JPH1070756A - 無線監視方法 - Google Patents

無線監視方法

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Publication number
JPH1070756A
JPH1070756A JP8228103A JP22810396A JPH1070756A JP H1070756 A JPH1070756 A JP H1070756A JP 8228103 A JP8228103 A JP 8228103A JP 22810396 A JP22810396 A JP 22810396A JP H1070756 A JPH1070756 A JP H1070756A
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JP
Japan
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data
communication frame
signal
station
slave station
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Pending
Application number
JP8228103A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Shimizu
勝 清水
Shoichi Matsui
祥一 松井
Hiroshi Imada
博 今田
Tsutomu Sakuma
勉 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親局からの呼出し信号に子局が応答して送出
する定期的に収集の必要があるデータ(以下第1データ
と称す)と異常など緊急度の高いデータ(以下第2デー
タと称す)の送受信を行うポーリング方式の無線監視シ
ステムに関し、第2データの伝達を速めると第1データ
の順次ポーリングの一巡周期が長くなる課題を解決し、
第2データの伝達時間と第1データの一巡周期と共に同
システムの要求時間を満足できる無線監視方法の提供を
目的とする。 【解決手段】 第1データの送受信を順次実行する第1
データ通信フレームと、子局側の自局状況に応じてその
都度発生する第2データの送受信を実行する第2データ
通信フレームと、連続したn個の第1データ通信フレー
ム毎に1個の第2データ通信フレームを配置することで
第2データの伝達時間と第1データの一巡周期が共に高
速化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は親局が子局アドレス
指定による呼出し信号の送信で子局を順次呼出し、子局
情報を子局応答信号として受信するポーリング方式の無
線通信を用いた無線監視システムにおいて、親局からの
呼出し信号に子局が応答して送出するデータ(周期的に
収集する必要のあるデータを指し、以下、第1データと
称す)の他に異常などの突発発生ではあるが緊急度の高
いデータ(以下、第2データと称す)の送受信を行う場
合の無線監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、親局がその監視範囲内に入る複数
の子局を監視する無線監視システムにおいては、上記第
1データ及び第2データ等の監視データの転送速度の高
速化、および子局総数の増大や子局の増設といったシス
テム規模の大型化、更にどの子局がどんな情報を保持し
ているのかを把握する等の情報量増大への対応が求めら
れている。
【0003】従来、このような監視データの転送速度の
高速化としては、例えば特開平2−31537号公報に
提案されているような監視信号転送装置があり、親局
(同公報では無線基地局と記載)からのポーリング監視
信号に応答して送出する信号と、子局(同公報では小型
無線局と記載)が自局の状況に応じて任意の時刻に送出
する信号の2種類の監視信号を同一フレーム内に時分割
して配置するというものであった。
【0004】図15は、同公報に開示されたタイミング
チャートであり、親局(同公報では無線基地局と記載)
から子局(同公報では小型無線局と記載)への通信フレ
ーム(A)内には、通信信号領域53とポーリング監視
信号領域54とからなる上記第1データの要求信号に相
当する領域と、上記第2データの応答受け付けに相当す
る領域55(同公報ではランダム警報応答信号領域と記
載)の2種類の信号領域があり、同様に、子局から親局
への通信フレーム内(B)には通信信号領域53とポー
リング応答警報信号領域56からなる上記第1データの
応答信号に相当する領域と第2データの応答信号に相当
する領域57(同公報ではランダム警報信号領域と記
載)の2種類の信号領域があり、従って任意の時刻に送
信される緊急情報の転送は、上記通信フレーム内のラン
ダム警報応答信号領域55とランダム警報信号領域57
とにより迅速になされるように構成されたものであっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成の監視データ転送速度の高速化では、1フレーム
内に第1データの信号処理に相当する領域と第2データ
の信号処理に相当する領域が含まれており、順次ポーリ
ングによる緊急情報伝達に比べ第2データの転送速度は
速くなるが、第1データの順次ポーリングの一巡周期は
長くなるというものであった。
【0006】すなわち、子局総数をN、フレームの周期
をto、第1データの信号処理領域の周期をt1、第2
