JPH1073806A - 液晶セル - Google Patents

液晶セル

Info

Publication number
JPH1073806A
JPH1073806A JP23225796A JP23225796A JPH1073806A JP H1073806 A JPH1073806 A JP H1073806A JP 23225796 A JP23225796 A JP 23225796A JP 23225796 A JP23225796 A JP 23225796A JP H1073806 A JPH1073806 A JP H1073806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
light transmittance
crystal cell
voltage
alignment film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23225796A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sato
良 佐藤
Kunitomo Aoki
邦友 青木
Norifumi Hayata
憲文 早田
Hisashi Takasu
久志 高須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP23225796A priority Critical patent/JPH1073806A/ja
Publication of JPH1073806A publication Critical patent/JPH1073806A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スメクチック液晶を用いた液晶セルにおい
て、スメクチック液晶の電圧−光透過率特性を有効に活
用して、階調表示むらを目立たなくする。 【解決手段】 電極基板20のガラス基板21の内表面
21aは、各透明導電膜22の長手方向に沿い波状に凹
凸形成されている。このため、各透明導電膜22、絶縁
膜23及び配向膜24も、ガラス基板21の内表面21
aの凹凸形状に合わせて波状に凹凸形状となっている。
これに伴い、配向膜24の反強誘電性液晶40側表面2
4aと配向膜15の反強誘電性液晶40側表面15aと
の間の間隔Dは、各透明導電膜13の幅dの領域にて、
最大値Dmax=1.9μm乃至最小値Dmin=1.
5μmの範囲の値でもってばらついている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電性液晶や反
強誘電性液晶等のスメクチック液晶を用いた液晶セルに
関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電性液晶を用いた液晶セルは、従来
のTN液晶を用いた液晶セルとは異なり視角依存性がな
く、また、薄膜トランジスタを採用しなくても大容量の
カラー情報表示を行える等の特徴を有する点で、注目を
あびている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、強誘電性液
晶には、実質的に2状態しか液晶分子の配列がないた
め、強誘電性液晶を用いた液晶セルでは階調表示しにく
い欠点がある。このため、この液晶セルによりオンオフ
2値で階調表示を可能とするため、通常のRGB(赤緑
青)の3色にWの色(白)を追加して1絵素を構成した
り、画素分割、ディザー或いは時間階調等により対応し
ている。
【0004】しかし、RGBの3色にWの色を追加した
り、画素分割やディザーによる方法では、液晶セルとし
ての実質的な解像度の低下を招く。また、時間階調によ
ると、液晶セルの表示にちらつきが発生する。従って、
いずれによるにしろ、強誘電性液晶を用いた液晶セルで
は、表示品位の大きな低下を余儀なくされている。
【0005】一方、反強誘電性液晶を用いた液晶セルで
は、この反強誘電性液晶が、強誘電性液晶に比べ、もう
1状態多い3状態をもつため、強誘電性液晶に比べ、原
理的には階調表示し易い傾向にある。しかし、反強誘電
性液晶を封入する両電極基板の間隔(セルギャップ)
は、通常、2μm以下と非常に狭い。このため、このセ
ルギャップのばらつきを±150Å以下に抑えないと、
液晶セルの階調表示むらを招く。また、反強誘電性液晶
を配向させる配向膜の膜厚のばらつきを±10Å以下に
抑えないと、液晶セルの階調表示むらを招く。しかも、
セルギャップや配向膜の膜厚のばらつきを上述のような
範囲に抑えることは、工業的に非常に困難である。
【0006】このため、反強誘電性液晶を用いた液晶セ
ルでも、階調表示にあたり、強誘電性液晶を用いた液晶
セルと同様に、RGBの3色にWの色を追加したり、画
