JPH1070465A - 共用キャパシタを用いたデルタ−シグマ変調器 - Google Patents
共用キャパシタを用いたデルタ−シグマ変調器Info
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- JPH1070465A JPH1070465A JP9092076A JP9207697A JPH1070465A JP H1070465 A JPH1070465 A JP H1070465A JP 9092076 A JP9092076 A JP 9092076A JP 9207697 A JP9207697 A JP 9207697A JP H1070465 A JPH1070465 A JP H1070465A
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Abstract
のアナログ入力電圧依存性を除去する。 【解決手段】 本発明のデルタ−シグマ変調器は、A/
D変換器の一部分を構成する。この変調器は、共用キャ
パシタ構成に接続されるスイッチト・キャパシタ回路を
含む。これらの共用キャパシタは、入力信号をサンプル
する機能、ディジタル・データに応じた基準電圧の極性
をサンプルするD/A変換機能と共用される。基準電圧
はこのスイッチト・キャパシタ回路並びに負荷回路に結
合され、この負荷回路は、基準電圧源上のディジタル・
データおよびアナログ入力電圧依存性を打ち消す。負荷
回路は、こうしてデータ依存性ローディングによって引
き起こされる基準電圧源の変調を除去する役割を果た
す。
Description
ログ混在システムに関し、特に、入力部でアナログ入力
信号とD/A変換出力とを加算する共用キャパシタを有
するデルタ−シグマ変調器に関する。なお、本明細書の
記述は本件出願の優先権の基礎たる米国特許出願第08
/630,436号(1996年4月10日出願)の明
細書の記載に基づくものであって、当該米国特許出願の
番号を参照することによって当該米国特許出願の明細書
の記載内容が本明細書の一部分を構成するものとする。
同一モノリシック基板上に組み入れる集積回路は周知で
ある。そのような集積回路としては、例えばディジタル
信号とアナログ信号の両者間の変換を行う回路がある。
アナログ信号からディジタル信号への変換を行う回路
は、A/D変換器と呼ばれる。一般的なA/D変換器は
デルタ−シグマ変調器(delta-sigma modulator) をしば
しば使用する。デルタ−シグマ変調器はアナログ入力信
号をナイキスト・サンプル・レート(Nyquist sample ra
te) より大きいレートでオーバサンプルし、アナログ信
号をディジタル・データへ変換する。
マ変調器は量子化雑音(quantization noise)の雑音スペ
クトルを操作する働きをするので、ディジタル・データ
に含まれる雑音電力の大部分は信号帯域幅外の高周波数
域へ移動する。これを、ノイズ・シェーピング(noise s
haping) と呼ぶ。ディジタル・データはディジタル・フ
ィルタリングされ、この帯域外の量子化雑音を許容可能
なレベルに減少させる。
マ変調器は、スイッチト・キャパシタ回路を含む。スイ
ッチト・キャパシタ回路は、入力信号並びに基準電圧源
をサンプルする働きをする。サンプリングは、周期的に
1つ以上のキャパシタを入力電圧および/または基準電
圧で充電することを含む。サンプリングはしばしば「電
荷ローディング(charge loading)」と名付けられる。
ャパシタ回路は電荷を加算ノード(summing node)に放電
する。一般的なデルタ−シグマ変調器のフロントエンド
を例にとると、サンプルしたアナログ入力信号は、続く
放電周期にサンプルした基準電圧と加算され、加算ノー
ドから積分器へ送られる。積分器は、デルタ−シグマ変
調器ループ内に含まれる場合、量子化雑音に対してハイ
パス効果を有している。このため、スイッチト・キャパ
シタ回路は積分器と組合わさった時、ノイズ・シェーピ
ング・フィルタとして働く。
ャパシタに対してアナログ入力電圧および基準電圧が与
える影響をより明確に理解するために、図1に示される
デルタ−シグマ変調器を例にとる。10は、A/D変換
器内に用いられるデルタ−シグマ変調器を示し、本例の
デルタ−シグマ変調器10のさまざまな構成要素を説明
することによって、デルタ−シグマ変調器に関連するデ
ータ依存性ローディングの問題を理解することができ
る。
・キャパシタ回路12と、積分器(integrator)14と、
量子化器(quantizer) 16との3つの構成要素を含む。
スイッチト・キャパシタ回路12は、アナログ入力信号
(Vin)および基準電圧(+/−Vref)をサンプルする
機能を有する。サンプルの後に、スイッチト・キャパシ
タ回路12は、サンプルした電圧に依存する電荷を積分
