JPH1074811A - 半導体装置の評価方法 - Google Patents

半導体装置の評価方法

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JPH1074811A
JPH1074811A JP23208696A JP23208696A JPH1074811A JP H1074811 A JPH1074811 A JP H1074811A JP 23208696 A JP23208696 A JP 23208696A JP 23208696 A JP23208696 A JP 23208696A JP H1074811 A JPH1074811 A JP H1074811A
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JP
Japan
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layer
mask
semiconductor device
semiconductor
alignment
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Application number
JP23208696A
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English (en)
Inventor
Yoko Toyama
陽子 遠山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造工程のマスク合わせずれを電気的
に評価可能にすること。 【解決手段】 ウエハのチップ製造範囲外に検査用IC
を形成する。シリコン基板10に第1のマスクを用いて
拡散層11を格子状に形成し、第1層とする。次に層間
絶縁膜14を全面に形成した後、第2のマスクを用いて
コンタクト部12を形成する。更に第3のマスクを用い
てAlの配線層13を形成する。第1〜3のマスクの位
置合わせが規定範囲内なら、配線層13と拡散層11と
は絶縁され、規定範囲外なら導通する。こうしてデバイ
スとして完成した状態で、電気的特性を用いてマスク合
わせの精度を確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスク合わせを中
心とする半導体装置の評価方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体プロセスの微細化に伴い、
マスク工程における合わせ精度が厳しく要求されてい
る。従来はフォトリソ工程において光学的手法による管
理を行ってきたが、今後は最終工程での電気的評価方法
が併せて必要となる。
【0003】以下、図面を参照しながら、上記した従来
の光学的手法によるマスク合わせのずれの評価方法の一
例について説明する。図3は従来の光学的手法によるマ
スク合わせずれ検出方法を示すマスクパターン図であ
る。本図において、基準マスク1は合わせの基準となる
ある特定の層(第1層)のマスクである。基準マスク1
は基準位置となるマスクであり、他のものよりやや長い
マスク1aと、その上下(又は左右)に等間隔に設けら
れたマスク1b1 ,1b2 ・・・,1c1 ,1c2 ・・
・とからなる。また合わせマスク2は第2層に対するマ
スクであり、そのマスク長さは基準マスク1より短く、
配列間隔は基準マスク1よりやや大きく設定している。
また合わせマスク3は第3層に対するマスクであり、そ
のマスクの配列間隔は合わせマスク2と同一になるよう
に設定している。このように半導体を形成する層の数だ
け合わせマスクが用いられる。
【0004】以上のような検査用マスクが半導体ウエハ
のx軸及びy軸に沿って複数組設けられている。そのパ
ターン位置は多数の半導体回路が形成される基板以外の
部分で、例えばウエハのスクライブラインとなる位置に
設けられる。
【0005】以上のように構成された検査用マスクを用
いてマスク合わせずれを検出する方法について説明す
る。図4(a)に示すようにまず等間隔の基準マスク1
を第1層に対して配置する。この場合、マスク1aが基
準位置を示すものとする。これに対してハッチングで示
す合わせマスク2を第2層にセットする。合わせマスク
2の1つを照準マスク2aとするとき、この照準マスク
2aが基準マスク1のマスク1aに合致した状態で、こ
れに続くマスク2b1 ,2c1 をマスク1b1 ,1c1
の外側に例えば0.1 ミクロンずらせ、そしてその次のマ
