JPH1070664A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH1070664A
JPH1070664A JP8225389A JP22538996A JPH1070664A JP H1070664 A JPH1070664 A JP H1070664A JP 8225389 A JP8225389 A JP 8225389A JP 22538996 A JP22538996 A JP 22538996A JP H1070664 A JPH1070664 A JP H1070664A
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scanning
band
sub
bands
pixel
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Application number
JP8225389A
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English (en)
Inventor
Kazuto Terada
和人 寺田
Masaji Tamura
正司 田村
Masayuki Saito
雅行 斎藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラスタ走査に比べて、画質劣化が少なく、メ
モリコストの小さい走査方法により画像処理を行い、よ
り効率よく高画質な出力画像を得る。 【解決手段】 Mラインの入力画像をNライン(M>N
>0)毎のバンドに分割し、各バンドを所定方法で、行
方向に所定の領域に分割し、奇数番目のバンドはトラン
ス型フラクタル空間充填曲線を離散化して得られる走査
方法に従って画像の各画素を参照する領域と、シス型フ
ラクタル空間充填曲線を離散化して得られる走査方法に
従って画像の各画素を参照する領域を組み合わせ、左上
が始点で右下が終点になる走査を行い、偶数番目のバン
ドではトランス型フラクタル空間充填曲線を離散化して
得られる走査方法に従って画像の各画素を参照する領域
と、シス型フラクタル空間充填曲線を離散化して得られ
る走査方法に従って画像の各画素を参照する領域を組み
合わせ、右上が始点で左下が終点になる走査を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力機器、複写機
等の画像処理装置における画像処理手法に関する。
【0002】
【従来の技術】出力機器や複写機等の画像処理装置で、
各種の画像処理を行う場合、ラスタ走査を用いて画像デ
ータの各画素を参照するのが一般的である。しかしなが
ら、ラスタ走査の場合、連続して参照される画素は、必
ずしも各画素の近傍に位置するとは限らない。従って、
画像の符号化処理や領域分割処理等で処理の終了した画
素の結果を用いて注目画素の処理を行う場合、近傍画素
間の画素値に関する相関性を活用できない場合がある。
【0003】この問題を解決する手法として図18に示
すようなPeano走査と呼ばれる走査方法が提案され
ている。これはある領域の点を全て通る曲線の一種であ
るPeano曲線を離散化したものである。ここではP
eano曲線のような、ある領域の点を全て重複なく通
る曲線をフラクタル空間充填曲線と呼ぶことにする。こ
のようなフラクタル空間充填曲線を離散化して得られる
走査方法には図18の他にも図19に示すようなものが
存在する。また、図20は特開平6−70144号公報
に示された走査方法である。これらの走査方法ではラス
タ走査と異なり、走査順序が連続する画素は、必ず各画
素の近傍の位置に存在するため、画素間の相関性を有効
に用いた画像処理が可能になる。
【0004】しかしながら、これらの走査方法の場合、
走査が行える領域の形状が固定されている場合がある。
例えばPeano走査の場合、ベースになるPeano
曲線が縦横に関する2分割に基づいた再帰処理を用いて
得られるため、2の指数乗の長さを一辺にもつ正方形の
領域しか走査できないという欠点がある。この問題点を
解決する手法としてWyvill等の手法がある。これ
は図21に示すように比較的小さい走査をつなぎあわせ
て、ひとつながりの走査を得る手法である。
【0005】また、Coleが提案した画像を奇数個の
領域に分割する手法がある。この手法を用いた場合の走
査を図22に示す。また、図23に示す走査はSkar
bek等によって提案されているものであり、画像デー
タより大きい正方形領域を用意し、Peano走査を用
いて走査する手法である。これらの手法の他に、永江等
が任意の矩形領域を走査する手法が提案している(永
江、安居院、長橋:“Peano走査の一般化とハーフ
トーン処理への応用”、TV学技報、Vol.16,N
o.9,pp.25−30(1992))。この手法を
用いた場合の走査を図24に示す。ここではこの走査方
法を一般化Peano走査と呼ぶことにする。一般にこ
れらの走査方法は図25(a)に示すようなシス型と、
図25(b)に示すようなトランス型に分類することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の手法に代表され
る走査方法の場合、連続して参照する画素は各画素の近
傍に存在するが、必ずしも画像を上から下へ走査しない
ため、これらの走査方法を用いて画像処理を行う場合、
