ係数b00,bk1,bk2,ak1,ak2,
c,dを計算するための各係数Pb00i,・・・・・・Pak2i,
Pci,Pdiを既知の特性を有する帯域通過ディジタルフ
ィルタのフィルタ係数から予め求めておき、格納してお
く。CPU11は、これらの各係数Pb00i,・・・・・・P
ak2i,Pci,Pdiと通過域の上限周波数又は下限周波数
xを用いてフィルタ係数b00,bk1,bk2,ak1,
ak2,c,dを計算し、ディジタルフィルタ15に設定
する。また、この場合、シフトつまみSWは使用しな
い。
ディジタルフィルタの場合、メモリ13には、数式31
〜37でフィルタ係数b00,bk1,bk2,ak1,ak2,
c,dを計算するための各係数Pb00i,・・・・・・Pak2i,
Pci,Pdiを既知の特性を有する帯域通過ディジタルフ
ィルタのフィルタ係数から予め求めておき、格納してお
く。CPU11は、これらの各係数Pb00i,・・・・・・P
ak2i,Pci,Pdiと通過域の上限周波数又は下限周波数
xを用いてフィルタ係数b00,bk1,bk2,ak1,
ak2,c,dを計算し、ディジタルフィルタ15に設定
する。また、この場合、シフトつまみSWは使用しな
い。
【0052】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、フィルタ係数を計算するためにメモリ13に格納
しておく必要があるデータは、帯域通過フィルタの場合
は定数Pb00i,Qb00j,・・・Pak2i,Qak2j,Pci,
Qcj,Pdi,Qdjのみ、低域通過フィルタ及び高域通過
フィルタの場合は定数Pb00i,・・・Pak2i,Pci,Pdi
のみ、であり、少ないメモリ容量と少ない計算量で任意
の通過域の位置及び幅を有するディジタルフィルタシス
テムを得ることができる。
れば、フィルタ係数を計算するためにメモリ13に格納
しておく必要があるデータは、帯域通過フィルタの場合
は定数Pb00i,Qb00j,・・・Pak2i,Qak2j,Pci,
Qcj,Pdi,Qdjのみ、低域通過フィルタ及び高域通過
フィルタの場合は定数Pb00i,・・・Pak2i,Pci,Pdi
のみ、であり、少ないメモリ容量と少ない計算量で任意
の通過域の位置及び幅を有するディジタルフィルタシス
テムを得ることができる。
【0053】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、以上
の説明では、メモリ13、帯域通過ディジタルフィルタ
15を個別のハードウエアで構成した例を示したが、例
えば、図3に示すように、DSP(ディジタル信号処理
装置)23で構成してもよい。また、次数LとMは任意
であり、例えば、L=2,M=0でもよい。また、通過
帯域の位置データxは、通過帯域の中心周波数である必
要はなく、上限の周波数又は下限の周波数でもよい。
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、以上
の説明では、メモリ13、帯域通過ディジタルフィルタ
15を個別のハードウエアで構成した例を示したが、例
えば、図3に示すように、DSP(ディジタル信号処理
装置)23で構成してもよい。また、次数LとMは任意
であり、例えば、L=2,M=0でもよい。また、通過
帯域の位置データxは、通過帯域の中心周波数である必
要はなく、上限の周波数又は下限の周波数でもよい。
【0054】ディジタルフィルタは図1に示す構造に限
定されず、任意であり、この発明は、任意のフィルタ係
数FCh(h=1,2,・・・,n,nは自然数)に従っ
て、入力ディジタル信号をフィルタリングして出力する
ディジタルフィルタに適用可能である。この場合、通過
域位置データxと通過帯域幅データyを用いて、数式5
6に従って、フィルタ係数FChを算出し、算出された
フィルタ係数FChをディジタルフィルタに設定するこ
とにより、任意のフィルタ特性のディジタルフィルタが
得られる。
定されず、任意であり、この発明は、任意のフィルタ係
数FCh(h=1,2,・・・,n,nは自然数)に従っ
て、入力ディジタル信号をフィルタリングして出力する
ディジタルフィルタに適用可能である。この場合、通過
域位置データxと通過帯域幅データyを用いて、数式5
6に従って、フィルタ係数FChを算出し、算出された
フィルタ係数FChをディジタルフィルタに設定するこ
とにより、任意のフィルタ特性のディジタルフィルタが
得られる。
【0055】この場合、既知のディジタルフィルタのフ
ィルタ係数から定数Shi,Thiを予め求めておき、メモ
リに格納しておく。
ィルタ係数から定数Shi,Thiを予め求めておき、メモ
リに格納しておく。
【0056】
【数56】
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、少ないメモリ容量及び少ない計算回数で、目的とす
る位置に目的とする通過域及び/又は通過帯域幅を有す
るディジタルフィルタシステムを得ることができる。
ば、少ないメモリ容量及び少ない計算回数で、目的とす
る位置に目的とする通過域及び/又は通過帯域幅を有す
るディジタルフィルタシステムを得ることができる。
【図1】IIR型のディジタルフィルタの基本構成を示
す図である。
す図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかるディジタルフィ
ルタシステムの構成を示すブロック図である。
ルタシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示すディジタルフィルタシステムの変形
例を示す図である。
例を示す図である。
【図4】通過帯域幅の変化に対するフィルタの変化の様
