JPH1070504A - 移動体通信装置 - Google Patents

移動体通信装置

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JPH1070504A
JPH1070504A JP22686296A JP22686296A JPH1070504A JP H1070504 A JPH1070504 A JP H1070504A JP 22686296 A JP22686296 A JP 22686296A JP 22686296 A JP22686296 A JP 22686296A JP H1070504 A JPH1070504 A JP H1070504A
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Hitoshi Ozaki
仁 小崎
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体に実装された通信装置に頻発する受信
障害から素早く回復することを目的とする。 【解決手段】 電磁波の送受を行うアンテナ1と、この
アンテナ1の指向方向を電磁波の到来方向等に向ける追
尾装置2と、受信した電磁波を復調する受信器3と、送
信したい内容を電磁波に変調する送信器4と、ユーザへ
の表示や、ユーザからの指示を受けるハンドセット5
と、上記の追尾装置2、受信器3、送信器4、及びハン
ドセット5の制御を行う制御器6Aとを備える。また、
発明の中核をなす制御器6Aは、対策手段62Aと、表
示手段63と、障害推定手段64とを有する。 【効果】 受信障害の原因の推定は、受信レベルの時間
的変動を監視し、そのパターンから実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車、船舶等
の移動体上に実装する電磁波を用いた通信装置におい
て、受信障害が発生したときの新しい障害推定方法を実
現した自動車電話などの移動体通信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車等の移動体に実装された通信装置
には、移動体であるが故に、図13に示すような建物等
により遮蔽されて受信障害が頻繁に発生する。主な受信
障害の原因には以下のようなものがある。なお、以下の
説明では単に「」内の名称を用いる。 (1)建物等に完全に遮蔽されて、電磁波をほとんど受
信できない「ブロッキング」がある。 (2)建物等に部分的に遮蔽されて、電磁波が弱まる軽
い「シャドウイング」がある。 (3)建物等から反射された電磁波により、電磁波の強
度、位相が不安定になる干渉性の「フェージング」があ
る。 (4)指向性を持つアンテナの向きがずれることで、所
望の電磁波に対する利得が下がる「追尾不良」がある。 (5)通信装置を実装した移動体が、受信していた基地
局からの電磁波の照射範囲(ビームカバレッジ)から、
相対的に移動することなどにより、電磁波が弱まる「ビ
ーム切替」がある。
【0003】このような受信障害時は、従来の移動体通
信装置は、原因を特定せず、固定的な障害対策処理を行
っていた。この為、受信障害の原因が予想していた原因
と異なっていた場合には、障害が取り除かれたときに、
通信の回復にかえって時間を要することがあった。
【0004】従来の移動体通信装置の構成について図1
4を参照しながら説明する。図14は、従来の移動体通
信装置の構成例を示す図である。
【0005】同図において、従来の移動体通信装置は、
電磁波の送受を行うアンテナ1と、このアンテナ1の指
向方向を電磁波の到来方向等に向ける追尾装置2と、受
信した電磁波を復調する受信器3と、送信したい内容を
電磁波に変調する送信器4と、ユーザへの表示や、ユー
ザからの指示を受けるハンドセット5と、上記の追尾装
置2、受信器3、送信器4、及びハンドセット5の制御
を行う制御器6とを備える。
【0006】また、同図において、上記制御器6は、障
害検知手段61と、対策手段62と、表示手段63とを
有する。
【0007】つぎに、従来の移動体通信装置の概略動作
について同図を参照しながら説明する。
【0008】移動体通信装置の電源が入れられると、制
御器6は、ユーザがハンドセット5から入力した、ある
いは制御器自身が記憶している周波数を受信器3に指示
すると共に、電磁波の「捕捉動作の指示」を行う。図1
4では、これらの指示を「受信制御信号」と記してい
る。また、合わせて追尾装置2に電磁波の到来方向をサ
ーチするように指示を行う。図14では、この指示を
「サーチ指令信号」と記している。
【0009】追尾装置2は、この指示を受けると、アン
テナ1の指向方向を変えながら、逐次、受信器3から得
られる受信レベルを監視することで、電磁波状況の良い
方向を向けるようにアンテナ1の方向を制御する。
【0010】また、アンテナ1を受信状況の良い方向に
向け終わった後に、制御器6にサーチの完了を通知す
る。図14では、この通知を「サーチ完了信号」と記し
ている。以後、追尾装置2は電磁波状況の良い方向を維
持するようにアンテナ1を制御する。この制御を「ステ
ップトラック」と呼ぶ。
【0011】制御器6は、追尾装置2からサーチの完了
を通知されると、受信器3から得られる「受信状態信
号」により、十分な受信ができることを確認した上で、
受信器3に対して捕捉動作と呼ぶ「受信制御信号」を送
信する事で、通常の受信動作を行うように指示する。
【0012】制御器6中の表示手段63は、ハンドセッ
ト5への表示信号出力や、ハンドセット5からの操作信
号の入力を行い、ハンドセット5での操作、表示が行え
るように制御している。
【0013】また、障害検知手段61は、受信状態信号
を用いて現在、受信障害が起きているか否かを判断す
