JPH1073419A - エンジン外付け部品の誤欠品検査装置 - Google Patents

エンジン外付け部品の誤欠品検査装置

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JPH1073419A
JPH1073419A JP8228634A JP22863496A JPH1073419A JP H1073419 A JPH1073419 A JP H1073419A JP 8228634 A JP8228634 A JP 8228634A JP 22863496 A JP22863496 A JP 22863496A JP H1073419 A JPH1073419 A JP H1073419A
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芳数 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠品検査のみならず、複雑な部品や、異種部
品間で形状が類似する部品についての誤品検査をも高い
信頼度で、しかも1台の装置でなし得るようにする。 【解決手段】 撮像装置(1)に2つのモノクロカメラ
(5)を配置し、撮影された個々の画像データを判別装
置(2)に取り入れて2つの撮像データから外付け部品
(9)の3次元画像を生成する。この3次元画像と基準
画像(3次元)とをそれぞれ小領域に分割してそれぞれ
の小領域に濃淡画像処理(グレーサーチ)を施し、各領
域内の場所的明度分布を計測して両者を比較することに
より、撮像データの良否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンに取付け
た外付け部品の誤欠品を検査するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の製造の際には、エンジンの組立
後、その外付け部品、例えばマウントブラケット、オル
タネータ、バキュームユニオン、ハーネス・ホース類等
が正規位置に取付けられているか否かの検査を行なう必
要がある。従来では、目視により人為的に、あるいは、
図3に示すように、ロボット(10)等に取付けたアクチ
ュエータ(15)の先端に接触式の変位センサ(16)を取
付けてエンジン(7)の外付け部品(9)(9')の有無
を順次検査するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来方法では、部品が
正規位置に取付けられていない場合(欠品)や、異種部
品が取付けられている場合(誤品)であっても特に形状
の差が明確な場合に限り検査可能である。これに対し、
複雑な形状の部品、あるいは類似形状を有する部品が取
付けられている場合に、その正誤を正しく検査をするこ
とはできないのが実情である。
【0004】そこで、本発明では、欠品検査のみなら
ず、複雑な部品や、異種部品間で形状が類似する部品に
ついての誤品検査をも高い信頼度で、しかも1台の装置
でなし得る装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明装置は、2つのカメラを有する3次元撮像手段
と、この3次元撮像手段から得られた外付け部品の3次
元画像データを取り込み、この画像データを予め入力さ
れた基準データと比較してその良否を判定する3次元判
別部とを具備している。
【0006】この他、2つのカメラを有する3次元撮像
手段と、カラー撮像手段と、3次元撮像手段から得られ
た外付け部品の3次元画像データを取り込み、この画像
データを予め入力された基準データと比較してその良否
を判定する3次元判別部と、カラー撮像手段から得られ
た外付け部品の種類に対応した色データを取り込み、こ
の色データを予め入力された基準色データと比較してそ
の良否を判定するカラー判別部とを具備するものでもよ
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
及び図2に基づいて説明する。
【0008】図1に示すように、本発明装置は、ロボッ
ト(10)のアーム等に取付けた撮像装置(1)と、撮像
装置(1)からのデータに基づいて誤欠品の有無を判定
する判別装置(2)とを具備する。
【0009】撮像装置(1)は、図2に示すように、互
いにほぼ平行に配置した2つのモノクロカメラ(5)と
1つのカラーカメラ(6:カラー撮像手段)とを有す
る。これら3つのカメラ(5)(6)は、コンベヤ上に
配置されたエンジンブロック(7)の外付け部品(9)
(9')を撮影するもので、エンジン表面の種々の位置に
ある外付け部品(9)(9')を撮影できるよう、何れも
ズームレンズ付きとされ、且つX−Y平面上で任意の方
向に移動可能とされている。2つのモノクロカメラ
(5)は、いわゆるステレオカメラ(3次元撮像手段)
と呼ばれるもので、ズーム操作並びに撮影方向の移動が
連動して行なわれるようになっている。
【0010】2つのモノクロカメラ(5)で撮影された
個々の画像データは、判別装置(2)に取り入れられ
る。判別装置(2)には、取り込んだ2つの撮像データ
から外付け部品(9)の3次元画像を生成し、これを予
め入力されていた基準画像と比較してその良否を判定す
る3次元判別部が設けられている。
【0011】良否の判定は、例えば以下の手段で行な
う。まず、撮影画像と基準画像(何れも3次元画像であ
る)とをそれぞれ縦横に分割して複数の小領域に区画
し、且つ、各小領域内を濃淡画像処理(グレーサーチ)
して各領域内の場所的明度分布を計測する。そうする
と、外付け部品の有無や形状の差異等により各領域内で
場所的に明度が変化するため、小領域内の明度分布から