器14に放電する。サンプルおよび放電は、クロック・
サイクルφ1およびφ2により制御される。基準電圧源
+Vrefまたは−Vrefのいずれに対応した電荷を積分器1
4に送るかは、1ビット・データ20によって制御され
る。たとえば、1ビット・データ20の論理低値は、Y
=1のスイッチの閉(すなわち+Vrefの選択)を引き起
こす。逆に、Y=−1という論理値は、Y=−1のスイ
ッチの閉を引き起こす。1ビット・データ20の論理値
が、+Vrefまたは−Vrefのいずれが選択されてクロック
φ2のときにVinと加算されるかを決定する。したがっ
て、キャパシタ22および24と、これらのスイッチ
は、1ビット・データ20により制御される1ビットD
/A変換機能を実現する。
パシタCs およびCr を充電しかつ放電させる役割を果
たす一方で、積分器14は、放電された電荷をキャパシ
タCi に積分する。この積分器の出力は、量子化器16
に送られる。量子化器16は、1ビット・データ20と
して示されるディジタル出力を生成する。
分器14上に放電する時に起こる。放電した後にキャパ
シタCr 上にすでにわずかでも1ビット・データに依存
した電荷が存在していると、その電荷は、Vrefが次のク
ロック・サイクル中にサンプルされるときに、Vrefの負
荷電荷に影響を及ぼす。たとえば、Y=1というデータ
値は、キャパシタ22の放電をφ2のクロック・サイク
ル中に引き起こす。しかし、キャパシタ24について
は、Y=−1の値がY=1と同時には生じないため、充
電されたままとなっている。次のクロックφ1では、+
Vrefは、キャパシタ22の電荷を再充電しなければなら
ないが、一方−Vrefは、一切の追加の電荷も追加する必
要がない。したがって、+Vrefまたは−Vref電圧源から
みた負荷は、ビット・データ20に依存して変化する。
この状態を、「データ依存ローディング(data dependen
t loading)」と呼ぶ。
る。1つの形態は上記に示されたように、+Vrefおよび
−Vref電圧源上の1ビット・データ等のディジタル・デ
ータに依存したローディングである。この形態のデータ
依存ローディングは、本明細書ではディジタル・データ
依存性として分類される。しかし、しばしばアナログ・
データ依存性(analog data dependency)と呼ばれるもう
1つの形態のデータ依存性がある。Vref上のアナログ・
データ依存性は、アナログ入力電圧Vinの変化によって
直接に引き起こされる。
関するアナログ・データ依存ローディングの問題が示さ
れている。負荷回路26は、クロックφ1でサンプルさ
れている状態、すなわち電荷のローディングがキャパシ
タCr に生じている状態を示すものである。キャパシタ
Cr 上の電荷がクロックφ2に完全に放電されない場
合、図に示す負荷28と等価となる。負荷28は、抵抗
成分32を介した残存電荷からなる電流源30としてモ
デル化される。抵抗成分32は±Vrefを発生する基準電
圧源の出力抵抗である。抵抗成分32を介しての負荷電
流源30は、Vref電圧に電圧ドロップを引き起こす。し
たがって、Vref(実際値)=Vref(理想値)−Rload×
Iloadとなる。Rloadは、抵抗成分32の抵抗値であ
る。Iloadは、電流源30の電流値である。Iloadは1
ビット・データYに(Y=1またはY=−1のいずれに
も)比例するため、VrefはYに比例する。このように、
従来のスイッチト・キャパシタ回路の1ビットD/A変
換器12は、Vref上にデータに依存した電荷負荷を発生
させ、このためにVrefのYによる変調が起こる。
要である。量子化雑音が存在する高周波域(すなわちf
s /2:fs はサンプリング周波数)付近の交流(A
C)成分によりVrefがわずかでも変調されると、デルタ
−シグマ変調器10によって、この量子化雑音が変調さ
れ再び通過帯域(すなわち直流(DC)付近)に戻され
てしまう。たとえば、Vinがフルスケール電圧の範囲(p
eak-to-peak)の正確に中間にある場合には、1ビット・
データYのデューティ比(duty cycle)は50%となり、
fs /2のクロックとほぼ等価となる。このことは、V
refがfs /2の変調を受けることを意味する。Vref上
のデータ依存性ローディングを最小化して、帯域内雑音
の増加を防ぐことが重要である。Vref電圧源上で形成さ
れる交流成分の問題と、この交流成分が通過帯域スペク
トル(passband spectrum) に与える影響とは、よく知ら
れており、以下の論文に記述されている:S. Harris
著"How to Achieve Optimum Performance from Delta-S
igma A/D and D/A Converters (デルタ・シグマA/D
およびD/A変換器の最適動作を達成する方法)" 、J.