る。その結果、受信障害が発生していると判断したとき
は、対策手段62を実行し、定められた障害対策を行う
ことで、障害からの復帰を行う。
【0014】このような装置において、受信障害として
例えばブロッキングのみを想定した制御器6の対策手段
62では、制御器6の障害検知手段61が監視している
受信状態信号が受信障害を示すようになると、受信器3
に対してはAGC(Automatic Gain Contoroler)、A
FC(Automatic Frequency Controler)、BTR(Bit
Timing Recovery)回路等の「パラメータの更新の停
止」を指示し、また、追尾装置2に対しては「ステップ
トラックの停止」を指示することで、ブロッキングがな
くなった時には素早く受信が再開できるように設計され
ているが、想定外の障害が発生しているときには対処で
きなくなってしまう。
【0015】以下に、本発明の着眼点である、従来の移
動体通信装置の受信不能時の処理動作について図15を
参照しながら説明する。一般的には、上記原因の例に示
した様な障害の中から起きやすい障害を想定し、図15
に示すように、複数の原因に対処するように制御器6は
設計されるが、想定している順番に対策を行い、受信状
況が良くならなければ、次の対策に移るというもので、
積極的な受信障害の原因の究明を行わずに固定的な対処
を行っている。
【0016】すなわち、受信不能時、つまり受信障害発
生時の処理として、ステップ11において、制御器6
は、受信器3のパラメータ更新と、追尾装置2のステッ
プトラックを停止する。これは、フェージング、ブロッ
キング、シャドウイング対策である。
【0017】次に、ステップ12において、制御器6
は、受信障害が「t」秒以内に回復したか否かを判断す
る。この「t」は、設計上想定するブロッキング等が連
続しうるとする時間、例えば10秒である。回復した場
合はステップ17へ進み、回復しない場合には次のステ
ップ13へ進む。
【0018】次に、ステップ13において、制御器6
は、追尾装置2にサーチ指令を、受信器3に捕捉動作を
それぞれ指示する。これは、追尾不良対策である。
【0019】次に、ステップ14において、制御器6
は、受信障害が回復したか否かを判断する。回復しない
ときは、次のステップ15へ進み、回復したときには、
ステップ17へ進む。
【0020】次に、ステップ15において、制御器6
は、隣接ビームの受信状況は良いか否かを判断する。受
信状況が良いときは次のステップ16へ進み、受信状況
が悪いときにはステップ18へ進む。
【0021】次に、ステップ16において、制御器6
は、隣接ビームへの切替を行う。これは、ビーム切替対
策である。そして、通常受信状態へ移る。
【0022】また、ステップ17において、制御器6
は、追尾装置2にステップトラックの開始を、受信器3
に通常の受信動作を指示する。そして、通常受信状態へ
移る。
【0023】さらに、ステップ18において、制御器6
は、元の回線に戻り、ステップ12へ進む。
【0024】なお、特開平3−198438号公報に示
す、通信装置が固定された地点に設置される様に設計さ
れた従来装置では、原因の究明を複数の電磁波の受信レ
ベルの変動を監視し、それらの減少が均等におきるか否
かにより行っており、吸収性のフェージングによるとき
のみ対策を行っているが、移動体に搭載された場合、多
様な受信障害がかなりの頻度で発生するため、移動体通
信装置にはうまく適用する事はできない。また、同装置
では複数の電磁波を測定する必要がある為、受信器が複
数必要となり、移動体に搭載するような小型の通信装置
には経済的にそぐわない。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
移動体通信装置では、受信障害が起きた場合、受信障害
の原因を有効に特定せず、受信障害が回復するまで、想
定した順番で固定的な障害対策処理を行っていた。この
為、実際の受信障害に適する対策処理が行われている時
間が無駄になるだけでなく、ふさわしくない対策を行っ
てしまった場合には、受信障害が取り除かれたときの回
復にかえって時間を要するという問題点があった。
【0026】例えば、図15に示した障害回復方法を備
えた従来の移動体通信装置で、受信障害の原因として、
当該通信機を搭載している移動体が移動して隣のビーム
(セル)に属するようになった場合、新しいビーム(セ
ル)で使用されている周波数に切り替えなければならな
いが、上記の障害処理では、その処理を実施するまで
に、t秒+“追尾装置2のサーチ時間”の間、通信がで
きないことになってしまう。そこで、本発明では、受信
障害の原因を推定する手段と、望ましい対策を選択する
手段を移動体通信装置に備えることで、受信障害から素
早く回復できようにするものである。
【0027】移動体に搭載された通信装置は、移動する
が故、固定地点に設置される通信機器のように障害物の
ない地点をあらかじめ選んで設置するということができ
ず、頻繁に、ビルなどの障害物で、電磁波が受信できな
くなったり各種の受信障害が発生することが、その性格
上避けられない。これらの受信障害は、通信回線の伝送
誤りを増やし、通信の品質を悪くしたり、甚だしい場合
は、通信が途絶してしまう。
【0028】これらの受信障害に対する対策は、発生し
ている受信障害に応じて異なり、また、ふさわしくない
対策を実施したときは、受信障害を回復できないだけで
なく、受信障害の原因自体が取り除かれても、かえって
復帰に時間を要したり、ひどい場合には、そのままで
は、復帰すらできなくなる場合もある。
【0029】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、従来技術のように、受信障害を推
