JPH107104A - 球状野菜等の球状物の包装装置 - Google Patents
球状野菜等の球状物の包装装置Info
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- JPH107104A JPH107104A JP15971496A JP15971496A JPH107104A JP H107104 A JPH107104 A JP H107104A JP 15971496 A JP15971496 A JP 15971496A JP 15971496 A JP15971496 A JP 15971496A JP H107104 A JPH107104 A JP H107104A
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Landscapes
- Packaging Of Special Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 投入口3を備えたテーブル板2の上面にフィ
ルムBを載せたのち、この上から球状物Aを投入口に投
入して、フィルムにて包み込み、次いで、一対のシャッ
ター体13,14の内向き接近動にてフィルムの周囲を
絞り込み、この絞り込み部を熱融着したのちフィルムの
余り片B′を切断すると言う包装装置において、前記フ
ィルムの余り片B′を排出することの確実性を向上す
る。 【手段】 前記テーブル板2とシャッター体13,14
との間に、互いに逆方向に回転する左右一対のベルトコ
ンベア機構30,31を、互いに平行の状態で接近した
位置と互いに離れた位置とに移動できるように設ける。
ルムBを載せたのち、この上から球状物Aを投入口に投
入して、フィルムにて包み込み、次いで、一対のシャッ
ター体13,14の内向き接近動にてフィルムの周囲を
絞り込み、この絞り込み部を熱融着したのちフィルムの
余り片B′を切断すると言う包装装置において、前記フ
ィルムの余り片B′を排出することの確実性を向上す
る。 【手段】 前記テーブル板2とシャッター体13,14
との間に、互いに逆方向に回転する左右一対のベルトコ
ンベア機構30,31を、互いに平行の状態で接近した
位置と互いに離れた位置とに移動できるように設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャベツ又はレタ
ス等の球状野菜とか、或いは、ザボン等の球状果実のよ
うな球状物を、フィルムにて包み込むようにして包装す
るための装置に関するものである。
ス等の球状野菜とか、或いは、ザボン等の球状果実のよ
うな球状物を、フィルムにて包み込むようにして包装す
るための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装装置は、本体ケース
の頂面に設けた投入口付きテーブル板の上面に、略矩形
状に裁断したフィルムを広げて載せ、この状態で球状物
を、前記投入口から前記本体ケース内に配設した昇降式
受け台に載せるように下向きに投下することにより、こ
の球状物を前記フィルムにて包み込んだのち、前記受け
台を下降動しながら前記フィルムの周縁部を、前記本体
ケース内に配設した一対のシャッター体を内向きに接近
動することにより絞り込み、次いで、この絞り込み部
を、加熱盤による挟み付けにて熱融着して結束したの
ち、フィルムの余り片を切断する一方、フィルムにて包
装した球状物を前記本体ケース内から取り出すように構
成している。
の頂面に設けた投入口付きテーブル板の上面に、略矩形
状に裁断したフィルムを広げて載せ、この状態で球状物
を、前記投入口から前記本体ケース内に配設した昇降式
受け台に載せるように下向きに投下することにより、こ
の球状物を前記フィルムにて包み込んだのち、前記受け
台を下降動しながら前記フィルムの周縁部を、前記本体
ケース内に配設した一対のシャッター体を内向きに接近
動することにより絞り込み、次いで、この絞り込み部
を、加熱盤による挟み付けにて熱融着して結束したの
ち、フィルムの余り片を切断する一方、フィルムにて包
装した球状物を前記本体ケース内から取り出すように構
成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来における
包装装置においては、フィルムの周縁部を絞り込んで結