データの信号処理領域の周期をt2、第1データの一巡
周期をToとすると、 To=to*N(t1+t2)*N となり、第1データだけのポーリングの一巡周期に比べ
t2*N分長くなる。特に、情報量の増大傾向に伴い第
2データの信号量が第1データと同程度に必要とされる
傾向の中で、(同公報で図示されている信号フォーマッ
トでは、図15に示すように第2データの信号処理に相
当する領域55,57が短く記載されているが)仮に第
1データと第2データに関する信号量が同じとした場
合、t1とt2は等しくなり、第1データだけのポーリ
ングに比べ周期は2倍となり、順次ポーリングシステム
として要求する一巡周期Toが2N*t1と一義的に決
まってしまい、2N*t1より小さい一巡周期への対応
が困難になり、(一般的には第1データの信号処理領域
の周期t1は信号フォーマット、データ量、通信速度に
関するものでt1の高速化には限界があると考えられて
いる。)上記第1データ及び第2データ等の監視データ
の総合転送速度の高速化という無線監視システムの要求
を満足するには不十分であるという課題を有していた。
【0007】又、一巡周期Toは子局総数Nが多い場合
や子局増設ΔNに対して、それぞれ2*N、2*ΔNの
ように2倍の影響を受けるため、監視データの転送速度
の高速化と子局総数の増大や子局の増設といったシステ
ム規模の大型化への対応が困難であるという課題も有し
ていた。
【0008】本発明はこのような従来の課題を解決し、
第1データの順次ポーリングの一巡周期Toを2N*t
1以下にでき、第2データの伝達時間と第1データの一
巡周期がともに無線監視システムの要求時間を満足し、
かつ第1データの一巡周期Toへの子局総数Nの増大や
子局増設ΔNの影響をより小さくすることができる無線
監視方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による無線監視方法は、親局と、この親局の監
視範囲内に入るそれぞれ固有のアドレスを有した複数の
子局との間の単信方式において、親局より子局アドレス
指定により順次子局を呼出して得るデータの送受信を実
行する通信フレームと、子局側の自局状況に応じてその
都度発生するデータの送受信を実行する通信フレーム
と、連続したn個(nは2以上)の上記第1データ通信
フレーム毎に1個の第2データ通信フレームを配置した
構成にしたものである。
【0010】この本発明によれば、上記第1データ及び
第2データ等の監視データの転送速度の高速化、および
子局総数の増大や子局の増設といったシステム規模の大
型化、更にどの子局がどんな情報を保持しているのかを
把握する等の情報量の増大に対応できる無線監視方法が
得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、親局より子局アドレス指定により順次子局を呼出し
て得る第1データの送受信を実行する第1データ通信フ
レームと、子局側の自局状況に応じてその都度発生する
第2データの送受信を実行する第2データ通信フレーム
と、総数N個の子局の上記第1データ通信フレームをn
個ずつ分割して連続したn個の上記第1データ通信フレ
ーム毎に1個の第2データ通信フレームを配置した構成
としたものであり、従来の同一フレーム内に第1データ
と第2データの送受信を設けた緊急情報伝達に比べて、
第1データの順次ポーリングの一巡周期を短くすること
ができ、無線監視システムの高速化が図れるという作用
を有する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、第1データ通信フレームが親局からの子
局指定のアドレスを有する第1データ要求信号と指定さ
れたアドレスと自局アドレスが一致する子局からの第1
データを有する子局応答信号との送受信を実行する通信
フレームであり、第2データ通信フレームが親局からの
一斉同報信号を有する第2データ要求信号と第2データ
を有する子局応答信号との送受信を実行する通信フレー
ムで構成したものであり、順次子局を呼出し、総数N個
の子局の上記第1データ通信フレームをn個ずつ分割し
て送受信する連続したnフレームの後の第2のデータ通
信フレーム内で一斉同報通信により第2データ要求を送
信し、それを受信した子局の内、自局の都合により発生
した第2データを保持する子局のみからの第2データを
含む応答を受け付けることにより、従来の同一フレーム
内に第1データと第2データの送受信を設けた緊急情報
伝達に比べて第1データの順次ポーリングの一巡周期を
短くすることができ、無線監視システムの高速化が図れ
るという作用を有する。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、第1データ通信フレームが親局からの子
局指定のアドレス及び、第2データの送信不許可ビット
を有した第1データ要求信号と指定されたアドレスと自
局アドレスが一致する子局からの第1データを有する子
局応答信号との送受信を実行する通信フレームであり、
第2データ通信フレームが親局からの子局指定のアドレ
ス及び、第2データの送信許可ビットを有した第1デー
タ要求信号と指定されたアドレスと自局アドレスが一致
する子局からの第1データを有する子局応答信号及び、
第2データを有する子局応答信号との送受信を実行する
通信フレームで構成したものであり、第2データ通信フ
レーム内で第2データ要求を送信し、それを受信した子
局の内、自局の都合により発生した第2データを保持す
る子局のみからの第2データを含む応答を受け付けるこ
