JPH1075119A - 発振器 - Google Patents

発振器

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JPH1075119A
JPH1075119A JP8228550A JP22855096A JPH1075119A JP H1075119 A JPH1075119 A JP H1075119A JP 8228550 A JP8228550 A JP 8228550A JP 22855096 A JP22855096 A JP 22855096A JP H1075119 A JPH1075119 A JP H1075119A
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circuit
boost
transistor
current
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Shigemitsu Watanabe
重光 渡辺
Hiromi Kato
裕美 加藤
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B5/00Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input
    • H03B5/30Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator
    • H03B5/32Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator
    • H03B5/36Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device
    • H03B5/362Generation of oscillations using amplifier with regenerative feedback from output to input with frequency-determining element being electromechanical resonator being a piezoelectric resonator active element in amplifier being semiconductor device the amplifier being a single transistor
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L3/00Starting of generators
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B2200/00Indexing scheme relating to details of oscillators covered by H03B
    • H03B2200/0002Types of oscillators
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    • HELECTRICITY
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    • H03B2200/006Functional aspects of oscillators
    • H03B2200/0066Amplitude or AM detection

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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 間欠動作が行われる際にも、消費電流の増大
を抑えたまま、素早い起動特性を有する発振器を提供す
ること。 【解決手段】 本発明の発振器は、発振トランジスタQ
1を有する発振回路1と、発振レベル監視回路2と、バ
イアス電流ブースト回路3とを備えており、発振レベル
監視回路2で、発振回路1の発振レベルを監視して、所
定のレベルに達しない間だけ、バイアス電流ブースト回
路3に制御信号を出力し、バイアス電流ブースト回路3
では、制御信号に従って、発振トランジスタQ1のコレ
クタバイアス電流を増加させるためにブースト電流を出
力することにより、発振回路1の起動時間を短縮するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発振トランジスタ
を備えた発振回路を有する発振器に関し、特に、発振開
始時間の短縮を図ることのできる発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、発振トランジスタを備えた発振