スク2b2 ,2c2 をマスク1b2 ,1c2 に対し夫々
0.2 ミクロンずらす。
【0006】このような配列間隔を有する合わせマスク
2を用い、半導体プロセスを経てエウハを加工すると、
各層の合わせマスクが合致している場合は図4(b)の
ようになり、例えばある層の合わせマスクが照準位置で
−y方向に0.1 ミクロンずれた場合は図4(c)のよう
になる。このように基準マスク1aに対して合わせマス
クの何番目のマスク2am 又は2cn が一致しているか
を判別することにより、そのずれ方向とずれ量とを検出
することができる。このような検査をウエハの縦方向
(y軸方向)と横方向(x軸方向)の両方で行うと、2
次元的なずれデータが得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな方法では、実際にフォトリソ工程の途中で合わせず
れ量がどの程度あったかを検出することはできるが、そ
れが全拡散工程を通り、デバイスとして完成した状態
で、特性不良につながるか否かを判断することはできな
かった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、最終工程である電気特性評価
工程において、マスク合わせずれがデバイス特性に影響
するレベルであるか否かを電気的に評価可能な半導体装
置の評価手法を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ための本願の請求項1記載の発明は、半導体装置製造に
おけるフォトリソ工程のマスクの合わせずれを、デバイ
スとして完成した状態で電気的に評価することを特徴と
するものである。
【0010】また本願の請求項2記載の発明は、半導体
装置製造におけるフォトリソ工程のマスクの合わせずれ
を、デバイスとして完成した状態で電気的に評価する半
導体装置の評価方法であって、半導体ウエハの一部の領
域に検査用ICを形成するに際し、前記ウエハの厚み方
向に互いに隣接する層を第k層、第k+1層とすると
き、前記第k層に一定幅を有する拡散層を格子間隔pで
格子状に設け、前記第k+1層に層間絶縁膜を形成し、
前記第k+1層の層間絶縁膜の一部を除去し、前記間隔
pで前記拡散層と異なる位置にコンタクトホールを複数
箇所に形成し、前記層間絶縁膜の表面と前記コンタクト
ホールに導体を成膜して導体層を形成し、前記第k層の
拡散層と前記第k+1層の導体層との電気抵抗値の値に
基づき、第k層と第k+1層に用いるマスクパターンの
位置精度を判定することを特徴とするものである。
【0011】また本願の請求項3記載の発明では、前記
検査用ICは、前記半導体ウエハに複数のICがフォト
リソ工程を含む半導体プロセスで形成されるとき、前記
ICの形成領域と異なる領域で形成され、且つ前記IC
と同一の半導体プロセスで形成されるプロセス評価モジ
ュールであることを特徴とするものである。
【0012】このような方法によれば、同一半導体ウエ
ハに多数のICを形成するとき、これと同時に検査用I
Cが他の部分に形成される。従って半導体ウエハの製造
最終工程で検査用ICの電気特性を調べることにより、
IC製造に用いた重要な工程のマスクの位置合わせ精度
を的確に評価できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態における半導
体装置の評価手法について、図面を参照しながら説明す
る。図1は本実施の形態における半導体装置の評価手法
に用いる検査用IC(半導体装置評価モジュール)の平
面図であり、図2はその断面図である。1枚のウエハに
多数の半導体装置(IC)をマトリックス状に形成する
が、各行及び列方向に配列されたICの間隙には、IC
チップを切り出すためのスクライブラインが設けられ
る。このスクライブラインに本来のICと同一のプロセ
スを用いて検査用ICを形成する。
【0014】この検査用ICの構造について説明する。
図1(a)及び図2(a)に示すように、シリコン基板
10に拡散層11を第1のマスクを用いて格子状に形成
する。シリコン基板10がp型の場合、拡散層11をN
+の拡散層とする。このように形成された層を第1層と
する。そして第1層の上に第2層として層間絶縁膜14
を全面に形成し、更に第3層としてコンタクト部12
(コンタクトホール)と配線層13とを形成する。コン
タクト部12は層間絶縁膜14の一部を第2のマスクを
用いてマトリックス状に除去することにより、配線層1
3の素材であるアルミニウム(Al)をシリコン基板に
接続するための孔である。配線層13は第3のマスクを
用いることにより図1(a)に示すようにx軸又はy軸