とにより、従来の同一フレーム内に第1データと第2デ
ータの送受信を設けた緊急情報伝達に比べて第1データ
の順次ポーリングの一巡周期を短くすることができ、無
線監視システムの高速化が図られるという作用を有す
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、親局に混信判定手段を設け、この親局が
上記混信判定手段により混信を検出したときに第2デー
タ通信フレームを予め設定された個数だけ連続配置し、
第1番目の第2データ通信フレームで上記親局からの第
2データの受け付け信号を受信できなかった第2データ
を有する子局が次の再応答のタイミングを上記子局毎に
異なる時間だけずらして送信する構成としたものであ
り、複数の子局で緊急情報の同時応答が有り、かつ上記
応答の信号レベルが親局側で差が無く(通常3db未
満)、正常受信ができない混信状態の場合に連続配置さ
れたいずれかの第2のデータ通信フレームにて緊急応答
の複数の応答を別々に受け付けることができるという作
用を有する。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、親局が第2データ通信フレーム内に第2
データ要求信号の送信後に第2データの受け付け用タイ
ムスロットを予め設定した個数だけ設け、第1番目のタ
イムスロットで親局からの第2データの受け付け信号を
受信できなかった第2データを有する子局が上記子局毎
に異なる時間だけずらして次の再応答の送信をする構成
としたものであり、複数の応答の親局側での受信強度の
差で選択受け付けされる場合および、上記応答の信号レ
ベルが親局側で差が無く正常受信ができない場合に、第
2データ通信フレーム内に設けられたいずれかのタイム
スロットにて、複数の緊急応答を別々に受け付けること
ができるという作用を有する。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5記載の発明において、第2データの発生タイミング情
報に対応した時間だけ待機した後、子局応答信号を送信
する構成としたものであり、複数の子局で緊急情報の同
時応答を避けることができるという作用を有する。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項2の発明
において、親局は第2データ通信フレーム内に第2デー
タ要求信号の送信後に第2データの受け付け用のタイム
スロットを予め設定した個数だけ設け、第2データを有
する子局が第2データの発生タイミング情報に対応した
時間だけ待機した後、子局応答信号を送信する構成とし
たものであり、予め複数の子局からの同時応答を回避で
きるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図14を用いて説明する。 (実施の形態1)図2は本発明の第1の実施の形態にお
ける無線監視方法の親局および子局の装置の構成を示す
ブロック図であり、親局及び子局の装置の構成は同一で
ある。
【0019】図2において、1は電波の送受信用のアン
テナ、2は無線送受信部、3は変復調部、4はシリアル
パラレル変換部、5はCPU、6はクロック部、7は制
御プログラム及び、識別用の機器アドレスを格納するR
OM、8はデータ及び、ワークのバッファのためのRA
M、9は送受信のタイミングを作るタイマー及びカウン
ター部、10は外部装置とのI/O部である。
【0020】図3は同実施の形態における無線監視方法
を用いた自販機、両替機、業務用ゲーム機等のコインカ
ウント信号(第1データに相当)及び釣銭切れ、コイン
の詰り等の緊急呼出し信号(第2データに相当)の場合
の無線監視システムの構成を示す概念図である。
【0021】図3において、12は監視データを処理す
るホストコンピュータ、13は親局、14−1〜14−
Nは#1〜#Nのアドレスを持つ子局で、かつn個ずつ
くくられている。
【0022】15は自販機、両替機、業務用ゲーム機等
の被監視機器、16は第1データに相当するコインカウ
ント信号、17は第2データに相当する緊急呼出し信号
であり、親局13はホストコンピュータ12の指令を受
け、順次子局#1〜子局#nを呼出し、コインカウント
信号16(n個の第1データ通信フレームに相当)を受
け付けた後、次に異常情報を有する子局からの緊急呼出
し信号17(第2データ通信フレームに相当)を受け付
け、その後、子局#(n+1)からさらに次のn台目ま
で順次呼出してコインカウント信号を受け付け、これを
#Nのアドレスを持つ子局まで繰り返すことにより被監
視機器のコインカウント信号と緊急呼出信号とを監視す
るものである。
【0023】図1は同実施の形態による第1のデータ通
信フレームの連続数nを、n=5とした場合の通信フレ
ームの配列を示す通信フレーム配列図であり、図1にお
いて、20aは配列された通信フレーム、21−1〜2
1−5は親局と子局アドレス#1〜#5の各子局との送
受信を実行する5個の連続した第1データ通信フレー
ム、22は第2データ通信フレームである。
【0024】図1において、各第1データ通信フレーム
21−1〜21−5では、親局がアドレス#1から#5
の各子局の第1データを順次呼出し、第2データ通信フ
レーム22では、親局が第2データを有する子局からの
送信を受け付けることができるため、第1データ通信フ
レーム、第2データ通信フレームを同じ周期t1とする
と、6*t1毎の周期で親局が第2データを監視するこ
