JPH1074392A - 半導体記憶装置及びデータ処理装置 - Google Patents

半導体記憶装置及びデータ処理装置

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JPH1074392A
JPH1074392A JP8229807A JP22980796A JPH1074392A JP H1074392 A JPH1074392 A JP H1074392A JP 8229807 A JP8229807 A JP 8229807A JP 22980796 A JP22980796 A JP 22980796A JP H1074392 A JPH1074392 A JP H1074392A
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JP
Japan
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complementary
complementary common
circuit
common line
memory
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Withdrawn
Application number
JP8229807A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Matsumoto
美紀 松本
Tsuratoki Ooishi
貫時 大石
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レイアウト面積を大幅に増大させること無
く、ライト時間短縮を図るための技術を提供することに
ある。 【解決手段】 書込みデータに応じて、所定のプリチャ
ージレベル状態から電荷を引抜くための電荷引抜き回路
(51,52)を第1相補コモン線(COM1,COM
1*、及びCOM2,COM2*)毎に設けることで、
電荷引抜き回路50の負荷軽減を図り、それにより、書
込みデータに応じたコモン線電荷引抜きの高速化を図
る。また、書込みデータに応じて、所定のプリチャージ
レベル状態に維持するためのプルアップ回路(60)を
第2相補コモン線(DB,DB*)に設けるとこで、構
成素子数の低減を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置、
さらにはそれにおけるライト系の改良技術に関し、例え
ばシンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・
メモリ(「SDRAM」と略記する)に適用して有効な
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の一例とされるDRAM
(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)は、昭
和59年11月30日に株式会社オーム社から発行され
た「LSIハンドブック(第486頁〜)」にも記載さ
れているように、アドレスバッファ、デコーダ、センス
増幅器などの周辺回路には内部クロックに同期動作する
ダイナミック型の回路が用いられる。DRAMでは、1
〜3相の外部クロックが必要とされ、これらのクロック
に基づいて内部クロックを発生させて内部回路の動作制
御が行われる。そのようなDRAMにおいては、ランダ
ムアクセスが主体であり、アクセス毎にロウアドレス、
カラムアドレスの読み込みを順次行うことにより、メモ
リセルが選択される。
【0003】通常のDRAMはシステムに搭載された状
態で、システムクロックに非同期で、リードライト動作
が行われるが、それに対して、システムクロックに同期
して動作される半導体記憶装置として、SDRAMがあ
る。このSDRAMは、システムクロックに同期してデ
ータ、アドレス、制御信号を入出力できるため、DRA
M(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)と同
様の大容量メモリをSRAM(スタティック・ランダム
・アクセス・メモリ)に匹敵する高速動作させることが
可能であり、また、選択された1本のワード線に対して
幾つのデータをアクセスするかをバースト長によって指
定し、内蔵カラムアドレスカウンタで順次カラム系の選
択状態を切換えていって複数個のデータを連続的にリー
ド又はライトすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】メモリセルアレイのマ
ット分割数の増加とともに、ライトバッファの構成及び
配置が重要となる。
【0005】マット分割された半導体記憶装置において
ライト時間を短縮するには、メモリマット毎に専用のラ
イトバッファを配置し、この専用のライトバッファによ