子を図である。
子を図である。
【図5】8次のIIR型のディジタルフィルタの構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】従来の通過帯域幅及び通過帯域の位置を変更す
ることができるディジタルフィルタシステムの構成を示
すブロック図である。
ることができるディジタルフィルタシステムの構成を示
すブロック図である。
11・・・CPU、13・・・メモリ、15・・・帯域通過ディ
ジタルフィルタ、23・・・DSP(ディジタル信号処理
装置)
ジタルフィルタ、23・・・DSP(ディジタル信号処理
装置)
Claims (8)
- 【請求項1】通過域の位置と通過帯域の幅の少なくとも
一方を可変できるディジタルフィルタシステムにおい
て、 フィルタ係数{ak1,ak2,b00,bk1,bk2,c,
d}(k=1,2,・・・,N/2,Nは偶数)に従っ
て、入力ディジタル信号をフィルタリングして出力する
ディジタルフィルタと、 通過域位置データxと通過帯域幅データyを用いて、数
式1乃至7に従って、各フィルタ係数{ak1,ak2,b
00,bk1,bk2,c,d}を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出されたフィルタ係数{ak1,a
k2,b00,bk1,bk2,c,d}を前記ディジタルフィ
ルタに設定する設定手段と、 を備えることを特徴とするディジタルフィルタシステ
ム。 【数1】 【数2】 【数3】 【数4】 【数5】 【数6】 【数7】 L,Mは次数であり、Pb00i,Qb00j,Pbk1i,
Qbk1j,Pbk2i,Qbk2j,Pak1i,Qak1j,Pak2i,Q
ak2j,Pci,Qcj,Pdi,Qdjは定数である。 - 【請求項2】前記算出手段は、前記複数の定数を記憶す
るメモリと、前記メモリに格納された前記複数の定数を
読み出し、前記数式1乃至7に基づいて前記フィルタ係
数を計算する手段と、を備えることを特徴とする請求項
1に記載のディジタルフィルタシステム。 - 【請求項3】前記メモリは、前記定数を用いて計算され
たフィルタ係数と前記フィルタ係数の誤差の2乗の合計
が最小又は極小になるように選択された前記定数を記憶
している、ことを特徴とする請求項2に記載のディジタ
ルフィルタシステム。 - 【請求項4】前記ディジタルフィルタの伝達関数は数式
8で示されることを特徴とする請求項1、2又は3に記
載のディジタルフィルタシステム。 【数8】 - 【請求項5】前記ディジタルフィルタは、帯域通過ディ
ジタルフィルタから構成され、 前記通過域位置データxは、通過帯域の下限周波数、上
限周波数又は中心周波数のデータから構成される、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のディ
ジタルフィルタシステム。 - 【請求項6】前記ディジタルフィルタは、低域通過ディ
ジタルフィルタ又は高域通過ディジタルフィルタから構
成され、 前記通過域位置データxは、通過域の上限周波数又は下
限周波数から構成され、 前記通過帯域幅データyは定数である、 ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のディ
ジタルフィルタシステム。 - 【請求項7】通過域の位置と通過帯域の幅の少なくとも
一方を可変できるディジタルフィルタシステムにおい
て、 フィルタ係数FCh(h=1,2,・・・,n,nは
自然数)に従って、入力ディジタル信号をフィルタリン
グして出力するディジタルフィルタと、 通過域位置データxと通過帯域幅データyを用いて、数
式9に従って、フィルタ係数FChを算出する算出手段
と、 前記算出手段により算出されたフィルタ係数FChを前
記ディジタルフィルタに設定する設定手段と、 を備えることを特徴とするディジタルフィルタシステ
ム。 【数9】 L,Mは次数であり、Shi,Thjは予め定められた定数
である。 - 【請求項8】フィルタ係数に従って、入力ディジタル信
号をフィルタリングして出力するディジタルフィルタ
と、 前記ディジタルフィルタの通過域の位置と幅の非線形多
項式で定義される前記フィルタ係数を算出するためのパ
ラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、 前記ディジタルフィルタの通過域の位置と帯域幅と前記
記憶手段に記憶された前記パラメータに基づいて、前記
フィルタ係数を算出するフィルタ係数算出手段と、 前記フィルタ係数算出手段により算出されたフィルタ係
数を前記ディジタルフィルタに設定する設定手段と、 を備えることを特徴とするディジタルフィルタシステ
ム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8231001A JPH1075159A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | ディジタルフィルタシステム |
US08/827,407 US5856934A (en) | 1996-08-30 | 1997-03-27 | Digital filter system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JPH1075159A true JPH1075159A (ja) | 1998-03-17 |
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Family Applications (1)
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