画像データを全てメモリ上に保持しておく必要がある。
画像を4×4(pixel)程度の領域に分割して、各
小領域に従来の走査方法を適用する方法も考えられる
が、この方法の場合、画像処理の結果、ブロック形状の
画質劣化が生じることがある。例えば、誤差拡散法の場
合、不自然なテクスチャが、符号化の場合はブロックサ
イズ毎に画素値の不連続領域が生じる。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、ラスタ走査に比べて各画素間
の相関性を活用でき、かつ画質劣化が少なく、メモリコ
ストの小さい走査方法を用いて画像処理を行うことで、
より効率よく高画質な出力画像を得ることを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に関わる本発明
の画像処理方法では、まず、Mラインの入力画像をNラ
イン(M>N>0)毎のバンドに分割する。次に、各バ
ンドを所定の方法を用いて行方向に関して奇数個の領域
に分割する。また、奇数番目のバンドでは奇数個のトラ
ンス型フラクタル空間充填曲線を離散化して得られる走
査方法に従って画像の各画素を参照する領域と、偶数個
のシス型フラクタル空間充填曲線を離散化して得られる
走査方法に従って画像の各画素を参照する領域を組み合
わせることで左上が始点で右下が終点になる走査を行
う。偶数番目のバンドでは奇数個のトランス型フラクタ
ル空間充填曲線を離散化して得られる走査方法に従って
画像の各画素を参照する領域と、偶数個のシス型フラク
タル空間充填曲線を離散化して得られる走査方法に従っ
て画像の各画素を参照する領域を組み合わせることで右
上が始点で左下が終点になる走査を行う。
【0009】請求項2に関わる本発明の画像処理方法で
は、まず、Mラインの入力画像をNライン(M>N>
0)毎のバンドに分割する。次に、各バンドを所定の方
法を用いて行方向に関して偶数個の領域に分割する。奇
数番目のバンドでは奇数個のトランス型フラクタル空間
充填曲線を離散化して得られる走査方法に従って画像の
各画素を参照する領域と、奇数個のシス型フラクタル空
間充填曲線を離散化して得られる走査方法に従って画像
の各画素を参照する領域を組み合わせることで左上が始
点で右下が終点になる走査を行う。偶数番目のバンドで
は奇数個のトランス型フラクタル空間充填曲線を離散化
して得られる走査方法に従って画像の各画素を参照する
領域と、奇数個のシス型フラクタル空間充填曲線を離散
化して得られる走査方法に従って画像の各画素を参照す
る領域を組み合わせることで右上が始点で左下が終点に
なる走査を行う。
【0010】請求項3に関わる本発明の画像処理方法で
は、所定の重み付けマトリクスと、既処理画素と未処理
画素を表すマスクマトリクスとを用いて、請求項1又は
請求項2に記載の走査順序に従って入力画像を走査し、
誤差拡散処理を行う。
【0011】請求項4に関わる本発明の画像処理方法で
は、請求項1又は請求項2に記載の走査順序に従って入
力画像を走査し、予測符号化を行う。
【0012】請求項5に関わる本発明の画像処理方法で
は、請求項1又は請求項2に記載の走査順序に従って2
値化画像を走査し、ランレングス符号化を行う。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.一画素が8ビットの画像データを用いる
場合の本発明の実施の形態1を説明する。図1は本実施
の形態のフローチャートである。本実施の形態では、ま
ず、入力された画像データを図2の左図のように4ライ
ン毎のバンドに分割する(C1)。次に、分割された各
バンドを図2の右図ように3ラインのサブバンドと1ラ
インのサブバンドか、2ラインのサブバンドと2ライン
のサブバンドか、1ラインのサブバンドと3ラインのサ
ブバンドのいずれかを乱数を用いて等確率に選択する
(C2)。次に、得られたサブバンドに上から順に番号
付けを行う(C3)。このようにして得られた各サブバ
ンドに一般化Peano走査を適用し、サブバンド領域
内の各画素を走査する(C4)。一般化Peano走査
はトランス型の走査であるので、左上が始点の場合、右
下が終点になり、右上が始点の場合、左下が終点にな
る。そこで奇数番目のサブバンドでは左から右へ、偶数
番目のサブバンドでは右から左へ走査を行う。
【0014】本実施の形態では用いるバンドのライン数
を4にしたが、画像のライン数に比べて小さいサイズで
あれば他のサイズであっても構わない。また、本実施の
形態ではバンドさらにサブバンドに分割したが、サブバ
ンドに分割しない方法であっても構わない。また、サブ
バンドをさらに分割する方法であってもよい。また、本
実施の形態では、4ラインのバンドを3ラインのサブバ
ンドと1ラインのサブバンド、2ラインのサブバンドと
2ラインのサブバンド、もしくは1ラインのサブバンド
と3ラインのサブバンドを等確率に選択したが、他の確
率分布に従って生起させてもよい。また、サブバンドの
サイズを固定しても構わない。本実施の形態では、1画
素が8ビットの画像データを用いたが、他のビット数の
データやカラー画像データであっても同様の効果が得ら
れる。また、走査方法として、一般化Peano走査を
用いたが、トランス型の走査方法であれば、他の走査方
法であっても構わない。
【0015】実施の形態2.一画素が8ビットの画像デ
ータを用いる場合の本発明の実施の形態2を説明する。
図3は本実施の形態のフローチャートである。本実施の