素分割、ディザーや時間階調に依存している。従って、
反強誘電性液晶自体の原理的に階調表示し易い特性を生
かしきれていないという実情にある。これに対し、反強
誘電性液晶自体による階調表示むら発生の原因について
検討してみた。ここで、この反強誘電性液晶の電圧−光
透過率特性(図8参照)は、電圧の変化に対し光透過率
が急激に変化するという特徴を有する。このため、セル
ギャップや配向膜の膜厚のばらつきの変化に伴い反強誘
電性液晶への印加電圧が変化して光透過率を急激に変化
させることが分かった。
【0007】従って、セルギャップや配向膜の膜厚のば
らつきの許容範囲を厳しく制限しないと、液晶セルの表
示むらを招く。このようなことから、セルギャップに各
画素内で意図的にばらつきを与えれば、反強誘電性液晶
の電圧−光透過率特性における各画素内の光透過率の電
圧に対する変化度合いを緩やかにすることができ、これ
によって、セルギャップや配向膜の膜厚のばらつきを厳
しく制限しなくても、階調表示むらを目立たないように
抑制できることに気が付いた。
【0008】そこで、本発明は、以上述べたことに着目
し、スメクチック液晶を用いた液晶セルにおいて、スメ
クチック液晶の電圧−光透過率特性を有効に活用して、
階調表示むらを目立たなくすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1及び2に記載の発明においては、液晶セル
の第1及び第2の電極基板の両対向面の間隔の最大値と
最小値との差が、画素内毎に、0.2μm乃至0.5μ
mの範囲にてばらついている。これによれば、スメクチ
ック液晶の電圧−光透過率特性における各画素内の光透
過率の電圧に対する変化度合いを緩やかにすることがで
き、セルギャップのばらつきを厳しく制限しなくても、
階調表示むらを人間の目では認識できない程に小さく目
立たなくできる。
【0010】また、請求項3に記載の発明によれば、第
1及び第2の電極基板の両対向面の少なくとも一方が配
向膜(16)により形成されており、配向膜の膜厚の最
大値と最小値との差が前記画素内毎に30Å乃至100
Åの範囲にてばらつくように、前記配向膜に凹凸が付与
されている。このように配向膜に凹凸を付与することに
よっても、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を達
成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る液晶セルの
一実施形態を示している。この液晶セルは、両電極基板
10、20を備えており、これら電極基板10、20
は、多数の樹脂スペーサ30、反強誘電性液晶40及び
環状シール(図示しない)を介し互いに対向して配設さ
れている。
【0012】電極基板10は、ガラス基板11を備えて
おり、このガラス基板11の内表面11aには、赤色
(R)のカラーフィルタ層12a、緑色(G)のカラー
フィルタ層12b及び青色(B)のカラーフィルタ層1
2cの3層からなるカラーフィルタが、複数条、並列に
形成されている。なお、図1では、カラーフィルタの一
例を示す。
【0013】また、電極基板10は複数条の透明導電膜
13を備えており、これら各透明導電膜13は、各カラ
ーフィルタ層12a乃至12c上にこれらカラーフィル
タ層に沿い形成されている。絶縁膜14は、各透明導電
膜13及び各カラーフィルタ層12a乃至12cを介し
ガラス基板11の内表面11a上に形成されており、こ
の絶縁膜14上には、配向膜15が、反強誘電性液晶4
0側から形成されている。なお、ガラス基板11の外表
面には、偏光板(図示しない)が貼り付けられている。
【0014】一方、電極基板20は、ガラス基板21を
備えており、このガラス基板21の内表面21aには、
複数条の透明導電膜22が、複数条の透明導電膜13と
共に格子状の複数の画素G(図1参照)を構成するよう
に形成されている。絶縁膜23は、ガラス基板21の内
表面21aに各透明導電膜22を介し形成されており、
この絶縁膜23上には、配向膜24が、反強誘電性液晶
40側から形成されている。なお、ガラス基板21の外
表面には、偏光板(図示しない)が上記偏光板に対しク
ロスニコルの位置にて貼り付けられている。
【0015】ここで、ガラス基板21の内表面21a
は、図1にて拡大して示すごとく、各透明導電膜22の
長手方向に沿い波状に凹凸形成されている。このため、
各透明導電膜22、絶縁膜23及び配向膜24も、ガラ
ス基板21の内表面21aの凹凸形状に合わせて波状に
凹凸形状となっている。但し、ガラス基板21の内表面
21aの凹凸形状は、内表面21aをフッ酸等で粗すこ
とにより形成されている。
【0016】上述のような凹凸形状に伴い、配向膜24
の反強誘電性液晶40側表面(以下、内表面24aとい
う)と配向膜15の反強誘電性液晶40側表面(以下、