定せずに固定的な対策を実施するのではなく、受信障害
の原因をまず推定し、適切に各々の受信障害に対する対
策を行うことにより、受信障害が取り除かれたときに、
素早く受信を回復できるとともに、状況によっては、受
信障害自体を取り除くことのできる移動体通信装置を得
ることを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】この発明に係る移動体通
信装置は、電磁波の送受を行うアンテナと、受信した電
磁波を復調する受信手段と、送信したい内容を電磁波に
変調する送信手段と、受信信号に基づいて受信障害の原
因を推定し、推定した受信障害の原因に基づき望ましい
対策を選択する制御手段とを備えたものである。
【0031】また、この発明に係る移動体通信装置は、
前記制御手段が、前記受信手段から得られる受信信号の
時間的変動パターンに基づいて受信障害の原因を推定す
る障害推定手段を有するものである。
【0032】また、この発明に係る移動体通信装置は、
前記障害推定手段が、前記受信手段から得られる受信レ
ベルの時間的変動パターンに基づいて受信障害の原因を
推定するものである。
【0033】また、この発明に係る移動体通信装置は、
前記障害推定手段が、前記受信手段から得られる受信C
/Nの時間的変動パターンに基づいて受信障害の原因を
推定するものである。
【0034】また、この発明に係る移動体通信装置は、
前記障害推定手段が、前記受信手段から得られる受信B
ERの時間的変動パターンに基づいて受信障害の原因を
推定するものである。
【0035】また、この発明に係る移動体通信装置は、
前記障害推定手段が、前記受信手段から得られる受信P
ERの時間的変動パターンに基づいて受信障害の原因を
推定するものである。
【0036】また、この発明に係る移動体通信装置は、
さらに、前記アンテナの指向方向を電磁波の到来方向に
向ける追尾手段を備え、前記障害推定手段が、前記受信
レベルの時間的変動パターンと、前記追尾手段から得ら
れる追尾誤差とに基づいて受信障害の原因を推定するも
のである。
【0037】また、この発明に係る移動体通信装置は、
さらに、GPSアンテナにより地理的位置情報を受信す
るGPSアンテナと、前記地理的位置情報を復調するG
PS受信手段とを備え、前記障害推定手段は、前記受信
レベルの時間的変動パターンと、前記GPS受信手段か
ら得られる地理的位置情報とに基づいて受信障害の原因
を推定するものである。
【0038】また、この発明に係る移動体通信装置は、
さらに、光学的映像を入力する光学的映像入力手段を備
え、前記制御手段は、前記光学的映像入力手段から得ら
れる光学的映像に基づいて受信障害の原因を推定する障
害推定手段を有するものである。
【0039】そして、この発明に係る移動体通信装置
は、前記光学的映像入力手段が、前記アンテナと同一方
向の画像を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段
から得られた画像を明度差を用いて前記アンテナの指向
パターンから求まる受信領域内において画像が障害物で
覆われている割合を求める画像分析手段とを含み、前記
制御手段は、前記画像分析手段から得られる前記画像が
障害物で覆われている割合に基づいて受信障害の原因を
推定する障害推定手段を有するものである。
【0040】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態に係る移動
体通信装置は、受信障害の原因を推定する障害推定手段
と、推定された原因にふさわしい対策を行う対策手段と
を持つものである。
【0041】上記障害推定手段では、下記のような指標
の全て、又は、その一部を用いて受信障害の原因を推定
する。 (1)受信レベル (2)受信C/N(Carrier to Noise Ratio) (3)受信BER(Bit Error Rate) (4)受信PER(Packet Error Rate) (5)追尾誤差(アンテナ方向) (6)光学的映像 (7)移動体の存在する地理的位置 (8)他ビームに属する電磁波の受信状態
【0042】上述した各指標は、各障害原因に応じて、
図1に示す動きを行うので、同図に示した各指標の動き
の全て、又は、その一部を監視し、現在の動きに最も近
いものを障害原因と推定する。図1は、各受信障害の原
因に対する各指標の動きの一覧を示す図である。
【0043】つまり、指標が「受信レベル」の場合、受
信障害の原因が「ブロッキング」のとき受信レベルは
「急激に大きく下がる」。受信障害の原因が「シャドウ
イング」のとき受信レベルは「急激に少し下がる」。受
信障害の原因が「フェージング」のとき受信レベルは
「短い周期で変動する」。受信障害の原因が「追尾不
良」のとき受信レベルは「緩やかに下がる」。そして、
受信障害の原因が「ビーム切替」のとき受信レベルは
「緩やかに下がる」。
【0044】「受信C/N」、「受信BER」、「受信
PER」の各指標も、受信障害の原因に応じて上記受信
レベルと同様の動きを示す。他の指標は図の通りであ
る。
【0045】上記対策手段では、推定された受信障害の
原因毎に図2に示した対策を行う。図2は、受信障害の
原因毎の対策を一覧に掲げた図である。受信障害の原因
が複数存在するときは、同時に対策できる場合は、同時
に行い、同時に対策できない場合は、優先順位を付けて
処理する。
【0046】すなわち、受信障害の原因が「ブロッキン
グ」のときは、「受信器のパラメータ更新を停止」、
「追尾装置のステップトラックを停止する」。「シャド
ウイング」のときは、「送受信ゲインを上げる」。「フ
ェージング」のときは、「アンテナ指向方向をずら
す」。また、「追尾不良」のときは、「追尾誤差を補整
し、再捕捉動作を行う」。さらに、「ビーム切替」のと