形態では、まず、入力された画像データを図4の左図の
ように8ライン毎のバンドに分割する(C5)。次に、
分割された各バンドを図4の右図のように4ラインのサ
ブバンドと4ラインのサブバンドに分割する(C6)。
次に、得られたサブバンドに上から順に番号付けを行う
(C7)。このようにして得られた各サブバンドを3つ
の領域に分割する。領域の分割は次のように行う。画像
の幅がW(pixel)であるとすると、(W−8)×
4の領域、4×4の領域、4×4の領域に分割する。こ
れらの3つの領域の配置は図5に示すように3種類存在
するが、これらの配置は乱数を用いて等確率に選択す
る。次に、(W−8)×4の領域にトランス型である一
般化Peano走査を適用し、4×4の領域にシス型で
あるPeano走査を適用することでサブバンド領域内
の各画素を走査する(C8)。このような走査は左上が
始点の場合、右下が終点になり、右上が始点の場合、左
下が終点になるので、図6に示すように奇数番目のサブ
バンドでは左から右へ、偶数番目のサブバンドでは右か
ら左へ走査を行う。
【0016】本実施の形態では用いるバンドのライン数
を8にしたが、画像のライン数に比べて小さいサイズで
あれば他のサイズであっても構わない。また、本実施の
形態ではバンドさらにサブバンドに分割したが、サブバ
ンドに分割しない方法であっても構わない。また、サブ
バンドをさらに分割する方法であってもよい。また、本
実施の形態では、8ラインのバンドを2つの4ラインの
サブバンドに分割したが、確率分布等を用いてサブバン
ドのサイズをランダムに変化させてもよい。また、本実
施の形態ではサブバンドを3つの領域に分割したが、奇
数個の領域であれば、他の分割サイズ、分割方法であっ
ても構わない。本実施の形態では、1画素が8ビットの
画像データを用いたが、他のビット数のデータやカラー
画像データであっても同様の効果が得られる。トランス
型走査方法として、一般化Peano走査を用いたが、
トランス型の走査方法であれば、他の走査方法であって
も構わない。また、シス型走査方法として、Peano
走査を用いたが、シス型の走査方法であれば、他の走査
方法であっても構わない。
【0017】実施の形態3.一画素が8ビットの画像デ
ータを用いる場合の本発明の実施の形態3を説明する。
図7は本実施の形態のフローチャートである。本実施の
形態では、まず、画像データを入力し(C9)、入力さ
れた画像を4ライン毎のバンドに分割する(C10)。
次に、バンドに上から順に番号付けを行う(C11)。
このようにして得れた各バンドを2つの領域に分割す
る。領域の分割は次のように行う。画像の幅がW(pi
xel)であるとすると、(W−4)×4の領域、4×
4の領域に分割する。これらの2つの領域の配置は図8
に示すように2種類存在するが、これらの配置は乱数を
用いて等確率に選択する。次に、(W−4)×4の領域
にトランス型である一般化Peano走査を適用し、4
×4の領域にシス型であるPeano走査を適用するこ
とでバンド領域内の各画素を走査する(C12)。この
ような走査は左上が始点の場合、右下が終点になり、右
上が始点の場合、左下が終点になるので、図6に示すよ
うに奇数番目のバンドでは左から右へ、偶数番目のバン
ドでは右から左へ走査を行う。
【0018】本実施の形態では用いるバンドのライン数
を4にしたが、画像のライン数に比べて小さいサイズで
あれば他のサイズであっても構わない。また、本実施の
形態ではバンド単位で走査を行ったが、バンドをさらに
サブバンドに分割する方法であっても構わない。また、
サブバンドをさらに分割する方法であってもよい。本実
施の形態ではバンドを2つの領域に分割したが、偶数個
の領域であれば、他の分割サイズ、分割方法であっても
構わない。本実施の形態では、1画素が8ビットの画像
データを用いたが、他のビット数のデータやカラー画像
データであっても同様の効果が得られる。トランス型走
査方法として、一般化Peano走査を用いたが、トラ
ンス型の走査方法であれば、他の走査方法であっても構
わない。また、シス型走査方法として、Peano走査
を用いたが、シス型の走査方法であれば、他の走査方法
であっても構わない。
【0019】実施の形態4.一画素が8ビットの画像デ
ータを用いる場合の本発明の実施の形態4を説明する。
図9は本実施の形態のフローチャートである。本実施の
形態では、まず、入力された画像データを実施の形態1
と同様に図2の左図のように4ライン毎のバンドに分割
する(C13)。次に、分割された各バンドを同じく実
施の形態1と同様、図2の右図のように3ラインのサブ
バンドと1ラインのサブバンドか、2ラインのサブバン
ドと2ラインのサブバンドか、1ラインのサブバンドと
3ラインのサブバンドのいずれかを乱数を用いて等確率
に選択する(C14)。次に、得られたサブバンドに上
から順に番号付けを行う(C15)。このようにして得
られた各サブバンドに一般化Peano走査を適用し、
サブバンド領域内の各画素を走査する(C16)。一般
化Peano走査はトランス型の走査であるので、左上
が始点の場合、右下が終点になり、右上が始点の場合、
左下が終点になる。そこで奇数番目のサブバンドでは左
から右へ、偶数番目のサブバンドでは右から左へ走査を
行う。この走査に従って、誤差拡散法を用いた擬似中間
調処理を行う(C17)。
【0020】誤差拡散処理は次のように行う。まず、図
10(a)に示すような注目画素を中心にしたマトリク