方向に沿って層間絶縁膜14を介して複数の拡散層11
を覆うような矩形の層である。以上の層間絶縁膜14を
第2層とし、Alの配線層13を第3層とする。
【0015】以上のように構成された検査用ICを用い
て半導体装置を評価する手法について説明する。図1
(a)及び図2(a)はN+拡散層11に対するコンタ
クト部12のマスク合わせが規格の範囲内で行われた場
合を示す。この場合、N+拡散層11とAlの配線層1
3は導通しない。従って第1層〜第3層のマスク合わせ
は良しと判定される。
【0016】一方、図1(b)及び図2(b)はN+拡
散層11に対するコンタクト部12のマスク合わせが規
格の範囲外で行われた場合を示す。この場合、N+拡散
層11とAlの配線層13とは導通する。以上のように
本実施の形態によれば、N+拡散層11を形成する第1
のマスクと、コンタクトホールを形成いる第2のマスク
の合わせずれを、拡散層11と配線層13の導通の有無
により判定することができる。
【0017】本実施の形態の効果を従来例と比較すると
表1のようになる。
【表1】 尚、本実施の形態では半導体プロセスに用いる第1のマ
スク〜第3のマスクの位置合わせについては、従来例で
説明した光学的方法を使用するものとする。また本実施
の形態において、第1層はN+拡散層、第2層はコンタ
クトホールをあける層間絶縁膜、第3層はAl配線層と
したが、第1層をP+拡散層、第2層をコンタクトホー
ルをあける層間絶縁膜、第3層をAl配線層としてもよ
い。更に、第1層を第1Al配線層、第2層をバイアホ
ールをあける層間絶縁膜、第3層を第2Al配線層とし
てもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マスク合
わせ専用の評価モジュールを検査用ICとしてウエハの
一部に設けることにより、マスク合わせずれのデバイス
への影響を電気的に評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における半導体評価モジュ
ールの構造を示す平面図である。
【図2】本実施の形態例における半導体評価モジュール
の構造を示す断面図である。
【図3】従来の光学的手法によるマスク合わせずれの検
出方法に用いるマスクパターンである。
【図4】従来の光学的手法によるマスク合わせずれの検
出方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1, 基準マスク 1a,1b1 ,1b2 ,1c1 ,1c2 マスク 2,2b1 ,2b2 ,2c1 ,2c2 ,3 合わせマス
ク 2a 照準マスク 10 シリコン基板 11 拡散層 12 コンタクト部 13 配線層 14 層間絶縁膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置製造におけるフォトリソ工程
    のマスクの合わせずれを、デバイスとして完成した状態
    で電気的に評価することを特徴とする半導体装置の評価
    方法。
  2. 【請求項2】 半導体装置製造におけるフォトリソ工程
    のマスクの合わせずれを、デバイスとして完成した状態
    で電気的に評価する半導体装置の評価方法であって、 半導体ウエハの一部の領域に検査用ICを形成するに際
    し、前記ウエハの厚み方向に互いに隣接する層を第k
    層、第k+1層とするとき、前記第k層に一定幅を有す
    る拡散層を格子間隔pで格子状に設け、 前記第k+1層に層間絶縁膜を形成し、 前記第k+1層の層間絶縁膜の一部を除去し、前記間隔
    pで前記拡散層と異なる位置にコンタクトホールを複数
    箇所に形成し、 前記層間絶縁膜の表面と前記コンタクトホールに導体を
    成膜して導体層を形成し、 前記第k層の拡散層と前記第k+1層の導体層との電気
    抵抗値の値に基づき、 第k層と第k+1層に用いるマスクパターンの位置精度
    を判定することを特徴とする半導体装置の評価方法。
  3. 【請求項3】 前記検査用ICは、 前記半導体ウエハに複数のICがフォトリソ工程を含む
    半導体プロセスで形成されるとき、前記ICの形成領域
    と異なる領域で形成され、且つ前記ICと同一の半導体
    プロセスで形成されるプロセス評価モジュールであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置の評価
    方法。
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