JPH1070547A - 入出力バッファ併用型atmスイッチ - Google Patents

入出力バッファ併用型atmスイッチ

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JPH1070547A
JPH1070547A JP22650596A JP22650596A JPH1070547A JP H1070547 A JPH1070547 A JP H1070547A JP 22650596 A JP22650596 A JP 22650596A JP 22650596 A JP22650596 A JP 22650596A JP H1070547 A JPH1070547 A JP H1070547A
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JP22650596A
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Takeshi Ichikawa
健 市川
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力バッファの使用効率を上げて、スイッチ
内に滞留しているセルの数が減少しているにもかかわら
ず、スイッチの入力バッファで出力先宛のセルが廃棄さ
れる現象を防止した入出力バッファ併用型ATMスイッ
チを実現する。 【解決手段】 各入力部1021 〜1024 の入力バッ
ファ106の輻輳情報を収集する入力バッファ輻輳情報
収集・通知部104を設けることで、それぞれの入力部
1021 〜1024 の入力バッファ106の輻輳の度合
いが情報交換される。この結果、輻輳していない入力バ
ッファ106について、輻輳の生じている入力バッファ
106の輻輳が解除されるまで送信規制を行い、輻輳が
発生している入力バッファ106に送信優先権が与えら
れる。この結果、入力バッファ106全体の使用効率を
高めることができ、輻輳している入力バッファ106で
のセル廃棄を回避することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM方式の交換機
に使用するATMスイッチに係わり、特に入出力バッフ
ァ併用型ATMスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】入出力バッファ併用型ATM(非同期転
送モード)スイッチは、出力バッファの送信先が一時的
にセルの受信ができなくなった場合や、スイッチの各入
力バッファが受信するセルが特定の出力バッファに集中
して、出力バッファで受信が送信最大値を越えた場合
に、そのスイッチから送信できないセルを一時的にスイ
ッチ内部の入出力バッファに蓄積することで、セルの廃
棄を回避するようになっている。
【0003】このような従来の入出力バッファ併用型A
TMスイッチは、第1〜第3のセル送信規制手段を備え
ている。ここで第1のセル送信規制手段は、出力バッフ
ァの送信先で輻輳が発生した場合に、送信先からの送信
規則に従って、出力バッファからのセルの送信を規制す
るためのものである。第2のセル送信規制手段は、出力
バッファのオーバーフローによるセル廃棄が発生しない
ように、出力バッファの滞留セル数の監視や、しきい値
と滞留セルとの比較を行い、滞留セル数がしきい値を越
えたときに出力バッファへ送信している入力バッファに
セル送信を規制するようになっている。また、第3のセ
ル送信規制手段は、受信したセルをどの出力バッファへ
送信するセルかを入力バッファで識別し、送信する出力
バッファごとに分けてセルをバッファリングすること
で、各出力バッファからのATMセル送信の規則に従っ
て、各出力バッファ単位にセル送信を規制するものであ
る。
【0004】図7は、特開平5−83287号公報に開
示されたこのような入出力バッファ併用型ATMスイッ
チの回路構成を表わしたものである。この入出力バッフ
ァ併用型ATMスイッチは、スイッチ部201と、複数
の端末収容部202、……202と、同じく複数の伝送
路収容部203、……203を備えている。端末収容部
202は、送信部202Sと受信部202Rを備えてお
り、このうちの受信部202Rは入力規制バッファ手段
211と転送規制バッファ手段212を有している。伝
送路収容部203は、受信部203Rと送信部203S
を備えている。受信部203Rは、入力規制バッファ手
段221と転送規制通知手段222を有している。ま
た、送信部203Sは送信バッファ223と、この送信
バッファ223に一時的に格納されたセルの送信を制御
するセル送信制御手段224と、輻輳を検出する輻輳検
出手段225を有している。また、スイッチ部201の
コネクションレス・サービス・ファンクション(CLS
F)231は、輻輳トラヒック分析手段232と輻輳通
知手段233を有している。
【0005】この入出力バッファ併用型ATMスイッチ
で、セル送信制御手段224は出力バッファの送信先で
輻輳が発生した場合に、送信先からの送信規制に従っ