スを考える。なお、図10(a)で白丸は注目画素を表
し、数字は重み付けを表わす。このマトリクスの他に、
図10(b)に示すようなマスクを用いる。図10
(b)のマスクは、既に2値化の終わった画素(白地)
は1、未処理の画素(網掛け)は0になっている。図1
0(a)のマトリクスと図10(b)のマスクの各成分
をAND演算する。このAND演算後のマトリクスから
式(1)を用いて、補正値を算出する。 (補正値)=(注目画素の画素値)+(AND演算後のマトリクスと誤差バ ッファとの畳み込み積分結果/AND演算後のマトリクスの各成分の和) (1) 次に、得られた補正値を閾値128と比較し、128よ
り大きい場合は出力値を255に、128より小さい場
合は出力値を0にすることで2値化を行う。最後に、2
値化誤差を式(2)を用いて算出し、誤差バッファの注
目画素の位置に保存する。 (2値化誤差)=(補正値)−(出力値) (2)
【0021】本実施の形態では用いるバンドのライン数
を4にしたが、画像のライン数に比べて小さいサイズで
あれば他のサイズであっても構わない。また、本実施の
形態ではバンドさらにサブバンドに分割したが、サブバ
ンドに分割しない方法であっても構わない。また、サブ
バンドをさらに分割する方法であってもよい。また、本
実施の形態では、4ラインのバンドを3ラインのサブバ
ンドと1ラインのサブバンド、2ラインのサブバンドと
2ラインのサブバンド、もしくは1ラインのサブバンド
と3ラインのサブバンドを等確率に選択したが、他の確
率分布に従って生起させてもよい。また、サブバンドの
サイズを固定しても構わない。本実施の形態では、1画
素が8ビットの画像データを用いたが、他のビット数の
データやカラー画像データであっても同様の効果が得ら
れる。また、走査方法として、一般化Peano走査を
用いたが、トランス型の走査方法であれば、他の走査方
法であっても構わない。また、閾値として128を用い
たが、他の値や動的に決定するものであってもよい。マ
トリクスの係数や形状は、図10(a)以外のものであ
っても構わない。
【0022】実施の形態5.一画素が8ビットの画像デ
ータを用いる場合の本発明の実施の形態5を説明する。
図11は本実施の形態のフローチャートである。本実施
の形態では、まず、入力された画像データを実施の形態
2と同様に図4の左図のように8ライン毎のバンドに分
割する(C18)。次に、分割された各バンドを実施の
形態2と同様、図4の右図のように4ラインのサブバン
ドと4ラインのサブバンドに分割する(C19)。次
に、得られたサブバンドに上から順に番号付けを行う
(C20)。このようにして得られた各サブバンドを2
つの領域に分割する。領域の分割は次のように行う。画
像の幅がW(pixel)であるとすると、(W−4)
×4の領域、4×4の領域に分割する。これらの2つの
領域の配置は実施の形態2と同様、図8に示すように2
種類存在するが、これらの配置は乱数を用いて等確率に
選択する。次に、(W−4)×4の領域にトランス型で
ある一般化Peano走査を適用し、4×4の領域にシ
ス型であるPeano走査を適用することでサブバンド
領域内の各画素を走査する(C21)。このような走査
は左上が始点の場合、右下が終点になり、右上が始点の
場合、左下が終点になるので、図6に示すように奇数番
目のサブバンドでは左から右へ、偶数番目のサブバンド
では右から左へ走査を行う。この走査に従って、誤差拡
散法を用いた擬似中間調処理を行う(C22)。
【0023】誤差拡散処理は実施の形態4と同様、次の
ように行う。まず、図10(a)に示すような注目画素
を中心にしたマトリクスを考える。なお、図10(a)
で白丸は注目画素を表す。このマトリクスの他に、図1
0(b)に示すようなマスクを用いる。図10(b)の
マスクは、既に2値化の終わった画素は1、未処理の画
素は0になっている。図10(a)のマトリクスと図1
0(b)のマスクの各成分をAND演算する。このAN
D演算後のマトリクスから前記式(1)を用いて、補正
値を算出する。次に、得られた補正値をしきい値128
と比較し、128より大きい場合は出力値を255に、
128より小さい場合は出力値を0にすることで2値化
を行う。最後に、2値化誤差を前記式(2)を用いて算
出し、誤差バッファの注目画素の位置に保存する。
【0024】本実施の形態では用いるバンドのライン数
を8にしたが、画像のライン数に比べて小さいサイズで
あれば他のサイズであっても構わない。また、本実施の
形態ではバンドさらにサブバンドに分割したが、サブバ
ンドに分割しない方法であっても構わない。また、サブ
バンドをさらに分割する方法であってもよい。また、本
実施の形態では、8ラインのバンドを2つの4ラインの
サブバンドに分割したが、確率分布等を用いてサブバン
ドのサイズをランダムに変化させてもよい。本実施の形
態ではサブバンドを2つの領域に分割したが、偶数個の
領域であれば、他の分割サイズ、分割方法であっても構
わない。本実施の形態では、1画素が8ビットの画像デ
ータを用いたが、他のビット数のデータやカラー画像デ
ータであっても同様の効果が得られる。トランス型走査
方法として、一般化Peano走査を用いたが、トラン
ス型の走査方法であれば、他の走査方法であっても構わ
ない。また、シス型走査方法として、Peano走査を
用いたが、シス型の走査方法であれば、他の走査方法で
あっても構わない。また、閾値として128を用いた