Audio Eng. Soc. Vol. 41、No. 10 (October 1993), p
p. 782-790(ここで参照することにより本明細書の一部
を構成する)。
流成分の問題を除去する試みがなされてきた。多くの研
究者は、別の放電回路をスイッチト・キャパシタ回路内
に用いた。図3に、このような回路が示されており、ス
イッチト・キャパシタ回路12aは、スイッチト・キャ
パシタ回路12に放電スイッチ36および38を付け加
えて図示されている。スイッチ36および38は、使用
されていないキャパシタCr 上の一切の電荷を放電する
役割を果たす。より具体的には、スイッチ36および3
8は、積分器14aの加算ノード上に放電する際に選択
されないキャパシタをグランドに放電させる。たとえ
ば、Y=1の時キャパシタ22a上の電荷が加算ノード
(summing node)に放電される場合は、キャパシタ24a
にサンプルされた−Vref電圧がグランドに放電される。
Y=−1の時は逆の動作を行う。スイッチ36および3
8は、−Vrefおよび+Vrefに対する電荷負荷を、Y=1
またはY=−1スイッチを選択するのに用いられる1ビ
ット・データにかかわりなく一定にするのに有効である
ことがわかる。図3の技術は、よく知られており、米国
特許第4,851,841号で説明されている(ここで
参照することにより本明細書の一部を構成する)。
グは、図3に示された構成によって除去されるが、スイ
ッチト・キャパシタ回路12aでは、必要なスイッチが
増加するという問題がある。放電スイッチ36および3
8をさらに付け加えることは、制御シーケンスを複雑に
し、設計を困難にするだけである。したがって、図1お
よび図3に示されたものより少ないスイッチとより少な
いキャパシタとを有する、より単純なスイッチト・キャ
パシタ回路を用いることが望ましい。より単純な構成
は、図4に関して示されている。
ト・キャパシタ積分器部分40が示されており、この変
調器には、改良されたスイッチト・キャパシタ回路12
bが用いられている。スイッチト・キャパシタ回路12
bは、スイッチト・キャパシタ回路12や12aより少
ないキャパシタで構成されている。より具体的には、ス
イッチト・キャパシタ回路12bは、3個のキャパシタ
を用いることがなく、単一の「共用キャパシタ(シェア
ード・キャパシタ(shared capacitor)ともいう。)」C
S を組み入れている。共用キャパシタCS は、Vinをサ
ンプルするだけでなく、さらに1ビット・データに応じ
て+Vrefまたは−Vrefをサンプルするのにも共用され
る。すなわち、Vinをサンプルする役割と、1ビットD
/A変換機能を単一のキャパシタで実現している。単一
の共用キャパシタを用いることで、集積回路上の容量エ
リア(capacitor area)が最小化されるだけでなく、さら
に重要なこととして、アナログ入力信号Vinのサンプリ
ングと1ビット・データにより選択される基準電圧源電
圧+/−Vrefとの間に積分した時の利得誤差(gain erro
r)をなくすことができる。
から、共用キャパシタ構成を用いることが望ましい。し
かし、データ依存性の問題は依然として残されている。
たとえば、図4に示された構成を用いると、Y=−1の
場合に、クロックφ2において共用キャパシタCS に+
Vrefが供給する電荷は、Q=CS (Vref−Vin)であ
る。しかし、Y=1の場合には、共用キャパシタCS に
+Vrefが供給する電荷は、Q=0となる。
パシタを用いた構成でも存在する。図4に示された共用
キャパシタ回路を用いることは望ましいがその一方で、
このスイッチト・キャパシタ回路に改良を加えて、デー
タ依存性の問題をなくさなければならない。したがっ
て、新規な構成は、共用キャパシタの利点を有しながら
欠点がないように工夫しなければならない。部分的な解
決方法が図5に示されている。
タ回路12cが、全差動型スイッチト・キャパシタ積分