束・切断した後の余り片を、前記切断部への圧搾空気の
噴出によって本体ケースの外に吹き飛ばすようにしてい
るが、フィルムの余り片は、圧搾空気による吹き飛ばし
の途中で引っ掛かることになるから、フィルムの余り片
を本体ケースから排出することの確実性が大幅に低いの
であり、しかも、圧搾空気の切断部への噴出により、絞
り込み部を熱融着するための熱盤が冷やされることにな
るから、熱盤による熱融着に熱融着ミスが多発すると言
う問題があった。
包装装置においては、フィルムの周縁部を絞り込んで結
束・切断した後の余り片を、前記切断部への圧搾空気の
噴出によって本体ケースの外に吹き飛ばすようにしてい
るが、フィルムの余り片は、圧搾空気による吹き飛ばし
の途中で引っ掛かることになるから、フィルムの余り片
を本体ケースから排出することの確実性が大幅に低いの
であり、しかも、圧搾空気の切断部への噴出により、絞
り込み部を熱融着するための熱盤が冷やされることにな
るから、熱盤による熱融着に熱融着ミスが多発すると言
う問題があった。
【0004】その上、従来の包装装置では、前記フィル
ムの余り片の切断を、当該余り片を掴んだ状態で行うも
のではないから、その切断に切断ミスが多発する点も問
題であった。本発明は、これら問題を一挙に解消した包
装装置を提供することを技術的課題とするものである。
ムの余り片の切断を、当該余り片を掴んだ状態で行うも
のではないから、その切断に切断ミスが多発する点も問
題であった。本発明は、これら問題を一挙に解消した包
装装置を提供することを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「上面に包装用フィルムを広げて載せ
るテーブル板に、球状物の投入口を穿設する一方、前記
テーブル板の下方に、前記球状物に対する昇降動式の受
け台と、前記フィルムの周縁部を絞り込むための一対の
シャッター体と、前記フィルムの絞り込み部を熱融着す
るための熱融着手段と、フィルムの余り片を切断するよ
うにした切断手段とを設けて成る包装装置において、前
記テーブル板と前記切断手段との間の部分に、横方向に
延びる左右一対のベルトコンベア機構を、互いに平行の
状態で接近した位置と互いに離れた位置とに移動できる
ように設け、更に、前記両ベルトコンベア機構を互いに
接近動した時点で、この両ベルトコンベア機構を互いに
逆方向に回転駆動するようにした駆動手段を設ける。」
と言う構成にした。
るため本発明は、「上面に包装用フィルムを広げて載せ
るテーブル板に、球状物の投入口を穿設する一方、前記
テーブル板の下方に、前記球状物に対する昇降動式の受
け台と、前記フィルムの周縁部を絞り込むための一対の
シャッター体と、前記フィルムの絞り込み部を熱融着す
るための熱融着手段と、フィルムの余り片を切断するよ
うにした切断手段とを設けて成る包装装置において、前
記テーブル板と前記切断手段との間の部分に、横方向に
延びる左右一対のベルトコンベア機構を、互いに平行の
状態で接近した位置と互いに離れた位置とに移動できる
ように設け、更に、前記両ベルトコンベア機構を互いに
接近動した時点で、この両ベルトコンベア機構を互いに
逆方向に回転駆動するようにした駆動手段を設ける。」
と言う構成にした。
【0006】
【発明の作用・効果】このように、テーブル板と前記切
断手段との間の部分に、横方向に延びる左右一対のベル
トコンベア機構を、互いに平行の状態で接近した位置と
互いに離れた位置とに移動できるように設けることによ
り、この両ベルトコンベア機構を、フィルムの余り片を
切断する以前において、互いに接近動することで、この
両ベルトコンベア機構にて前記フィルムの余り片をその
左右両側から挟み付けることができるから、前記フィル
ムの余り片を、前記両ベルトコンベア機構にて挟み付け
た状態で、切断手段にて切断することができ、そして、
前記両ベルトコンベア機構を互いに逆方向に回転駆動す
ることで、切断されたフィルムの余り片を、切断手段の
箇所から横方向に強制的に排出することができるのであ
る。
断手段との間の部分に、横方向に延びる左右一対のベル
トコンベア機構を、互いに平行の状態で接近した位置と
互いに離れた位置とに移動できるように設けることによ
り、この両ベルトコンベア機構を、フィルムの余り片を
切断する以前において、互いに接近動することで、この
両ベルトコンベア機構にて前記フィルムの余り片をその
左右両側から挟み付けることができるから、前記フィル