が、他の値や動的に決定するものであってもよい。マト
リクスの係数や形状は、図10(a)以外のものであっ
ても構わない。
【0025】実施の形態6.一画素が8ビットの画像デ
ータを用いる場合の本発明の実施の形態6を説明する。
図12は本実施の形態のフローチャートである。本実施
の形態では、まず、入力された画像データを実施の形態
2と同様、図4の左図のように8ライン毎のバンドに分
割する(C23)。次に、分割された各バンドを同じく
実施の形態2と同様、図4の右図のように4ラインのサ
ブバンドと4ラインのサブバンドに分割する(C2
4)。次に、得られたサブバンドに上から順に番号付け
を行う(C25)。このようにして得られた各サブバン
ドを3つの領域に分割する。領域の分割は次のように行
う。画像の幅がW(pixel)であるとすると、(W
−8)×4の領域、4×4の領域、4×4の領域に分割
する。これらの3つの領域の配置は実施の形態2と同
様、図5に示すように3種類存在するが、これらの配置
は乱数を用いて等確率に選択する。次に、(W−8)×
4の領域にトランス型である一般化Peano走査を適
用し、4×4の領域にシス型であるPeano走査を適
用することでサブバンド領域内の各画素を走査する。こ
のような走査は左上が始点の場合、右下が終点になり、
右上が始点の場合、左下が終点になるので、図6に示す
ように奇数番目のサブバンドでは左から右へ、偶数番目
のサブバンドでは右から左へ走査を行う。この走査方法
に従って予測符号化処理を行う(C26)。
【0026】予測符号化は平面予測に基づく予測器を用
いて次のように行う。まず、図13に示すように画素値
A,B,Cを決定し、これらの画素値と注目画素の画素
値を用いて、差分値を式(3)を用いて算出する。 (差分値)=(注目画素の画素値)−(B+C−A) (3) 一般に差分値は0をピークにした分布になるので、図1
7に示すテーブルに従って符号を決定する。
【0027】本実施の形態では用いるバンドのライン数
を8にしたが、画像のライン数に比べて小さいサイズで
あれば他のサイズであっても構わない。また、本実施の
形態ではバンドさらにサブバンドに分割したが、サブバ
ンドに分割しない方法であっても構わない。また、サブ
バンドをさらに分割する方法であってもよい。また、本
実施の形態では、8ラインのバンドを2つの4ラインの
サブバンドに分割したが、確率分布等を用いてサブバン
ドのサイズをランダムに変化させてもよい。本実施の形
態ではサブバンドを3つの領域に分割したが、奇数個の
領域であれば、他の分割サイズ、分割方法であっても構
わない。本実施の形態では、1画素が8ビットの画像デ
ータを用いたが、他のビット数のデータやカラー画像デ
ータであっても同様の効果が得られる。トランス型走査
方法として、一般化Peano走査を用いたが、トラン
ス型の走査方法であれば、他の走査方法であっても構わ
ない。また、シス型走査方法として、Peano走査を
用いたが、シス型の走査方法であれば、他の走査方法で
あっても構わない。また、本実施の形態では平面予測を
用いたが、他の前値予測や平均予測等であっても構わな
い。平面予測で用いたマトリクスの形状は、図13以外
のものであってもよく、式(3)の予測式は他のもので
あても構わない。本実施の形態で示した符号化テーブル
の値は他のものであってもよい。
【0028】実施の形態7.一画素が8ビットの画像デ
ータを用いる場合の本発明の実施の形態7を説明する。
図14は本実施の形態のフローチャートである。本実施
の形態では、まず、入力された画像データを実施の形態
2と同様、図4の左図のように8ライン毎のバンドに分
割する(C27)。次に、分割された各バンドを同じく
実施の形態2と同様、図4の右図のように4ラインのサ
ブバンドと4ラインのサブバンドに分割する(C2
8)。次に、得られたサブバンドに上から順に番号付け
を行う(C29)。このようにして得られた各サブバン
ドを2つの領域に分割する。領域の分割は次のように行
う。画像の幅がW(pixel)であるとすると、(W
−4)×4の領域、4×4の領域に分割する。これらの
2つの領域の配置は実施の形態3と同様、図8に示すよ
うに2種類存在するが、これらの配置は乱数を用いて等
確率に選択する。次に、(W−4)×4の領域にトラン
ス型である一般化Peano走査を適用し、4×4の領
域にシス型であるPeano走査を適用することでサブ
バンド領域内の各画素を走査する。このような走査は左
上が始点の場合、右下が終点になり、右上が始点の場
合、左下が終点になるので、図6に示すように奇数番目
のサブバンドでは左から右へ、偶数番目のサブバンドで
は右から左へ走査を行う。この走査方法に従って予測符
号化処理を行う(C30)。
【0029】予測符号化は平面予測に基づく予測器を用
いて実施の形態6と同様、次のように行う。まず、図1
3に示すように画素値A,B,Cを決定し、これらの画
素値と注目画素の画素値を用いて、差分値を式(3)を
用いて算出する。一般に差分値は0をピークにした分布
になるので、実施の形態6と同様、図17に示すテーブ
ルに従って符号を決定する。
【0030】本実施の形態では用いるバンドのライン数
を8にしたが、画像のライン数に比べて小さいサイズで
あれば他のサイズであっても構わない。また、本実施の
形態ではバンドさらにサブバンドに分割したが、サブバ
ンドに分割しない方法であっても構わない。また、サブ