り、対応するメモリマットへのデータ書込みを行うのが
望ましい。しかしながら、メモリマット毎にライトバッ
ファを配置する方式では、マット分割数が多い場合には
その分ライトバッファの数が増えてしまうためにレイア
ウト面積が増加してしまう。これは半導体チップのサイ
ズ縮小を阻害する原因の一つとされる。
【0006】それに対して、複数のメモリマット間で単
一のライトバッファを共有する方式がある。この方式で
は、ライトバッファをメモリマット毎に配置する場合に
比べてライトバッファの数が大幅に低減されることから
レイアウト面積の点で非常に有利となる。しかし、その
場合には単一のライトバッファの負荷が非常に大きくな
ってしまうために、ライト時間がどうしても長くなって
しまう。
【0007】本発明の目的は、マット分割数が多い場合
でもレイアウト面積を大幅に増大させること無く、ライ
ト時間短縮を図るための技術を提供することにある。
【0008】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0010】すなわち、それぞれ複数の相補ビット線を
含む複数のメモリマット(MAT1,MAT2)と、こ
のメモリマットに対応して配置された第1相補コモン線
(COM1,COM1*、及びCOM2,COM2*)
と、上記複数の相補ビット線を、対応する第1相補コモ
ン線に選択的に結合可能な第1選択回路(11,12、
及び13,14)と、上記複数の第1相補コモン線によ
って共有される第2相補コモン線(DB,DB*)と、
上記第1相補コモン線をマット選択信号に基づいて選択
的に上記第2相補コモン線に結合可能な第2選択回路
(20,21、及び27,28)とを有して半導体記憶
装置(32)が構成されるとき、書込みデータに応じ
て、所定のプリチャージレベル状態から電荷を引抜くた
めの電荷引抜き回路(51,52)を上記第1相補コモ
ン線毎に配置し、書込みデータに応じて、所定のプリチ
ャージレベル状態に維持するためのプルアップ回路(6
0)を上記第2相補コモン線に配置する。
【0011】メモリの書込み動作の速度は、コモン線の
電荷引抜き速度で決定され、コモン線の電荷引抜きが速
いほど高速に書込むことができるから、書込みデータに
応じて、所定のプリチャージレベル状態から電荷を引抜
くための電荷引抜き回路を上記第1相補コモン線毎に設
けることで、この電荷引抜き回路の負荷軽減を図り、そ
れにより、書込みデータに応じたコモン線電荷引抜きの
高速化を達成する。この場合、コモン線のプリチャージ
回路を複数のメモリマット間で共有してもメモリの書込
み動作にはあまり影響しないので、複数のメモリマット
間で共有することとしてレイアウト面積の増大を抑え
る。
【0012】このとき、マット選択信号と書込みデータ
との論理積を得て、上記電荷引抜き回路の動作制御信号
を形成するための論理ゲート(15,16、及び22,
23)を、上記電荷引抜き回路に対応して配置すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図4には本発明にかかるデータ処
理装置の一例であるコンピュータシステムが示される。
【0014】このコンピュータシステムは、システムバ
スBUSを介して、CPU(中央処理装置)31、SD
RAM32、SRAM33、ROM(リード・オンリ・
メモリ)34、周辺装置制御部35、表示制御部36な
どが、互いに信号のやり取り可能に結合され、予め定め
られたプログラムに従って所定のデータ処理を行う。上
記CPU31は、本システムの論理的中核とされ、主と
して、アドレス指定、情報の読み出しと書き込み、デー
タの演算、命令のシーケンス、割り込の受付け、記憶装
置と入出力装置との情報交換の起動等の機能を有し、演
算制御部や、バス制御部、メモリアクセス制御部などか
ら構成される。上記SDRAM32や、SRAM33、
及びROM34は内部記憶装置として位置付けられてい
る。SDRAM32は、CPU30での計算や制御にお
ける作業領域として利用される。SRAM33はキャッ
シュメモリなどとして機能する。ROM34には読出し
専用のプログラムが格納される。周辺装置制御部35に
よって、ハードディスクなどの外部憶装置38の動作制
御や、キーボード39などからの情報入力制御が行われ
る。また、上記表示制御部36によってCRTディスプ
レイ40への情報表示制御が行われる。この表示制御部
36には描画処理のための半導体チップや画像メモリな
どが含まれる。
【0015】図2には上記SDRAM32の構成例が示
される。
【0016】同図に示されるSDRAM32は、特に制
限されないが、公知の半導体集積回路製造技術によって
単結晶シリコン基板のような一つの半導体基板に形成さ
れる。このSDRAM32は、メモリバンクAを構成す
るメモリアレイ200AとメモリバンクBを構成するメ
モリアレイ200Bを備える。それぞれのメモリアレイ
