JPH1070850A - 電源入力回路 - Google Patents

電源入力回路

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JPH1070850A
JPH1070850A JP8223674A JP22367496A JPH1070850A JP H1070850 A JPH1070850 A JP H1070850A JP 8223674 A JP8223674 A JP 8223674A JP 22367496 A JP22367496 A JP 22367496A JP H1070850 A JPH1070850 A JP H1070850A
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JP
Japan
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power supply
effect transistor
commercial
supply input
field
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JP8223674A
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English (en)
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Masafumi Fujii
雅史 藤井
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる異種商用交流電源を直流化した電源供
給入力の接続による本体の逆電圧破壊および一次電池へ
の充電による漏液や破裂を防止し、かつ電源供給入力の
エネルギー損失を減少することを目的とする。 【解決手段】 商用交流電源を直流化した電源供給入力
と直列に接続した分圧抵抗器で分圧した出力を接続する
トランジスタのベースと、トランジスタのコレクタと第
1の電界効果トランジスタ14のゲートとプルアップ抵
抗器とを接続し、商用交流電源を直流化した電源供給入
力とダンピング抵抗器の出力を第2の電界効果トランジ
スタ16のベースに接続し、商用交流電源を直流化した
電源供給入力と直列に接続した第1の電界効果トランジ
スタ14と、一次電池の端子と直列に第2の電界効果ト
ランジスタ16を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池と商用交流電源
を直流化した電源供給入力を両用する携帯型情報機器の
電源入力回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における電源入力回路を図4の
回路図に示す。電源入力回路は商用交流電源を直流化し
た電源供給入力をDCジャック11の端子と直列に接続
された第1のショットキーバリアダイオード71のアノ
ードに加え、一次電池12の端子と直列に接続された第
2のショットキーバリアダイオード72のアノードに加
え、第1のショットキーバリアダイオード71のカソー
ドと第2のショットキーバリアダイオード72のカソー
ドにDC/DCコンバータ51の入力に接続して構成さ
れる。
【0003】商用交流電源を直流化した電源供給入力検
出回路21は、商用交流電源を直流化した電源供給入力
を、DCジャック11の端子と直列に接続する分圧抵抗
器22、23に加え、分圧された出力をNPNトランジ
スタ25のベースに接続し、DC/DCコンバータ51
の出力電圧Vccと接続したプルアップ抵抗器24の出
力をNPNトランジスタ25のコレクタに接続され構成
される。
【0004】図4に示す回路は以下に記載するような動
作をする。一次電池12の端子から第2のショットキー
バリアダイオード72のアノードに電池電圧が印加され
る。DCジャック11から第1のショットキーバリアダ
イオード71のアノードに商用交流電源を直流化した電
源供給入力が印加される。第1のショットキーバリアダ
イオード71のカソードと接続された第2のショットキ
ーバリアダイオード72のカソードには電位の高い側の
電圧が印加される。一般的に商用交流電源を直流化した
電源供給入力は一次電池12の消耗を避けるために電池
電圧よりも電位が高く設定してあり、DC/DCコンバ
ータ51の入力には商用交流電源を直流化した電源供給
入力が印加される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電源入力回路は