て、出力バッファからのセル送信を規制するようになっ
ている。輻輳検出手段225からの検出情報を基に輻輳
要因トラヒックの分析を行う輻輳トラヒック分析手段2
32と、この輻輳トラヒック分析手段232の分析結果
に基づく輻輳要因トラヒックを伝送路収容部の受信部2
03Rおよび端末収容部の受信部202Rの各入力規制
バッファ手段211、221へそれぞれ通知する輻輳通
知手段233は、出力バッファのオーバフローによるセ
ル廃棄が発生しないように、出力バッファの滞留セル数
の監視や、しきい値と滞留セル数との比較を行い、滞留
セル数がしきい値を越えたときに、出力バッファへ送信
している入力バッファにセル送信を規制する手段であ
る。
【0006】また、セルのスイッチ部201への入力を
規制する入力規制バッファ手段は、受信したセルがどの
出力バッファへ送信するものであるかの識別を行い、送
信する出力バッファごとに分けてこれらのセルをバッフ
ァリングすることで、各出力バッファからのセル送信の
規制に従って、各バッファ単位にセル送信を規制するよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の入出
力バッファ併用型ATMスイッチでは、出力バッファの
送信先が一時的にセルの受信をできなくなったような場
合や、各入力バッファから出力バッファへの送信が、特
定の出力バッファへの送信に集中して、出力バッファで
受信するセル数が送信可能なセル数を越える場合があ
る。このような場合には、スイッチから送信できないセ
ルを一時的にスイッチ内部の入出力バッファで蓄積する
ことで、セル廃棄を回避することができる。しかしなが
ら、上記した2つの場合のうちのいずれかの状態が発生
し、送信できなかったセルが各入力バッファに蓄積され
た後に状態が解除されると、その後、スイッチがこれら
2つの場合のような制約を受けずに通常の動作を行って
いるとき、入力バッファのオーバフローによるセル廃棄
が発生することがあるという問題があった。
【0008】各入力バッファから出力バッファへのセル
送信規制は、出力バッファからのセル送信規制が全入力
バッファに対して一斉に発生あるいは解除されるのみな
ので、入力バッファ間に出力バッファへのセル送信優先
付けが無いことによる。入力バッファ間に出力バッファ
へのセル送信優先付けがないと、各入力バッファに特定
の出力バッファへ送信するセルが滞留している状態で、
そのすべての入力バッファが特定の出力バッファに送信
最大速度でセルを送信し、特定の出力バッファがしきい
値のオーバによるセル送信規制の動作を繰り返す。その
間の各入力バッファから特定の出力バッファへのセル送
信速度は、出力バッファのセル受信速度(これは、出力
バッファのセル送信最大速度に等しい。)を特定の出力
バッファへ送信するセルが滞留している全入力バッファ
で平等に分けることになる。
【0009】したがって、仮に特定の出力バッファへ送
信するセルが滞留している入力バッファが4つであると
する。この場合には、各入力バッファから特定の出力バ
ッファへのセル送信速度は、出力バッファのセル送信最
大速度の1/4で、4つの入力バッファのうちの1つが
空になると1/3となる。また、2つが空になると1/
2となるので、その入力バッファのうちの1つが出力バ
ッファのセル送信最大速度の1/2で、特定の出力バッ
ファへ送信するセルを受信していたとすると、4つの入
力バッファのうちの2つが空になるまでの間、その入力
バッファはセル送信よりセル受信の方が多くなり、滞留
セルが増加していくことになる。したがって、その入力
バッファの残りのバッファ容量によっては、セル廃棄が
発生することになる。
【0010】このように、従来の入出力バッファ併用型
ATMスイッチでは、スイッチ出力部の出力先から送信
規制を受けて、しばらくしてから出力先からの送信規制
が解除されると、その後、スイッチ入力部で出力先の受
信セル数よりもスイッチから出力先に送信するセルの数
が多く、スイッチ内に滞留している出力先宛のセル数が
減少している場合であっても、スイッチの入力バッファ
で出力先宛のセルが廃棄されるという問題があった。
【0011】そこで本発明の目的は、入力バッファの使
用効率を上げて、スイッチ内に滞留しているセルの数が
減少しているにもかかわらず、スイッチの入力バッファ
で出力先宛のセルが廃棄される現象を防止することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)複数の入力ポートおよび複数の出力ポートを
備え入力ポートに入力されたATMセルをそれぞれ該当
する出力ポートに出力するATMスイッチ部と、(ロ)
前記した複数の入力ポートに1つずつ接続され、入力さ
れるATMセルを入力バッファに格納した後、前記した
複数の出力ポートのいずれかを指定してATMセルスイ
ッチ部に送出する入力部と、(ハ)前記した複数の出力
ポートに1つずつ接続され、ATMスイッチ部から送ら
れてきたATMセルを出力バッファに格納した後、出力
する出力部と、(ニ)入力部の入力バッファ間で各々の