回路を有する発振器において、電源投入後から発振レベ
ルが定常状態に至るまでは、ある程度の起動時間がかか
る。
【0003】以下に、このような起動時間について、図
5に示されるコルピッツ型水晶発振器(以下、従来例)
を例にとり説明する。
【0004】コルピッツ型発振回路とは、3個のリアク
タンス素子と1つの発振トランジスタを備えたバルクハ
ウゼン型発振回路において、コレクタ−エミッタ間及び
ベース−エミッタ間に容量性リアクタンスを有し、且
つ、コレクタ−ベース間に誘導性リアクタンスを有する
ものである。また、コルピッツ型の水晶発振回路は、上
記コルピッツ発振回路において、誘導性リアクタンスを
水晶振動子で置き換えたものであり、高安定周波数の信
号を発生させることができるものである。
【0005】図5に示される従来例のコルピッツ型水晶
発振器は、コレクタ−エミッタ間の容量性リアクタンス
としてキャパシタC1 を有し、ベース−エミッタ間の容
量性リアクタンスとしてキャパシタC2 を有し、コレク
タ−ベース間の誘導性リアクタンスとして水晶振動子X
1 及びキャパシタC3 からなる正のリアクタンス成分を
有するものである。また、発振トランジスタQ1のベー
スには、2つの抵抗R1 及びR2 で電源電圧VCCが抵抗
分割された電圧がベースバイアス電流IB1として入力さ
れている。また、発振トランジスタQ1のコレクタに
は、抵抗R4 を介してコレクタバイアス電流IC1が供給
されている。
【0006】このようなコルピッツ型発振回路において
も、他の発振回路と同様に、電源投入後から定常状態に
至るまである程度の起動時間がかかる。
【0007】例えば、図5に示される従来例のコルピッ
ツ型水晶発振器において、電源電圧VCC、発振トランジ
スタQ1のエミッタ接地電流増幅率β、コレクタバイア
ス電流IC1を、夫々、VCC=3V、β=180、IC1
0.3mAとすると、起動特性は、図6に示されるよう
なものとなる。
【0008】ここで、例えば、定常状態での発振レベル
const の90%に発振レベルVOS C の値が達したとき
の電源投入後からの時間を起動時間TSと定義すると、
図6を参照して、起動時間TSは、約5.5msecか
かっていることが分かる。
【0009】従来、このような起動時間TSを短縮する
ための手段としては、発振トランジスタQ1のコレクタ
バイアス電流IC1を大きな値に設定すれば良いことが知
られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、上述
した水晶発振器等の発振器は、例えばデジタル携帯電話
機などの電池駆動の移動体無線機に対して基準クロック
として搭載されている。また、このような移動体無線機
においては、一般的に、移動体無線機を構成する回路を
間欠的に動作させることによって、消費電流の低減が図
られている。従って、当然のことながら、発振器を構成
する回路においても間欠動作が行われることになるた
め、発振器にも素早い起動特性が要求されるようになっ
ている。
【0011】しかしながら、発振器の起動特性を上げる
ためには、前述の通り、発振トランジスタQ1のコレク
タバイアス電流IC1を大きな値に設定しなければならな
い。また、このように、発振トランジスタQ1のコレク
タバイアス電流IC1を大きな値に設定するということ
は、消費電流を増大させることであり、電池寿命を短く
することになる。
【0012】従って、例えば従来構成の水晶発振器を電
池駆動の移動体無線機に搭載するような場合、消費電流
の低減と、発振回路の素早い起動特性とは、二律背反の
関係にあるといった問題を有していた。
【0013】そこで、本発明の目的は、間欠動作が行わ
れる際にも、消費電流の増大を抑えたまま、素早い起動
特性を有する発振器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決すべく、発振回路の出力する発振レベルが所定の
レベルに達するまでの間だけ、発振トランジスタのコレ
クタバイアス電流を増加させ、所定のレベルに達した後
は、コレクタバイアス電流を定常発振状態の電流値に低
下させるといった手段を提供する。
【0015】具体的には、本発明により、以下に示すよ
うな構成を備える発振器を得ることができる。
【0016】即ち、本発明によれば、発振トランジスタ
に対して、定常発振状態時に所定の値のコレクタバイア
ス電流を供給するようにして構成された発振回路と、該
発振回路の出力である発振レベルを監視して、該発振レ
ベルが所定のレベル未満の間、前記発振回路の発振トラ
ンジスタの前記コレクタバイアス電流を前記所定の値よ
り増加させるために、制御信号を出力するための発振レ
ベル監視回路と、該発振レベル監視回路の出力する前記
制御信号に従って、前記コレクタバイアス電流を増加さ