内表面15aという)との間の間隔Dは、各透明導電膜
13の幅d(各透明導電膜13の図1にて図示左右両側
部間の間隔)に対応する領域内にて、最大値Dmax=
1.9μm乃至最小値Dmin=1.5μmの範囲の値
でもってばらついている。
【0017】このことは、間隔Dが、液晶セルの少なく
とも各画素G内の領域にて、Dmax=1.9μm乃至
Dmin=1.5μmの範囲の値でもってばらついてい
ることを意味する。このように間隔Dにばらつきを付与
する根拠は、次の通りである。反強誘電性液晶を用いた
液晶セルにおいて、上述のごとく、反強誘電性液晶の電
圧−光透過率特性における各画素内の光透過率の電圧に
対する変化度合いを緩やかにするには、各画素内で意図
的にセルギャップをばらつかせることにより、セルギャ
ップのばらつきを±150Å以下に抑えたり、配向膜の
膜厚のばらつきを±10Å以下に抑えることができなく
ても、階調表示むらを人間の目では認識できない程に小
さく目立たなくできる。
【0018】そこで、本実施形態では、上述のごとくガ
ラス基板21の内表面21aに凹凸形状を付与すること
で、間隔Dが、液晶セルの少なくとも各画素G内の領域
にて、Dmax=1.9μm乃至Dmin=1.5μm
の範囲の値でもってばらつくようにした。ちなみに、反
強誘電性液晶40の電圧−光透過率特性を一画素G内の
領域にて測定してみたところ、間隔D=1.5μm、
1.6μm、1.7μm、1.8μm、1.9μmのと
き図2にて示すような各曲線が得られた。
【0019】しかして、これら5本の曲線に基づき、電
圧−光透過率特性を平均化したところ、D=Daにて示
す曲線が得られた。これによれば、D=Daにて示す曲
線では、電圧に対する光透過率の変化度合が、D=1.
5μm、1.6μm、1.7μm、1.8μm、1.9
μmにて示す各曲線に比べ、緩やかであることが分か
る。
【0020】ここで、画素Gは非常に小さな領域である
ため、人間が見た場合、一画素内の間隔Dのばらつきの
差0.5μmによる電圧−光透過率特性の電圧に対する
光透過率の変化度合は、D=Daにて示す曲線における
電圧に対する光透過率の変化度合として実質的に認識さ
れる。そこで、電圧−光透過率特性を間隔D=1.70
μm及び1.75μmにて比較してみると、電圧を1
(V)としたとき、図3にて示すごとく、光透過率の差
は0.23(%)となっていた。
【0021】これに対し、従来の反強誘電性液晶を用い
た液晶セルの電圧−光透過率特性をセルギャップ1.7
0μm及び1.75μmにて比較してみると、図4にて
示すごとく、光透過率の差は、明らかに階調表示むらの
原因となる値である0.35(%)であった。従って、
図3及び図4の両特性を比較してみると、本実施形態に
おける液晶セルの方が、従来の液晶セルに比べ、光透過
率がかなり減少していることが分かる。
【0022】これによれば、本実施形態の液晶セルの階
調表示むらが、従来の液晶セルに比べ、人間の目では認
識できない程度に小さく目立たなくなり、階調表示むら
としては認識されないことが理解され得る。また、この
ような液晶セルを用いれば、マルチメディア情報機器、
壁掛けテレビジョンや車載ディスプレイ等における階調
表示においてその表示むらを適正に小さくできて、表示
品質を高めることができる。
【0023】但し、樹脂スペーサ30としては、上記画
素内での間隔Dのばらつきを考慮して、弾性変形し易い
樹脂スペーサ(例えば、商品名「ミクロパール」)が採
用されている。これにより、多数の樹脂スペーサ30の
各々が両電極基板10、20の間にて反強誘電性液晶4
0中に浮くことなく、両電極基板10、20によりしっ
かりと挟持され得る。また、樹脂スペーサ30に代え
て、比較的柔らかい樹脂層を両電極基板10、20の間
に設けるようにしてもよい。
【0024】なお、本実施形態では、上述のごとく、間
隔Dが、1.9μm乃至1.5μmの範囲内でばらつく
ようにしたが、これに限ることなく、セルギャップの各
画素内でのばらつきの差を最大0.5μm程度及び最小
0.2μm程度にしておけば、反強誘電性液晶の電圧−
光透過率特性における電圧に対する光透過率の変化度合
を適正に緩やかにできる。従って、反強誘電性液晶を用
いた液晶セルにおいて通常生ずるセルギャップの製造上
のばらつきや配向膜の膜厚のばらつきを許容することを
前提としても、階調表示むらを目立たない程度に抑える
ことができる。
【0025】この場合、上記電圧に対する光透過率の変
化度合の緩和に伴い白と黒の電圧差も当然大きくなる。
従って、この電圧差、ひいては上記セルギャップの各画
素内でのばらつきの差は小さい方がよく、約0.2μm
が限界である。また、上記電圧に対する光透過率の変化
度合の緩和が大きすぎても、液晶セルとしての表示品質
に悪影響を与える。このため、セルギャップの各画素内
でのばらつきの差は、約0.5μmが限界である。