輻輳の度合いを情報交換させ、輻輳している入力バッフ
ァがある場合には輻輳していない入力バッファからの送
信を規制して輻輳している入力バッファの送信を優先さ
せる入力バッファ制御手段とを入出力バッファ併用型A
TMスイッチに具備させる。
【0013】すなわち請求項1記載の発明では、入力バ
ッファ制御手段が各入力部の入力バッファ間で輻輳の度
合いを情報交換させることで、輻輳している入力バッフ
ァがある場合には輻輳していない入力バッファからの送
信を規制して輻輳している入力バッファの送信を優先さ
せるようにして、入力バッファ全体の使用効率を高め、
輻輳している入力バッファでのセル廃棄率を低減するこ
とにしている。
【0014】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
入出力バッファ併用型ATMスイッチで、(イ)入力バ
ッファ制御手段は、入力バッファごとに出力バッファの
それぞれへ送信するATMセルの滞留セル数を予め定め
たしきい値と比較する比較手段と、これらの比較手段の
比較結果を集め、滞留セルがしきい値を越えている入力
バッファを出力バッファ別に確認してこれらの情報をそ
れぞれの入力バッファに通知する通知手段とを有する入
力バッファ輻輳情報収集・通知手段を備えており、
(ロ)入力バッファは、セルがしきい値を越えて滞留し
ている入力バッファが存在する出力バッファをこの入力
バッファ輻輳情報収集・通知手段からの情報により判別
し、自身がその出力バッファへ送信するセルの滞留セル
数がしきい値を越えていない場合にその自身のセルの送
信を停止するセル送信停止手段を具備することを特徴と
している。
【0015】すなわち請求項2記載の発明では、入出力
バッファ併用型ATMスイッチの入力バッファ制御手段
は入力バッファ輻輳情報収集・通知手段を備えており、
この手段によって滞留セルがしきい値を越えている入力
バッファを出力バッファ別に確認してこれらの情報をそ
れぞれの入力バッファに通知するようにしている。この
通知を受けたそれぞれの入力バッファは、自身がその出
力バッファへ送信するセルの滞留セル数がしきい値を越
えていない場合には、その自身のセルの送信を停止する
ことで輻輳している入力バッファにセルの送信の優先権
を与えその送信を優先させるようにして、入力バッファ
全体の使用効率を高めている。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
入出力バッファ併用型ATMスイッチで輻輳発生を比較
判定するためのしきい値の他に、輻輳の解除を比較判定
するための他のしきい値が設定されることを特徴として
いる。輻輳の解除のためのしきい値は、輻輳発生を比較
判定するためのしきい値より若干少ない値となることが
好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
【0018】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例における入出力バ
ッファ併用型ATMスイッチの構成の概要を表わしたも
のである。このスイッチは、入力ポートおよび出力ポー
トが共に4つのポートで構成されたスイッチ部101を
備えている。スイッチ部101の入力ポートには、第1
の入力部1021 〜第4の入力部1024 が接続されて
おり、出力ポートには第1の出力部1031 〜第4の出
力部1034 が接続されている。また、スイッチ部10
1には入力バッファ輻輳情報収集・通知部104と、出
力バッファ輻輳情報収集・通知部105が接続されてい
る。それぞれの入力部1021 〜1024 は、入力バッ
ファ106と入力バッファ制御部107で構成されてい
る。同様にそれぞれの出力部1031 〜1034 は、出
力バッファ108と出力バッファ制御部109で構成さ
れている。
【0020】出力バッファ108は、スイッチ部101
から受信するATMセルを一時記憶するもので、出力バ
ッファ制御部109の指示に従ってATMセルあるいは
空きセルを送信する。出力バッファ制御部109は、出
力バッファ108の送信先からATMセル送信規制を受
けると、出力バッファ108からのATMセルの送出を
停止する。また、出力バッファ108からATMセルの
送出を停止している間、または出力バッファ108に有
効なATMセルがないときには、この出力バッファ10
8に対して空きセルの送出を指示する。更に、出力バッ
ファ108の滞留セル数を監視して、しきい値を越える
と出力バッファ輻輳情報収集・通知部105に対してA
TMセル送信規制を出力するようになっている。
【0021】スイッチ部101は、第1の入力部102
1 〜第4の入力部1024 の合計4つの入力部から受信
するATMセルを第1の出力部1031 〜第4の出力部
1034 のどこに出力するかを、ATMセルと共に第1
〜第4の入力部1021 〜1024 から入力する情報に
より識別する。そして、すべての入力ポートから受信す
るATMセルがすべて同じ出力部へ出力される場合であ