商用交流電源を直流化した電源供給入力をDCジャック
11の端子に第1のショットキーバリアダイオード71
を直列に接続し、一次電池12の端子には第2のショッ
トキーバリアダイオード72をに直列に接続してある。
第1のショットキーバリアダイオード71と第2のショ
ットキーバリアダイオード72には順方向電圧降下が存
在し、電池の使用本数が少ないとこの順方向電圧降下が
無視できない。例えば2本の直列接続電池では電池電圧
は2.0から3.0ボルトであるがダイオードの順方向
電圧降下が0.45ボルトとするとダイオードを経由し
た後の電圧は1.55ボルトから2.55ボルトにな
る。
【0006】これはエネルギーの損失が22.5%から
15%になる。第1のショットキーバリアダイオード7
1を省くと商用交流電源を直流化した電源供給入力側の
第1のショットキーバリアダイオード71は電位極性の
異なる異種商用交流電源を直流化した電源供給入力の接
続時本体に逆電圧破壊が発生し、また第2のショットキ
ーバリアダイオード72を省くと一次電池12の端子は
商用交流電源を直流化した電源供給入力からの逆流が発
生し一次電池12への充電による漏液や破裂に至る。
【0007】この発明の目的は、上記課題点を解決し
て、第1のショットキーバリアダイオードと第2のショ
ットキーバリアダイオードによる順方向電圧降下を減少
させ、かつ異なる異種商用交流電源を直流化した電源供
給入力の接続時本体の逆電圧破壊および一次電池への充
電による漏液や破裂を防止するようにした電源入力回路
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電源入力回路は、エネルギー損失を発生する
主原因がショットキーバリアダイオードであることから
電界効果トランジスタを設け、商用交流電源を直流化し
た電源供給電圧を検出し、電界効果トランジスタのゲー
ト入力としてに電界効果トランジスタをオン・オフする
構成とする。
【0009】商用交流電源を直流化した電源供給入力と
直列に接続した分圧抵抗器で分圧した出力を接続するト
ランジスタのベースと、トランジスタのコレクタと第1
の電界効果トランジスタのゲートとプルアップ抵抗器と
を接続し、商用交流電源を直流化した電源供給入力とダ
ンピング抵抗器を第2の電界効果トランジスタのベース
に接続する電源入力回路にあって、商用交流電源を直流
化した電源供給入力と直列に接続した第1の電界効果ト
ランジスタと、一次電池の端子と直列に接続した第2の
電界効果トランジスタを有し、商用交流電源を直流化し
た電源供給入力の印加により第1の電界効果トランジス
タをオン、第2の電界効果トランジスタをオフする。
【0010】第1の電界効果トランジスタと第2の電界
効果トランジスタはオン時にはショットキーバリアダイ
オードの順方向電圧降下よりエネルギー損失を減少で
き、第1の電界効果トランジスタと第2の電界効果トラ
ンジスタはオフ時には異なる異種商用交流電源を直流化
した電源供給入力の接続による本体の逆電圧破壊および
一次電池への充電による漏液や破裂を防止することも可
能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の電源入力
回路を実施するための最適な実施形態を説明する。図1
は本発明の実施形態における電源入力回路を示す回路図
である。電源入力回路は商用交流電源を直流化した電源
供給入力をDCジャック11の端子と直列に接続された
Pチャンネルの第1の電界効果トランジスタ14のドレ
インに加え、一次電池12の端子と直列に接続されたP
チャンネルの第2の電界効果トランジスタ16のドレイ
ンに加え、Pチャンネルの第2の電界効果トランジスタ
16のソースとPチャンネルの第1の電界効果トランジ
スタ14のソースをDC/DCコンバータ51の入力に
接続し、商用交流電源を直流化した電源供給入力をDC
ジャック11の端子と直列に接続された第1の分圧抵抗
器42、43に加え、分圧された出力を第1のNPNト
ランジスタ44のベースに接続し、商用交流電源を直流
化した電源供給入力と接続したプルアップ抵抗器13の
出力を第1のNPNトランジスタ44のコレクタとPチ
ャンネルの第1の電界効果トランジスタ14のゲートに
接続し、商用交流電源を直流化した電源供給入力とダン
ピング抵抗器15を経由した出力をPチャンネルの第2
の電界効果トランジスタ16のゲートに接続して構成す
る。
【0012】商用交流電源を直流化した電源供給入力検