ムの余り片を、前記両ベルトコンベア機構にて挟み付け
た状態で、切断手段にて切断することができ、そして、
前記両ベルトコンベア機構を互いに逆方向に回転駆動す
ることで、切断されたフィルムの余り片を、切断手段の
箇所から横方向に強制的に排出することができるのであ
る。
【0007】従って、本発明によると、 .フィルムの余り片を、両ベルトコンベア機構による
挟み付けにて掴んだ状態で切断することができるから、
切断ミスが発生することを大幅に低減できる。 .前記フィルムの余り片を、両ベルトコンベア機構に
て挟み付けた状態のもとで、両ベルトコンベア機構にて
切断手段の箇所から強制的に排出することができること
により、フィルムの余り片を確実に排出することができ
て、排出の確実性を大幅に向上できるのであり、しか
も、従来のように、圧搾空気の噴出によって熱融着手段
を冷やすことがないから、融着ミスが発生することを大
幅に低減できる。と言う効果を有する。
挟み付けにて掴んだ状態で切断することができるから、
切断ミスが発生することを大幅に低減できる。 .前記フィルムの余り片を、両ベルトコンベア機構に
て挟み付けた状態のもとで、両ベルトコンベア機構にて
切断手段の箇所から強制的に排出することができること
により、フィルムの余り片を確実に排出することができ
て、排出の確実性を大幅に向上できるのであり、しか
も、従来のように、圧搾空気の噴出によって熱融着手段
を冷やすことがないから、融着ミスが発生することを大
幅に低減できる。と言う効果を有する。
【0008】特に、前記両ベルトコンベア機構を、「請
求項2」に記載したように、一端のプーリと中間のプー
リとの間、及び、前記中間のプーリと他端のプーリとの
間の各々に無端ベルトを巻掛けし、他端のプーリを一端
のプーリから離れる方向に移動することで中間のプーリ
が互いに接近動するようにしたものに構成することによ
り、両ベルトコンベア機構の長さを増大することなく、
換言すると、当該両ベルトコンベア機構の大型を招来す
ることなく、前記フィルムの余り片を、切断箇所から遠
い距離に排出することができる利点がある。
求項2」に記載したように、一端のプーリと中間のプー
リとの間、及び、前記中間のプーリと他端のプーリとの
間の各々に無端ベルトを巻掛けし、他端のプーリを一端
のプーリから離れる方向に移動することで中間のプーリ
が互いに接近動するようにしたものに構成することによ
り、両ベルトコンベア機構の長さを増大することなく、
換言すると、当該両ベルトコンベア機構の大型を招来す
ることなく、前記フィルムの余り片を、切断箇所から遠
い距離に排出することができる利点がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面について説明する。図において符号1は、本体ケース
であり、この上面におけるテーブル板2の略中央部に
は、被包装物である球状物Aを投入するための投入口3
が穿設され、前記テーブル板2の一端部には、長尺のフ
ィルムを巻いたフィルムロール4が、一対の受けローラ
5を介して回転自在に載置されている。
面について説明する。図において符号1は、本体ケース
であり、この上面におけるテーブル板2の略中央部に
は、被包装物である球状物Aを投入するための投入口3
が穿設され、前記テーブル板2の一端部には、長尺のフ
ィルムを巻いたフィルムロール4が、一対の受けローラ
5を介して回転自在に載置されている。
【0010】前記テーブル板2の上面には、前記フィル
ムロール4から繰り出されたフィルムBの先端を挟持す
るためのクランプ手段6aを備えた引き出し機構6が、
前記テーブル板2の上面に沿って前記フィルムロール4
に向かって前進動したのち後退動するように往復動自在
に設けられ、この引き出し機構6は、前記本体ケース1
内の両プーリ7,8間に巻掛けした無端チエン9により
往復動するように構成されている。また、前記テーブル
板2の上面のうち前記フィルムロール4に近い部位に
は、切断刃10aを備えた裁断機構10が、往復動自在
に設けられ、この裁断機構10は、これに螺合するねじ
軸11をハンドル12にて回転することにより、移動調
節できるように構成されている。
ムロール4から繰り出されたフィルムBの先端を挟持す
るためのクランプ手段6aを備えた引き出し機構6が、
前記テーブル板2の上面に沿って前記フィルムロール4
に向かって前進動したのち後退動するように往復動自在