とができ、第1データの順次ポーリング周期Toは、 To=(N+N/5)*t1 で表され、子局の総数Nを300とすると、 To=360*t1 となり、従来の技術に示した同公報の例では2*N*t
1=600*t1となり、本発明の方が高速化が図れる
ことがわかる。
【0025】図4は同実施の形態による第1データ通信
フレームの連続数nに対する第1データの順次ポーリン
グ周期To及び、第2データの監視周期T1の相関グラ
フで、N=300台、t1=0.5秒とした場合を示
す。
【0026】図4において、n=1の場合は従来の技術
に示した同公報の場合に対応し、 To=2*N*t1=300秒(5分)、 T1=2*t1=1秒 となって、ToおよびT1はNとt1で一義的に決ま
り、N又は、t1を変えずにToを5分未満にすること
は不可能であったが、本発明によれば、無線監視システ
ムとして、Toを4分以下と要求されても、図4よりn
を2個以上とすればよく、例えばnを2個とすれば、 To=3.75分、 T1=1.5秒 が得られ、Toの4分以下が実現できることがわかる。
【0027】ここでT1が従来の技術に示した同公報の
例に比べ0.5秒ほど長くなるが、例えば本発明の適用
用途として自販機、両替機、業務用ゲーム機等のコイン
カウント信号及び釣銭切れ、コインの詰り等の緊急呼出
し信号の監視であれば、何ら影響のない範囲であり、実
用上何ら問題のないものである。
【0028】又、図4において、Toの300秒(5
分)を一定とした場合、従来の技術に示した同公報の例
ではNは300台が最大の個数であったが、本発明によ
ればNは500台となり、子局が500台までの規模増
大やシステム構築後の増設が可能となるものであり、
又、Toを許容できるまで延ばせれば更に増大する子局
の個数に対応できるという柔軟性も持っているものであ
る。
【0029】(実施の形態2)図5は本発明の第2の実
施の形態による無線監視方法で、上記図1の通信フレー
ム配列20aに同期した親局と子局間の送受信信号タイ
ミング図であり、nを5とした場合のものである。
【0030】図5において、23aは親局の送受信タイ
ミング、24a−1〜24a−5は子局アドレス#1か
ら#5を指定した呼出し信号と第1データ要求のコマン
ドからなる第1データ要求信号、25aは全子局が一斉
に受信可能な一斉同報信号と第2データ要求のコマンド
からなる第2データ要求信号、26aは第2データを有
する子局からの応答信号に対する受け取り確認信号(A
CK)であり、30a−1〜30a−5は子局アドレス
#1から#5の各子局の送受信タイミング、27a−1
〜27a−5は親局の第1データ要求信号24a−1〜
24a−5に応答して各子局が送信する第1データ応答
信号、28aは親局の第2データ要求信号25aに応答
して第2データを有する子局が送信する第2データ応答
信号である(なお、この例では子局#mが第2データを
有する構成とした。)。
【0031】図6(a)は第1データ要求信号24aの
機能を示す概念図、図6(b)は第2データ要求信号2
5aの構成を示す概念図であり、第1データ要求信号2
4aは同期信号と子局指定アドレスからなる呼出し信号
と、第1データ要求のコマンドから構成され、第2デー
タ要求信号25aは同期信号と全子局のアドレスと無関
係な固定値からなる一斉同報信号と、第2データ要求の
コマンドから構成されている。
【0032】図5において、親局は第1データ要求信号
24a−1を送信後、タイマー処理により一定時間受信
状態となって、子局#1からの第1データ応答信号の受
信待ちになり、子局#1は受信した第1データ要求信号
から自局のアドレスとの一致確認と第1データ要求のコ
マンドの解読作業後、タイマー処理により第1データ応
答信号27a−1を送信し、受信待ちの親局が第1デー
タ応答信号を受け取ることができる。
【0033】同様にして親局は子局#5まで第1データ
要求信号の送信と第1データ応答信号の受信を繰り返
し、#1から#5の子局の第1データを順次収集するこ
とができる。
【0034】親局はカウンター処理により第1データ要
求信号の送信と第1データ応答信号の受信の繰り返しを
5回計数すると第2データ要求信号25aを送信し、タ
イマー処理により一定時間受信状態となって、第2デー
タを有する子局が送信する第2データ応答信号28aの
受信待ちになり、全子局は一斉同報信号と第2データの
要求コマンドの解読作業後、第2データを有する子局が
タイマー処理により第2データ応答信号28aを送信
し、受信待ちの親局は第2データを受け取ると、第2デ
ータを有する子局への受け取り確認信号(ACK)26
aを送信する。
【0035】受け取り確認信号(ACK)26aを送信
するのは電波環境の悪化により親局が第2データ応答信
号を受信できなかった場合、そのことを子局はタイマー
処理により一定時間経過しても受け取り確認信号(AC
K)26aが無いことで判断でき、次の第2データの通
信フレームでリトライすることができるようにするため
である。
【0036】(実施の形態3)図7は本発明の第3の実
施の形態による無線監視方法で、図1の通信フレーム配
列20aに同期した親局と子局間の送受信信号タイミン
グ図であり、nを4とした場合のものである。
【0037】図7において、23bは親局の送受信タイ
ミング、24b−1〜24b−4は子局アドレス#1か
ら#4を指定した呼出し信号、第1データ要求のコマン
ド及び、第2データの送信不許可ビット31からなる第
1データ要求信号、25bは子局#5を指定した呼出し
信号、第1データ要求のコマンド、及び、第2のデータ
の送信許可ビット32からなる第2データ要求信号、2