出回路11は、商用交流電源を直流化した出力電圧をD
Cジャック11の端子と直列に接続された第2の分圧抵
抗器22、23に加え、分圧された出力を第2のNPN
トランジスタ25のベースに接続し、DC/DCコンバ
ータ51の出力電圧Vccと接続したプルアップ抵抗器
24の出力を第2のNPNトランジスタ25のコレクタ
に接続して構成する。
【0013】図2は本発明の実施形態における充電回路
を含めた電源入力回路を示す回路図である。電源入力回
路は、商用交流電源を直流化した電源供給入力をDCジ
ャック11の端子と直列に接続したPチャンネルの第1
の電界効果トランジスタ14のドレインに加え、二次電
池17の端子と直列に接続されたPチャンネルの第2の
電界効果トランジスタ16のドレインに加える。Pチャ
ンネルの第2の電界効果トランジスタ16のソースとP
チャンネルの第1の電界効果トランジスタ14のソース
をDC/DCコンバータ51の入力に接続し、商用交流
電源を直流化した電源供給入力をDCジャック11の端
子と直列に接続された第1の分圧抵抗器42、43に加
え、分圧された出力を第1のNPNトランジスタ44の
ベースに接続し、さらに商用交流電源を直流化した電源
供給入力と接続したプルアップ抵抗器13の出力を第1
のNPNトランジスタ44のコレクタとPチャンネルの
第1の電界効果トランジスタ14のゲートに接続し、商
用交流電源を直流化した電源供給入力とダンピング抵抗
器15を経由した出力をPチャンネルの第2の電界効果
トランジスタ16のゲートに接続して構成する。
【0014】商用交流電源を直流化した電源供給入力検
出回路11は商用交流電源を直流化した電源供給入力を
DCジャック11の端子と直列に接続した第2の分圧抵
抗器22、23に加え、分圧された出力を第2のNPN
トランジスタ25のベースに接続し、DC/DCコンバ
ータ51の出力電圧Vccと接続したプルアップ抵抗器
24の出力を第2のNPNトランジスタ25のコレクタ
に接続して構成する。
【0015】二次電池17への充電回路31は充電制御
用のPチャンネルの第3の電界効果トランジスタ32の
ソースとPチャンネルの第1の電界効果トランジスタ1
4のソースに接続し、充電制御用のPチャンネルの第3
の電界効果トランジスタ32のドレインは、電流制限抵
抗器33を経由して二次電池17の端子と直列に接続し
て構成する。
【0016】図3は各部の波形図であり、61、62、
63の各波形は図1と図2中61、62、63で示す箇
所の電圧信号である。商用交流電源を直流化した電源供
給入力の出力信号61は、図3(61)に示すような電
圧出力であり本発明においは3.6ボルトとし、一次電
池12の端子の出力信号62は図3(62)に示すよう
な電圧出力で本発明では3.0ボルトである。この発明
の実施形態である電源入力回路では、DC/DCコンバ
ータ51の入力信号63は(63)に示すような電圧波
形である。
【0017】図1に示す回路は以下に記載するような動
作をする。商用交流電源を直流化した電源供給入力の出
力信号61は商用交流電源を直流化した電源供給入力を
DCジャック11に接続すると、Pチャンネルの第1の
電界効果トランジスタ14のドレインから内部寄生ダイ
オードを経由してソースに電圧が現れ、商用交流電源を
直流化した電源供給入力は第1の分圧抵抗器42、42
にて分圧され、第1のNPNトランジスタ44のベース
に電圧が印加され第1のNPNトランジスタ44をオン
させ、プルアップ抵抗器13とPチャンネルの第1の電
界効果トランジスタ14のゲート電位が零ボルトにな
り、Pチャンネルの第1の電界効果トランジスタ14の
ゲート・ソース間電圧が発生するので、Pチャンネルの
第1の電界効果トランジスタ14がオンになり、商用交
流電源を直流化した電源供給入力をDCジャック11に
接続するとDC/DCコンバータ51の入力信号63に
は商用交流電源を直流化した出力電圧が現れる。
【0018】一次電池12の端子の出力信号62は一次
電池12を接続すると、電池電源供給出力用のPチャン
ネルの第2の電界効果トランジスタ16のドレインから
内部寄生ダイオードを経由してソースに電圧が現れ、商
用交流電源を直流化した電源供給入力をDCジャック1
1に接続していない場合には商用交流電源を直流化した
電源供給入力の出力信号61は零ボルトであるから、電
池電源供給出力用のPチャンネルの第2の電界効果トラ
ンジスタ16のゲートも零ボルトであり、電池電源供給
出力用のPチャンネルの第2の電界効果トランジスタ1
6はゲート・ソース間電圧が発生するので、電池電源供