に設けられ、この引き出し機構6は、前記本体ケース1
内の両プーリ7,8間に巻掛けした無端チエン9により
往復動するように構成されている。また、前記テーブル
板2の上面のうち前記フィルムロール4に近い部位に
は、切断刃10aを備えた裁断機構10が、往復動自在
に設けられ、この裁断機構10は、これに螺合するねじ
軸11をハンドル12にて回転することにより、移動調
節できるように構成されている。
【0011】つまり、前記引き出し機構6は、裁断機構
10側に前進動した位置において、前記フィルムロール
4から繰り出されたフィルムBの先端をクランプ手段6
aにてクランプすると、後退動することにより、前記フ
ィルムBをテーブル板2の上面に引き出す一方、前記裁
断機構10は、その切断刃10aにて前記フィルムBを
フィルムロール4から裁断すると言う作用を行うのであ
る。
10側に前進動した位置において、前記フィルムロール
4から繰り出されたフィルムBの先端をクランプ手段6
aにてクランプすると、後退動することにより、前記フ
ィルムBをテーブル板2の上面に引き出す一方、前記裁
断機構10は、その切断刃10aにて前記フィルムBを
フィルムロール4から裁断すると言う作用を行うのであ
る。
【0012】前記本体ケース1の内部には、前記フィル
ムBの周囲を絞り込むための左右一対のメインシャッタ
ー体13,14と、同じく前記フィルムBの周囲を絞り
込むための左右一対のサブシャッター体15,16と
が、両メインシャッター体13,14を上側に両サブシ
ャッター体15,16を下側にして配設されていると共
に、これら両メインシャッター体13,14及び両サブ
シャッター体15,16を開閉作動するための駆動機構
17が設けられている。
ムBの周囲を絞り込むための左右一対のメインシャッタ
ー体13,14と、同じく前記フィルムBの周囲を絞り
込むための左右一対のサブシャッター体15,16と
が、両メインシャッター体13,14を上側に両サブシ
ャッター体15,16を下側にして配設されていると共
に、これら両メインシャッター体13,14及び両サブ
シャッター体15,16を開閉作動するための駆動機構
17が設けられている。
【0013】更に、前記本体ケース1の内部には、フォ
ーク状の受け台18を備えると共に、この受け台18
を、前記投入口3から投入された球状物Aを最初に受け
る受け止め位置Xと、絞り込んだフィルムBの熱融着と
切断とを行う作業位置Yと、この作業位置Yの下方の排
出位置Zとに上下移動するための昇降機構19を備えて
いる。
ーク状の受け台18を備えると共に、この受け台18
を、前記投入口3から投入された球状物Aを最初に受け
る受け止め位置Xと、絞り込んだフィルムBの熱融着と
切断とを行う作業位置Yと、この作業位置Yの下方の排
出位置Zとに上下移動するための昇降機構19を備えて
いる。
【0014】前記両メインシャッター体13,14は、
図3に示すように、略V字状の絞り込み部13a,14
aを備えると共に、その基端部13b,14bに穿設し
たピン孔20において互いに回動自在に枢着され、且
つ、その基端部13b,14bには、傾斜状の長溝孔1
3c,14cが互いにクロスするように穿設されてい
る。
図3に示すように、略V字状の絞り込み部13a,14
aを備えると共に、その基端部13b,14bに穿設し
たピン孔20において互いに回動自在に枢着され、且
つ、その基端部13b,14bには、傾斜状の長溝孔1
3c,14cが互いにクロスするように穿設されてい
る。
【0015】また、前記両サブシャッター体15,16
は、前記メインシャッター体13,14と略同様に、図
3に示すように、略V字状の絞り込み部15a,16a
を備えると共に、その基端部15b,16bに穿設した
ピン孔21において互いに回動自在に枢着され、且つ、
その基端部15b,16bには、傾斜状の長溝孔15
c,16cが互いにクロスするように穿設されており、
更に、このサブシャッター体15,16の下面のうち絞
り込み部15a,16aの底部には、当該両サブシャッ
ター体15,16が閉じ作動したとき、絞り込んだフィ
ルムBを挟み付けて熱融着すると同時に余り片B′を切
断するようにした加熱盤22,23が各々取付けられて
いる。
は、前記メインシャッター体13,14と略同様に、図
3に示すように、略V字状の絞り込み部15a,16a
を備えると共に、その基端部15b,16bに穿設した