器42のフロント・エンドとして接続されている図であ
る。回路12cは、回路12bを全差動構成にしたもの
で、共有キャパシタの利点を有している。回路12cは
互いに逆極性の基準電圧源(すなわちVref+ およびVref
- )を用い、これらの基準電圧を特定の極性のアナログ
入力電圧(すなわちVin+ またはVin- )と選択的に組
み合わせている。Vref+ およびVref- がYの極性にかか
わらず同容量Cs であるキャパシタ44と46のどちら
かに必ず電荷を充電するため、この回路では、1ビット
・データによるディジタル・データ依存性を除去するこ
とができる。
ディジタル・データ依存性は取り除かれるが、アナログ
・データ依存性は依然存在する。+Vrefおよび−Vrefが
供給する電荷は、Vinに依存するのみで、Yの値には依
存しない。たとえば、Y=−1の場合は、+Vrefによる
共有キャパシタ44上の電荷の供給は、Q=CS (Vref
+ − Vin+ )である。Y=1の場合には、+Vrefに
よる共有キャパシタ46上の電荷の供給は、Q=CS
(Vref+ − Vin- )である。Vin+ は、Vin- とは
等しくないため、Vin依存性がなお問題となる。
ることによる利点は、Ribnerらの"AThird-Order Multi
Stage Sigma-Delta Modulator With Reduced Sensitivi
tyTo Nonidealities(対非線形性感度を低下させた3次
多段シグマ・デルタ変調器)" 、IEEE JR. of Solid-St
ate Circuits、Vol. 26 、No. 12(December 1991)、p
p. 1764-1774 に説明されている(ここで参照すること
により本明細書の一部を構成する)。全差動信号、共有
キャパシタおよび全差動積分器を用いることにより、か
なりの部分のデータ依存性を解決することができる。し
かし、このような構成では、アナログ・データ依存性の
問題は解決されない。
は、スイッチト・キャパシタ回路の構成を改良すること
によって大部分解決される。このスイッチト・キャパシ
タ回路は、A/D変換器内にデルタ−シグマ変調器の一
部分として構成される。本明細書におけるデルタ−シグ
マ変調器は、アナログ入力信号を変換するのに用いられ
る。この改良されたスイッチト・キャパシタ回路の構成
を、それと同様のスイッチト・キャパシタ負荷回路と組
み合わせることによって、ディジタルおよびアナログ・
データ依存性の問題は回避される。
のいずれもが、このデルタ−シグマ変調器を有する負荷
回路を用いることによって実質的に取消される。この負
荷回路は、基準電圧+/−Vrefと入力電圧Vinとを受け
るという点で、スイッチト・キャパシタ回路と類似して
設計される。負荷回路は、スイッチト・キャパシタ回路
によるデータ依存したローディングと、反対の極性のデ
ータ依存性を有するローディングを発生させる。これに
よって、基準電圧+/−Vrefのスイッチト・キャパシタ
回路によるデータ依存性は、負荷回路による反極性のオ
フセット負荷により相殺される。
変調器がVref電源に対して確定する+Vinまたは−Vin
の値にかかわりなく、効果的かつ効率的に取消す。負荷
回路は、デルタ−シグマ変調器から分離されるが、同じ
+/−Vinおよび+/−Vref信号を、デルタ−シグマ変
調器のスイッチト・キャパシタ回路をレプリカしたスイ
ッチト・キャパシタ回路として受ける。本発明のデルタ
−シグマ変調器は、共用キャパシタを全差動増幅器と共
に用いることにより、性能および費用のいずれの面でも
魅力的なものとなる。デルタ−シグマ変調器と同じモノ
リシック基板上に形成される負荷回路は、基準電圧Vref
およびアナログ入力電圧Vinを受ける役割と、さらに重
要なこととして、デルタ−シグマ変調器によって引き起
こされる+/−Vref電源上のデータ依存したローディン