200A,200Bは、マトリクス配置されたダイナミ
ック型のメモリセルを備え、同一列に配置されたメモリ
セルの選択端子は列毎のワード線(図示せず)に結合さ
れ、同一行に配置されたメモリセルのデータ入出力端子
は行毎に相補ビット線(図示せず)に結合される。
【0017】上記メモリアレイ200Aの図示しないワ
ード線は、ロウデコーダ201Aによるロウアドレス信
号のデコード結果に従って1本が選択レベルに駆動され
る。メモリアレイ200Aの図示しない相補ビット線
は、センスアンプ及びカラム選択回路202Aに結合さ
れる。センスアンプ及びカラム選択回路202Aにおけ
るセンスアンプは、メモリセルからのデータ読み出しに
よってそれぞれの相補ビット線に現れる微小電位差を検
出して増幅する増幅回路である。それにおけるカラム選
択回路は、相補ビット線を各別に選択して相補共通デー
タ線204に導通させるためのスイッチ回路である。カ
ラム選択回路はカラムデコーダ203Aによるカラムア
ドレス信号のデコード結果に従って選択動作される。メ
モリアレイ200B側にも同様にロウデコーダ201
B,センスアンプ及びカラム選択回路202B,カラム
デコーダ203Bが設けられる。上記相補共通データ線
204は入力バッファ210の出力端子及び出力バッフ
ァ211の入力端子に接続される。入力バッファ210
の入力端子及び出力バッファ211の出力端子は16ビ
ットのデータ入出力端子I/O0〜I/O15に接続さ
れる。
【0018】アドレス入力端子A0〜A11から供給さ
れるロウアドレス信号とカラムアドレス信号はカラムア
ドレスバッファ205とロウアドレスバッファ206に
アドレスマルチプレクス形式で取り込まれる。カラムア
ドレスバッファ205の出力はカラムアドレスカウンタ
207のプリセットデータとして供給され、カラムアド
レスカウンタ207は、動作モードに応じて、上記プリ
セットデータとしてのカラムアドレス信号、又はそのカ
ラムアドレス信号を初期値として順次インクリメントし
た値を、カラムデコーダ203A,203Bに向けて出
力する。
【0019】メモリアレイ200A,200Bがダイナ
ミック型メモリセルを含んでおり、記憶状態の維持のた
めに所定時間間隔でリフレッシュ動作を行う必要がある
ため、そのようなリフレッシュ動作のためにリフレッシ
ュ用アドレスを生成可能なリフレッシュカウンタ208
が設けられている。
【0020】コントローラ212は、特に制限されない
が、クロック信号CLK、クロックイネーブル信号CK
E、チップセレクト信号CS*(*はローアクティブ又
は信号反転を示す)、カラムアドレスストローブ信号C
AS*、ロウアドレスストローブ信号RAS*、及びラ
イトイネーブル信号WE*などの外部制御信号の組合わ
せによって与えられるコマンドをデコードすることによ
り動作モード信号を生成するためのコマンドデコード回
路や、内部タイミング信号を形成するタイミング制御回
路、及び動作モード情報やテストモード情報の保持のた
めのモードレジスタを備える。
【0021】また、上記クロック信号CLK、クロック
イネーブル信号CKEや、チップセレクト信号CS*、
カラムアドレスストローブ信号CAS*、ロウアドレス
ストローブ信号RAS*、及びライトイネーブル信号W
E*などの外部制御信号などの各種制御信号は、CPU
31からシステムバスBUSを介して伝達される。クロ
ック信号CLKはSDRAM32のマスタクロックとさ
れ、その他の外部入力信号は当該クロック信号CLKの
立ち上がりエッジに同期して有意とされる。チップセレ
クト信号CS*はそのローレベルによってコマンド入力
サイクルの開始を指示する。チップセレクト信号がハイ
レベルのとき(チップ非選択状態)、その他の信号入力
は意味を持たない。ただし、メモリバンクの選択状態や
バースト動作などの内部動作はチップ非選択状態への変
化によって影響されない。RAS*,CAS*,WE*
の各信号は、コマンドサイクルを定義するときに有意の
信号とされる。クロックイネーブル信号CKEは次のク
ロック信号の有効性を指示する信号であり、当該信号C
KEがハイレベルであれば次のクロック信号CLKの立
ち上がりエッジが有効とされ、ローレベルのときは無効
とされる。さらに、図示はしないが読み出しモードにお
いて出力バッファ211に対するアウトプットイネーブ
ルの制御を行う外部制御信号もコントローラ212に供
給され、その信号が例えばハイレベルのときは出力バッ
ファ211は高出力インピーダンス状態にされる。
【0022】また、上記アドレス入力端子A11からの
信号入力は、上記ロウアドレスストローブ・バンクアク
ティブコマンドサイクルにおいてバンク選択信号とみな
される。すなわち、アドレス入力端子A11からの入力
信号がローレベルの時はメモリバンクAが選択され、ハ
イレベルの時はメモリバンクBが選択される。
【0023】プリチャージコマンドサイクルにおいて、