きには、「隣接ビームに属する電磁波の周波数に切り替
える」。
【0047】なお、図2において、受信障害の原因がフ
ェージングのときにその対策としてアンテナ指向方向を
ずらすとき、スペースダイパーシティアンテナを使用し
た場合は、その合成回路のパラメータを変更することも
含む。こうして、受信障害の原因を推定する障害推定手
段により得られた推定原因に対応するに障害対策を行う
ことにより、受信障害の回復、あるいは、原因が除去さ
れたときに素早く通信できる状態になる。
【0048】実施の形態1.この発明の実施の形態1の
構成について図3を参照しながら説明する。図3は、こ
の発明の実施の形態1に係る移動体通信装置の構成を示
す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部
分を示す。
【0049】同図において、この実施の形態1に係る移
動体通信装置は、電磁波の送受を行うアンテナ1と、こ
のアンテナ1の指向方向を電磁波の到来方向等に向ける
追尾装置2と、受信した電磁波を復調する受信器3と、
送信したい内容を電磁波に変調する送信器4と、ユーザ
への表示や、ユーザからの指示を受けるハンドセット5
と、上記の追尾装置2、受信器3、送信器4、及びハン
ドセット5の制御を行う制御器6Aとを備える。なお、
追尾装置2を備えた場合について以下各実施の形態で説
明するが、追尾装置2がない簡略化された移動体通信装
置にも適用できる。また、ハンドセット5は省略可能で
ある。
【0050】また、同図において、上記制御器6Aは、
複数の対策(対策1、対策2、・・・、対策n)を含む
対策手段62Aと、表示手段63と、並列に接続された
複数の監視用信号路(低域通過フィルタが挿入されてい
ない信号路、低域通過フィルタが挿入された信号路)を
含む障害推定手段64とを有する。
【0051】つぎに、この実施の形態1の動作について
図4、図5及び図6を参照しながら説明する。図4は、
この発明の実施の形態1に係る低域通過フィルタを利用
しない場合における受信レベルの時間的変動を示す図で
ある。また、図5は、この発明の実施の形態1に係る低
域通過フィルタを利用した場合における受信レベルの時
間的変動を示す図である。さらに、図6は、この発明の
実施の形態1に係る障害推定手段の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【0052】図4において、横軸は時間(秒)、縦軸は
受信レベル(デシベル)をそれぞれ示す。また、菱形
(◇)はブロッキング、正方形(□)はシャドウイン
グ、三角形(△)はフェージング、バツ印(×)は追尾
不良、アスタリスク(*)はビーム切替の時間的変動を
それぞれ示す。また、図5において、横軸は時間
(分)、縦軸は受信レベル(デシベル)をそれぞれ示
し、受信障害の原因の種類を表すマークは図4と同じで
ある。なお、図4及び図5に示す特性は使用する通信シ
ステムによってある程度変動し、通信システムに応じて
パターンを検討しその結果に応じて調整する必要があ
る。
【0053】移動体通信装置の電源が入れられると、従
来装置と同様にして、制御器6Aのコントロールによ
り、目的とする電磁波を捕捉する。その後、受信器3か
ら得られる受信レベルを障害推定手段64に入力し、こ
の動きを監視する。
【0054】この障害推定手段64では、低域通過フィ
ルタを通過しない受信レベルの時間的変動、及び所定の
時定数を持つ低域通過フィルタを通過した受信レベルの
時間的変動が、図4及び図5のいずれのパターンに近い
かを図6に従って判定する。この例では、低域通過フィ
ルタを通過しない受信レベルと、低域通過フィルタを通
過した受信レベルとを用いたが、各種の時定数を持つ低
域通過フィルタを用いて、つまり、第1の時定数を持つ
低域通過フィルタを通過した受信レベルと、第2の時定
数を持つ低域通過フィルタを通過した受信レベルとを用
いてもよい。
【0055】ステップ20において、障害推定手段64
は、低域通過フィルタを通過しない及び低域通過フィル
タを通過した受信レベルの時間的変動がビーム切替によ
るものか否かを判断し、ビーム切替でない場合はステッ
プ22へ進み、ビーム切替の場合には次のステップ21
でビーム切替と判定し、対策手段62Aは、図2に示す
ように、隣接ビームに属する電磁波の周波数に切り替え
る。
【0056】つまり、図4及び図5に示すように、例え
ば長時間かかって、受信レベルの時間的変動が「緩やか
に下がる」場合は、受信障害の原因を「ビーム切替」と
判定する。
【0057】次に、ステップ22において、障害推定手
段64は、受信レベルの時間的変動が追尾不良によるも
のか否かを判断し、追尾不良でない場合はステップ24
へ進み、追尾不良の場合には次のステップ23で追尾不
良と判定し、対策手段62Aは、図2に示すように、追
尾誤差を補整し、再捕捉動作を行う。
【0058】つまり、図4及び図5に示すように、例え
ばビーム切替に比べて短い時間かかって、受信レベルの
時間的変動が「緩やかに下がる」場合は、受信障害の原
因を「追尾不良」と判定する。図5の例では、約1デシ
ベル/分で緩やかに下がっている。
【0059】次に、ステップ24において、障害推定手
段64は、受信レベルの時間的変動がシャドウイングに
よるものか否かを判断し、シャドウイングでない場合は
ステップ26へ進み、シャドウイングの場合には次のス
テップ25でシャドウイングと判定し、対策手段62A
は、図2に示すように、送受信ゲインを上げる。
【0060】つまり、図4及び図5に示すように、受信
レベルの時間的変動が「急激に少し下がる」場合は、受
信障害の原因を「シャドウイング」と判定する。
【0061】次に、ステップ26において、障害推定手
段64は、受信レベルの時間的変動がブロッキングによ