ピン孔21において互いに回動自在に枢着され、且つ、
その基端部15b,16bには、傾斜状の長溝孔15
c,16cが互いにクロスするように穿設されており、
更に、このサブシャッター体15,16の下面のうち絞
り込み部15a,16aの底部には、当該両サブシャッ
ター体15,16が閉じ作動したとき、絞り込んだフィ
ルムBを挟み付けて熱融着すると同時に余り片B′を切
断するようにした加熱盤22,23が各々取付けられて
いる。
【0016】前記両メインシャッター体13,14及び
両サブシャッター体15,16に対する駆動機構17
は、図3に示すように、前記メインシャッター体13,
14における長溝孔13c,14c、及び両サブシャッ
ター体15,16における長溝孔15c,16cに嵌ま
り係合するコロ24を備えた揺動アーム25を、モータ
26の回転によりクランク機構27にて往復回動動する
ことにより、両メインシャッター体13,14及び両サ
ブシャッター体15,16を一斉に開閉動するように構
成されている。なお、この場合において、両サブシャッ
ター体15,16は、両メインシャッター体13,14
の閉じ回動に若干遅れて閉じ回動するように、その各々
おける長溝孔15c,16cの形状が設定されている。
両サブシャッター体15,16に対する駆動機構17
は、図3に示すように、前記メインシャッター体13,
14における長溝孔13c,14c、及び両サブシャッ
ター体15,16における長溝孔15c,16cに嵌ま
り係合するコロ24を備えた揺動アーム25を、モータ
26の回転によりクランク機構27にて往復回動動する
ことにより、両メインシャッター体13,14及び両サ
ブシャッター体15,16を一斉に開閉動するように構
成されている。なお、この場合において、両サブシャッ
ター体15,16は、両メインシャッター体13,14
の閉じ回動に若干遅れて閉じ回動するように、その各々
おける長溝孔15c,16cの形状が設定されている。
【0017】また、前記受け台18に対する昇降機構1
9は、図5に示すように、前記モータ26の回転を、ク
ランク機構28によって上下方向に往復動に変えて、前
記受け台18を昇降動するように構成されている。更に
また、前記引き出し機構6は、その無縁チエン9をモー
タ29にて正逆回転することにより往復動するように構
成されている。
9は、図5に示すように、前記モータ26の回転を、ク
ランク機構28によって上下方向に往復動に変えて、前
記受け台18を昇降動するように構成されている。更に
また、前記引き出し機構6は、その無縁チエン9をモー
タ29にて正逆回転することにより往復動するように構
成されている。
【0018】そして、前記本体ケース1内のうちテーブ
ル板2の下面と、両サブシャッター体15,16との間
の部位には、左右一対のベルトコンベア機構30,31
を配設する。この両ベルトコンベア機構30,31は、
図6及び図7に示すように構成されている。
ル板2の下面と、両サブシャッター体15,16との間
の部位には、左右一対のベルトコンベア機構30,31
を配設する。この両ベルトコンベア機構30,31は、
図6及び図7に示すように構成されている。
【0019】すなわち、本体ケース1の一側面の内側に
取付けた固定ブラケット32に、一端のプーリ30a,
31aを、本体ケース1の他側面に往復動可能に支持し
た可動ブラケット33に、他端のプーリ30b,31b
を各々装着する一方、これら一端のプーリ30a,31
aと、他端のプーリ30b,31bとの間の部位に中間
のプーリ30c,31cを配設して、この中間のプーリ
30c,31cを、これと前記固定ブラケット32との
間に装架したリンク34,35と、これと前記可動ブラ
ケット33との間に装架したリンク36,37とで支持
し、この中間のプーリ30c,31cと前記一端のプー
リ30a,31aとの間、及びこの中間のプーリ30
c,31cと前記他端のプーリ30b,31bとの間の
各々に、無端ベルト30d,30e、31d,31eを
巻掛けする一方、前記可動ブラケット33を、シリンダ
36等にて内向き方向に移動することにより、両ベルト
コンベア機構30,31が互いに離れ動し、可動ブラケ
ット33を外向きに方向に移動することにより、両ベル
トコンベア機構30,31が互いに接近動するように構
成する。
取付けた固定ブラケット32に、一端のプーリ30a,
31aを、本体ケース1の他側面に往復動可能に支持し