外付け部品(9)の有無や部品の概略形状を探知でき
る。そして、撮影画像の各小領域間の明度分布の変化量
(Y1)…、あるいは基準画像の各小領域間の明度分布の
変化量(A1)…を各小領域間ごとに検出する。そこで、
両検出データとを比較し、例えば両者を減算して基準デ
ータとの差異(Q1=Y1−A1)を算出する。
【0012】次に各小領域間ごとに各変化量(Y1)…が
基準データ(A1)…にどれだけ適合しているかをファジ
ィ推論により判定する。例えば、上記差異(Q1)…に基
づいてファジィ推論の重心演算により各小領域間ごとに
各変化量(Y1)…が基準データ(A1)…にどれだけ適合
しているかという一致度(V1)…を判定する。そして、
一致度(V1)…を全小領域にわたって判定してエンジン
の外付け部品の種類や形状及び外観を検査し、誤欠品の
発生の有無を判別する。
【0013】このように本発明では、3次元撮像手段
(5)からの3次元画像データを基準画像と比較してい
るので外付け部品の奥行(Z軸方向)の形状をもサーチ
の対象とすることができる。従って、欠品検査のみなら
ず、誤品検査も行なうことができ、しかも通常行なわれ
るような2次元画像による判定に比べて判定精度をさら
に向上させることができる。
【0014】また、外付け部品にその種類に応じて色の
異なるラベルが付けられる場合には、このラベルをカラ
ーカメラ(6)で撮影する。カラーカメラ(6)からの
撮影画像は、判別装置(2)中のカラー判別部に取り込
まれ、識別ラベルの色データを予め入力された基準色デ
ータと比較してその良否を判定し、これによって誤品の
有無を検査する。このように、色認識を行なえば、識別
ラベルに付した色に基づいて誤品の有無を判定すること
が可能となるので、判定精度や利便性をより一層向上さ
せることができる。
【0015】なお、本実施形態では、カラーカメラ
(6)をモノクロカメラ(5)と一体に設けているが、
その必要は必ずしもなく、両者を別体に設けても構わな
い。3次元判別部とカラー判別部についても同様であ
る。
【0016】図2に示すように、撮像装置(1)には、
3つのカメラ(5)(6)を囲むようにして複数のライ
ト(11a〜11e)が設けられる。本実施形態では、この
ライト(11a〜11e)を、カラーカメラ(6)の両側方
の2箇所と、2つのモノクロカメラ(5)の各一側方及
びその間の3箇所との合わせて5箇所に設けている。何
れのライト(11a〜11e)も光源からの光を光ファイバ
で集光レンズに送光し、集光レンズから照射する構造で
あり、また、カメラ(5)(6)の姿勢変化に連動して
X−Y平面の任意の方向に移動可能とされている。
【0017】ライト(11a〜11e)は、2つのモノクロ
カメラ(5)による撮影時にその全てが点灯するため、
両カメラ(5)の撮像域にはそれぞれ3方向から光が照
射される。一方、カラーカメラ(6)による撮影時には
当該カメラ(6)の周囲3箇所のライト(11c〜11e)
が点灯するため、カラーカメラ(6)の撮像域には同様
に3方向から光が照射される。このように、上記配置態
様であれば、何れのカメラの撮像域においても3方向か
らの光が照射されるため、照明条件の相違によって影の
位置が不安定化することはなく、従って、安定した明度
分布により信頼度の高い検査を行なうことが可能とな
る。この時、照明条件の均一化のために暗室内で検査す
る必要もない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、外付け部品の奥行(Z
軸方向)の形状もサーチの対象とすることができるの
で、通常行なわれるような2次元画像による判定に比べ
て誤欠品の判定精度を向上させることができる。従っ
て、欠品検査のみならず、複雑な部品や、異種部品間で
形状が類似する部品についての誤品検査をも高い信頼度
で、しかも1台の装置で行なうことが可能となる。
【0019】また、カラー撮像手段を付設すれば、色認
識が可能となるので、例えば、外付け部品に部品の種類
に応じた色の識別ラベルを付けている場合に、これから
誤欠品の有無を判定することが可能となり、検査の信頼
性や利便性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる検査装置の概略構造を示す側面
図である。
【図2】撮像手段の正面図である。
【図3】従来の検査装置の側面図である。
【符号の説明】
1 撮像手段 2 判別装置 5 モノクロカメラ(3次元撮像手段) 6 カラーカメラ(カラー撮像手段) 7 エンジン 9・9' 外付け部品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのカメラを有する3次元撮像手段
    と、この3次元撮像手段から得られた外付け部品の3次
    元画像データを取り込み、この画像データを予め入力さ
    れた基準データと比較してその良否を判定する3次元判
    別部とを具備するエンジン外付け部品の誤欠品検査装
    置。
  2. 【請求項2】 2つのカメラを有する3次元撮像手段
    と、カラー撮像手段と、3次元撮像手段から得られた外
    付け部品の3次元画像データを取り込み、この画像デー
    タを予め入力された基準データと比較してその良否を判
    定する3次元判別部と、カラー撮像手段から得られた外
    付け部品の種類に対応した色データを取り込み、この色
    データを予め入力された基準色データと比較してその良
    否を判定するカラー判別部とを具備するエンジン外付け
    部品の誤欠品検査装置。
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