るものか否かを判断し、ブロッキングでない場合はステ
ップ28へ進み、ブロッキングの場合には次のステップ
27でブロッキングと判定し、対策手段62Aは、図2
に示すように、受信器3のパラメータ更新とステップト
ラックを停止する。
【0062】つまり、図4及び図5に示すように、受信
レベルの時間的変動が「急激に大きく下がる」場合は、
受信障害の原因を「ブロッキング」と判定する。
【0063】次に、ステップ28において、障害推定手
段64は、受信レベルの時間的変動がフェージングによ
るものか否かを判断し、フェージングでない場合は処理
を終了し、フェージングの場合には次のステップ29で
フェージングと判定し、対策手段62Aは、図2に示す
ように、アンテナ指向方向をずらす。
【0064】つまり、図4及び図5に示すように、受信
レベルの時間的変動が「短い周期で変動する」場合は、
受信障害の原因を「フェージング」と判定する。
【0065】このほかにも、パターンマッチング手法
や、ファジー論理を用いた手法、簡便には、時定数に対
応した時間前に受信レベルとの差を用いるなど様々な方
法で、時間的変動パターンを判定することもできる。
【0066】上述したように障害推定手段64により、
推定された受信障害の原因に応じて、対策手段62Aは
図2に示した対策を選択して実施する。なお、受信障害
が復帰したかの判断には、従来どうり受信同期状態を用
いる。
【0067】この実施の形態1は、移動体に搭載した通
信装置など、受信回線の障害が動的に発生する通信装置
において、受信障害の原因の推定機能と、推定された障
害に応じた対策をとる機能を備えたことで、従来装置に
比べ、受信障害から素早く復帰するようになる利点があ
る。つまり、単に、ユーザが、通信装置を利用できる時
間を増やすだけでなく、受信障害の発生頻度が高い場所
においては、実際の通信ができるか、否かの違いになる
こともある。
【0068】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
ついて図7を参照しながら説明する。図7は、この発明
の実施の形態2に係る移動体通信装置の構成を示す図で
ある。
【0069】同図において、この実施の形態2に係る移
動体通信装置は、電磁波の送受を行うアンテナ1と、こ
のアンテナ1の指向方向を電磁波の到来方向等に向ける
追尾装置2と、受信した電磁波を復調する受信器3A
と、送信したい内容を電磁波に変調する送信器4と、ユ
ーザへの表示や、ユーザからの指示を受けるハンドセッ
ト5と、上記の追尾装置2、受信器3A、送信器4、及
びハンドセット5の制御を行う制御器6Aとを備える。
【0070】また、同図において、上記制御器6Aは、
複数の対策(対策1、対策2、・・・、対策n)を含む
対策手段62Aと、表示手段63と、障害推定手段64
とを有する。
【0071】上記実施の形態1においては、受信障害の
原因の推定に受信レベルの時間的変動を用いたが、この
実施の形態2では、代わりに受信C/N(Carrier to N
oiseRatio)が得られる受信器3Aを用いて構成したも
のである。その他の構成、仕組みは、上記実施の形態1
と同様である。
【0072】正しい受信C/Nが、フェージングによる
変動周期より短い測定周期で得られる場合は、それを用
いる方が精度よく判定できるが、一般的な通信装置に
は、そのような受信C/Nが得られるようにはなってい
ない事が多い。しかしながら、受信器の周波数特性など
の影響を減少できるので、ビーム切替の判定には、受信
C/Nを用いるほうが精度よく判定できる事が多い。
【0073】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
ついて図8を参照しながら説明する。図8は、この発明
の実施の形態3に係る移動体通信装置の構成を示す図で
ある。
【0074】同図において、この実施の形態3に係る移
動体通信装置は、電磁波の送受を行うアンテナ1と、こ
のアンテナ1の指向方向を電磁波の到来方向等に向ける
追尾装置2と、受信した電磁波を復調する受信器3B
と、送信したい内容を電磁波に変調する送信器4と、ユ
ーザへの表示や、ユーザからの指示を受けるハンドセッ
ト5と、上記の追尾装置2、受信器3B、送信器4、及
びハンドセット5の制御を行う制御器6Aとを備える。
【0075】また、同図において、上記制御器6Aは、
複数の対策(対策1、対策2、・・・、対策n)を含む
対策手段62Aと、表示手段63と、障害推定手段64
とを有する。
【0076】上記実施の形態1においては、受信障害の
原因の推定に受信レベルの時間的変動を用いたが、この
実施の形態3では、代わりに受信BER(Bit Error Ra
te)が得られる受信器3Bを用いて構成したものであ
る。その他の構成、仕組みは、上記実施の形態1と同様
である。
【0077】デジタル変調を行う通信装置では、受信B
ERが得られる事がある。しかしながら、一般的な通信
装置では、受信BERそのものは測定できるようにはな
っておらず、その代わりに復調時のアナログ情報を用い
たり、通信データに誤り訂正コードが用いられているシ
ステムでは、復号時の誤り数を用いて推定受信BERを
測定できるものがある。この推定受信BERを用いても
同様に構成する事で、本実施の形態と同様の結果を得る
事ができる。
【0078】フェージングによる変動周期より短い測定
周期で受信BERが得られる場合は、受信C/Nと同様
にそれを用いる方が、精度よく判定できる。
【0079】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
ついて図9を参照しながら説明する。図9は、この発明
の実施の形態4に係る移動体通信装置の構成を示す図で
ある。
【0080】同図において、この実施の形態4に係る移