バンドをさらに分割する方法であってもよい。また、本
実施の形態では、8ラインのバンドを2つの4ラインの
サブバンドに分割したが、確率分布等を用いてサブバン
ドのサイズをランダムに変化させてもよい。本実施の形
態ではサブバンドを2つの領域に分割したが、偶数個の
領域であれば、他の分割サイズ、分割方法であっても構
わない。本実施の形態では、1画素が8ビットの画像デ
ータを用いたが、他のビット数のデータやカラー画像デ
ータであっても同様の効果が得られる。トランス型走査
方法として、一般化Peano走査を用いたが、トラン
ス型の走査方法であれば、他の走査方法であっても構わ
ない。また、シス型走査方法として、Peano走査を
用いたが、シス型の走査方法であれば、他の走査方法で
あっても構わない。また、本実施の形態では平面予測を
用いたが、他の前値予測や平均予測等であっても構わな
い。平面予測で用いたマトリクスの形状は、図13以外
のものであってもよく、式(3)の予測式は他のもので
あても構わない。本実施の形態で示した符号化テーブル
の値は他のものであってもよい。
【0031】実施の形態8.一画素が1ビットの2値画
像データを用いる場合の本発明の実施の形態8を説明す
る。図15は本実施の形態のフローチャートである。本
実施の形態では、まず、入力された画像データを実施の
形態1と同様、図2の左図のように4ライン毎のバンド
に分割する(C31)。次に、分割された各バンドを実
施の形態1と同様、図2の右図のように3ラインのサブ
バンドと1ラインのサブバンドか、2ラインのサブバン
ドと2ラインのサブバンドか、1ラインのサブバンドと
3ラインのサブバンドのいずれかを乱数を用いて等確率
に選択する(C32)。次に、得られたサブバンドに上
から順に番号付けを行う(C33)。このようにして得
られた各サブバンドに一般化Peano走査を適用し、
サブバンド領域内の各画素を走査する。一般化Pean
o走査はトランス型の走査であるので、左上が始点の場
合、右下が終点になり、右上が始点の場合、左下が終点
になる。そこで奇数番目のサブバンドでは左から右へ、
偶数番目のサブバンドでは右から左へ走査を行う。この
走査方法に従ってランレングス符号化処理を行う(C3
4)。
【0032】本実施の形態では用いるバンドのライン数
を4にしたが、画像のライン数に比べて小さいサイズで
あれば他のサイズであっても構わない。また、本実施の
形態ではバンドさらにサブバンドに分割したが、サブバ
ンドに分割しない方法であっても構わない。また、サブ
バンドをさらに分割する方法であってもよい。また、本
実施の形態では、4ラインのバンドを3ラインのサブバ
ンドと1ラインのサブバンド、2ラインのサブバンドと
2ラインのサブバンド、もしくは1ラインのサブバンド
と3ラインのサブバンドを等確率に選択したが、他の確
率分布に従って生起させてもよい。また、サブバンドの
サイズを固定しても構わない。本実施の形態では、1画
素が1ビットの2値画像データを用いたが、他のビット
数のデータやカラー画像データであっても同様の効果が
得られる。また、走査方法として、一般化Peano走
査を用いたが、トランス型の走査方法であれば、他の走
査方法であっても構わない。
【0033】実施の形態9.一画素が1ビットの2値画
像データを用いる場合の本発明の実施の形態9を説明す
る。図16は本実施の形態のフローチャートである。本
実施の形態では、まず、入力された画像データを実施の
形態2と同様、図4の左図のように8ライン毎のバンド
に分割する(C35)。次に、分割された各バンドを同
じく実施の形態2と同様、図4の右図のように4ライン
のサブバンドと4ラインのサブバンドに分割する(C3
6)。次に、得られたサブバンドに上から順に番号付け
を行う(C37)。このようにして得られた各サブバン
ドを2つの領域に分割する。領域の分割は次のように行
う。画像の幅がW(pixel)であるとすると、(W
−4)×4の領域、4×4の領域に分割する。これらの
2つの領域の配置は実施の形態3と同様、図8に示すよ
うに2種類存在するが、これらの配置は乱数を用いて等
確率に選択する。次に、(W−4)×4の領域にトラン
ス型である一般化Peano走査を適用し、4×4の領
域にシス型であるPeano走査を適用することでサブ
バンド領域内の各画素を走査する。このような走査は左
上が始点の場合、右下が終点になり、右上が始点の場
合、左下が終点になるので、図6に示すように奇数番目
のサブバンドでは左から右へ、偶数番目のサブバンドで
は右から左へ走査を行う。この走査方法に従ってランレ
ングス符号化処理を行う(C38)。
【0034】本実施の形態では用いるバンドのライン数
を8にしたが、画像のライン数に比べて小さいサイズで
あれば他のサイズであっても構わない。また、本実施の
形態ではバンドさらにサブバンドに分割したが、サブバ
ンドに分割しない方法であっても構わない。また、サブ
バンドをさらに分割する方法であってもよい。また、本
実施の形態では、8ラインのバンドを2つの4ラインの
サブバンドに分割したが、確率分布等を用いてサブバン
ドのサイズをランダムに変化させてもよい。本実施の形
態ではサブバンドを2つの領域に分割したが、偶数個の
領域であれば、他の分割サイズ、分割方法であっても構
わない。本実施の形態では、1画素が1ビットの2値画
像データを用いたが、他のビット数のデータやカラー画
像データであっても同様の効果が得られる。トランス型