っても、輻輳が生じないように送信速度を受信速度の4
倍の速度に変更して各出力部1031 〜103 4 へ送信
する。
【0022】出力バッファ輻輳情報収集・通知部105
は、各出力部1031 〜1034 から受信するセル送信
規制の通知を、スイッチ部101から受信するタイミン
グに従って、各入力部1021 〜1024 の入力バッフ
ァ制御部107に送信する。
【0023】図2は、入力部の入力バッファの具体的な
構成を表わしたものである。入力バッファ106は、A
TMセル111を受信する受信部112を備えている。
受信部112は受信したATMセル111についてのA
TMセルヘッダを複製し、これを入力制御部113に送
出する。また、ATMセルを第1のセレクタ114に送
出する。入力制御部113は、送られてきたATMセル
ヘッダからアドレス情報を抽出し、図1に示した入力バ
ッファ制御部107に通知する。また、その応答とし
て、そのATMセルをどの出力部103へ送信するかに
ついての情報を得るようになっている。
【0024】第1のセレクタ114の出力側には、第1
〜第4の出力部1031 〜1034にそれぞれ対応する
形で、第1〜第4の出力部用バッファ1161 〜116
4 が配置されている。図1における入力制御部113が
入力バッファ制御部107から受け取った情報が第1の
出力部1031 へ送信するATMセルであった場合、入
力制御部113は第1のセレクタ114を操作して、対
応する第1の出力部用バッファ1161 にこれを格納す
る。第1〜第4の出力部用バッファ1161 〜1164
の出力側には、第2のセレクタ117が配置されてい
る。第2のセレクタ117には、第1〜第4の出力部用
バッファ1161 〜1164 の他に、空きセル生成部1
18が接続されており、空きセルも入力されるようにな
っている。これら第1〜第4の出力部用バッファ116
1 〜1164 および空きセル生成部118ならびに第2
のセレクタ117は、出力制御部119の制御を受ける
ようになっている。
【0025】すなわち、出力制御部119は図1に示し
たスイッチ部101にセルを送信する周期で、第1〜第
4の出力部用バッファ1161 〜1164 あるいは空き
セル生成部118からATMセルを読み出してスイッチ
部101へ送信するための情報を入力バッファ制御部1
07から受け取る。そして、その情報に従って第1〜第
4の出力部用バッファ1161 〜1164 あるいは空き
セル生成部118からのATMセルの読み出し操作と第
2のセレクタ117の選択操作の指示を行い、送信部1
21へATMセル122の送出を行わせる。送信部12
1は、第2のセレクタ117から受信したATMセル1
22を、図1に示したスイッチ部101が受信可能なタ
イミングでATMセル123として送信することにな
る。
【0026】図3は、図1に示した入力部内の入力バッ
ファ制御部の具体的な構成を表わしたものである。入力
バッファ間制御機能を実現するための入力バッファ制御
部107は、図1に示した入力バッファ106から送ら
れてくるATMセルのアドレス情報を受信したりこれに
対する応答を行う受信判定部131を備えている。受信
判定部131の出力側には図1における第1〜第4の出
力部1031 〜103 4 にそれぞれ対応する形で、第1
〜第4の滞留セルカウント部1341 〜134 4 が配置
されている。受信判定部131は、入力バッファ106
から送られてくるATMセルのアドレス情報を基にし
て、ATMセルが第1〜第4の出力部1031 〜103
4 のどれに送信されるかの識別を行う。そして、この識
別結果を入力バッファ106に応答する。また、そのA
TMセルが仮に第1の出力部103 1 に送信するもので
あると応答した場合には、第1の滞留セルカウント部1
34 1 を“1”だけカウントアップする。
【0027】第1〜第4の滞留セルカウント部1341
〜1344 の出力側には滞留セル数しきい値超チェック
部135と、輻輳情報交換部136と、送信可能判定部
137および送信選択部138が配置されている。送信
選択部138は、送信可能判定部137より送信規制が
行われた出力部103以外の出力部103をラウンドロ
ビン形式で平等に選択し、選択されたセル送信指示を入
力バッファ106へ通知する。
【0028】今、第1の出力部1031 が通知されたも
のとする。この場合には、第1の滞留セルカウント部1
341 を“1”だけカウントダウンする。また、送信可
能判定部137から送信可能な出力部103がないと指
示された場合には、入力バッファ106へ空きセルの送
信を指示することになる。
【0029】滞留セル数しきい値超チェック部135
は、第1〜第4の滞留セルカウント部1341 〜134
4 より、入力バッファ106の第1〜第4の出力部用バ
ッファ1161 〜1164 に滞留しているセル数の情報
の確認を行う。また、これら第1〜第4の出力部用バッ
ファ1161 〜1164 に滞留しているセル数が、所定
のしきい値を越えていないかどうかのチェックを行う。
このしきい値は、図1に示した入力バッファ輻輳情報収