【0026】次に、上記実施形態の変形例を図5乃至図
7に基づいて説明する。この変形例では、上記実施形態
にて述べた電極基板10において、配向膜16が、配向
膜15に代えて採用され、かつ、上記実施形態にて述べ
た電極基板20において、ガラス基板25が、ガラス基
板21に代えて採用されている。配向膜16は絶縁膜1
4上に反強誘電性液晶40側から形成されている。この
配向膜16のうち絶縁膜14を介し各透明導電膜13に
対応する各対応膜部16aにおいては、膜厚部A及び薄
膜部Bが、各対応膜部16aの図5にて図示略左側幅方
向領域及び右側幅方向領域にてそれぞれ形成されてい
る。
【0027】本変形例では、膜厚部Aは360Åの膜厚
を有しており、一方、薄厚部Bは300Åの膜厚を有し
ている。また、ガラス基板25の内表面25aは、上記
実施形態におけるガラス基板21の内表面21aとは異
なり、平面状に形成されている。これに伴い、ガラス基
板25の内表面25aに順次形成した各透明導電膜2
2、絶縁膜23及び配向膜24も、ガラス基板25の内
表面25aの平面形状に合わせ平面状となっている。
【0028】ここで、配向膜16及びガラス基板25を
上述のように構成した根拠について説明する。図4にて
述べた液晶セルの電圧−光透過率特性に基づき、電圧1
(V)のもとに、両セルギャップ1.70μm及び1.
75μmの場合の光透過率差と1画素内セルギャップ差
との関係を示す特性を作成すると、図6にて示す直線L
が得られる。
【0029】この直線Lを満たすように、光透過率差と
1画素内配向膜膜厚差との関係を決定すると、図7にて
示すように、配向膜膜厚差が、1画素内セルギャップ差
に対応して、0Å乃至180Åなる。これを前提に、上
記実施形態にて述べた間隔D=1.5μm乃至1.9μ
mの範囲に対応する配向膜16の膜厚を決定し、上述の
ごとく、膜厚部A及び薄膜部Bの各膜厚を360Å及び
300Åとした。
【0030】このように、上記実施形態にて述べたガラ
ス基板21の内表面21aの凹凸形状に代えて、配向膜
16の膜厚を上述のごとく変化させても、上記実施形態
と同様に、反強誘電性液晶の電圧−光透過率特性におけ
る電圧に対する光透過率の変化度合を適正に緩やかにで
きる。従って、反強誘電性液晶を用いた液晶セルにおい
て通常生ずるセルギャップの製造上のばらつきや配向膜
の膜厚のばらつきを許容することを前提としても、階調
表示むらを目立たない程度に抑えることができる。
【0031】なお、上記変形例では、膜厚部A及び薄膜
部Bの各膜厚が360Å及び300Åとしたが、これに
限ることなく、配向膜16の各対応膜部16aの膜厚の
各画素内でのばらつきの差を最大100Å程度及び最小
30Å程度にしておけば、セルギャップの各画素内での
ばらつきの差を最大0.5μm程度及び最小0.2μm
程度とした場合と実質的に同様の作用効果を達成でき
る。
【0032】また、上記実施形態や変形例では、液晶と
して反強誘電性液晶を採用した例について説明したが、
これに限らず、強誘電性液晶等のスメクチック液晶を液
晶として採用しても上記実施形態と実質的に同様の作用
効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の要部拡大断面図である。
【図2】図1の反強誘電性液晶の電圧−光透過率特性が
間隔Dのばらつきにより変化する状態を示すグラフであ
る。
【図3】図2の電圧−光透過率特性における間隔D=
1.70μm及び1.75μmの場合の光透過率の差を
示すグラフである。
【図4】従来の液晶セルにおけるセルギャップ=1.7
0μm及び1.75μmの場合の光透過率の差を示すグ
ラフである。
【図5】上記実施形態の変形例を示す要部拡大断面図で
ある。
【図6】図4のグラフに基づき光透過率差と1画素内セ
ルギャップ差との関係を作成したグラフである。
【図7】図4のグラフを満たすように、光透過率差と1
画素内配向膜膜厚差との関係を作成したグラフである。
【図8】従来の反強誘電性液晶の電圧−光透過率特性を
示すグラフである。
【符号の説明】
10、20…電極基板、21、25…ガラス基板、21
a、25a…内表面、15、16、24…配向膜、16
a…対応膜部、30…樹脂スペーサ、40…反強誘電性
液晶、A…厚膜部、B…薄膜部。
フロントページの続き (72)発明者 高須 久志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数条の電極(13)を内部に有する第
    1電極基板(10)と、 この第1電極基板に対向して配設されて前記複数条の電
    極と共に格子状の複数の画素(G)を構成する複数条の
    電極(22)を内部に有する第2電極基板(20)と、 前記第1及び第2の電極基板の各対向面の間に封入され
    たスメクチック液晶(40)とを備えた液晶セルにおい