グをキャンセルする役割とを果たすスイッチト・キャパ
シタ回路を備えている。
は、入力電圧および基準電圧を選択的にサンプルする共
用キャパシタとして示されるスイッチト・キャパシタ回
路を含む。共用キャパシタは、正極性のアナログ入力電
圧(Vin+ )を第1クロック・サイクルφ1中にサンプ
ルするように接続される。この共用キャパシタは、第1
のクロック・サイクルφ1に続く第2クロック・サイク
ルφ2中に+Vrefと−Vrefのいずれをもデータ値Yに依
存してサンプルする。負荷回路のキャパシタは、負極性
のアナログ入力電圧(Vin- )を第1クロック・サイク
ル中にサンプルするように接続される。この負荷回路
は、第2クロック・サイクルφ2中に共用キャパシタと
同極性の基準電圧源をサンプルする。
が基準電圧に与える負荷とは反対の負荷を基準電圧に付
加して、アナログ入力電圧が基準電圧に対して付加する
データ依存性を実質的に打ち消す。この負荷は、デルタ
−シグマ変調器の共用キャパシタにより受けられるアナ
ログ入力電圧と同じ大きさのかつ逆極性のものである。
すなわち、負荷回路は、オフセット電圧を変調器の共用
キャパシタで受けられるアナログ入力電圧に追随させ
る。いかなる場合も、負荷回路は、こうすることでアナ
ログ入力電圧Vinの変化によって引き起こされる一切の
データ依存性負荷を実質的に打ち消す。
ディングは、アナログ入力信号およびその変化に全く独
立である。さらに、負荷回路は、共用キャパシタ上の電
荷をY電圧データ値から独立させる。ある実施の形態に
おいては、D/A変換器に入力されるデータとして、2
つの論理状態すなわち値Y=−1およびY=1がある。
他の実施の形態においては、D/A変換器に入力される
データとしては、3つの論理状態Y=−1、Y=1およ
びY=0がある。
アナログ入力電圧を第1のクロック・サイクルで第1の
キャパシタにサンプルし、続く第2のクロック・サイク
ルで基準電圧を基準にして前記サンプルされた電荷を放
電することにより、前記第1のアナログ入力電圧と前記
基準電圧との差分に相当する電荷を加算ノードを介して
積分するスイッチト・キャパシタ回路および演算増幅器
を有するスイッチト・キャパシタ積分器と、前記第1の
アナログ入力電圧と相補的な第2のアナログ入力電圧を
前記第1のクロック・サイクルで第2のキャパシタにサ
ンプルし、前記第1および第2のアナログ入力電圧に依
存した電荷ローディングを打ち消すように構成された負
荷回路とを備えたデルタ−シグマ変調器である。
て、前記負荷回路は、前記第2のクロック・サイクルで
前記第2のアナログ入力電圧と前記基準電圧との差分に
相当する電荷を放電することができる。
て、前記基準電圧が2値以上の電圧レベルの複数の基準
電圧源から供給され、量子化器からのディジタル・デー
タに基づいて、前記スイッチト・キャパシタ積分器のキ
ャパシタと前記負荷回路のキャパシタのそれぞれに前記
基準電圧がサンプルされることができる。
て、量子化器からのディジタル・データが+1、−1、
0に相当する3値であり、前記基準電圧が相補的な2値
の電圧レベルと該2値の中間レベルとの3値からなり、
前記スイッチト・キャパシタ積分器のキャパシタは、前
記量子化器のディジタル・データに対応する基準電圧に
接続されるとともに、前記負荷回路が、前記第1のアナ
ログ入力電圧と相補的な第2のアナログ入力電圧を前記
第1のクロック・サイクルで第2のキャパシタにサンプ
ルし、ディジタル・データが+1、−1の場合に、前記
第2のクロック・サイクルで前記相補的な2値の電圧レ
ベルを有する基準電圧を基準にして前記第2のキャパシ
タにサンプルされた電荷を放電する第1の負荷回路と、
前記中間レベルを前記第1のクロック・サイクルで第3
のキャパシタにサンプルし、ディジタル・データが0の
場合に前記第2のクロック・サイクルで前記相補的な2
値の電圧レベルの一方の基準電圧を基準にして前記サン
プルされた電荷を放電する第2の負荷回路を備えたこと
とすることができる。