集・通知部104に輻輳を通知するか否かの判定に使用
される。チェックされた情報は、輻輳情報交換部136
に通知される。滞留セル数しきい値超チェック部135
は、また第1〜第4の出力部用バッファ1161 〜11
4 の滞留セル数が“0”かそれ以外かの確認を行う。
そして、その確認結果を示す情報を送信可能判定部13
7に通知する。
【0030】輻輳情報交換部136は、滞留セル数しき
い値超チェック部135からの入力バッファ106の第
1〜第4の出力部1031 〜1034 へ送信するセルの
しきい値超情報を、スイッチ部101から与えられるタ
イミングに合わせて入力バッファ輻輳情報収集・通知部
104に通知する。また、出力バッファ輻輳情報収集・
通知部105から第1〜第4の出力部1031 〜103
4 への送信規制信号と入力バッファ輻輳情報収集・通知
部104から各入力部1021 〜1024 での各出力部
1031 〜1034 に送信するセルのしきい値超情報を
受信する。
【0031】例えば、出力バッファ輻輳情報収集・通知
部105から第3の出力部1033の送信停止指示を受
けて、入力バッファ輻輳情報収集・通知部104から他
の入力部で第1の出力部1031 へ送信するATMセル
がしきい値を超えていると通知を受けたものとする。こ
の場合、自身の入力バッファ106の第1の出力部用バ
ッファ1161 の滞留セルがしきい値を越えていなけれ
ば、第1および第3の出力部1031 、1033 への送
信停止を送信可能判定部137に通知することになる。
送信可能判定部137は、輻輳情報交換部136から送
信の停止が指示された出力部103と滞留セル数しきい
値超チェック部135から送信可能なATMセルが
“0”であることの通知を受けた出力部103に対し
て、送信が不可であることを通知する。
【0032】入力バッファ輻輳情報収集・通知部104
は、第1〜第4の入力部1021 〜1024 の間で互い
の情報交換ができるように、これらの入力部1021
1024 の入力バッファ106の輻輳情報を収集し、そ
の情報を多重化してこれらの入力部1021 〜1024
に通知するようになっている。
【0033】次に以上のような構成の入出力バッファ併
用型ATMスイッチについてその動作を具体的に説明す
る。本実施例の入出力バッファ併用型ATMスイッチ
で、図1に示す各入力部1021 〜1024 内の入力バ
ッファ制御部107に配置された輻輳情報交換部136
(図3)は、図1に示す出力バッファ輻輳情報収集・通
知部105から各出力部1031 〜1034 への送信規
制信号を受信する。そして、各出力部1031 〜103
4 から送信停止の指示が行われているかを確認する。
【0034】今、輻輳情報交換部136が、出力バッフ
ァ輻輳情報収集・通知部105から第1の出力部103
1 に対する送信停止の指示を受信しているものとする。
この送信停止の指示が解除されるまで、輻輳情報交換部
136は第1の出力部103 1 に対するATMセルの送
出を停止するように送信可能判定部137に指示する。
送信可能判定部137はこの第1の出力部1031 に対
するATMセル送出停止指示を受けると、送信選択部1
38に対して第1の出力部1031 に対するATMセル
の送出停止を指示する。送信選択部138は、入力バッ
ファ106からスイッチ部101に対してATMセルを
1セル送信する周期ごとに、第1〜第4の出力部103
1 〜1034 のいずれにセルを送出するかをラウンドロ
ビン方式で平等に選択している。この状態で第1の出力
部1031 に対するATMセル送出停止の指示を受ける
と、送信選択部138は第1の出力部1031 をその選
択論理から除外し、第1の出力部1031 に対して入力
バッファ106からATMセルが送出されないように設
定する。
【0035】その間に入力バッファ106が第1の出力
部1031 宛のATMセルを受信すると、第1の出力部
用バッファ1161 にATMセルが書き込まれ、第1の
滞留セルカウント部1341 のカウント値がカウントア
ップされる。したがって、第1の滞留セルカウント部1
341 のカウント値は、入力バッファ106が第1の出
力部1031 宛のATMセルを受信するたびに増加し続
けることになる。
【0036】滞留セル数しきい値超チェック部135
は、第1の滞留セルカウント部134 1 のカウント値
を、しきい値と常に比較している。そして、そのカウン
ト値がしきい値を越えると第1の出力部1031 へ送信
すべき滞留セル数がしきい値を越えたことを輻輳情報交
換部136に通知する。輻輳情報交換部136はこの通
知を受けると、第1の出力部用バッファ1161 の輻輳
を、入力バッファ輻輳情報収集・通知部104(図1)
に通知する。
【0037】図4は、この入力バッファ輻輳情報収集・
通知部が送受信する信号のタイミングを表わしたもので
ある。次の動作説明に移る前に、この入力バッファ輻輳
情報収集・通知部104の送受信する信号のタイミング
を説明する。この図の(e)に示すタイミングパルス信