給出力用のPチャンネルの第2の電界効果トランジスタ
16はオンになり、DC/DCコンバータ51の入力信
号63には一次電池12の電圧が現れる。
【0019】一次電池12の端子の出力信号62は一次
電池12を接続すると、電池電源供給出力用のPチャン
ネルの第2の電界効果トランジスタ16のドレインから
内部寄生ダイオードを経由してソースに電圧が現れ、商
用交流電源を直流化した電源供給入力をDCジャック1
1に接続すると商用交流電源を直流化した電源供給入力
はダンピング抵抗器15を経由して電池電源供給出力用
のPチャンネルの第2の電界効果トランジスタ16のゲ
ート電圧が商用交流電源を直流化した電源供給入力にな
り、電池電源供給出力用のPチャンネルの第2の電界効
果トランジスタ16のゲート・ソース間電圧が零ボルト
なので、電池電源供給出力用Pチャンネルの第2の電界
効果トランジスタ16はオフになり、電池電源供給出力
用Pチャンネルの第2の電界効果トランジスタ16のド
レインから内部寄生ダイオードを経由した電圧とPチャ
ンネルの第1の電界効果トランジスタ14がオンして発
生する電圧との高い電位である商用交流電源を直流化し
た電源供給入力の出力信号61がDC/DCコンバータ
51の入力信号63となる。
【0020】このように商用交流電源を直流化した電源
供給入力の出力信号61をPチャンネルの第1の電界効
果トランジスタ14と電池電源供給出力用Pチャンネル
の第2の電界効果トランジスタ16のゲート信号として
使用し、かつPチャンネルの第1の電界効果トランジス
タ14と電池電源供給出力用Pチャンネルの第2の電界
効果トランジスタ16の寄生ダイオードの方向を考慮し
た構成により、異なる異種商用交流電源を直流化した電
源供給入力の接続時本体の逆電圧破壊および一次電池1
2への充電による漏液や破裂を防止することができる。
【0021】図2に示す回路は以下に記載するような動
作をする。商用交流電源を直流化した電源供給入力の出
力信号61は商用交流電源を直流化した電源供給入力を
DCジャック11に接続するとPチャンネルの第1の電
界効果トランジスタ14のドレインから内部寄生ダイオ
ードを経由してソースに電圧が現れ、商用交流電源を直
流化した電源供給入力は第1の分圧抵抗器42、42に
て分圧され、第1のNPNトランジスタ44のベースに
電圧が印加され第1のNPNトランジスタ44をオンさ
せ、プルアップ抵抗器13とPチャンネルの第1の電界
効果トランジスタ14のゲート電位が零ボルトになり、
Pチャンネルの第1の電界効果トランジスタ14のゲー
ト・ソース間電圧が発生するのでPチャンネルの第1の
電界効果トランジスタ14がオンになり、商用交流電源
を直流化した電源供給入力をDCジャック11に接続す
るとDC/DCコンバータ51の入力信号63には商用
交流電源を直流化した電源供給入力が現れる。
【0022】一次電池12の端子の出力信号62は二次
電池17を接続すると、電池電源供給出力用Pチャンネ
ルの第2の電界効果トランジスタ16のドレインから内
部寄生ダイオードを経由してソースに電圧が現れ、商用
交流電源を直流化した電源供給入力をDCジャック11
に接続していない場合には商用交流電源を直流化した電
源供給入力の出力信号61は零ボルトであるから電池電
源供給出力用Pチャンネルの第2の電界効果トランジス
タ16のゲートも零ボルトであり、電池電源供給出力用
Pチャンネルの第2の電界効果トランジスタ16はゲー
ト・ソース間電圧が発生するので電池電源供給出力用の
Pチャンネルの第2の電界効果トランジスタ16はオン
になり、DC/DCコンバータ51の入力信号63には
二次電池17の電圧が現れる。
【0023】二次電池17の端子の出力信号62は二次
電池12を接続すると電池電源供給出力用のPチャンネ
ルの第2の電界効果トランジスタ16のドレインから内
部寄生ダイオードを経由してソースに電圧が現れ、商用
交流電源を直流化した電源供給入力をDCジャック11
に接続すると商用交流電源を直流化した電源供給入力は
ダンピング抵抗器15を経由して電池電源供給出力用P
チャンネルの第2の電界効果トランジスタ16のゲート
電圧が商用交流電源を直流化した電源供給入力になり、
電池電源供給出力用のPチャンネルの第2の電界効果ト
ランジスタ16のゲート・ソース間電圧が零ボルトなの
で電池電源供給出力用Pチャンネルの第2の電界効果ト
ランジスタ16はオフになり、電池電源供給出力用Pチ
ャンネルの第2の電界効果トランジスタ16のドレイン
から内部寄生ダイオードを経由した電圧とPチャンネル