詳細な説明を読むことおよび添付図面への参照により明
らかとなる。
調器のフロントエンドのさまざまな実施の形態が示され
ている。このフロントエンドは、スイッチト・キャパシ
タ積分器と負荷回路とを用いている。このスイッチト・
キャパシタ積分器と負荷回路とを一緒に使用して、基準
電圧に影響を与える一切のデータ依存性ローディングも
打ち消されるようになっている。このため、負荷回路
は、データ依存性の問題を取り消す役割を果たし、さら
に具体的には基準電圧源上のデータ依存した交流成分を
実質的に除去する役割を果たす。したがって、本発明の
負荷回路を用いるデルタ−シグマ変調器は、データに依
存する基準電圧の変調によって引き起こされる通過帯域
内雑音増加の影響を受けにくいものとなる。
れるデルタ−シグマ変調器60が示されている。デルタ
−シグマ変調器60は、スイッチト・キャパシタ回路6
2と、全差動積分器64とを含む。変調器60が、図1
の量子化器と同様の量子化器等の数多くのその他の構成
素子を含むことは知られている。簡潔のために、スイッ
チト・キャパシタ回路62および全差動積分器64だけ
を図示することで、本説明と直接関係のない事柄で不必
要に混乱させることなしに、本発明の利点に関する十分
な理解が得られる。
6および68で図示しており、最小限の個数のキャパシ
タおよびスイッチを回路62内に有する利点を示してい
る。スイッチト・キャパシタ回路62は、クロックφ1
にサンプルされたアナログ入力Vin+ /Vin- からYデ
ータの極性に応じてVref+ またはVref- を引算し、その
差分電圧に比例した電荷をクロックφ2において、全差
動積分器へ放電する。例えば、ディジタル・データ値Y
=1の場合は、Vref+ がキャパシタ68上の以前にサン
プルされたVin- から引算され、それと同じ時刻にVref
- は共用キャパシタ66上の以前にサンプルされたVin
+ から引算されるようにする。Vref+ およびVref- から
キャパシタ66および68に、さまざまなデータ値Y=
−1およびY=1の間に付与される電荷を項目別に示す
と、下記のとおりである:
び式3は、基準電圧Vref+ からキャパシタ66または6
8に付与される電荷を示しており、したがって基準電圧
の電荷ローディングは、アナログ入力電圧Vinに依存す
る。同様に、式2および式4は、基準電圧Vref- に対す
る負荷がアナログ入力電圧Vin- に依存することを示
す。
依存性は、負荷回路70を用いることにより補償され
る。負荷回路70は、値がキャパシタCs と等しい共用
キャパシタCsrを備えている。共用キャパシタCsrは、
参照符号72および74で示されている。したがって、
負荷回路70は、Yデータに対応した基準電圧の極性と
短絡スイッチ76とを除けば、スイッチト・キャパシタ
回路62と同一である。負荷回路70の電荷は、スイッ
チト・キャパシタ回路60の場合のように積分器には放
電しないため、位相φ2で放電するパスを必要とする。
これを行なう最も簡単な方法は、負荷回路70内の正極
および負極の各パス間に短絡スイッチ76を配設するこ
とである。
上に生成するデータ依存した電荷負荷と同じ大きさのか
つ逆極性のオフセット電荷負荷を発生する。共用キャパ
シタ72および74は、下記の負荷をVref+ およびVref
- に対して状態Y=−1およびY=1の場合に以下の負
荷電荷を発生する。:
1と式5、式2と式6、式4と式7、式3と式8とを組
み合わせて参照するとわかるように、逆極性のアナログ
入力Vin+ とVin- の絶対値が等しければ、キャパシタ
Cs のVinに関連する電荷ローディングを相殺する。こ
れらの式を組み合わせたものは、下記のように表され
る:
ディングはアナログ入力に依存したアナログ・データ依
存性を一切有しないことを意味する。つまり、アナログ
入力電圧Vinの影響を基準電圧Vrefに与えないようにす
ることができる。したがって、このアナログ・データ依