号151と同図(f)に示すタイミングクロック152
は、共に図1に示すスイッチ部101から供給される信
号である。図4(a)〜(d)は、図1に示す各入力部
1021 〜1024 内の入力バッファ制御部107の輻
輳情報信号1531 〜1534 を表わしている。これら
の輻輳情報信号1531 〜1534 は、それぞれATM
セルを1セル送出するタイムスロットごとに輻輳状態か
未輻輳状態を示す信号である。
【0038】同図(g)に示す入力部輻輳情報多重信号
154は、これらタイムスロットにおける輻輳情報信号
1531 〜1534 の1つでも輻輳状態を示していると
きに輻輳状態を示し、すべてが未輻輳状態のときのみ未
輻輳状態となる信号である。例えばATMセルのN周期
目の第1の周期に割り当てられた区間では、輻輳情報信
号1531 〜1534 のすべてが未輻輳なので、入力部
輻輳情報多重信号154は未輻輳の状態となる。また、
輻輳情報信号1531 がATMセルの次の(N+1)周
期目には輻輳状態に移行しているので、この(N+1)
周期目の第1の周期に割り当てられた区間では、入力部
輻輳情報多重信号154が輻輳状態となる。タイミング
パルス信号151およびタイミングクロック152は、
各入力部の入力バッファ制御部107へ入力部輻輳情報
多重信号154を送信するためのタイミングを定める信
号として用いている。すなわち、タイミングパルス信号
151はそれぞれの入力部1021 〜1024 からスイ
ッチ部101へATMセル123を1セルずつ送出する
周期の開始を示すタイミング信号であり、タイミングク
ロック152は、前記したタイムスロットを示す信号で
ある。本実施例では第1〜第4の入力部1021 〜10
4 がそれぞれATMセル123を送出するようになっ
ているので、タイミングパルス信号151が1つ発生す
る周期でタイミングクロック152が4クロック分発生
するようになっている。
【0039】入出力バッファ併用型ATMスイッチの動
作について再び説明を続ける。図1に示した第1の入力
部1021 の輻輳情報交換部136(図3)では、第1
の出力部用バッファ1161 (図2)にセルが溜まり、
滞留セル数しきい値超チェック部135で管理している
しきい値を越えてしまっている。そこで、第1の入力部
1021 では図4(a)に示すように輻輳情報信号15
1 における第1の出力部1031 に対するタイムスロ
ットを、ATMセルのNセル周期目から(N+1)周期
目で、未輻輳状態から輻輳状態に変更する。そして、こ
の変更情報を入力バッファ輻輳情報収集・通知部104
へ送信する。
【0040】入力バッファ輻輳情報収集・通知部104
は、ATMセルのNセル周期目における第1の出力部1
031 のタイムスロットで各入力部1021 〜1024
の輻輳情報信号1531 〜1534 が未輻輳だったの
で、前記したようにこのときには入力部輻輳情報多重信
号154を未輻輳状態にしてこれらの入力部1021
1024 に送信している。ATMセルが(N+1)周期
目では第1の入力部1021 の輻輳情報信号1531
輻輳状態になっている。したがって、第1の出力部用バ
ッファ1161 (図2)で輻輳が発生しているような入
力部102が存在することをそれぞれの入力部102に
通知するため、図4(g)に示す入力部輻輳情報多重信
号154を輻輳状態に設定する。そして、この入力部輻
輳情報多重信号154を各入力部1021 〜1024
送信する。
【0041】ここで、ATMセルの(N+1)周期目の
始めで出力バッファ輻輳情報収集・通知部105から各
入力部1021 〜1024 への第1の出力部1031
のセル送出停止の指示が解除されたものとする。各入力
部1021 〜1024 の輻輳情報交換部136では、第
1の出力部1031 へのセル送出停止の指示が解除され
たので、もう1つの送信規制要因である入力部輻輳情報
多重信号154(図4(g))における第1の出力部1
031 についてのタイムスロットを確認する。第1の入
力部1021 以外の入力部1022 〜1024 における
送信可能判定部137では、輻輳情報交換部136から
受信した入力部輻輳情報多重信号154の第1の出力部
1031 についてのタイムスロットが輻輳であること
と、滞留セル数しきい値超チェック部135から第1の
出力部用バッファ1161 が未輻輳であることの通知を
受ける。そして、第1の出力部1031 へのセル送信の
権利がないものと判定して、送信選択部138に対して
第1の出力部1031 へのセルの送信の停止を指示す
る。
【0042】第1の入力部1021 の送信可能判定部1
37では、輻輳情報交換部136から受信した入力部輻
輳情報多重信号154の第1の出力部1031 について
のタイムスロットが輻輳であることと、滞留セル数しき
い値超チェック部135から第1の出力部用バッファ1
161 が輻輳であることの通知を受けて、第1の出力部
1031 へのセル送信権があると判定する。そして、送
信選択部138に対して第1の出力部1031 へのセル
送信が可能であることを指示する。