せるためにブースト電流を出力するためのバイアス電流
ブースト回路とを備えたことを特徴とする発振器が得ら
れる。
【0017】この発振器において、前記発振トランジス
タのコレクタバイアス電流を増加させる為には、ブース
ト電流を発振トランジスタのベースに直接入力する手段
と、ブースト電流に対応して前記発振トランジスタのエ
ミッタから第2のブースト電流を引き込む手段との、大
きく分けて2つの手段が挙げられる。
【0018】即ち、本発明によれば、上記発振器におい
て、前記バイアス電流ブースト回路は、前記制御信号に
従って、前記発振トランジスタのベースに前記ブースト
電流を供給することにより、前記コレクタバイアス電流
を増加させることを特徴とする発振器が得られる。
【0019】また、本発明によれば、上記発振器におい
て、前記ブースト電流を受けて、第2のブースト電流を
生成するための第2ブースト電流生成用トランジスタを
更に備えており、該第2ブースト電流生成用トランジス
タのベースは、前記バイアス電流ブースト回路に接続さ
れており、該第2ブースト電流生成用トランジスタのコ
レクタは、前記発振トランジスタのエミッタに接続され
ており、前記バイアス電流ブースト回路は、前記制御信
号に従って、前記第2ブースト電流生成用トランジスタ
のベースに前記ブースト電流を供給することにより、前
記発振トランジスタのエミッタから前記第2ブースト電
流生成用トランジスタのコレクタに第2のブースト電流
を引き込み、前記発振トランジスタの前記コレクタバイ
アス電流を増加させることを特徴とする発振器が得られ
る。
【0020】更に、本発明によれば、前記いずれかの発
振器において、前記発振レベル監視回路は、前記発振回
路の出力を受けて、前記発振レベルに比例した直流電圧
を出力するための交流−直流変換回路と、前記発振レベ
ルが前記所定のレベルに至った場合の該発振レベルに比
例した直流電圧と同じ電圧値を有する基準電圧を設定す
るための基準電圧設定回路と前記交流−直流変換回路の
出力する前記直流電圧と、前記基準電圧とを比較して、
前記直流電圧が前記基準電圧よりも低い場合に、前記バ
イアス電流ブースト回路に対して、前記制御信号を出力
するための比較回路とを備えることを特徴とする発振器
が得られる。
【0021】更に、本発明によれば、該発振器におい
て、前記発振レベル監視回路は、前記比較回路の出力す
る前記制御信号をみて、前記発振回路に電源を投入した
後に最初に前記直流電圧が前記基準電圧以上となった場
合に、前記基準電圧設定回路に前記基準電圧を所定の電
圧値だけ下げさせるためのヒステリシス発生回路を更に
備えることを特徴とする発振器が得られる。
【0022】以上挙げた発振器において、発振回路の例
としては、例えばコルピッツ型水晶発振器が挙げられ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0024】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態の発振器は、図1に示されるような構成を備えて
いる。
【0025】即ち、本実施の形態の発振器は、発振回路
1と、発振レベル監視回路2と、バイアス電流ブースト
回路3とを備えている。
【0026】発振回路1は、発振トランジスタQ1を備
えるものであり、本実施の形態においては、基本的なコ
ルピッツ型水晶発振回路の回路構成を有するものであ
る。
【0027】発振レベル監視回路2は、発振回路1にカ
ップリングコンデンサを介して接続されており、発振回
路1の出力である発振レベルを監視して、該発振レベル
が所定のレベルに達しない間、発振トランジスタQ1の
コレクタバイアス電流を増加させる為に、バイアス電流
ブースト回路3へ制御信号を出力するものである。
【0028】更に、詳しくは、発振レベル監視回路2
は、AC−DC変換回路21と、基準電圧設定回路22
と、コンパレータ回路23と、ヒステリシス発生回路2
4とを備えている。
【0029】AC−DC変換回路21は、AC信号であ
る発振回路1の出力を受けて、発振レベルに比例した直
流電圧信号(DC信号)に変換するものである。
【0030】基準電圧設定回路22は、発振回路1の発
振レベルが所定のレベル(例えば、定常発振状態の発振
レベル、又は定常発振状態の発振レベルの90%のレベ
ル等)に至った場合の該発振レベルに比例したDC信号
電圧と等しい電圧値を有する電圧を初期の基準電圧とし
て設定するものである。また、本実施の形態において、
基準電圧設定回路22は、後述する様に、ヒステリシス
発生回路24からの信号に従って、初期の基準電圧から
所定の電圧値だけ下げた電圧を基準電圧に設定すること
ができる機能を備えている。
【0031】コンパレータ23は、AC−DC変換回路
21の出力するDC信号の電圧値と、基準電圧設定回路
22の設定した基準電圧とを比較して、DC信号の電圧