    て、 前記第1及び第2の電極基板の両対向面の間隔の最大値
    と最小値との差が、前記画素内毎に、0.2μm乃至
    0.5μmの範囲にてばらついていることを特徴とする
    液晶セル。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の電極基板の両対向面
    の間隔の最大値と最小値との差が前記画素内毎に0.2
    μm乃至0.5μmの範囲にてばらつくように、前記両
    対向面の少なくとも一方に凹凸が付与されていることを
    特徴とする請求項1に記載の液晶セル。
  3. 【請求項3】 複数条の電極(13)を内部に有する第
    1電極基板(10)と、 この第1電極基板に対向して配設されて前記複数条の電
    極と共に格子状の複数の画素(G)を構成する複数条の
    電極(22)を内部に有する第2電極基板(20)と、 前記第1及び第2の電極基板の各対向面の間に封入され
    たスメクチック液晶(40)とを備えた液晶セルにおい
    て、 前記第1及び第2の電極基板の両対向面の少なくとも一
    方が配向膜(16)により形成されており、 前記配向膜の膜厚の最大値と最小値との差が前記画素内
    毎に30Å乃至100Åの範囲にてばらつくように、前
    記配向膜に凹凸が付与されていることを特徴とする液晶
    セル。
JP23225796A 1996-09-02 1996-09-02 液晶セル Pending JPH1073806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23225796A JPH1073806A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 液晶セル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23225796A JPH1073806A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 液晶セル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1073806A true JPH1073806A (ja) 1998-03-17

Family

ID=16936441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23225796A Pending JPH1073806A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 液晶セル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1073806A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8009248B2 (en) Liquid crystal display and television receiver
US6798471B2 (en) Liquid crystal display
WO2007040139A1 (ja) 液晶表示装置の駆動方法および液晶表示装置並びにテレビジョン受信機
US6307606B1 (en) Color filter for use in display apparatus
JPS6218917B2 (ja)
JP3175972B2 (ja) 液晶表示装置
KR101689319B1 (ko) 액정표시장치
JPH06118447A (ja) 液晶パネル
JP2008111877A (ja) 液晶表示装置、液晶表示装置の駆動方法
JPH1073806A (ja) 液晶セル
JP4133564B2 (ja) 液晶表示装置及び液晶表示素子の駆動方法
JPH0553136A (ja) 薄膜トランジスタ型液晶表示装置
JP3222533B2 (ja) 液晶表示素子
KR101035924B1 (ko) 칼라필터 어레이 기판
JPH09146098A (ja) 薄膜トランジスタ型液晶表示装置
JPS62148925A (ja) 液晶光学変調素子
JP2710874B2 (ja) 薄膜トランジスタ型液晶表示装置
JPH032839A (ja) 反射型液晶ライトバルブ素子
JP2616463B2 (ja) 透過型液晶表示装置
JP2636592B2 (ja) 液晶表示装置用基板
JPS6048037B2 (ja) テレビ用カラ−液晶表示パネル
KR20020091454A (ko) 액정표시장치
US20120120352A1 (en) Liquid crystal display device
JPH10123547A (ja) 画像表示装置
JPH06242437A (ja) 液晶表示素子