6bは第2データを有する子局からの応答信号に対する
受け取り確認信号(ACK)であり、30b−1〜30
b−mは#1から#mの子局の送受信タイミング、27
a−1〜27a−4は親局の第1データ要求信号24b
−1〜24b−4に応答して#1から#4の各子局が送
信する第1データ応答信号、27a−5は第2データ要
求信号25bの中の第1データ要求のコマンドに応答し
た子局#5の第1データ応答信号、28bは第2データ
要求信号25bの第2データの送信許可ビット32に応
答して第2データを有する子局が送信する第2データ応
答信号である(なお、この例では子局#mが第2データ
を有する構成とした。)。
【0038】図8(a)は第1データ要求信号24bの
機能を示す概念図、図8(b)は第2データ要求信号2
5bの構成を示す概念図であり、図8において、第1デ
ータ要求信号24bは同期信号と子局指定アドレスから
なる呼出し信号と第1データ要求のコマンド及び、第2
データの送信不許可ビットから構成され、上記第2デー
タ要求信号は同期信号と子局指定アドレスからなる呼出
し信号と第2データ要求のコマンド及び、第2データの
送信許可ビットから構成されている。
【0039】図7において、親局は第1データ要求信号
24b−1を送信後、タイマー処理により一定時間受信
状態とし、子局#1からの第1データ応答信号の受信待
ちになり、子局#1は受信した第1データ要求信号から
自局のアドレスとの一致、第1データ要求コマンド及
び、第2データの送信不許可ビット31の解読作業後、
タイマー処理により第1データ応答送信27a−1を送
信し、#1以外の子局は自局アドレスとの不一致で第1
データ応答送信はせず、又、第2データの送信不許可ビ
ット31を検出し、第2データ応答送信もしないので受
信待ちの親局が子局#1の第1データだけを受け取るこ
とができる。
【0040】同様に親局は子局#4まで第1データ要求
信号の送信と第1データ応答信号の受信を繰り返し、#
1から#4の子局の第1データを順次収集することがで
きる。親局はカウンター処理により第1データ要求信号
の送信と第1データ応答信号の受信の繰り返しを4回計
数すると第2データ要求信号25bを送信し、タイマー
処理により一定時間受信状態とし、#5の子局が送信す
る第1データ応答信号27a−5と第2データを有する
子局が送信する第2データ応答信号の受信待ちになり、
子局#5は受信した第2データの要求信号から自局のア
ドレスとの一致、第1データ要求コマンド及び第2デー
タの送信許可ビット32を検出し、タイマー処理により
第1データ応答信号及び、第2データを有する場合は第
2データを送信し、#5以外の子局は自局アドレスとの
不一致で第1データ応答送信はしないが、第2データの
送信許可ビット32を検出し、第2データを有する子局
がタイマー処理により第2データ応答信号28bを送信
する。
【0041】受信待ちの親局は子局#5からの第1デー
タ応答信号27a−5と第2データを有する子局からの
第2データ応答信号を受け取ると、第2データを有する
子局への受け取り確認信号(ACK)26bを送信す
る。
【0042】第2データを有した子局が受け取り確認信
号(ACK)26bを確認できなかった場合、そのこと
を子局はタイマー処理により一定時間経過しても受け取
り確認信号(ACK)26bが無いことで判断でき、次
の第2データ送受信タイミングでリトライする。
【0043】(実施の形態4)図9は本発明の第4の実
施の形態における無線監視方法の親局の装置の構成を示
すブロック図であり、同図において、11は受信レベル
判定部であり、1〜10は上記図1に記載の名称と重複
するため説明を省く。
【0044】図9において、複数の子局で緊急情報の同
時応答が有り、かつこの応答の信号レベルが親局側で差
が無く(通常3db未満)、正常受信ができない混信状
態の場合に対して、受信レベル判定部11が予め設定さ
れたレベル以上を検出し、かつCPU5でデータが検出
できないことで混信状態を判定し、第2データ通信フレ
ームを複数回繰り返す。
【0045】このことにより、第2データを有する子局
では繰り返しの第1番目の第2データ通信フレームにて
送信した第2データ応答信号に対する親局の受け取り信
号(ACK)が受信できないとき、(子局は)次の再応
答の送信タイミングを子局毎に異なる時間ずらし、第2
番目以降のいずれかの第2データ通信フレームで別々に
第2データ応答信号を送信することができる。
【0046】図10は同実施の形態による無線監視方法
で、通信フレーム配列20cとそれに同期した親局と子
局間の送受信信号タイミング図であり、5個の連続する
第1データ通信フレームの後、第2データ通信フレーム
を連続数5個に設定した場合のものを示す。
【0047】図10において、23cは親局の送受信タ
イミング、24cは第1データ要求信号、25c−1〜
25c−5は全子局が一斉に受信可能な一斉同報信号と
第2データ要求のコマンドからなる5個連続した第2デ
ータ要求信号、26cは第2データを有する子局からの
応答信号に対する受け取り確認信号(ACK)であり、
30c−1〜30c−Nは#1〜#Nの子局の送受信タ
イミング、27cは親局の第1データ要求信号24cに
応答して各子局が送信する第1データ応答信号、28c
−1〜28c−4は親局の第2データ要求信号25cに
応答して第2データを有する子局が送信する第2データ
応答信号で、この例では子局#mと#iとが共に第2デ
ータを有し、同時に第2データ応答信号28c−1と2
8c−2とを送信し、親局での受信レベル差が無い(通