た可動ブラケット33に、他端のプーリ30b,31b
を各々装着する一方、これら一端のプーリ30a,31
aと、他端のプーリ30b,31bとの間の部位に中間
のプーリ30c,31cを配設して、この中間のプーリ
30c,31cを、これと前記固定ブラケット32との
間に装架したリンク34,35と、これと前記可動ブラ
ケット33との間に装架したリンク36,37とで支持
し、この中間のプーリ30c,31cと前記一端のプー
リ30a,31aとの間、及びこの中間のプーリ30
c,31cと前記他端のプーリ30b,31bとの間の
各々に、無端ベルト30d,30e、31d,31eを
巻掛けする一方、前記可動ブラケット33を、シリンダ
36等にて内向き方向に移動することにより、両ベルト
コンベア機構30,31が互いに離れ動し、可動ブラケ
ット33を外向きに方向に移動することにより、両ベル
トコンベア機構30,31が互いに接近動するように構
成する。
【0020】更に、前記固定ブラケット32には、モー
タ37を取付けて、このモータ37の出力プーリ37a
と、前記一方のベルトコンベア機構30における一端の
プーリ30aと一体のプーリ30fとの間に無端ベルト
38を巻掛けする一方、前記モータ37の出力プーリ3
7aと、前記他方のベルトコンベア機構31における一
端のプーリ31aと一体のプーリ31fとの間に無端ベ
ルト39をたすき掛け状に巻掛けすることにより、前記
両ベルトコンベア機構30,31を、モータ37にて互
いに逆方向に回転駆動するように構成する。
タ37を取付けて、このモータ37の出力プーリ37a
と、前記一方のベルトコンベア機構30における一端の
プーリ30aと一体のプーリ30fとの間に無端ベルト
38を巻掛けする一方、前記モータ37の出力プーリ3
7aと、前記他方のベルトコンベア機構31における一
端のプーリ31aと一体のプーリ31fとの間に無端ベ
ルト39をたすき掛け状に巻掛けすることにより、前記
両ベルトコンベア機構30,31を、モータ37にて互
いに逆方向に回転駆動するように構成する。
【0021】この構成において、テーブル板2の上面に
フィルムBが引き出し機構6によって引き出され、且
つ、裁断機構10にて裁断すると、このフィルムBの上
面から球状物Aを、テーブル板2における投入口3内に
投入することにより、この球状物Aは、前記フィルムB
にて包まれながら受け止め位置Xに位置している受け台
18に受け止められる。
フィルムBが引き出し機構6によって引き出され、且
つ、裁断機構10にて裁断すると、このフィルムBの上
面から球状物Aを、テーブル板2における投入口3内に
投入することにより、この球状物Aは、前記フィルムB
にて包まれながら受け止め位置Xに位置している受け台
18に受け止められる。
【0022】次いで、前記受け台18が作業位置Yまで
下降動したのち、両メインシャッター体13,14が内
向きに閉じ回動することにより、前記フィルムBの周囲
を絞り込みが行われる。これに若干遅れて両サブシャッ
ター体15,16が内向きに閉じ回動すると同時に、両
ベルトコンベア機構30,31を、図6に二点鎖線で示
すように、互いに接近動することにより、前記フィルム
Bは、前記両メインシャッター13,14による絞り込
み部において、その余り片B′が両ベルトコンベア機構
30,31にて挟み付けられた状態で、両サブシャッタ
ー体15,16に設けた加熱盤22,23にて熱融着さ
れると同時に切断される。
下降動したのち、両メインシャッター体13,14が内
向きに閉じ回動することにより、前記フィルムBの周囲
を絞り込みが行われる。これに若干遅れて両サブシャッ
ター体15,16が内向きに閉じ回動すると同時に、両
ベルトコンベア機構30,31を、図6に二点鎖線で示
すように、互いに接近動することにより、前記フィルム
Bは、前記両メインシャッター13,14による絞り込
み部において、その余り片B′が両ベルトコンベア機構
30,31にて挟み付けられた状態で、両サブシャッタ
ー体15,16に設けた加熱盤22,23にて熱融着さ
れると同時に切断される。
【0023】そこで、前記両ベルトコンベア機構30,
31を、そのモータ37にて互いに逆方向に回転駆動す
ることにより、切断されたフィルムの余り片B′は、前
記ベルトコンベア機構30,31にて本体ケース1外に
搬送されて排出される。一方、前記受け台18の上にお