値が基準電圧の電圧値よりも低い場合に、バイアス電流
ブースト回路3に対して制御信号を出力するものであ
る。
【0032】ヒステリシス発生回路24は、コンパレー
タ23の出力する制御信号をみて、発振回路1に電源を
投入した後、最初にDC信号の電圧値が初期の基準電圧
の電圧値以上となった場合に、それ以降、初期の基準電
圧の電圧値から所定の電圧値だけ下げた電圧値を有する
電圧を基準電圧として基準電圧設定回路22に設定させ
るものである。
【0033】バイアス電流ブースト回路3は、発振レベ
ル監視回路2の出力する制御信号に従って、発振トラン
ジスタQ1のコレクタバイアス電流を増加させる為にブ
ースト電流IBoost を出力するものであり、本実施の形
態においては、ブースト電流IBoost を発振トランジス
タQ1のベースに注入することにより、コレクタバイア
ス電流を増加させるものである。
【0034】このような構成を備える本実施の形態の発
振器において、一例として、電源電圧VCC、発振トラン
ジスタQ1のエミッタ接地電流増幅率β、コレクタバイ
アス電流IC1を、夫々、従来例と同様、VCC=3V、β
=180、IC1=0.3mAとすると起動特性は、図3
に示されるようなものとなる。
【0035】ここで、例えば、起動時間TSを、従来技
術と同様に、定常発振状態での発振レベルVconst の9
0%に発振レベルVOSC の値が達した時の電源投入後か
らの時間と定義すると、図3を参照して、起動時間TS
は、約2.2msecである。即ち、本実施の形態の発
振器においては、起動時間TSが従来例と比較して約
3.3msecも、即ち1/2以下に、短縮されてい
る。
【0036】以上説明してきたように、本実施の形態の
発振器は、発振回路1の出力が所定のレベルに達するま
での間、コレクタバイアス電流を増加させることによ
り、起動時間を短縮することができると共に、発振回路
1の出力が所定のレベルに達した後は、コレクタ電流を
通常の電流値の電流に戻すことにより、低消費電力の犠
牲を最小限に抑えることができるものである。
【0037】また、本実施の形態の発振器は、発振レベ
ル監視回路2にヒステリシス発生回路24を備えている
ため、電源投入直後から最初に定常発振状態に至るまで
は初期の基準電圧を用いて制御すると共に、最初に定常
発振状態に至った後は、所定の電圧値だけ下げられた基
準電圧を用いて制御することができるものである。従っ
て、本実施の形態の発振器においては、発振回路1が最
初に定常発振状態に至った後で発振出力レベルが多少上
下した様な場合に、バイアス電流ブースト回路3が動作
してしまうなどして発振動作が不安定になるという事態
を回避することができる。
【0038】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、第1の実施の形態の変形であり、図4に示さ
れるような構成を備えている。尚、図4において、図1
と同様の動作をするものには、同じ参照符号を付してあ
る。
【0039】本実施の形態の発振器は、発振回路1と、
発振レベル監視回路2と、バイアス電流ブースト回路3
と、第2ブースト電流生成部4とを備えている。
【0040】第2ブースト電流生成部4は、第2のブー
スト電流I´Boost を生成する為の第2ブースト電流生
成用トランジスタQ2と、第2ブースト電流生成用トラ
ンジスタQ2のエミッタに接続されたエミッタ抵抗RE
とを備えている。第2ブースト電流生成用トランジスタ
Q2は、そのベースをバイアス電流ブースト回路3に接
続されており、そのコレクタを発振トランジスタQ1の
エミッタに接続されている。
【0041】このような構成を備えた本実施の形態の発
振器においては、発振レベル監視回路2の出力する制御
信号に従って、バイアス電流ブースト回路3から第2ブ
ースト電流生成用トランジスタQ2のベースにブースト
電流IBoost が入力されると、第2ブースト電流生成用
トランジスタQ2がオンして、発振トランジスタQ1の
エミッタから第2ブースト電流生成用トランジスタQ2
に対して第2のブースト電流I´Boost を引き込み、発
振トランジスタQ1のコレクタバイアス電流を増加させ
ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の発振
器においては、発振回路の発振レベルが所定のレベルに
達するまでの間のみ、発振トランジスタのコレクタバイ
アス電流を増加させ、所定のレベルに達した後は、コレ
クタバイアス電流を定常発振状態の電流値に低下させる
ことができるため、発振器の起動時間を短縮することが
できると共に、低消費電力を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の発振器の構成を示
す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の発振レベル監視回