【0043】第1の入力部1021 の送信選択部138
では、第1の出力部1031 へのセル送信をラウンドロ
ビン選択に組み入れて、他の出力部1032 〜1034
へのセル送信と同等にセル送信を再開する。この状態で
は、第1の出力部1031 へセルの送信が可能な入力部
は第1の入力部1021 のみである。したがって、第1
の出力部1031 に対するセルの送信を専有することが
できることになる。すなわち、第1の出力部1031
のセル送信が第1の出力部1031 へのセル受信よりも
多い状態となり、第1の出力部用バッファ1161 の滞
留セル数は徐々に減少することになる。
【0044】第1の入力部1021 の滞留セル数しきい
値超チェック部135では、第1の滞留セルカウント部
1341 (図3)から通知される滞留セル数を常時モニ
タしている。そして、輻輳発生と判定するしきい値より
も若干少ない値となる輻輳解除しきい値と比較する。そ
して、第1の滞留セルカウント部1341 から通知され
るセル数がこの輻輳解除しきい値よりも小さくなると、
輻輳情報交換部136および送信可能判定部137にこ
れを通知する。第1の入力部1021 の輻輳情報交換部
136が、滞留セル数しきい値超チェック部135から
ATMセルのM周期目で第1の出力部1031 の輻輳解
除の通知を受けたとする。この場合には、入力バッファ
輻輳情報収集・通知部104(図1)へ送信する輻輳情
報信号1531 (図4(a))のATMセルの図示しな
い(M+1)周期目から、第1の出力部1031 のタイ
ムスロットを輻輳状態らか未輻輳状態に変更する。
【0045】入力バッファ輻輳情報収集・通知部104
では、(M+1)セル周期目に輻輳情報信号1531
おける第1の出力部1031 についてのタイムスロット
が未輻輳になり、すべての輻輳情報信号1531 〜15
4 についてそれらの第1の出力部1031 についての
タイムスロットが未輻輳になったのを確認すると、入力
部輻輳情報多重信号154の第1の出力部1031 につ
いてのタイムスロットを輻輳状態から未輻輳状態に変更
して、各入力部1022 〜1024 へ送信する。
【0046】これら第1〜第4の入力部1022 〜10
4 の送信可能判定部137では、輻輳情報交換部13
6から受信した入力部輻輳情報多重信号154の第1の
出力部1031 についてのタイムスロットが未輻輳状態
であるとの通知を受けると、第1の出力部1031 への
セル送出規制要因がすべて無くなったと判定する。そし
て、送信選択部138に対して第1の出力部1031
のセル送信が可能であることを通知する。送信選択部1
38では、第1の出力部1031 へのセル送信をラウン
ドロビン選択に組み入れ、他の出力部1032 〜103
4 へのセル送信と同等にセル送信を再開する。これによ
り、全部の入力部1021 〜1024 から第1の出力部
1031 へのセル送信が再開される。
【0047】このような本実施例の入出力バッファ併用
型ATMスイッチでは、各入力部1021 〜1024
第1の出力部用バッファ1161 の容量が30セルで、
滞留セル数しきい値超チェック部135で輻輳と判定す
るしきい値が20セルで、滞留セル数しきい値超チェッ
ク部135で未輻輳と判定するしきい値が8セルである
とする。また、図4に示した(N+1)セル周期目で出
力バッファ輻輳情報収集・通知部105(図1)から第
1の出力部1031 へのセル送信が解除された後に、第
1の受信部112(図2)が1秒当たりに受信可能なセ
ル数が12セルで、1秒当たりの第1の入力部1021
で受信する第1の出力部1031 宛のセルが6セル、そ
の他の入力部1022 〜1024 で受信する第1の出力
部103 1 宛のセルが1秒当たり0セルであるとする。
更に、Nセル周期目の第1の入力部1021 の第1の滞
留セルカウント部1341 (図3)のカウント値が20
セルで、その他の入力部1022 〜1024 の第1の滞
留セルカウント部1341のカウント値が12セルであ
るとする。
【0048】図5は、このようなモデルケースを想定し
た場合の入力バッファ間制御機能が存在しない入出力バ
ッファ併用型ATMスイッチについて、その各入力部の
第1の滞留セルカウント部1341 の推移を表わしたも
のである。この図に示すようにNセル周期の4秒後に第
1の入力バッファ1021 で、2セルのセル廃棄が発生
する。すなわち、受信セル数から送信セル数を差し引い
た3セル分ずつ滞留セルが増加しているので、4秒後に
本来では滞留セル数が“32”となるべきところ、第1
の出力部用バッファ1161 の容量が30セルなので、
超過した2セルが廃棄されることになる。
【0049】図6はこれに対してこのモデルケースにお
いて、入出力バッファ併用型ATMスイッチの各入力部
の滞留セルカウント部のカウント値の推移を表わしたも
のである。本実施例に相当するこの入出力バッファ併用
型ATMスイッチでは、セル廃棄が発生することなくN
セル周期目の6秒後に第1の入力部1021 以外の入力
部1022 〜1024 で、第1の出力部用バッファ11