常は3db以下)場合のものである。
【0048】図9、図10において、親局は5個の連続
する第1データ通信フレームの後の第1番目の第2デー
タ通信フレーム22−1にて第2データ要求信号の送信
後、タイマー処理により一定時間受信状態とし第2デー
タを有する子局が送信する第2データ応答信号の受信待
ちとなると同時に予め設定したレベル以上の受信強度を
受信レベル判定部11にて検出し、検出信号をCPU5
が監視するモードになる。
【0049】検出信号を受けたCPU5は第2データ応
答信号が受信できたとき、第2データ応答の受け付け確
認信号(ACK)26c−1を送信するが、混信等で第
2データ応答信号が受信できない場合に、第2データ応
答の受け付け信号(ACK)を送信せず、第2データ要
求信号の送信、第2データ応答信号の受信、第2データ
受信時のACK送信を(タイマー)カウンター部9によ
り更に4回繰り返す。
【0050】子局#m、#iは第1番目の第2データ通
信フレーム22−1にて第2データ応答の受け付け信号
を受信できないため、次の再応答の送信タイミングをそ
れぞれずらし、第2番目以降の通信フレーム22−2〜
22−5のうち、子局#mは通信フレーム22−3、子
局#iは通信フレーム22−2で送信した例である。
【0051】また、混信のない場合には第2データ通信
フレームの繰り返しがないため、第1データ通信フレー
ムの一巡周期が速いという効果が得られる。
【0052】尚、本実施の形態では、上記実施の形態2
で記載した一斉同報信号を有する第2データの通信フレ
ームを用いた例としたが、上記実施の形態3で記載した
第2データの送信許可ビットを有する第2データの通信
フレームを用いたものでも同じ効果が得られる。
【0053】(実施の形態5)図11は本発明の第5の
実施の形態による無線監視方法で、通信フレーム配列2
0dとそれに同期した親局と子局間の送受信信号タイミ
ング図で、n個の連続する第1データ通信フレーム21
の後、第2データ通信フレーム22内に第2データ要求
信号の送信後に第2データ応答信号の受け付けのタイム
スロットを5個設けたものであり、31−1〜31−5
は上記タイムスロット、23dは親局の送受信タイミン
グ、25dは全子局が一斉に受信可能な一斉同報信号と
第2データ要求のコマンドからなる第2データ要求信
号、26dは第2データを有する子局からの応答信号に
対する受け取り確認信号(ACK)であり、30d−
i、30d−jは#i、#jの子局の送受信タイミン
グ、28d−1〜28d−3は親局の第2データ要求信
号25dに応答して第2データを有する子局が送信する
第2データ応答信号で、この例では子局#iと#jとが
共に第2データを有し、同時に第2データ応答信号を送
信した場合のものである。
【0054】図11において、親局はn個の連続する第
1データ通信フレームの後、第2データ通信フレーム2
2にて第2データ要求信号25dの送信後、タイマー処
理により一定時間受信状態とし第2データを有する子局
が送信する第2データ応答信号の受信待ちのタイムスロ
ット31を5個設け、全子局は一斉同報信号と第2デー
タ要求のコマンドの解読作業後、第2データを有する子
局がタイマー処理により上記タイムスロット31に同期
するように第2データ応答信号28d−1を送信し、受
信待ちの親局は第2データ応答信号28d−1を受け取
ると、第2データを有する子局#iへの受取り確認信号
(ACK)26d−1を送信し、更に受信待ちをタイマ
ーとカウント処理により5個目のタイムスロットまで続
ける。
【0055】これにより、2台の子局#i、#jから同
時に応答信号28d−1,28d−2が送信された場
合、第2データ通信フレーム22にて電波強度が強い方
(28d−1が強いとする)が受け付けられるため、弱
い方(28d−2が弱いとする)は受け付けられない
が、親局の第2データ受信時のACK26d−1の送信
を子局#jが検出できないため、子局#jは次の再応答
を子局毎に異なる時間Djずらし、第2データ応答信号
28d−3を送信することができる。
【0056】また、図12は第1番目のタイムスロット
で子局#i、#jが同時に応答信号28d−1、28d
−2を送信し、その信号の親局での受信レベルに差が無
く、親局が第2データを解読できなかった混信状態の送
受信タイミング図であり、親局は受け付け信号(AC
K)を返さず、タイムスロットをタイマーカウント処理
により更に4回繰り返す。
【0057】子局#i、#jは第1番目のタイムスロッ
トで受け付け信号(ACK)が無いため、次の再応答を
子局毎に異なる時間(Di、Dj)ずらし、第2データ
応答信号28d−4、28d−3を送信することができ
る。
【0058】これにより、受信レベル差のある複数の応
答信号の衝突および、受信レベル差が無くデータの読み
とりができない複数の応答信号の衝突に対して何れかの
タイムスロットで再応答送信ができる。
【0059】(実施の形態6)図13は本発明の第6の
実施の形態による無線監視方法で、複数の子局での第2
データ発生のタイミング時間差と第2データ送信順序と
の関係を示す概念図であり、上記実施の形態5で記載し
た第1番目のタイムスロットで親局からの受け付け信号
(ACK)を受信できなかった場合、第2番目以降のタ
イムスロットのいずれかに同期して第2データ応答信号
を送信するように第2データ発生のタイミング時間差デ
ータからタイマー処理されたものである。
【0060】図13において、32は第2データを有す
る子局において上記第2データ要求信号25dを基準に
した第2データの発生タイミングであり、T3は上記第