いてフィルムBにて包装された球状物Aは、受け台18
が排出位置Zまで下降動する途中において、フォーク状
の受け体40に受け止められ、この受け体40から排出
シュート41に移行したのち、本体ケース1の外側に取
り出されるのである。
31を、そのモータ37にて互いに逆方向に回転駆動す
ることにより、切断されたフィルムの余り片B′は、前
記ベルトコンベア機構30,31にて本体ケース1外に
搬送されて排出される。一方、前記受け台18の上にお
いてフィルムBにて包装された球状物Aは、受け台18
が排出位置Zまで下降動する途中において、フォーク状
の受け体40に受け止められ、この受け体40から排出
シュート41に移行したのち、本体ケース1の外側に取
り出されるのである。
【0024】なお、前記フィルムBにおける絞り込み部
を、加熱盤22,23にて熱融着すると同時に切断する
際しては、図8に示すように、一方の加熱盤22の先端
に突起部22aを、他方の加熱盤23の先端に凹部23
aを各々設け、突起部22aにおける先端面22a′
と、凹部23aの底面23a′とでフィルムBを挟んで
適宜幅寸法Sにわたって熱融着する一方、フィルムB
を、前記突起部22aにおける上面22a″と、凹部2
3aにおける下面23a″との間で鋏の原理で切断する
ように構成したり、或いは、図9に示すように、一方の
加熱盤22の先端を平坦面22bに形成する一方、他方
の加熱盤23の先端に凹部23bと突起部23cとを設
けて、一方の加熱盤22における平坦面22bと、他方
の加熱盤23における凹部23bの底面23b′とでフ
ィルムBを挟んで適宜幅寸法Sにわたって熱融着する一
方、他方の加熱盤23における突起部23cを、一方の
加熱盤22における平坦面22bに押圧することによっ
て、フィルムBを切断したりするように構成しても良い
のである。
を、加熱盤22,23にて熱融着すると同時に切断する
際しては、図8に示すように、一方の加熱盤22の先端
に突起部22aを、他方の加熱盤23の先端に凹部23
aを各々設け、突起部22aにおける先端面22a′
と、凹部23aの底面23a′とでフィルムBを挟んで
適宜幅寸法Sにわたって熱融着する一方、フィルムB
を、前記突起部22aにおける上面22a″と、凹部2
3aにおける下面23a″との間で鋏の原理で切断する
ように構成したり、或いは、図9に示すように、一方の
加熱盤22の先端を平坦面22bに形成する一方、他方
の加熱盤23の先端に凹部23bと突起部23cとを設
けて、一方の加熱盤22における平坦面22bと、他方
の加熱盤23における凹部23bの底面23b′とでフ
ィルムBを挟んで適宜幅寸法Sにわたって熱融着する一
方、他方の加熱盤23における突起部23cを、一方の
加熱盤22における平坦面22bに押圧することによっ
て、フィルムBを切断したりするように構成しても良い
のである。
【図1】包装装置の全体を示す斜視図である。
【図2】包装装置の縦断正面図である。
【図3】フィルムを球状物に対して絞り込むためのシャ
ッター体を示す斜視図である。
ッター体を示す斜視図である。
【図4】図2のIV−IV視拡大断面図である。
【図5】球状物の受け台を示す斜視図である。
【図6】ベルトコンベア機構を示す平面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】加熱盤の変形例を示す拡大断面図である。
【図9】加熱盤の更に別の変形例を示す拡大断面図であ
る。
る。
A 球状物 B フィルム B′ フィルムの余り片 1 本体ケース 2 テーブル板 3 投入口 4 フィルムロール 6 引き出し機構 7 裁断機構 13,14 メインシャッター体 15,16 サブシャッター体 18 受け台 22,23 加熱盤 30,31 ベルトコンベア機構
Claims (2)
- 【請求項1】上面に包装用フィルムを広げて載せるテー
ブル板に、球状物の投入口を穿設する一方、前記テーブ
ル板の下方に、前記球状物に対する昇降動式の受け台
と、前記フィルムの周縁部を絞り込むための一対のシャ
ッター体と、前記フィルムの絞り込み部を熱融着するた
めの熱融着手段と、フィルムの余り片を切断するように
した切断手段とを設けて成る包装装置において、 前記テーブル板と前記切断手段との間の部分に、横方向
に延びる左右一対のベルトコンベア機構を、互いに平行
の状態で接近した位置と互いに離れた位置とに移動でき
るように設け、更に、前記両ベルトコンベア機構を互い