動体通信装置は、電磁波の送受を行うアンテナ1と、こ
のアンテナ1の指向方向を電磁波の到来方向等に向ける
追尾装置2と、受信した電磁波を復調する受信器3C
と、送信したい内容を電磁波に変調する送信器4と、ユ
ーザへの表示や、ユーザからの指示を受けるハンドセッ
ト5と、上記の追尾装置2、受信器3C、送信器4、及
びハンドセット5の制御を行う制御器6Aとを備える。
【0081】また、同図において、上記制御器6Aは、
複数の対策(対策1、対策2、・・・、対策n)を含む
対策手段62Aと、表示手段63と、障害推定手段64
とを有する。
【0082】上記実施の形態1においては、受信障害の
原因の推定に受信レベルの時間的変動を用いたが、この
実施の形態4では、代わりに受信されたデータパケット
の誤りが検出でき、受信PER(Packet Error Rate)
が得られる受信器3Cを用いて構成したものである。そ
の他の構成、仕組みは、上記実施の形態1と同様であ
る。
【0083】実施の形態5.この発明の実施の形態5に
ついて図10を参照しながら説明する。図10は、この
発明の実施の形態5に係る移動体通信装置の構成を示す
図である。
【0084】同図において、この実施の形態5に係る移
動体通信装置は、電磁波の送受を行うアンテナ1と、こ
のアンテナ1の指向方向を電磁波の到来方向等に向ける
追尾装置2Aと、受信した電磁波を復調する受信器3
と、送信したい内容を電磁波に変調する送信器4と、ユ
ーザへの表示や、ユーザからの指示を受けるハンドセッ
ト5と、上記の追尾装置2A、受信器3、送信器4、及
びハンドセット5の制御を行う制御器6Bとを備える。
【0085】また、同図において、上記制御器6Bは、
対策手段62Aと、表示手段63と、並列に接続された
複数の監視用信号路(低域通過フィルタが挿入されてい
ない信号路、低域通過フィルタが挿入された信号路)を
含む障害推定手段64Aとを有する。
【0086】上記実施の形態1においては、受信障害の
原因の推定に受信レベルの時間的変動のみを用いたが、
追尾誤差が得られる場合は、図10の様に構成する事
で、受信レベルと追尾誤差の両方により追尾不良の判定
をより正確にする事ができる。すなわち、追尾誤差は、
図1に示すように、追尾不良のときのみ大きくなり、他
の受信障害の原因のときには変化しない。その他の仕組
みは、上記実施の形態1と同様である。
【0087】追尾誤差を得る方法にはいくつか方法があ
るが、方位センサーを複数使用してそれらのばらつきを
用いる方法と、方位センサー及び角(加)速度センサー
等の複数のセンサーを使用してそれらの違いを用いる方
法とがある。その外にも、推定値ではあるが、受信し続
けている時間や、アンテナの指向方向を移動した積算値
から求める事もできる。
【0088】実施の形態6.この発明の実施の形態6に
ついて図11を参照しながら説明する。図11は、この
発明の実施の形態6に係る移動体通信装置の構成を示す
図である。
【0089】同図において、この実施の形態6に係る移
動体通信装置は、電磁波の送受を行うアンテナ1と、こ
のアンテナ1の指向方向を電磁波の到来方向等に向ける
追尾装置2と、受信した電磁波を復調する受信器3と、
送信したい内容を電磁波に変調する送信器4と、ユーザ
への表示や、ユーザからの指示を受けるハンドセット5
と、上記の追尾装置2、受信器3、送信器4、及びハン
ドセット5の制御を行う制御器6Cと、GPSアンテナ
7と、GPS受信器8とを備える。
【0090】また、同図において、上記制御器6Cは、
対策手段62Aと、表示手段63と、並列に接続された
複数の監視用信号路(低域通過フィルタが挿入されてい
ない信号路、低域通過フィルタが挿入された信号路)を
含む障害推定手段64Bとを有する。
【0091】上記実施の形態1においては、受信障害の
原因の推定に受信レベルの時間的変動のみを用いたが、
移動体の存在する地理的位置情報が得られる場合には、
図11の様に構成する事で、受信レベルと地理的位置情
報の両方でビーム切替による受信障害の判定を正確にす
ることができる。すなわち、地理的位置情報は、図1に
示すように、ビーム切替のときのみビームが照射される
範囲から外れる。
【0092】GPS受信器8は、GPS(Global Posit
ioning System)で使用される電波をGPSアンテナ7
で受信したものを復調し、緯度、経度、高度情報を求め
るものである。これらの情報を、障害推定手段64Bに
送信する。その他の構成、仕組みは、上記実施の形態1
と同様である。
【0093】実施の形態7.この発明の実施の形態7に
ついて図12を参照しながら説明する。図12は、この
発明の実施の形態7に係る移動体通信装置の構成を示す
図である。
【0094】同図において、この実施の形態7に係る移
動体通信装置は、電磁波の送受を行うアンテナ1と、こ
のアンテナ1の指向方向を電磁波の到来方向等に向ける
追尾装置2と、受信した電磁波を復調する受信器3と、
送信したい内容を電磁波に変調する送信器4と、ユーザ
への表示や、ユーザからの指示を受けるハンドセット5
と、上記の追尾装置2、受信器3、送信器4、及びハン
ドセット5の制御を行う制御器6Dと、画像入力装置9
と、画像分析器10とを備える。
【0095】また、同図において、上記制御器6Dは、
対策手段62Aと、表示手段63と、並列に接続された
複数の監視用信号路(低域通過フィルタが挿入されてい
ない信号路、低域通過フィルタが挿入された信号路)を
含む障害推定手段64Cとを有する。
【0096】上記実施の形態1においては、受信障害の
原因の推定に受信レベルの時間的変動を用いたが、光学
的映像が得られ、基地局方向の障害物を判定できる通信
装置では、その代わりに、光学的映像を用いて構成して
もよい。