アドレス入力端子A10からの入力信号は相補ビット線
などに対するプリチャージ動作の態様を指示し、そのハ
イレベルはプリチャージの対象が双方のメモリバンクで
あることを指示し、そのローレベルは、A10で指示さ
れている一方のメモリバンクがプリチャージ対象である
ことを指示する。
【0024】上記カラムアドレス信号は、クロック信号
CLKの立ち上がりエッジに同期するリードコマンドサ
イクル又はライトコマンドサイクルにおけるA0〜A7
の論理レベルによって定義される。そして、このように
して定義されたカラムアドレスはバーストアクセスのス
タートアドレスとされる。
【0025】図3には上記コントローラ212における
モードレジスタ300の構成例が示される。
【0026】特に制限されないが、モードレジスタ30
0は、動作モードレジスタ300A、及びテストモード
レジスタ300Bを含み、モードセット信号がローレベ
ルにアサートされることによって、情報のセット(保
持)が可能とされる。特に制限されないが、動作モード
レジスタ300A、テストモードレジスタ300Bはい
ずれも12ビット構成とされる。7番目の信号A7はイ
ネーブルビットとされ、このイネーブルビットの状態に
よって、動作モードレジスタ300Aへの設定と、テス
トモードレジスタ300Bへの設定が選択される。例え
ば、チップセレクト信号CS*、ロウアドレスストロー
ブ信号RAS*、カラムアドレスストローブ信号CAS
*、ライトイネーブル信号WE*、及び信号A7の全て
がローレベルの場合、動作モードレジスタ300Aへの
設定が可能とされる。このとき、テストモードレジスタ
300Bはリセットされる。また、チップセレクト信号
CS*、ロウアドレスストローブ信号RAS*、カラム
アドレスストローブ信号CAS*、ライトイネーブル信
号WE*がローレベルとされ、信号A7がハイレベルの
場合、テストモードレジスタ300Bへの設定が可能と
される。
【0027】動作モードレジスタ300Aにおいて、特
に制限されないが、ビット0〜6までが動作モード設定
エリアとされる。動作モード設定エリアに設定される動
作モード情報としては、バースト長(BL)、バースト
タイプ(BT)、及びカラムアドレスストローブ信号C
AS*がアサートされてから何サイクル目にデータ出力
が行われるかを示すCASレイテンシ(CL)などが含
まれる。特に制限されないが、バースト長は最大8種類
とされ、バーストタイプは最大2種類とされ、CASレ
イテンシは最大8種類とされる。バースト長は、ビット
0〜2にセットされ、バーストタイプはビット3に設定
され、CASレイテンシはビット4〜6にセットされ
る。セットされた動作モード情報はタイミング制御回路
320に伝達される。このタイミング制御回路320
は、上記動作モードレジスタ300Aにセットされた動
作モード情報に基づいて、このSDRAM32の各部の
動作制御を行う。
【0028】図1には、メモリアレイ200A、センス
アンプ及びカラム選択回路202A付近の詳細な構成例
が示される。
【0029】メモリアレイ200Aは、複数のメモリマ
ットMAT1,MAT2,…を含む。複数のメモリマッ
トMAT1,MAT2,…は基本的に同一構成とされ
る。一つのメモリマットMAT1についての構成が代表
的に示されるように、複数のワード線WLと、それに交
差するように配置された複数の相補ビット線BL,BL
*と、上記ワード線と相補ビット線との交差点に配置さ
れたダイナミック型メモリセルMCと、相補ビット線B
L,BL*の信号レベルを増幅するためのセンスアンプ
SAとを含む。相補ビット線は、カラムアドレスをデコ
ードするカラムアドレスデコーダの出力信号(カラム選
択信号YS1)に基づいて動作制御されるカラム選択ス
イッチ11,12を介して第1相補コモン線COM1,
COM1*に選択的に接続されるようになっている。図
示されないが、相補ビット線BL,BL*はVcc/2
レベルにプリチャージされるようになっている。
【0030】上記第1相補コモン線COM1,COM1
*には第1相補コモン線COM1,COM1*のレベル
引抜き用nチャンネル型MOSトランジスタ18,19
から成る電荷引抜き回路51が設けられている。nチャ
ンネル型MOSトランジスタ18,19は、2入力アン
ドゲート15,16の出力信号によって動作制御され
る。2入力アンドゲート15,16の一方の入力端子に
は、メモリマットMAT1を選択するためにアドレスの
一部を利用して形成されるマットセレクト信号MS1が
入力され、他方の入力端子には相補レベルの書込みデー
タDAT,DAT*が入力される。書込みデータDA
T,DAT*は上記入力バッファ210(図2参照)を
介して外部から取込まれたものである。
【0031】また、第1相補コモン線COM1,COM
1*は、pチャンネル型MOSトランジスタ20,21
を介して第2相補コモン線DB,DB*に選択的に結合