路の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の起動特性を示す図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の発振器の構成を示
す図である。
【図5】従来の基本的なコルピッツ型水晶発振回路の構
成を示す図である。
【図6】従来のコルピッツ型水晶発振回路の起動特性を
示す図である。
【符号の説明】
1 発振回路 Q1 発振トランジスタ 2 発振レベル監視回路 21 AC−DC変換回路 22 基準電圧設定回路 23 コンパレータ回路 24 ヒステリシス発生回路 3 バイアス電流ブースト回路 4 第2ブースト電流生成部 Q2 第2ブースト電流生成用トランジスタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振トランジスタに対して、定常発振状
    態時に所定の値のコレクタバイアス電流を供給するよう
    にして構成された発振回路と、 該発振回路の出力である発振レベルを監視して、該発振
    レベルが所定のレベル未満の間、前記発振回路の発振ト
    ランジスタの前記コレクタバイアス電流を前記所定の値
    より増加させるために、制御信号を出力するための発振
    レベル監視回路と、 該発振レベル監視回路の出力する前記制御信号に従っ
    て、前記コレクタバイアス電流を増加させるためにブー
    スト電流を出力するためのバイアス電流ブースト回路と
    を備えたことを特徴とする発振器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発振器において、 前記バイアス電流ブースト回路は、前記制御信号に従っ
    て、前記発振トランジスタのベースに前記ブースト電流
    を供給することにより、前記コレクタバイアス電流を増
    加させることを特徴とする発振器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の発振器において、 前記ブースト電流を受けて、第2のブースト電流を生成
    するための第2ブースト電流生成用トランジスタを更に
    備えており、 該第2ブースト電流生成用トランジスタのベースは、前
    記バイアス電流ブースト回路に接続されており、 該第2ブースト電流生成用トランジスタのコレクタは、
    前記発振トランジスタのエミッタに接続されており、 前記バイアス電流ブースト回路は、前記制御信号に従っ
    て、前記第2ブースト電流生成用トランジスタのベース
    に前記ブースト電流を供給することにより、前記発振ト
    ランジスタのエミッタから前記第2ブースト電流生成用
    トランジスタのコレクタに第2のブースト電流を引き込
    み、前記発振トランジスタの前記コレクタバイアス電流
    を増加させることを特徴とする発振器。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の発振器において、 前記発振レベル監視回路は、 前記発振回路の出力を受けて、前記発振レベルに比例し
    た直流電圧を出力するための交流−直流変換回路と、 前記発振レベルが前記所定のレベルに至った場合の該発
    振レベルに比例した直流電圧と同じ電圧値を有する基準
    電圧を設定するための基準電圧設定回路と、 前記交流−直流変換回路の出力する前記直流電圧と、前
    記基準電圧とを比較して、前記直流電圧が前記基準電圧
    よりも低い場合に、前記バイアス電流ブースト回路に対
    して、前記制御信号を出力するための比較回路とを備え
    ることを特徴とする発振器。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の発振器において、 前記発振レベル監視回路は、 前記比較回路の出力する前記制御信号をみて、前記発振
    回路に電源を投入した後に最初に前記直流電圧が前記基
    準電圧以上となった場合に、前記基準電圧設定回路に前
    記基準電圧を所定の電圧値だけ下げさせるためのヒステ
    リシス発生回路を更に備えることを特徴とする発振器。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の発振器において、 前記発振回路は、コルピッツ型発振回路であることを特
    徴とする発振器。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の発振器において、 前記発振回路は、水晶振動子を有する水晶発振回路であ
    ることを特徴とする発振器。
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