1 に滞留セルが無くなる。そして、第1の入力部10
1 についてもNセル周期目の10秒後に第1の出力部
用バッファ1161 に滞留セルが無くなって、通常の動
作に復旧している。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力バッファ制御手段が各入力部の入力バッファ間で輻輳
の度合いを情報交換させることで、輻輳している入力バ
ッファがある場合には輻輳していない入力バッファから
の送信を規制して輻輳している入力バッファの送信を優
先させるようにして、入力バッファ全体の使用効率を高
め、輻輳している入力バッファでのセル廃棄率を低減す
ることにしたので、通信回線のデータ廃棄率にこれが反
映し、信頼性の高い通信回線を提供することができる。
【0051】また、スイッチ内で輻輳が発生しないよう
なトラヒックをかけている状態でセルの廃棄が発生する
といったイリーガルな状態を回避することができるの
で、通信ネットワークの管理が容易になるという利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における入出力バッファ併用
型ATMスイッチのブロック図である。
【図2】図1に示した入力部の入力バッファの具体的な
構成を表わしたブロック図である。
【図3】図1に示した入力部内の入力バッファ制御部の
具体的な構成を表わしたブロック図である。
【図4】入力バッファ輻輳情報収集・通知部が送受信す
る信号のタイミングを表わしたタイミング図である。
【図5】入力バッファ間制御機能が存在しない入出力バ
ッファ併用型ATMスイッチについてその各入力部の第
1の滞留セルカウント部の推移を表わした説明図であ
る。
【図6】入出力バッファ併用型ATMスイッチの各入力
部の滞留セルカウント部のカウント値の推移を表わした
説明図である。
【図7】従来提案された入出力バッファ併用型ATMス
イッチの回路構成を表わしたブロック図である。
【符号の説明】
101 スイッチ部 102 入力部 103 出力部 104 入力バッファ輻輳情報収集・通知部 105 出力バッファ輻輳情報収集・通知部 106 入力バッファ 107 入力バッファ制御部 108 出力バッファ 109 出力バッファ制御部 116 出力部用バッファ 118 空きセル生成部 134 滞留セルカウント部 135 滞留セル数しきい値超チェック部 136 輻輳情報交換部 137 送信可能判定部 138 送信選択部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力ポートおよび複数の出力ポー
    トを備え入力ポートに入力されたATMセルをそれぞれ
    指定された出力ポートに出力するATMスイッチ部と、 前記複数の入力ポートに1つずつ接続され、入力される
    ATMセルを入力バッファに格納した後、前記複数の出
    力ポートのいずれかを指定して前記ATMセルスイッチ
    部に送出する入力部と、 前記複数の出力ポートに1つずつ接続され、前記ATM
    スイッチ部から送られてきたATMセルを出力バッファ
    に格納した後、出力する出力部と、 前記入力部の入力バッファ間で各々の輻輳の度合いを情
    報交換させ、輻輳している入力バッファがある場合には
    輻輳していない入力バッファからの送信を規制して輻輳
    している入力バッファの送信を優先させる入力バッファ
    制御手段とを具備することを特徴とする入出力バッファ
    併用型ATMスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記入力バッファ制御手段は、前記入力
    バッファごとに前記出力バッファのそれぞれへ送信する
    ATMセルの滞留セル数を予め定めたしきい値と比較す
    る比較手段と、これらの比較手段の比較結果を集め、滞
    留セルがしきい値を越えている入力バッファを出力バッ
    ファ別に確認してこれらの情報をそれぞれの入力バッフ
    ァに通知する通知手段とを有する入力バッファ輻輳情報
    収集・通知手段を備えており、 前記入力バッファは、セルがしきい値を越えて滞留して
    いる入力バッファが存在する出力バッファをこの入力バ
    ッファ輻輳情報収集・通知手段からの情報により判別
    し、自身がその出力バッファへ送信するセルの滞留セル
    数がしきい値を越えていない場合にその自身のセルの送
    信を停止するセル送信停止手段を具備することを特徴と
    する請求項1記載の入出力バッファ併用型ATMスイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 前記輻輳発生を比較判定するためのしき
    い値の他に、輻輳の解除を比較判定するための他のしき
    い値が設定されることを特徴とする請求項2記載の入出
    力バッファ併用型ATMスイッチ。
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