走査方法として、一般化Peano走査を用いたが、ト
ランス型の走査方法であれば、他の走査方法であっても
構わない。また、シス型走査方法として、Peano走
査を用いたが、シス型の走査方法であれば、他の走査方
法であっても構わない。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、画像を各バンドに分割し、バンド毎に奇数個のトラ
ンス型フラクタル空間充填曲線を離散化した走査と偶数
個のシス型フラクタル空間充填曲線を離散化した走査を
行うことで、小さいメモリコストで従来の画像全体でフ
ラクタル空間充填曲線を離散化した走査を行う場合と、
同様の画像処理結果が得られるという効果がある。
【0036】請求項2の発明によれば、画像を各バンド
に分割し、バンド毎に奇数個のトランス型フラクタル空
間充填曲線を離散化した走査と奇数個のシス型フラクタ
ル空間充填曲線を離散化した走査を行うことで、小さい
メモリコストで従来の画像全体でフラクタル空間充填曲
線を離散化した走査を行う場合と、同様の画像処理結果
が得られるという効果がある。
【0037】請求項3の発明によれば、前記バンドを単
位にした請求項1または請求項2に記載の走査に従って
誤差拡散法を適用することで、従来のラスタ走査で見ら
れた不自然なテクスチャが生じるのを防ぐという効果が
ある。
【0038】請求項4の発明によれば、前記バンドを単
位にした請求項1または請求項2に記載の走査に従って
予測符号化を行うことで、従来のラスタ走査に比べて近
傍の画素の相関性を活用した符号化が可能になるという
効果がある。
【0039】請求項5の発明によれば、前記バンドを単
位にした請求項1または請求項2に記載の走査に従って
ランレングス符号化を行うことで、従来のラスタ走査に
比べて近傍の画素の相関性を活用し、より長いランが得
られ、結果として符号化効率が高くなるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるバンドとサ
ブバンドの関係を表す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2における処理内容を
表すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2におけるバンドとサ
ブバンドの関係を表す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2におけるサブバンド
の領域の分割例を表す図である。
【図6】 この発明の各実施の形態における各サブバン
ドの走査方向を表す図である。
【図7】 この発明の実施の形態3における処理内容を
表すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態3におけるサブバンド
の領域の分割例を表す図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による誤差拡散処理
の処理内容を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態4における誤差拡散
処理で用いるマトリクスを表す図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による誤差拡散処
理の処理内容を示すフローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態6による予測符号化
処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態6による予測符号化
処理の予測式で参照する画素を表す図である。
【図14】 この発明の実施の形態7による予測符号化
処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図15】 この発明の実施の形態8によるランレング
ス符号化処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図16】 この発明の実施の形態9によるランレング
ス符号化処理の処理内容を示すフローチャートである。
【図17】 この発明の実施の形態6で用いる予測符号
化テーブルである。
【図18】 従来の技術の例として挙げたPeano走
査を表す図である。
【図19】 従来の技術の例として挙げた他の走査方法
を表す図である。
【図20】 特開平6−70144号公報に示された走
査方法を表す図である。
【図21】 従来の技術の例として挙げたWyvill
らの走査方法を表す図である。
【図22】 従来の技術の例として挙げたColeの走
査方法を表す図である。
【図23】 従来の技術の例として挙げたSkarbe
kらの走査方法を表す図である。
【図24】 一般化Peano走査を表す図である。
【図25】 シス型走査とトランス型走査を表す図であ
る。
【符号の説明】
C1 画像データをバンドに分割するルーチン、C2
バンドをサブバンドに分割するルーチン、C3 サブバ
ンドに番号付けを行うルーチン、C4 サブバンド毎に
走査を行うルーチン、C5 画像データをバンドに分割
するルーチン、C6 バンドをサブバンドに分割するル
ーチン、C7 サブバンド毎に番号付けを行うルーチ
ン、C8 サブバンド毎に走査を行うルーチン、C9
画像データを入力するルーチン、C10 画像データを