存性に起因する歪みなどの非線形性の影響をなくすこと
ができる。
グマ変調器60aが提示されている。デルタ−シグマ変
調器60aは、量子化器から出力される3つの論理値に
応答するスイッチト・キャパシタ回路62aを備えてい
る。これらの論理値は、Y=−1、Y=1およびY=0
として表される。論理値Y=0が加わることを除けば、
変調器60aは変調器60と同一である。この第3レベ
ルであるY=0の場合は、Vref+ とVref- との間の中間
であるアナログ・レベルを生成するグランド電圧源Vc
mに接続されている。スイッチト・キャパシタ回路62
aの構成により、共用キャパシタを用いたアナログ入力
サンプリングと3値のD/A変換機能を実現している。
図6の2値の量子化と同様に、この3値の場合でも、基
準電圧源上のVinのデータ依存性ローディングを除去す
るように補償することができる。このVinによるアナロ
グ・データ依存性は図6と同様の負荷回路で補償され
る。この負荷回路は図8中で負荷回路80として示され
ている。
に共用キャパシタを用いて3値のD/A変換機能を実現
した場合、1ビットのD/A変換の場合と違って、図5
のような全差動型回路構成を用いただけでは3値のデー
タによるディジタル・データ依存性は補償することがで
きない。ディジタル・データYが3値(+1、−1、
0)のうち中間値の“0”のとき、クロック2では共用
キャパシタCs はグランド電圧(Vcm)に接続される
ため、基準電圧Vref+ /Vref- から電荷は一切供給され
ない。したがって、このままでは、Yが“+1”または
“−1”の場合と、“0”の場合とで基準電圧源の電荷
ローディングの差が生じる。このような3値データのデ
ィジタル・データ依存性は図8の負荷回路82の構成を
回路62aと併せて用いれば除去することができる。
6,88および90で示される共用キャパシタを備えて
いる。キャパシタ84および86は、等しい値を有して
おり、それぞれ図7に示された共用キャパシタ92およ
び94と等価である。キャパシタ88および90は、そ
れぞれキャパシタ92および94の2倍の大きさを有す
る。
依存性負荷をY=−1およびY=1の間に下記のように
打ち消す機能を有する:
消されるためスイッチト・キャパシタ回路62a内およ
び負荷回路80内の共用キャパシタによる電荷ローディ
ングは、Vinには依存しない。Y=0の場合、スイッチ
ト・キャパシタ回路62aの共用キャパシタ92および
94は、クロックφ2の間にも基準電圧源Vref+ または
Vref- に接続されない。そのため、負荷のディジタル・
データ依存性が発生するが、この依存性も下記式15の
ように除去される。
ングはゼロとなる。負荷回路82では、Vrefの電荷ロー
ディングは、2Csr(Vref+ − Vcm)となる。グ
ランド電圧VcmはゼロなのでVrefによる負荷はY=±
1と同じとなりデータ依存性はなくなる。
は、それぞれスイッチ76、76aおよび76bが設け
られる。スイッチ76は、位相φ2でのキャパシタの放
電パスとなる。これとは別に、両方のパスのキャパシタ
の右側を互いに接続する代わりに、2個の別々のスイッ
チを各々のパスに用いることもできる。これらの別々の
スイッチは、関連する電荷をグランドにφ2の間に放電
する。さらにまた、別の実施の形態では、全く同じ差動
増幅器を用いる全差動積分器を、スイッチ76を横切っ
て接続することができる。
シグマ変調器は、変調器内の共用キャパシタへアナログ
入力電圧と基準電圧を第1クロック・サイクルφ1中に
受けることができる。負荷回路も、入力電圧および基準
電圧を受ける。負荷回路は、スイッチト・キャパシタ回
路が基準電圧に与える負荷とは反対の負荷を基準電圧に
付加して、アナログ入力電圧が基準電圧に対して付加す
るデータ依存性を実質的に打ち消す。この負荷は、変調
器の共用キャパシタにより受けられるアナログ入力電圧
と同じ大きさのかつ逆極性のものである。すなわち、負