に接近動した時点で、この両ベルトコンベア機構を互い
に逆方向に回転駆動するようにした駆動手段を設けたこ
とを特徴とする球状野菜等の球状物の包装装置。 - 【請求項2】前記「請求項1」において、前記両ベルト
コンベア機構の各々を、一端のプーリと中間のプーリと
の間、及び、前記中間のプーリと他端のプーリとの間の
各々に無端ベルトを巻掛けし、他端のプーリを一端のプ
ーリから離れる方向に移動することで中間のプーリが互
いに接近動するようにしたものに構成したことを特徴と
する球状野菜等の球状物の包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15971496A JPH107104A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 球状野菜等の球状物の包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15971496A JPH107104A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 球状野菜等の球状物の包装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH107104A true JPH107104A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15699690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15971496A Pending JPH107104A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 球状野菜等の球状物の包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH107104A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012197094A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Kubota Corp | 包装機の包装余剰部排出構造 |
CN105830640A (zh) * | 2016-05-30 | 2016-08-10 | 南京工业职业技术学院 | 一种苹果采摘打包装置 |
CN105857698A (zh) * | 2016-06-07 | 2016-08-17 | 浙江工业大学 | 一种水果包装机 |
CN106240888A (zh) * | 2016-09-30 | 2016-12-21 | 衢州乐创节能科技有限公司 | 一种转筒型柑桔连续包装机 |
CN111284747A (zh) * | 2019-05-21 | 2020-06-16 | 台州学院 | 一种水果包装机 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP15971496A patent/JPH107104A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012197094A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Kubota Corp | 包装機の包装余剰部排出構造 |
CN105830640A (zh) * | 2016-05-30 | 2016-08-10 | 南京工业职业技术学院 | 一种苹果采摘打包装置 |
CN105857698A (zh) * | 2016-06-07 | 2016-08-17 | 浙江工业大学 | 一种水果包装机 |
CN106240888A (zh) * | 2016-09-30 | 2016-12-21 | 衢州乐创节能科技有限公司 | 一种转筒型柑桔连续包装机 |
CN111284747A (zh) * | 2019-05-21 | 2020-06-16 | 台州学院 | 一种水果包装机 |
CN111284747B (zh) * | 2019-05-21 | 2021-09-17 | 台州学院 | 一种水果包装机 |
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