【0097】図12において、画像分析器10は、画像
入力装置9から得られた画像を明度差を用いて、アンテ
ナ1の指向パターンから求まる受信領域の内で、画像が
障害物で遮蔽されている割合を求める。得られた障害物
が覆う割合は、障害推定手段64Cに送信される。画像
入力装置9は、アンテナ1に固定する等により、アンテ
ナ1と同方向を向くように、設置されている。その他の
仕組みは、上記実施の形態1と同様である。
【0098】なお、以上に述べた各実施の形態では、受
信障害の原因の推定に用いる指標として1ないし2種類
の情報を用いた例を説明したが、3種類以上の指標を組
み合わせて、受信障害の原因を推定することで、より正
確に原因の判定を行うようにも構成できる。
【0099】また、以上の例では、障害対策を実施して
も通信が回復しない場合に、従来装置と同様、あらかじ
め定めた順に対策を繰り返し実施するような例を示して
いるが、障害推定手段において、発生していると推定さ
れる可能性の高い順に対策を行うことで、より、回復を
早めるよう設計することもできる。
【0100】
【発明の効果】この発明に係る移動体通信装置は、以上
説明したとおり、電磁波の送受を行うアンテナと、受信
した電磁波を復調する受信手段と、送信したい内容を電
磁波に変調する送信手段と、受信信号に基づいて受信障
害の原因を推定し、推定した受信障害の原因に基づき望
ましい対策を選択する制御手段とを備えたので、障害の
回復、あるいは原因が除去されたときに素早く通信でき
る状態になるという効果を奏する。
【0101】また、この発明に係る移動体通信装置は、
以上説明したとおり、前記制御手段が、前記受信手段か
ら得られる受信信号の時間的変動パターンに基づいて受
信障害の原因を推定する障害推定手段を有するので、障
害の回復、あるいは原因が除去されたときに素早く通信
できる状態になるという効果を奏する。
【0102】また、この発明に係る移動体通信装置は、
以上説明したとおり、前記障害推定手段が、前記受信手
段から得られる受信レベルの時間的変動パターンに基づ
いて受信障害の原因を推定するので、障害の回復、ある
いは原因が除去されたときに素早く通信できる状態にな
るという効果を奏する。
【0103】また、この発明に係る移動体通信装置は、
以上説明したとおり、前記障害推定手段が、前記受信手
段から得られる受信C/Nの時間的変動パターンに基づ
いて受信障害の原因を推定するので、障害の回復、ある
いは原因が除去されたときに素早く通信できる状態にな
るという効果を奏する。
【0104】また、この発明に係る移動体通信装置は、
以上説明したとおり、前記障害推定手段が、前記受信手
段から得られる受信BERの時間的変動パターンに基づ
いて受信障害の原因を推定するので、障害の回復、ある
いは原因が除去されたときに素早く通信できる状態にな
るという効果を奏する。
【0105】また、この発明に係る移動体通信装置は、
以上説明したとおり、前記障害推定手段が、前記受信手
段から得られる受信PERの時間的変動パターンに基づ
いて受信障害の原因を推定するので、障害の回復、ある
いは原因が除去されたときに素早く通信できる状態にな
るという効果を奏する。
【0106】また、この発明に係る移動体通信装置は、
以上説明したとおり、さらに、前記アンテナの指向方向
を電磁波の到来方向に向ける追尾手段を備え、前記障害
推定手段が、前記受信レベルの時間的変動パターンと、
前記追尾手段から得られる追尾誤差とに基づいて受信障
害の原因を推定するので、障害の回復、あるいは原因が
除去されたときに素早く通信できる状態になり、追尾不
良の判定をより正確にすることができるという効果を奏
する。
【0107】また、この発明に係る移動体通信装置は、
以上説明したとおり、さらに、GPSアンテナにより地
理的位置情報を受信するGPSアンテナと、前記地理的
位置情報を復調するGPS受信手段とを備え、前記障害
推定手段は、前記受信レベルの時間的変動パターンと、
前記GPS受信手段から得られる地理的位置情報とに基
づいて受信障害の原因を推定するので、障害の回復、あ
るいは原因が除去されたときに素早く通信できる状態に
なり、ビーム切替による障害の判定を正確にすることが
できるという効果を奏する。
【0108】また、この発明に係る移動体通信装置は、
以上説明したとおり、さらに、光学的映像を入力する光
学的映像入力手段を備え、前記制御手段は、前記光学的
映像入力手段から得られる光学的映像に基づいて受信障
害の原因を推定する障害推定手段を有するので、障害の
回復、あるいは原因が除去されたときに素早く通信でき
る状態になるという効果を奏する。
【0109】そして、この発明に係る移動体通信装置
は、以上説明したとおり、前記光学的映像入力手段が、
前記アンテナと同一方向の画像を入力する画像入力手段
と、前記画像入力手段から得られた画像を明度差を用い
て前記アンテナの指向パターンから求まる受信領域内に
おいて画像が障害物で覆われている割合を求める画像分
析手段とを含み、前記制御手段は、前記画像分析手段か
ら得られる前記画像が障害物で覆われている割合に基づ
いて受信障害の原因を推定する障害推定手段を有するの
で、障害の回復、あるいは原因が除去されたときに素早
く通信できる状態になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の各実施の形態に係る受信障害の原
因に対する各指標の動きの一覧を示す図である。
【図2】 この発明の各実施の形態に係る受信障害の原
因に対する各対策の一覧を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る移動体通信装
置の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る低域通過フィ