荷回路は、オフセット電圧を変調器の共用キャパシタで
受けられるアナログ入力電圧に追随させる。いかなる場
合も、負荷回路は、こうすることでアナログ入力電圧の
変化によって引き起こされる一切のデータ依存性負荷を
実質的に打ち消すことができる。
ディングは、アナログ入力信号およびその変化に全く独
立することができる。さらに、負荷回路は、共用キャパ
シタ上の電荷をY電圧データ値から独立させることがで
きる。
−シグマ変調器の略図である。
シタ回路をモデル化した図である。
パシタ回路を有する変調器の略図である。
シグマ変調器の略図である。
た変調器の略図である。
基準電圧源上のアナログ入力電圧のデータ依存ローディ
ングを打ち消すように結合された本発明のスイッチト・
キャパシタ積分器および負荷回路の略図である。
他の実施の形態のデルタ−シグマ変調器の図である。
る。
Cs 70,80,82 負荷回路 72,74,84,86 共用キャパシタCsr 76 短絡スイッチ 88,90 共用キャパシタ2Csr
Claims (4)
- 【請求項1】 第1のアナログ入力電圧を第1のクロッ
ク・サイクルで第1のキャパシタにサンプルし、続く第
2のクロック・サイクルで基準電圧を基準にして前記サ
ンプルされた電荷を放電することにより、前記第1のア
ナログ入力電圧と前記基準電圧との差分に相当する電荷
を加算ノードを介して積分するスイッチト・キャパシタ
回路および演算増幅器を有するスイッチト・キャパシタ
積分器と、 前記第1のアナログ入力電圧と相補的な第2のアナログ
入力電圧を前記第1のクロック・サイクルで第2のキャ
パシタにサンプルし、前記第1および第2のアナログ入
力電圧に依存した電荷ローディングを打ち消すように構
成された負荷回路とを備えたことを特徴とする共用キャ
パシタを用いたデルタ−シグマ変調器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の共用キャパシタを用い
たデルタ−シグマ変調器において、 前記負荷回路は、前記第2のクロック・サイクルで前記
第2のアナログ入力電圧と前記基準電圧との差分に相当
する電荷を放電することを特徴とする共用キャパシタを
用いたデルタ−シグマ変調器。 - 【請求項3】 請求項2に記載の共用キャパシタを用い
たデルタ−シグマ変調器において、 前記基準電圧が2値以上の電圧レベルの複数の基準電圧
源から供給され、量子化器からのディジタル・データに
基づいて、前記スイッチト・キャパシタ積分器のキャパ
シタと前記負荷回路のキャパシタのそれぞれに前記基準
電圧がサンプルされることを特徴とする共用キャパシタ
を用いたデルタ−シグマ変調器。 - 【請求項4】 請求項1に記載の共用キャパシタを用い
たデルタ−シグマ変調器において、 量子化器からのディジタル・データが+1、−1、0に
相当する3値であり、前記基準電圧が相補的な2値の電
圧レベルと該2値の中間レベルとの3値からなり、前記
スイッチト・キャパシタ積分器のキャパシタは、前記量
子化器のディジタル・データに対応する基準電圧に接続
されるとともに、前記負荷回路が、前記第1のアナログ
入力電圧と相補的な第2のアナログ入力電圧を前記第1
のクロック・サイクルで第2のキャパシタにサンプル
し、ディジタル・データが+1、−1の場合に、前記第
2のクロック・サイクルで前記相補的な2値の電圧レベ
ルを有する基準電圧を基準にして前記第2のキャパシタ
にサンプルされた電荷を放電する第1の負荷回路と、前
記中間レベルを前記第1のクロック・サイクルで第3の
キャパシタにサンプルし、ディジタル・データが0の場
合に前記第2のクロック・サイクルで前記相補的な2値
の電圧レベルの一方の基準電圧を基準にして前記サンプ
ルされた電荷を放電する第2の負荷回路を備えたことを
特徴とする共用キャパシタを用いたデルタ−シグマ変調
器。
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