される。上記pチャンネル型MOSトランジスタ20,
21は上記マットセレクト信号MS1をインバータ17
で反転した信号によって動作制御される。
【0032】メモリマットMAT2においても上記メモ
リマットMAT1と同様に構成され、複数の相補ビット
線がカラム選択スイッチ13,14を介して第1相補コ
モン線COM2,COM2*に選択的に接続されるよう
になっている。
【0033】上記コモンデータCOM2,COM2*に
は第1相補コモン線COM2,COM2*のレベル引抜
き用nチャンネル型MOSトランジスタ25,26から
成る電荷引抜き回路52が設けられている。nチャンネ
ル型MOSトランジスタ25,26は、2入力ナンドゲ
ート22,23の出力信号によって動作制御される。2
入力ナンドゲート22,23の一方の入力端子には、メ
モリマットMAT2を選択するためにアドレスの一部を
利用して形成されるマットセレクト信号MS2が入力さ
れ、他方の入力端子には相補レベルの書込みデータDA
T,DAT*が入力される。
【0034】また、第1相補コモン線COM2,COM
2*は、pチャンネル型MOSトランジスタ27,28
を介して第2相補コモン線DB,DB*に選択的に結合
される。上記pチャンネル型MOSトランジスタ27,
28は上記マットセレクト信号MS2をインバータ24
で反転した信号によって動作制御される。
【0035】上記第2相補コモン線DB,DB*には、
書込みデータDA,DA*に基づいて第1相補コモン線
COM1,COM1*、及び第2相補コモン線DB,D
B*を高電位側電源Vccレベルにプルアップするため
のプルアップ回路60が設けられる。このプルアップ回
路60は、第2相補コモン線DB,DB*に設けられる
が、第1相補コモン線COM1,COM1*、COM
2,COM2*など、各コモンデータ線には、そのよう
なプルアップ回路は設けられない。
【0036】上記プルアップ回路60は、第2相補コモ
ン線DB,DB*を橋絡するように、pチャンネル型M
OSトランジスタ29,30が直列接続されて成る。p
チャンネル型MOSトランジスタ29のゲート電極には
書込みデータDAT*が入力され、pチャンネル型MO
Sトランジスタ30のゲート電極には書込みデータDA
Tが入力されるようになっている。pチャンネル型MO
Sトランジスタ29,30の直列接続箇所は高電位側電
源Vccに結合される。
【0037】また、上記第2相補コモン線DB,DB*
には、メモリセルから読出され、第2相補コモン線D
B,DB*に伝達されたデータを増幅するためのメイン
アンプ(MA)31が設けられている。このメインアン
プ31の出力信号は、図2に示される出力バッファ21
1を介して外部出力される。
【0038】上記のように構成されたSDRAM32の
ライト動作を説明する。
【0039】図5には主要部の動作タイミングが示され
る。
【0040】例えばマットセレクト信号MS1がハイレ
ベルにアサートされると、インバータ17の出力論理が
ローレベルとされるので、pチャンネル型MOSトラン
ジスタ20,21がオンされて、第1相補コモン線CO
M1,COM1*が第2相補コモン線DB,DB*に選
択的に結合される。また、マットセレクト信号MS1が
ハイレベルにアサートされている期間においては、アン
ドゲート15,16を介して書込みデータDAT,DA
T*を第1相補コモン線COM1,COM1*に伝達す
ることができる。書込みデータDAT,DAT*が第1
相補コモン線COM1,COM1*に伝達され、その状
態で、生成されたカラム選択信号YS1によりカラム選
択スイッチ11,12がオンされると、上記第1相補コ
モン線COM1,COM1*の書込みデータが、上記カ
ラム選択スイッチ11,12を介して、それに対応する
相補ビット線BL,BL*へ伝達され、ワード選択に対
応するメモリセルに書込まれる。
【0041】データ書込みの場合、書込みデータDA
T,DAT*の論理状態によって第1相補コモン線CO
M1,COM1*のいずれかの電荷が低電位側電源Vs
s側に引抜かれる。例えばDATがハイレベル、DAT
*がローレベルの場合、アンドゲート15の出力論理が
ハイレベルとされてnチャンネル型MOSトランジスタ
18がオンされることで、第1相補コモン線COM1の
電荷が低電位側電源Vss側に引抜かれるが、アンドゲ
ート16の出力論理はローレベルでnチャンネル型MO
Sトランジスタ19がオフ状態とされるから、第1相補
コモン線COM1*の電荷引抜きは行われない。そし
て、DAT*がローレベルの場合には、プルアップ回路
60を形成するpチャンネル型MOSトランジスタ29
がオンされて、第2相補コモン線DB*に高電位側電源
Vccが供給される。そしてこのとき、pチャンネル型
MOSトランジスタ21がオンされているため、上記高
電位側電源Vccによるプルアップは第2相補コモン線
DB*のみならず、第1相補コモン線COM1*も同時
に行われる。