バンドに分割するルーチン、C11バンド毎に番号付け
を行うルーチン、C12 バンド毎に走査を行うルーチ
ン、C13 画像データをバンドに分割するルーチン、
C14 バンドをサブバンドに分割するルーチン、C1
5 サブバンド毎に番号付けを行うルーチン、C16
サブバンド毎に走査を行うルーチン、C17 誤差拡散
処理を行うルーチン、C18 画像データをバンドに分
割するルーチン、C19 バンドをサブバンドに分割す
るルーチン、C20 サブバンド毎に番号付けを行うル
ーチン、C21 サブバンド毎に走査を行うルーチン、
C22 誤差拡散処理を行うルーチン、C23 画像デ
ータをバンドに分割するルーチン、C24 バンドをサ
ブバンドに分割するルーチン、C25 サブバンド毎に
番号付けを行うルーチン、C26 サブバンド毎に走査
を行い、予測符号化処理を行うルーチン、C27が画像
データをバンドに分割するルーチン、C28 バンドを
サブバンドに分割するルーチン、C29 サブバンド毎
に番号付けを行うルーチン、C30 サブバンド毎に走
査を行い、予測符号化処理を行うルーチン、C31 画
像データをバンドに分割するルーチン、C32 バンド
をサブバンドに分割するルーチン、C33サブバンド毎
に番号付けを行うルーチン、C34 サブバンド毎に走
査を行い、ランレングス符号化処理を行うルーチン、C
35 画像データをバンドに分割するルーチン、C36
バンドをサブバンドに分割するルーチン、C37 サ
ブバンド毎に番号付けを行うルーチン、C38 サブバ
ンド毎に走査を行い、ランレングス符号化処理を行うル
ーチン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Mラインの入力画像をNライン(M>N
    >0)毎のバンドに分割し、分割した各バンドを行方向
    に関して所定の方法により奇数個の領域に分割し、奇数
    番目のバンドでは奇数個のトランス型フラクタル空間充
    填曲線を離散化して得られる走査方法に従って画像の各
    画素を参照する領域と、偶数個のシス型フラクタル空間
    充填曲線を離散化して得られる走査方法に従って画像の
    各画素を参照する領域を組み合わせて左上が始点で右下
    が終点になる走査を行い、偶数番目のバンドでは奇数個
    のトランス型フラクタル空間充填曲線を離散化して得ら
    れる走査方法に従って画像の各画素を参照する領域と、
    偶数個のシス型フラクタル空間充填曲線を離散化して得
    られる走査方法に従って画像の各画素を参照する領域を
    組み合わせて右上が始点で左下が終点になる走査を行う
    ことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 Mラインの入力画像をNライン(M>N
    >0)毎のバンドに分割し、分割した各バンドを所定の
    方法により行方向に関して偶数個の領域に分割し、奇数
    番目のバンドではトランス型フラクタル空間充填曲線を
    離散化して得られる走査方法に従って画像の各画素を参
    照する奇数個の領域と、シス型フラクタル空間充填曲線
    を離散化して得られる走査方法に従って画像の各画素を
    参照する奇数個の領域を組み合わせて左上が始点で右下
    が終点になる走査を行い、偶数番目のバンドではトラン
    ス型フラクタル空間充填曲線を離散化して得られる走査
    方法に従って画像の各画素を参照する奇数個の領域と、
    シス型フラクタル空間充填曲線を離散化して得られる走
    査方法に従って画像の各画素を参照する奇数個の領域を
    組み合わせて右上が始点で左下が終点になる走査を行う
    ことを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 所定の重み付けマトリクスと、既処理画
    素と未処理画素を表すマスクマトリクスとを用いて、請
    求項1又は請求項2に記載の走査順序に従って走査し、
    誤差拡散処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の走査順序
    に従って走査し、予測符号化を行うことを特徴とする画
    像処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載の走査順序
    に従って2値化画像を走査し、ランレングス符号化を行
    うことを特徴とする画像処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001134385A (ja) * 1999-08-03 2001-05-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク付属の記憶装置及び他のシステムのためのスケジューリング方法とスケジューリング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001134385A (ja) * 1999-08-03 2001-05-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク付属の記憶装置及び他のシステムのためのスケジューリング方法とスケジューリング装置

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