2データ要求信号25dの周期、TiおよびTjは上記
第2データの発生タイミングで、タイムスロット数を5
個としている。
【0061】第2データ要求信号25dを基準にした第
2データの発生タイミングtmと第2データ応答信号の
送信タイミング(タイムスロットの番号)との関係は第
2番目以降の繰り返しのタイムスロット数は4個とな
り、0≦tm<T3/4の時、#5のタイムスロットに
同期して送信、T3/4≦tm<2*T3/4の時、#
4のタイムスロットに同期して送信、2*T3/4≦t
m<3*T3/4の時、#3のタイムスロットに同期し
て送信、3*T3/4≦tm<T3の時、#2のタイム
スロットに同期して送信で表され、複数の子局での第2
データ発生のタイミング時間差がT3/4以上であれば
第2番目以降同時に子局応答することは無いことがわか
る。
【0062】なお、本実施の形態6では上記実施の形態
5で記載した複数のタイムスロットを有する第2データ
通信フレームを用いた例としたが、上記実施の形態4で
記載した一斉同報信号や、第2データの送信許可ビット
を有する第2データの通信フレームが複数回繰り返すも
のでも同じ効果が得られる。
【0063】(実施の形態7)図14は本発明の第7の
実施の形態による無線監視方法で、複数の子局での第2
データ発生のタイミング時間差と第2データ送信順序と
の関係を示す概念図であり、複数(例えば5個)設けた
タイムスロットのいずれかに同期して第2データ応答信
号を送信するように第2データ発生タイミング時間差デ
ータからタイマー処理されたものである。
【0064】図14において、23eは親局の送受信タ
イミング、30eは第2データを有する子局の送受信タ
イミング、25eは第2データ要求信号、32は第2デ
ータを有する子局において上記第2データ要求信号25
eを基準にした第2データの発生タイミングであり、T
3は上記第2データ要求信号25eの周期、Tiおよび
Tjは上記第2データ要求信号25eを基準にした第2
データの発生タイミングである。
【0065】第2データ要求信号25eを基準にした第
2データの発生タイミングtmと第2データの応答信号
の送信タイミング(タイムスロットの番号)との関係は
タイムスロット数を5としたとき、0≦tm<T3/5
の時、#5のタイムスロットに同期して送信、T3/5
≦tm<2*T3/5の時、#4のタイムスロットに同
期して送信、2*T3/5≦tm<3*T3/5の時、
#3のタイムスロットに同期して送信、3*T3/5≦
tm<4*T3/5の時、#2のタイムスロットに同期
して送信、4*T3/5≦tm<T3の時、#1のタイ
ムスロットに同期して送信で表され、複数の子局での第
2データ発生のタイミング時間差がT3/5以上であれ
ば同時に子局応答することは無いことがわかる。
【0066】なお、本実施の形態7では上記実施の形態
5で記載した複数のタイムスロットを有する第2データ
の通信フレームを用いた例としたが、上記実施の形態4
で記載した一斉同報信号や、第2データの送信許可ビッ
トを有する第2データの通信フレームを複数回繰り返す
ものでも同じ効果が得られる。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明による無線監視方法
は、連続したn個(nは1以上)の第1データ通信フレ
ーム毎に1個の第2データ通信フレームを配置した構成
としたものであり、従来の順次ポーリングによる緊急情
報伝達に比べると第2データの伝達が速くなり、かつ、
第1データの順次ポーリングの一巡周期T0を2N*t
1以下にすることができ、第2データの伝達時間と第1
データの1巡周期がともに無線監視システムの要求時間
を満足し、又、子局総数Nの増大や子局を増設ΔNの場
合、第1データの一巡周期Toへの影響をより小さくす
ることができるという効果と、混信判定手段と複数の連
続した第2データ通信フレームを設けるか、第2データ
通信フレーム内に複数のタイムスロットを設けるか、第
2データの発生のタイミング情報に対応した時間だけ待
機した後に子局応答信号を送信することにより、複数子
局での同時応答を避け、確実なデータ送信ができるとい
う効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による無線監視方法の通
信フレームの配列を示す通信フレーム配列図
【図2】同親局および子局の装置の構成を示すブロック
【図3】同無線監視方法の応用例を示す概念図
【図4】同第1のデータ通信フレームの連続数nに対す
る第1データの順次ポーリングの一巡周期To及び、第
2データの監視周期T1の関係を示す相関グラフ
【図5】同実施の形態2による無線監視方法の通信フレ
ーム配列に同期した親局と子局間の送受信信号タイミン
グ図
【図6】(a)第1データ要求信号の構成を示す概念図 (b)同第2データ要求信号の構成を示す概念図
【図7】同実施の形態3による無線監視方法の図1の通
信フレーム配列20aに同期した親局と子局間の送受信
信号タイミング図
【図8】(a)同第1データ要求信号の構成を示す概念
図 (b)同第2データ要求信号の構成を示す概念図
【図9】同実施の形態4による無線監視方法の親局の装
置の構成を示すブロック図
【図10】同通信フレーム配列20cとそれに同期した
親局と子局間の送受信信号タイミング図
【図11】同実施の形態5による無線監視方法の通信フ
レーム配列20dとそれに同期した親局と子局間の送受
信信号タイミング図(受信レベル差がある場合)
【図12】通信フレーム配列20dとそれに同期した親