【0042】また、マットセレクト信号MS1がハイレ
ベルにアサートされた状態で、DATがローレベル、D
AT*がハイレベルの場合には、アンドゲート16の出
力論理がハイレベルとされてnチャンネル型MOSトラ
ンジスタ19がオンされることで、第1相補コモン線C
OM1*の電荷が低電位側電源Vss側に引抜かれる
が、アンドゲート15の出力論理はローレベルでnチャ
ンネル型MOSトランジスタ18がオフ状態とされるか
ら、第1相補コモン線COM1の電荷引抜きは行われな
い。そして、DATがローレベルの場合には、プルアッ
プ回路60を形成するpチャンネル型MOSトランジス
タ30がオンされて、第2相補コモン線DBに高電位側
電源Vccが供給される。そしてこのとき、pチャンネ
ル型MOSトランジスタ20がオンされているため、上
記高電位側電源Vccによるプルアップは第2相補コモ
ン線DBのみならず、第1相補コモン線COM1も同時
に行われる。
【0043】以上、マットセレクト信号MS1がハイレ
ベルにアサートされた場合について説明したが、マット
セレクト信号MS2がハイレベルにアサートされた場合
にも上記の場合と同様に動作する。
【0044】上記の例によれば、以下の作用効果を得る
ことができる。
【0045】データ書込みのためのライトバッファを、
コモン線電荷引抜きのための電荷引抜き回路51,52
と、コモン線のプリチャージのためのプリチャージ回路
60とに分割して配置することにより、マット分割数が
多い場合でもレイアウト面積を大幅に増大させること無
く、メモリセルからの読出し信号量確保やライト時間短
縮を図る。
【0046】すなわち、書込みデータに応じて、所定の
プリチャージレベル状態から電荷を引抜くための電荷引
抜き回路51,52を上記第1相補コモン線(COM
1,COM1*、及びCOM2,COM2*)毎に設け
たことにより、電荷引抜き回路を複数のメモリマット間
で共有する場合に比べて、ライト時間の短縮を図ること
ができる。これは、メモリの書込み動作の速度が、コモ
ン線の電荷引抜き速度で決定され、コモン線の電荷引抜
きが速いほど高速に書込むことができるから、書込みデ
ータに応じて、所定のプリチャージレベル状態から電荷
を引抜くための電荷引抜き回路51,52を上記第1相
補コモン線COM1,COM1*、及びCOM2,CO
M2*毎に設けることで、この電荷引抜き回路51,5
2の負荷が軽くなるためである。
【0047】そして、プルアップ回路60は、既に高電
位側電源Vccレベルにプリチャージ済みのコモン線の
プリチャージ状態を、データ書込みの際に維持するだけ
であるから、そこに流れる電流量も少なく、それがメモ
リマットの近くに配置されるか否かはメモリの書込み速
度に大きく影響しない。そのため、プルアップ回路60
については、チップ占有面積の低減を優先して第2相補
コモン線DB,DB*に設け、この複数のメモリマット
MAT1,MAT2間でプルアップ回路60を共有する
ことにより、それを第1相補コモン線毎に配置する場合
に比べて、構成素子数の低減を図ることができる。その
ように構成素子数の低減を図ることで、ライトバッファ
(51,52,60)のレイアウト面積の低減を図るこ
とができる。
【0048】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0049】例えば、第1相補コモン線(COM1,C
OM1*、及びCOM2,COM2*)の電荷を引抜く
ことで書込みを行う場合について説明したが、コモン線
を低電位側電源Vssレベルにしておき、書込みデータ
に応じてコモン線をハイレベルにチャージする方式を採
用する場合でも、本発明を適用することができる。
【0050】また、高電位側電源Vccより若干低いレ
ベルでビット線や相補コモン線をプリチャージする場合
もあり、そのような場合においても本発明を適用するこ
とができる。
【0051】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるSDR
AMに適用した場合について説明したが、本発明はそれ
に限定されるものではなく、外部クロックに非同期で動
作される通常のDRAMや各種半導体記憶装置に広くて
適用することができる。また、メモリLSIのみなら
ず、シングルチップマイクロコンピュータなどに内蔵さ
れる半導体記憶装置にも適用することができる。
【0052】本発明は、少なくとも複数のメモリマット
を備えることを条件に適用することができる。
【0053】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0054】すなわち、書込みデータに応じて、所定の
プリチャージレベル状態から電荷を引抜くための電荷引
抜き回路を上記第1相補コモン線毎に設けることで、電
荷引抜き回路の負荷軽減を図ることができ、それによ
り、書込みデータに応じたコモン線電荷引抜きを高速に