ルタを利用しない場合における受信レベルの時間的変動
を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る低域通過フィ
ルタを利用した場合における受信レベルの時間的変動を
示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る障害推定手段
の動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態2に係る移動体通信装
置の構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態3に係る移動体通信装
置の構成を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態4に係る移動体通信装
置の構成を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態5に係る移動体通信
装置の構成を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態6に係る移動体通信
装置の構成を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態7に係る移動体通信
装置の構成を示す図である。
【図13】 この発明及び従来の移動体通信装置の受信
障害の例を示す図である。
【図14】 従来の移動体通信装置の構成を示す図であ
る。
【図15】 従来の移動体通信装置の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ、2、2A 追尾装置、3、3A、3B、
3C 受信器、4 送信器、5 ハンドセット、6A、
6B、6C、6D 制御器、7 GPSアンテナ、8
GPS受信器、9 画像入力装置、10 画像分析器、
62A 対策手段、63 表示手段、64、64A、6
4B、64C 障害推定手段。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波の送受を行うアンテナと、 受信した電磁波を復調する受信手段と、 送信したい内容を電磁波に変調する送信手段と、 受信信号に基づいて受信障害の原因を推定し、推定した
    受信障害の原因に基づき望ましい対策を選択する制御手
    段とを備えたことを特徴とする移動体通信装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記受信手段から得ら
    れる受信信号の時間的変動パターンに基づいて受信障害
    の原因を推定する障害推定手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載の移動体通信装置。
  3. 【請求項3】 前記障害推定手段は、前記受信手段から
    得られる受信レベルの時間的変動パターンに基づいて受
    信障害の原因を推定することを特徴とする請求項2記載
    の移動体通信装置。
  4. 【請求項4】 前記障害推定手段は、前記受信手段から
    得られる受信C/Nの時間的変動パターンに基づいて受
    信障害の原因を推定することを特徴とする請求項2記載
    の移動体通信装置。
  5. 【請求項5】 前記障害推定手段は、前記受信手段から
    得られる受信BERの時間的変動パターンに基づいて受
    信障害の原因を推定することを特徴とする請求項2記載
    の移動体通信装置。
  6. 【請求項6】 前記障害推定手段は、前記受信手段から
    得られる受信PERの時間的変動パターンに基づいて受
    信障害の原因を推定することを特徴とする請求項2記載
    の移動体通信装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記アンテナの指向方向を電磁
    波の到来方向に向ける追尾手段を備え、前記障害推定手
    段は、前記受信レベルの時間的変動パターンと、前記追
    尾手段から得られる追尾誤差とに基づいて受信障害の原
    因を推定することを特徴とする請求項3記載の移動体通
    信装置。
  8. 【請求項8】 さらに、GPSアンテナにより地理的位
    置情報を受信するGPSアンテナと、前記地理的位置情
    報を復調するGPS受信手段とを備え、前記障害推定手
    段は、前記受信レベルの時間的変動パターンと、前記G
    PS受信手段から得られる地理的位置情報とに基づいて
    受信障害の原因を推定することを特徴とする請求項3記
    載の移動体通信装置。
  9. 【請求項9】 さらに、光学的映像を入力する光学的映
    像入力手段を備え、前記制御手段は、前記光学的映像入
    力手段から得られる光学的映像に基づいて受信障害の原
    因を推定する障害推定手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の移動体通信装置。
  10. 【請求項10】 前記光学的映像入力手段は、前記アン
    テナと同一方向の画像を入力する画像入力手段と、前記
    画像入力手段から得られた画像を明度差を用いて前記ア
    ンテナの指向パターンから求まる受信領域内において画
    像が障害物で覆われている割合を求める画像分析手段と
    を含み、前記制御手段は、前記画像分析手段から得られ
    る前記画像が障害物で覆われている割合に基づいて受信
    障害の原因を推定する障害推定手段を有することを特徴
    とする請求項9記載の移動体通信装置。
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