局と子局間の送受信信号タイミング図(受信レベル差が
ない場合)
【図13】同実施の形態6による無線監視方法の複数の
子局での第2データ発生のタイミング時間差と第2デー
タ再送信順序との関係を示す概念図
【図14】同実施の形態7による無線監視方法の複数の
子局での第2データ発生のタイミング時間差と第2デー
タ送信順序との関係を示す概念図
【図15】従来の監視信号転送装置の主要構成を示すタ
イミングチャート
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線送受信部 3 変復調部 4 シリアルパラレル変換部 5 CPU 6 クロック部 7 ROM 8 RAM 9 タイマー及びカウンター部 10 I/O 11 受信レベル判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 勉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局より子局アドレス指定により順次子
    局を呼出して得る第1データの送受信を実行する第1デ
    ータ通信フレームと、子局側の自局状況に応じてその都
    度発生する第2データの送受信を実行する第2データ通
    信フレームと、総数N個の子局の上記第1データ通信フ
    レームをN個ずつ分割して連続したn個の上記第1デー
    タ通信フレーム毎に1個の第2データ通信フレームを配
    置してなる無線監視方法。
  2. 【請求項2】 第1データ通信フレームが親局からの子
    局指定のアドレスを有する第1データ要求信号と指定さ
    れたアドレスと自局アドレスが一致する子局からの第1
    データを有する子局応答信号との送受信を実行する通信
    フレームであり、第2データ通信フレームが親局からの
    一斉同報信号を有する第2データ要求信号と第2データ
    を有する子局応答信号との送受信を実行する通信フレー
    ムである請求項1記載の無線監視方法。
  3. 【請求項3】 第1データ通信フレームが親局からの子
    局指定のアドレス及び、第2データの送信不許可ビット
    を有した第1データ要求信号と指定されたアドレスと自
    局アドレスが一致する子局からの第1データを有する子
    局応答信号との送受信を実行する通信フレームであり、
    第2データ通信フレームが親局からの子局指定のアドレ
    ス及び、第2データの送信許可ビットを有した第1デー
    タ要求信号と指定されたアドレスと自局アドレスが一致
    する子局からの第1データを有する子局応答信号及び、
    第2データを有する子局応答信号との送受信を実行する
    通信フレームである請求項1記載の無線監視方法。
  4. 【請求項4】 親局に混信判定手段を設け、この親局が
    上記混信判定手段により混信を検出したときに第2デー
    タ通信フレームを予め設定された個数だけ連続配置し、
    第1番目の第2データ通信フレームで上記親局からの第
    2データの受け付け信号を受信できなかった第2データ
    を有する子局が次の再応答のタイミングを上記子局毎に
    異なる時間だけずらして送信するようにした請求項1記
    載の無線監視方法。
  5. 【請求項5】 親局が第2データ通信フレーム内に第2
    データ要求信号の送信後に第2データの受け付け用タイ
    ムスロットを予め設定した個数だけ設け、第1番目のタ
    イムスロットで親局からの第2データの受け付け信号を
    受信できなかった第2データを有する子局が上記子局毎
    に異なる時間だけずらして次の再応答の送信をするよう
    にした請求項2記載の無線監視方法。
  6. 【請求項6】 第2データの発生タイミング情報に対応
    した時間だけ待機した後、子局応答信号を送信するよう
    にした請求項4または5記載の無線監視方法。
  7. 【請求項7】 親局は第2データ通信フレーム内に第2
    データ要求信号の送信後に第2データの受け付け用のタ
    イムスロットを予め設定した個数だけ設け、第2データ
    を有する子局が第2データの発生タイミング情報に対応
    した時間だけ待機した後、子局応答信号を送信するよう
    にした請求項2記載の無線監視方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006222650A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Nec Corp マルチホップ無線ネットワーク、基地局、無線端末、モニタ端末、およびネットワーク監視・制御方法
US7394824B2 (en) 2001-12-05 2008-07-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha System and method of transmitting variable length packet by sequential allocation of permission and monitoring response detection time period
JP6921289B1 (ja) * 2020-10-02 2021-08-18 太平洋工業株式会社 子機端末及び監視システム及び無線送信方法

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