行うことができるので、ライト時間の短縮を図ることが
できる。
【0055】プルアップ回路については、チップ占有面
積の低減を優先して第2相補コモン線に設け、この複数
のメモリマット間でプルアップ回路を共有することによ
り、それを第1相補コモン線毎に配置する場合に比べ
て、構成素子数の低減を図ることができる。
【0056】それによって、マット分割数が多い場合で
もレイアウト面積を大幅に増大させること無く、ライト
時間短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるSDRAMにおける主要部の構
成例回路図である。
【図2】上記SDRAMの全体的な構成例ブロック図で
ある。
【図3】上記SDRAMにおけるモードレジスタの説明
図である。
【図4】上記SDRAMを含むコンピュータシステムの
構成例ブロック図である。
【図5】上記SDRAMの主要部動作タイミング図であ
る。
【符号の説明】
200A,200B メモリアレイ 210 入力バッファ 211 出力バッファ 202A,202B センスアンプ及びカラム選択回路 COM1,COM1* 第1相補コモン線 COM2,COM2* 第1相補コモン線 DB,DB* 第2相補コモン線 MAT1,MAT2 メモリマット 51,52 電荷引抜き回路 60 プリチャージ回路 15,16,22,23 アンドゲート 17,24 インバータ 18,19,25,26 nチャンネル型MOSトラン
ジスタ 20,21,27,28,29,30 pチャンネル型
MOSトランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数の相補ビット線を含んで成
    る複数のメモリマットと、 上記メモリマットに対応して複数配置された第1相補コ
    モン線と、 上記複数の相補ビット線を、対応する上記第1相補コモ
    ン線に選択的に結合可能な第1選択回路と、 上記複数の第1相補コモン線によって共有される第2相
    補コモン線と、 上記第1相補コモン線をマット選択信号に基づいて選択
    的に上記第2相補コモン線に結合可能な第2選択回路
    と、 書込みデータを上記メモリマットに書込むためのライト
    バッファとを有する半導体記憶装置において、 上記ライトバッファは、上記第1相補コモン線毎に設け
    られ、書込みデータに応じて所定のプリチャージレベル
    状態から電荷を引抜くための電荷引抜き回路と、 上記第2相補コモン線に設けられ、上記書込みデータに
    応じて所定のプリチャージレベル状態を維持するための
    プルアップ回路とに分割して配置されたことを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 マット選択信号と書込みデータとの論理
    積を得て、上記電荷引抜き回路の動作制御信号を形成す
    るための論理ゲートが、上記電荷引抜き回路に対応して
    配置された請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 選択的に活性化可能な複数のメモリバン
    クを有し、上記複数のメモリバンクのそれぞれが上記複
    数のメモリマットを含む請求項1又は2記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の半
    導体記憶装置と、それをアクセス可能な中央処理装置と
    を含んで成るデータ処理装置。
JP8229807A 1996-08-30 1996-08-30 半導体記憶装置及びデータ処理装置 Withdrawn JPH1074392A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG96187A1 (en) * 1999-06-25 2003-05-23 Ibm Method and apparatus for a randomizer for dvd video
US7417911B2 (en) 2004-04-28 2008-08-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor memory device having hierarchically structured data lines and precharging means

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG96187A1 (en) * 1999-06-25 2003-05-23 Ibm Method and apparatus for a randomizer for dvd video
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Effective date: 20031104