の第1の電界効果トランジスタ14がオンして発生する
電圧との高い電位である商用交流電源を直流化した電源
供給入力の出力信号61がDC/DCコンバータ51の
入力信号63となる。
【0024】このように商用交流電源を直流化した電源
供給入力の出力信号61をPチャンネルの第1の電界効
果トランジスタ14と電池電源供給出力用Pチャンネル
の第2の電界効果トランジスタ16のゲート信号として
使用し、かつPチャンネルの第1の電界効果トランジス
タ14と電池電源供給出力用Pチャンネルの第2の電界
効果トランジスタ16の寄生ダイオードの方向を考慮し
た構成を採用する。このことにより本発明では、異なる
異種商用交流電源を直流化した電源供給入力の接続時本
体の逆電圧破壊および二次電池17への過充電による漏
液や破裂を防止することができる。
【0025】本発明でショットキーバリアダイオードD
1、D2に日本インター株式会社製EC10QS02L
(商品名)、Pチャンネル電界効果トランジスタFET
1,FET2,FET3にアメリカのSiliconi
x製Si9434DY(商品名)を例にすると、1アン
ペアの電流を流す場合には、ショットキーバリアダイオ
ードEC10QS02Lは順方向電圧降下は0.45ボ
ルトであるが、Pチャンネル電界効果トランジスタSi
9434DYはゲートソース間電圧がマイナス2.7ボ
ルトでドレインソース間オン抵抗は0.06オームであ
るから電圧降下は1アンペアかける0.06オームで
0.06ボルトになる。
【0026】電池12が2本の直列接続電池では電池電
圧は2.0から3.0ボルトであるがダイオードを経由
した後の電圧は1.55ボルトから2.55ボルトにな
り、エネルギーの損失が22.5%から15%になる
が、電界効果トランジスタを経由した後の電圧は1.9
4ボルトから2.94ボルトになり、エネルギーの損失
が2%から3%に減少する。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による電源入力回路は、ショットキーバリアダイオード
の順方向電圧降下によるエネルギー損失を減少させ、商
用交流電源を直流化した電源供給入力の出力信号を電界
効果トランジスタのゲート信号とすることで少ない部品
点数で電界効果トランジスタの最適な制御が行える。ま
た異なる異種商用交流電源を直流化した出力電圧の接続
時本体の逆電圧破壊および一次電池への充電による漏液
や破裂を防止することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電源入力回路を示
す回路図である。
【図2】本発明の実施の形態における電源入力回路を示
す回路図である。
【図3】本発明の実施の形態における電源入力回路の各
部の出力波形を示す波形図である。
【図4】従来の技術における電源入力回路を示す回路図
である。
【符号の説明】
11 DCジャック 12 一次電池 13 プルアップ抵抗器 14 第1の電界効果トランジスタ 15 ダンピング抵抗器 16 第2の電界効果トランジスタ 17 二次電池 21 電源供給入力検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源を直流化する電源供給入力
    と直列に接続する分圧抵抗器で分圧した出力を接続する
    トランジスタのベースと、トランジスタのコレクタと第
    1の電界効果トランジスタのゲートとプルアップ抵抗器
    とを接続し、商用交流電源を直流化した電源供給入力と
    ダンピング抵抗器を第2の電界効果トランジスタのベー
    スに接続する電源入力回路にあって、 商用交流電源を直流化した電源供給入力と直列に接続し
    た第1の電界効果トランジスタと、一次電池の端子と直
    列に接続した第2の電界効果トランジスタを有し、商用
    交流電源を直流化した電源供給入力の印加により第1の
    電界効果トランジスタと第2の電界効果トランジスタを
    オン・オフすることを特徴とする電源入力回路。
JP8223674A 1996-08-26 1996-08-26 電源入力回路 Pending JPH1070850A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018093058A1 (ko) * 2016-11-21 2018-05-24 주식회사 엘지화학 배터리 역전압 방지 시스템 및 방법

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